2026年1月1日木曜日

マルタ・ハヴリシュコ x グレン・ディーセン:長期戦という罠にハメられたウクライナ

https://www.youtube.com/watch?v=RxJXYH_RLOc

ディーセン: 「マルタはん、また来てくれておおきに。今、ウクライナで起きてることは、ほんまに心が張り裂けるような惨状や。一つの国が、事実上、破壊され尽くそうとしとる。 俺が西欧にいて心底ショックなんは、今ここで『どうすればウクライナの安全と生存を守れるか』っていう、まともで真剣な議論が完全に欠落しとることや。 今、欧州で許される唯一の立場は『ウクライナの味方なら、NATOに引き込んでロシアと徹底対決して叩き潰せ』っていうもんだけ。でも俺は、2004年も、2008年も、そして2014年以降もずっと警告してきた。ウクライナをNATOの軌道に乗せようとすれば、安全どころか、国そのものが滅びるってな。

これは俺の個人的な『推し』やのうて、単なる現実の認識や。大国がどう動くかという話や。もしロシアがメキシコを対米最前線にしようとしたら、アメリカかて同じことするやろ? 俺が警告した通りのことが起きてしもた。なのに、今までずっとNATO拡大を推し進めて、外交を拒否して、ロシアの言い分を無視してきた連中が、いまだに『ウクライナの味方』の面をして、戦争を続けろ、妥協はするなと煽っとる。一方で、自制を求めてきた人間は『反ウクライナ』や『親ロシア』と決めつけられて、議論の場から追い出される。ジョン・ミアシャイマーが言うた通り、ウクライナを大切にしてるフリをした連中に、破滅の道(プリムローズ・パス)へ誘い込まれたんやな。

俺はな、『慈悲(コンパッション)』なんて言葉が聞こえるたびにゾッとするんや。それがいつの間にか、『もっと戦争を続けろ』『若者が逃げられんように国境を固めろ』、果ては『欧州におる難民を戦場に送り返せ』っていう、おぞましい政策の言い訳に翻訳されとる。 マルタはん、あんたもウクライナ人でありながら、今の政策を批判してるからって『反ウクライナ的なウクライナ人』やと叩かれとるらしいな。そのあたりの、現場の歪みはどう見えとるんや?」

マルタ: 「その通りやわ。今のウクライナで『自衛の権利』っちゅうマントラ(お題目)を聞くたびに思う。確かに人には自衛の権利がある。でも同時に**『自分を守らん権利』**もあるはずや。危険から逃げる権利、自分の命を危険にさらさん権利、そして『肉挽き機(ミート・グラインダー)』に送られん権利や。 今の勝利計画なんて、現場から見れば危ういもんよ。2023年の秋の反転攻勢が失敗してから、ウクライナは2年間、ひたすら領土を失い続けてる。

戦争を煽る連中は地図を見て『ウクライナは広いから、たった数パーセント失っただけや』なんて言うけどな、ええ加減にせえよ。これは領土の問題やない、人間の命の問題や。軍事墓地に並ぶ若い男らの数、数えてみたことあるんか? 身体を欠損した兵士、夫を亡くした未亡人、親を失った孤児がどれだけ生まれたか。

リヴィウの墓地には、私の親戚も眠っとるわ。軍隊なんて1ミリも知らん、ただの民間人やったのに、無理やり動員されて、最初の戦闘で、たった3週間で死んだんや。私は彼に、愛国的義務なんて捨てて、脱走(デザート)してでも生き延びてほしかった。 この戦争はもう勝てる見込みがない(Unwinable)んや。西側がウクライナを勝たせるために何をしてくれた? 900億ユーロを2年かけて工面するのにも四苦八苦して、その先は? ドイツも引き渡しを減らし、ハンガリーやスロバキア、チェコもこのスキームから抜けようとしとる。アメリカは支援を止めて、欧州に武器を売る商売に切り替えただけや。」

マルタ(さらに畳み掛ける): 「金も武器もないけど、一番致命的なんは『人間』が底をつきかけとることや。 2022年のあの志願兵の長い列は、今は『免除』を金で買う連中の列に変わったわ。ウクライナは腐敗しきった国や。戦争がその腐敗をさらに巨大化させとる。 障害者手帳を偽造したり、子供が3人以上おる女性と『偽装結婚』したり。そんなスキームが何百万もの男たちを救うために売買されとるんや。 公式発表でも30万人が脱走した。これは単なる『戦争疲れ』やない。国家やシステムへの**『不信』**やねん。ゼレンスキーや勝利計画なんて、もう誰も信じとらん。

ゼレンスキーの取り巻きや、裁判官、議員、検察官の息子らは、西側で贅沢三昧な暮らしをしとる。一方で、配管工やトラック運転手の息子は路上の野良犬みたいに狩られて、バンに押し込まれて、激戦区(ホットスポット)に放り込まれる。歩兵が足らんからな。 それなのに西側は『ウクライナの男たちを国外に出すな、家にとどめて戦わせろ』と言う。自分らの息子がロシアのドローンにバラバラにされるんを見たくないから、ウクライナ人を『肉』として使っとるんや。 『ロシアは欧州の子供たちの安全を脅かす脅威や』――そう言って、他国の子供を盾にする。これは新しい形の植民地主義やし、人種差別や。もう、こんなもんは止めなあかんわ。」

ディーセン: 「今のマルタはんの話、ほんまに重たいな。ところで、NATOの第5条の話やけどな。 みんな最初の『一国への攻撃は全員への攻撃や』っていう勇ましいとこだけ引用するけど、その後の『各加盟国がどう対応するかは自分で選べる。武力行使するかどうかも含めてな』っていう、あくまで『権利』であって『義務』やない後半部分をわざと無視しとる。 ドイツが『心の中で祈っとるわ』言うてヘルメット5,000個送るだけでも、条約上の手続きは成立してまうんや。

リンゼイ・グラム(米上院議員)がゼレンスキーと『ええ契約ができた』って言うてたな。『俺らが武器を送り続ける限り、彼ら(ウクライナ人)は最後の一人まで戦ってくれる』って。 ゼレンスキー自身も2022年3月にエコノミスト誌で言うとったやんか。『西側の多くは、ロシアを弱体化させるために長期戦を望んどる。それがウクライナの死と破壊を意味していてもだ』って。 つまり、最初から『プロキシ(代理戦争)』としての役割を与えられてたんや。

それやのに、この4年間、俺らは同じ物語(ナラティブ)を聞かされてきた。 『ウクライナが勝っとる』 『ロシアのミサイルは2022年3月で底をついた』 『プーチンは病気でもうすぐ死ぬ』 『クレムリンでクーデターが起きる』 ……全部、嘘やった。 これらの目的はただ一つ、ゼレンスキーが認めた『長期戦』を維持するためや。『もう少し続ければ勝てる』っちゅう人参をぶら下げてな。 でもマルタはんが言う通り、これは領土の奪い合いやのうて『消耗戦(War of attrition)』や。相手の力を使い果たさせるのが目的。ウクライナは今、使い果たされとるんや。

2022年4月に和平交渉を蹴ったとき、西側はどうした? ロシアとの外交を全部断ち切ったんや。つまり、話し合いの道を塞いで、『最後の一人まで戦え』という道にウクライナをハメたんや。 俺はアンチ・ウクライナやない。でも、NATOは助けに来えへん。欧州には救う力も意思もない。アメリカは手を引こうとしとる。 今、欧州で出とる新しい主張はもっと酷い。『どうすればウクライナが「ゆっくり」負けるのを助けられるか』や。時間を稼いで、その間に欧州が再軍備する。ティモシェンコも、ドイツの諜報トップが『あと5年戦争を続けさせて、その間に俺らが立て直そう』なんて言うてるのを聞いて絶句しとったわ。 『ゆっくり負けさせる』ために、さらに男たちを死なせ、国を廃墟にする。こんなんがどうして『ウクライナの味方』の顔をして語られとるんや? ウクライナ国内では、この現実、どう受け止められとるんや?」

マルタ: 「ほんまに、ウクライナ社会は複雑やわ。世論調査なんて誰も信じとらん。 ゼレンスキー政権からの政治的圧力はあるし、自己検閲もひどい。何より、欧州に逃げた700万人、ロシアにおる300万人、占領下におる数百万人の声が完全に無視されとる。 『クリミアはウクライナや』ってみんな繰り返すけど、2014年の時点でクリミアの人らのアイデンティティは複雑やった。あそこに住んどるんはウクライナ民族やないし、クリミア・タタール人の多くもロシアのパスポートを受け入れて平穏に暮らしとる。ウクライナ軍に志願するタタール人なんて、ほとんどおらへんのが現実や。

でも、多くのウクライナ人が国家のプロパガンダを信じ込まされとる。 特に**『アトロシティ・プロパガンダ(惨劇プロパガンダ)』**や。歴史家として言わせてもらえば、ソ連時代のホロドモール(大飢饉)やスターリンの弾圧という『選ばれたトラウマ』を政治利用しとるんや。 『ロシアが来たら、またホロドモールが起きるぞ』『シベリア送りになるぞ』『ウクライナ語が禁止されるぞ』ってな。 おまけに、今のプロパガンダは人種差別的や。ロシア兵を『ブリヤート(アジア系)』として描き、『アジア人がお前の妻をレイプしに来るぞ』と恐怖を煽る。ナチスのやり方そっくりやわ。

でも皮肉なことに、街中で強引に男を狩り立てる『ウクライナの徴兵官』のことを、市民は『ブリヤート(占領者)』と呼んでバカにしとるんや。自国の役人をロシアの占領者と同じ扱いにしとる。 徴兵センターがロシアのミサイルで撃たれたとき、ネット上でウクライナ人が『よっしゃ!』ってお祝いのジョークを飛ばしたんを知っとるか? 警察は必死に犯人捜しをしとるけど、それくらい市民は自分らの政府と徴兵に絶望しとるんや。」

マルタ(さらに怒りを込めて): 「汚職の話もせなあかんわ。ウクライナ人にとって、今一番の問題は戦争やのうて『汚職』や。 ゼレンスキーの親友のミンディッチ(Mindage)いう実業家がおる。彼はエネルギーセクターで1億ドルの詐欺を働いた疑惑があるけど、魔法みたいにイスラエルへ逃げよった。 ゼレンスキー本人が関わっとるとみんな信じとる。2021年の彼の誕生日は、ミンディッチのマンションで祝われたんやからな。 汚職を摘発するはずのNABO(国家反汚職局)かて、実はFBIの職員がオフィスに居座っとる西側の道具や。独立なんてしとらん。

500万人の年金生活者が月70ドルの年金で喘いどる一方で、ゼレンスキーの友人らはヨットや別荘を買うとる。 ゼレンスキーは『部外者として汚職と戦う』言うて権力を握ったけど、連れてきたんは自分のコメディ番組(クヴァルタル95)の仲間15人や。その仲間らも、いよいよとなったら魔法みたいに国外へ消えよる。 一方で、2万ドル、5万ドルを払って山を越え、川を泳いで逃げようとした貧しい男らは、国境警備隊に捕まってそのまま最前線に送られる。 この不条理を、西側のリベラルやフェミニストは『もっと武器を!』と言って煽り続けとる。 でもな、武器を送るっちゅうことは、誰かがそれを使うっちゅうことや。つまり強制動員が進むっちゅうことやろ?

戦争が終わった後、何十万ものPTSDを抱えた男たちが家に帰ってくる。彼らが家庭内で暴力を振るう加害者になる未来を、誰も考えてへん。 平和協定を結んでも、戦争は終わらへん。体も心もボロボロになった何百万の人らが、痛みを抱えて生きていかなあかん。 それでも、この流血を今すぐ止めなあかん。ウクライナを廃墟にせんために。 トランプとそのアドバイザーたちが、この狂った長期戦を終わらせてくれることを、今は願うしかないわ。」

ディーセン: 「ほんまやな。ロシアの要求は屈辱的やし、これだけ犠牲を払って何も得られへん平和は苦痛や。でも、その代替案(オルタナティブ)は勝利やのうて、もっとひどい状況……ハルキウやオデーサまで失うことや。 ウクライナは今、死にかけてる。死刑判決を回避するために、一刻も早く、大国間の駒(ポーン)としての役割を降りなあかん。 マルタはん、今日はほんまに大事な、でもやりきれん話を聞かせてくれておおきに。」

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