2026年1月8日木曜日

ヤニス・ヴァロファキス(というAIかも):世界がベネズエラを注視しとる間に、中国は静かに世界の石油戦争を制した

https://www.youtube.com/watch?v=Y6h2bxoPuYE

トランプが2025年12月にベネズエラの港を封鎖するために艦隊を派遣し、ワシントンがマドゥロに対する勝利を宣言しとった時の話や。世界のメディアが海軍の演説やカラカスの政権交代劇にうつつを抜かしとる裏で、もっと重大なことが起きとった。中国が21世紀のエネルギー支配構造をガチガチに固めとったんや。

それは軍艦でもなけりゃ、浜辺に突撃する海兵隊でもない。もっと強力で、もっと永続的なもん――「忍耐強い資本」「戦略的な債務」、そして「エネルギー自立という静かな革命」や。石油戦争は終わったんや。中国が勝って、誰もそれに気づいてへん。

トランプの軍艦が南米をぐるぐる回っとる間に、一体何が起きたんか? 北京はどうやって、失敗に見えた投資を地政学的な神の一手に変えたんか? そのメカニズムを一つずつバラしていくわ。これこそが、現代の「テクノ封建主義」時代における権力の正体やからな。

数字の裏側にある現実

まず、みんなが見た数字からいこか。2025年11月、ベネズエラの石油輸出は日量約92万1,000バレル。その80%、約74万6,000バレルが中国の製油所に直接流れとった。2026年1月、トランプが封鎖を強めてマルコ・ルビオが制裁対象のタンカーを締め上げると脅した時、中国の輸入量は4.5%まで落ちた。

「たった4%か」と思うかもしれん。地政学的なコストに見合わんとな。けど、アナリストもトランプの顧問も決定的なことを見誤っとった。中国は「ベネズエラの石油」が欲しくて演っとるんやない。中国は「時間」を買うために演っとったんや。

石油と融資の「エレガントな仕掛け」

2000年代初頭に巻き戻してみ。中国経済は2桁成長で爆発しとって、エネルギーを食いまくっとった。エネルギー安全保障は北京の戦略家を眠れんくさせる悪夢やった。そこで中国の国有企業は世界中に散らばって、チェックブック片手に資源を探したんや。

そこで見つけたのが、ワシントンの支配圏から逃げたがっとったチャベスや。彼はインフラ投資を切望し、民主主義の説教を垂れんパトロンに飢えとった。 取引はシンプルで優雅なもんや。中国が20年間で1,000億ドル以上を貸し付ける。鉄道、発電所、製油所の資金を出す。その代わり、ベネズエラは返済をドルや債権やなくて「石油」で払う。黒い黄金が直接中国へ送られ、債務の返済に充てられる。中国の成長に必要な油が確保されるわけやな。

モデルの崩壊、そして変異

2014年、石油価格が暴落してベネズエラ経済は自滅した。暴力と貧困が広がり、数百万人が逃げ出した。2017年にアメリカの制裁が強まると、ベネズエラはデフォルトした。同じ債務を返すために、ベネズエラはもっと大量の油を中国に送らなあかんようになった。「貸し付けた側も共倒れや」と世界は思った。北京は新規の融資を止めたし、この関係は終わった、巨額の損失処理を待つだけや、と。

けど、死んでへんかった。それは「変異」しとったんや。 2025年8月、民間の「中国協和資源(China Concord Resources)」がベネズエラのプロジェクトに10億ドル以上投資すると発表した。国有やなくて民間企業や。2026年末までに日量6万バレルの生産を狙っとる。アメリカが制裁を強め、軍隊がタンカーを差し押さえとる間に、中国の投資は物理的にベネズエラの土壌に深く根を張っとったんや。

中国が「石油を必要とせん」という衝撃

ここからが一番重要やからよう聞いてや。 中国は、もうベネズエラの石油を必要としてへん。 もう一回言うで。2024年までに中国のエネルギー自給率は85%を超えた。2060年には100%の自律を達成するペースや。2030年には再エネがエネルギー構造の主役になる。ゴビ砂漠の巨大ソーラー、沿岸の原発、水力、風力。あるアナリストが呼んだ「緑の要塞」や。外部の圧力から戦略的に遮断されとる。

なら、なんで北京はまだベネズエラにおるんや? なんで制裁下にある破綻した国に、2025年にもなって10億ドルも放り込むんや? それは、中国がもう「石油ゲーム」をやってへんからや。中国は「ポスト石油ゲーム」をやってんねん。

「今日」を支配するアメリカ、「明日」を作る中国

ワシントンが「今日のエネルギーの流れ」をコントロールすることに執着しとる間に、北京は「明日のエネルギー自立」のためのインフラを作っとる。トランプがベネズエラの埋蔵量を奪おうと封鎖を脅しとる間に、中国は石油そのものを自国の安全保障にとって「地政学的に無意味」なものに変えとるんや。

ベネズエラへの投資は「バレル(量)」の問題やない。「前例」の問題や。 グローバルサウスの資源国すべてに対して、「中国は忍耐強いパートナーやぞ。経済が腐っても約束を守るし、政権交代や民主主義の説教もせえへんぞ」というデモンストレーションを見せとるんや。 2023年、マドゥロと習近平が会った時、ベネズエラは「全天候型戦略パートナーシップ」という最高ランクに引き上げられた。これはパキスタンやベラルーシと同じ、特別な身内扱いや。

劇場政治 vs 戦略ビジョン

ワシントンの反応はどうか? 砲艦外交や。タンカーを完全に封鎖し、軍事的に脅し、「ベネズエラはアメリカから盗んだ石油と土地を返せ」という、歴史的に見てもアホらしい要求を突きつけとる。トランプはSNSで「史上最大の海軍を集結させる」と叫び、ルビオは「国営産業を外資に開放するまで締め上げる」と言う。

このコントラストを見てみ。アメリカは即座の譲歩を引き出すために空母を出す。中国は長期的な関係を作るために、忍耐強い資本を出す。一方は四半期の収益と4年の大統領任期で考え、もう一方は5カ年計画と100年のスパンで考えとる。

最高に皮肉なのは、トランプの封鎖が最終的に中国の債務回収を助けることになるかもしれん、ということや。制裁が解けて石油部門が復活すれば、北京は100億ドルを回収してサヨナラや。ワシントンには、統治の仕方も再建の仕方もわからん、中身の抜け殻になった国だけが残される。

結論:新しい世界秩序

石油戦争は終わったんや。中国が勝ったんは、より多くの油を支配したからやない。「自分の安全保障に、油をそれほど重要やなくした」からや。 ワシントンが何が起きたか気づく頃には、北京はエネルギー自立と再エネの技術覇権、そしてグローバルサウスとの戦略的パートナーシップを「軍事的な脅し」やなくて「忍耐強い資本」でロックし終わっとる。

ベネズエラのニュースで軍艦や制裁の話を見たら、思い出し。あんたが見とるんは「演劇(シアター)」や。本物の戦争は、融資とソーラーパネルと5カ年計画で、静かに戦われ、そして我々は負けたんや。 新しい世界秩序へようこそ。中国はそこを征服したんやない。我々が、封鎖を一つやるたびに、そこを明け渡してきたんや。

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