ラリー・C・ジョンソン:ドナルド・トランプのガザ和平案はDOA:デッドオンアライバル - 到着時に死亡
https://sonar21.com/donald-trumps-proposed-peace-plan-for-gaza-is-d-o-a/
ドナルド・トランプのガザ和平案は「到着時に死亡」やて
2025年9月29日 ラリー・C・ジョンソン 著
まず、結論を先に言うとくで。ネタニヤフ首相だけやのうて、シオニストたち全員が、二国家解決を完全に拒否しとる。やから、ドナルド・トランプ氏のガザ和平案は、最初からアカン...「到着時に死亡」(Dead On Arrival / DOA)っちゅうこっちゃ。
計画の発表と「建前」
トランプ大統領は、ホワイトハウスでのネタニヤフ首相との共同記者会見で、2023年10月から続いて、6万6千人以上のパレスチナ人の死者と広範囲な破壊を引き起こしたイスラエルとハマスの戦争を終わらせるための詳細な提案を発表したんや。
公式には「ドナルド・J・トランプ大統領によるガザ紛争終結のための包括的計画」と名付けられたこの案は、20項目の枠組み(一部報道では21項目)で構成されとる。即時停戦、人質解放、ハマスの武装解除と統治からの排除、国際的な監視、大規模な復興、そしてパレスチナの自決への曖昧な道筋が強調されとる。
ネタニヤフ首相は「これはイスラエルの戦争目的を達成する」言うて賛同したけど、トランプ氏は「ハマスはこれを受け入れんと、アメリカの全面支援を受けたイスラエルに破壊されるで」と警告した。ハマスは、文書での提案は受け取ってへんけど、誠意をもって検討すると言うとる。
外部の反応と怪しい動き
この計画は、以前のアメリカの考え(トランプ氏の2020年アブラハム合意とか、サウジアラビアとフランスの提案)の要素を取り入れとって、戦後統治の概念には元イギリス首相のトニー・ブレアみたいな人物の意見も入っとるらしい。
9月24日に国連総会でアラブ・イスラム諸国のリーダーたちに提示された時は、エジプト、ヨルダン、サウジ、カタールなんかは「戦争終結の努力は歓迎する」言うたけど、追放なし、イスラエルの全面撤退、二国家解決を絶対の条件として強調した。トルコのエルドアン大統領は停戦への「努力とリーダーシップ」を褒めとるし、パレスチナ自治政府(PA)は「平和への道筋を見つけるトランプ氏の能力に信頼を置く」と言うた。
批判と「ごまかし」
パレスチナ・イスラム聖戦みたいな批判者らは、この計画を「地域を爆発させるためのレシピ」や言うて、パレスチナ人を蚊帳の外に置いとって、イスラエルの治安管理を無期限に許すもんやと批判しとる。
この案は強制的な追放は避けとるけど、自発的な退去は許可しとる。これは、トランプ氏が2025年2月に提案した「大規模な再定住を伴う『中東のリビエラ』への再開発」っちゅう物議を醸したアイデア(後にトーンダウンしたけど)とは対照的やな。
この計画が単なるごまかしに過ぎへんっちゅう最大の証拠は、発表の場にトランプ氏の娘婿、ジャレッド・クシュナー氏がおったことや。ジャレッド氏の「ガザのビーチにリゾートマンションを建てる」っちゅう夢は、まだ潰えてへんっちゅうわけや。
トランプ提案の「目玉」(と称されるもん)
【即時停戦と人質解放】
戦争は双方の同意で即時終結する。全ての軍事作戦は停止し、戦線は凍結。人質約20名と遺体25体以上を48〜72時間以内に解放。イスラエルは引き換えに数千人のパレスチナ人捕虜を解放する。交渉中は敵対行為を一時停止する。
【ハマスの武装解除と恩赦】
ハマスは完全に武装解除し、統治権を放棄し、軍事組織として解散せなあかん。「平和共存」を約束し武器を放棄するメンバーには恩赦が与えられ、ガザに残れる。希望者には受け入れ国への安全な移動を認める(強制追放はなし)。ガザは「過激化が除去され、テロのない地域」になり、近隣諸国に脅威を与えへんもんとなる。
【イスラエルの撤退と治安】
イスラエルはガザ全域から段階的に撤退する。テロの脅威がなくなると見なされるまで(基準は不明確、事実上無期限)、イスラエルは「治安境界線/緩衝地帯」を維持する。治安の引き渡しのため、アラブ・イスラム諸国(エジプト、UAEなど)による国際安定化部隊(ISF)を国連の監督下で展開する。
【統治と監督】
一時的にテクノクラート(専門家)による非政治的なパレスチナ委員会が日常業務(自治体、公共サービスなど)を処理する。トランプ氏が議長を務め、トニー・ブレア氏や他の国家元首を含む新しい「平和委員会」が監督。PA(パレスチナ自治政府)が改革を完了し、支配権を回復するまで、この委員会が枠組みと資金を監督する。イスラエルはガザやヨルダン川西岸を占領・併合せえへん。
【人道支援と復興】
食料、水、医療品、インフラ復旧、病院、パン屋、瓦礫の撤去など、2025年1月19日の合意に沿った即時かつ無制限の支援が流入する。ラファ検問所は以前のメカニズムに基づいて双方向に開かれる。「トランプ復興計画」:ガザ住民の利益のために、経済ハブなどを備えた豊かな地域として再開発される。資金は国際的なパートナーから。異教徒間の対話を通じて、脱過激化と考え方の変化に焦点を当てる。
【長期的な政治的展望】
イスラエルとパレスチナ間の「平和共存」に向けたアメリカ主導の対話。「願望」としてのパレスチナの自決権/国家樹立への道筋は、PAの改革、ガザの再開発、治安に依存する。国際法に基づいて、ガザは将来の国家においてヨルダン川西岸と統合される。
ネタニヤフ首相の変わらぬ本音
トランプ氏は、ネタニヤフ首相が2025年9月26日の第80回国連総会で行った演説を無視したんやろな...。この演説は挑戦的で、イスラエルによるガザでの軍事行動、ジェノサイドの告発、そしてイランとヒズボラからの地域の脅威に焦点を当てとった。
二国家解決、特に主権を持つパレスチナ国家の樹立について?ネタニヤフ首相は、それを実現可能でも、差し迫った道筋でもないとして明確に拒否しとる。そんな国はハマスみたいな集団に支配される危険な譲歩や言うて、2023年10月7日の攻撃を、現在の状況でのパレスチナ国家樹立が存亡の危機をもたらす証拠として挙げとる。彼は、イスラエルは国際社会から押し付けられる解決策は受け入れへん、そしてヨルダン川西岸(ユダヤ・サマリアと呼ぶ)とガザに対する治安管理を最優先する、っちゅう姿勢を強調した。
今日の共同記者会見での計画発表で、ネタニヤフ首相は提案に賛同したけど、二国家の結果については言質を避けた。「この計画はイスラエルの戦争目的、つまりハマスの軍事能力の破壊、国境の確保、ガザが脅威にならへんことを達成する」と述べた。パレスチナ国家樹立について質問されると、「平和には、現実を無視した主権の抽象的な概念やのうて、まず治安が必要や」と言うて話を逸らした。トランプ計画の曖昧な「自決への道筋」っちゅう表現は、彼が明確な拒否を避けつつ、ガザとヨルダン川西岸に対するイスラエルの治安管理を維持することを可能にしたわけや。
せやけど、これはアメリカ国民をターゲットにした政治ショーに過ぎへん。ネタニヤフ首相の二国家解決に対する姿勢は、2023年10月以降、一貫しとる。
2024年1月18日(記者会見):「いかなる将来の取り決めでも...イスラエルはヨルダン川西岸の全ての領土に対する治安管理を持たなあかん。これは(パレスチナ人の)主権の考えと衝突する」言うて、パレスチナ国家樹立の要求を拒否。
2024年2月(閣議声明):二国家を視野に入れたガザ戦後計画の提案がある中で、「国際的な独裁」によるパレスチナ国家樹立を拒否する決議を採択。
2024年7月17日(クネセト演説):「わしらは、わしらの存在を危うくするテロリスト国家をユダヤ・サマリア(西岸)に樹立させるわけにはいかん...答えはノーや」。
わしは、ネタニヤフ首相が考えを変えるとは思えへん。トランプ氏との非公式な会談のほとんどは、次のイラン攻撃について話しとったんやろな...トランプ氏のノーベル平和賞獲得なんて、夢のまた夢や。トランプ氏もネタニヤフ氏も、イスラエルのジェノサイド的な戦争の平和的な終結には本気やない...殺戮は続くやろな。


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