2026年1月5日月曜日

ダニー・ハイフォン × ディエゴ・セケーラ:ベネズエラ反撃


ダニー: 皆さんようこそ。ホストのダニー・ハイフォンや。今日はベネズエラのジャーナリスト、ディエゴ・セケーラはんを迎えとる。番組初登場やけど、もっとええ状況で会いたかったな。ようこそ、ディエゴ。
ディエゴ: 呼んでくれておおきに。まあ、状況はただの状況や。どんな時でもええんやで。
ダニー: ほんまに激震の内容やからな。ディエゴ、まず聞きたいんは、トランプ政権と軍のデルタフォースがニコラス・マドゥロを拉致して、今ブルックリンのMDCに拘束しとる。その後、米国側がこの国を動かしとるようなナラティブを流しとるけど、これについて聞きたい。 でもな、ベネズエラの暫定大統領に指名されたデルシー・ロドリゲスは、全く違う反応をしとる。「ドナルド・トランプが今のベネズエラの支配者や」っちゅう考えに真っ向から反撃しとるんや。彼女がスペイン語で言うたことを読み上げるわ。 彼女はこう言うた。「世界中の政府は、ボリバル共和国がこのような性質の攻撃の犠牲になり、標的になったことに衝撃を受けとる。これには疑いようもなく塩殿(シオニスト)の影がある。ホンマに恥ずべきことや。解放者(シモン・ボリバル)がジャマイカ書簡で言うた通り、ベールは引き裂かれた。うちらはすでに光を見た。奴らはうちらを暗闇に引き戻そうとしとる。鎖は壊された。うちらはすでに自由であり、敵はうちらを再び奴隷にしようとしとる。ベネズエラの民衆が絶対的に明確にしとることは、二度と奴隷にはならんっちゅうことや。全ベネズエラが動員され、マドゥロ大統領――ベネズエラ唯一の大統領や――によって令状はすでに署名されとる。この国に大統領は一人しかおらん。ニコラス・マドゥロ・モロスや」と。 ディエゴ、これはドナルド・トランプが拉致後の会見で言うたことと矛盾しとる。トランプはフォックス&フレンズで「副大統領(デルシー)と協力するんか?」と聞かれて、「マコ(ルビオ)が直接話しとる。彼女はベネズエラを再び偉大にするためにうちらが必要やと思うことをやるつもりや。シンプルや」と答えた。 ディエゴ、あんたは今ベネズエラの現場におる。今の現実がどうなっとるんか、視聴者に教えてくれ。
ディエゴ: まずな、昨日のトランプのプレッシャーは異常やったし、言うとることはいつものようにデタラメや。メディアは「権力の空白」について話しとるけど、それはただの無知やな。ベネズエラは国家であり、政府であり、法があり、憲法がある。憲法に基づいて最高裁が判断したんは、今の状況下でマドゥロが戻るまではデルシー・ロドリゲスが暫定大統領を務めるっちゅうことや。 米国の指名や「移行」なんてのは何の関係もない。トランプは波に乗ろうとしとるだけやろうけど、実際には何の関係もない。さっきもトランプはデルシーを脅しとったわ。「従わんかったらマドゥロよりひどい目に遭わせる」ってな。これで昨日のトランプの話がBS(デタラメ)やったことがはっきりした。 国の雰囲気やけど、うちは昨日、地方の農村まで車を走らせた。どこも平静や。混乱も暴動もない。マチャドの勢力が乗っ取ろうとしとる動きもない。実際には逆や。今まさに、国中でマドゥロの帰還を求めるデモが起きとる。 ここ数ヶ月ずっとそうやけど、人々は、政府を支持しとるかどうかに関わらず、こういうアメリカ式の「解決策」は支持しとらん。マドゥロが好きやなくても、アメリカに支配されるんはもっと嫌なんや。昨日の作戦で40人が死んだと言われとる中で、人々が「解放された」と喜んどるなんてのは、ただの捏造や。 ニューヨーク・タイムズによれば、トランプはマドゥロが公の場で踊ったり、カラカスっ子のスタイルで振る舞っとるのが気に入らんかったらしい。彼らは「社会の崩壊」を期待してシンクタンクの報告書通りに動いとるけど、実際には崩壊が起きへんから、あんな拉致をやるしかなかったんやな。
ダニー: 心理的な挫折を狙ったキャンペーンが凄まじいけど、ベネズエラがどう抵抗しとるか、もっと教えてくれ。
ディエゴ: 映像を見ても、低空飛行のヘリがカラカス上空であんなに簡単にホバリングできるなんて、論理的な説明がつかへん。誰かが許したんか?という話になる。でもな、重要なんは彼らがジャミングも使っとったっちゅうことや。去年の6月13日にイスラエルがイランを攻撃した時と同じパターンや。電子戦の組み合わせやな。カリブ海には電子戦専用の船や飛行機がうじゃうじゃおった。 うちは、何らかの「内部の裏切り(インサイド・ジョブ)」があったと睨んどる。ルビオやトランプが言う「高度な潜入作戦」なんてのは信じへん。もっと卑俗な裏切りやろう。ただ、もし軍の治安構造に大きな亀裂があるなら、今頃もっとひどい混乱が起きとるはずやけど、そうなっとらん。 昨日、自分らの battalions(大隊)を守って戦った若い軍曹たちの証言が Telesur で流れとる。彼らは負けとらんし、屈しとらん。
ダニー: 石油の話に移りましょう。ルビオの動画を見てみます。「石油施設を奪うわけやない、海賊運営を止めるだけや。民間企業を入れて設備を直せばベネズエラ人の利益になる」なんて言うてますが。
ディエゴ: ルビオの言い分はほんまに卑劣や。2017年から制裁で収入の99%を奪うといて、生き残るための努力を「海賊」呼ばわりや。うちらは石油収入に頼らんように多角化して、去年の経済成長は西半球でトップクラスやった。制裁は失敗したんや。 ルビオが言う「民間企業」っちゅうのはエクソンモービルのことやな。エクソンは2007年の国有化以来の恨みを晴らしたいんや。ガイアナの石油と合わせて市場を独占し、石油価格を自由に操作してロシアやイランを叩きたいんやな。 ウォール街の20人の投資家が3月に下見に来るっちゅうのも、その頃には体制転換が終わっとるっちゅう傲慢な計画や。タイミングは隠せへんな。
ダニー: ルビオは「中国、ロシア、イランに石油を支配させるな。ここは西半球、アメリカのシマや」とも言うてます。
ディエゴ: 結局は5年後の対中国戦を見据えて、今のうちに西半球の資源とチョークポイント(要衝)を完全に押さえ込もうとしとる。 デルシーが言うた通り、「アイザック合意」っちゅう新しい監視網の枠組みが南米で広がっとる。これはAI検閲や監視技術を共有して、イスラエルの利益を守るための仕組みや。イスラエルも、2009年に断絶した恨みがある。 マチャドはネタニヤフに直接手紙を書いて軍事協力を求めた女や。これは主権をかけた戦い。自由な人間として生きるか、奴隷になるか。ベネズエラが倒れたら、それは世界中の「テンプレート」になってまう。
ディエゴ: うちはな、何が起こり得たかっちゅうことに大きく依存して考えとるんや。 今、あの映像を見たらな、あの低空飛行しとるヘリコプターが、あんなに簡単にカラカス上空でホバリング(停止飛行)できるなんて、論理的な説明がつかへんのや。 そうなると、「一体誰があんなことを許したんか?」っちゅう疑問が出てくるわな。 せやけど、ここには重要な「せやけど(BUT)」があるんや。 やつらはな、ジャミング(電波妨害)もされとったんや。 つまりな、これはある意味で、去年の6月13日のイスラエルによるイラン攻撃の初日と似たようなもんやったんや。 せやから、おそらく今回のこともそのパターンに従っとるはずや。 うちの推測では、これらすべての組み合わせやな。つまり電子戦(EW)や。 特に、うちの海岸のすぐ近くに展開しとったあらゆるハードウェアを使った電子戦や。 つまりな、あらゆる種類の船(boats)やら飛行機やらがおったんや。 うちは技術的なことには詳しくないし、名前もいつも忘れてまう。何度も読んどるんやけど、名前を忘れてまうんは、それがただただ複雑やからや。 せやけど、それらはまさに電子戦に特化したものやった。 そして、それらがそこにおったんには、当然ながら理由があるんや。 カリブ海に展開しとったあの巨大な艦隊(Armada)を考えてみてな。 やつらは間違いなく、今回の作戦のためにそれらの軍事資産やハードウェアを使用したんや。
せやけどな、ここからはうちも推測の域に入るんやけどな。 何らかの「インサイド・ジョブ(内部の裏切り)」が起きてたんや。 うちは、ニューヨーク・タイムズが昨日出したようなスピン(情報操作)は信じへん。 それにな、マコ(ルビオ)やトランプ、それに「ヘクシーズ」らが言うとるような、高度な潜入作戦だの何だのっちゅう話も信じへん。 うちの推測では、実際はもっと「卑俗(petty)」なもんやったんちゃうかと思うんや。 それが今のうちの推測やな。まだ何も結論づけることはできへん。 まだ情報が欠けてると思うしな。 ただ、ある程度までは(裏切りがあったんやろう)。 もし、軍の治安構造に決定的な亀裂が入っとったんやとしたら、今日ごろにはもっと別のことが起きてるはずやからな。 今のところ――すまんな、このヘッドホン、ボロいんや――今のところ、そうはなっとらん。 うちはこうしてあんたと話しとる。この瞬間、国の他の場所で何が起きてるかは正確にはわからんけど、今のところは、それがうちの推測や。 もし(裏切りが)重大なもんやったら、おそらく今日、何か別のことが起きてるはずやけど、起きてへん。 せやから、ある程度までは(成功したかもしれんけど)、止められたか、検知されたか、うちは知らんけどな。
せやけど、そこには(死者も出とる)。 昨日だけで40人が死んだと言われとる。 ところでな、生還した若いベネズエラ人の軍曹たちの証言もあるんや。 彼らは実際に、当時自分たちの battalions(大隊)を守り抜いたんや。 せやから、やつらが言うとるほど「明快な話」やないんや。 多くの証言がある。後で送るから、あんたの好きなように使ってええよ。 少なくとも2つか3つの証言がある。実際にTelesur(テレビスール)が流しとる。 これらの若いベネズエラの兵士や軍曹たちが、基本的に自分らが見たこと、昨日やったことの自分たち側のバージョンを語っとるんや。 これは重要やと思うで。 なぜなら、これもまた「明快で洗練された作戦」っちゅうナラティブを突き崩すもんやからな。 せやけど、うちらはもう少し待たなあかん。 数週間とは言わんけど、数日待って、何が表面化するか、何がうちらの助けになるかを見なあかん。 少なくとも、この現実の全体像により近い絵を描くために、 decent な枠組みを得るためにな。 それにな、もしその潜入や浸透があんなに広範囲やったんなら、うちらは今頃、実際の権力の空白や制度的危機を経験しとるはずや。 でも、今のところそうはなっとらんのや。せやろ。
ダニー: せやな。今の話はめちゃくちゃ重要やと思うで、ディエゴ。 さて、ここからはもっと「大きな理由」について掘り下げていこうか。 普段は語られへん「語られざる理由」やけど、トランプ政権下では、奴らはそれを堂々と表に出してきとる。 トランプがベネズエラに対して、あんたの国に対して、ここまでエスカレートさせてきた理由や。 ディエゴ、もうちょっと出していくで。 残念ながら、またまたマコ(ルビオ)や。 まず、石油の問題について語るルビオを見てくれ。 これ、ウゴ・チャベスが何年も何年も前に言うてた通りや。「石油こそが、米国がボリバル政府を転覆させたがっとる最大、いや唯一の理由や」ってな。 それじゃあ、ルビオの言い分を聞いてみようか。
(ルビオの映像内容): 「結局のところ、これは石油施設を確保すること(強奪)が目的やないんや。 私らがやっとるんは、統治体制が変わるまで、制裁対象の石油が一切出入りできんようにしとるだけや。 今のベネズエラの石油産業は、伝統的な意味では存在してへんも同然やからな。 あそこの油田は基本的に海賊運営(pirate operations)や。 やつらは文字通り、地面から石油を盗んどるんや。 一握りの cronies(取り巻き)がその恩恵に預かって、それで現体制を維持しとるんや。 設備がボロボロやから、生産能力の18%くらいしか稼働してへん。 やつらは基本的に、自分らの利益のために金をポッポに入れとる。 石油を世界市場で40セントとか50セントの割引価格で売ってな。 その金は全部やつらのもんや。ベネズエラの人々はこの10年以上、その恩恵を全く受けてへん。 数人の億万長者を作っただけや。それがこの体制を支えとる。 これを正さなあかんのや。 ベネズエラの人々のためにこれを正す方法は、イランとかからやなくて、民間の(米国の)会社を入れさせて、この20年間投資されてへん設備に投資させることや。 利益が全く再投資されんと全部盗まれてきたんやからな。 これには、やり方を知っとる外部の会社が必要なんや。 全ては、今の産業を仕切っとる当局の振る舞いを劇的に変えることから始まるんや」
ダニー: ディエゴ。ルビオのやつ、要するに米国の民間企業を送り込んで、ベネズエラの石油を精製・処理させたいっちゅうわけや。 そのためには「統治体制の変更(レジームチェンジ)」が必要やと。 えらい聞き馴染みのある話やけど、奴らはそれを隠しもせんと堂々と言うとる。 ルビオたちは、これをまるで「終わったこと」みたいにスムーズに進むプロセスやと思っとるみたいやけど、あんたはどう見る?
ディエゴ: せやな。まずな、今のベネズエラ石油産業の状況を説明するのに、あんなに卑劣(sleazy)で不誠実(disingenuous)な言い方があるかい。 2017年の8月24日に石油産業が制裁されて以来、ベネズエラの石油収入は2020年には――もしうちの間違いやなければ――99%の損失まで落ち込んだんや。 やつらはあの時、国を崩壊させようとした。でもな、成功せんかったんや。 これは重要なポイントやで。 それにな、ルビオが言うとる「海賊行為」だの何だのっちゅうBS(デタラメ)についてやけどな。 ベネズエラっちゅう国はな、生き残るために、石油産業や貿易に対する不当で違法な制限を回避して、克服せなあかんかったんや。 だから、以前にタンカーが襲撃されたりしたんや。 やつら(米国)も、資源の無駄遣いやし、そう簡単にはいかんと気づいたんやろう。 特に、米国の沿岸警備隊がタンカーの拿捕に3回も失敗した時にはな。 せやけど、もっと重要なことがある。 今回これら(拉致作戦)が急いで行われた切実な理由の一つは、ベネズエラが先月、日量120万バレルの生産で締めくくったからや。 トップクラスやないにしても、確実に回復しとるっちゅう証拠や。 ベネズエラが経済的に崩壊せんかったんは、石油収入だけに依存せんように、強力に多角化したからや。 ベネズエラの歴史は石油依存やったけど、やつらの制裁プログラムが失敗したっちゅうことがこれで証明されたんや。 「シャドウ・フリート(影の船団)」が世界中を動き回って、ベネズエラやイラン、ロシアが石油取引を続けとる。 もちろん、不透明さや汚職も生むやろうけどな、制裁そのものより腐敗したもんがあるかいな。 制裁そのものが巨大な詐欺(grift)なんやからな。 もしルビオが本気で議論したいんなら、そこ(制裁の不当性)から始めるべきや。 せやけど、やつらは焦っとる。制裁が成功してへんから、強引に壊しに来たんや。 国連のラテンアメリカ経済委員会によれば、ベネズエラは今年、この地域で最も急速に成長した経済として締めくくったんやで。 これはマドゥロ派(チャビスタ)の機関が言うとるんやないんや。 この数字こそが、制裁が失敗した証拠や。 それが今回の件の根本的な理由の一つや。 「世界最大の石油埋蔵量を手に入れたい」っちゅう見え見えの理由だけやない。 もっと複雑な事情があるんや。 これがルビオに対するうちの反応や。
ディエゴ(さらに続けて): あともう一つ、他と同じくらい重要なことがある。 ルビオは「米国の石油産業や会社」について話しとるけどな。 南部ルイジアナやイリノイの製油システムにベネズエラの重質原油を運ぼうとしとったバレロ社(Valero)に対し、購入を許さなかったんはルビオ自身やろ。 ベネズエラの重質原油は、カナダのオイルサンドとかでは代替できへんのや。 それに、シェブロン(Chevron)は今日までベネズエラで操業しとる。 一体ルビオは何を言うとるんや? 彼が話しとるんは**エクソン(Exxon)**のことや。 エクソンはルビオの政治資金団体(PAC)の主要な支援者の一つやからな。 エクソンは2007年にベネズエラが石油産業を再国有化して、自分らの条件を飲まなかった時から、ずっとベネズエラと大喧嘩しとるんや。 今、エクソンの幹部の立場になって考えてみてな。 この大規模なテイクオーバー(乗っ取り)のリスクも含めてな。 ちなみに、トランプの就任式の資金を出したんはシェブロンやけどな。 隣のガイアナを見てみ。 エクソンが今、ベネズエラとの係争海域から吸い上げとる軽質原油(sweet oil)を。 もし、あんたがエクソンの役員やとして、ガイアナの新しい石油と、ベネズエラの全埋蔵量を同時に手に入れるところを想像してみな。 あんたは圧倒的な巨大パワーハウス(権力体)になれる。 そうなれば、ロシアやイランのような石油依存経済に深いダメージを与えるレベルまで、石油価格を自由に引き下げることだってできるようになる。 地政学的な側面は、こういう意味で動いとるんや。 今年の選挙の8日前のウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)を引用するとな、エネルギー市場のプレイヤーたちは、ニコラス・マドゥロの方が(安定しているから)マシやと言うてたんや。 もしマチャドや、彼女の虐げられた身代わり(エドムンド)が権力を握ったら、エネルギー市場にとっては問題になるからな。 つまりな、エネルギー市場の中でも「現実派(プラマティズム)」と、ルビオみたいな「イデオロギー派」の間で、大きな溝があるっちゅうことやな。
ダニー: 全くな。ディエゴ、あんたがエクソンモービルのことを持ち出したんは、めちゃくちゃ重要やと思うで。 ニコラス・マドゥロが拉致された直後に、ウォール・ストリート・ジャーナルが報じとったな。 トップクラスのヘッジファンドや資産運用会社の幹部を含む20人のビジネスリーダーたちが、3月にベネズエラに行く準備をしとるっちゅう話や。 エネルギーやインフラへの投資機会を探るためにな。 さっきあんたが言うてたエクソンモービルの話とも合致する。 これ、えらい傲慢な話やな。3月に行くっちゅうことは、もう「体制転換(レジームチェンジ)」が完了しとるだけやなくて、全てが終わって、自分らが堂々と乗り込めるようになっとるっちゅう前提やからな。
ディエゴ: せやな。もう一度言うけど、タイミングは嘘をつけへん。 そいつらが「戦略的計画」だか「戦術的計画」だか知らんけど、3月までには全てをコントロール下に置けるっちゅうことを公言しとるようなもんや。 でもな、そんなに簡単に現実を思い通りに形作れると思っとるんなら、それはあまりに「ネオコン的」で狂っとるわ。 考慮すべき変数(不確定要素)が山ほどあるのを無視しとる。 それにな、奪おうとしとるんは石油だけやない。 ベネズエラには世界第4位の金(ゴールド)の埋蔵量があるし、鉄鉱石も、レアアースも、そして西半球最大の天然ガスもあるんや。 もちろん、これらは資源をめぐる争いではあるんやけどな、それだけやない。 これは、特定の民衆(ベネズエラ人)を罰し、家畜化し(支配下に置き)、自分らが選んだ選択肢を叩き潰すためのもんでもあるんや。 うちらが進もうとした道は、奴らの覇権の論理に逆行するものやったからな。 2012年ごろまで、ベネズエラ石油の最大の買い手は米国やったんや。他でもない米国や。 でもな、奴らは今のベネズエラの「主権」と「自決権」に基づいた条件が気に入らんのや。 奴らが求めてるんは、無制限なアクセス(収奪)や。 だから、ベネズエラが自分らの資産を盗んだだの何だのっちゅう、歴史を無視したアホなデタラメを並べとるんや。 スティーブン・ミラーみたいな無知なやつらが、そういうBSを撒き散らしとる。 ベネズエラは1976年に一度目の国有化を経験しとるけど、当時はベネズエラの労働者が全部築き上げたし、米国側も自分らの条件が通っとったから満足しとったんや。 90年代になって、民営化の波が来て、主権や公共のコントロールを解体しようとする動きがあった。 それで2007年にチャベス司令官が再国有化したわけやけど、その時に条件を飲まなかった会社はベネズエラを訴えるか、あるいは正当な賠償金を受け取ったんや。 だから「盗んだ」なんてのは完全な嘘や。これは「ポスト真実(ポスト・トゥルース)」すら超えた、現実を中指で突っぱねるような(fuck you reality)態度やな。 真実も嘘も関係ない、ただの暴力的な嘘や。 今の世界は、トランプに感謝せなあかんかもしれんな。 帝国の「オメルタ(マフィアの沈黙の掟)」をここまで完膚なきまでにブチ壊してくれたんやから。 非常に人間的な代償は大きいけどな。 奴らはまさにニューヨークの不動産ヤクザ(mobster)みたいに振る舞っとる。 それが見え見えになったっちゅう意味では「率直」やな。 だから、もう麻薬国家(ナルコ・ステート)だのフェンタニルだのっちゅうお伽話は忘れてええよ。 もしベネズエラがホンマに麻薬国家やったら、米国とパートナーになってるはずやからな。そうやろ。
ダニー: ディエゴ。ここからは数分間だけでも、誰も語りたがらん「ベネズエラがどう抵抗しとるか、そしてどう抵抗し続けるか」について話したい。 こういう事件が起きると、米国の連中や西側諸国の連中は「ああ、またか。レジームチェンジや。ベネズエラは終わった(ゲームオーバー)や」と簡単に口にする。 でもな、ベネズエラには軍の下に動員された国民義勇軍(ミリティア)がおる。 彼らが出したメッセージを背景で流すから、あんたの考えを聞かせてくれ。 マドゥロ大統領は拉致される前に国家命令に署名しとった。 当然、何かが起きることを事前に察知しとったわけや。 それがどれほど正確やったかは分からんけど、あんたの意見を。
ディエゴ: まずな、こういう用心(precautions)っちゅうのは、こういう状況下では当たり前のことや。 比喩的かもしれんけど、もし自分が死に近づいとる(死の危険がある)と感じたら、何かが起きる前に遺言(will)を書くやろ。 それと同じや。政府の安定と継続性を維持するために、あり得るシナリオに備えて、やるべきレベルで政府を運営し続けるための予防措置や。 そしてな、「抵抗(レジンス)」についてやけど、これは定義についてもっと明確に話さなあかん。 左翼の連中の中には、これを「セクシー」なものとして扱いたがるやつらが多すぎる。 チェ・ゲバラのイメージを持ってきたり、ゲリラ戦こそがロマンチックで価値があると考えたりする。 もちろんそれはそれで価値はあるんやけどな。 でもな、抵抗っちゅうのはセクシーやないんや。 それは、ハードで、しんどい、日々の営みなんや。 そして、レーダーに映らんような最も重要な部分は、「創造(creation)」や。 生き続けるための、生活を継続するための可能性を作り出すこと。 「抵抗すること」は「生きること」そのものなんや。 うちは、西半球的な「殉教者」の解釈にはあんまり興味がない。 シリアとかのシーア派の解釈の方がよっぽど尊敬しとるけど、それはまた別の話やな。 要するに、これは「命」の話なんや。 自分や、自分の子供たちが生き続けられるようにすることや。 抵抗には2つのレベルがあると思う。 一つは、国家レベル、軍事レベルの抵抗。 あんたも知っての通り、ベネズエラのアプローチは「民軍警察同盟(civil-militarian-policial alliance)」や。 防衛と治安へのアプローチは、統合的な(integral)もんなんや。 軍や警察、市民のそれぞれの専売特許はあるけど、国家防衛に対しては社会全体で取り組むアプローチや。 一番目に見えるんは国民義勇軍やけどな、戦争と抵抗っちゅうのは「ロジスティクス」でもあるんや。 人々を食わせ、軍隊を食わせ、後方の市民や農業従事者(カンペシーノ)を食わせること。 2016年から20年にかけての厳しい時期、小規模な農業生産も含めて、これが決定的な役割を果たした。 これが「抵抗する国家」としての第一レベルや。
ディエゴ(続き): そしてもう一つのレベルが、「日常(ノーマリティ)のための戦い」や。 これは何度も他のインタビューでも言うとるけど、うちらが日々の生活に対する巨大な脅威に直面するのは、これが初めてやない。 国家構造を緊張させ、社会全体を分断させようとする厳しい圧力にさらされるんは、初めてやないんや。 奴らは「分断して統治せよ」っちゅう古典的なやり方で、ベネズエラを米国の企業の戦略的利益に組み込もうとしとる。 でもな、もう一度強調させてもらうけど、ベネズエラ社会は、多くの学者が自分の小難しい資本を売り抜くために言うとるような「崩壊」はしてへんのや。 例えば何が抵抗か? ただパニックにならずに、12月のために金を稼いで、31日に子供たちに新しいおもちゃや服を買ってやることに集中すること。 それが抵抗なんや。 それはセクシーな抵抗やないかもしれん。日々の中の謙虚で、単純な営みや。 でも、それが人生の運営っちゅうもんや。 これはベネズエラだけやない。今年2回イランに行ったけど、同じような足跡を見たよ。 不満や欲求不満、時には不平があってもな、いざとなれば(push comes to shove)、激しい圧力の下では状況は変わるんや。 組織化するのは苦手かもしれんけど、スペイン語で言う「Caliente(熱しとる)」状態の時のうちらに勝つんは難しいで。 それが抵抗の最も重要な定義であり、「大胆さ(audacity)」や。
ダニー: ディエゴ、あんたは中国についても触れてたな。 中国の特使が、この作戦が実行されるわずか数時間前にニコラス・マドゥロと会っとったっちゅうのは、うちにとっては1999年のセルビア空爆――中国の大使館員が犠牲になったあの事件――を思い出させる不気味なもんや。 結局な、これらの国(中国、ロシア、イラン)はベネズエラにどう貢献しとるんや? 奴らは西側が言うように「勢力圏」を狙っとる邪悪なアクターなんか、それとも関係性は違うんか?
ディエゴ: それはな、共通の利益(common interests)に基づいとるんや。 それくらい、合理的でシンプルな話や。 単なる同盟関係や。そこには西側が妄想しとるような「超邪悪なロジック(super evil logics)」なんて存在せえへん。 単純に利害が一致しとるんや。ベネズエラには資源があるし、他のプレイヤー(国々)に対しても積極的な姿勢を持っとる。 特にな、米国が「理性的なアクター(rational actor)」であることを拒否し続けとるからな。 うちらはベネズエラ、イラン、ロシアのすべてと「包括的戦略合意」を結んどる。 その範囲は膨大で、医療から、ロシアやイランの場合は技術的な軍事協力にまで及んどるんや。 それは、西側の多くの連中が一番忌み嫌うもの、つまり「協力(Cooperation)」なんや。 シンプルで、首尾一貫してて、合理的で、相互に利益のある協力関係。それだけのことや。 もちろん、そこには「新しい世界観」を共有しとるっちゅう含みもある。 多極化を支持し、ゼロサム・ゲーム(奪い合い)やない秩序を求めてる。 米国や欧州がやっとるんは、まさにその逆や。 特に今はもっとひどい。多極化に反対する政治経済の末路が、ガザで見せつけられとるような「ジェノサイド」やっちゅうことがはっきりしたからな。
ダニー: 欧州の話が出たけど、あいつらの反応はホンマに米国の「ラップドッグ(膝付きの飼い犬)」そのものやったな。 押し返すどころか、熱狂的に支持しとる。 さて、合理性の話に戻るけどな。イスラエル(塩殿)の問題について。 ラテンアメリカ全体で、米国に忠実な傀儡政権(compliant regimes)を打ち立てようとする大きな動きがある。 ベネズエラはその最大のターゲットや。 デルシー・ロドリゲスが「今回の作戦には塩殿(シオニスト)の影がある」と言うたけど、あんたはこのあたりどう見とる? ジャック・キーン将軍もフォックスニュースで、ベネズエラの話をしとるのに思わず「イスラ(Isra...)」と口走る「フロイト的失言(言い間違い)」をしとったしな。
ディエゴ: ああ、それな。あんたは「アイザック合意(Isaac Accords)」っちゅうのを知っとるか? それはな、世界的な検閲を拡大し、この半球(西半球)全体で「エンティティ(イスラエル)」を保護するためのもんなんや。 アルゼンチン(ミレイ政権)を筆頭に、コスタリカ、パナマ、そして残念ながら新しいボリビアなんかも、すでにこれに署名しとる。 基本的には、アブラハム合意をラテンアメリカ向けにコピーした、バカげた、かつ、卑劣なイニシアチブや。 理由は同じや。イスラエルは「ナラティブ(語り口)」に依存しとる存在やから、一度そのナラティブが(ガザなどで)崩壊したら、もう検閲しか道はないんや。 AI検閲、ソーシャルメディアの検閲、それが奴らの行く道や。 もちろん、治安作戦やセキュリティ面での協力もセットや。 かつての「コンドル作戦」の時も、イスラエルは通信やロジスティクスで非常に重要な役割を果たしとった。 それが10年くらい前に暴露されたけど、奴らがこの地域に執着しとる理由は、資源、力の投影、そしてコントロールや。 それは今回も変わらへん。 それに、ベネズエラとイスラエルには2009年の「キャスト・レッド(ガザ攻撃)」以来、外交関係がない。 奴らには、エクソンモービルと同じように、ベネズエラに対して晴らすべき恨み(scores to settle)があるんや。
ダニー: それは鋭い指摘やな。 マリア・コリナ・マチャドはイスラエルのメディアのインタビューで「ベネズエラの大使館をエルサレムに移す」と公約しとった。 さらに2018年には、ネタニヤフのリクード党に直接手紙を書いて、軍事協力を求めてたしな。
ディエゴ: せや。これはある意味で「語られざる物語」やけど、正しい理由で語られなあかん。 ガザの惨状のせいでみんなの目がパレスチナに向いとるけど、このラテンアメリカでの動きは過小評価されとる。 イスラエルと米国は、他の件では利害が対立することもあるけど、この件(ベネズエラの制圧)に関しては、完全に一致しとるんや。 これをうちは「帝国主義的統合失調症(imperial schizophrenia)」と呼んどるけどな。 奴らはイギリス帝国の遺産を引き継いで、アラブ世界や西半球の資源がある場所に「前哨基地」を必要としとる。 そのために、手段を選ばず、協力者のマインドセットまでコントロールしようとしとるんや。
ダニー: そろそろ時間やな。 最後に、ベネズエラの外交政策や、この激化しとる米国の戦争を理解するために、視聴者に伝えておきたいことはあるか?
ディエゴ: 一番はな、奴らの「スピン(情報操作)」に騙されるなっちゅうことや。 ベネズエラは200年以上前に共和国として誕生して以来、ずっとこういう困難を克服してきた。 それとな、うちらから「人間性」を奪わせるな。 今行われとるんは、大規模な「人格暗殺(character assassination)」や。 マドゥロ個人を攻撃しとるように見えるけど、実際にはベネズエラ人全員、うちらの子供たちまでターゲットになっとるんや。 もしベネズエラが倒れたら、それは誰にとっても後戻りできん「テンプレート(先例)」になってしまう。 それだけは、絶対に許したらあかんのや。

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