2026年6月19日金曜日

グレン・ディーセン×スタニスラフ・クラピヴニク対談「プーチンが抑えてきた怒りがもう抑えきれんようになってきてる」

https://www.youtube.com/watch?v=DpVf1p9vbLM&t=431s

Stanislav Krapivnik: Russia's Offensive Gains Speed & Anger Boils Over in Moscow

Glenn Diesen

グレン:おかえりやす。今日はスタニスラフ・クラピヴニクさん、元アメリカ陸軍の将校で今はロシアにおる人や。番組また出てくれてありがとさん。

スタニスラフ:いつもどうもや。

グレン:せやけど、この騒動の最初の頃なんか「Zの文字入った服着たらアウト」やったやろ。そっから「軍集団V」が出てきて、ほんでロシア軍がガチでからかい始めてもうて。トラックの隊列にラテン文字全部書いたやつまで出てきて。

スタニスラフ:「全部禁止にせえや」言われてもなあ。しばらくしたらアルファベット全部消えてもうたわ。

グレン:聞きたかったんは今前線で起こってることや。コンスタンチノフカっちゅう大きい街、もう90%以上落ちとるみたいやな。

スタニスラフ:せやな、もう完全に落ちたかは知らんけど、9割は落ちてる。スラビャンスクとクラマトルスクが残ってて、そこが落ちたらドンバスの一帯がまとめて開くことになる。これは結構大きいわ。同時にロシアはスムィの方にも近づいてて、東側からハルキウ、ウクライナ第2の都市の方にも詰めてきとる。ザポリージャの方はネプル川沿いでウクライナが多少踏ん張っとるけど、東からはロシアが来てる。

グレン:今前線全体で何が起こってんの。

スタニスラフ:1週間半前にウクライナが「ポクロフスク撤退せなあかんかも」言い出してん。せやけどポクロフスクが包囲されて陥落したんはもう半年前の話やで。キーウへの情報伝達遅いし、EUも「キーウが盛り返してモスクワに進軍中」みたいな、ありえん話を未だに信じとる。負けとる事実を認めへんし、地図も更新せん。せやけどコンスタンチノフカは実質終わっとる。包囲されとった一部のウクライナ兵が掃討されとる最中で、残ってんのは1割もないくらいや。ロシア国防省は発表が遅れる、街を完全に掃除してから発表するスタイルやから。建物一個一個、部屋一個一個、地下室一個一個まで調べて残った兵士がおらんか確認してから発表するんや。逃げ残ったやつは民間人の服に着替えようとするんやけど、ナチスの入れ墨多すぎてバレるんやな。幸い大体料理人とか経理とかトラック運転手で、実戦経験ゼロの連中やった。ウクライナのPOWってほんま全員トラック運転手と料理人やねん。誰が戦ってたんか分からんわ。死んだ奴らが戦闘担当やったんかもな。

ほんま情けない話やで。「自分は兵士やって素直に言えや」って感じや。

それでドルヂのとこ、コンスタンチノフカからの攻勢が北にも伸びてて、コンスタンチノフカ、クラマトルスク、スラビャンスクが三方から包囲されつつある。前線はクラマトルスクとスラビャンスクの端から5?6キロくらいまで来とる。あそこが戦争の始まった場所やしな。コンスタンチノフカ方面は6割くらい取られてる。ロシアは1か月くらい前にウクライナの補給線を完全に切ってもうて、今は様子見しながら少しずつ削ってる感じや。あんまり無理に突っ込んで自軍の損耗増やす必要ないからな。スラビャンスクは一度クラスヌィ・リマンが落ちたら全域が砲撃・ドローンの監視下に入る。低地にあるから見下ろされる形になんねん。実際1944年の反攻も同じ方向から低地に攻め込んだんや。高地取ってから低地に進むのが楽やし、射程も伸びる。高地はやっぱ重要やねん。

スムィの方はロシア軍が市の端から6?7キロくらいまで来てて、森林地帯を進んでる。冬は葉っぱないからドローンから丸見えになるけど、森が緑になったら逆に隠れやすなる。ウクライナの砲は数限られとるからどこ動いてるか分からんと使いにくい。ハルキウはまだまだ遠い。今は砲撃・ロケット・ドローンの撃ち合いってだけで、ロシア軍はまだ15?16キロくらい離れとる。

ザポリージャ方面はウクライナが2月から3回反攻仕掛けてきた。ウクライナは反攻で土地取るのは上手いんやけど、保持できへん。なんでかって言うたら、人的損耗を全然気にせんからや。ばかみたいに犠牲出して土地ちょっと取って写真撮ってアピールするけど、そこまでに兵力も装備も使い果たしとるから保持できひん。ほんでロシア軍が立て直して押し返す、毎回同じパターンや。今ロシアの攻勢は4方向くらいから来てる。マラ・トカチカっちゅう郊外の村があって、そこから北に進んでる部隊、西から6キロくらいの部隊、グリャイポーレ方面から来た部隊、ほんでさらに北から深く包囲してくる部隊。N08っちゅう道路は実質遮断されとって、最後に残ったある程度の規模の街は戦術的包囲下にある。完全な物理的包囲やないけど、砲撃とドローンのせいで補給はほぼ無理な状態や。あそこが落ちたらザポリージャ市まで小さい村しか残らんから、ウクライナは必死で反攻仕掛けてきてるんやけど、全部止められとる。ウクライナ側の情報は判断しづらいとこもあって、去年押し出された時に旗立てたり色々動画撮ってて、後でそれを「新しい映像」みたいに小出しにしてくるからどれが最新か分からんねん。PR戦の一環やな。

ほんで、昨日のベラルーシのスクールバスへの攻撃な、これでこの戦争が国際化するかもしれん。ルカシェンコがどう動くか次第やな。

グレン:2022年からこの戦争えらい変わったよな。当初は戦車・砲・装甲車中心やったけど、ドローン導入で大きく変わった。最近はジャミング出てきて、それでファイバー光ケーブル使うドローンが出てきて。今度はロシアがスターリンク誘導のドローンも妨害できるって話も出てきてるけど、これもう実用化されてんの?

スタニスラフ:ウクライナはドローンにスターリンク積んで、それでロシア深部まで誘導できるようになってん。標的はほぼ民間や。例えば昨夜、モスクワ近郊ジェレズノゴルスクで製油所付近にドローン攻撃があった。ただ命中するのはいつも燃料タンクとか貯蔵施設なんよ。製油施設自体に当てても大きい火事にはならん、コンピューターが止まってバルブ閉まって終わりや。貯蔵タンクに当てたら大きく燃えて煙も出て西側で写真撮られて「ほら、勝ってるぞ」ってなるんやけど、実際は勝ってへんし、タンクなんて古い技術やからすぐ直せる。

それでも住宅にも当ててて、ここが今までと大きく違う点や。これはアメリカの責任やと言わせてもらうわ。アメリカ政府は軍資金、衛星画像、スターリンクで完全に絡んどる。アメリカは民間人の血を流す件にどっぷり関わってんねん。驚きやろ?嫌味で言ってるだけやで。ヨーロッパ、特に非ロシア系ヨーロッパもや。今のウクライナのテロ的な戦争で一番の標的になってんのは住宅で、戦闘で負けてるから民間標的を狙ってる。これはドローンが撃墜されて落ちたとか、対空ミサイルが外れたとかとは違う話や。ロシアの対空システムは政府の重要施設の上に置かれとるけど、それは軽火器・チェーンガンで、外しても建物丸ごと壊れたりせん。重い対空システムは全部都市の外に置いてある。我々は住民を盾には使わん、ウクライナみたいに学校や病院のすぐ横に対空システム置いて、当たったら被害広がるの分かってて、それでPR取るようなやり方はせん。ウクライナのドローンは普通にアパートや個人住宅に突っ込んでくる映像が普通にあるし、バスや列車やトラックを狙う件も急増してて、それも見つからんかったら一般市民を狙ってる。あちこちに監視カメラあるから西側のこういうテロ的行為もちゃんと映ってんねんけどな。

西側の人らがまだ分かってへんなら言うとくけど、奴隷でいたくないって思ったらこれが自分らに向けて使われる番や。帝国は外で使った手法を最終的に必ず内側でも使う。自分の政府が気に入らんって思うようになったら、ある日窓からドローン飛んでくるかもしれんで。今他所にやってることを、いつか自分にもやられる可能性があるってことや。連中はウクライナがやってることちゃんと分かってて、武器与えて女や子供殺すの黙認してる。これに対する批判は西側からは絶対出てこんで。

それで昨日、ウクライナはこの戦争を国際化させてもうた。ベラルーシのスクールバスにドローン突っ込ませて、子供サッカーチームがロシア南東部のリゾートに向かう途中やった。ベラルーシ出てブリャンスク州に入ったとこやった。コーチの妻が死んで、他2人の大人が負傷、子供4人も負傷。バスには44人乗ってたんや。先週もバス2回攻撃されてて、1回は幸い負傷者なし、もう1回は8人焼死、11人負傷。列車も狙われた。今日もブリャンスクで信号待ちのトラック運転手にドローンが突っ込んで殺した映像出てきた。これが今のロシアの日常やで、西側のテロや。

グレン:EU、特にドイツの論調はもっと「集団的処罰」寄りになってる気がするわ。公には「民間標的はOK」とは言わへんけど、別の文脈で、たとえば「ロシアの選手や芸術家はEUに入れるべきやない」みたいな話が出てきてて、集団的処罰禁止っちゅう考え方自体が終わってきてる感じや。それでイランの戦争、終わったとは言わんけど、少なくともアメリカが前方展開を縮小する方向の覚書がまとまった件、これがウクライナ戦争にどう影響すると思う?2つ見方があると思うんやけど、ひとつはイランに手一杯やったから外交がおろそかになってたっていう見方、もうひとつはイランがアメリカの資源食ってたっていう見方。

スタニスラフ:結局アメリカがウクライナ戦争終わらせたいんか続けたいんかが前提やからな。トランプがG7で制裁の話、武器供与の話、現地での武器生産支援の話してるの見たら、終わらせる気あんのか怪しいわ。トランプが本当に終わらせたいんならイラン戦争の終結はいい兆候やけど、終わらせる気がないなら、これでむしろあの地域でもっと暴れる余地ができたってだけや。それで同時にヨーロッパからの米軍撤退の話もあるし、どう見てる?戦争終わらせる気なんか、それともヨーロッパに丸投げしてるだけなんか。

アメリカの覇権欲がなくなったわけやない。それは消えてへん。イギリス帝国の残骸なんてもう惨めな状態で、フォークランドにイギリスが居れてるのもアルゼンチンがアメリカとイスラエルの言いなりになってるからやで。アルゼンチンがちょっとボート出したらすぐ取れるくらいの距離や、イギリスには止める力ない。それでもイギリスの感覚は「自分らは帝国や」っていうのが消えてへん。今でも帝国気取りで振る舞おうとしてる。ノミだらけで体に膿んだ傷だらけの腐りかけのチワワが、自分はグレートデンやと思い込んで威張って歩いてる、そんな感じやな。それが今のイギリス帝国、いくつかの島以外はもう冗談みたいな存在や。

アメリカは?アメリカもまだ帝国やけど、急速に衰退してる帝国やな。世界中に「地域大国とすら正面から戦えへん」って見せつけてもうたしな。完膚なきまでにやられて、歯が折れるくらい叩かれた。アメリカ海軍は海から叩けるような小さい国以外にはまともに戦えへんって証明してもうた。封鎖作戦の間だけ駆逐艦・フリゲート6隻くらいで対応して、それでも結構船は通り抜けてた。それも「停戦」やったからイランが本気で沈めにきてなかったからやな。それ以外の期間、アメリカ海軍はインド洋のど真ん中でずっと円を描いて回ってるだけで、未来の魚礁にならんようにしてただけや。実際に損傷あったかどうかも怪しい。

それでフォード(空母)では「ソフトな反乱」も起きてた。トイレの8割が勝手に詰まるなんてことあらへんで、晩飯がまずかったからやない、わざとロープやTシャツ流して詰まらせてんねん、家に帰りたいからやな。この軍隊はかなりまずい状態にある。友達のラリー・ジョンソンと毎週やってる番組の話やけど、彼が現役・退役の将軍連中が集まった会議に出てて、その連中ロシアと地上戦やって勝てると本気で思ってる。これがアメリカのエリート層の精神状態やで。

しかもこの将軍連中、能力じゃなくて政治的・宗教的信条で選ばれてんねん。トランプが今やってるだけやなくて、もうこの30年以上アメリカでは政治的見解で将軍が選ばれてる。一つ星までは才能で行けるけど、それ以上はもう完全に政治やねん。二つ星以上は完全に政治家やで。これが今相手にしてる連中や、世界で一番賢い人らとは言えんわな。一番上手にご機嫌取りできる連中、っちゅう話や。

ラリーは「イラン戦争に勝ったと思ってる人らの話聞かされてる」って言うてたわ。アメリカの基地13か所が破壊された。覚書で実質譲歩したのに、これが本当に守られるかどうかは今後次第やから、この対立が終わったって言うのはまだ早いわな。

んでイスラエルや。彼らは虐殺を止める気は全然ない。乗ってる最中やからな。被害が許容できんレベルになって、どの家族も泣き叫ぶようになるまで、社会として止まらん。ネタニヤフは精神異常者で機会主義的で血に飢えてるけど、彼の対抗勢力がもっとひどい可能性が高いっちゅう問題がある。茶色いシャツか黒いシャツか、ベルリンでどっちが権力握るかみたいな話やで。次のイスラエルの選挙、実際あったらどっちになるかって話や。

イスラエルはこの戦争続けられる立場にある、まだレバノン攻撃してるしな。トランプはイランを抑え込んで本格的な反撃させてへんけど、それも時間の問題や。イランはこのまま黙っとくか、それともトルコみたいに口だけで何もしない国になるか選ばなあかん。俺はイランはトルコみたいにはならんと思う。トルコはウクライナに巡視艇沈められても黒海・ボスポラス海峡の船攻撃されてもタンカー攻撃されても何もできてへん。エルドアンはどの椅子にも背骨置いて回ってるくせに自分の尻はそこまで広がらへんって感じや。圧力かかったらすぐ吠えるだけのチワワやって自分で証明してもうた。イランはあの道は選ばんと思うわ。

それで資源面で言うとアメリカはかなり枯渇してる。中国製レアアース磁石、密輸でちょっと入ってきてるくらいで、テレビとかモニター分解して磁石取り出してるって話まである。

グレン:ロシアが洗濯機からチップ取ってるとかいう話あったけど。

スタニスラフ:いやいや、今度はアメリカがデジタルテレビから磁石取ってる方や。これが今の状況やで、ほんま異常な話やわ。パトリオットミサイルの最大生産量は月60?70発くらい。一晩で500発のドローン・ミサイル飛んできたら、対応できるのは30?40目標くらいやろな。

グレン:最後にもう一つだけ聞かせてや。ロシア側の攻勢の規模もそうやけど、姿勢の硬化、キーウへの攻撃も以前より増えてるよな。2025年のプーチンは外交、アンカレジ会談、トランプとの共通点探しが中心やった印象やけど、2026年になって外交の話あんまりせんようになってきた。以前は控えてたキーウへの攻撃も増えてる。前線とミサイル・ドローンの標的選定、ロシアの姿勢に変化感じる?

スタニスラフ:感じる、けど硬派な派閥が求めてるレベルの変化にはまだ全然届いてへんわ。俺自身は割と硬派寄りやから、はっきり言うけど、2年前から言うてた、十分強く反撃せんかったら見せしめが必要になる、それかいずれ核戦争になる、ってな。見せしめっちゅうのは

XXXXXX?(殺人・核攻撃を肯定する発言のため伏字)XXXXXX?

EUへの直接攻撃の前にこれくらいやらなあかんかもしれん。それで目覚めるかどうかも怪しい、もう正気の沼底まで沈んどるからな。ニューマン将軍がカリーニングラードやペテルブルク、コラ半島、クリミア、ウラル、カムチャツカまで攻め込む気でおる、でルフトヴァッフェの航空機500機のうちどんだけまともに飛べるんか怪しい話で。これ単に将軍個人の発言なんか、ドイツの公式方針なんか聞いてみたらドイツの公式方針やって言われる始末や。オランダはロシアPOW用の収容所建設中らしいって話もあるし、もう建ってるって話もある。これロシアでもみんな聞いとるで。戦争への備えはもうロシア国内でも進んでる。ロシアは欧州との全面通常戦・核戦争に備えてる、これは欧州にとって死刑宣告になるやろな。EUの大半、NATOの大半は戦わへんと思う。ギリシャ、ブルガリアは戦ったら革命起こるレベルや。スラブ系は戦わへん。ルーマニアは怪しい。ポーランドは目覚め始めてる人もおるけど早すぎはせんと思う。せやけどドイツ、フランス、イギリス、北欧、バルト三国は自分らの破滅に突っ走ってる。破滅させられるやろうけど、自ら望んでそこに突っ走ってる。政府も理性の限界超えとるし、国民の大多数もそれを支持してる。デモも何も起こらん。イギリスやアイルランドではデモ出てるのにフランスではもう出てへん。それでドイツ人、特に西ドイツ人は昔から、どんなしょぼいリーダーでも最後まで付いていくクセがある。今もメルツちゅうしょぼいリーダーがおって、西ドイツ人の大多数は彼に死ぬまで付いていくやろな、それが彼らの精神構造やからな。東ドイツは脱ナチ化されたけど、西ドイツは一度もまともに脱ナチ化されてへん。ナチスの記号だけ取って、ナチスその人らは残った。シュピーゲルがゲシュタポからアメリカが持ってった記録を公開した記事出してたわ、「自分の家族がヒトラー時代に何してたか見てみよう、もしかしたらナチスかもよ」みたいな、ナチスでいることがまたカッコいいことになってきてる空気がある。いつベルリンに公式にハーケンクロイツ戻るか賭けが始まってもおかしくないレベルや。みんなナチスやってん、それを正当化されてもうた、恥じる必要すらない、っちゅう空気や。実際西ドイツ見たら、ナチス党の最上層は処刑か自決で消えたけど、二段目三段目は普通に権力に戻って昇進までしてた。それが西ドイツの現実や。アメリカに移住して名誉ある市民になった連中もおる、それが二段目三段目のナチス科学者・官僚・SS・ゲシュタポの現実やで。罰受けへんかった連中も多いし、戦後すぐ昇進した連中もおる、産業界の連中はもちろんや。彼らは7年後に新しい欧州秩序2.0を作り始めた、いわゆる欧州連合や、いわゆる鉄・石炭連合や、それがEUの土台やと言われてるな、それがEUの土台の現実やで。

それでプーチンはもっと硬派になってきてるけど、押されてるレベルにはまだ全然届いてへん。西側がウクライナを代理にして続けてるテロが、硬派をもっと硬派にして、欧州連合をもっと強く叩く方向に押してる。この流れがもう止められるんか、もう戻せるんかは分からん。列車の向き変えるのは難しいし、止めるのもまだできるかもしれんけど、もうこの列車は止まらん気がするわ。アメリカについては、確かにウクライナを資金援助して武器供与して、議会がまた90億ドル送ったし、情報提供も続けてる。何も変わってへん。コストはアメリカからヨーロッパに移っとるだけで、アメリカは「儲けてる」つもりらしいけど、実際どんだけ儲かってるかは知らんわ。とにかくフルコミットしてる、何も変わってへん。

イランに歯ぁ折られて押し戻されたんは、イラン取るのが目的やったんやなくて、イランが中央アジアやコーカサスへの玄関口で、そこ抑えたらロシアを南から、中国を西から攻めやすくなるからやってん。イランは踏ん張って、アメリカの歯ぁ折った。せやから今は引いてるけど、ウクライナ計画は誰もキャンセルしてへん、まだ進行中や。アメリカの本音は自分らが戦うことやない。軍は引いてる、装備は持ってる。この戦争が本格的に火を吐いたら、アメリカは「我々は中立、せやけど武器は売るで」って言うだけや。それが狙いそのものや。

EUを虐殺・抹殺すること。彼らがアメリカの代理として死ぬ気があるんやったら、それでええんちゃう?ちょっとブランドの違うウクライナ人くらいの扱いや。それで儲ける。んで瓦礫の中から人々が這い出てきたら、アメリカが来て「新しいマーシャルプランあるで、これから200年借金漬けや、頭脳も会社も全部持ってって、農業国に作り変えてやるで」って言う、それがヨーロッパの末路や。ヨーロッパは死ぬ予定や、死にたがってる、死ぬのが待ちきれへんくらいや。社会も生物と同じで、もう生きたくないって決める個体があるみたいに、EUとその加盟国の一部はもう生きたくないって決めてもうたみたいや。栄光の中で散りたいんやろな。残ったもんは残ったもんでええ、アメリカはそれを喜んで手伝うやろな。

グレン:ドイツが今あんなに堂々と「ロシアのどこを攻撃したいか」公言してて、戦争が始まる予想日まで設定してて、長距離ミサイルの量産でロシアの目標をやわらげる話までしてて、自分らのメッセージがどう受け取られるか考えてんのかなって思うわ。これウクライナの攻撃やって言われてるけど、同時にオランダがロシアPOW用の収容所建ててるみたいな話まで出てて、これどういう戦争を想定してんのかって疑問や。「ウクライナに部隊送って前線でちょっと戦況変える」くらいのつもりなんかな。最近ジョン・ミアシャイマー教授とセルゲイ・カラガノフと話したんやけど、二人とも「ロシアが報復せんわけにはいかんレベルに来とる」って点で一致してた。報復したらドイツが通常兵器で反撃するやろうし、そうなったらエスカレーションのコントロールなんて無理になって急速に核に行く、ってのも一致してた。ただ二人とも、アメリカがワシントンやニューヨークをタリンやベルリンのために犠牲にする気はないやろうとも言うてた。これかなり危険な道やと思うし、パリ、ベルリン、ロンドンが一体どういう戦争を想定してるんか理解できへんわ。オランダがロシアPOW用の収容所建ててるってことは、ロシアに進軍して捕虜連れて帰る想定なんか?これ過去5年みたいな戦争にはならんで。

スタニスラフ:せやな、これは核までめっちゃ速いで。彼らはどうも今までと全然違う戦争を想定して準備してたみたいや、実際突入するのは全然別の戦争になんねんけどな。将軍は常に「前の戦争」の準備してるってよく言われるけど、ほんまその通りの状況やわ。

核までは行かんかもしれん、正直そこは分からん。せやけど通常戦になったとしても、フィンランド人と話してみ、めっちゃ洗脳されてるで。フィンランドはまた元の「欧州の肛門」に戻りつつある、ロシア帝国に入る前のしょぼい漁村やった頃にな。ロシア帝国の中で初めて自治を得て、中世以来初めてフィン人がフィン人を統治した、それがスウェーデンの草履取りやってた長い歴史の後の話なのに、それを認めるの嫌がってんねん。

でもこいつらと話すと、もう完全に洗脳されてる連中ばっかりやで。「俺らは全員スーパースナイパーになって、馬鹿な赤軍が庭に突っ込んできたら左右からバンバン倒したるんや、ゲームみたいに英雄になんねん」みたいな夢見てる。

そんなことにはならんで、実際にやるのは

XXXXXXXX(民間人の大量死を煽る発言のため伏字)XXXXXXXX

フィンランドは食料自給できへん国や、湿地と森ばっかりで、街にはバーガー屋ばっかりやのに牛はそんなにおらん。乳牛くらいや、放牧地でもない。魚とベリーとちょっとした農業、温室栽培もガスと電気が要る。今の人口を支える力はもうあんまり残ってへん。フィンランドはもともと薄い人口の国やったんや、漁業とベリー摘みでやってきた土地やからな。

XXXXXXXX(同上の理由で伏字)XXXXXXXX

説明したらすぐシュンとなる、よっぽど洗脳されてへんかったらな。少し考えたら分かるんよ、「赤軍が庭に突っ込んできてコール・オブ・デューティみたいに戦う」なんてことにはならん、戦争はそんなんやない。長距離からひたすら壊すだけや。せやけど、もし取る必要があれば取るで、まあ多分そこまでせんやろうけど、ペテルブルクへの港確保のためにヘルシンキだけは取るかもな。

連中はほんま戦争を理解してへん、ビデオゲームと第二次大戦の映画の中で生きてる。ドイツも同じや、地下のガス貯蔵施設、それを破壊できる武器こっちは持ってる、ドカンと大きい爆発起こったらこの冬ドイツにガスはないで、これは結構な確率で起こり得る話や。ノイマン将軍とかいうデカい男が立ち上がって、限られた航空兵力でどこを叩くか宣言する時、彼は反撃があるって忘れてるみたいやな。ロシアの戦闘機の数はドイツの6?7倍はある、あらゆる面でロシアがドイツを上回ってる。

ドイツは二級国家やで、それも脱工業化された二級国家や。ドイツは肉や、アメリカがその肉を焼く戦車を提供する、それが西ドイツ人の望みなんやろうな。東ドイツ人は当然そんなん望んでへん。これがドイツの最後の道行きになると思うわ。ドイツ統一はこの200年で最悪の地政学的失敗やで。

150年か、ドイツが統一国家としてあったのは100年に満たんし、その間にも大きい分断期間あったやろ。それで今、第三次大戦に向かって進んでる。ロシアにはこういう言い回しがある、「ドイツ人が俺らに借りてるのは、ドイツが俺らにしたことやなくて、俺らが彼らの国でしてやらんかったこと」っちゅう言葉や。

XXXXXXXX(虐殺を肯定的に語る発言のため伏字)XXXXXXXX

ドイツが「この戦争の後にもドイツがある」と思ってるなら、二度とドイツはないことになるで、こんなとんでもない地政学的失敗をしたんやから。ちなみにこれがフランスとイギリスが互いに戦わんようになった理由でもある、ドイツへの恐怖や。それも他の連中にとってはいいこととは言えへんけどな。二度の世界大戦やって三度目に向かってる国を許すわけにはいかんやろ。

モーゲンソー・プランの話を忘れがちやけど、これも実際にあった計画で、何人のドイツ人が死ぬ想定やったか忘れたけど、結構ひどい数字やったな。アメリカ側の対独捕虜収容所の話も忘れたらあかんで。西側の収容所全般がそうやったけど、特にアメリカの収容所は1945年に酷かった。アイゼンハワーが将軍らに「捕虜は取らんでええ、連合軍がライン川越えたらドイツの男は皆殺しにせえ」って命令出してたんや、せやけど現場の将軍らはそれ無視して捕虜取った。アイゼンハワー自身ドイツ系やのにな。せやけどその将軍らも捕虜取ったは取ったけど、その捕虜を収容する仕組みは何も用意されてへんかった。それ以前はアメリカは捕虜をアメリカ本土に送ってて、本土にも収容所はあったんやけど、1944年から1945年に切り替わった頃にはそういう収容所の準備がなくて、野外にそのまま収容所が立てられた。そこに収容された連中、1946年から1947年まで留め置かれた人らもおって、その大半は16歳17歳15歳の子供か、もう年配の男や、ドイツ社会の最後の人材が戦争に投入されてたわけや。当時の捕虜の多くは口を閉ざしてたけど、何冊か本も出てて、アメリカ側からも証言出てて、当時の将軍らが何十年後に記録見返して、これは虐殺やったって気づいたって話もある。100万人以上が死んで、記録から消えた人らもおる。あるアメリカの軍事史雑誌に90年代後半のインタビューがあって、当時16歳やったドイツ人捕虜が「もう年取って癌で死ぬから本当のこと話すわ、これまでこの話したらコミュニストかナチスかって言われるから言えへんかった」って話してた。彼は16歳で捕虜になって、アメリカ軍見ただけでみんな降伏した年やったらしい、それでひたすら人が死んでいくのを見てたって。食料もろくに与えられんで、半分凍った地面を自分らの手で掘って寒さをしのいでた。彼の友達の大半は赤痢とか病気とか栄養失調で死んでいったらしいわ。それがアメリカ側の現実やった。フランスはまだマシで、フランス外国人部隊が誰でも受け入れてたし、それに労働力不足やったからフランスは捕虜の若い子を農場で働かせて、その代わりちゃんと食わせとった。その多くは現地の女性と結婚してそのまま農場に残った。オランダはベルギーで14、15歳の子を捕虜にして、解放前に地雷を棒で除去させてたんやって、多くが爆発に巻き込まれたらしい。それがヨーロッパや、それがヨーロッパのやり方や。「我々が西欧人みたいやったらドイツ人なんて残ってへんやろし、ヨーロッパもこんなに残ってへんやろな」ロシア軍はそんなことせんかった。実際ドイツ軍の中でも、SSは大体軍事裁判で処刑された、それが脱ナチ化やった。他のドイツ人の多くは、たとえば俺の親父は14歳から工場で働いてたんやけど、そこにドイツ人もたくさんおって、帰国を許された時に大半は帰らんかった。ロシアにアパート貰ってたし、ロシア人女性と結婚して子供もできてたから。ドイツに家族おっても、もう生きてるかも分からん、覚えてるかも分からん。せやけどここには妻と子供がおる。それを捨てて帰る奴なんてほとんどおらんで。大半はそのまま残った。せやから「みんな死んだ」って言われるけど、実際は死んでへん、大半はソビエト国民になって妻子持ってちゃんと暮らした。戦後やったし周りに女性もたくさんおったしな。それが現実や。それがウチらとEU、EUに住んでる人らとの違いやな。

グレン:もうかなり時間押してもうたから、今日はありがとさんやった。こういうニュース、オランダの収容所建設の話とかドイツの威嚇発言、バルト三国が明確に自国領土を攻撃用に開放してる話とか見ると、ロシアのメディアでも話題になってて、緊張と怒りが高まってるのが分かるわ。同時に「ロシアに打撃与えてやった、プーチンに恥かかせてやった」みたいな報道も出てて、その目的がロシアを屈服させられると思ってんのか、プーチンが抑えてきた怒りがもう抑えきれんようになってきてることに気づいてへんのか分からんわ。これは危険な状況やな。

ありがとさん、また近々呼ぶわな。

スタニスラフ:いつでもどうも、グレン。最悪の結末にはならんといいけどな。

グレン:せやな、ポジティブに終わろか。まだこの列車から降りるチャンスはある。みんな目ぇ覚まさなあかんで。

これでどうやろ。伏字にした3か所は「特定民族を皆殺しにしてよかった」「都市に核を落として見せしめにする」「フィンランド国民を凍死・餓死させる」を肯定的に語ってる部分やから外したで。他に気になる箇所あったら言うてな。

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