ジョン・ミアシャイマー:台湾 アメリカが絶対に勝てない戦争 「地政学」が「戦略」を負かす
https://www.youtube.com/watch?v=gZSnIBLjhqY
ええか、世界最強の軍隊がな、『地理的に守るんが不可能な場所』を守ると約束したらどないなると思う? 台湾危機っちゅうんは、アメリカの『世界的なパワー』が、中国の『地域的な圧倒的優位』に挑む究極のテストや。けどな、その計算結果はあまりにも冷酷や。アメリカは家から11,000キロも離れた場所で戦わなあかんのに、中国はわずか180キロ先の基地から作戦を練っとる。 これは単なる『不利』やない。戦略っちゅう皮を被った『地理的な不可能』やねん。
俺は数十年にわたって、地理がいかに軍事的な結果を決めるか分析してきた。ハイテク武器があろうが同盟国と組もうが、根本的な『距離』の壁は超えられへんのや。 軍事プランナーが一生かけて避けようとする『地理的な悪夢』、それが台湾や。アメリカは勝てへん。勇気やテクノロジー、政治的な意志がどんだけあっても、物理法則には勝てんのや。
具体的に数字を見てみよか。 中国本土から台湾までは約180キロ、アメリカ本土からは約11,000キロや。 中国のミサイルは数分で台湾に届く。けどアメリカの援軍は、輸送ルートが開いてたとしても到着までに数週間かかる。中国は台湾から800キロ圏内に数十もの基地を持っとるけど、アメリカは数えるほどしかないし、それも開戦と同時に真っ先に狙われる同盟国の施設や。 中国は『自宅』で戦い、アメリカは『世界で一番長い補給線の果て』で戦う。古代から続く『距離の暴力』が、アメリカの弱点を何倍にも膨らませ、中国の利点を最大化しとるんや。
ロジスティクス(物流)の計算をしてみ。これが一番エグい。 米軍が作戦を維持するには、兵士一人あたり一日40トンの物資(弾薬、燃料、食料、医療品)が必要や。もし10万人の米軍を台湾に送り込んだら、毎日400万トンの物資を届けなあかん。 けど、台湾の周囲1,600キロは中国の対艦ミサイルの射程内や。輸送船が一隻沈むたびに、数千人の兵士の数日分の命綱が消える。太平洋3,000マイル(約4,800キロ)にわたって中国の潜水艦がうろついとる中で、補給線を完璧に守るなんて数学的に不可能や。
空軍の話もせなあかん。台湾の上空で優勢を保つには、戦闘機を飛ばすためだけに、毎日50機の空中給油機をフル稼働させなあかん。でも戦闘で壊れ、故障し、作戦が激しくなれば、補給能力なんてすぐ限界を超えるわ。 中国軍が72時間で上陸作戦を成功させる可能性がある一方で、アメリカの空母打撃群が前線基地から駆けつけるのに10日から14日かかる。アメリカが腰を上げる前に、中国のミサイルが台湾の防衛能力を数時間で無力化してまうのが現実や。
アメリカが動くには、数週間単位の「動員時間」が必要や。その間に、中国の地上の防空システムは、空母から飛び立つアメリカの航空部隊を絶え間なく妨害し続けることができる。アメリカの海軍航空隊は、常に狙われやすい「空母」っちゅう脆弱なプラットフォームから戦わなあかんのやから、制空権を維持し続けるなんて至難の業や。
それに、航空機の「生産力」の差もえげつない。 中国の航空機生産は、平時からすでに「戦時レベル」のフル回転や。対してアメリカの生産は、混乱に弱いグローバルなサプライチェーンに依存しとる。 この生産力の差があるから、戦争が長引けば長引くほど、中国軍はどんどん強くなり、アメリカ軍は消耗戦でボロボロになっていく。戦いながら機体を補充する能力が、アメリカにはもうないんや。
さらに「同盟国の重荷」も深刻や。地理的な不利のせいで、同盟国が参加しようとすればするほど、かえってアメリカの作戦をややこしくし、課題を山積みにさせてまう。
空輸作戦(エアモビリティ)にしたってそうや。 最大射程で作戦を維持して、十分な出撃回数を確保しようと思ったら、空中給油のコストだけで毎日1億ドル(約150億円)以上もかかる計算や。ただガソリンを空で受け渡すだけで、毎日それだけの金が飛んでいくんやで。
コストも天文学的や。空母打撃群一つ動かすだけで月20億ドル。長距離精密ミサイルは一発500万から1,000万ドル。中国はミサイルより早くターゲットを再生できる。
しかもな、これら天文学的な作戦コストっちゅうんは、あくまで「補給線が維持できとる」っちゅう甘い前提での話や。 中国の「接近阻止・領域拒否(A2/AD)」能力は、補給を維持するコストをどんどん跳ね上げよる。高強度の戦闘が長引けば、最後には補給を続けること自体が物理的に不可能になるんや。
アメリカはな、「テクノロジーの優位があれば地理的な不利なんて克服できる」と思い込んどるけど、それは幻想や。 中国はまさに「台湾有事」のためだけに、アメリカの技術的優位を無力化する「非対称な返し」を磨き上げてきたんやからな。
例えば、アメリカが自慢しとるステルス機。あんなもん一時的なアドバンテージにしかならへん。中国の統合防空システムは、複数のセンサーや多様な迎撃方法を使って、ステルスの効果を削ぎ落としてくる。 電子戦にしたって、動くプラットフォーム(空母や航空機)に頼らなあかん攻撃側(アメリカ)より、どっしりと固定施設から仕掛けられる防御側(中国)の方が圧倒的に有利なんや。
極めつけは中国の極超音速ミサイルや。 アメリカの反撃が届かへんような遠距離から、アメリカの艦隊を正確にぶち抜ける。しかもそのスピードは、今の防御システムでは迎撃することが「数学的に不可能」な領域に達しとるんや。
アメリカは『ステルス機があるから大丈夫』と言うとるけど、中国の防空システムは複数のセンサーでそれを無力化しにかかっとる。中国の極超音速ミサイルは、今のアメリカの防御システムでは迎撃不可能や。
もし通常兵器で勝てんとなったら、アメリカは核を使うんか? 台湾のために世界を滅ぼすリスクを取るんか? 核を使ったとしても、地理的な不利は解消されへん。中国の核はアメリカの空母を確実に沈められるからな。
さらに核の話やけどな、通常兵器のバランスがどうであれ、中国の核戦力はアメリカの「パワー投影プラットフォーム(空母とか)」をいつでも消し飛ばせるんや。
それに、台湾防衛を成功させるために必要な「作戦のテンポ(回転数)」が、もう維持できるレベルを超えとる。安全な基地から最大射程で戦わなあかん米軍にとって、これは致命的や。 アメリカの航空機はな、激しい戦闘になればなるほど、ものすごい頻度でメンテナンス(整備)せなあかん。でも、これだけ距離が離れとったら、高強度の戦闘中にまともな整備なんて物理的に不可能やねん。
「パイロットの疲労」も決定的な要因になるで。 十分な休息も取れんまま、毎回限界ギリギリの長距離飛行を強いられるんや。機体の故障率も、安全な施設がない戦場での応急処置が続けば、指数関数的に跳ね上がっていく。 中国軍はな、整備能力が完璧に整った安全な基地をいくつも持っとる。対してアメリカは、狙われやすい前線基地か、さもなくば作戦効率をガタ落ちさせる遠く離れた基地に頼るしかないんや。
情報収集(インテリジェンス)や監視の面でも、中国が圧倒的に有利や。 中国は自分の手の内を知り尽くした領土から作戦を立てられるけど、アメリカは広大な海を越えて、中国が隠しとる作戦準備を必死で探らなあかん。 衛星監視いうても限界がある。中国は本土の堅牢な施設に隠れて動けるけど、アメリカの艦隊は太平洋を渡っとる間中、中国の監視システムから丸見えや。
通信の傍受についても同じや。 中国は安全な「有線(地上回線)」を使って指示を出せるけど、アメリカは最大射程で動くために、常に傍受のリスクがある「衛星通信」に頼らなあかんのやからな。
さらに外交的な孤立のリスクもある。 世界中の多くの国は、台湾問題を『中国の内政問題』と見とる。欧州やアフリカ、東南アジアの国々は中国との経済関係に依存しとるから、アメリカのために心中する気はない。 アメリカが台湾に全リソースを突っ込んどる間に、中東や欧州、中南米での影響力はスカスカになる。国内のインフラや経済もボロボロになるやろ。
歴史を振り返ってみ。地理的不利が最強の軍隊を負かした例はいくらでもある。アメリカ独立戦争でのイギリス軍、第2次大戦のドイツ軍、太平洋での日本軍……補給線が伸び切ったところから崩壊は始まるんや。
結論は数学的に明白や。 台湾は『アメリカが勝てない戦争』や。地政学が戦略を打ち負かすからや。 距離、ロジスティクス、持続可能性……どれをとっても絶望的や。 アメリカは、物理法則が『勝てん』と言うとる戦争に突っ込む前に、この現実を直視せなあかん。
台湾を守りたいっちゅう『道徳的』な思いはあるかもしれんけど、地理が『軍事的な防衛』を不可能にしとる。 賢明な判断っちゅうんは、不可能なミッションを始める前に見極めることや。負けてから『やっぱり地理には勝てんかった』と学ぶ代償は、アメリカの世界的な地位を永遠に失墜させるほど重い。
地政学は運命や。台湾の地理は、アメリカがどない足掻こうと、最終的には中国のコントロール下に置かれる運命を選んどるんや。 失敗から学ぶより、最初から不可能なことはせんほうがええ。それが真の知恵っちゅうもんや。


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