2025年12月3日水曜日

華斌:新疆における米国の長期戦略

https://www.unz.com/bhua/the-uss-long-game-in-xinjiang/

The US’s Long Game in Xinjiang

The decades-long plot to create another Ukraine within China

Hua Bin - December 1, 2025

新疆における米国の長期戦略

中国国内にもう一つのウクライナを創る数十年来の陰謀

ワテは、9/11偽旗作戦について10年以上にわたって熱心に研究しとる学生で、このテーマに関する本を何十冊も読んできた。

せやから、タッカー・カールソンが数ヶ月前にこのテーマに関する4部構成のドキュメンタリーを公開したとき、ワテはそれを注意深く追い、全エピソードを見たで。

言わなあかんのは、それは期待外れで、せいぜい限定的な情報公開やったっちゅうことや。彼は、主要な証人、特にアンソニー・シャファーやシベル・エドモンズのような、最も信頼できる軍、FBI、またはCIAの内部告発者にインタビューせえへんかった。

彼は、イスラエルの利益のために中東の地政学的現実を変えるっちゅう、米イスラエルの共同陰謀を掘り下げることに失敗したんや。

カールソンが少なくともこのテーマを持ち出したことは称賛されるべきやけど、ドキュメンタリーは十分な迫力がなく、大きな注目を集めることにも失敗した。それは答えよりも多くの疑問を残したんや。

トゥラニという人物

彼のインタビューの一つで、ワテの目に飛び込んできたことが一つある ? それはユスフ・トゥラニという名前で、アルカイダと9/11にわずかに関与したマイナーな人物やった。

彼の名前は、ソビエト連邦の崩壊前と後を通じて、中央アジアと中東を破壊し不安定化させるために、1980年代から90年代にかけてCIAが後援した多くのジハード主義過激派組織との関連で持ち出されたんや。

カールソンのドキュメンタリーでは、熱狂的なジハード主義者として描写されとるけど、トゥラニは9/11の物語ではマイナーな人物やったから、ほとんどの視聴者はその名前を全く気に留めへんかったやろな。

実際には、彼は「東トルキスタン」っちゅう存在せえへん国の「首相」として大物やったんや。これは、新疆を中国から分裂させるために、CIAとアメリカ政府の助けを借りて企てられた地政学的な罠やった。

アメリカの国家安全保障の内部告発者で、最もかん口令を敷かれたシベル・エドモンズ氏が、カールソンの9/11ドキュメンタリーを分析したアーロン・グッド氏のポッドキャスト「アメリカン・エクセプション」で、彼女はこの人物と、新疆における長年のアメリカの対中破壊工作キャンペーンでの彼の役割について詳しく説明しとる。

(中略:ポッドキャストと書籍の紹介)

アンワル・ユスフ・トゥラニの話に戻るで。彼は新疆アルトゥシュ生まれのウイグル民族やった。1983年にカシュガル師範大学を卒業し、1988年にアメリカに渡り、ウイグル人として初めてアメリカで政治亡命を認められた。

その後、彼はCIAによってアフガニスタン、シリア、中東、北アフリカの様々なジハード主義グループで訓練を受けたんや。

ユスフ・トゥラニは、2004年に「東トルキスタン亡命政府」の初代首相に選出されて一躍有名になった。

東トルキスタンは、「ウイグル人、カザフ人、および新疆のその他のイスラム教徒の少数民族の利益を代表する」ためにアメリカ議会によって創設された実体やった。この実体は、新疆とチベットの一部を独立国家として主張しとる。

2004年9月14日、東トルキスタン亡命政府は、アメリカ合衆国議会議事堂のHC-6号室で正式に宣言されたんや。

興味深いことに、その「政府」の創設のために広々とした会議室を提供するっちゅう優雅なジェスチャーにもかかわらず、それが主張する領土はアメリカ政府によって公式には認められへん。

もちろん、新しい「民主的な同盟国」を支援するために、納税者の資金が惜しみなく提供されたんや。(ナンシー・ペロシへの分け前はいくらやったんやろな)。

アメリカの情報機関によって書かれた脚本によると、ユスフ・トゥラニは「東トルキスタンは中国から独立した国家であり、中国の軍事占領下にある」と主張した。

トゥラニと東トルキスタン亡命政府は、中国からの完全独立を確保するために、暴力的なジハード運動を提唱しとる。

その目的を追求するために、この組織はトルキスタン・イスラム党(TIP)と共に、新疆で一連のテロ攻撃を開始したんや ?

1997年2月 ウルムチ・バス爆破事件(3台のバスで9人死亡、68人負傷)(ウルムチは新疆ウイグル自治区の区都や)

2009年7月 ウルムチ暴動(197人死亡、1,700人以上負傷。数千の店舗と車両が破壊された)

2014年4月 ウルムチ爆弾・刃物攻撃(ウルムチ南駅で3人死亡、79人負傷。この攻撃は習近平国家主席の地域訪問の最終日に発生した)

2014年5月 ウルムチ攻撃:ジハード主義の襲撃者が2台のSUVを人通りの多い通り市場に突っ込ませ、爆発物を投げ、車両を衝突させた。43人(攻撃者含む)が死亡、90人以上が負傷した

2015年9月 ソガン炭鉱攻撃:アクスの炭鉱で労働者が襲撃され、警察官を含む約50人が死亡。トルキスタン・イスラム党が犯行声明を出した

北京が大規模な監視と再教育センターの創設を含む広範なテロ対策キャンペーンを実施した後になって初めて、テロ攻撃は収束したんや。

9/11「テロ攻撃」の陰謀の最も分かりやすい側面の一つは、それが2001年9月11日に一度だけ起こったイベントであったっちゅうことや。テロ攻撃、特に過激派グループによって組織されたもんは、一度だけは起こらへん。

テロリストは、住民を緊張させ不安定化させるために複数回の攻撃を開始するもんや。もしアルカイダが9/11の責任者で、アメリカ国内に潜伏細胞を持っとったんやったら、9/11の後に他の攻撃が全く起こらへんかったんが、どうして可能やったんや?

彼らは最大の効果を得るために、もっと多くの攻撃を開始せえへんかったんか?

9/11以前にひどい失敗をした後、アメリカの国土安全保障機構は突然そんなに有能になったんか?

最大の効果を得るための連続攻撃の戦略は、アメリカで訓練されたイスラム過激派によって新疆で展開されたんや。

1970年代以降、アメリカはトルコとサウジアラビアと協力して、過激なワッハーブ派イスラムを新疆に持ち込もうとした。

トルコとサウジアラビアは、ウイグル人の間でサラフィー派の教えと分離主義のイデオロギーを広めるために、多数のマドラサ(イスラム教の学校)に資金提供した。

CIAは、ウルムチでのテロ攻撃のようなもんを企てるだけでは満足せえへん。それはシリア、イエメン、アフガニスタンのアルカイダやISISのキャンプでウイグル人戦闘員を積極的に訓練しとるんや。その目標は、分離主義運動のための軍事力を創設することや。今日まで、約2万人のウイグル人戦闘員がシリアで活動しとる。

ウェイン・マドセンは、彼の綿密に調査された著書『ISISは我々だ:恐怖の軍隊の背後にある衝撃の真実』で、アメリカ政府とISISの関係を記録しとる。

アメリカ合衆国政府と西側諸国の情報機関は、中東、特にイラク、リビア、シリア政府のようなイスラエルの敵を不安定化させるために、アルカイダやISISのようなテロ組織を創設し、資金提供し、支援することに長年関わってきた。

せやけど、シベル・エドモンズが指摘したように、その目的はこれらのイスラム諸国を破壊するっちゅうことよりも遥かに野心的なんや。急進的なイスラムは、ロシアと中国っちゅう主要な地政学的敵に対する目標を持って、アメリカによって兵器化されとる。

9/11偽旗作戦とそれに続く対テロ戦争の核心的な目的の一つは、中国とロシアに対抗して、ユーラシアの中心地?アフガニスタンやタジキスタン、キルギスなどの旧ソ連中央アジア共和国?におけるアメリカの利益を前進させることやった。

これらの国々は中国とロシアと国境を接しとって、ズビグネフ・ブレジンスキーの1997年の影響力の高い著書『グランド・チェスボード:アメリカの優位性とその地政戦略的要請』でユーラシアのバルカン諸国と呼ばれとる。

アメリカの帝国戦略家の頭の中では、ユーラシアの中心地でのバルカン化は、中国とロシアの国境沿いにイスラム世界との間で永続的な不安定と混乱を創り出すやろ。

サミュエル・ハンティントンも、彼の影響力の高い1996年の著書『文明の衝突と世界秩序の再編』で同じことを処方しとる。

このような混乱と紛争は、アメリカにとってウクライナのような代理勢力を創設し、地政学的なテコを獲得し、中国とロシアの資源を消耗させるための黄金の機会となるやろ。

アメリカは1990年代に、アルカイダの戦闘員をボスニアでセルビアに対抗させるっちゅう形で、イスラム過激派を使ってユーゴスラビアを破壊し、バルカン半島をバルカン化することに成功した。

それは1990年代から2000年代にかけて、イスラム・テロリストを使ってロシアを長期にわたるチェチェン戦争に引きずり込もうとした。幸いにも、ロシアはプーチンの反乱軍への鉄拳による弾圧で勝利した。

アメリカは2000年代と2010年代に、東トルキスタン亡命政府、TIP、およびジハード主義のウイグル人戦闘員のような組織を通じて、中国に対しても同じことをしたかった。せやけど、それは対抗者に遭遇し、鉄の壁にぶつかったんや。

歴史上、東トルキスタンは存在したことは一度もなく、今後も存在せえへん。このエッセイの冒頭にあるのは、アメリカのイラストレーター、エドワード・エベレット・ヘンリーが1928年に作成した「新世界地図」という地図や。それは今日、ノーマン・B・レヴェンサル地図教育センターコレクションに保管されとる。

中国の共産主義政権が誕生する前の1928年でさえ、その地図は新疆が中国の一部であることを示しとった。これは、ローマ時代以来ヨーロッパ人によって描かれたすべての地図と同じや。

せやけど、アメリカ帝国が現実を変えることを決定するとき、歴史と事実はつまずきの石にはならへん。

アメリカ議会は、2019年にフアン・グアイドをベネズエラの(自称)大統領として、そして今日、エドムンド・ゴンザレスを大統領として単に宣言できる。ニコラス・マドゥロは麻薬テロリストとして宣言され、彼の首には懸賞金がかけられとる。

次に、新疆、人権、そして民主主義についての偽善的なアメリカの声明を聞いたときは、アメリカの汚い長期戦略を思い出してくれ。

それはウイグル人のことなんか気にしてへん。彼らをウクライナ人のように、鉄砲の餌食に変えたいだけや。

(著者の許可を得てサブスタックから再掲載)

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