ラリー・C・ジョンソンのSONAR21:2026年04月29日
https://sonar21.com/no-more-bombs-for-iran-economic-war-instead/
No More Bombs for Iran, Economic War Instead?
29 April 2026 by Larry C. Johnson
イランへの爆撃は終了、次は経済戦争?
(2026年4月29日 ラリー・C・ジョンソン)
月曜の午後、トランプはワシントンに安保チームを集めて、パキスタン経由で届いたイランからの最後通牒(「まず封鎖を解け、話はそれからや」ってやつな)にどう返すか話し合った。
WSJの報道やと、トランプは爆撃を再開したり紛争から手を引いたりする代わりに、リスクの低い「経済戦争」を選んだらしい。まあ、爆弾が降ってこんのはええニュースやけど、同時にトランプはイランへの封鎖を長引かせる準備も指示した。
これがどれだけアホらしくて、実現不可能な失敗政策かってことを説明する前に、ベセント財務長官が何を抜かしたか見てみようか。
「財務省は『経済的な怒り(Economic Fury)』作戦を通じて、イランの国際的なシャドーバンキング、仮想通貨、ゴースト艦隊、武器調達ルート、テロ組織への資金源、そしてイランの石油を買っとる中国の独立系製油所(ティーポット)を狙い撃ちにしとる。これでテロ資金数白億ドルをカットしたった。
トランプ大統領の『最大級の圧力』キャンペーンで、テヘランのインフレは2倍になり、通貨も暴落しとる。
イラン最大の石油輸出拠点、ハルク島ももうすぐ貯蔵の限界や。そうなれば減産せざるを得んし、1日あたり約1億7千万ドルの損失が出て、石油インフラにも取り返しのつかんダメージが残るやろうな。我々はこれからも、テヘランに手を貸す奴ら全員を制裁に追い込んでいくで」
……とまあ、えらい自信満々やけどな。
現実を見てみ。アメリカが封鎖しとるはずやのに、イランは今もペルシャ湾から石油タンカーを出し続けとる。ルートを塞がれても、お構いなしに積み込みしとるんや。
4月20日には、少なくとも2隻の満載タンカー(ヒーロー2号とヘディ号)がアメリカの封鎖をすり抜けていった。約900万バレルの石油を運ぶ船団の一部やな。こういう「ゴースト艦隊」のタンカーは、だいたい位置信号を切って走っとる。
紛争開始から少なくとも52隻のゴーストタンカーがペルシャ湾を出て、マレーシア経由で中国行きの船に石油を移しとるんや。
ここでアメリカが直面しとる問題がある。
もしアメリカ海軍がイランの船を1隻止めて拿捕したとしたら、その船を米軍の管理下まで連行するために、海軍の船を1隻付き添わせなあかん。そんなことを大規模にやるだけの船の数が、今のアメリカ海軍にはないんや。
イランが20隻のタンカーを一斉に出したらどうなる? アメリカが止められるんはせいぜい2、3隻で、残りは全部封鎖を突破して目的地に着いてまう。
輸入の方はどうやってるかって?
パキスタンのファルス通信によると、アメリカの封鎖をバイパスするために、パキスタンはイランへの陸路を6つも開放したらしい。3,000個以上のコンテナが今、陸路でイランに向かっとる。
皮肉な話やけど、実際にホルムズ海峡を閉じたんはイランやのに、アメリカが「自分らが封鎖しとる」って言い張るもんやから、世界経済が混乱しとる責任の矛先がアメリカに向いとるんや。
イランは賢いで。友好国に向かう船だけを通したりして、上手いこと支持を集めとる。アメリカ海軍にはそれを全部止める力はないしな。
俺の友人のアレックス(Reporterfy)が言う通り、世界経済は2008年のリーマンショックよりひどい逆風にさらされるやろう。そうなれば、アメリカは「実体のない、メンツだけの封鎖」をやめて、イランと交渉せざるを得んくなる。
イラン側も別に助けてくれなんて泣きつかへん。彼らにはロシアと中国が、経済的にもガッツリついとるからな。
ベセント財務長官は「経済戦争でイランやロシア、中国を屈服させられる」なんてトランプに嘘をついとるけど、そんなん絶対起きへん。
むしろ、映画『脱出(Deliverance)』のネド・ビーティみたいに、屈辱を味わわされるんはアメリカの方やろうな。
https://sonar21.com/iranian-leaders-are-not-divided-the-trump-administration-is/
Iranian Leaders Are Not Divided… The Trump Administration Is
28 April 2026 by Larry C. Johnson
イランの指導者は一枚岩や…バラバラなんはトランプ政権の方やで
(2026年4月28日 ラリー・C・ジョンソン)
この2週間ほど、ドナルド・トランプとその取り巻き連中は「イランの政治・軍事指導部は混乱状態で、誰も指揮を執れてへん」って、壊れたレコードみたいに繰り返しとる。けどな、これは真っ赤な嘘や。トランプがSNSや会見で言うてる「イラン政府は深刻に分裂しとる」なんて話、どこから出たんか今から教えたる。
トランプは「強硬派と穏健派が内輪揉めしててクレイジーや!」とか「誰も責任者がわからん状態やから、統一された提案が出るまで停戦を延長したるわ」なんて余裕かましとるけど、俺に言わせれば、この「インテリジェンス」の出所はイスラエルや。トランプとアドバイザー連中は、その嘘を本気で信じ込んどるんやろな。
でもな、現実は全然違う。今のイランの中枢におる面々を見てみ。
モジュタバ・ハメネイ(最高指導者)、ガリバフ(国会議長)、アラグチ(外相)、ヴァヒディ(革命防衛隊司令官)、そしてペゼシュキアン(大統領)。
この連中には共通点が二つある。全員「イラン・イラク戦争」を戦い抜いて、全員「革命防衛隊(IRGC)」出身やってことや。
ペゼシュキアン大統領は兵士やなくて軍医やったけど、戦場で仲間の命を救う軍医がどれだけ戦友から信頼されるか、退役軍人に聞けばすぐわかる。
つまりや、今のイランを率いとるのは、戦争の悲惨さと代償を身をもって知っとる連中なんや。しかも彼らが若い頃に戦ったイラク軍の後ろ盾は、武器も資金も提供しとったアメリカやった。化学兵器の原料や情報をイラクに渡してイラン軍を苦しめたのもアメリカや。
そんな地獄を生き残った連中が、今さらトランプの脅しに屈するわけないやろ。今の指導部は、イラン史上最も手強い「戦闘集団」やで。
トランプや西側メディアが「イラン内部で亀裂が!」なんて煽っとるけど、実際は真逆や。彼らは不屈の精神で一致団結しとる。ジェレミー・スケイヒルの「Drop Site」ニュースが、イラン高官の本音を伝えとる。
イラン高官が語る「戦争終結の条件」
直接交渉について:
「自分らのペースで進めとる。アメリカが海上封鎖を解かん限り、交渉を続ける意味はない。もう核問題だけの話やなくなっとるんや」
トランプと外交手法について:
「トランプはネタニヤフに情報を操作されすぎや。我々はこの30年、アメリカと色んなレベルで交渉してきたけど、あいつらはまるで『ラグビーのルールでサッカーの試合に来とる』ようなもんや。話が通じへん」
「トランプの特使ウィトコフは外交も技術も何もわかっとらんし、クシュナーはイスラエルの回し者や。JD・ヴァンス副大統領でも同席せんと、あんな奴らと話す価値はないな」
パキスタンへの伝言:
「核問題については、以前出した解決策をパキスタン側にも改めて説明した。アメリカに向けた言葉やなくて、仲介役のパキスタンに技術的な中身をちゃんと理解してもらうための二国間協議や」
アメリカの本気度:
「本気で交渉したいなら、専門家を揃えた大規模なチームを作ってこい。今のあいつらには、多岐にわたる合意内容を正しく理解して処理する能力がない」
トランプに合意が作れるか?:
「無理やろな。トランプは体制転換(レジームチェンジ)が起きるまで戦争を続けるつもりやろうけど、そんなん絶対失敗するわ」
トランプは今週、まるでチェンバレンみたいに「平和は近い」ってポーズを取るやろうけど、イランは絶対に折れへん。トランプはイランの決意を削ごうとして、最後に一か八かの空爆を仕掛けるかもしれんな。
けど、実戦経験ゼロのトランプの脅しなんて、死線を潜り抜けてきた50代、60代のイラン指導者たちからしたら、屁の突っ張りにもならん。彼らは徹底的に戦う準備ができとる。


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