ラリー・ジョンソン&ダニエル・デイヴィス:ロシア、ポクロウシクを占領へ
https://www.youtube.com/watch?v=49yh3rlZ9q8&t=17s
ダニエル・デイヴィス / 徹底分析
デイヴィス: プロウシクは文字通り、今指の爪だけでぶら下がっとる状態や。ウクライナの手元に残っとるのは、もうほとんど何もあらへん。ほんのちょっとの郊外に、何人か取り残された連中が必死でしがみついとるだけや。
せやのに、わてら西側とかキーウ(キエフ)では、現実を目の当たりにしても、完全に自分を騙しとるというか、認めようとせんのや。あっちこっちのいろんな人から、「あんたらの持ってる報告は、ただの嘘やろ」「いや、実際は大丈夫や」なんていうコメントをよう見るんやけど、自分の目が見とる事実を無視しとる。この戦いで、ここまで来とるっていうのが、もう信じられへん。
ほやけど、わてらが報告しとる話と、この人らが言うとることに、他に違うことなんか言えるわけあらへん。これがウクライナとウクライナ人にとって、何を意味するんか、っていうことや。
この理解できひん事態をどうにかこうにか理解しようと、https://www.google.com/search?q=%E5%85%83CIA%E3%81%AE%E6%83%85%E5%A0%B1%E5%88%86%E6%9E%90%E5%AE%98%E3%81%A7sonar21.comの著者、ラリー・ジョンソンにまた来てもうたで。ラリー、いつも通りおかえり。
ジョンソン: ダニー、いつも呼んでくれて感謝やで。
デイヴィス: 残念ながら、わてらはこういう話ばっかりしてるわ。事例が山ほどあるからな。今日もまた新しい話がある。ほやけどラリー、これはもう修辞的な質問かもしれん。答えは分かりきってるかもしれんけど。わてらはいつになったら現実を認めるんやろ? それとも、戦車が角を曲がってくるまで「バグダッドにアメリカ兵はおらへん」って言い続けたバグダッド・ボブみたいになる運命なんか?
ジョンソン: せやな。アメリカ兵がとうとうカメラの前に引きずり出された時、その時に初めて現実になるんやろな。ほやけど、それまでは「知らんがな」や。「客観的に何が起こっとるかを報告しようとしたら、それは嘘や、もしくはロシアの偽情報や」って言われる状況やねん。
「太陽は東から昇る」って言うたら、それもロシアの偽情報や。「ほとんどの犬は足が四本ある」って言うたら、それもロシアの偽情報や。
ほんで、あの見出しや。「ロシアが2年で初めての勝利に近づく」やて? こいつら、去年のアウディーイウカ、その前のバフムート、そのまた前のマリウポリを見とらんかったんか?
大事なんは、2022年、2023年、2024年に、ロシアが「大規模で持続的な戦い」を一つずつ勝ってきたいうことや。ほやけど、今年は同時に少なくとも五つか六つの戦線で戦っとって、全部でロシアが優勢やねん。
ウクライナはもう、北のハルキウからドンバスを通って南のザポリージャまで、前線が崩壊寸前や。この距離がどれくらいか、ほとんどのアメリカ人は分かっとらん。例えるなら、メリーランド州ボルチモアからマイアミまでの距離やで。
デイヴィス: ほえ?。なるほど。そういう風に文脈を与えられると、「うわ、遠いな」ってなるわ。
ジョンソン: せやろ? 70万人の部隊がおる言うても、1,800キロメートル(1,100マイル)の戦線に広げたら、屁みたいなもんや。
これが今、ウクライナが直面しとる現実の問題や。あの戦線全体を強化するための予備戦力(リザーブ)が奥深くにあらへん。ほやけど、ロシアにはある。やからロシアは、ひたすら押し、押し、押しとるだけや。
デイヴィス: ちょっとポクロウシクにズームインした画像を見てもうたけど、今の話の補強になるわ。この巨大な戦線はオデーサから始まって、ヘルソン、ザポリージャを通ってドネツク、ルハンスク、そして北のハルキウ州にまで及んどる。ロシアはハルキウ州にも追加で侵攻しとるしな。もう「どこでやられるか選べ」みたいなもんや。
「ロシアの進展は遅いから成功やない」なんて、どうして言えるんやろな?
ジョンソン: それはメリーランド州、ヴァージニア州、ノースカロライナ州、サウスカロライナ州、ジョージア州、それとフロリダ州の三分の二やで。とんでもない広さや。
ほんで、わいがめっちゃ不思議に思っとるんやけど、あんたは何か知っとるか? 西側ではなんで、この「架空の試合時間」が設定されとるんやろ? 「ロシアの動きは遅い」やて。まるでスーパーボウルの第4クォーターで、残り2分や、みたいな。ロシアがあと2分で点取らな負け、みたいな。待て待て、と。
ロシアは時間に追われてへんやろ。カウントダウンの時計は動いとらへんねん。
デイヴィス: ラリー、それはめっちゃ大事な指摘やな。ほんで、あんたの例えは天才的やわ。わてらは「もうすぐ4年やから、第4クォーターの残り2分に違いない」って思い込んどる。
せやけど、ロシアは野球か、あるいはチェスみたいなもんをやってるんや。時計なんてあらへん。ただ次の一手を打つだけや。ロシア側は、全く別の心理的な時間軸で動いとる。この二つの考え方、メンタリティがどういう風に作用しとるか、あんたの意見を聞かせてくれへんか? ロシア側から話を始めてみよか。
???? ロシアの戦術と西側の誤解
ジョンソン: ロシア側から見ると、最初の段階から、犠牲者を最小限に抑えるというのが、プーチン大統領からの唯一の介入やった(介入というならやけど)。「急ぐ必要はない。この脅威は止めるが、不必要に兵士を危険に晒す必要はない」と。
ほんで、もう一つの側面は、ロシアの上級将校は実際に前線から指揮を執るいうことや。アウディノフ将軍なんか、13キロのガスパイプラインの中を行進させた時、「お前ら行け」やなくて、自ら先頭に立った。わいやったら、ベッドからトイレまで行くのに前かがみになるのも大変やのに、13キロも前かがみで歩くいうのは、すごいことやで。
さらに、「ウクライナ人も親戚やから、殺す数を減らそうとしている」という話もあった。ロシア人とウクライナ人が結婚しとるケースはめっちゃ多いねん。ウクライナ軍の司令官、シルスキー将軍の両親だってロシアに住んどる。
やから、これは内戦の要素もあって、不必要にウクライナ人の命を奪いたくないし、ロシア人の命は守りたい。やから、西側が言うように「カタツムリのような速さ」で進んどる。せやからなんや? どんだけ早かったかで点数がつくわけやないやろ。
デイヴィス: ところで、ここでちょっと横やり入れるわ。アンジェリーナ・ジョリーがウクライナを訪問した時、運転手がウクライナ軍に徴兵されて拘束されたっていう速報が入ったわ。
彼女は人道支援でウクライナ支持やったんやけど、運転手が徴兵されたって、ウクライナ側の絶望感を物語っとるやろ? 息しとる男なら誰でもええんか、ってことや。
ジョンソン: 次は50歳以上の女性ドライバーを雇うこっちゃな。
ダグ・マクレガーとの会話も見たけど、彼が指摘しとったわ。ロシアがポクロウシク周辺で捕らえた兵士の中には、文字通り一週間か二週間前に制服を着たばっかりの連中もおる。ズボンのチャックの上げ方ぐらいは覚えたかもしれへんけど、まともに機能する兵士になる装備なんて全くあらへん。
これは、1945年4月にベルリンで「あのオーストリアの伍長(ヒトラーのことや)」がやったこととそっくりや。若い少年や病気の老人なんかに制服とパンツァーファウスト(対戦車兵器)を持たせて瓦礫の中に突っ込ませた。最後の抵抗やけど、戦術的にも戦略的にも、戦場で何も変わらへんかった。
?? 撤退作戦の失敗とリーダーシップの問題
デイヴィス: ほんで、戦場についてやけど、今問題になっとるのがポクロウシクの包囲網(cauldron)や。図で見てもらうと、ウクライナ軍が完全に支配しとるのはポクロウシクの中のたった三ヶ所だけ。残りのほとんどはロシアの手に落ちとるか、グレーゾーンや。北と南からロシア軍が攻め上がってきて、ミールノフラードと、その地域を防衛してる全部隊が、事実上包囲された状態や。
ウクライナ側は打開しようと作戦を試みとるけど、この数日間は無理やった。ロシアはそれを阻止するために部隊を投入できる力を持っとるみたいや。
最近捕虜になったウクライナ兵の動画があったんやけど、ひどいもんや。彼は「任務がちゃんと説明されへんかった」「包囲されたことを知った」「水も食料も届けてくれへん」「もううんざりや」「逃げ道はなかった」って言うとる。
ほんで、ロシア兵が「仲間に何かアドバイスは?」って聞いたら、「死ぬな。可能なら降伏せえ」やて。
ジョンソン: ほら、若いムキムキの連中はおらへんやろ? わいみたいな年寄りの男ばっかりやったやろ。
あと、もう一つの側面として、ポクロウシクとクプヤンスクにはCIAの特殊活動部門の職員が閉じ込められとるようや。せやから、先日、二回にわたってブラックホーク・ヘリコプターでウクライナのGUR(軍事情報総局)の特殊部隊を「投入」しようとした作戦があったんや。表向きは「防衛を強化するため」やったけど、特殊作戦部隊は通常戦でそんなに大きな違いは作らへん。
あれは明らかに人員を避難させようとしたんやけど、成功せんかった。
デイヴィス: 戦争が始まって4年近く経つんやで。監視ドローンが普及しとるのも、偵察ドローンがあるのも、全部知ってるはずやんか。この地球上で、UH60ヘリで人を入れようとして、ドローンが監視してへんと思うヤツなんかおるんか? この作戦を命じたヤツらは、歩兵が何かできると本気で思っとったんか?
昔、あんたが陸軍におった時のことを思い出してくれ。演習が終わったら「ホットウォッシュ」(事後検証)があったやろ。「教訓」なんか、ほんまに活かされとったか?
ジョンソン: パワーポイントのスライドで「素晴らしい演習でした」って言うて、封筒に入れて二度と読まへんかったのが現実やな。
デイヴィス: ほんま、ショックやで。3年半もやっとるのに、学習せん。文字通り、多くの兵士を死地に送っとる。
ジョンソン: 第二次世界大戦のイギリスのSOE(特殊作戦執行部)の作戦を見てみい。ベトナムのSOGの作戦を見てみい。何回も人を送り込んで、何回も殺されとる。「あれ? 敵はわてらの動きを知っとるみたいやな」やて。アホちゃうか。スパイに浸透されとったんや。せやから、わいは驚かへんねん。長い歴史があるからな。
デイヴィス: 腹が立つんは、わいが「正しいやり方」を知っとるからや。湾岸戦争の時、わての部隊の作戦士官やったダグ・マクレガー大佐と、もう一人の司令官は戦術の天才やった。わてらは第二次大戦のガザラの戦いを研究して、サウジの砂漠で大規模な訓練をした。失敗例からも学んだから、実戦になった時、敵が何をするか、わてらが何をすべきか、正確に分かっとった。命がかかっとるのに、今もこんなことやってるのが理解できひん。
ジョンソン: あんた、核心を突いたな。リーダーシップや。
CIAのやらかしやねん。陸軍にはまだ多少の責任追及があるけど、CIAでは政治とか他の問題が入り込んでくるのを何度も見てきた。
ホンジュラスの反政府勢力(コントラ)に議会が資金を再開した時、ホンジュラスの基地長は「武器がないから動かせない」って言ったのに、「そんなん知らん。議会がカネを出したんやから動かせ!」って言われたんや。食料を止められて、国境を越えんと飯抜きにされて、結局、武装してへんのにサパディニスタ大隊にボコボコにされた。
分析官として、わてらは「彼らは戦うのが下手やな」って見てたけど、そら、銃と弾薬なかったら下手糞にもなるわな。CIAの関与があると聞くと、説明がつく。組織内の責任追及がほぼ皆無やからな。
デイヴィス: この段階でこんなことがわからんのは、犯罪的な怠慢やと思うわ。
?? ロシアの「火力優先」戦略
デイヴィス: ほな、もうちょっと踏み込んで、ロシアの作戦術について話したいんやけど。ポクロウシクに注目しとるけど、ロシアはそれだけやない。
元アメリカ陸軍のメジャー(少佐)がドゥーランで話してたことが、ロシアが前線の他の場所で何をやってて、それがどう繋がっとるか、めっちゃ勉強になったわ。
メジャー(元米陸軍): ポクロウシクの北部は完全に包囲されとる。南部もほとんどロシアの手にある。ミールノフラードも20?30%はロシアの支配下や。ほやけど、ロシア軍は全く急いでおらへん。
敵を包囲して、残っとるのは1.5kmほどの通路だけ。そこはドローンで監視されとる。わいがこの「包囲釜」の南側の動画を見たけど、たった20秒の間にドローンが9機か10機も飛んどった。「ターゲットが豊富な環境」どころやないで。
「人間より矢の方が安い」って言うけど、この場合はドローンの方がずっと安い。敵を掃討するより、徹底的に皆殺しにしてから、降伏した生き残りだけを拾い集める方がええやろ。
ロシア軍は、障害にぶつかるたびに一旦下がって、ありったけの火力で叩きのめす。砲兵、ドローン、戦車からの直接射撃。戦車は今、直接火力支援の兵器システムとして使われとるだけで、近代的な戦車である必要もあらへん。やからT-55なんかも出てきとる。
ロシアが焦らず、兵士の危険よりも火力を優先しとるっていうのは、前線全体で起こっとるんか? それともポクロウシクだけなんか?
ジョンソン: 前線全体で起こっとる。
Simplicius the Thinkerも今週初めにええ記事を出しとったけど、ドローンのおかげで、従来の機動戦の概念が完全に変わった、いう話や。ドローンは前線だけやのうて、縦深(奥行き)まで攻撃できるようになったから、部隊を集結させて敵の側面を突く、みたいな従来のやり方が通用せえへん。
せやから、ロシアは部隊を集結させて突撃するんやのうて、小規模な部隊で動いて、ドローンへの依存度を上げとる。「ドローンで済むなら、なんで人間を危険に晒すんや?」ってことや。
ほんで、ロシアのドローン生産は劇的に加速しとる。産業規模で生産しとるんや。NATO全体を相手に3対1で上回っとるんやで。
ドローン、砲弾、兵員、戦車…ウクライナやNATOがロシアに対して優位性を持っとる分野は一つもない。
ロシアは目覚めるのが遅かったかもしれへんけど、ひとたび本気になったら、もう止まらへん。わてらには、そういう歴史があるんや。


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