2025年11月3日月曜日

ラリー・C・ジョンソン:NATOに対するロシアの軍事的優位性 その他

https://sonar21.com/russias-military-advantage-over-nato/

ラリー・C・ジョンソン

NATOに対するロシアの軍事的優位性

相手を侮ったらアカン

敵を甘く見るっちゅうのは、スポーツやろうが戦争やろうが、災難のもとや。西側のメインストリームメディアばっかり見とったら、元軍人とか元情報機関の人間が、ロシアの弱さとか無能さをワーワー言うとるのばっかり聞かされるやろ。

せやけど、ロシアの従軍記者スラトコフ氏や退役軍人バスリン大佐へのワシのインタビュー見たら分かるけど、彼らは西側、特にアメリカ軍を侮るようなことは絶対に言わんねん。彼らにとって、戦争っちゅうのはホンマに真剣なもんやから、敵を敬意を持って扱うのが当然なんや。

トマホーク・ミサイルは「レッドライン」やで

ペンタゴンがトマホーク・ミサイルをウクライナに送ることを承認したっちゅうニュースは、西側にとって大惨事になる可能性を秘めとる。

ワシがロシアで会った人のほとんどが、この兵器がウクライナに配備されるのはロシアにとってレッドラインや、って言うとった。なんでかって?トマホークは核弾頭を積むことができるからや。

もしトランプ大統領がホンマにこれをやって、ミサイルがロシア国内に撃ち込まれたら、ロシアの報復はめっちゃ厳しくなるやろ。ウクライナの外にまで広がる可能性が高いで。

ロシアは「トマホークの発射にはアメリカ軍の要員が直接関与せんとできひん」って信じとるから、もしトマホークがモスクワとかサンクトペテルブルクの機密性の高いターゲットに当たったら、ロシアが報復でアメリカ本土を叩く可能性も排除でけへん。ドナルド・トランプは核の火遊びをしとるんや。

??ロシア軍人からの視点

ワシがインタビューしたロシアの軍人らは、アメリカ軍に対して敬意を持って話しとったで。

アレクサンドル・スラトコフ氏(ベテラン従軍記者)

この人は、ロシアのベテラン従軍記者で、予備役将校でもある。ポスト・ソビエト圏とか、いろんな主要な紛争地で仕事をしてきた大ベテランや。

インタビューでは、アメリカ軍を褒めとったけど、同時にアメリカは今や深刻な敵や、って認識しとることも認めとった。

驚いたことに、ジャーナリストとしてペンタゴンとかウェストポイント(米陸軍士官学校)、アフガニスタンのバグラム空軍基地でも働いた経験があるんやと。

エドゥアルド・バスリン大佐(元ドネツク人民共和国軍報道官)

ワシが間違って「元将軍」って紹介したら、優しく「大佐やで」って訂正してくれたわ。(笑)

スラトコフ氏と同じように、アメリカ軍を尊重して話しとった。

この人が言うには、NATOの将校とロシアの将校の一番大きな違いは、ロシアでは「上の人間は、効果を出すためには 前線で指揮せなあかん 」っちゅう信念があることや。

この大佐のインタビュー見たら、軍人としての人間味が感じられると思うわ。この人が、ほとんどのロシア人将校の考え方を代表しとる、ってワシは信じとるで。

NATOとロシアの能力比較

ワシはグレン・ディーゼン氏とも、NATOとロシアの能力について詳しく話し合ったんや。その時、ワシがモスクワでインタビューしたロシアの軍や政治のリーダーたちから聞いたことを説明したんやけどな。

https://sonar21.com/the-road-to-maidan-my-chats-with-the-former-prime-minister-of-ukraine-and-former-ukrainian-prosecutor/

マイダンへの道やて? ウクライナの元首相と元検察官との話や

?インタビュー相手

モスクワでワシがポッドキャストをやった相手は、この2人や。

ニコライ・ヤノヴィチ・アザロフ:ロシアとウクライナの政治家、科学者で、ウクライナの元首相(2010年?2014年)やった人や。

ヴァシリー・ドミトリエヴィチ・ヴァカロフ:ウクライナの弁護士で政治学者、2014年以前にウクライナ大統領府の汚職対策の責任者という高い地位におった公人や。

この2人は、ヴォロディミル・ゼレンスキーは、強力なウクライナのオリガルヒ(新興財閥)のパペット(操り人形)やっちゅうことをハッキリ言うとるで。

アザロフ元首相からの衝撃的な話

ニコライ・アザロフ氏が言うた話の中で、一番心配になる話は、今のウクライナの人口のことや。

2010年当時はウクライナの人口は5,700万人もおったのに、今はわずか2,000万人にまで減っとる。

この人は、マイダン革命を引き起こした国際的な介入が、元々どこから来たんか、っちゅう根源を説明してくれたんや。

腐敗(汚職)の根源

アザリーフ首相の政権時代に仕えとったヴァシリー・ドミトリエヴィチ・ヴァカロフ氏は、ウクライナの腐敗(汚職)の根源について、重要な見解をワシに教えてくれたで。

ウクライナの腐敗は、ソロス財団とUSAID(アメリカ国際開発庁)からの資金から始まったんや、っちゅうことや。

https://sonar21.com/the-trump-administrations-claims-regarding-cocaine-and-fentanyl-trafficking-from-venezuela-doesnt-make-sense/

ベネズエラからのコカイン・フェンタニル密輸に関するトランプ政権の主張は辻褄が合わへん

最初の爆破事件がおかしい

トランプ政権が最初にベネズエラ沖で爆撃したボートは、全長60フィート(約18メートル)の「シガレット・ボート」で、船外モーターが4基、乗組員が11人乗っとって、「コカインかフェンタニルを積んどったらしい」っちゅう話やったな。

この話は、全く辻褄が合わへんねん。

シガレット・ボート(「ゴーファスト・ボート」とも言うで)は、スピード命で設計されとる。

乗組員が11人もおったら、ボートの安定性を損なわんと安全に運べるコカインやフェンタニルの量は、最大でも1トンが限界や。

この手のボートは、通常の乗組員の3倍も乗せとったら、自慢のスピードが台無しや。

シガレット・ボートの積載能力

昔、シガレット・ボートや漁船が、フロリダ・キーズにコカインを密輸するのに使われたんも、ホンマの話や。ベネズエラからキュラソー、ジャマイカ、ケイマン諸島を経由して、キーウェストまで、島伝いに約1,300?1,400海里(約2,400?2,600km)のルートや。

ワシがAIに聞いたら、「60フィートのシガレット・ボートに11人乗せた場合の安全な積載量」はこんな答えやったで。

シガレット・ボートは、元々スピード重視で、重い荷物を運ぶようには作られてへん。

11人(一人約84kgとして、約0.92トン)も乗せとったら、燃料と軽い荷物しか積まれへん。

海を安全に航行するためには、積載量を理論上の最大値の70?80%未満に抑えなあかんねん。

安全な航行速度と操縦性を維持するためには、推奨される安全な貨物限度は1?2トンぐらいや。

11人も乗せとったら、安全に積める貨物は1トン未満になる、っちゅうこっちゃ。

軍事行動はジュネーブ条約違反やで

アメリカの政治家と国民が問うべき問題は、「大統領は、大量の麻薬を積んどるっちゅう確認もせんと、密輸が疑われる船を破壊するよう命令できるんか?」っちゅうことや。

アメリカの軍や法執行機関に発砲してない人間に対して、軍事力を使うんは、ジュネーブ条約の明確な違反や。

麻薬の密輸は法執行機関と犯罪の問題であって、戦争行為やない。

ジュネーブ条約は「武力紛争」の状況にしか適用されへん。麻薬密輸の容疑者は、文民(民間人)として保護されるべきで、麻薬を運ぶ行為は条約でいう「敵対行為」には該当せえへんねん。

トランプ大統領の「ボートを破壊せよ」っちゅう命令は、アメリカの議員の大多数には歓迎されたかもしれへんけど、これはアメリカ政府が無法の領域に落ちていっとるっちゅう証や。

「違法な活動に関わっとるに違いない」っちゅうだけで、人の命を奪うんは、政府の権力を制限するはずの憲法秩序に対する、ホンマにひどい、忌まわしい違反やし、普遍的な道徳律を汚す行為でもある。

ワシは自分の政府が恥ずかしいわ。

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