2026年5月17日日曜日

ドミトリー・ポリャンスキー大使&ダニエル・デイビス大佐:ロシアで高まる怒り

https://www.youtube.com/watch?v=PYOxyv46-6k

大佐:

一部の西側諸国がドローンの発射基地として使われてたり、領空通過や実際の製造に使われてたりして、それが「破滅への引き金」になりかねへんという話をしてたな。この言葉は他の場所でも響いてて、西側の一部の人らは、何か決定的な変化が起きるんやないかと警戒してるわけや。

昨日、うちの番組にスコット・リッターが出た時に、カラガノフの話をしてたんや。彼はロシア政府に対して、ウクライナを支援してる西側の領域にあるターゲットを通常のミサイルで攻撃すべきやと提言してるらしいな。アレクサンドル・スラフコフも原爆投下を求めてるし、カラガノフも、もし通常のミサイルで抑止効果がなかったら、核兵器の使用に踏み切るべきやと言ってる。

さらにロシアのメディアでは、軌道上の対衛星システムを警戒態勢に入れたというニュースや、サルマトの発射だけやなくて、上海協力機構(SCO)の国々との安全保障の連携を強めて、ロシアが制裁を回避するのを手助けしてるという動きもある。スコット・リッター自身も、西側で起きてる動きのせいで、ロシア政府が「何かせざるを得ない」状況に追い込まれてるんやないかと、かなり危機感を持ってるみたいや。

リッターの音声

問題は、今起きてる攻撃がロシアのエネルギーインフラに損害を与えてて、それがロシアの経済に実質的な影響を及ぼし始めてることやな。これはロシアにとって持続不可能な戦略的課題になってしもた。つまり、方程式が変わったわけや。これはヨーロッパ側のミスやで。彼らは方程式を変えてしもて、ロシアが反撃せざるを得んようにしたわけや。ロシアに本気の損害を与えるところまでエスカレートさせてしもたから、今や政治的な決定を下すのは簡単になってる。「何もしなければ戦略的に敗北する、そしてロシアが戦略的敗北を許しはしない」ということやからな。ヨーロッパの連中は、ロシアが反応しないわけにはいかん状況を作ってしもたんや。

・・・そやから、今はロシアが反撃するかどうかやなくて、いつ、どうやってやるかという問題になってる。これはかなり大胆な発言やけど、彼らはロシアのより深い場所を攻撃してるわけやからな。ロシアが実際に西ヨーロッパのターゲットを攻撃する可能性はあるんやろか?

ポリャンスキー:

まあ、我々の議論の中にも色んな意見がある。意思決定に関わる専門家たちの間でも、かなり対立する見解がある。ロシアのパブリックな場で発言してる全員がプーチンの意見を代弁してるとかいう西側の主張は、全くの嘘やからな。実際、意志決定センターを攻撃すべきやと強く求めてる人らはおる。その一人がカラガノフで、戦術核兵器の使用を容認する彼の立場は何も新しいもんやない。少なくともここ数年は主張し続けてることや。安全保障会議副議長のメドベージェフも、いつもかなり過激な意見を言うてるしな。社会の中に色んな声があって、時には真逆のことを言うてるのは普通のことやと思う。

その一方で、スコットが言うように、ヨーロッパの連中がこの状況を少し調子に乗りすぎて進めすぎてる、というのは同意する。彼らは、いわゆる「オーバートンの窓」を次から次へと開けていってるわけやな。我々の覚悟を試そうとしてる。どこまでやったら我々が反撃してくるか、その限界線をテストしようとしてるわけで、これはめちゃくちゃ危険なゲームやで。

今のところ、この大陸で唯一責任ある大人のプレイヤーは我々だけみたいや。他の連中は子供じみた、あるいは愚かな振る舞いをしてて、自分らが代表してる社会に対する責任感が完全に欠如してる。これはコンピューターゲームやないし、シミュレーションでもない。深刻な現実や。我々は、自らの反撃を極めて苦痛なものにするためのあらゆる手段を持ってることを示してる。我々を敵と見なし、敵であり続けると主張する連中にとっては、本当に大きな打撃になるやろな。

我々は外交の扉をずっと開けたままにしてる。最初から開いてたし、ウクライナ周辺の危機を解決するためには外交的な方法を好むと何度も言うてきた。でも、誰も聞こうとせんかった。今のロシア国内では、ロシアには戦う準備があって、極めて重要な利益については一切妥協せえへんということを敵に示すために、何か断固とした措置をとるべきやという世論の強い要求がある。

今の問題は、一部の人が言うような領土の話やない。領土が問題になるのは、その地域が憲法に従ってロシアの一部やからであって、軍事的あるいは外交的な手段でその完全性を確保したいと考えるのは当然のことや。外交の方が望ましいけどな。問題は、この紛争から出てくるウクライナの残りの部分がどういう姿になるか、その社会が機能する規範や原則がどうなるか、ということや。この社会が、これまでと同じナショナリストでネオナチ、そして反ロシア的でロシア恐怖症の形のまま残るなんてことは、絶対にあり得へんからな。これが鍵となる問題やけど、ヨーロッパの同僚たちはゼレンスキー政権の本性を語る時にはこの問題を棚上げにして、何も起きてへんかのようなフリをしてる。彼らはウクライナに何かを正すよう求める必要はないと考えてるみたいや。

でも事実は、ウクライナは他の言語、つまりロシア語を公式に禁止した世界で唯一の国や。憲法では、人口の過半数を占めるロシア語話者がロシア語を選択する自由を保証してるのにもかかわらずやで。こんな振る舞いをする国は他にない。イスラエルはアラビア語を禁止してへんし、パレスチナもヘブライ語を禁止してへん。アメリカがペルシャ語を禁止することもないし、イランが英語を禁止することもない。こんな風に振る舞うと決めた唯一の国がウクライナや。これは、ロシア語話者の人口に対する戦争を始め、ロシア恐怖症のキャンペーンを始めて、今や西側の単なる道具に成り下がったこの政権を象徴してる。そして今、我々は西側と戦ってる。西側との直接的な対決の瞬間がすぐそこまで近づいてる。これこそが、我々が「破滅への引き金」と呼んでる。

大佐:

アメリカでもヨーロッパでも多くの人と話をしてきたし、公のコメントも読んできたけど、この4年以上にわたる戦争の流れを見て明確なのは、最初の頃、西側はエスカレーションをめちゃくちゃ心配してたということや。ウクライナへの軍事支援をやりすぎたら、ロシアが国境を越えて拡大してくるんやないかと。最初は野砲、それが後に戦車や装甲兵員輸送車になり、長距離ミサイルになり、そのたびにロシアが何かしてくるんやないかという懸念があったけど、ロシアは何もしなかった。そしてF-16や。戦争の初期にバイデン大統領は「F-16なんて投入したら第三次世界大戦になるからやらへん」と言うてたけど、何年も経った後、彼らはF-16を投入したし、第三次世界大戦は起きんかった。だから今の西側の見方は「ロシアには文字通りレッドライン(譲れない一線)なんて存在しない。ウクライナの内部にとどまっている限り、西側は何をやっても自由や、ロシアが何かしてくることは絶対にない」という風になってるように見える。でも、東側と西側の対決という破滅への引き金の話に戻るけど、ロシアがどこかの時点でそのダイナミクスを変えて、「代償を払わせる、レッドラインは存在する」と言うて、ヨーロッパの何かを攻撃する可能性はあるんやろか?

ポリャンスキー:

それこそが多くの人が問いかけてる疑問やけど、残念ながら西側の多くの人々は、我々の人間性や、西側にとって壊滅的な事態になる動きを避けたいという願いを、弱さと勘違いしてると思う。「ロシアが反応しないのは、ロシアが弱いからだ」と言うてるけど、そうやない。ロシアが反応しないのは、人間味があるからや。この紛争の結果によって完全に壊滅することになるヨーロッパの市民の、人類の未来を考えてるからこそ、我々は躊躇してる。進めるには重い問題やからな。でも信じてほしい、もし我々の死活的な利益が本当に脅かされたら、我々は躊躇せえへん。誰もがこのことを絶対に覚えておくべきや。我々の軍事指導部は、軍事的に使えるカードをまだたくさん持ってる。もし君が言うたような手段やカードを使ってへんとしたら、それには理由がある。でも、そういうものを使わなあかん状況になれば、一切躊躇せえへんし、時間を無駄にすることもないと確信してる。それは我々の核ドクトリンに従うものであって、誰にでも公開されてる。どういう状況でこれらの兵器が使われるかは、誰もが知ってることや。

大佐:

モスクワの意思決定者たちが「もう十分だ、彼らはやりすぎた。クレムリンが設定したレッドラインを越えたから、何かをやるぞ」となった場合、モスクワから「これが変わらなければこうするぞ」という最後通牒みたいな警告があると考えたらええんやろか?それとも、ある日突然どこかにミサイルが着弾して、事前の警告なんか何もない、という感じになるんやろか?

ポリャンスキー:

我々の忍耐の限界や、自己抑制の限界をテストすることは裏目に出るから、やめといた方がええ、とだけアドバイスしておく。NATOがウクライナのドローンに領空を提供したり、ドローンや他の兵器の製造ラインを自国の領土に置いたりして、ロシアに対する戦争に直接関与してるという事実は、我々をこの衝突に極めて近づけてる。これはヨーロッパの人口にとって非常に壊滅的な結果をもたらすことになるのに、ヨーロッパの国民はそのことに気づいてへん。彼らは洗脳されてて、「ロシアがヨーロッパに対して何かを使う勇気なんてあるわけがない」というような議論ばかり聞かされてるからな。私ならそんなに自信満々にはなれん。だって、ヨーロッパは今、ロシアに対してあらゆるものを使ってきてる。ウクライナに兵器を提供し、イギリスやフランスやその他の専門家の承認と管理がなければ使えへんようなミサイルを提供してる。彼らはすでにすべてのレッドラインを越えてるんやから、このまま行けば、ロシアがなぜこんなに激しく断固とした反撃をしてきたのか、と人々が問い詰めることになるのは時間の問題や。でも、その時にはもう遅すぎる。

大佐:

もしstatus quo(現状)がそのままで、西側全体が「自分らはどんな反撃も受けへん」と思い込んで今まで通りのことをやり続けたとしたら、どこかの時点でロシアの反撃がヨーロッパへと越えていくことになるように聞こえるな。最後に、ロシア側が現状を変えるために、西側にどういう変化を期待してるのか聞きたい。どういう変化があれば「その道へ進む必要はなくなった」と言えるんやろか?

ポリャンスキー:

二つのシナリオがあると思う。一つのシナリオは、我々がウクライナを軍事的に粉砕することや。私が説明した要素を考えれば、これは非常に確率の高いシナリオやと思う。そうなれば西側は、キエフ政権から救えるものを救うためにいくつかの努力をせざるを得んようになる。

もう一つのシナリオは、今のところ極めて可能性が低いように見えるけど、西側、特にヨーロッパ諸国が正気を取り戻して、自分らがやりすぎたことを理解して立ち止まることや。そして、ロシアの利益も含めた、不可分な安全保障という普遍的な公式を考える時期が来たと認識することやな。これまでの西側からの提案や動きはすべてロシアを犠牲にして、ロシアの懸念を考慮せんと、ロシアの不利益の上に成り立ってたから、そんなもんは機能せえへん。信頼できて、長期的で、持続可能な安全保障の公式、何よりもヨーロッパの安全保障の公式を望むなら、その公式にはロシアが含まれてなあかん。これは極めて明白なことや。

ヨーロッパの隣人たちが現実から完全に遊離してることを見せてしもたから、私はこの二つ目のシナリオにはあまり賭けへんけどな。でも、前線でのいくつかの進展や展開が彼らを正気に戻すかもしれへんし、外交が役割を果たせる状況がまだ見られるかもしれへん。今のところ、外交官の言葉に誰も耳を傾けてへんし、大いに遺憾なことに、ヨーロッパ側には話し合う準備ができてる外交官、我々が訓練されてきたようなプロの仕事をして、解決策を見つけるために集まり、本国に提案を出す準備ができてる外交官が一人もおらへん。私が直面してる連中は、政府が至る所に宣伝しろと言うてる情報をただ流してるだけの、単なるプロパガンダのスピーカーや。

最後に、昨日のOSCE常設理事会の会議で私が言うたことを引用させてもらう。ヨーロッパの隣人たちが、ロシアがウクライナの子供たちを誘拐してると主張して、また別のプロパガンダキャンペーンを始めてな。我々は何度も事実の提示を求めたけど、彼らは事実を出さへん。何年も何年も、噂話を広めて、何の根拠もない主張をし続けてる。だから、ゼレンスキーの元報道官で側近のユリア・メンデルが、数日前にタッカー・カールソンとのインタビューで言うてた言葉を引用したんや。彼女は、ゼレンスキーが人気を失い始めたある時点で側近を集めて、「何百人ものゲッベルス的なトークヘッド(おしゃべりマシーン)が必要だ」と言うたらしい。彼女が使ったその表現をそのまま使って、私がOSCEや外交の場で直面してるヨーロッパの連中は、まさにこのゲッベルス的なおしゃべりマシーンそのものや、と言うてやった。ロシアについて、全く信じられへんようなプロパガンダと嘘を広めてるからな。

彼らが正気を取り戻して、自分らが外交官であることを思い出すのを本当に願ってる。外交官はお互いの話を聞くべきやし、必要な決定を下すために本国へ偏りのない情報を伝えるべきやからな。今のところそうなってへんことが、私にとって大きな不満の種や。でも、私はここで自分の仕事を続けるし、手遅れになる前に、少なくとも何人かの同僚の目を覚まさせようと試み続ける。

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