2025年11月8日土曜日

ジョン・ミアシャイマー:ベネズエラ海軍、2.5億ドルのタンカーを拿捕!

https://www.youtube.com/watch?v=HijWYrb3CVY

アメリカの権威、地に落ちる

今、カリブ海でとんでもないことが起きてるで。アメリカのグローバルな権威のヒビ割れが、どんな報告書よりハッキリ見えた事件や。

ベネズエラ海軍が、**2億5000万ドル(約375億円!)**もするアメリカ籍のタンカーを拿捕した時、西側のメディアは「またか」って感じで、大したニュースやない扱いやった。せやけど、その後に起きたことは、ワシントンが世界に知られたくない、もっと深い真実を暴露したんや。

これは単なる国境や制裁の話やない。何十年にもわたるアメリカの外交の失敗が、この一つの反抗的な行為に凝縮された、ターニングポイントやったんや。

アメリカは長いこと、ドルをアメとムチにして、経済制裁っていう金融の隔離で、世界に服従を強いてきた。世界はいつも従うもんや、ってタカをくくっとったんや。

せやけど、ベネズエラのこの大胆な対応と、それが引き起こした世界中の反応は、このシステムがもう効かんようになっとるってことを示したんや。

今、わてらが目撃しとるんは、不安定化やなくて大変革や。アメリカの優位性の上に築かれた世界秩序は、変化の真っ只中や。この変化の痙攣(けいれん)は、全大陸で感じられとるで。

経済制裁という「静かなる暴力」

このタンカー事件は、孤立して生まれたもんやない。20年以上にわたる、アメリカが主権国家に対して仕掛けた経済戦争の結果やねん。

2000年代初頭から、アメリカはベネズエラに対して、中世の包囲戦にも匹敵するくらい厳しい包囲網を敷いてきた。資産を凍結し、世界市場へのアクセスを禁止し、食料や薬、必需品を買う能力まで奪ったんや。

そのせいで、普通の国民が受けた被害は甚大や。何万人もの人が、制裁で締め付けられた公衆衛生システムの崩壊や、栄養失調、予防可能な病気で死んだと推計されとる。

せやけど、わてらは「制裁は腐敗したエリートだけを標的にしとる」とか、「民主主義のためや」って自分に言い聞かせとる。ベネズエラの子供が腹を空かせる中、政策決定者が安眠するための、都合のええ幻想や。

制裁は、道徳の道具やない。強制の道具や。 外交でできひんことを、絶望でやらせようとして、国民を罰しとるだけやねん。

ワシントンの連中にこの話をすると、決まって同じことを言う。「マドゥロは独裁者や」「汚職しとる」「民主主義のために圧力をかけなあかん」やて。

せやけど、これは民主主義の話やない。支配(コントロール)の話や。膨大な石油資源の上に座っとる政府が、アメリカの監視なしに独立した道を歩むのを許さへん、っていう話や。

世界の「沈黙」が示すもの

ベネズエラがこのタンカーを拿捕したんが、なんでそんなに重要なんや?

それは、長年の経済的な包囲戦に対する**「わてらはもう経済的な包囲の受動的な被害者にはならん」っていうメッセージ、つまり返答**やったからや。

アメリカの政治家は、相変わらず「無法な政権の攻撃や!」って憤慨して、また制裁を増やすとか脅した。失敗を倍にしたら、急に成功するんかいな?

せやけど、そっから異変が起きたんや。今まで自動的に支持してくれた同盟国の合唱が、湧き起こらへんかった。ラテンアメリカでは沈黙が響いた。ロシアや中国みたいな国は、ベネズエラの主権と国境を守る権利を公然と擁護したんや。

この沈黙、この自動的な服従の欠如こそが、ワシントンをほんまに動揺させたんや。

ドルの支配は終焉へ

アメリカのグローバルな影響力の基盤は、長年ドルやった。ドルが世界の準備通貨やから、赤字を賄い、制裁を課し、他国が従わざるを得ん経済ルールを押し付けることができた。この金融の優位性が、わてらの最大の武器やった。

せやけど、使いすぎた武器と同じで、その力は弱まりつつある。

中国とロシアは自国通貨で取引しとる。中東の国々も非ドルでのエネルギー販売を試しとる。従来の同盟国ですら、アメリカ中心の金融システムに代わるもんを探っとる。

ベネズエラは、この変化を完璧に理解しとった。対立のコストが下がったってことに気づいたんや。世界はもう、ワシントンに反抗する国を自動的に非難せえへん。

このタンカー事件は、アメリカの権力が永遠で、誰も許可なしに再編なんて起きひん、っていう幻想に、決定的なヒビを入れた。

支配か、適応か

アメリカの力の源は、軍事力や経済力やない。「反抗しても無駄や」っていう認識やったんや。ベネズエラみたいな小さい国が、その認識に挑戦して生き残ったら、カリブ海を遥かに超えたメッセージになるで。皇帝の命令は、もう絶対やない。

この瞬間は、歴史的なもんや。支配に基づく古い秩序は、競争力のある権力の世界に道を譲りつつあるんや。

問題は、アメリカが適応できるかどうかや。それとも、完全に崩壊するまで、消えゆく支配の幻想に固執し続けるんか。

わてらは、「制裁は民主主義の道具やない。支配の道具や」っていうことを認めなあかん。経済的な締め付けは、爆弾と同じくらい確実に人を殺す、静かな暴力やねん。

ベネズエラの反抗は、単なる領海紛争やない。歴史の潮目が完全に変わったっていう、象徴的な警告や。

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