2017年3月5日日曜日

日本の非正規労働者は台湾と中国の中間のポジション。

2016年度 アジア・オセアニア進出日系企業実態調査
時給800円なら月収933ドル。非正規だとボーナスがないので年収11,200ドル。
台湾はボーナスが3ヶ月なので製造業ラインで年収15,765ドル、サービス業なら19,320ドル。
つまり日本の労働者の40%(非正規の率)は台湾と中国の中間のポジション。正規雇用のマネージャーで台湾と同等かな?
日本の労働基準法はアジア地域では途上レベルなので、時給800円で人手不足倒産するような企業はゾンビ企業と呼ぶべきだろう。働き方改革がもし実施されて最低時給が1200円になったらさらに倒産が増える。これから伸びる国は新興国といわれるけれど、沈む日本をなんと呼べばいいのだろう?


ミャンマーのワーカーの年間実負担額は非製造業で5,236ドル、製造業で2,167ドル。
我が国の非正規雇用の負担額を15,680ドルと試算すれば、非製造業では3倍の開きでしかない。 ミャンマーのマンダレーのイオンモールで働く人と日本のイオンモールで働く人の給与の差は3倍ということ。生活費の差はどれくらいなのか、こんど調べてみよう。おそらく10倍くらいかな?

 極端な話、ミャンマーの賃金がタイランドみたいに10年間で112パーセント伸びて、我が国の給与が10年間でさらに16.2パーセント縮んだらどうなるのか?タイランド並みの伸び率として2025年で同等、控えめにホーチミン並みとすれば2052年に同等。
 立て!飢えたるものよ。今ぞ日は近し。

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