2026年1月15日木曜日

ラリー・C・ジョンソン:イランは米国を憎んどるわけやない……憎むだけの正当な理由があるんやが

https://sonar21.com/iran-does-not-hate-americans-but-it-has-legitimate-reasons-to-do-so/

イランは米国を憎んどるわけやない……ただ、憎むだけの正当な理由があるんや

2026年1月14日 

今日、Zoom会議で米軍の退役将軍が「イランと戦争すべきや」とぶち上げとんのを聞いたわ。トランプに開戦を促しとるわけやなかったけど、彼や大半の米国人が、いかにイランを「破壊すべき脅威」と見なしとるか、その要約は興味深いもんやった。 彼の主張はこうや。「イランは数千人の米国人、特に軍人を殺害した、救いようのないテロ国家や」と。

……ええか、これからその将軍がいかに間違っとるか、わしが証明したる。

彼の話が終わった後、わしは発言を求めてこう言うたんや。 「この45年間、イランが米軍関係者を攻撃してきたんは、大半が米国の行動に対する報復や」とな。 その場では要約版しか言えんかったけど、ここには「全貌(フル・モンティ)」を記させてもらうわ。

1. 1953年の裏切り

イランの米国に対する怒りは1953年に遡る。民主的に選ばれたモサデク首相が、CIAとMI6が仕組んだクーデター(8月19日、イラン暦でモルダード28日)で引きずり降ろされたんや。これがすべての始まりやな。

2. 1979年の革命と「イキり隊」の理屈

1979年、親米のシャハ(パーレビ国王)が倒され、ホメイニ師によるイスラム共和国が誕生した。革命の原因は、欧米とべったりで独裁を敷いた国王への不満や。

弾圧: 秘密警察(SAVAK)による異論の封じ込め。

急速な西洋化: 「白色革命」がイスラムの伝統を壊すと見なされた。

格差: 石油の富は一部に集中し、庶民は苦しんだ。

外国の影響: 1953年のクーデターの怨恨。

この激変で外交は断絶。イラン大使館人質事件(444日間)が起きたけど、これも米国が国王を支持したことへの直接の反応やったんやな。

3. イラン・イラク戦争の闇

イランが革命で弱体化したと見るや、サッダム・フセインがイランに攻め込んだ。米国はこれをそそのかし、バグダッド(イラク)側に肩入れした。イランが勝って湾岸の安定(米国の利権)が崩れるんを恐れたわけやな。

米国はイラクに数十億ドルの援助、衛星情報、さらには「二重用途」の技術を流した。1983年に戦況が泥沼化すると、イラクはマスタードガスやタブンといった化学兵器を投入した。 信じられん話やけど、米国政府はこの化学兵器計画を手助けしたんや。米国の会社(メリーランド州のアルコラック・インターナショナルなど)が、商務省の許可を得て、化学兵器の原料(チオジグリコールなど)を数百トンもイラクに輸出しとった。

米国はイラン人が虐殺されとんのを承知で支持を続け、作戦計画まで共有した(わしの亡くなった友人、ラング大佐は1988年に米国のインテリジェンスを自らイラク軍司令部へ運んどった)。この戦争で少なくとも50万人のイラン人が命を落とした。 ……これでもまだ、米国人は「なんでイランが『米国に死を』と叫ぶのか」と不思議がっとんのか?

4. レバノンとヒズボラの誕生

1982年、イスラエルがレバノンに侵攻したんがきっかけでヒズボラが生まれた。米国は「平和維持軍」として海兵隊を送り込んだが、すぐに中立の仮面を脱ぎ捨てた。戦艦ニュージャージーなどの艦砲射撃で、シリアやイラン寄りの民兵組織を攻撃し、民間人を殺害したんや。

これを「不当な介入」と見たレバノンのグループ(ヒズボラやAMAL)が報復に出た。1983年のベイルート海兵隊宿舎爆破事件で241人の米軍人が死亡。米国は1984年に屈辱的な撤退を余儀なくされ、これが米国の反イラン感情を決定的にしたわけや。

5. テロリストを飼う米国

さらに数十年後、米国は「ムジャヒディン・ハルク(MEK)」というイランの反体制グループを支援し始めた。MEKはかつて米国人を殺害し、1997年に米国自身がテロ組織に指定した連中や。それやのに、2003年のイラク侵攻後は彼らを保護し、CIAやJSOCがイラン国内での破壊活動や工作のためにMEKを訓練したという疑いがある。2007年から2012年の間にイランの科学者が5人暗殺されたけど、これも米国の黙認があったと見るんが自然やな。

6. 「数字」が語る真実

テロの定義を、ネタニヤフがかつて言うた「政治目的のための民間人に対する暴力」とするなら、事実はこうや。

イランが直接殺害した米国人: 1979年以降、ゼロに近い。

イランの「代理勢力」による米国民間人の犠牲: この46年間で50?100人以上。

米軍人の犠牲(軍事目標への攻撃): 数百人から1,000人以上(ベイルート爆破やイラク戦争での代理勢力による攻撃)。

一方、米国が21世紀にイラクとアフガニスタンで殺した民間人の数はどうや?

イラク: 約15万?21万人(直接的な暴力死のみ)。

アフガン: 約4万6,000人(間接的な死を含めれば10万人超)。

結びに

ネタニヤフの定義に従えば、西アジアで少なくとも25万人の民間人を殺害した国はどこや? それはイランやない。米国や。

この46年間、米国市民は「イランのテロの脅威」というガスライティングを受けてきたけど、米国の所業に比べればそんなもんは影みたいなもんや。米国の支援した代理勢力によるイラン人の犠牲も含めれば、死者の数は100万人に迫る。

もし、国家が悪行に対して神の裁きを受けるというのなら、今一番震えて眠らなあかんのはイランやない。米国の方や。

Here are my latest podcast interviews:

https://open.substack.com/pub/eastcalling/p/larry-johnson-and-eastcalling-january?utm_campaign=post-expanded-share&utm_medium=web

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