ラリー・C・ジョンソン:米軍はイランへのさらなる攻撃を推奨してへんのか?
https://sonar21.com/is-the-us-military-recommending-no-further-strikes-on-iran/
Is the US Military Recommending No Further Strikes on Iran?
26 April 2026 by Larry C. Johnson
2026年4月26日 ラリー・C・ジョンソン著
今日アメリカがイランへの攻撃を再開すると思っとったんやけど、そうはならんかった。最近の動向を見ると、少なくともイランとの戦争を指揮しとる司令官たちの意見が考慮されるなら、今後もないと思う。指揮系統を整理しとくで。米中央軍(CENTCOM)司令官のブラッド・クーパー提督が戦争大臣のピート・ヘグセスに報告して、ヘグセスがドナルド・トランプに報告する。統合参謀本部議長のダニエル・ケイン大将はトランプの上級軍事顧問やけど、CENTCOMへの指揮権限はあれへん。
イランとの戦争を指揮しとる三人の将校を紹介する。海軍のブラッド・クーパー提督がCENTCOM司令官で、2025年8月に就任した。それ以前はCENTCOM副司令官、米海軍中央軍(NAVCENT)・第5艦隊・連合海上部隊の司令官を務めとった。つまりクーパー提督は、今や破壊されたバーレーンの米海軍基地??かつての第5艦隊の本拠地??のことをよう知っとるわけや。水上戦闘将校で海軍兵学校出身、アフガニスタン展開や紅海作戦の指揮など豊富な実戦経験を持っとる。中東・中央アジア全域の米軍活動を統括して、イランとの地域緊張の中で海軍力の投射、パートナーシップ、抑止力を重視しとる。
空軍のデレク・フランス中将は空軍中央軍(AFCENT)・第9空軍司令官で、CENTCOMの統合航空部隊空軍部隊司令官(CFACC)も務めとる。この役割で、作戦全域の空・宇宙作戦、即応展開演習、戦闘航空力の生成を指揮して、即応性の維持と統合・連合任務の支援にあたっとる。
海軍のカート・レンショー中将は米海軍中央軍(NAVCENT)・第5艦隊の司令官で、統合海上部隊海軍部隊司令官(CFMCC)として、CENTCOMの担当地域(ホルムズ海峡などの重要チョークポイントを含む)での海上安全保障、封鎖実施、海軍作戦を指揮しとる。
これらの将校がクーパー提督の総指揮のもと、CENTCOMの空・海上領域における上級司令部三人組を構成しとる。何か気づいたか?そうや、統合地上部隊司令官(CFGCC)がおれへんのや。少なくとも今のところは誰も任命されてへん。CFGCCが任命されるまで、アメリカがイランで大規模な地上作戦を開始する可能性はほぼないで。
トランプがイランに対して使える手段は航空戦力だけやけど、戦争最初の5週間の作戦結果を見ると、米空軍力は確かに強力やものの、イランの弾道ミサイルや巡航ミサイル、ドローンの発射能力を大幅に低下させることには失敗した。むしろ精密誘導兵器の在庫をかなり消耗してしもうたんや。アメリカのメディア(主に2026年4月の報道)では、約7週間のイランとの紛争(「オペレーション・エピック・フューリー」)の後、米国の精密誘導兵器と高性能ミサイルの備蓄が大幅に減少したと報じられとる。CSISの主要分析、国防総省の評価、議会筋の情報に基づいとる。
主な消耗として報告されとるのは以下の通りや。
精密打撃ミサイル(PrSM、ATACMSに替わる新型地上発射システム)が少なくとも45%消耗。THAADの弾道ミサイル迎撃体が50%消耗。公開されとる生産率と在庫減少データ、および2025年末までTHAAD迎撃体が実戦で一度も発射されていないと仮定すると、国防総省・ミサイル防衛局の引き渡しデータに基づく2025年12月31日時点の米国在庫は、推定530?540発やったと思われる。ただし、2025年6月のイスラエルとの12日間戦争でもTHAAD迎撃体が使用されとるし、イランとの戦争最初の5週間でも追加使用されとる。実際の残存数は30%に近いと思うで。パトリオット防空迎撃体も50%近く消耗。ここでも実際の数字はもっと低いと思う。2015年から2025年の間に、アメリカはPac3迎撃体を合計6,420発生産した。2023年から2025年にかけてウクライナで少なくとも1,000発が使用されとる(弾道ミサイル1発に対してPac3が少なくとも2発発射されること、そしてロシアがその期間に12,000発以上の弾道・巡航ミサイルを発射したことを覚えといてくれ)。2025年6月のイランとの戦争では推定2,000発のPac3が発射された。「オペレーション・エピック・フューリー」の主要戦闘開始日である2026年2月28日以降、新たなイランとの戦争の最初の5週間で、イランは約1,300?1,800発以上の弾道ミサイルと、それより少数の巡航ミサイル(確認済みで約20?50発以上、一部報道では簡易型や対地攻撃型も含む)を発射したとされる。これらすべてにパトリオットが使用されたとすると、最低でも2,600発のPac3が発射されたことになる。つまり残存するPac3迎撃体の実際の数は約1,420発に近く、実際の消耗率は75%に近い可能性が高い。トマホーク巡航ミサイルも30%以上消耗(1,000発以上発射で年間生産量の約10倍、最初の1ヶ月だけで850発以上との推計も)。統合空対地スタンドオフミサイル(JASSM)、SM-3/SM-6、その他の長距離精密打撃兵器も相当量消耗。
ニューヨーク・タイムズ、CNN、ワシントン・ポスト、フォーチュンなどによると、国防総省は最初の7週間で主要弾薬に約240億ドルを費やした(初期の日次コストは数億ドルから約10億ドルと推定)。このことで在庫は、太平洋での中国のような準大国との別の大規模紛争に対して「短期的なリスク」をもたらすレベルまで減少してしもうた。
こうした数字を踏まえ、CFACC(統合航空部隊空軍部隊司令官)のデレク・フランス大将はイラン目標へのさらなる攻撃を行わないよう勧告しとると伝えられとる。海上作戦担当の提督も、イランからの攻撃能力を考えると~イランの海岸から400マイル離れた米艦船を攻撃できる能力があるため~米海軍航空戦力ができることに重大な制約があることを認めとる。
さらなる攻撃を推奨するかどうかの決定はクーパー提督に委ねられとるが、彼は部下の勧告を支持する方向に傾いとると思う。トランプがどう動くかは予測できへん、どちらに転んでもおかしくないで。
その日の始まりは、リポーターフライメディアのアレックスとサイラス・ジャンセンと一緒やった。「CIAアナリスト、ラリー・ジョンソン|アメリカ経済が自由落下中!」
マリオのブッカーから土壇場で電話があってな、土曜日のホワイトハウス記者クラブディナーでの出来事について話したいとのことやった。シークレットサービスの対応についていくつか非常に奇妙な点があって、マリオとの話で詳しく話し合うことになった。マリオと話す前に、レーガンが撃たれた6ヶ月後のレーガンのシークレットサービス護衛チームを率いた旧友と話した。その友人はシークレットサービスの訓練カリキュラムも開発したんやけど、そのカリキュラムはオバマが大統領の時に新しいものに替えられてしもうた。いずれにせよ、彼は昨夜のシークレットサービスの対応を「最悪」と表現した。まず、宴会場内で銃声が聞こえた時、最初にステージから素早く連れ出されたのはJDバンスで、トランプ大統領やなかった。トランプが退場したのは20秒後や。これはシークレットサービスのプロトコルの明確かつ許しがたい違反や。大統領こそが何よりも保護されなあかん。このミスに対する説明は何もあれへん。次に、金属探知機のところには少なくとも2名のエージェントが、セキュリティバリアを突破しようとする者を射撃できる短銃身長銃を携帯して警戒配置についとかなあかんかったはずや。それがされへんかった。
その後、ジョージ・ギャロウェイとのインタビュー「この話、どう考えてもおかしいわ」もやって、最後はDDジオポリティクスのサラとの対談で忙しい日曜日を締めくくった。


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