ユーロアジアネット:中央アジア首脳会議 始まりの終わり
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中央アジア首脳会議:始まりの終わり
C5+1フォーマットの可能性を実現するには、やるべきことが山ほどある
2025年11月7日
戦術的なレベルで見ると、11月6日に開催されたアメリカと中央アジアの首脳会議は、発表された協定の数々を考えたら、大成功と分類できるやろ。
せやけど、このホワイトハウスでの集まりが戦略的な成功やったかどうかを判断するには、まだ早すぎるわな。戦略的な成功っちゅうには、アメリカが重要鉱物部門の開発だけやのうて、貿易と近代化を可能にする長期的なインフラや開発の課題に取り組むのを支援するために、長期間にわたるコミットメントを示す必要がある。専門家は、そして、全ての参加国が、それぞれの政治的・経済的な目標を達成するために、集団的な制度を築いていく必要がある、っちゅうてるで。
発表された驚異的なディール
首脳会議の目先の成果は、カザフスタンとウズベキスタンが先頭に立って、目覚ましいもんやった。
ウズベキスタン: トランプ大統領は自身のトゥルース・ソーシャルで、ウズベキスタンが今後10年間で、重要鉱物、航空、インフラ、農業、情報技術など、様々な分野で1000億ドル相当のアメリカのモノやサービスを購入する意向を示したことを称賛しとる。「わしらは両国の間での長期的で生産的な関係を楽しみにしとる!」っちゅうてトランプ氏は書いとる。
カザフスタン: カザフスタンは、合計で172億ドルに上る30の協定を発表した。これに加えて、アメリカ企業に主要なタングステン鉱床の開発権を与える11億ドルの合意も最終決定しとる。カザフスタンはさらに、トランプ氏の代名詞とも言える、中東の平和推進イニシアティブである「アブラハム合意」に署名することにも同意した。トランプ氏は、このカザフスタンの動きを「世界中に橋を架ける大きな一歩前進」と表現しとる。
戦略的な課題:受け身から能動へ
戦略的なレベルで見ると、やるべきことは山ほどある。ウズベキスタンのサフィヨフ上院第一副議長は、このC5+1の枠組みで行われた首脳会議を、米・中央アジア関係を前進させる上での画期的な出来事や、っちゅうて絶賛しとる。彼は11月7日のアトランティック・カウンシルでの講演で、「ホワイトハウスから中央アジアにおけるアメリカの長期的な戦略的利益を証明する、明確で曖昧さのないシグナルを初めて見ることができた」っちゅうて言うた。
せやけど、サフィヨフ氏や他の講演者は、この首脳会議で生まれた可能性を最大限に活用するには、交通ルートの拡大や、地域の製造能力と人的資本の開発に向けた定期的かつ組織的な関与が必要や、っちゅうことを強調しとる。
ネバダ州選出のディナ・タイタス下院議員(民主党)はビデオコメントで、このワシントン首脳会議が「実行可能な協力」を刺激する「極めて重要な機会」や、っちゅうことを強調した。彼女は、C5+1のフォーマットには、ハイレベルな接触が常態化するような「パラダイムシフト」が必要や、っちゅうて付け加えた。
?制度化の要求と「競争」の歓迎
サフィヨフ氏は、C5+1のフォーマットを成功させるには、中央アジアを単なる原材料の供給源として見なすわけにはいかへん、っちゅうてる。貿易協定は、地域内での完全なサプライチェーンの開発におけるアメリカの支援によって「補完されるべき」や。
中央アジア諸国は、もはや大国が碁を打つチェス盤の「受け身の駒」やのうて、独自の目的を持った「能動的なアクター(主体)」として見なされるべきや。彼らは、中国、アメリカ、その他の国々との経済競争を奨励する「多角的政策」を追求しようと意図しとる。「競争はええことや」っちゅうて彼は言うとるで。
ウズベキスタンのシャヴカト・ミルジヨエフ大統領は、首脳会議の後、関係強化を促進するための制度の創設を求めとる。具体的には、持ち回りの議長職を持つC5+1の常設事務局の設立を要求しとるんや。さらに、ミルジヨエフ大統領は、「中央アジア投資パートナーシップ基金」、重要鉱物の採掘と加工を管理する「特別委員会」、そして中央アジアの農業部門を近代化し、水資源の効率的な管理を促進するための「地域パートナーシップ」を提唱しとる。
この声明ではさらに、「政府機関、企業、金融機関の間で組織的な対話を確保する」ために、「投資と貿易に関する閣僚級調整評議会の創設」が必要や、っちゅうことも強調されとる。
?「中間回廊」とアフガニスタン
専門家によると、C5+1の可能性を実現するには、制度化を超えて、中間回廊(Middle Corridor)貿易ネットワークと輸送ルートの構築に長期的にコミットする必要があるっちゅうことや。中間回廊の開発に必要なインフラ投資の費用は、200億ドル以上になるっちゅう試算もあるわ。
貿易の拡大には、アメリカがアフガニスタンのタリバン政権との潜在的な関与について考える必要もある。アフガニスタンは、内陸国である中央アジアと海港への出口の間に位置しとるからや。「アフガニスタンは中央アジアの一部や」っちゅうてサフィヨフ氏は言うとる。
中央アジアの主要な学術専門家の一人であるフレデリック・スター氏は、アトランティック・カウンシルで、中央アジア諸国自身も、新たな機会を最大限に活用するために新しい集団的な制度が必要や、っちゅうて述べとる。中央アジア諸国は、ごく最近になって共通の地域的な政治的、経済的、社会的な課題に協力する意欲を見せ始めているにすぎへん。協力は、「地域全体にわたる、中央アジア限定の」組織を通じて、体系化される必要がある、っちゅうてスター氏は主張しとる。
ワシントン首脳会議の全ての参加者の焦点は、今は「制度化への移行」を促進することに向けるべきで、「自己満足に浸るべきやない」っちゅうてスター氏は言うとるで。


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