2026年1月1日木曜日

Eurodollar University:日本が沈没しとる。一気に世界へ広がるで

https://www.youtube.com/watch?v=8tfCe2K4_20

ジェフ・スナイダーの分析

日本銀行は政策金利を上げ続けとる。日本の国債利回りも上がっとる。それやのに、日本円は下がり続けとる。 何をやってもアカン。中央銀行の連中は頭を抱えとるし、政府は文句を言うことしかできへん。

でもな、円安はただの例に過ぎんのや。これは、誰もが「何を見とるか分かってへん」から見落としとる、グローバルな問題の完璧な縮図なんや。円はいろんなメッセージを発信しとるけど、そのノイズのせいで誰の耳にも届いてへん。

ここ一週間、日本、インド、韓国……みんなドルに対して自国通貨を強くしようと必死に介入した。けど、そんなもんは一時しのぎや。すぐに何か「巨大な力」に飲み込まれて、また通貨は暴落しとる。その「巨大な力」の正体を暴くために、まずはインドのルピーと中国の人民元の話をしよう。

1. インドと中国:正反対の動きが示す真実

インドのルピーは91ルピーという過去最安値まで叩き売られた。インド中銀(RBI)は10月に数十億ドルも突っ込んで介入したけど、11月には元通り。 speculators(投機筋)のせいにしとるけど、それは政府のいつもの「責任逃れ」や。

実は、インド経済は比較的マシなんやけど、「貿易赤字」が爆発しとる。 輸出で稼ぐドルより、石油とかエネルギーを買うために出ていくドルの方が多いんや。だから、インドの企業は「ユーロドル・システム(米国外のドル市場)」からカネを借りなあかん。でも、今そのシステムが「貸し渋り」をしとる。だからルピーが売られる。これは投機やなくて、「ドルの調達コスト」というファンダメンタルズの問題なんや。

一方で、中国を見てみ。中国経済はボロボロや。不動産バブルは弾け、銀行危機が起き、消費は冷え切っとる。普通なら人民元(CNY)は暴落するはずや。でも今、元は逆に強くなっとる。なんでか?

中国はインドの真逆で、「史上最大級の貿易黒字」を持っとるんや。国内がダメやから、中国はなりふり構わず世界中に商品を「投げ売り(ダンピング)」しとる。フランスが怒って貿易戦争を仕掛けるくらいにな。その結果、1兆1000億ドルという、聖書に出てくるような巨額の黒字を叩き出しとる。

中国はユーロドル・システムからカネを借りる必要がない。投げ売りで稼いだ「余ったドル」で溢れとるんや。だから元は強い。でもな、これは「借りた時間」の上に成り立っとる。世界が中国の投げ売りに愛想を尽かしてシャットアウトしたら、人民元も一気に奈落の底や。だから中国は今、余ったドルで必死に「金(ゴールド)」を買い漁っとるんや。

2. 日本の円:消えた相関関係と「ユーロドル・プレミアム」

さて、本題の日本や。 教科書通りなら「日米の金利差」で円の動きが決まるはずやろ? でもチャートを見てみ。もう2024年の4月あたりから、金利差と円の動きはバラバラや。日銀が利上げしても円安が止まらんのは、金利差が原因やないからや。

貿易収支か? 確かに日本はインドに近い貿易構造やけど、2023年以降、貿易赤字が縮小しても円は上がってへん。じゃあ、何が円を押し下げとるんや?

答えは、「ユーロドル・プレミアム」や。

日本はグローバルな「ユーロドル活動」の巨大なハブ(中心地)なんや。だから、円の価値は純粋な金利や貿易を超えて、「ユーロドル・システムの健全性」にめちゃくちゃ敏感に反応する。

2023年の米地方銀行危機(シリコンバレー銀行とか)や、クレディ・スイスの崩壊以降、世界の金融システムは「リスク回避」に舵を切った。表向きの株価は上がっとるように見えても、裏側の「クレジット市場(貸し借りの世界)」では、ゴミみたいな債権(不動産ローンとか)への恐怖が渦巻いとる。

この「裏側のドルの目詰まり」が、円に対して「ドルを確保するための高い手数料(プレミアム)」を要求しとるんや。円安が進むっちゅうことは、世界中で「ドルの目詰まり」がひどくなっとるっていう警告信号なんや。

3. 結論:当局は何も分かってへん

中央銀行の介入も、利上げも、全部「お芝居(パペットショー)」や。彼らは存在せえへん「投機筋」という敵と戦っとるフリをしとるか、自分らには直せへん「システムの壊れ」を見ないフリしとるだけや。

通貨の暴落は、世界の金融システムが「確実」に悪化しとることを教えてくれとる。

円が弱くなればなるほど、それは世界システムが『不確実』になっとるんやなくて、むしろ『確実に悪くなっとる』という確信を市場が持っとる証拠や。


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