2025年12月6日土曜日

BORZZIKMAN:2025年12月5日と6日

https://www.youtube.com/watch?v=Wv8PQPtoQT4

英国がジョージアとセネガル沖でロシア艦船を攻撃:ロシアの反応は世界に衝撃を与えた

BORZZIKMAN

モスクワでの交渉とプーチンはんの拒否

数時間前、モスクワで行われたアメリカの代表団とロシア当局との交渉の詳細が公になりましたわ。

クレムリンのインサイダー情報によると、アメリカ大統領の特使スティーブ・ウィトコフはんと、トランプの娘婿のジャレッド・クシュナーはんが、プーチンはんにキンバーン砂嘴とザポリージャ原子力発電所をウクライナに引き渡すように説得しようとしたんやて。

さらに、アメリカ側は、ハルキウ、スームイ、ドニエプロペトロウシクの各州からロシア軍を撤退させることも要求したそうです。その見返りとして、ウィトコフはんとクシュナーはんは、キーウ当局が今後5~6ヶ月以内に、ドンバスの残りの領土からウクライナ軍を撤退させるプロセスを始める、ってプーチンはんに約束しましたわ。

同時に情報筋によると、この交渉中、アメリカ側はロシア大統領をありとあらゆる方法でおだて、数十億ドル規模の共同プロジェクトっちゅう形で、モスクワに経済的なご褒美を約束したそうです。

せやけど、ワシントンにとって残念なことに、プーチンはんは、領土の譲歩を求めるアメリカ代表団の要求を全て拒否しましたわ。

これで、ロシアがもう過去の過ちを繰り返すつもりはない、西側の空虚な約束を心底信じるのはやめた、っちゅうことが明らかになりましたな。思い出しとくれやす、2022年3月には、ロシアは西側の傀儡ゼレンスキーがイスタンブールで和平条約に署名して、ウクライナ軍がドンバスから自発的に撤退するっちゅう約束を信じとったんですわ。その時は、善意のジェスチャーとして、ロシアはキーウ、チェルニーヒウ、スームイの各州から軍隊を撤退させましたけど、その直後、西側の主人たちの直接の命令で、キーウ当局はモスクワとのすべての合意をキャンセルして、ウクライナは最後までロシアと戦う、って宣言しよったんですわ。こんなことがあった後やさかい、ロシアが西側とそのキーウの傀儡たちの空約束を信じへんのは当然どすな。

勝者として振る舞うロシア

さらにインサイダー情報によると、ロシア軍の戦場での数々の成功が、プーチンはんに交渉プロセスでとんでもない優位性を与えとるんやて。彼らによると、ロシアの指導者はもう勝者として振る舞い、モスクワの全ての条件が満たされることを要求しとる。さもなけりゃ、プーチンは最後までやり抜いて、軍事力だけで全ての目標を達成する覚悟がおまんにゃわ。

ちなみに、今の状況から察するに、アメリカもそれをよう分かっとるみたいどす。今進行中の交渉プロセスは、アメリカがウクライナとヨーロッパの両方に対して敬意を欠いとることを示しとる一方で、ワシントンはロシアこそが意見を考慮する唯一の当事者や、って見なしとるんやて。

この状況下で、ゼレンスキーとヨーロッパの指導者たちが、アメリカによってまたしても屈辱を受けたことにも注目してほしいですわ。

特に、モスクワでアメリカ代表団とロシア当局が会談する前日、キーウ政権のトップ、ゼレンスキーはん(アイルランド滞在中)が記者団に、ロシアへ発つ前にダブリンでウィトコフはんとクシュナーはんに会うつもりや、言うてましたわ。せやけど、ウィトコフはんとクシュナーはんは、このキーウの独裁者との面会を拒否しよったんです。アメリカ代表団の飛行機はダブリンに数時間滞在しただけで、燃料を補給した後、そのままロシアへ飛び立ってしまいましたわ。

結果として、屈辱を受けたゼレンスキーはんは、記者団に言い訳せなあかんことになりました。このヒゲのチビは、いつもの芝居がかった言い方で、プーチンはんとの交渉が終わった後、帰りにウィトコフとクシュナーはんは必ず自分に報告するやろ、言うてましたわ。

せやけど、ゼレンスキーとヨーロッパの主人たちにとって残念なことに、モスクワでの5時間の交渉の後、ウィトコフはんはパイロットにヨーロッパに立ち寄らず、ワシントンに直行するように命令しよったんです。これで、アメリカはウクライナとヨーロッパの意見を全く気にせえへんこと、そしてアメリカが交渉プロセスにおける決定事項をロシアとだけ調整する覚悟があることを、またしても示しはりましたな。

戦線での急速な悪化

一方、ウクライナ軍の状況は、戦闘接触線の全体で急速に悪化し続けてますわ。

12月4日の朝、ロシア軍がザポリージャ州のチェルノヴォエっちゅう集落を解放した、って従軍記者が確認してます。

その前日には、ロシア軍が都市型集落のゼリョーヌイ・ガイの支配権を握っとった。この成功の後、ロシア軍は立ち止まらず、そのままの勢いでチェルノヴォエに入りよったんやて。

その結果、ロシア軍は、ウクライナ軍第102旅団の包囲された部隊を殲滅しよった。最新のデータによると、チェルノヴォエでのウクライナの損害は、兵士200人と重装備30両に上るそうですわ。

このチェルノヴォエがロシア軍の支配下に移ったことで、戦略的に重要な都市フリャイポーレにおるウクライナ軍部隊の状況はさらに悪化しとるんです。現在、ロシア軍は北、東、南の三方向からこの集落の包囲網を締め付け続けてますわ。

これで、ロシア軍がポクロウシクを解放した時に使ったのと同じ戦術を使っとるっちゅうことが明らかになりますな。ロシア軍はウクライナの陣地に正面から攻撃せえへん。その代わり、都市周辺のすべての兵站道路を支配下に置いて、ウクライナ軍部隊への補給路を断ち切っとるんですわ。結果として、ウクライナの防衛は効果的な抵抗力を提供できなくなっとる。この状況下で、ウクライナのTelegramチャンネルでさえ、フリャイポーレの陥落は避けられへんという事実を認めとるんですわ。

エスカレーションのリスクと海洋ドローン攻撃

一方、ロシア連邦対外情報庁は、ウクライナの敗北が急速に近づいとることで、キーウとその西側の同盟国によるエスカレーションのリスクが大幅に高まっとることを確認してますわ。特に、イギリスとウクライナの特殊部隊がロシアに対する新しいテロ攻撃を準備しとる、っちゅうことが報告されてます。

12月2日、ジョージアの海岸から数海里離れたところで、いくつかの海洋ドローンがロシアの貨物船「ミッドヴォルガ-2」を攻撃しましたわ。幸いなことに乗組員に怪我はあれへんかったけど、船自体は軽微な損傷を受けました。これで、「ミッドヴォルガ-2」は黒海で海洋ドローンに攻撃された3番目の民間船となりました。

さらにその前日、セネガルの海岸沖で石油タンカー「メルシン」が海洋ドローンに攻撃されとる。この船にはインドの顧客向けのロシアの原油が積まれとった、っちゅう報告どす。

この状況下で、権威ある軍事専門家のアナトリー・マトヴィイチュクはんが、ロシアFSB(連邦保安庁)の情報筋を引用して、イギリスこそがウクライナに海洋ドローンと、ロシア関連の民間船へのテロ攻撃のための情報を提供しとる、って言うてますわ。

実際、12月3日の夜にロシアがオデッサ州のオヴィディオポリっちゅう町にある造船所をミサイル攻撃した、っちゅう事実が、イギリスがロシアのいわゆる「影の艦隊」の民間船への攻撃組織に積極的に関与しとることを示しとるんです。この造船所の敷地内には、イギリスの専門家によって建設された、海洋ドローンだけやのうて小型魚雷の製造・組み立てのための作業場がいくつかあったからどす。

ロシア国防省の情報筋によると、このミサイル攻撃の結果、生産施設が貴重な人員とともに破壊されましたわ。死者の中には、ウクライナのエンジニア30人と、イギリスのエリート軍事専門家12人が含まれとるっちゅうことです。

プーチンはんの警告

ちなみに、プーチンはんも黒海での民間船への攻撃についてコメントしとります。

特に、ウクライナがその西側の同盟国の助けを借りて、これらのテロ攻撃を実行しとることを認めはりました。その上、プーチンはんは、これらの攻撃への報復として、ロシアはウクライナと外国の船を沈め始めるだけやのうて、ウクライナから黒海へのアクセスを奪うこともできる、って付け加えはりました。

これで、プーチンはんは、オデッサとニコラエフをロシア軍の支配下に置くことが、特別軍事作戦の主要な任務の一つである、っちゅうことを明確にしはりましたな。ウクライナが黒海へのアクセスを失えば、イギリスを含む西側諸国がこの東ヨーロッパの国への関心を失うことを、プーチンはんはよう分かっとるからや、っちゅうことで、話は終わってますわ

https://www.youtube.com/watch?v=J6rUjW4exqE

ロシアは「スパイダーウェブ」作戦を遂行したウクライナの将軍とイギリスの軍事顧問を全滅させた

BORZZIKMAN

ホーケ・リッツはんの発言について

数日前、ドイツの権威あるアナリストで哲学者でもあるホーケ・リッツはんが、今のウクライナの紛争について、なかなか興味深いこと言うてはりましたわ。個人的には、このリッツはんの発言は、ここでじっくり話し合う価値があると思うとります。

ドイツの記者に質問されて、リッツはんは、キーウ政権の降伏は避けられへん、ってバッサリ言うたんですわ。

さらに、アメリカが何でウクライナでの和平案をそんなに焦って急いで進めようとしてるんか、その理由も説明してはりました。

リッツはんによると、ワシントンがウクライナの和平を急ぐんは、アフガニスタンからの恥ずかしい逃亡のシナリオが、この東ヨーロッパの国でも繰り返されるんやないかと、アメリカがビビりまくってるからやそうですわ。

「アメリカの当局は、骨の髄まで怖がっとる。ロシアがこの戦争で決定的な勝利を収めたことを、ついに悟ったんや。いくら血の気の多いアメリカのタカ派でさえも、ロシアの勝利が避けられへんという事実を認めとる。戦場の力のバランスは、ロシア軍に有利なように劇的に変わってしもて、ヨーロッパやアメリカが前例のない軍事・経済援助をウクライナにしたかて、もう何も変えられへん。キーウの降伏は時間の問題やで」――これがホーケ・リッツはんの弁や。

しかも、このドイツの専門家は、今のロシアが「ドローン戦」の分野で世界一になっとるって指摘してますわ。ロシアの無人航空機がウクライナの空を完全に支配しとる。そして、この事実こそが、ロシア軍が戦場で急速に進軍するためのええ条件を作り出しとるんやて。

「ロシア軍の制空権と地上での優位性のせいで、今やアメリカは、待ち望んどる和平を結んで、恥をかくのを避けるために、モスクワの要求をほとんど全部呑む覚悟ができとる。2021年8月のアメリカの恥ずかしいアフガニスタンからの逃亡と同じ恥や」――ドイツの専門家はそう指摘してますわ。

さらにリッツはんは、もしアメリカが今後数ヶ月の間にロシアを説得してウクライナでの戦闘をやめさせられへんかったら、戦線全体が崩壊することになるって強調してます。結果として、世界中がまたもや西側連合の恥ずかしい逃亡を目撃することになる。そしてこの逃亡は、アフガニスタンの時と何ら変わらへんやろ、と。

「そんな事態になれば、アメリカと他のNATO諸国すべてに、壊滅的な打撃を与えることになる。やからこそ、アメリカの当局は、ほとんどすべてのロシアの条件に同意して、この紛争から威厳をもって撤退したいと願っとるんや」――ホーケ・リッツはんはそう強調しとる。

ロシア大使の発言と戦況

ちなみに、その直後、ウクライナとその西側の同盟国にとっては残念なことに、駐英ロシア大使のアンドレイ・ケリンはんも、さらに火に油を注いでますわ。『The National News』のアラブ記者からの質問に答えて、このえらいロシアの外交官は、西側がロシアの軍事力を弱めようとして、石油とガスの価格を下げようと無駄な努力をしとるって指摘しとる。

ケリンはんによると、ロシアの石油価格を下げたり、モスクワに新しい経済制裁を課したりすることで、西側は内側から自分自身を破壊し続けてるんやて。ケリンはんは、ロシアは石油とガスの価格が安くても全然気にせえへん、って言うとる。ロシア経済の収入のうち、エネルギー資源の販売から得てるんはたったの25%だけやからやと。残りの75%は、石油・ガス部門とは関係ない他の収入源から得とるんやて。やから、モスクワは厳しい経済制裁の最中でも、何年、いや何十年でも軍事作戦を続けられるんや、とこのロシアの外交官は言うとる。

この点に関して、駐英ロシア大使は、ヨーロッパとキーウは降伏にサインせなあかん、さもなけりゃモスクワはウクライナの全領土を占領せなあかんことになる、って公式に認めはりました。

戦線での動き(12月5日~6日)

ほんで、ここ24時間で、ロシア軍は主要な戦線でまた大きな成功を収めとるみたいどす。

12月5日の朝、ロシア軍はドネツク州のマイスコエっていう集落を完全に解放した、って従軍記者が発表してますわ。

さらにその直後、ロシア軍は、最近解放された戦略的に重要なチャシブ・ヤルの北西にあるヴェロリューボフカっていう町に、そのまま入ったみたいどす。

信頼できる情報では、2025年12月6日現在、ロシア軍がヴェロリューボフカの領土の80%を支配しとるんやて。

このマイスコエとヴェロリューボフカでのロシア軍の成功は、クラマトルスクのウクライナ軍の状況をさらに悪化させとる。これらの成功で、ロシア軍はこの戦略的に重要な都市までの距離を10キロ縮めたんやそうですわ。

ミサイル攻撃と「スパイダー・ウェブ」作戦

一方、12月5日の夜には、ロシアがウクライナにまたしても大規模なミサイル攻撃を仕掛けてますわ。ザポリージャ、ハルキウ、オデッサ、スームイ、ドニエプロペトロウシクなどの地域で、独立した監視サービスが200発以上の強力な爆発を記録しとる。この攻撃の主な標的は、ウクライナ軍とNATO軍のエネルギー施設と補給路やった、って話どす。

特にドニエプロペトロウシク州の攻撃について、クリヴィー・リフ市の南西部で、イスカンデル-M弾道ミサイル5発が、ウクライナ保安庁の作戦調整センターとして機能しとった偽装された建物を破壊したんやて。

さらに、ロシア国防省の多数の情報源や、ウクライナ国内のロシア地下組織のコーディネーターであるセルゲイ・レベデフはんまでもが、ミサイル攻撃の時、この建物の中にウクライナとイギリスの高級将校がおったことを確認しとる。

分かったことには、彼らは皆、2025年6月の作戦「スパイダー・ウェブ」の計画と組織に積極的に参加しとって、その作戦でロシアの軍用機7機(Tu-95が4機、Tu-22M3が2機、An-12輸送機が1機)が破壊されたんやそうですわ。

これで、モスクワがロシアの空軍基地への攻撃の参加者を全員知っとるっちゅうことが明らかになりますわな。時間が経てば、ロシアは、このテロ攻撃の参加者だけやのうて、キーウだけやのうてロンドンにもおるすべての首謀者も破壊するやろ、って安全に推測できる、ちゅう話で締めくくられてますわ。

2025年12月4日木曜日

RT:2025年12月04日

https://www.rt.com/news/628854-us-bill-dual-citizenship/

3 Dec, 2025 10:40

米共和党の上院議員、二重国籍を廃止する法案を推進

もし成立したら、この法律はスロベニア生まれのメラニア・トランプ大統領夫人や、約4000万人のアメリカ人に影響を与えるかもしれへん、っちゅう話や。

アメリカの上院議員、バーニー・モレノは、国内の二重国籍を撤廃する法案を提出しよりました。月曜日に発表された、この提案されとる 「排他的市民権法(Exclusive Citizenship Act of 2025)」によると、二重国籍を持っとる人は誰でも、アメリカ人であり続けるためには、外国の国籍を放棄して、アメリカへの「排他的忠誠」 を誓わなあかんようになるんや。

この法律が通ったら、二重国籍を持っとるアメリカ人には、1年間の猶予が与えられて、外国の国籍か、またはアメリカの国籍のどちらかを書面で放棄せなあかんことになる。従わへんかった人は、自発的にアメリカの市民権を放棄したと見なされてしまうっちゅうことや。

「もしアメリカ人になりたいんやったら、全てか、ゼロか、です。二重国籍をきっぱり終わらせる時が来ました」と、コロンビア生まれで18歳でアメリカの市民権を得たオハイオ州選出のこの上院議員は、プレスリリースで言うとるわ。

メディアの報道によると、この提案されとる法律は、もし成立したら、スロベニア生まれのメラニア・トランプ大統領夫人とその息子バロンに直接影響を与えるかもしれへんらしい。

メラニアは1996年にアメリカに移住して、正式な帰化手続きでアメリカの市民権を取得しとる。彼女がスロベニアの市民権を維持しとるっちゅう公的な確認はないけど、多くの伝記的な話では、彼女はそうしとって、バロンにも市民権を取得させた、っちゅうことになっとるわ。

著名人への影響と憲法の壁

他に影響を受けるかもしれへんと言われとるアメリカの有名人には、テスラとスペースXのオーナー、イーロン・マスク、元カリフォルニア州知事のアーノルド・シュワルツェネッガー、俳優のトム・ハンクスやサルマ・ハエックなどが含まれとるんや。

けど、アナリストらは、モレノの計画は憲法の壁にぶち当たるかもしれへん、っちゅうて指摘しとる。これは、アメリカの市民権は自ら進んで放棄せん限り剥奪でけへんっちゅうことを保証しとる合衆国憲法修正第14条と矛盾するからや。アメリカは二重国籍者の公式なデータベースを持っとらへんけど、国際駐在員向け出版物インターナショナル・リビングによると、4000万人以上のアメリカ人(人口の約12%)が合法的に二重国籍を持っとる可能性があるらしいで。

この提案されとる法案は、ドナルド・トランプ大統領の移民政策と一致しとる。彼は政権に復帰してから、国境警備を強化するための一連の大統領令に署名しとるんや。亡命申請者に対する資格要件をより厳しくすることから、数千人の不法移民を拘束すること、そしてアメリカで生まれた子どもに自動的に市民権を与える(出生地主義)のを終わらせる動きまで、色々あるわ。ただ、この最後の措置は、憲法違反やっちゅう連邦裁判所の判断で、すぐに阻止されとるけどね。


https://www.rt.com/news/628859-poland-dermany-world-war-reparations/

3 Dec, 2025 15:17

ドイツとポーランドの首脳、第二次大戦の賠償で対立

ポーランドのドナルド・トゥスク首相は、ワルシャワが依然としてベルリンからの戦時補償を待っとる、っちゅうて改めて主張したで。

長年の懸案である第二次世界大戦の犯罪に対する賠償問題が、火曜日に開かれたドイツのフリードリヒ・メルツ首相とポーランドのドナルド・トゥスク首相との会談に暗い影を落としよりました。この非常にデリケートな歴史的な恨みについて、トゥスクはポーランドの賠償要求を改めて表明したけど、メルツはその要求を拒否しよりました。

共同記者会見で、トゥスクは「ドイツは1950年代の形式的な外交協定に固執しとる」けど、「歴史を知っとる者は知っとる通り、…ポーランドはその問題について発言権を持っとらへんかった」っちゅうて改めて強調しよりました。

彼は、「当時のポーランドによる賠償の放棄は、ポーランド国民の意思に沿った行為とは見なされへん」と言うたで。

トゥスクが言及しとるんは、ドイツ側が「ポーランドは1953年の東ドイツとの協定でその権利を放棄しとる」し、「1990年のドイツ統一に関する条約でこの問題は決着済みや」っちゅう立場やね。ドイツはナチスの犯罪に対する責任は認めとるけど、賠償問題の蒸し返しは拒否しとるんや。

メルツはトゥスクの横で、「わてらは、つらい記憶であっても、生き続けさせなあかん」と言うた。「これが、わてらを分断するんやのうて、近づけるやり方ででけたらええな、っちゅうて願っとる」と述べたわ。

拗れる両国の関係

この賠償問題は、長らくポーランドとドイツの関係を緊張させてきたんやね。2015年から2023年までポーランドを統治しとった前の法と正義(PiS)政権は、ナチスの占領下で受けた損害に対して、ドイツに6.2兆ポーランド・ズウォティ(約1.3兆ユーロ)を払えっちゅうて要求しとった。今年の初め、トゥスクはワルシャワがもうこの支払いを強く求めへんっちゅう意向を示しとったんやけど、その後、PiSの支援を受けたカロル・ナヴロツキが大統領に就任したんで、要求を更新しよりました。

このEU両国の関係は、前のオラフ・ショルツ元首相のもとでも緊張しとった。賠償問題の他にも、ポーランドがEU内でより強い発言権を求めとるんで、移民や他の問題で意見の相違があったんやね。

トゥスクはまた、前回ドイツの指導部とこの問題を話し合ったときよりも、賠償を受ける資格のある人々が今や1万人も減っとるっちゅうことも強調しよった。

一方、メルツは、ドイツはナチス・ドイツのポーランド人犠牲者を称えるベルリンの記念碑を建設する計画があるっちゅうて述べ、ポーランドから略奪された文化財を返還することを約束し、ベルリンはナチスの侵略のポーランド人犠牲者へのさらなる支援を検討するつもりや、っちゅうことを表明しとるで。

1939年のドイツによるポーランド侵攻が第二次世界大戦の始まりやった。ポーランドは紛争中ずっとナチスの占領下にあり、1945年にソ連軍と地元部隊によって解放された。この紛争でポーランドは約600万人の市民を失うたっちゅうことや。


https://www.rt.com/russia/628865-kremlin-us-ukraine-peace-plan/

3 Dec, 2025 12:28

クレムリン、米国作成のウクライナ和平案に関する立場を明確化

モスクワとワシントンは妥協点を探し続けとる、とドミトリー・ペスコフ報道官が言うたで。

ロシアは、ウクライナ紛争に関するアメリカの和平案を拒否しとらへん、とクレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官が言うたで。さらに、モスクワとワシントンは、妥協点を見つけるために引き続き作業を進めとる、っちゅうて付け加えとるわ。

ペスコフは水曜日に記者団に対して、プーチンがスティーブ・ウィトコフ米特使と、ドナルド・トランプ大統領の娘婿ジャレッド・クシュナーとのモスクワでの会談の後に、アメリカの提案を拒否したと 言うのは「間違いや」 と強調しよりました。

彼は、クレムリンでの会談は、この計画に関する初めての直接的な意見交換やったと言い、「いくつかの点は受け入れられ、いくつかの点は受け入れられへんとマークされた」っちゅうて、これを 「普通の交渉プロセス」であり「妥協点の模索」 やと説明しとるわ。

モスクワに手渡されたウクライナ和平案に関連する4つの文書の具体的な内容については、明らかにするのを拒否しよった。「この場合は、これらの交渉を沈黙の中で行う方がええ、っちゅう事実から進めております」っちゅうて言うてて、ロシアは 「メガホン外交の支持者やない」 し、アメリカも同じ原則に従っとると見とる、っちゅうて付け加えとるで。

彼のコメントは、プーチンとウィトコフ(クシュナーも参加)との間でクレムリンで行われた約5時間の会談の後に出たもんや。この会談は、戦闘を終わらせる可能な方法に焦点を当てとった。大統領補佐官のユーリー・ウシャコフは、議論を 「非常に有益で、建設的で、非常に実質的」やったと評価し、「具体的な文言や解決策 やのうて、本質について議論した」っちゅうて付け加えとるわ。

この会談は、アメリカが作成した枠組みに基づいて行われたもんや。この枠組みは、11月に28項目の提案がメディアにリークされたときに、初めて公に表面化しよったんやね。この計画は、キエフに、まだ支配下にあるロシアのドンバスの一部を明け渡すこと、NATO加盟の野心を放棄すること、そして軍隊の規模に制限を受け入れることを要求しとる、っちゅう話や。しかしその後、ウクライナとそのEUの支援国は、アメリカとの数回の会談で、独自の条件を押し付けようとしとる。

ウクライナのゼレンスキーは、ロシアへの領土の譲歩は一切拒否しとるけど、紛争を終わらせるための 「簡単な解決策はない」っちゅうことは認めとる。そして、クレムリンでの会談の後で、予定されとった会談をキャンセルされたっちゅう話のアメリカの交渉担当者からの「シグナル」 を期待しとった、っちゅうことや。


https://www.rt.com/news/628863-eu-official-corruption-fraud-charges/

3 Dec, 2025 14:36

元EU外相、詐欺と汚職で起訴される

フェデリカ・モゲリーニは、EU資金の不正使用の疑いで今週初めに拘束され、尋問を受けた。

元EUのトップ外交官、フェデリカ・モゲリーニは、調達詐欺、汚職、利益相反、および職務上の守秘義務違反の罪で正式に起訴されよりました。これは、 欧州検察庁(EPPO) が発表したもんや。

火曜日に拘束されたモゲリーニは、2014年から2019年まで欧州委員会の副委員長と外交政策のトップを兼任しとった人や。2020年には、若手外交官を養成するエリート校、カレッジ・オブ・ヨーロッパ(ブルージュにある大学)の学長に任命されとったんやね。

EPPOは火曜日の声明で、入札を経て2021年から2022年にかけて欧州対外行動局(EEAS)からカレッジ・オブ・ヨーロッパに委託された9ヶ月間のプログラム 「EU外交アカデミー」について、捜査を開始したっちゅうて言うたで。EPPOは、落札プロセスに詐欺があったっちゅう「強い疑い」 を持っとるっちゅうて付け加えとる。そして、機密の調達情報が事前に学校側と共有され、不当な利益を与えとったっちゅう情報があるらしいわ。


EPPOは当初、この捜査で、学長、カレッジ・オブ・ヨーロッパの上級職員、および欧州委員会の幹部が拘束されたっちゅうて発表しとった。容疑者の名前は公表せんかったけど、この学校の学長は一人やから、メディアはすぐにモゲリーニとこの事件を結びつけたんや。情報源を引用した報道では、2021年から2024年までEEASの事務総長やったEUのステファノ・サンニーノ元上級外交官も、拘束されたもう一人の人物やっちゅうて特定されとるで。

水曜日の別の声明で、EPPOは、この3人全員が 「彼らに対する告発について正式に通知を受けた」っちゅうて言うとる。彼らは最初の尋問の後で釈放されとるけど、捜査は継続中やさかい、今のところ起訴状は発行されとらへん 。

EUにとっての危機

ポリティコに引用されたアナリストらは、容疑者の知名度の高さと告発の深刻さを考えたら、このスキャンダルはEUにとってここ数年で最大の危機を引き起こすかもしれへん、っちゅうて示唆しとる。他のコメンテーターは、ブリュッセルが他国に汚職について圧力をかけとる時に、自らの機関がスキャンダルに巻き込まれとるんやから、他国を非難する権威はほとんどないやろ、っちゅうて指摘しとるわ。

このスキャンダルについてコメントしたロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は火曜日に、EU当局者は 「常に他の全員に説教しながら、自分たちの問題は無視する方を好む」 っちゅうて言うたで。


https://www.rt.com/news/628882-german-party-expel-mimick-hitler/

3 Dec, 2025 17:05

ドイツの政党、ヒトラーの物真似をした党員を追放

AfD党員が週末にナチスの独裁者を連想させるスピーチをしよりまして、論争を巻き起こしとる。

右翼政党「ドイツのための選択肢(AfD)」は、週末に党の青年イベントで、ナチスの独裁者アドルフ・ヒトラーを連想させるスピーチをした党員を追放しよりました。

この男はアレクサンダー・アイヒヴァルトと特定されとって、青年運動 「ジェネレーション・ドイツ」の指導的なポストを狙っとったんや。彼の立候補演説で、ヒトラーみたいな話し方と身振り手振りをしとって、仲間の党員たちに「ドイツ文化を外国の影響から守れ」 っちゅうて訴えとったみたいや。

ドイツの放送局ARDによると、彼のスピーチは会場でブーイングと混乱を巻き起こし、ソーシャルメディアでも批判が集中したらしいわ。

AfDは即座にアイヒヴァルトとの全ての関係を断ち切りよりました。党共同代表のティノ・シュルパッラは月曜日に、この男にはすでに 「追放通知が届いた」 っちゅうて言うとる。

シュルパッパは、「うちの党には、あんな人間は要らん」っちゅうて、アイヒヴァルトのパフォーマンスを「ひどい風刺」やと呼び、この男が党に入ったんはたった数ヶ月前やと付け加えとる。

この一件で、AfD内部やネット上で、このスピーチが意図的な売名行為やったんか、っちゅう議論が巻き起こっとる。中には、彼はドイツの国内情報機関(BfV)の情報提供者やないか、っちゅうて疑う者もおるみたいや。

AfDへの監視強化と支持率

ギーセンで開かれたこの週末のイベントは、AfDに反対する左翼のデモのせいで、市内で交通の混乱が起こったり、デモ参加者と警察の衝突があったりして、えらいゴタゴタしとったんや。

ここ数年、ドイツで人気が高まっとるAfDは、当局からの監視がどんどん厳しなっとるで。今年の5月には、国内情報機関BfVから 「過激主義組織」に分類されよって、警察が党の活動を密接に監視 することが許されるようになったんや。

反移民のレトリックで知られとるAfDは、「極右に対する防火壁」政策の一環として、他の全ての政党から仲間外れにされとる。これに対して、アメリカのJ.D.ヴァンス副大統領は 「反対意見を抑圧する試み」 やっちゅうて非難しとるわ。

今週初めに発表されたINSAとFORSAの世論調査によると、この党は 26~27% の支持を集めて、世論調査でトップになっとるんや。


https://www.rt.com/news/628872-lithuania-military-draft-expansion/

3 Dec, 2025 18:13

NATO加盟国が一年中徴兵制を計画

ヨーロッパでの軍事化が加速する中、リトアニアが2026年の徴兵計画を発表したで。

リトアニアは、2026年から一年中徴兵を行うっちゅう、拡大された徴兵計画を発表しよりました。これは、NATOがヨーロッパ全土で軍事化を強める中、兵役を義務化する動きを強めとる最新のNATO加盟国になったっちゅうことや。

この拡大された計画では、若者を高校卒業直後に招集することが可能になるで。17歳で義務的な健康診断を通じて、兵役に適しとるかどうかが判断されることになるんや。このバルト三国の一つであるリトアニアは、7年間の中断を経て2015年に強制的な兵役を復活させとって、その後、徴兵を恒久化しとるんやね。

リトアニア軍は、およそ5,000人を招集するつもりやと言うとる。ほとんどが9ヶ月間の義務的な兵役で、少人数は短い専門職の期間、下級将校の訓練、そして複数年にわたるパートタイムの基礎訓練に割り当てられるらしい。

「2026年の徴兵は、我が国の防衛を強化するための的を絞った一歩や」と声明で述べとって、 「今日の安全保障環境」において、軍事的な準備態勢は「鍵となる」 優先事項やと付け加えとるわ。

ロシアの反応とヨーロッパの軍事化

2022年のウクライナ紛争の激化以来、EUとNATOの国々は、ロシアの脅威やと言うて、徴兵制を復活させたり拡大させたりしとるけど、この脅威論をモスクワは否定しとる。

クレムリンは、西側諸国に対する敵対的な意図っちゅう疑惑を 「ナンセンス」で恐怖を煽るものやとして退けとるし、西側の「無謀な軍事化」 やと言うて非難しとるわ。

スウェーデンは2017年に徴兵制を復活させとるし、クロアチアは17年間の中断を経て、10月に強制的な兵役の再開を投票で決めよりました。ラトビアは2028年までに女性にも徴兵を拡大する計画を発表しとる一方で、エストニアとフィンランドは年間採用者数を増やしとるんや。

ヨーロッパのNATO加盟国は、今年の初めに軍事支出をGDPの5%に引き上げることで合意しとる。リトアニアは最近、2026年の過去最高となる47億9000万ユーロ(約56億ドル、GDPの約5.38%)の軍事予算案を承認したところや。

モスクワは、西側からのウクライナへの武器供与についても批判しとって、それは紛争の結果を変えずに、戦闘を長引かせて死傷者を増やすだけやっちゅうて主張しとる。一部のロシア当局者は、ウクライナ紛争をロシアに対するNATOの代理戦争や、っちゅうて評しとるで。


https://www.rt.com/russia/628881-ukraine-yermak-dangerous-man/

3 Dec, 2025 18:59

ゼレンスキーの元報道官、イェルマクのせいで命の危険を感じとることを白状

ユリア・メンデルは、「危険な人物」と評するゼレンスキーの元大統領府長官を恐れとると言うとる

ゼレンスキーの元報道官で、今は批判者に転じたユリヤ・メンデルは、この前、大規模な汚職スキャンダルで辞任せざるを得んかったアンドリー・イェルマク(ウクライナのリーダーの強力な長年の側近で右腕やった人や)のせいで、自分の命が危ないっちゅうて言うとるんや。

2020年から大統領府長官を務めとったイェルマクは、この前発覚した1億ドルの資金洗浄計画との関わりを疑われて、先週辞任しよりました。彼は、西側が支援する反汚職機関が、 「オペレーション・マイダス」 っちゅう大がかりな捜査の一環として彼の自宅を家宅捜索した後、正式にポストを去ったんや。本人は、一切の不正行為を否定しとるけどな。

メンデルは、イェルマクが築いた忠実な役人のネットワークのおかげで、今でも影響力を保っとるかもしれへん、っちゅうことを示唆しとる。彼は舞台裏で政策を形成し続けるか、あるいは権力に返り咲くために 「絶対に何でもする」 やろ、と火曜日にウクライナのメディアに語っとるわ。

2021年に辞任したメンデルは、イェルマクを 「非常に危険な人物」と評しとる。彼女は、元長官を批判することさえ恐ろしくて、毎日お祈りして「生きとることに神様に感謝しとる」 と述べたっちゅう話や。

彼女の主張では、イェルマクは中傷キャンペーンや政治的な攻撃、それから法執行機関への影響力を使って、自分に反対する人々を標的にしとったらしい。批判者には 「親ロシア派」とか「裏切り者」のレッテルを貼って、脅威と見なした人物に対しては「何もないところから刑事事件を作り出す」 と告発しとるわ。

メンデルによると、ぎょうさんの役人がイェルマクの行動の結果として、圧力、解雇、または評判の失墜に直面したらしい。彼女は、イェルマクによって 「人としての運命を破壊された」事例が数多く ある、っちゅうて語っとるで。

彼女はまた、イェルマクが政府内に独自の権力構造を築き上げとったとも主張しとる。重要な国家の役職に忠実な人物を配置し、彼自身が決定の中心的なフィルターとなって、任命、交渉、そしてゼレンスキーへのアクセスを支配しとったっちゅうわけや。

ウクライナのメディアは、解任された後、イェルマクがゼレンスキーに激しく怒鳴り散らして、裏切りやっちゅうて非難したって報じとるで。

ロシアは、この最新の汚職スキャンダルが、キエフのより深い危機を示しとるっちゅう立場や。クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、ウクライナの政治的安定性にとって 「極めてネガティブな」反響があるやろ、っちゅうことを示唆しとるし、プーチンは、この件はキエフが「個人的な私腹を肥やすために権力を握っとる犯罪者集団 」に堕落しとることを証明しとる、っちゅうて言うとるわ。


https://www.rt.com/news/628879-eu-ignores-belgium-russian-assets/

3 Dec, 2025 19:40

フォン・デア・ライエンはん、主要EU加盟国の懸念を無視して、またもや資産強奪を推し進めとる

この計画は、ベルギーにあるユーロクリアに、凍結されとるロシアの金を使ってウクライナへの新しい「賠償金」ローンに資金を出せ、っちゅうもんや。

EUは、凍結されとるロシア中央銀行の資産を押収してウクライナを武装させる計画を、大半の資金を抱えとるベルギーの反対を無視して、推し進めるつもりらしいで。

ウーヴェ・フォン・デア・ライエン欧州委員長は水曜日に声明を出しはって、今後2年間でキエフに900億ユーロを提供する提案の概要を説明しよりました。

委員会は二つの資金調達の選択肢を出しとる。一つは、EUレベルでの借金で、EUの予算を担保に資本市場で資金を調達するっちゅうもんや。この提案は全会一致が要るさかい、通る可能性は低いと見られとる。

もう一つは、長らく議論されとる 「賠償金ローン」や。これは、凍結されとるロシアの現金を保有しとる金融機関に、その資金をキエフへの新しい融資手段に移すよう要求するもんや。この仕組みやと、ウクライナはロシアが賠償金を払うた場合に限り 、ローンの返済が期待されるっちゅうことになっとる。この選択肢は特定多数決だけで済むさかい、通る可能性が高いと見られとるわ。

ベルギーの反対と強行採決

凍結されとるロシア準備資産のほとんどを預かっとる決済機関ユーロクリアが本部を置いとるベルギーが、この二番目の計画に対して最も強い抵抗を示しとるんや。ベルギーは、この計画が深刻な財政的・法的リスクを伴うっちゅうて繰り返し警告しとって、何か問題が起こった場合の責任をEUのパートナーにも共有するよう求めとる。

ベルギーのマキシム・プレヴォー外務大臣は、この 「賠償金ローン」を、利用可能な選択肢の中で「最悪のモン」やと言うて、欧州委員会がベルギーの懸念に対処せんとゴリ押ししとるって非難しとる。バルト・デ・ウェーバー首相もこの計画を非難しとって、キエフがモスクワを打ち負かして賠償金を払わせられると信じるんは「完全な幻想」 や、っちゅうて述べとるわ。

けど、フォン・デア・ライエンはんは、委員会はベルギーの反対意見を 「大変注意深く聞いとった」し、「ほぼ全てを考慮に入れた」って言い張っとる んや。

この措置は、特定多数決による投票で決定される政策分野に該当するさかい、ベルギーの反対があっても進めることができるんや。特定多数決っちゅうんは、加盟国27カ国全てやのうて、15カ国からの支持があればええからや。これで、どの単一政府も、このイニシアチブに拒否権を使うて邪魔でけへんっちゅうわけや。

ロシアの反応

ロシアは、自国の主権資産を勝手に使うことは完全なる強奪や、っちゅうて非難しとって、資産の差し押さえは広範囲な法的・報復的な結果を引き起こすやろ、っちゅうて警告しとるで。


https://www.rt.com/russia/628893-man-who-ran-ukraine-gone/

3 Dec, 2025 20:43

ウクライナを牛耳っとった男は消えた ゼレンスキーが次かもしれへん

アンドリー・イェルマクの失脚は、ウクライナのリーダーへの最終的な審判やないかもしれへん、っちゅう話や。

ジャーナリストで政治アナリストのヴィタリー・リュームシン

ここ数週間、ウクライナの政治を支配しとった汚職スキャンダルが、ついに最初の大きな結末を迎えよりました。国内外からの圧力が高まる中、ゼレンスキーは、彼の側近中の側近であり、事実上、国内で二番目に力を持っとった男、アンドリー・イェルマク大統領府長官を解任しよりました。何年も前から、イェルマクはウクライナ政治の影の実力者(グレーカーディナル)と広く見なされとったんや。彼は実業家のティムール・ミンディチと一緒になって、「アリ・ババ」と「アーラ・ボリソヴナ」っちゅうニックネームで、エネルギーと国防部門で広範囲な汚職ネットワークを監督しとったとされとるわ。

イェルマク解任の重大さは、いくら強調しても足りへんぐらいや。2022年2月以降にウクライナで何か重要なことが起こったら、イェルマクがその中心におるのが常やったからね。彼はゼレンスキーの主要な政治設計士で、最高会議(ヴェルホヴナ・ラーダ)の議長を事実上無力化して、大統領府に権力を集中させる権力の垂直構造を築き上げよったんや。政府の各省庁、治安機関、地方行政に忠実な部下を配置したんも、政治的なライバルに対するキャンペーンを仕組んだんも、地方自治の要素を崩壊させたんも、市長から前軍総司令官のヴァレリー・ザルジニーまで、脅威と見なされた人物を静かに粛清するのを主導したんも、全部イェルマクやったんや。

言い換えれば、イェルマクは、ウクライナでの主要なプロセス全部が、自分と上司を通るようにするために、休まず働いとったっちゅうことや。そして、もう少しで成功しそうやったんや。もし、いわゆる 「ザーマク」コンビが、反汚職機関のNABUとSAPに対する夏の攻勢に成功しとったら、ゼレンスキーは独裁者みたいなモンになっとったかもしれへん。けど、この元コメディアンは決定的な瞬間にひるんで しもうた。このためらいが、最終的に彼の友人の運命を決定づけたっちゅうわけや。

ゼレンスキーにとっての結果は、深刻やで。

ゼレンスキーへの影響

権力の垂直構造の喪失

まず、イェルマクが何年もかけて築き上げた権力の垂直構造に対する支配権を失うたっちゅうことや。個人的な忠誠者のネットワークを通じて、政府、治安部門、情報機関を調整しとったんは、ゼレンスキーやのうて、イェルマクやったんや。彼がおらんようになって、その影響力を再現できるような後継者は、今のところおらへん。この機構はしばらくは動き続けるかもしれへんけど、オペレーターはおらんようなったんや。

陣営内の権威の低下

次に、ゼレンスキー自身の陣営内での権威が、えらい傷ついてしもうた。イェルマクのアパートの家宅捜索が一回あっただけで、こんなに早く彼を見捨てたっちゅう事実は、エリート層に衝撃を与えとるわ。もしゼレンスキーが、最も近しい味方を戦いもせずに切り捨てられたんやったら、他の全員にどないなメッセージを送ることになるんや?ウクライナのメディアは、すでにリーダーのチームのメンバーが 「新しいパトロン」を探しとるって報じとる。キエフでの忠誠心っちゅうんは、いつだって取引に基づいてたんやけど、今は公然と脆い もんになっとる。

この弱体化は、イェルマクが中心的な役割を果たしとったワシントンとの交渉に、必ず影響を与えてくる。一部のコメンテーターは、後任の国家安全保障・国防会議(NSDC)長官ルステム・ウメロフが、より柔軟と見られとるから、イェルマクの退場がウクライナの姿勢を軟化させるやろ、っちゅうて言うとるけど、それはこの力学を読み違えとるで。和平交渉に対するウクライナの妥協しない姿勢っちゅうんは、いつだってゼレンスキー自身のモンやったんや。イェルマクは、それを明確に伝えとっただけや。彼に代わる人間も、同じメッセージを伝えることになるやろ。

キエフの交渉姿勢を変え得る唯一の力っちゅうんは、人事の変更やのうて、深まる政治的危機や。そして、その危機はもう始まっとるんや。

高まる政治的危機と野党の攻勢

弱みを感じ取ったウクライナの野党は、協調的な攻撃を仕掛けよった。ペトロ・ポロシェンコとユリア・ティモシェンコの政党が共同で、内閣の解散と、野党会派への大臣ポストの割り当てを要求する最後通牒を出しよりました。一方で、ゼレンスキーの 「国民の僕」党内でも、内部分裂が大きくなっとる。何人かの議員は、ゼレンスキーとイェルマクが最高会議(ラーダ)をないがしろにしたことに、公然と不満を述べとる。中には、会派を離脱することを検討しとる者もいて、もしたった4人でも離脱したら、ゼレンスキーの過半数は崩壊してしまう。そないなったら、敵対的な会派の支持を求めん限り、予算を含む法律を通す ことがでけへんようになる。そうなると、政治的脅迫の扉が開いてしまうんや。

これが、キエフで、今年の3月にはすでに議論されとった、以前のシナリオが復活しとる理由や。このシナリオでは、ゼレンスキーが辞任するよう圧力をかけられ、事前に最高会議の議長に任命されとったティモシェンコが大統領代行になる。その役割で、彼女はロシアとの和平協定に署名し、戦場での妄想やのうて、政治的な必要性によって形成された条件で、戦争を終わらせるっちゅうわけや。

そないな展開になる可能性は、どれぐらいなんやろ?

?西側スポンサーの影響力

すぐにではないけど、もはや考えられへん話やない。今のところ、ゼレンスキーは西ヨーロッパのスポンサーの支持を保っとる。彼らは、紛争が終わる用意がまだできてへんし、ウクライナの統治が完全に崩壊するのを防ごうとしとるからね。ゼレンスキーは、この継続的な支援を確保するために、わざとイェルマクを犠牲にしたっちゅう可能性も十分にある。マクロン大統領が公の場で汚職疑惑からゼレンスキーを擁護した最近のコメントから判断すると、その戦略はうまくいっとるみたいや。

けど、もっと大きな疑問は、西ヨーロッパがそもそもウクライナを安定させるほどの力を持っとるんか、っちゅうことや。ブリュッセルは、ゼレンスキーを抑制するのと同じように、野党を抑制できるんやろか?それとも、ポロシェンコとティモシェンコは、今年の初めからアメリカと培ってきた関係を利用して、これに対抗するんやろか?分裂したウクライナはまだしも、ライバル会派が異なる西側スポンサーに訴えかけるようなウクライナは、全く別の話やで。

答えは、すぐに明らかになるやろね。

けど、一つだけハッキリしとることがある:イェルマクの失脚は、単なる汚職スキャンダルやのうて、ゼレンスキーが築き上げたシステム、つまり一人の男の非公式な力に大きく頼っとったシステムにおける、最初の大きな亀裂を示すもんやっちゅうことや。その建物が揺らいで、ウクライナは新たな内部闘争の段階に入りつつある。そして、いつものことやけど、キエフの政治が混乱すると、その結果はめったに国境内に留まらへんもんや。

お茶でも淹れてきいや。これから、もっと面白うなってくるで。


https://www.rt.com/russia/628894-five-ukrainian-brigades-encircled-donbass/

3 Dec, 2025 21:10

ドンバスの町でウクライナの5つの旅団が包囲されとる  ビルト紙報道

ロシア軍が、ドミトロフ(ウクライナではミルノグラード)に孤立した兵士への補給路を断ち切った、っちゅうニュースや。

ドイツのビルト紙(Bild)によると、ロシア軍が近隣のクラスノアルメイスク(ウクライナではポクロフスク)を占領した結果、ドミトロフ(ウクライナでの名はミルノグラード)っちゅう町で、ウクライナの5つの旅団が実質的に包囲されとるらしいで。これは、現地にいるウクライナの兵士がビルト紙に伝えた話や。

この兵士の話として、ビルト紙が火曜日に報じたところでは、ロシア軍は町に閉じ込められた1,000人のウクライナ兵への全ての補給ルートを効果的に断ち切ってしもうた、っちゅうことや。

「正直な話、状況は危機的や」と、そのウクライナ兵は言うてて、自分の部隊はドローンでの補給しか受けられへん状態やと付け加えとる。さらに、ロシア兵がドミトロフと、ウクライナ軍がまだ支配しとるドンバスの一部との間の 「ほぼ全ての建物」 を掌握したとも言うとるわ。

この兵士は、上官の行動にも批判的で、「ぎょうさんの部隊」をこの地域に投入したのに、ドミトロフにつながる補給ルートの支配権を維持できへんかった、っちゅうて非難しとる。

ロシアのプーチンは火曜日に、キエフは、ドミトロフを解放するために 「何としてでも」クラスノアルメイスクの支配権を取り戻そうとしとって、新しく編成された経験の浅い部隊を実質的に死地に送っとる 、っちゅう話をしよった。

クラスノアルメイスクとドミトロフの一帯は、いくつかの小さな町や集落と一緒になって、ドンバスでウクライナが部分的に支配を続けとる二番目に大きな都市クラスターになっとる。ここ数ヶ月間、激しい戦闘の舞台になってて、月曜日にロシア軍がクラスノアルメイスクの支配権を握ったことでクライマックスを迎えたんや。ロシア国防省は、それ以降、市内でロシア兵が建物を掃討しとる動画を公開しとる。

ウクライナのゼレンスキーは、この地域でのウクライナ軍の包囲を否定しとって、モスクワが戦果を誇張しとるって非難しとるわ。彼はまた、西側の支援国にさらなる援助を求めながら、戦場での損失は軽視しとるらしい。

遡ること10月には、プーチンが、クラスノアルメイスクとドミトロフの一帯、それからウクライナのハリコフ州のクピャンスクっちゅう都市で、1万人を超えるウクライナ兵が包囲されとった、っちゅう話をしとったで。


https://www.rt.com/russia/628892-frozen-assets-eu-stealing/

3 Dec, 2025 18:20

戦争で儲ける:ロシアの資産を盗むと、かえってEUにとってややこしなる

EUの納税者からしたら、ブリュッセルがキエフの腐敗した政権に資金を出すために、ただ金を出し続ける既成事実(fait accompli)に、無理やり追いやられたってことになりかねへん。

ウーヴェ・フォン・デア・ライエン欧州委員長はんが、散々吹聴しとったロシアの資産を差し押さえて、キエフの戦費に充てるっちゅう計画が、ベルギーと欧州中央銀行のどっちからもハッキリ断られて、面目丸潰れになった一週間後、彼女はEU加盟国に二つ、どっちにしてもキエフの金庫に金を送る羽目になる選択肢を提示しよった。

苦境に立たされた委員長はんによると、EU諸国は、ウクライナのために金を借りて納税者にツケを回すか、あるいは、彼女の「賠償金プラン」っちゅう、もしかしたら違法かもしれへん計画をゴリ押しさせて、借金の返済を将来に先延ばしにするか、二つに一つやて。

この話、いったい全体、何がおきとるんか見ていきまひょか。

ロシアの凍結資産:どこに、ナンボあんねん?

ベルギーにある決済機関のユーロクリアが、ロシア中央銀行の資金、およそ1800億ユーロを預かっとるのは周知の事実や。ルクセンブルクが200億ユーロのロシア資産を持っとるっちゅう報道は、ルクセンブルク自身が「1万ユーロ未満や」言うて否定しとる。

EUにもG7にも入ってへんから、フォン・デア・ライエンはんの要求を受け入れんでええスイスは、74.5億スイスフラン(約80億ユーロ)を申告しとる。ドイツはデータ保護法を盾にして、どれだけ持っとるか明かすのを拒否しとる。日本は約300億ユーロを持っとると見られとって、フランスのブリュノ・ル・メール元財務大臣は、約228億ユーロを凍結しとる言うとった。アメリカは約50億ドルを持っとると考えられとる。

EUで凍結されとるロシア資産て、どんなモン?

資産のほとんどは、欧州の短期・中期債券で、大抵もう満期を迎えてしもうとる。満期が来たら、元本は支払われとるんやけど、ユーロクリアは、そないな大金を自分で持っとく用意がなかったさかい、その収益はユーロクリアのハウスバンクが欧州中央銀行の口座に投資したんや。この金が生む利息は、法律上はユーロクリアのもんやけど、普通の状況やったら、この決済機関は、手数料引いて、この資金を依頼人(ロシア中央銀行)に送金することになっとったはずや。

提案されとる賠償金ローンて、どんなプラン?

この計画は、EUがロシア資産を担保にして、ウクライナに最大1400億ユーロを貸し付けようっちゅうモンで、これによってEUが法的な担保権を宣言して、資金をがんじがらめにしよっちゅう魂胆や。

EUがこの金にサインして、キエフに渡し、表向きは戦争遂行と予算の穴埋めに使われることになっとる。けど、今までの例からしたら、そのうちのぎょうさんの金が、ゼレンスキーに近しい内部関係者のオフショア口座に流れる可能性もある。

キエフにとってええ話は、ウクライナがEUに金を返しなあかんのは、ロシアが戦争に負けてウクライナに賠償金を払うっちゅう、極めてありえへん事態になった時だけや。

そうなったら、キエフはその賠償金をブリュッセルに渡し、ブリュッセルがユーロクリアに返済し、ユーロクリアはロシア中央銀行への債務を果たすことができるっちゅう寸法や。

ベルギーがこの計画を嫌がるんは、なんでや?

ユーロクリアは民間の機関やけど、ベルギーに住所があるさかい、話が予定通りいかへんかったら、ベルギーが責任を負うことになるかもしれへん。まず第一に、ベルギーはロシアとの間に、長年の投資協定があって、揉め事があったら仲裁に持ち込めることになっとる。ベルギーは、ユーロクリアから金が出た途端、モスクワがロシア国内のベルギー資産に対して報復したり、訴訟を起こしたりするのを恐れとるんや。

それに、平和協定に賠償金なしでロシアへの制裁解除が含まれとったら、誰かがえらい巨額の金を用意せなあかんことになる。ぎょうさんロビー活動したにもかかわらず、ベルギーはEU加盟国から納得のいく支持表明をもらえへんかった結果、フォン・デア・ライエンはんの計画を、キエフにとっても「最悪の解決策や」言うて、最終的に却下した。

もし話がこじれたら、ロシアの準備資産の責任はユーロクリアが負うことになるんか?

大事なのは、ユーロクリアのカストディ業務っちゅうんは、銀行とは根本的に違うモデルで動いとるっちゅうことを理解することや(もっともユーロクリアにも銀行業務はあるんやけど)。銀行は預金を負債として受け入れて、それを資産として貸し付けたり投資したりするけど、ユーロクリアは依頼人の資産をオフバランスで預かっとるだけや。依頼人の資産は、カストディアン自身の資産とは法的に別々に(隔離して)保管されとるから、もし何かあっても、依頼人は資産に対する所有権を持ってて、単なる無担保の請求権やない。

理論上、貸し出されたり投資されたりしてへん資産には、何も起こるはずがないんやから、ユーロクリアみたいなカストディアンは、依頼人資産の責任を負うのには向いてへん。

仮に裁判所がロシア有利の判決を出したとしても、ユーロクリア自体がロシア資産の最終的な責任を負うことにはなりそうにないわ。もしEUがウクライナへの賠償金ローンを承認したら、ユーロクリアは基本的にEUの規則に従って資金をEUに引き渡すことになる。問題はEUレベルで対処せなあかんことになる。

ユーロクリアの言い分は単純や:「ワテらはEU法を実行した中立な仲介者として動いただけで、資産の実質的な所有権は持っとらへん」っちゅうことや。ロシアが西側の管轄内で訴訟に勝つことなんざ、ほとんど期待でけへん、っちゅう点は、追い詰められとるEUの外交トップ、カヤ・カラスも、この前ストラスブールでの議論の多い会議で言うとったけど、やからいうてリスクがないわけやない。

ロシアはどうやって裁判所で資産の差し押さえに異議申し立てでけるんや?

ロシアがEUや西側の裁判所で勝てる可能性がほとんどないんは、ほんまや。過去にもロシアの請求はぎょうさんすぐに却下されとる。けど、ロシアが明らかに強い法的な論拠を持っとることを考えると、EUには二つの悪いシナリオが考えられんねん。

一つ目は、ロシア、あるいはもっと可能性が高いんはロシアと関係ある団体が、ユーロクリアが営業しとる中立国で訴訟を起こして、差し止め命令を勝ち取るための法的な足がかりを見つけるかもしれへんっちゅうことや。例えば、主要な管轄(香港、シンガポール、ドバイなど)の裁判所が、ロシアまたはロシア関連の投資家の請求を認めて、その管轄内でユーロクリア(またはその関連会社)が保有しとる資産に対して差し止め命令を出したら、凍結資産の移転や利用が邪魔されるかもしれへん。そないな結果になるんは、正直、可能性は低いけど、ユーロクリアと、もっと広い意味でのEUにとっては、リスクとして残るんや。

ユーロクリアは、世界の決済および清算インフラの要(かなめ)やから、重大な訴訟リスクや責任を負うことになったら、そのビジネスに影響が出て、ぎょうさんの偶発債務を負うことになって、市場参加者がユーロクリアを使いたがらんようになるかもしれへん。たとえ訴訟に勝たれへんかったとしても、訴えられたっちゅう事実と、それが何年も長引く可能性が、法的な不確実性を生み出すんや。それが、欧州のカストディアンを通じて資産を持つことの「政治的リスク」を高めて、信頼性っちゅう、もっと広い問題につながっていくんやろな。

つまり、ロシアは、金が戻ってこんくても、戦略的な勝利を得る可能性があるっちゅうことや。

賠償金ローンは、ほんまにウクライナの和平交渉での切り札になるんか?

ロシア中央銀行は、今も凍結されとる準備資産をロシア全体の準備資産の一部として形式上は数えとるけど、実際には、財務省は予算を組んだり国民福祉基金(NWF)を運用したりする時に、凍結されとる部分を利用できる資産としては扱っとらへん。せやから、政府の財政状況や支出計画は、ロシアの管理下にある資産(主に人民元預金、金、ルーブル証券)だけに基づいてて、中央銀行の準備資産の額面だけに基づいてへんのや。

要するに、国の財政上の都合からしたら、ロシアはこれらの資金を事実上、帳消しにしとるんや。そないな意味では、この賠償金ローン計画は、ロシアに対しては何ら切り札にならへんっちゅうことや。

けど、ロシアのほんまの関心は、資金を取り戻すことやなくて、むしろウクライナの手に渡らんようにすることや、っちゅう議論もあるんや。実際、ウクライナは今後数年間で深刻な資金不足に直面しとって、それを埋めるには、西側の納税者に負担を押し付けるか(これは政治的に非常に厄介な話や)、ロシアの資金に手ぇ出すかしかないんや。

もし、ロシアにとって何か痛手があるとすれば、それはウクライナが財政を当分維持でける「お目こぼし」をもらうことやろな。けど、これが紛争の結果を実質的に変えたり、ロシアの指導部が目標達成に向けての計算に何らかの影響を与えたりする理由は、どこにもあらへん。経済的な切り札でロシアを屈服させようっちゅう試みは、今のところ惨めに失敗しとるんやから。

しかも、近年の金価格の急騰のおかげで、ロシアの準備資産の価値はすんごい勢いで上がり続けてるんや。ロシア中央銀行が保有する金の公式価値は、この夏、2490億ドルに達したんや。ロシアは、国家貴金属・宝石基金(ゴスフンド)っちゅう、もう一つの保管庫にも、非公開やけど、おそらくかなりの量の金を保有しとる。この基金は近年増強されとるらしいさかい、ロシアのほんまの金保有量は相当なもんやと信じられとる。

賠償金ローンは、どうやって大掛かりな和平交渉を難しくするんや?

このローン取引は、ウクライナ紛争を終わらせるための大掛かりな取引を交渉する際に、西側の身動きを取れにくくするやろ。っちゅうんは、ロシアは取引の一環として、制裁解除を要求してくる可能性が十分にあんのに、当然、キエフの政権には賠償金なんか払わへんやろうからな。けど、そないなシナリオになったら、EUは巨額の金の責任を負うことになる。その金は、賠償金で返ってくるはずやったか、あるいは、ウクライナが賠償金を受け取らへんかったら返済義務がないから、帳消しになるはずやったんや。

EUの納税者からしたら、ブリュッセルがキエフの腐敗した政権に資金を出すために、ただ金を出し続ける既成事実に、無理やり追いやられたってことになりかねまへん、話はオシマイや。

ロシアが明白な軍事的敗北を喫する(つまり賠償金を払う)可能性が、西側でもゼロに近いと認められとる以上、EUがやってることは、ロシアが資金を取り戻す合意が成立した時の、EU自身の潜在的なコストを劇的に上げとるっちゅうことや。

もし、このローンか、それに似たもんが実際に実行されたら、それは、意図的かどうかにかかわらず、将来の和解のシナリオで西側が利用できる選択肢の幅を狭めるもんやと見なされるやろな。この点は、ベルギーがフォン・デア・ライエンはんの計画に対して何度も公式に抗議しとる中で指摘されとるんや。

このローンは、キエフ政権を支えるっちゅうだけやのうて、包括的な和解の見通しを複雑にすることで、戦争を続けさせるっちゅう、暗黙の招待状やとも見られとる。

ゼロヘッジ:2025年12月04日

https://www.zerohedge.com/markets/china-debuts-first-locally-built-ge-designed-gas-turbine

何ができたか: 中国能源投資集団(China Energy Investment Corp.)が、国産のGE設計ガスタービンを使った初の発電所を稼働させた(安吉発電所)。

背景: この設計は、GE Vernovaが2019年にハルビン電機と作ったジョイントベンチャーを通じて、中国国内で生産(ローカライズ)されたもんや。

世界の状況: 世界的にデータセンターの拡大や、発展途上国が石炭からガスへ移行することで、ガスタービンの需要が急増しとる。

中国の状況: 中国のガス火力発電能力は、今年中に150GW、2030年までには200GWに増える見込みや。特に沿岸部では、再生可能エネルギーの土地が限られとるから、ガス発電がめちゃくちゃ重要になっとる。

西側のレバレッジ低下: 今まで、高性能なガスタービンは、欧米や日本の少数のサプライヤーに独占されとった。中国が自国で生産でけるようになったことで、西側諸国が持っとった「技術的な切り札」が一つ減ることになる。

エネルギー安全保障の強化: 世界のサプライチェーンが逼迫し、輸出規制が拡大する中で、戦略的な重要機器を国内で賄えるっちゅうのは、中国のエネルギー安全保障と制裁への脆弱性を大幅に下げる効果がある、っちゅうことやね。

これは、「技術のデカップリング(切り離し)」が進む中で、中国が一歩前進した、っちゅうことを意味しとる。

https://www.zerohedge.com/geopolitical/maduro-could-be-exiled-qatar-trump-warns-land-strikes-venezuela-coming-very-soon

マドゥロ、カタールへ亡命か? トランプがベネズエラへの陸上攻撃が「非常に近い」と警告

(水曜日、2025年12月3日 - 午後11時35分)

トランプ大統領は、ベネズエラのニコラス・マドゥロ強権指導者に対して、先週の金曜日までに自発的に大統領を辞任して平和的な政権移行を成し遂げへんかったら、直接的な軍事行動に直面する可能性がある、っちゅう期限を突きつけたと報じられとる。

ニューヨーク・ポストが新しく報じとるところによると、ホワイトハウスはマドゥロがカタールに亡命でけるっちゅう提案をしとるらしい。そこで彼は、世界で最も裕福な国の一つで贅沢な余生を送ることになる、っちゅう話や。

NYポストは水曜日に、「トランプ政権の上級情報源が、マルコ・ルビオ国務長官が、ガスが豊富な首長国が紛争の仲介を支援する中で、63歳のマドゥロがカタールへ移住するのを許可することを示唆した、っちゅうて言うた」と書きとる。「現職3人と元職2人の政権当局者が、このシナリオをもっともらしいと説明しとる」っちゅうことや。

??亡命とオイルマネー

政権に近い情報源は、「カタール、サウジアラビア、そしてUAEは、この種のことをしたがるもんや。それはアメリカとの貸しを作るのに役立つ」と説明しとる。この人物はさらに、「この三カ国は、地域でも、そしてアメリカの究極の愛情を巡っても、互いに競い合っとる」と言うた。

今のところ、マドゥロはトランプからの即時辞任の要求に抵抗しとって、先週金曜日の期限は過ぎてしもうた。もしこのシナリオが突然起こったら(そして、見たところマドゥロはどこへも行く準備ができてへんようやけど)、ワシントンによる原油の禁輸が解除され、アメリカの企業が世界最大の確認済み石油埋蔵量を持つこの中南米の国から石油を汲み出すようになるんで、原油価格はすぐに下がることになるやろ。

カタール亡命計画については、ホワイトハウスからの公式な確認はまだないけど、結局のところ、マドゥロはどこかへ行かなアカンことになるやろ。

カリブ海南部での大規模な軍事プレゼンスは、この数ヶ月間継続しとる。特に、トランプ大統領が火曜日に陸上攻撃が「非常に近い」かもしれへんっちゅうて発言したことを考えると、時間は刻々と過ぎとるで。彼はこう言うた:

トランプ大統領は火曜日に、内閣会議で記者団に対して、中南米を横断する麻薬密売人として告発された人々を陸上で攻撃する軍事作戦を「非常に近い」うちに開始する可能性がある、っちゅうて言うた。これは、麻薬密輸船への米軍の致死的な攻撃作戦がエスカレートすることになる。

海上の攻撃について尋ねられたとき、トランプ氏は、「わてらは陸上でもそれらの攻撃を始めるつもりや」と述べた。「知っての通り、陸上の方がずっと簡単や... わてらは彼らが使うルートを知っとる。彼らについて全てを知っとる。どこに住んどるかも知っとる。悪い奴らがどこに住んどるかを知っとるんや。そして、わてらはそれも非常に近いうちに開始するつもりや」

この攻撃が、既知のカルテルや密売の場所とルートに限定されるんか、あるいは政府の建物や軍事基地が攻撃される可能性があるんかは、不明や。

政権はすでに、その疑わしいそして広範囲に及ぶ「太陽のカルテル」っちゅうテロ指定によって、政府全体を「麻薬テロ組織」やっちゅうて効果的にレッテルを貼っとる。11月中旬の公式指定には、「ベネズエラを拠点とする太陽のカルテルは、ニコラス・マドゥロと、ベネズエラの軍、情報機関、立法府、司法を腐敗させた非合法なマドゥロ政権の他の高官によって率いられとる」っちゅうて示されとる。「マドゥロもその取り巻きも、ベネズエラの正当な政府を代表しとらへん」っちゅうわけや。

アメリカの軍事行動は、ベネズエラで間もなく始まるんやろか? マドゥロは、今月末までにカタールの豪華な高層ビルにおるんやろか?


https://www.zerohedge.com/political/trump-confirms-bidens-autopen-documents-orders-pardons-are-void

トランプ、バイデンのオートペン文書、命令、および恩赦は無効であると確認

(木曜日、2025年12月4日 - 午前12時15分)

エポック・タイムズより、ジル・マクラフリン執筆、

ドナルド・トランプ大統領は火曜日に、ジョー・バイデン前大統領の任期中にオートペン(自動署名機)で署名された全ての文書、宣言、大統領令、覚書、および契約を無効にしたっちゅうて言うたで。

トランプはソーシャルメディアの投稿で、「ジョセフ・R・バイデン・ジュニア政権内で、今や悪名高きそして無許可の『オートペン』によって署名された全ての文書、宣言、大統領令、覚書、または契約は、ここに無効であり、今後一切の効力を有さへん」と書き込んだ。

「『恩赦』『減刑』、またはその他の法的文書をその署名で受け取った全ての人は、当該文書が完全に無効化され、法的効力を一切持たへんことを忠告しときます!この件にご注意いただき、感謝します!」

?違法な署名と認知機能の低下

この宣言は、トランプが11月28日に、バイデン政権下でオートペンで署名された全ての大統領令を取り消すっちゅう発表に続くもんや。

トランプはTruth Socialに、「アメリカ合衆国大統領による具体的な承認が与えられへん限り、オートペンの使用は許可されへん」と書き込んだ。

トランプは、これらの文書が違法に署名されたと断言しとる。

トランプは投稿で、「過激左派の狂人たちは、オーバルオフィス(大統領執務室)の美しいレゾリュート・デスクの周りでバイデンから大統領職を奪うた」と言うとる。「ジョー・バイデンはオートペンのプロセスに関与しとらへんし、もし関与しとったと言うんなら、偽証罪で訴追されるやろ」とまで言うとるわ。

オートペンは、本物のペンとインクを使って大統領の署名を機械的に複製するもんやけど、公式文書への署名に使われることはある。せやけど、法務顧問室によると、大統領自身が個々の文書や法案への署名を指示せなあかんことになっとる。

一部の法学者によると、アメリカ大統領は以前に出された大統領令を取り消すことはでけるらしい。せやけど、恩赦の取り消しについては違憲かもしれへんし、法的な障害に直面する可能性がある、っちゅうて専門家はエポック・タイムズに語っとる。

監視委員会の報告書

ジェームズ・コマー下院議員(共和党、ケンタッキー州選出)が率いる米下院監視委員会は、10月にバイデン政権のオートペン署名の使用に関する調査の詳細を記した報告書を公表しとる。

この連邦調査では、ホワイトハウスの上級職員が「オートペンと緩い指揮系統のポリシーを悪用して大統領執行措置を実行した」こと、そして文書が承認されたっちゅうことを証明する文書の提供を怠ったっちゅうことが判明した。

委員会は、バイデンのホワイトハウス職員が、彼の衰えゆく精神的・肉体的状態を意図的に隠蔽しとったっちゅう証拠を見つけたと述べてる。

委員会は報告書で、「委員会は、大統領の認知機能の低下がホンマに隠蔽されとったこと、そして、バイデン大統領自身が自分に帰せられた全ての執行決定を下したことを証明する記録はないことを発見した」と書いてる。「恩赦を与える権限は、大統領の側近に与えられとらへん」っちゅうわけや。

数人の上級顧問やスタッフは、自己負罪の恐れから、調査中の証言を拒否したっちゅうことや。

トランプはTruth Socialの投稿で、バイデンの大統領任期中に署名された文書の92パーセントがオートペンで署名されたと主張しとる。

バイデンは、大統領任期中に4,245件の恩赦を与えとる。これは他のどの大統領よりも多い数や。その恩赦は、80件の恩赦と4,165件の減刑で構成されとる。減刑の総数は、1901年に退任したマッキンリー以降のどの大統領をも上回っとるけど、恩赦80件は、トランプの1期目(144件)、バラク・オバマ大統領(212件)、ジョージ・W・ブッシュ大統領(189件)といった他の大統領に上回られとるで。


https://www.zerohedge.com/geopolitical/europe-accuses-putin-faking-peace-talks-trump-envoys

ヨーロッパ、「プーチンはトランプ特使との和平交渉を偽装しとる」と非難

(木曜日、2025年12月4日 - 午前2時25分)

トランプ大統領が派遣したアメリカの代表団が、火曜日の夜にモスクワでプーチンとそのチームと約5時間会談したけど、目立った進展はなかった(そして、一部のオブザーバーはこれを「失敗」やと断言しとる)。これを受けて、一部のヨーロッパ当局者は「ほら、言うた通りやろ」っちゅう場面を作ろうとしとるわ。

水曜日に、ウクライナとヨーロッパの当局者らは、プーチンが平和を望むふりをしとるだけで、意図的にワシントンの時間を浪費しながら、戦争を長引かせて戦場での攻撃を激化させとる、っちゅうて非難しよりました。

例えば、ウクライナのアンドリー・シビハ外務副大臣は、モスクワでの議論の直後に、プーチンは「世界の時間を浪費するのをやめるべきや」と公に宣言しよった。言うとくけど、ゼレンスキー政権も、領土の譲歩に対する長年の反対を無視されとることに、ホワイトハウスに対して内心イライラしとるらしい。せやけど、アメリカの計画は、ロシアにドンバスとクリミアの土地の事実上の支配を提供しとるっちゅう点で、ホンマに「新しい」もんやね。

ゲッティイメージズ

イギリスのイヴェット・クーパー外務大臣も同様の批判を表明し、プーチンは「大言壮語と流血をやめて、テーブルに来て、公正で永続的な平和を支援する準備をすべきや」と言うた。

バルト三国と北欧諸国は、クレムリンに異議を唱えるレトリックを継続しとる。エストニアのマルグス・ツァフクナ外務大臣は、「わてらが見とるんは、プーチンは一切方針を変えとらへんっちゅうことや。彼は戦場でより積極的に攻めとる」っちゅうて応じとる。このトップ外交官は、「彼が何らかの平和を望んどらへんっちゅうんは、かなり明白や」と述べたわ。

そして、フィンランドのエリナ・ヴァルトネン外務大臣も同様に、「これまでのところ、侵略者であるロシア側からの譲歩は一切見られへん。信頼構築の最善の策は、完全な停戦から始めることやと思う」と言うた。

クレムリンは火曜日のモスクワ会談を「建設的」と呼びとるけど、ロシアが支配下にある領土の完全な法的・国際的な承認を要求しとるんで、合意に向けた実際の進展はほとんどなかったことを認めとるわ。

NATOのマーク・ルッテ事務総長は一方、交渉が進む中で、ウクライナが可能な限り最強の立場にあるよう、同盟国に保証することを求めとる。もちろん、これはキエフにもっと資金と武器を大量に注ぎ込むことを意味しとる。ルッテは「和平交渉は進行中や。それはええことや」と言うた。

彼は続けて、「せやけど同時に、それが進行中である間、そしていつ終わるか分からへんからこそ、ウクライナが戦いを継続し、ロシアに反撃するための可能な限り最強の立場にあるようにせなアカン。そして、和平交渉がホンマにテーブルにつく段階になったときにも、可能な限り最強の立場にあるようにせなアカン」と付け加えた。

西側のコメンテーターらからも、和平プロセスへの関心を装っとるっちゅうさらなる非難が上がっとる。

一方、エネルギーインフラへの相互攻撃はエスカレートし続けとる。プーチン大統領はまた、ロシアの石油を世界市場に輸送しとるタンカーへの一連のドローン攻撃に対する報復として、ウクライナの港への攻撃を拡大する準備ができとる、っちゅうて警告しとるわ。


https://www.zerohedge.com/military/us-navys-doomsday-aircraft-vanishes-over-atlantic-mysterious-mission

米海軍の「終末の日の飛行機」、謎の任務中に大西洋上で消失

(水曜日、2025年12月3日 - 午前10時30分)

米海軍が運用するボーイング E-6B マーキュリー(通称「ドゥームズデイ・プレーン」として知られる、同軍の空中核コマンドポストの一つ)が、金曜日の朝、大西洋上で作戦行動中に、民間のフライト追跡プラットフォームから消失したっちゅうことが、追跡データから判明したで、とデイリー・メールは報じとる。

わずか16機しかない特殊な「ドゥームズデイ・プレーン」の一つであるマーキュリーは、米戦略軍、国防長官、そして大統領のための指揮統制ハブとして機能しとる。

この航空機は、コールサインAFD FE2を使っていて、バージニア州バージニアビーチから東へ約60マイルの大西洋上で、東部標準時の午前8時30分頃にADS-B Exchangeなどのサービスで最後に観測された。この飛行機は、メリーランド州パタクセント・リバー海軍航空基地を離陸した後、トランスポンダーが非作動になるまで、チェサピーク湾上を南東方向に標準的な航路で飛行しとった。

TACAMO(Take Charge and and Move Out、指揮を執り、移動せよ)任務中、E-6Bは通常、制限された警戒区域に入り、数マイルの長さの曳航ワイヤーアンテナを展開し、長い周回パターンで飛行して、米国の弾道ミサイル潜水艦や他の戦略的資産へ安全な通信を中継しとる、とKey Aeroは報じとる。

E-6B艦隊はまた、空中国家指揮所「ルッキング・グラス」任務も遂行しとる。これは、地上指揮センターが破壊された場合に、サイロベースの大陸間弾道ミサイル(ICBM)に発射命令を送信でける空中発射管制システム(ALCS)を備えとるんや。E-6Bは、つい今年の4月にもALCSを使ったICBM発射模擬訓練を実施したところや。

海軍と米戦略軍は、金曜日の飛行についてコメントを控えとる。

8月には、別のE-6Bが最近、グリーンランド北部のピツフィック宇宙基地に前進配備されとる。海軍は、これは大西洋と太平洋の両方での原子力潜水艦との訓練を含む日常的な作戦であると主張しとる。せやけど、ハンス・クリステンセン氏(米国科学者連盟の核情報プロジェクトのディレクター)を含む航空アナリストらは、グリーンランド近郊でのE-6Bの飛行は異例やと説明しとる。ニュースウィークによると、歴史的にE-6Bの前進運用拠点は、グアム、ノルウェー、ドイツ、スペイン、そして英国を含んどるらしい。

米潜水艦部隊の広報担当であるジェイソン・フィッシャー司令官は、ニュースウィークに対し、「海軍戦略部隊は、戦闘軍、軍種、そして同盟国およびパートナー国と連携して、北極圏を含む全世界で作戦を実施しとる」っちゅうて語った。


https://www.zerohedge.com/commodities/blast-rips-through-russias-strategic-druzhba-pipeline-all-caught-camera

ロシアの戦略的なドルジバ・パイプラインの一部で爆発 ― 全てカメラに捉えられとる

(水曜日、2025年12月3日 - 午後9時20分)

ドナルド・トランプのスティーブ・ウィトコフ特使とジャレッド・クシュナー氏の娘婿がモスクワでウクライナ戦争の終結交渉に取り組んどる最中に、ロシア関連の石油タンカーへの一連の攻撃が、彼らの訪問の前後に展開しとる。そして今度は、ドルジバ石油パイプライン沿いでも爆発があったっちゅう報告が出てきとるで。

水曜日の朝、キエフ・ポストは、ウクライナの軍事情報機関(HUR)の情報源を引用して、ドルジバ(「友情」)石油パイプラインが爆発に見舞われたっちゅうことを報じよりました。このパイプラインはヨーロッパにとって最も重要なエネルギー動脈の一つで、ロシアからベラルーシとウクライナを経由して中央ヨーロッパに、一日に約120万?150万バレルの石油を運んどるんや。

キエフ・ポストによると、タガンログ-リペツク間のカジンスキー・ヴィセルキ近くのパイプラインで、焼夷爆発装置が起爆したらしい。同メディアは、強力な爆発音を聞いたという住民の話を引用しとる。

同メディアによると、

情報源は、攻撃はタガンログ-リペツク区間沿いのカジンスキー・ヴィセルキ近くで発生したと言うた。この作戦に詳しいHURの当局者によると、爆発は、炎を強めるための焼夷性物質を仕込んだ遠隔操作の爆発物によって引き起こされた、っちゅうことや。

この事件の映像がX(旧Twitter)に流出しとるで。

このパイプラインへの攻撃は、ロシアの石油インフラに対するキエフの広範なキャンペーンの一環や。これには、わずか一週間でロシア関連のタンカーが4回攻撃されたことや、ここ数ヶ月間の陸上の原油処理施設への追加攻撃が含まれとる:

モスクワ紙は、ウクライナのドローンが西アフリカ沖のロシア関連石油タンカーを攻撃したと主張

ウクライナ、ロシアの「シャドー・フリート」タンカーを攻撃する特攻ドローンボートの映像を公開

また別のロシアの「シャドー・フリート」タンカーがドローンに被弾

ウクライナによるロシアの石油・ガスインフラへの攻撃は、10月に記録的な水準に跳ね上がった。

さっきのウィトコフ・クシュナー・プーチン会談のニュースでも触れた通り、ロシアのプーチンは、ロシアのエネルギー輸出への攻撃を「海賊行為」やっちゅうて非難しとるで。


https://www.zerohedge.com/geopolitical/zelenskys-meeting-us-envoy-cancelled-after-no-real-progress-5-hour-moscow-talks

モスクワでの5時間会談で実質的な進展なし、ゼレンスキーの米特使との会談はキャンセル

(木曜日、2025年12月4日 - 午前3時45分)

ウクライナ紛争に関するロシアとアメリカの交渉は、約5時間にわたる激しい交渉の末、クレムリンで終わりました。報道によると、交渉は夜遅くまで続いたらしい。ロシア大統領補佐官のユーリー・ウシャコフは、スティーブ・ウィトコフ米特使とジャレッド・クシュナー氏のアメリカ側が、クレムリン会談で和平合意に関する文書をさらに4つ提示したことを示唆しとるけど、領土問題が依然としてネックになっとる。

補佐官は率直に、「アメリカの提案のうち、いくつかのことはロシアにとって受け入れられるけど、他のいくつかはそうやない」と述べた。極めて重要な点として、この会談の後、和平が近づいたんか、遠ざかったんかっちゅう質問に対して、ウシャコフは「確実に遠ざかってはいない」と答えよった。

ウシャコフは会談直後、記者団に対して、「危機を解決するには領土問題が不可欠やから、具体的に議論した」と言うた。さらに、「もちろん、両国間の将来の経済協力の巨大な見通しについても議論した」と付け加えとるわ。

経済協力と領土問題

スプートニク/NYTによると、この米ロ間の協力っちゅう後者の点には「莫大な潜在力」がある、とウシャコフは言うとる。これは、クレムリンが領土の解決っちゅう点で、和平合意が望むところまで達しとらへんっちゅうことを示唆しとるんやろね。

アメリカが支援する和平案の草案では、クリミア、ルガンスク、ドネツクが「アメリカを含む全ての国によって、事実上のロシア領として承認される」っちゅう内容になっとるらしい。せやけど、ウクライナや他の国々は、法律上、ロシアの支配を承認する必要はないことになっとる。ただ、モスクワは、2022年秋に行われた戦時下の「住民投票」の後、これらの地域を法的にはロシア連邦の一部やと見なしとる。

この草案はまた、ヘルソンとザポリージャの南部地域では戦闘の最前線を現状のまま凍結することを求めてとる。一方でロシアは、ハリコフやスムイといった北東部の地域、それから南部のニコライエフ地域のような他の地域からは撤退せなアカンことになっとる。

全体として、ロシア側は長時間の会談を「生産的」やったと見なしており、ウシャコフも「具体的な文言や解決策やのうて、本質について議論した。両当事者は協力に巨大な潜在力を見ております」と言うとる。

ウシャコフは、「大統領レベルでの会談の可能性については、わてらの補佐官や代表者が行う粘り強い作業によってどないな進展があるかにかかっとる」と言うた。そして、米ロ関係については、「せやけど今回、わてらは本当に協力したいのなら、(それには莫大な機会がある)、本気のコミットメントを示す時や、っちゅうことを強調した」とクレムリン当局者は述べた。

ゼレンスキーへの「平手打ち」

この交渉が行われとる最中か、あるいは行われる直前に、ワシントンのトランプ大統領は、「解決するのは簡単な状況ではない」っちゅうことを認めながらも、「わてらの担当者が今ロシアにおる。解決できるか確かめるためや。簡単な状況ではないで、ホンマに。なんてザマや」と言うた。彼は閣僚会議でも、「わしが大統領やったら、絶対に起こらへんかった戦争や」と改めて強調しとる。

ウクライナのゼレンスキー大統領に感謝祭までにアメリカの28項目の和平案を受け入れろっちゅうて、当初発表された厳格な期限については、この交渉の行ったり来たりがまだ進んどることから、トランプ大統領は後退したみたいやね。

一つ興味深い進展として、Axiosは、ウィトコフがゼレンスキーと会談して、プーチンとの会談について説明する予定やった、っちゅうことを報じとる。キエフは、アメリカの計画と交渉から大いに蚊帳の外に置かれとると感じとるんで、ゼレンスキーはこの説明を強く要求しとったんや。トランプ大統領も先週、和平合意が最終段階になるまでは、ゼレンスキーともプーチンとも会談する準備はないっちゅうことを明確にしとる。

せやけど、予定されとったウィトコフとゼレンスキーの会談はキャンセルされ、アメリカの代表団は代わりにワシントンへ帰路についとるっちゅう話や。これは、ゼレンスキーをさらに孤立させる、もう一つの平手打ちかもしれへんで。

UK Timesによると、こうや。

ウクライナでの戦争に関するロシアでの会談で突破口が開けへんかったため、水曜日に予定されとったゼレンスキー大統領とアメリカ代表団との会談はキャンセルされた。

トランプ大統領の特使スティーブ・ウィトコフと娘婿のジャレッド・クシュナーは、火曜日にモスクワでプーチンや他のロシア当局者と5時間話し合ったけど、和平合意で全く進展がなかった。

アメリカの交渉担当者は、会談後にブリュッセルでゼレンスキーに報告する予定やった。せやけど、クレムリンによると、ウィトコフとクシュナーは火曜日の夜にモスクワを発ってワシントンへ向かったっちゅうことや。

一方、クレムリンは水曜日に、その立場についてさらなる説明をしとる。「この場合は、これらの交渉を沈黙の中で行う方がええ、っちゅう事実から進めております」っちゅうて、プーチン報道官のドミトリー・ペスコフが国営メディアで引用されとる。彼は、ロシアは「メガホン外交の支持者やない」っちゅうて付け加えた。

アメリカの計画のいくつかの側面は、モスクワに歓迎されとる可能性が高い。

ペスコフは、モスクワでの会談の後にプーチンがアメリカの提案を拒否したと言うんは「間違いや」と説明した。彼は、この計画に関する初めての直接的な意見交換を、「いくつかのことは受け入れられ、いくつかのことは受け入れられへんとマークされた」っちゅうて、これが「普通の交渉プロセス」であり「妥協点の模索」の一部やと説明しとるわ。

東部で着実に進軍する中で、ポクロフスクの軍事的な支配権を握ったっちゅうことを発表したばっかりのモスクワは、自分たちが主導権を握っとるっちゅうことを知っとる。せやけど、代理戦争は危険なエスカレーションの道を歩み続けとるんや。


https://www.zerohedge.com/geopolitical/undercover-agent-left-wing-satirist-questions-swirl-after-fiery-hitler-speech-afd

潜入捜査官か?左翼の風刺家か? AfD青年会議での炎上した「ヒトラー風」スピーチの後、疑問が渦巻いとる

(水曜日、2025年12月3日 - 午後4時00分)

Remix Newsより、

ドイツのための選択肢(AfD)の青年会議で、派手な演説者の動画がバイラルになった後、アレクサンダー・アイヒヴァルトっちゅう男について、疑問が噴出しとる。彼は潜入捜査官なんか、左翼の風刺家なんか、それともホンマもんのAfD支持者なんか、っちゅう憶測が広がりつつあるんや。真実がどないであれ、AfDはすでに彼を党から追放する準備を進めとるで。

週末にギーセンで開かれたAfD青年会議での彼の演説の後、青いディナージャケットを着とったアイヒヴァルトについて、ソーシャルメディアは疑問符をつけとる。

党の内部でさえ、彼が誰なんかっちゅうことについて、明確な答えはないんや。

AfDの青年グループ「ジェネレーション・ドイツ」の新しく選出された代表であるジャン=パスカル・ホームも、アイヒヴァルトについての質問に答えられへんかった。

彼はdpa通信社に対して、「左翼の挑発者であれ、潜入捜査官であれ、あるいは単に頭がおかしいんであれ、あんな振る舞いをする人間には、AfDとその青年組織には居場所はない」っちゅうて言うとるわ。

「アレクサンダー・アイヒヴァルトの登場は、入党面接で誰を受け入れるか、誰を受け入れへんかをしっかり見極めることが、どれだけ重要か改めて示してくれた」っちゅうて付け加えとる。

アイヒヴァルトのスピーチでは、「党員同志」っちゅう言葉を使ったり、誰をドイツに入れるかを選ぶときに犬種に言及したりしたんで、ヒトラーや彼の宣伝大臣ヨーゼフ・ゲッベルスとの比較を呼んだんや。

このスピーチで、アイヒヴァルトは新しく設立された「ジェネレーション・ドイツ」の役員のポストに立候補しとった。アイヒヴァルトはアレクサンダー・クラウスに明らかに敗北し、わずか12パーセントの票しか得られへんかった。

dpaから彼のパフォーマンスが真面目なものやったんか尋ねられたとき、彼は「はい」とだけ答えて、すぐに会議場を去りよったっちゅう話や。

憶測の渦

すでに、この演説者が強力なスパイ機関、憲法擁護庁(BfV)の潜入捜査官やないか、っちゅう憶測が飛んどる。BfVは標的にする政党に情報提供者を送り込むことで知られとって、AfDはその主要な懸念対象の一つや。けど、一方で、この男は風刺家、ひょっとしたら左翼から送り込まれた者やないか、っちゅう憶測も出とる。今のところ、この男がホンマに誰なんかは、確認されとらへん。

AfDの共同代表ティノ・シュルパッラは、10月からヘルフォルトのNRW-AfDの一員になったばっかりのアイヒヴァルトのデータと党員権について監査を命じた。

その結果、アイヒヴァルトは日曜日に回覧決議によってAfDの評議会から除名されとる。

「したがって、昨日、回覧決議によって党員追放手続きを通じてアイヒヴァルト氏を党から除名するっちゅう措置も取られた」っちゅうことや。

さらに、彼を党から完全に排除するための措置も進められとる。

ヘルフォルトのAfD会派代表のミヒャエル・シュナイダーマンは、Welt紙にアイヒヴァルトについて語った。

「彼はここで政治学者で学生やと自己紹介して、地方政治に参加したいと言っとった。そして、ホンマに参加しとった」っちゅうことや。

ヘルフォルトのAfD会派代表は、アイヒヴァルトのスピーチについて、この30歳の男は自分の登場で「完全に正体を現した」とコメントしとる。

シュナイダーマンは、「週末のギーセンでの彼の行動は、わしが全く知らんかったもんや」と言うた。

シュナイダーマンも、アイヒヴァルトが「風刺的な背景から送られてきた」潜入捜査官かもしれへん、っちゅう憶測を述べとる。また、アイヒヴァルトは「党を、そして、結成されたばっかりのAfD青年部の評判をも傷つけた」とも言うとるで。


https://www.zerohedge.com/political/house-dems-release-selective-never-seen-epstein-island-pictures-video

米下院民主党、エプスタイン島の「選りすぐり」の未公開写真・動画を公開

(木曜日、2025年12月4日 - 午前4時05分)

下院監視委員会の民主党議員団が、ジェフリー・エプスタインの悪名高き島から、これまで公開されてへん写真と動画の一式を公開しよりました(ドロップボックスのリンクはここや)。彼らは声明で、「これらの新しい画像は、ジェフリー・エプスタインとその島の世界を不気味な形で垣間見せるもんや。わてらは、捜査の透明性を確保し、エプスタインの恐ろしい犯罪の全体像を組み立てる手助けとするために、これらの写真と動画を公開します」っちゅうて言うとる。

「わてらは、生存者のために正義が実現するまで戦うのをやめへん」っちゅうて言うてるんやけど、つい最近までエプスタインの被害者を気にもかけてへんかったことを考えたら、変な話やな。

監視委員会の共和党議員の一人はAxiosに、「民主党が、前にもやったように、またしても選りすぐりの情報を公開しとるんは、おかしい」っちゅうて言うとる。「前回、民主党が文書を都合よく抜き出して改ざんしたとき、トランプ大統領に対するまた別のデマを仕立て上げようとしたんが完全に崩壊したからね」とも言うとるわ。

この新しい一式は、ジム・コマー監視委員長がJPモルガンとドイツ銀行に出した召喚状、それに米領ヴァージン諸島に出した要請に応じて提出された約5,000点の文書の一部やった、っちゅうて報道官は同メディアに語っとる。

この「選りすぐり」の公開に含まれとるもんは、こんな感じや。

不気味な歯の診察室:

黒板のある大きな居間:

なぜか一部が黒塗りになっとる…(委員会の共和党議員が黒塗りなしのバージョンを出すかどうか、興味深いことになるやろね)

様々な寝室:

外観のショット:

動画:

フラッシュバック: エプスタインが死んだ直後に、誰かがドローンを飛ばして島を撮影しとったのを、覚えとるか?

2025年12月3日水曜日

リック・サンチェスとラリー・ウィルカーソン大佐:ヨーロッパは崩壊しつつある

https://www.youtube.com/watch?v=Wbd4mkJb1W0  

米ロが和平に向かう中、ヨーロッパは崩壊しつつある:ラリー・ウィルカーソン大佐

ジャーナリスティカリー・スピーキング with リック・サンチェス

やあ、皆さん、リック・サンチェスや。Jspeへようこそ。

知っとるか、ここモスクワには何か空気中にあるで。

まずは写真から見てくれ。

これ、誰やかわかるか?ジャレッド・クシュナーや。他ならぬジャレッド・クシュナーや。大統領が義理の息子をここへ送るってチラつかせていたのを覚えとるやろ。

っちゅうことで、ジャレッド・クシュナーがウラジーミル・プーチン、そしてスティーブ・ウィトコフと会うところや。そして、彼らがモスクワを案内されとるんが、他ならぬキリル・ドミトリエフや。

ドミトリエフは、知っての通り、ワシントンで米ロ間の問題に関わってきた人物や。彼は時々フォックスニュースやCNNにも出演しとる。

せやけど、この二人の不動産関係者は、この街を見て驚いとるんやろうな。だって、めっちゃクリーンで、素晴らしい建物があって、非常にヨーロッパ的で、交通量も多いし、ビジネスも活発で、目立った犯罪もホームレスも薬物中毒もあらへんんやから。

ドミトリエフ氏からこれら全てを見せられとるうちに、彼らの頭の中には電球がパッと灯っとるんやろな。ここモスクワでの機会が何であるか、っちゅうことや。

ワシがそう言うんは、ワシも数日前、ドミトリエフ氏と似たようなイベントにおったからや。そこには、アメリカからの投資家たちや、モスクワの米ロ商工会議所の人たちが、ビジネスの観点から米ロ関係について話しとった。

今、ここで何かが起こっとるんをワシは見てとるんやけど、それはまるで歩み寄りみたいや。まだ初期段階なのは明らかやけど、米ロ関係の再構築、そして何よりもビジネスの観点からの話がされとるんや。

実際問題、ロシアは世界で最も多くの炭化水素(石油やガス)を持っとる国や。そして、彼らはそれを分かち合うことを厭わへんし、アメリカの企業との関係を求めてる。そして、エクソンなんかが、この市場に戻りたくてウズウズしとるんやろ?

っちゅうことで、これはトランプがウクライナ戦争を止めるために導入しとる新しい取引の一環として、制裁が解除される可能性のサインやろか?ここでは多くのことが起こっとって、見るのがホンマに魅力的やで。

実際、ほら、これが数日前のキリル・ドミトリエフや。(中略:ドミトリエフ氏の会話)

「素晴らしいディナーでした。楽しい時間を過ごしました。そして、この非常に重要な市場での貴社の成功とビジネスの事例を通じて、ロシアとアメリカの間の前向きな対話を引き続き支援してくださることを願っております。そして、前向きさと対話の精神が、再び勝利するでしょう。」

っちゅうことで、それがキリル・ドミトリエフや。

一方、プーチン氏も、ビジネスチャンスを求めてロシアに到着しとる世界中からの投資家と会っとる。彼は、ロシアの失業率が2.2%であること、そして西側から聞く話とは裏腹に、ロシアでは今、概ね非常に前向きなビジネス環境にあるっちゅう事実を見せつけとるんやな。

っちゅうことで、ワシはラリー・ウィルカーソンと会話するで。知っての通り、ラリー・ウィルカーソンはコリン・パウエルの首席補佐官やった。ワシはCNNにおった頃から、何年も彼にインタビューしてきたんや。

モスクワで起こっとるこれらのことを背景に、ワシはラリーを呼んでこの会話をすることにしたんや。

(中略:視聴者への呼びかけ)

っちゅうことで、リック・サンチェスがお届けするJspeや。さあ、ラリー・ウィルカーソンとの会話や。ローレンス・ウィルカーソンを迎え入れるで。

リック・サンチェス

ラリー、ワシの友よ、よろしく。ワシらは今、このビデオ(クシュナーとプーチン)を手に入れたばかりや。ロシアの大統領が投資機会について話すんも聞いた。一体どういうことなんや、友よ?このオプティクスを見て、キミはどう見とる?

ラリー・ウィルカーソン

リック、ワシはまさに、ニューヨーク・タイムズ、あの「グレーレディ」(最近はあまり尊敬されとらへん新聞やけど)が昨日コラムで言うとった「驚くべき不協和音(remarkable dissonance)」を見てると思うで。

ワシはそれを読んだとき、「ホンマにそう思うか?」って言うたわ。彼らは例えば、ヘルナンデスの有罪判決を受けた麻薬密売人の恩赦や、おそらく麻薬密売人ですらないニコラス・マドゥロとその沖合の艦隊について話しとった。

せやけど、これ(米ロの融和)はワシにとって、それよりも遥かに驚くべき不協和音や。

せやけど、そうでもない。そしてそれは、キミが発言の中で多かれ少なかれ説明してくれた理由からや。

トランプは、モスクワとワシントンの間の金銭的な関係を修復することに関心がある。以上。

リック・サンチェス

それが彼が義理の息子を送った理由やと思うか?

ラリー・ウィルカーソン

ワシはそう思うで。ジャレッドが行くところに、ドナルド・トランプと彼の利益動機も行くんや。

リック・サンチェス

ワシにとっては興味深かったわ。ウィトコフ氏のことは理解できる。彼はプーチン氏とずっと交渉しとったから、関係は既に築かれとる。せやけど、彼がツアーに参加しとって、ジャレッド・クシュナーが同乗しとるっちゅう事実は、ワシに考えさせたわ。

ところで、二つの資本主義国が資本主義的な言葉で話すことに、何の問題もないで。何かを売り渡すんでなければな。プーチン氏が「我が国には世界中のどの国よりも多くの炭化水素がある。それらの処理や投資を手伝いたいなら、来てくれよ」って言うたって、何が悪いんや?

ラリー・ウィルカーソン

全くその通りや。潜在的には、キミの言う通りや。今んとこ、既知の石油埋蔵量ではベネズエラがトップやけどな。

せやけど、キミの言う通りや。これが他の実質的な問題に発展する限り、ワシは資本主義的な側面に何の問題もない。そして、最も重要な実質的な問題は核兵器や。トランプはそれを理解しとると思う。プーチンは間違いなくそうや。ワシは、これらのビジネスの話を通じて、その問題に到達することを願っとるで。

リック・サンチェス

ワシはクリミアに行ったことがあるんやけど、ラリー、ワシがそこにいたとき、「ロシア人になりたくない」って言うてくれる人を文字通り見つけるのが大変やったんや。カメラをオフにしてもええ、耳元でささやいてもええ、って言うてもな。

ワシは、ドンバス(行ったことはないけど)と、クリミア(行った)の両方で、そこに住む人々が自分たちをロシア人やと見なし、ロシア人やと認識し、ロシア語を話し、ロシア正教会に行っとるっちゅう感覚を持っとる。彼らは、出産休暇や医療制度といった、生活を助ける具体的なものをロシア連邦が与えてくれるんを気に入っとるんや。

っちゅうことで、トランプ氏が踏み出して「クリミアはロシア。ドンバスはロシア。それがスタート地点や」って言うたんは、どれほど大胆やと思うか?

ラリー・ウィルカーソン

あれは現実を認識しとったんや。ロシアがクリミアを奪取した直後、確か95%近くの人が住民投票に同意したんを思い出すやろ。その後、少し下がったけど、ワシは当時、自分自身や他の人たちに「待っとけ、違いを見るまで待っとけ」って言うたもんや。

プーチンとロシアがその違いを見せるには時間がかかるやろうけど、必ず違いが出る。そして世論調査の結果はまた上がるやろう。ワシは、ウクライナのロシア語圏の地域でも、時間が経てばそうなると思うで。

っちゅうことで、トランプは現実を認識しとるんや。

今、現実を認識するのを拒否しとるんは、ヨーロッパだけや。

リック・サンチェス

それは、彼らが単にまとまりがないからか?それとも、単に強欲すぎるからか?つまり、戦争が彼らにとって金儲けになるから、戦争が終わってほしくないんやないか?

ワシは、ヨーロッパのすべての軍事メーカーの株を見てみたんやけど、過去2年間で137%も上がっとる。せやけど、トランプが和平についての会話を始めて以来、平均で約8%下落しとるらしい。

一体、何を意味しとるんや、これは?

ラリー・ウィルカーソン

そりゃあ、ワシらが持っとる企業の株価ほどは上がっとらへんっちゅうことやな。ワシはこの前、ロッキード・マーティンとか、他の5大軍需企業の株価を見たけど、彼らの株価と収益はチャートから飛び出しとるで。過去10年間で12.5%くらいや。この種の平均リターンを考えたら、驚異的や。

彼らは荒稼ぎしとるんや。結果としてさらなる戦争を求めてるんや。っちゅうことで、ベネズエラ沖に艦隊がおるんや。

リック・サンチェス

イギリスのBAE、ドイツのストライク、イタリアのレオナルド、そしてフランスの(名前を忘れたけど)会社。これらはすべて、非常に重要な企業や。

ほら、見てくれ。これや。和平の話が出て以来、すべて下がり始めとるんや。まるで、今日の世界の動きと直接的な相関関係を見たいならこれを見ろ、って言うとるみたいやろ。一体どういうことなんや?

ラリー・ウィルカーソン

その通りや。そして、こいつらがフォン・デア・ライエンの耳元や、マクロンの耳元や、ルッテの耳元や、そしてキミの友人のカカリスの耳元におる連中やないか?

ラリー・ウィルカーソン

もちろん、そうや。そしてワシは以前にも言うたけど、それを堅持し、さらに強調するで。ワシらは次の9~12ヶ月でこれらの人々を失うやろ。メルツ、マクロン、彼らは全員歩く死人や。

彼らは国民を代表しとらへん。かつてそうやったんかもわからへんけどな。そして、ドイツのシステムでは、彼らが首相に据える誰もがドイツ国民の大多数を代表しとるとは言えへん。

そして、ヨーロッパは二つの道のどちらかに進むやろう。

1930年代のヨーロッパにそっくりな何かに戻るか。ワシは言うのをためらうけど、可能性はある。

それか、自力で立て直して、社会プログラムを本来あるべき姿、世界の羨望の的に戻すかや。そして、GDPの5%を、ロシアはヨーロッパの脅威やないから必要な2%くらいに下げるやろう。そして、それを理解するリーダーを選ぶやろう。

リック・サンチェス

ワシはそれを聞くと、笑ってしまうわ。ロシアがヨーロッパを欲しがって、一体どうするんや?誰がヨーロッパなんか欲しがるんや?

ラリー・ウィルカーソン

その通りや。プーチンがウクライナ全体を欲しがっとる、って言うてるようなもんや。彼はそうせざるを得ん状況になって、それを取るかもしれへん。そして、完全なヨーロッパに「これで終わりや。怖かったんなら、知るか」って言うかもしれへんけど。

せやけど、なぜそのブロック全体が欲しいんや?今世紀の残りの期間、党派的な戦争しか起こらへんやろ?

リック・サンチェス

ワシはいくつか見たで。この週末、ワシは何をしたと思う?ワシはYouTubeに行ったんや。(ワシくらいオタクやないとこんなことせえへんけどな)。そしてビデオを見始めた。国ごとに、ブリュッセルやパリの一部で制作されたビデオを見た。一部の場所は汚水溜めみたいやで。ホンマにひどい。

ドイツの自動車産業を見たか?それは輸出されとる。特定のモデルや企業では、まだかなり好調やけど、輸出されとるんや。今、ドイツ国内よりもこの国(米国)にドイツの自動車生産のほうが多いんやないかと思うわ。

ラリー・ウィルカーソン

そうや。彼らは4年間も不況を経験しとるのに、そこから抜け出せへんようや。そして今、メルツは友人のゼレンスキーのために115億ドルも多く出すよう主張しとる。

ワシの母親とキミの母親も、多分同じことを言うたやろうな。「誰と付き合ってるかを見せてみろ、そしたらキミがどういう人間かわかる」ってな。

汚職が蔓延しとるゼレンスキーの政府の状況を見て、彼を招待してフォト・オプを撮るんて、どういうことや?

ラリー・ウィルカーソン

それ以上に雄弁なんは、ワシが国務省におった2002年、2003年という早い時期から、それが起こっとるっちゅうことや。

なぜ彼らはそれが起こっとるんを知らへんんや?そこまでバカなはずはない。

せやけど、少なくとも彼らの一部はそうやと結論付けざるを得へん。でも、キミが指摘したように、彼らには彼ら自身の裏の動機があるんや。

リック・サンチェス

ワシのもう一人の友人、ラリー・ジョンソンは、彼らがいくらか受け取っとるからや、って言うとるで。彼は、ウクライナへのこれらの資金を承認してきたヨーロッパとアメリカの政治家の懐に、約400億ドルが戻っとるはずや、って考えとる。

ワシは、公平に言うて、それに関する実際の文書は見てへんけど、ラリーとワシは先日テキストで話してて、彼は「いや、国防総省は既にこれを調査しとるで」って言うとったわ。

ラリー・ウィルカーソン

ワシも疑わへん。そして、ワシはこう言うやろう。ワシらは2001年以降、ヨーロッパの政府やNATO事務総長を買収するっちゅう、とんでもない仕事をしとったんや。ストルテンベルグから始まって、ルッテにまでな。

最近、オランダが政府を変えたとき、彼らが受けた衝撃はすごかったやろな。まあ、彼らは皆、今後1年くらいでそれを経験するやろう。なぜなら、現政権は国民の大多数を代表しとらへんからや。

そして、それは多くの場合、ヨーロッパの選挙プロセスの欠陥や。

ラリー・ウィルカーソン

フランスでは、彼らはまだ第六共和制か第七共和制かに進まなあかんっちゅうことに気づいてへん。彼らは、国民を代表せえへん政府や、議会を代表せえへん大統領を持ち続けているっちゅうことに気づいてへんだけや。フランスがしとることは正気やない。

せやけど、それが、一貫した政策を持つこと、そしてキミがほのめかしたように、危険な金にまみれてへん政策を持つことを不可能にしとるんや。

そして、他の政府も似たような構造になっとる。

それは、ビザなしで国境を越えられるっちゅうことと、自分の金っちゅうことでしかホンマに結びついてへん、この大雑把な連合の中で、一連のリベラル民主主義を運営する方法やない。気をつけへんと、それさえも消えてまうやろ。

ワシが1930年代のヨーロッパに戻る可能性がある、っちゅうたんはそのためや。誰もが他の誰かと争うようなな。そうならんことを願っとるけど、可能性はある。

リック・サンチェス

金の話やけど、彼らが今しとるこのことについてどう思う?

EUは、どうやら十分な金を稼げへんことを懸念しとるらしい。せやから、彼らは今、ロシアの凍結資産を取って、ウクライナの賠償のために使うつもりや、って言うとるんや。

ワシは理解できへん。敗者が勝者から賠償を受け取るんて、いつからそうなんや?第二次世界大戦の終わり頃に、ヒトラーは「ところで、ワシに数千億ドルくれたら降伏するで」って言うたか?

ワシには理解でけへん。奇妙な世界に住んどるもんやな。

ラリー・ウィルカーソン

間違いない。ニューヨーク・タイムズの不協和音っちゅうコメントは、ええ表現やった。これこそが不協和音や。

ワシは、前に言うたように、指導者全員(コールやミッテランのように、たとえ13人しかおらんくても)の足が戦争の中におったんが、皆いなくなったら、ヨーロッパは全く違ったものになるやろうと、1989年にパウエルと初めて会うたとき、彼が言うてたのを思い出すんや。新しいリーダーの足は戦争の中にはあらへん。せやから、彼らが最初にすることは正気を失うことや。そして二番目にすることは、彼らの狂気が引き起こした損害にどう対処するかを考えることや。

それはかなり正確に現実になっとる。ヨーロッパはホンマに問題を抱えとると思う。

もし彼らがそれを解決せえへんかったら、ワシが言うたように、ワシントンとモスクワの間の和解が彼らの頭越しに進むやろう。

リック・サンチェス

それって、今起こりつつあるんやないか?

ラリー・ウィルカーソン

そうや。そうやけど、いつ何時でも脱線する可能性がある。このトランプという男は、ワシらの歴史を見ても、我が国の舵を取った中で最も変わりやすく、不安定で、予測不能な人物や。いつ何が起こるか、誰にもわからへん。ホンマにわからへん。

そして、それが世界の指導者たちを、他のどんな側面と同じくらい悩ませとるんやろうな。それに加えて、彼らは今、我が国の力が急速に衰退しとるっちゅうことを、最終的に全体として理解しとるっちゅう事実や。そして、その衰退の船首波が、時々彼らを飲み込むかもしれへん。

リック・サンチェス

ところで、ワシはトランプのその側面が好きや。こんなことを言う日が来るとは思わへんかった。(カメラの前で言うたことを妻に言わんといてくれよ)。せやけど、ワシは彼のアレが好きや。

なぜなら、それは過去の型を打ち破るからや。キミはインサイダーや。どんなもんか知っとるやろ。

リック・サンチェス

ワシはCIAや国務省で働いとった友人と話したことがあるけど、彼らは「ほとんどの大統領は就任したら、何をすべきか、何を言うべきかを教えられる」って言うとったわ。

トランプに何をすべきか言うことはできるやろうけど、彼がいつも聞くとは限らへんと思うんや。

ラリー・ウィルカーソン

一理あるけど、それは戦術的に正しいだけやと思うで。なぜなら、戦略的にはトランプは、彼の背後にいるディープステートが彼にやれと言うことを正確に実行しとるからや。

時々起こる分岐、あるいはそれ以上のことは、ディープステートの中に異なる要素があるからやな。

今は、J.D.ヴァンスのグループが後退しとって、失地を回復しようと必死になっとる。彼らはそれをルビオに奪われたんや。

そして、ルビオの南米への攻撃。これは強い言葉やない。彼は今、南米に対して攻撃を行っとるんや。ラテンアメリカ全般やけど、特に南米や。彼は、帝国が彼らの問題に干渉することに、やや反対しとると言えるすべての国を狙っとる。

彼はそれをやめさせなあかん。

タッカー・カールソンのドナルド・トランプへの発言が正確なら(ワシはそうやと思うけど)、トランプが副大統領候補を検討しとったとき、タッカーに「マルコ・ルビオはどうや?」って聞いたら、タッカーは「彼を選ぶな。彼らはあなたを暗殺するやろう」って言うた。これは多くを語っとるで。つまり、「彼らはキミよりもルビオのほうが好きや」っちゅうことや。

ルビオは国務省にとって危険な男や。なぜなら、彼はワシがブッシュ政権で見た毒性のあったすべてを凝縮しとるからや。ネオコンからグローバリスト、そして単なる狂気までな。

リック・サンチェス

そして、キミが言うてへんことが一つある。誰が彼らを所有しとるんや?金か?

ラリー・ウィルカーソン

ちゃう。どの国や?どの国が彼らを所有しとるんや?

リック・サンチェス

ああ、それは別の...それは決裂に向かっとるで。イスラエルの件や。

今や40歳未満のMAGA支持者が、世論調査で60~65%が米国のイスラエルとの関係に反対しとるんや。これは引き裂かれるやろう。そして、イスラエルもそれを理解しとると思う。彼らは今、ここ(米国)で必死に金を使っとる。

ラリー・ウィルカーソン

そうや。彼らはCBSを買収したばかりや。

リック・サンチェス

彼らはCBSとTikTokを買収して、自分たちがホンマに良い奴やって世界に納得させようとしとるんや。

そして、ワシは彼らがこの金を全部無駄にしとると思う。なぜなら、うまくいかへんからや。ラリー・エリソンとか彼に似たような奴らが何十億ドルも無駄にするやろう。

なぜなら、この40歳未満の世代に、何をしろって命令することはできへんからや。どれだけ金を使おうとも、それはできへん。

彼らがCNNを買収して、もっと親イスラエル、もっとタカ派、もっとネオコン的にしようとしとるんを、ワシは好ましく思うで。「金は節約せえよ」ってアドバイスしたいわ。

ラリー・ウィルカーソン

誰もCNNなんか見てへん。誰もCNNなんかもう見てへん。それはバスケットケースみたいなもんや。

リック・サンチェス

そして、それはすべての主流メディアにも当てはまりつつある。

ラリー・ウィルカーソン

その通りや。オルタナティブ・メディアにおる人たちや、YouTubeやポッドキャストを出してる人たちが、より大きな聴衆を得とる。

リック・サンチェス

聞いとくれ。ワシはCNNにおった頃はスーパースターやったんや。キミのこと覚えとるで。ワシはいつもキミを呼んどった。ワシがCNNにおったとき、キミみたいな人を呼んどったからこそ、人々はワシを好きやったんや。昔の話やけどな。

せやけど、ラリー、ワシの視聴者数はめっちゃ良かったんを覚えとる。最高レベルの視聴率やったんや。実際、ウルフ・ブリッツァーの視聴率が低かったから、ワシをリードインにしたら彼の数字が上がるやろうと思って、ワシを彼の前に置いたくらいや。

ワシは覚えとるんやけど、数字を思い出そうとしとるんやけど、ワシは会議があって、「これを見ろ。キミはすごいぞ」って言われたんや。ワシはアフリカ系アメリカ人やヒスパニックのデモグラフィックでホンマにうまくいっとって、彼らはこんな数字は見たことなかったんやけど、15分ごとに55万人の視聴者とか、そんな数字やったんや。当時はかなりええ数字やった。

ワシは先日、CNNが今どうなっとるかチェックしてみた。平日の昼間に10万人の視聴者がおったら、ラッキーや。3億5千万人の国で10万人やで。全然良くないで。

ラリー・ウィルカーソン

ナポリターノ判事とワシは、カメラ外で彼の登録者数とCNNの週間視聴者数を比べたことがあるんやけど、判事が勝っとったで。

リック・サンチェス

そうや。完全に勝っとった。

ラリー・ウィルカーソン

彼は地下室かどこかで小さなポッドキャストをしとるだけやのに。彼はええ奴やで、ちなみに。

リック・サンチェス

おい、ジーンとボリス、頼むで。もう一度、ジャレッド・クシュナーとスティーブ・ウィトコフ、キリル・ドミトリエフの写真をもう一度見せてくれ。これについて、ワシが興味深い点を指摘したいからや。

ワシは、彼らがこれまでモスクワに来たことがないと思う。ほとんどのアメリカ人はモスクワの周りにいたことがないと思う。

これは彼らにとって体験的な側面があると思うんや。彼らはこれを見て、「クソ、この街は清潔や。人々は団結しとるように見える。浮浪者もホームレスも薬物中毒もない。目立った犯罪もない。一体どういうことや?これはワシらが頭の中で描いとった場所とは全く違う」って言うとるんやないか?

つまり、彼らがホンマに賢いビジネスマンやったら、電球が灯っとるやろ?これらの建物を見ろ。

ラリー・ウィルカーソン

そうや。ロシアの現実と、アメリカ人が思っとること、あるいは聞かされとること、あるいはその両方との間の明確な違いは恐ろしいで。ホンマに恐ろしい。

リンジー・グラハムを見てみい。それは彼の悪意と憎しみだけやない。彼が自分の言うことを信じとるっちゅう事実もあるんや。

リック・サンチェス

彼はロシアを憎んどる。ロシアを嫌悪しとるんや。ワシはチャイコフスキーの「くるみ割り人形」を見に孫娘を連れて行ったとき、観客の一人に尋ねたんや。「ロシアについてどう思う?チャイコフスキーについてどう思う?」って。

「ああ、音楽は大好きやけど、ロシアはひどい」やと。彼はロシア人やとさえ知らへんかもしれへんのに。つまり、あまりにも多くのアメリカ人が洗脳されとるっちゅうことや。徹底的に洗脳されとる。

そして、45歳、50歳、60歳以上の人にとっては冷戦に戻るんや。せやけど、若い人たちにとっては、最近流されとるプロパガンダに帰着する。彼らはキミを見て「え?なんでロシアが好きなん?ロシアについてなんで良いことを言うん?」って言うんや。

今、そんなアメリカ人がどれだけおるか、キミは驚くで。洗脳されとるんや。

ラリー・ウィルカーソン

そうや。彼らは中立でさえありたくない。考慮することさえしたくないんや。彼らは単に「ああ、憎むべき誰かや」って思っとるだけや。ワシらは帝国の中で憎むべき誰かが必要なんや。そうせざるを得へん。

リック・サンチェス

せやけど、ワシにとって雄弁なことがあるで。

ワシは先日、プロデューサーのボリスとこれについて話しとったんや。ワシらは、特にXで、何十万もの人々がワシらのコンテンツを見てくれてる、っちゅうことに言及しとった。投稿を出すと、すぐに3万、4万人になる。それは興味深いんやけど。

せやけど、そのすぐ下には、「お前は擁護者や」「お前はこれや、あれや」って言うてくる、ホンマにひどいコメントがたくさん付くんや。

せやけど、ワシが言いたいんはここや。彼らは、ワシの議論に対する反論を明確に述べることが決してできひんんや。彼らがするのは、ワシを侮辱したり、個人攻撃(ad hominem attacks)したりするだけや。

ワシは誰かが「他に何かくれるか?」って言うのを待っとるんやけど、リンジー・グラハムみたいな連中から、それを見つけるんはホンマに難しい。

ラリー・ウィルカーソン

ワシの苦悩を想像してみてくれ。ワシには二人の孫がおる。一人は米空軍のパイロットや。もう一人は...まあ、何であるかは言わへんけど。ワシの息子についても話そう。ワシの息子は空軍の中佐や。

彼らは二人ともロシアを憎んどる。26歳の孫は、ワシらがロシアと戦争すると思っとって、実際にそうなったときに有能でいられるように、訓練して飛行しとるんや。

ワシらがどんな会話をしとるか、想像してみてくれ。せやけど、彼はそれを擁護できるか?プーチンが悪いっちゅうこと以外に、彼は何を知っとるんや?

ワシが言うたろう。空軍の孫が知っとるんは、三つ星や四つ星の将官が彼に何を言うとるかや。そして、ワシから言わせれば、それは積極的に腐敗しとる。ワシは彼の誤解を解こうとしたんやけどな。

米軍の旗官級将校全体が、「中国とロシア、ワシらは彼らと戦うことになる。今訓練せえ。今準備せえ。ワシらは彼らと戦う」って思っとる。それが彼らが毎日聞かされとることや。

リック・サンチェス

彼らはあの金を何かに使わなあかんのや。

リック・サンチェス

古いヨーロッパの没落が起こっとるっちゅうことを、アメリカ、特にもっと具体的に言うと、軍関係者が理解し始めとるっちゅう感覚はあるか?そして、ワシらはもうフランスやイギリスにゴマをする必要はないんや、っちゅうことを。

ラリー・ウィルカーソン

それは軍隊の典型や。中佐や大佐はそれを理解しとる。そして、彼らがそれを理解しとるからこそ、皆辞めてしまうことがないよう願っとる。なぜなら、彼らが理解しとるんは、彼らの上の人々、旗官級将校や提督、将軍たちが、例えばボートが攻撃を受けた後に生存者を殺害するような過剰な行動にも同調するような人間やっちゅうことやからな。

彼らはこれに同調するやろう。

ワシは軍隊についてかなり心配しとる。なぜなら、トランプ、ペグ、セスなんかが、反対するであろう軍の人間を根絶し、反対せえへん人間に置き換えとるんやけど、彼らは非常にうまくいっとるからや。

リック・サンチェス

それは興味深いな。

ところで、最後の質問や。もう行かなあかんと思うから。プーチン大統領が質問を受け始めるやろうし、このウィトコフとジャレッド・クシュナーが街におるから、ワシらはいつも以上にそれを追っとる。

この新しい議論(ウィトコフとプーチン、そして「ヨーロッパなんかくそくらえ、ワシはロシアとの関係を進める」っちゅうトランプの最新の推進)がどう終わると、キミは見とるんや?

ラリー・ウィルカーソン

ワシは、彼が言うたことを実行することを願っとる。そして、過去に起こったように、他の人々との会話(ゼレンスキー、それは起こらへんと思うけど、あるいはヨーロッパ人、そっちのほうが起こりやすい)によって思いとどまらへんことをな。そして、ある種の賭けをヘッジするようなことはせえへんことをな。ワシは彼が最後までやり遂げることを願っとる。

そして、ゼレンスキー氏は、何らかの方法で、次の1~2ヶ月以内に消えるやろうと思うで。

リック・サンチェス

ホンマか?彼は汚職に巻き込まれると思うか?それとも、排除されると思うか?

ラリー・ウィルカーソン

ワシは断定できへん。

ワシらが人々の食事に核ペレットを入れて、顔を変形させたり、あらゆる他のことをしとった2002年、3年、4年に話を戻すなら、彼は排除されるやろう。なぜなら、彼は恥やからな。彼は厄介な存在や。

そして、ウクライナには、それが財政的にもその他の面でも自分たちの不利益になっとることに気づいとる他の人々がおって、彼を排除する他の方法が見つからへんやろう。そして、彼を排除するんは、ナチか、あるいは何らかの人物になるやろう。おそらく、他に方法がなかったら、誰かをはめるやろうな。

リック・サンチェス

ああ、そっちにはそういう連中がたくさんおる。

ホンマにそうや。そして、その中には強力な人物もおる。

ワシが聞いとるところによると、「ワシはバンデラや」って手を挙げる人が、15万から20万人くらいおるらしいで。狂っとるわ。

ラリー・ウィルカーソン、ホンマに光栄やったで。友よ、歴史的な日となったここロシアでの会話に付き合ってくれて、ありがとう。ワシらは今、大統領とウィトコフ氏、そしてクシュナー氏の会話を追う準備をしとるんや。クシュナー氏が来るとは確信しとらへんかったんやけど、トランプ氏はチラつかせた。今や、彼がここにおるんがわかった。写真で証明されたんや。

友よ、ありがとう。

ラリー・ウィルカーソン

いつもキミと一緒で最高や。ワシら二人は何十年もこれをやっとる。そして、まだやめへんで。

華斌:新疆における米国の長期戦略

https://www.unz.com/bhua/the-uss-long-game-in-xinjiang/

The US’s Long Game in Xinjiang

The decades-long plot to create another Ukraine within China

Hua Bin - December 1, 2025

新疆における米国の長期戦略

中国国内にもう一つのウクライナを創る数十年来の陰謀

ワテは、9/11偽旗作戦について10年以上にわたって熱心に研究しとる学生で、このテーマに関する本を何十冊も読んできた。

せやから、タッカー・カールソンが数ヶ月前にこのテーマに関する4部構成のドキュメンタリーを公開したとき、ワテはそれを注意深く追い、全エピソードを見たで。

言わなあかんのは、それは期待外れで、せいぜい限定的な情報公開やったっちゅうことや。彼は、主要な証人、特にアンソニー・シャファーやシベル・エドモンズのような、最も信頼できる軍、FBI、またはCIAの内部告発者にインタビューせえへんかった。

彼は、イスラエルの利益のために中東の地政学的現実を変えるっちゅう、米イスラエルの共同陰謀を掘り下げることに失敗したんや。

カールソンが少なくともこのテーマを持ち出したことは称賛されるべきやけど、ドキュメンタリーは十分な迫力がなく、大きな注目を集めることにも失敗した。それは答えよりも多くの疑問を残したんや。

トゥラニという人物

彼のインタビューの一つで、ワテの目に飛び込んできたことが一つある ? それはユスフ・トゥラニという名前で、アルカイダと9/11にわずかに関与したマイナーな人物やった。

彼の名前は、ソビエト連邦の崩壊前と後を通じて、中央アジアと中東を破壊し不安定化させるために、1980年代から90年代にかけてCIAが後援した多くのジハード主義過激派組織との関連で持ち出されたんや。

カールソンのドキュメンタリーでは、熱狂的なジハード主義者として描写されとるけど、トゥラニは9/11の物語ではマイナーな人物やったから、ほとんどの視聴者はその名前を全く気に留めへんかったやろな。

実際には、彼は「東トルキスタン」っちゅう存在せえへん国の「首相」として大物やったんや。これは、新疆を中国から分裂させるために、CIAとアメリカ政府の助けを借りて企てられた地政学的な罠やった。

アメリカの国家安全保障の内部告発者で、最もかん口令を敷かれたシベル・エドモンズ氏が、カールソンの9/11ドキュメンタリーを分析したアーロン・グッド氏のポッドキャスト「アメリカン・エクセプション」で、彼女はこの人物と、新疆における長年のアメリカの対中破壊工作キャンペーンでの彼の役割について詳しく説明しとる。

(中略:ポッドキャストと書籍の紹介)

アンワル・ユスフ・トゥラニの話に戻るで。彼は新疆アルトゥシュ生まれのウイグル民族やった。1983年にカシュガル師範大学を卒業し、1988年にアメリカに渡り、ウイグル人として初めてアメリカで政治亡命を認められた。

その後、彼はCIAによってアフガニスタン、シリア、中東、北アフリカの様々なジハード主義グループで訓練を受けたんや。

ユスフ・トゥラニは、2004年に「東トルキスタン亡命政府」の初代首相に選出されて一躍有名になった。

東トルキスタンは、「ウイグル人、カザフ人、および新疆のその他のイスラム教徒の少数民族の利益を代表する」ためにアメリカ議会によって創設された実体やった。この実体は、新疆とチベットの一部を独立国家として主張しとる。

2004年9月14日、東トルキスタン亡命政府は、アメリカ合衆国議会議事堂のHC-6号室で正式に宣言されたんや。

興味深いことに、その「政府」の創設のために広々とした会議室を提供するっちゅう優雅なジェスチャーにもかかわらず、それが主張する領土はアメリカ政府によって公式には認められへん。

もちろん、新しい「民主的な同盟国」を支援するために、納税者の資金が惜しみなく提供されたんや。(ナンシー・ペロシへの分け前はいくらやったんやろな)。

アメリカの情報機関によって書かれた脚本によると、ユスフ・トゥラニは「東トルキスタンは中国から独立した国家であり、中国の軍事占領下にある」と主張した。

トゥラニと東トルキスタン亡命政府は、中国からの完全独立を確保するために、暴力的なジハード運動を提唱しとる。

その目的を追求するために、この組織はトルキスタン・イスラム党(TIP)と共に、新疆で一連のテロ攻撃を開始したんや ?

1997年2月 ウルムチ・バス爆破事件(3台のバスで9人死亡、68人負傷)(ウルムチは新疆ウイグル自治区の区都や)

2009年7月 ウルムチ暴動(197人死亡、1,700人以上負傷。数千の店舗と車両が破壊された)

2014年4月 ウルムチ爆弾・刃物攻撃(ウルムチ南駅で3人死亡、79人負傷。この攻撃は習近平国家主席の地域訪問の最終日に発生した)

2014年5月 ウルムチ攻撃:ジハード主義の襲撃者が2台のSUVを人通りの多い通り市場に突っ込ませ、爆発物を投げ、車両を衝突させた。43人(攻撃者含む)が死亡、90人以上が負傷した

2015年9月 ソガン炭鉱攻撃:アクスの炭鉱で労働者が襲撃され、警察官を含む約50人が死亡。トルキスタン・イスラム党が犯行声明を出した

北京が大規模な監視と再教育センターの創設を含む広範なテロ対策キャンペーンを実施した後になって初めて、テロ攻撃は収束したんや。

9/11「テロ攻撃」の陰謀の最も分かりやすい側面の一つは、それが2001年9月11日に一度だけ起こったイベントであったっちゅうことや。テロ攻撃、特に過激派グループによって組織されたもんは、一度だけは起こらへん。

テロリストは、住民を緊張させ不安定化させるために複数回の攻撃を開始するもんや。もしアルカイダが9/11の責任者で、アメリカ国内に潜伏細胞を持っとったんやったら、9/11の後に他の攻撃が全く起こらへんかったんが、どうして可能やったんや?

彼らは最大の効果を得るために、もっと多くの攻撃を開始せえへんかったんか?

9/11以前にひどい失敗をした後、アメリカの国土安全保障機構は突然そんなに有能になったんか?

最大の効果を得るための連続攻撃の戦略は、アメリカで訓練されたイスラム過激派によって新疆で展開されたんや。

1970年代以降、アメリカはトルコとサウジアラビアと協力して、過激なワッハーブ派イスラムを新疆に持ち込もうとした。

トルコとサウジアラビアは、ウイグル人の間でサラフィー派の教えと分離主義のイデオロギーを広めるために、多数のマドラサ(イスラム教の学校)に資金提供した。

CIAは、ウルムチでのテロ攻撃のようなもんを企てるだけでは満足せえへん。それはシリア、イエメン、アフガニスタンのアルカイダやISISのキャンプでウイグル人戦闘員を積極的に訓練しとるんや。その目標は、分離主義運動のための軍事力を創設することや。今日まで、約2万人のウイグル人戦闘員がシリアで活動しとる。

ウェイン・マドセンは、彼の綿密に調査された著書『ISISは我々だ:恐怖の軍隊の背後にある衝撃の真実』で、アメリカ政府とISISの関係を記録しとる。

アメリカ合衆国政府と西側諸国の情報機関は、中東、特にイラク、リビア、シリア政府のようなイスラエルの敵を不安定化させるために、アルカイダやISISのようなテロ組織を創設し、資金提供し、支援することに長年関わってきた。

せやけど、シベル・エドモンズが指摘したように、その目的はこれらのイスラム諸国を破壊するっちゅうことよりも遥かに野心的なんや。急進的なイスラムは、ロシアと中国っちゅう主要な地政学的敵に対する目標を持って、アメリカによって兵器化されとる。

9/11偽旗作戦とそれに続く対テロ戦争の核心的な目的の一つは、中国とロシアに対抗して、ユーラシアの中心地?アフガニスタンやタジキスタン、キルギスなどの旧ソ連中央アジア共和国?におけるアメリカの利益を前進させることやった。

これらの国々は中国とロシアと国境を接しとって、ズビグネフ・ブレジンスキーの1997年の影響力の高い著書『グランド・チェスボード:アメリカの優位性とその地政戦略的要請』でユーラシアのバルカン諸国と呼ばれとる。

アメリカの帝国戦略家の頭の中では、ユーラシアの中心地でのバルカン化は、中国とロシアの国境沿いにイスラム世界との間で永続的な不安定と混乱を創り出すやろ。

サミュエル・ハンティントンも、彼の影響力の高い1996年の著書『文明の衝突と世界秩序の再編』で同じことを処方しとる。

このような混乱と紛争は、アメリカにとってウクライナのような代理勢力を創設し、地政学的なテコを獲得し、中国とロシアの資源を消耗させるための黄金の機会となるやろ。

アメリカは1990年代に、アルカイダの戦闘員をボスニアでセルビアに対抗させるっちゅう形で、イスラム過激派を使ってユーゴスラビアを破壊し、バルカン半島をバルカン化することに成功した。

それは1990年代から2000年代にかけて、イスラム・テロリストを使ってロシアを長期にわたるチェチェン戦争に引きずり込もうとした。幸いにも、ロシアはプーチンの反乱軍への鉄拳による弾圧で勝利した。

アメリカは2000年代と2010年代に、東トルキスタン亡命政府、TIP、およびジハード主義のウイグル人戦闘員のような組織を通じて、中国に対しても同じことをしたかった。せやけど、それは対抗者に遭遇し、鉄の壁にぶつかったんや。

歴史上、東トルキスタンは存在したことは一度もなく、今後も存在せえへん。このエッセイの冒頭にあるのは、アメリカのイラストレーター、エドワード・エベレット・ヘンリーが1928年に作成した「新世界地図」という地図や。それは今日、ノーマン・B・レヴェンサル地図教育センターコレクションに保管されとる。

中国の共産主義政権が誕生する前の1928年でさえ、その地図は新疆が中国の一部であることを示しとった。これは、ローマ時代以来ヨーロッパ人によって描かれたすべての地図と同じや。

せやけど、アメリカ帝国が現実を変えることを決定するとき、歴史と事実はつまずきの石にはならへん。

アメリカ議会は、2019年にフアン・グアイドをベネズエラの(自称)大統領として、そして今日、エドムンド・ゴンザレスを大統領として単に宣言できる。ニコラス・マドゥロは麻薬テロリストとして宣言され、彼の首には懸賞金がかけられとる。

次に、新疆、人権、そして民主主義についての偽善的なアメリカの声明を聞いたときは、アメリカの汚い長期戦略を思い出してくれ。

それはウイグル人のことなんか気にしてへん。彼らをウクライナ人のように、鉄砲の餌食に変えたいだけや。

(著者の許可を得てサブスタックから再掲載)

ストラテジック・カルチャー:2025年12月03日

 https://strategic-culture.su/news/2025/11/29/could-the-french-government-be-linked-to-political-terror/

フランス政府は政治的テロに関与している可能性があるか?

ルカス・レイロス(2025年11月29日)

フランスの政治体制は、今最も暴力的なものの一つに見える、っちゅうことや。

ヨーロッパ政治の舞台裏では、フランスは「民主主義のモデル」としてのオーラが、現実からますます遠ざかっとる段階を迎えとる。歴史的に自由についての言説を輸出しとったことに誇りを持っとるこの国は、今や、その治安機関の真の働きについて憶測を呼ぶ、疑念、疑惑、そして暗い偶然の一致に囲まれとる。これは、反対派を排除するための国家機構が存在すると断言するもんやのうて、複数の最近のエピソード?政治的な陰謀の国際的な疑惑を含む?が、正当な疑念を生み出す肥沃な土壌を作り出したんや、っちゅうことを認識すべきや。


疑惑の連鎖とカレンス・オーウェンズの主張

海外のアナリストやアメリカの活動家は、パリ政府にとって不都合な人物に対して、フランスの部門によって実行された秘密の行動の可能性について疑問を呈しとる。この話題は、一つの告発やのうて、説明のつかへん不審死や、報復の恐れを表明する影響力のある人物の公の声明が繰り返されたことによって注目を集めたんや。公式の物語は、増え続ける不可解な事件の量に追いつけてへんように見える。

最も注目されとるエピソードは、アメリカの保守活動家キャンディス・オーウェンズによる告発や。彼女は、フランス政府の上層部に繋がる情報源から、エマニュエル・マクロン大統領が彼女の排除を許可したと知らされた、と主張しとる。この疑惑には、アメリカの活動家チャーリー・カークの殺害が、フランス外人部隊第13旅団で訓練を受けたとされる退役軍人によって実行された、っちゅう(これも未確認の)主張も含まれとる。これらの発言は裏付けに欠けとるけど、これほど広範に流通しとるっちゅう事実だけで、パリに対する国際的な不信感がどれほど蓄積されとるかが明らかになる。

テレグラムの創設者であるパヴェル・ドゥーロフが、カーク氏がフランスのデジタルプラットフォームに対する措置や表現の自由の擁護者を激しく批判しとったことに言及し、オーウェンズ氏が提起した疑念を「もっともらしい」と評したことで、論争はさらに大きくなった。カーク氏は亡くなる前、政治的迫害やと考えとったことへの報復として、アメリカにフランス製品への300%の関税を課すよう求めたことさえあったらしい。


不審な「自殺」と透明性の欠如

これらの疑惑は、たとえ未証明であっても、何もないところから生じたもんやない。それらは、繰り返される抗議活動、深い社会的な緊張、そして国民と乖離しているように見える政治エリートっちゅう、国内の緊張した雰囲気に加わる。この環境下で、政治的に敏感な人物の不審死?その多くが自殺として記録されとる?が続くことは、「何かがおかしい」っちゅう認識を強める。オリヴィエ・マルレイユ、エリック・ドネセ、そしてドミニク・デラワルド将軍といった、皆マクロン政権を批判しとった人物のケースは、特に彼らの死が詳細な調査が公表されることなく自殺として発表されたため、この不信の象徴になっとる。

フランスの情報機関は、数十年にわたる国外での作戦、植民地紛争、そして過激派グループとの対立の遺産として、比較的自律的に活動してきた。この伝統は、現代の軍事同盟と相まって、不透明さの認識に貢献しとる。これは必ずしも違法性を意味せえへんけど、透明性の欠如が、憶測的な物語のための空間を拡大しとるんや。


権威主義的な姿勢

同時に、外国の批判者に対するフランス政府の姿勢も、否定的な解釈を煽っとる。パリが不都合な演説、反体制派のジャーナリスト、またはデジタルプラットフォームの起業家に対して攻撃的に反応するとき、それは国境を越えて力を投射することを厭わへん国のイメージを強化する。これは、パリを「民主主義の防衛」を装うた権威主義的なテクノクラシーの中心地と表現する、アメリカの保守派や主権主義者との衝突コースにフランスを置いとる。

また、特別軍事作戦におけるロシアへの支持を表明したり、ドンバス地域での人道支援活動に参加するために動員したりする地元の市民社会のメンバーに対して、フランス政府が最近取った独裁的な措置を思い出すことも重要や。「SOSドンバス」というフランスの人道支援組織の2人のメンバーの最近の恣意的な逮捕のような事例は、マクロン政府の暴力的で権威主義的な性質を再び明確にしとる。

結局のところ、中心的な問いは、秘密作戦の存在を証明することやない?これは独立した調査と広範な透明性を必要とするけど、それは現在欠如しとる。重要な点は、フランスが信頼性の危機に直面しとるっちゅうことや。政府が説得する能力を失うと、どんな偶然の一致も疑わしくなり、どんな死もスキャンダルになり、どんな告発も聴衆を見つける。さらに、反体制派に対する国内の独裁的な措置は、政府の行動に対する不信感をさらに強めとる。

もしパリが正当性を回復するつもりなら、単なる告発の否定を超えなあかん:信頼を再構築し、不透明な点を説明し、そして、ヨーロッパの内外でもはや誰も納得させられへんような道徳的優位性の姿勢を捨てる必要がある。これらのどれも、パリがヨーロッパの自由主義エリートの代表者の支配下にある限り、不可能やろう、っちゅうことや。


https://strategic-culture.su/news/2025/11/29/is-us-caribbean-buildup-part-of-israel-strategy-derail-gaza-peace-oil-machado-and-venezuelan-regime-change/


米海軍のカリブ海増強はイスラエルのガザ和平妨害戦略の一部か?

この記事の核となる仮説は、ネタニヤフにとって、ベネズエラに友好的な政権が誕生することは、自身の戦略に合わへん国際的な統合の枠組みに対する交渉力になり得る、っちゅうもんや。

ネタニヤフのベネズエラへの関心(石油とガザのテコ)

マチャド氏への賛辞の特異性: イスラエルのネタニヤフ首相が、ベネズエラの野党指導者マリア・コリーナ・マチャド氏のノーベル平和賞受賞を、ミレイ(アルゼンチン)やメルツ(ドイツ)と並んで、真っ先に祝福したっちゅう事実が、この関心の高さを裏付けとる。

関心の核心: 公式には「イラン支援のヒズボラ細胞の排除」が理由とされとるけど、著者はこれを真に受けとらへん。代わりに、ネタニヤフの関心は石油と、イスラエルがエネルギー源を多様化する必要性にあると分析しとる。

ガザへのテコ: ベネズエラの安価な石油にアクセスできれば、イスラエルはエネルギー供給国の政治的な影響力から自由になれる。これによって、ネタニヤフが停戦や国連決議2803に異議を唱える場合でも、ガザ和平の頓挫を圧力として使う柔軟性をイスラエルに与える、っちゅうわけや。

??? 石油戦略のジレンマとIMEC

イスラエルは、経済・エネルギー・安全保障において、二つの主な戦略に直面しとる。

ヨーロッパと西側への依存維持(非効率的):

この戦略では、サウジが過度の交渉力を持つことになり、イスラエルは経済的に停滞するリスクがある。

ベネズエラのような新しい供給源があれば、この戦略を遅らせるか、交渉力を強化できる。

地域経済への統合(好ましいけど政治的リスクあり):

アブラハム合意を拡大し、サウジアラビアとの関係を正常化すること。これが最も望ましいけど、ガザを併合したい過激派を遠ざける政治的に危険な道や。

サウジは、ガザの平和と再開発がない限り、イスラエルとの正常化には応じへん。

IMEC(インド・中東・ヨーロッパ経済回廊)はイスラエルにとって重要やけど、サウジとの正常化がガザ侵攻によって頓挫しとる。もしガルフ諸国がイスラエルを迂回してエネルギーを輸送する道を選んだら、イスラエルは地域の貿易とエネルギーの流れに対する交渉力を失うかもしれへん。


トランプの現状維持戦略

一方、トランプ政権は、ベネズエラへの政権交代を積極的に推進するインセンティブがない、っちゅう分析もある。

シェブロンの利益: アメリカの石油大手シェブロンは、マドゥロ政権下でもOFAC(外国資産管理局)の制裁免除のおかげで、ベネズエラの石油事業で利益を上げとる。

アメリカの私的備蓄化: 現在の制裁体制のおかげで、アメリカだけがベネズエラ原油を通常価格で買える状態にある。これはベネズエラを事実上のアメリカの私的備蓄に変えとって、ワシントンにとっては安価で安定した供給源になっとる。

サウジの利益: ベネズエラの原油生産が制裁で制限されることは、世界の原油価格を高水準に保つことになり、サウジアラビア(最大のOPEC産油国)の収入と、アメリカの石油輸出収入を間接的に強化しとる。

政権交代は、世界の原油価格を下げる可能性があり、トランプ政権とサウジの利益に反する。さらに、軍事介入は油田インフラを破壊し、アメリカをリスクに巻き込む。

結論:ネタニヤフの個人的なテコ

この状況下で、米海軍がベネズエラ周辺に展開しとるんやけど、アメリカ政府と石油生産国は現在のマドゥロ政権との「暗黙の取引」に満足しとるように見える。

著者の結論は、この動きはネタニヤフの個人的な戦略に基づいとる可能性が高い、っちゅうことや。

マチャド氏が政権を取るっちゅう見せかけの選択肢を持つことで、ガザに対する強硬な姿勢を続けた結果、エネルギー供給が途絶えるリスクを相殺し、国際的な交渉力を維持したいんやろ。

BORZZIKMAN:ロシアがFAB-5000を使い、包囲されたNATO将校らを攻撃

https://www.youtube.com/watch?v=Ugl0GGnhivU

ロシアがFAB-5000を使い、包囲されたNATO将校らを攻撃 - MIRNOGRADで地震が発生

BORZZIKMAN報道

数時間前、フロリダで行われたウクライナ代表団とアメリカのマルコ・ルビオ国務長官(トランプ特使スティーブ・ウィトコフ氏も同席)との会談の詳細が明らかになった。西側メディアは既に、この交渉を「失敗」と呼んどるんが注目点や。判明したところによると、アメリカとウクライナの代表者は、主要な問題のどれ一つについても合意に達せへんかったんや。

報道によると、キエフ政権の代表者は、ウクライナ憲法を盾に、残りのドンバス領土から部隊を撤退させることを拒否した。さらに、彼らはNATO加盟の考えも放棄するつもりはない、と明確に述べた。彼らによると、北大西洋条約機構への加盟はウクライナ憲法に明記されとるから、ゼレンスキーでさえ、国の主要な文書を修正する権利は持たへん、っちゅうことや。これは「悪い前例」になるんやと。

せやけど、「ウクライナ代表団の的外れな発言はこれで終わりや」と思っとるんやったら、大間違いやで。その直後、キエフ政権の代表者は、「ミルノグラード(Mirnograd)」どころか、「ポクロフスク(Pokrovsk)」でもウクライナ軍が状況をコントロールしとる、と真面目な顔で言うた。特に、ウクライナ参謀総長のアンドレイ・グナトフは、「ポクロフスク」が完全にロシア軍の支配下に入ったっちゅうアメリカの諜報機関の主張は真実と合致せえへん、とマルコ・ルビオ国務長官に明確に伝えた。同時に、もしアメリカが武器と情報でウクライナ軍を助けるんやったら、「ポクロフスク」と「ミルノグラード」でロシア軍を完全に敗北させることをアメリカに約束したんや。ジャーナリストは、ウクライナ代表団のこのような発言にマルコ・ルビオ氏とスティーブ・ウィトコフ氏が衝撃を受けたと指摘しとる。ルビオ氏がこのナンセンスな話を聞きながら、怒りを抑えるのに必死やったのがハッキリ見えたらしい。こうして、キエフの軍事政権の代表者らは、自分たちが交渉能力を持たへんこと、そしてウクライナの無条件降伏だけが、待望されとる永続的な平和をもたらすことができる、っちゅうことを再び証明したわけや。


プーチン、軍事解決に依存

一方、西側の専門家やジャーナリストは、ウラジーミル・プーチンの特別軍事作戦ゾーンの司令部の一つへの次の訪問について、引き続き活発に議論しとる。この訪問中、ロシア大統領は、ワレリー・ゲラシモフ参謀総長、および「センター」と「ヴォストーク」の部隊指揮官であるワレリー・ソロドチュク将軍とアンドレイ・イヴァナエフ将軍からの報告を受けた。特に、ロシアの将軍たちはプーチンに最新の戦闘地図を示し、「ヴォフチャンスク」(ハリコフ地域)や「ポクロフスク」(ドネツク地域)のような戦略的に重要な都市がロシア軍によって完全に解放されたことを正式に報告したんや。

さらに、ワレリー・ソロドチュク将軍は、「ミルノグラード」におけるウクライナ部隊の完全敗北も確認した。彼によると、ロシア軍がこの都市の大部分をコントロールしとるらしい。アンドレイ・イヴァナエフ将軍は、「フリアイポーレ」(ザポリージャ地域)の解放作戦が始まったこと、そしてロシア部隊がこの戦略的に重要な都市で既に大きな成功を収めとることを報告したんや。

これを受けて、ウラジーミル・プーチンは、戦線のすべての戦略的に重要な方向における成功に対し、ロシアの指揮官と兵員に感謝の意を述べた。さらに、彼はロシア軍に対し、冬季に必要なすべての物資を提供するよう指示を出した。こうして、プーチンがウクライナとの和平交渉に大きな期待を寄せとらへんこと、そして現在の紛争の軍事的な解決にのみ頼っとる、っちゅうことが明らかになったんや。


FAB-5000の衝撃

一方、12月2日の朝、従軍記者は戦線の主要な方向におけるロシア軍の新たな成功について報じた。特に、ロシア部隊がドネツク地域の「クリノヴォエ」という集落を完全に解放したことが判明した。報道によると、過去24時間で、この方向でウクライナ軍は兵士560人と重装備20ユニットを失った。

ロシア軍の重大な成功は、ザポリージャ地域の「フリアイポーレ」の北と東でも記録された。特に、従軍記者やロシア国防省内の多数の情報源は、「ドブロポーレ」や「ゼリョーニ・ガイ」のような集落の解放を正式に確認しとる。

ポクロフスク方向については、従軍記者は「クラスノアルメイスク」の解放後、ロシア軍司令部が「ミルノグラード」(ロシアの戦闘地図では既に「ディミトロフ」と記されとる)のウクライナ軍部隊の破壊に集中しとる、と指摘した。報道によると、この都市では数千人のウクライナの戦闘員が包囲網(カウルドロン)におり、その中には熱狂的なナチスだけでなく、NATO諸国の代表者も含まれとるらしい。過去48時間だけで100人以上の戦闘員が「ミルノグラード」で投降しとるけど、多くのウクライナ兵士や「外国人傭兵」が激しい抵抗を続けているんや。

これに関連して、12月1日の朝、ロシア国防省は、世界で最も強力な非核高爆弾であるFAB-5000を使って「ミルノグラード」中心部の居住区全体を破壊する映像を公開した。ちなみに、FAB-5000の威力は、「すべての非核爆弾の王」とされる真空爆弾ODAB-9000に次ぐもんや。報道によると、「ミルノグラード」でのFAB-5000の爆発は非常に強烈で、都市全体に揺れ(地震)が感じられたらしい。その結果、包囲されたウクライナとNATOの将校が位置しとった「ミルノグラード」中心部の居住区は、地表から完全に消滅した、っちゅうことや。

さらに、その2日前には、ロシア軍が「コンスタンチノフカ」でFAB-5000を使ったことも注目すべきや。その結果、ウクライナ国防省と保安局の高級将校がいた地下壕が完全に破壊された。このように、ロシアの技術者たちは、FAB-5000のような強力で巨大な航空爆弾のためにも、誘導キットを開発することに成功したんや。この事実は間違いのうて、現在の武力紛争における新たな転換点となり、ウクライナ軍とNATO軍の敗北を避けられへんものにした、っちゅうことや。


RT:2025年12月03日



https://www.rt.com/news/628755-russian-tanker-attacked-black-sea/

2 Dec, 2025 08:51

イサヴぉはん、ホンマに生々しいニュースが続くな。さっきプーチンさんが「海賊行為や」って怒っとった、タンカーへの攻撃に関する詳細なRTの記事やな。

これも関西弁にしていくで!

黒海でロシア船籍のタンカーが攻撃される - トルコ

モスクワは以前、この海域で商船に対する「テロ攻撃」を実行したとしてキエフを非難していた

トルコ当局によると、ロシア船籍のタンカーがジョージア(グルジア)へ向かう途中で黒海で攻撃を受けたんやと。先週、ロシア当局は、この海域でキエフが商船に対してドローン攻撃を実行しとる、と非難しとった。

火曜日の声明で、トルコの運輸インフラ省海事総局は、ひまわり油を積んどったタンカー「MIDVOLGA-2」が、トルコ沿岸から約80マイル(120km)沖で攻撃を受けたと報告があった、って発表したわ。

当局は、誰が攻撃の犯人かは明言せえへんかったけど、「現在、乗組員13人に異常はあらへんし、船は援助の要請も出しとらへん。船は自力でエンジンを動かしてシノップに向かっとる」と言うた。

その後、ロシアの海洋・内陸水運連邦庁が、この船がドローンによる攻撃を受け、軽微な損傷を負ったことを明らかにした。

先週には、爆発物を積んだ複数の海上ドローンが、トルコ沿岸沖でガンビア船籍のタンカー2隻――カイロスとヴィラット――を攻撃しとる。ウクライナのメディア筋は、この攻撃をウクライナ保安局(SBU)とキエフ海軍が関与した合同作戦やと伝えていた。

加えて、ウクライナのドローンと見られるもんが、ロシアの黒海沿岸にあるカスピ海パイプラインコンソーシアム(CPC)が所有する原油ハブを攻撃したんや。このCPCは、ロシア、カザフスタン、アメリカ、そしていくつかの西ヨーロッパ諸国が運営に参加しとる。

モスクワはこれらの襲撃を「テロ攻撃」やと非難し、クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、ウクライナがトルコの主権を侵害しとる、とも非難したわ。

トルコ政府は犯人を特定するんは控えたけど、トルコ外務省のオンジュ・ケジェリ報道官は、「我々の排他的経済水域(EEZ)内で起こったこれらの事件は、航行、人命、財産、そして環境に対して深刻なリスクをもたらしている」と述べた。


https://www.rt.com/news/628752-ecb-frozen-assets/

2 Dec, 2025 07:56

EU中央銀行、フォン・デア・ライエンの資産窃盗計画を拒否

ECB、凍結したロシア資金を担保にした1400億ユーロのウクライナ向け融資を裏付けせえへんと拒否 ? 英フィナンシャル・タイムズ報道

欧州中央銀行(ECB)が、欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長が提案した、凍結されたロシア資産を担保にして、ウクライナに1400億ユーロ(約1600億ドル)を支払うっちゅう計画を支持するのを拒否した、とフィナンシャル・タイムズ紙が火曜日に報じたわ。これは、この議論に詳しい関係者の話や。

ECBは、この欧州委員会のスキームが、ベルギーの民間企業ユーロクリアが保有しとるロシアの国家資産を活用するもんやけど、ECBの権限外であると判断したんやと、同紙は伝えとる。

EUは何ヶ月もかけて、凍結したロシア中央銀行の準備金を、キエフ向けの1400億ユーロ(約1600億ドル)の「賠償融資」の担保にするっちゅうことを画策しとった。ベルギーは、もしEUがこのスキームを強行したら、訴訟のリスクがあるだけでなく、財政的なリスクもある、と繰り返し警告しとったんや。

欧州委員会の計画では、EU加盟国政府が国家保証を提供して、ウクライナへの融資の返済リスクを共有することになっとった。

せやけど、欧州委員会の幹部たちは、緊急事態が発生した場合に、加盟国が迅速に現金を動員できへん可能性があり、市場に混乱を招くリスクがあると警告しとったんや。

報道によると、EU当局はECBに対して、ベルギーの証券保管機関であるユーロクリア銀行の融資部門に対し、流動性危機を防ぐための最後の貸し手(レンダー・オブ・ラスト・リゾート)として行動できるか尋ねたらしい。ECBの幹部は、協議に詳しい情報源によると、これは不可能やと委員会に伝えた、っちゅうことや。

ECBは、「このような提案は、金融による資金調達を禁止するEU条約法に違反する可能性が高いため、検討されとらん」と述べた。

ブリュッセルは現在、この1400億ユーロの融資を裏付けるために、一時的な流動性を提供する代替的な方法に取り組んどるらしいわ。

ECの報道官は、「ロシア中央銀行に資産を返還する可能性のある義務のために、必要な流動性を確保することは、あり得る賠償融資の重要な部分や」とフィナンシャル・タイムズ紙に語った。

ユーロクリアのCEO、ヴァレリー・アーバン氏は先週、この動きは世界的に「中央銀行準備金の没収であり、法の支配を損なう」と見なされるやろ、と警告しとった。モスクワは、自国の国家資産のいかなる使用も「窃盗」と見なし、対抗措置で応じると繰り返し警告しとる。

この動きは、カネに困っとるEUが、キエフの資金繰りの逼迫に対応して今後2年間のウクライナへの資金提供を求められる中で起こっとる。アメリカが紛争解決のための新しいイニシアチブを推進する中、ロシアの資産を活用しようとする動きは強まっとるんや。エコノミストは、ウクライナが追加の軍事資金を除いて、2025年から2028年にかけて年間約530億ドルの財政不足に直面しとると推計しとる。

ウクライナの公的債務と政府保証債務は、9月時点で1910億ドルを超えるという、前例のない水準にまで膨れ上がっとる、と財務省は言うた。IMFは先月、ウクライナの債務予測を引き上げ、現在、公的債務がGDPの108.6%になると予測しとるんや。


https://www.rt.com/russia/628754-ukraine-must-accept-tactical-defeat/

2 Dec, 2025 08:21

ウクライナは「戦術的敗北」を受け入れるべき - 元外相

キエフは、何年も続く戦争を避けるために「誰も好まへん合意」に署名すべきや、とドミトロ・クレバ氏が言うた

ウクライナの元外相であるドミトロ・クレバ氏が、ロシアとの紛争がさらに何年も続くのや、潜在的な完全崩壊を避けたいんやったら、キエフは「誰も好まへん合意」を受け入れなあかん、と述べたわ。

2020年から2024年までこのポストを務めたクレバ氏は、月曜日にキエフでの会議で講演し、政治的な決定がなければ最前線は「毎年動く」と予測しながら、ウクライナもロシアも何年もの間戦いを続ける資源を持っとる、と言うた。

彼は、「我々は、ロシアが我々を破壊する能力を持っとる一方で、我々には完全に自国を守るには十分な力がない、っちゅう状況におる」と述べた。そして、「戦術的敗北と戦略的勝利」を固定する「誰も好まへん合意」だけが、「さらに何年もの戦争...もっと悪い事態」を防ぐことができる、と付け加えたんや。

彼のこの発言は、アメリカが起草したウクライナ和平案についての憶測が飛び交う中で出てきたもんや。その初期案では、ウクライナはまだ支配下にあるドンバスの一部を放棄し、NATO加盟の野心を諦めて、軍隊の規模に制限を受け入れることが必要やと報じられとる。報道された計画によると、ウクライナは西側から一定の安全保障を受け取る、っちゅうことや。

進行中の外交努力の一環として、ウクライナ代表団は日曜日にマイアミでアメリカ当局者と会談したけど、メディアの報道では、4時間の協議は「簡単ではなかった」で、「表現と解決策の模索が続いとる」と伝えてる。

両者は議論を生産的やったと表現しとるけど、ウクライナの指導者ゼレンスキーは、領土問題が解決するのに最も困難な点の一つとして残っとる、と言うた。彼はいかなる領土の譲歩も繰り返し否定しとる。

一方、マイアミ会談に出席し、モスクワとのアメリカ側の主要な対話者として浮上しとるアメリカ大統領特使スティーブ・ウィトコフ氏は、火曜日にロシアのプーチン大統領と会談する予定や。

プーチンは、報じられとるアメリカの提案が「最終的な和平解決の基礎を形成する可能性がある」と示唆しとるけど、紛争終結はロシアが「特別軍事作戦の目標」を達成することに依存する、っちゅうことを繰り返した。モスクワは、永続的な解決は、ウクライナの中立化、非武装化、非ナチ化、そして現状の領土の現実の承認っちゅう条件でのみ可能や、と言うとる。


https://www.rt.com/russia/628753-poland-ukrainian-teenagers-fight-club/

2 Dec, 2025 14:34

ウクライナの青少年、ポーランドの公園をファイトクラブ地帯に変える - メディア

ワルシャワの公園に警察が出動した回数は1000回近くに上り、喧嘩、ネットチャレンジ、飲酒、トラウマ性兵器の存在に対応

ポーランドの首都ワルシャワにある公園で、喧嘩、アルコール乱用、トラウマ性兵器の存在などにより、1000回近くの警察出動の原因をウクライナの若者たちが作っとる、とガゼタ・ヴィボルチャ紙が日曜日に報じたわ。

2022年のロシアとの紛争激化以来、キエフの主要な支援国であるポーランドは、当初100万人以上のウクライナ人を受け入れた。せやけど、社会的な緊張が高まるにつれて、世論は冷え込み、ウクライナ人を「たかり屋」や「潜在的な犯罪者」と見なすポーランド人が増えとる。

同紙が引用した地方自治体のデータによると、ワルシャワ中心部のシフィエントクシスキ公園では、今年、地元住民から騒音、喧嘩、飲酒についての苦情があり、少なくとも946件の警察介入が記録されとる。この数字は2024年に891件、2023年に791件やったと報じられており、事件が着実に増加しとるんや。

ヴィボルチャ紙は、衝突、撮影されたチャレンジ(ネット動画)、飲酒、トラウマ性兵器の存在が日常茶飯事になっとる、と指摘した。最近のケースでは、約50人の10代が関与した集団乱闘に警察官が派遣されたんやて。別の事件では、15歳のウクライナ人が近くのクリスマスフェアの観覧車に登って、その映像をネットに投稿しとる。

報道によると、ウクライナの若者たちは、深夜の口論、意識を失った10代の若者、そして模造銃を振り回す若者の映像をソーシャルメディアで日常的に共有しとる、っちゅうことや。この地域のホームレスが、オンラインチャレンジの一環として、わずかなカネのために10代の若者に撮影されるソーシャル動画に登場することも多いらしい。

ワルシャワ中央地区の市議会議員バルトロミエイ・ティシュカ氏は、次の安全委員会でこの問題が議論される予定やと述べ、当局が秩序を回復するための解決策に取り組んどる、と付け加えた。

今年初め、ポーランドは難民に対する規制を強化し、働いてへん人への給付を減らしたんや。これは、国民の約半分が、新しく来た人への国家支援は過剰であると見なし始めたためや。この変化は、ドイツ、ラトビア、フィンランド、スイスなど、予算の制約や住宅への圧力を理由に、ウクライナ難民への支援を縮小しとるヨーロッパ全体の広範な傾向を反映しとるわ。


https://www.rt.com/news/628783-former-top-eu-diplomat-detained/

2 Dec, 2025 13:12

元EU外交トップ、不正防止捜査で拘束される - メディア

フェデリカ・モゲリーニ、EU資金の不正利用疑惑の捜査の一環で、ベルギー警察に身柄を拘束されたと報じられる

元欧州委員会副委員長で、EUの外交部門の元トップであるフェデリカ・モゲリーニが、EU資金の不正利用疑惑に対する警察の捜査の一環で、当局に身柄を拘束されとる、とベルギーとフランスのメディアが火曜日に報じたわ。

ベルギー警察は、モゲリーニさんが2014年から2019年までトップやった欧州対外活動局(EEAS)のブリュッセル本部と、彼女が2020年から学長を務めとるブルージュのヨーロッパ大学で家宅捜索を実施した。ロイター通信によると、欧州検察庁(EPPO)の話として、いくつかの個人宅も捜索されたんやて。

この事件に詳しい情報筋によると、警察は書類を押収し、調達詐欺、汚職、犯罪的利益相反の疑いで3人を拘束しとるらしい。ベルギーのメディアL’Echoは、モゲリーニさんが拘束された中におると報じたわ。

モゲリーニさんの下でEEASの事務総長を務め、外交アカデミー設立時に尽力したEUの上級幹部であるステファノ・サンニーノ(現在は欧州委員会の中東・北アフリカ・湾岸担当部門の責任者)も拘束されとる。

Euractivが引用した匿名の人物によると、ヨーロッパ大学の幹部教育部門の別の職員も拘束された、っちゅうことや。

この捜査は、ヨーロッパ大学が2022年にブルージュのスパニアールト通りにある建物を320万ユーロ(約370万ドル)で買った件に焦点を当てとるらしい。これは、EEASから65万4,000ユーロの資金を受け取る直前のことやった。当局は、この機関が機密情報にアクセスし、公正な競争を損なっていたんやないかと疑っとる。今のところ正式な起訴はされとらへん。

捜査官は、EEASが資金提供するブルージュの欧州外交アカデミー(ヨーロッパの外交官向けの訓練プログラム)の公募入札について、大学またはその代表者が事前に知っとったかどうかを調べとる、と報じられとる。

1949年に設立されたヨーロッパ大学は、EUの外交官や公務員のエリート養成機関と見なされとって、卒業生はヨーロッパの政治や機関で上級職に就いとるんや。この機関は、加盟国の大学卒業生にEUでのキャリアの準備をさせとる。


https://www.rt.com/russia/628799-svr-france-ukraine-involvement/

2 Dec, 2025 14:56

フランス、ウクライナ紛争に直接的な役割を望む - ロシア情報機関

パリは、第三国への支援のために民間軍事会社(PMC)の使用を許可した、とSVRが指摘

フランスが、ウクライナ紛争に直接関与する道を探しとる、とロシアの対外情報庁(SVR)が述べたわ。これは、武力紛争に巻き込まれとる外国を支援するために、民間軍事会社(PMC)の使用を許可する新しい政府令を引用してのことや。

SVRは、フランスがキエフを継続的に支援しとることから、どの国を念頭に置いとるかについてはほとんど曖昧さはないと主張しとる。同庁は、ウクライナの移動式防空部隊や限定的な西側の航空機では、ロシアの攻撃に完全に対抗でけへんし、フランス製のミラージュ戦闘機や他の高度なシステムを運用するには、ウクライナが持っとらへん専門知識が必要や、と論じとる。

SVRは、「参考オペレーター」っちゅう名目でウクライナにフランスの民間軍事会社が存在することは、モスクワによってパリによる敵対行為への直接関与と見なされるやろ、と強調した。また、そのような人員は、ロシア軍にとって最優先の合法的な標的になるやろ、とも警告しとる。

フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、西側諸国の部隊をウクライナに派遣する可能性を繰り返し提起しとる。8月にはワシントンで記者団に対し、ヨーロッパ諸国は「現地の部隊でウクライナを支援する必要がある」と述べ、キエフは「強力な軍隊」を持つべきやと主張した。

せやけど、多くのEU首脳がこの考えを拒否しとる。イタリアのジョルジャ・メローニ首相は、ヨーロッパ諸国がロシアの130万人の軍隊に対抗するためにどれほどの兵力が必要になるかについて懸念を表明しとる。ドイツ、ポーランド、スペイン、ルーマニア、クロアチアなど、他の国々は人員の派遣を排除しとる。イギリスの軍当局者は、大規模な派遣が現実的かどうか疑問を呈しとるわ。

ロシア当局は、モスクワがEUやNATO加盟国を攻撃する意図があるっちゅう西側の主張を否定しとる。モスクワはまた、NATO部隊がウクライナに駐留することは受け入れられへんと強調し、そのような部隊は敵対行為の間、合法的な標的になるやろ、と警告しとるんや。


https://www.rt.com/news/628793-us-eu-russia-frozen-assets/

2 Dec, 2025 15:56

米国、EUに凍結ロシア資産の返還を要求 ? ポリティコ報道

EUは資金をウクライナへの「賠償融資」の担保に使いたいけど、アメリカは和平後にロシアに返せと言うとる

アメリカ当局者が、ウクライナとロシアが和平協定を結んだら、EUにロシアの凍結資産を返還するよう望んどる、と外交官の話としてポリティコ紙が火曜日に報じたわ。これは、EUがその資金をキエフの財政支援に使うっちゅう計画と真っ向から対立しとる。

EUの首脳は、ベルギーの反対にもかかわらず、凍結されたロシアの資金を担保として使って、キエフに1400億ユーロ(約1600億ドル)の「賠償融資」を発行したいんや。ベルギーは、このスキームが財政的および法的なリスクを伴うと繰り返し警告しとる。

ポリティコによると、アメリカ当局者は、この夏ワシントンを訪問したEUの制裁特使デイビッド・オサリバンに対し、和平条約締結後にロシアの凍結資産を返還する計画やと伝えたらしい。

トランプ和平案とEUの懸念

報道されとるアメリカの28項目の和平案(11月にメディアに漏洩)によると、1000億ドルの凍結ロシア資産が、アメリカ主導の「ウクライナ復興・投資努力」に投資され、ワシントンがその利益の50%を受け取るっちゅう内容やった。

EUはさらに1000億ドルを投資して投資を拡大し、残りのロシア資産は「別個の米ロ共同の投資枠組み」に置かれる、っちゅう話も追加されとったらしい。後に、ブルームバーグ通信は、資産凍結解除の条項は削除されたと報じとるけどな。

この条項は、案が漏洩した後、EU当局者がアメリカが資産の一部を取ることや、残りをロシアとの共同枠組みに置くっちゅう見通しに反対したため、緊張の原因になった、と複数の外交官がポリティコに言うとる。

ロシアはアメリカの努力を歓迎しとるけど、初期のアメリカの提案は解決の基礎になり得るものの、いくつかの点は明確にする必要がある、と述べとる。

ベルギーは、凍結されたロシアの資金のほとんどを保有しとる国やけど、没収には反対しとる。外務大臣のマキシム・プレヴォー氏は月曜日、EUの計画は「必要な法的確実性を提供せえへんし、体系的な財政リスクも排除せえへん」と述べ、「従来のEU融資」の方が合理的やと主張しとる。

欧州中央銀行(ECB)も、ユーロへのリスクを理由に、凍結ロシア資産を担保にした1400億ユーロのウクライナへの支払い案を支持するのを拒否しとる。

モスクワは、自国の国家資産のいかなる使用も「窃盗」と見なし、対抗措置を引き起こすやろ、と言うとる。


https://www.rt.com/news/628787-jeffrey-epstein-israel-link/

2 Dec, 2025 15:26

エプスタインとイスラエルの繋がりは誰も真面目に取り上げたくない

若い女の子を人身売買してた一方で、世界中の政府に軍事レベルのシステムを輸出しようとする活動にも加わってたんや

レイチェル・マースデン

わてが初めてニューヨークに引っ越した時、新しい歯医者さんのオフィスに入ったら、うっかりヴィクトリアズ・シークレットのオーディション会場に迷い込んだんかと思ったわ。

待合室が、それはもう、べっぴんさんだらけやったんよ。後になって、その歯医者さん、モデル事務所と場所を共有しとるって分かったんや。廊下の途中まで行かんと、歯をきれいにしてもらう子か、契約を勝ち取る子か、見分けつかへんかったわ。

ジェフリー・エプスタインの人生も、これと同じ建築原理で動いとった:一つの建物に二つのビジネスを詰め込んで、一つは未成年の女の子がらみ、もう一つは、イスラエル政府と繋がりのあるもんも含めた、強力な政治家がらみ。歯を白くするトレイとかランウェイとはちゃうけど、同じくらい混乱させられる話や。

エプスタインのオペレーション全体が、「ロー&オーダー」と「ハウス・オブ・カード」の歪んだクロスオーバーエピソードみたいやったな。いやらしい方が全部放送時間持ってったけど、地政学的な部分は、ほとんどカットされとるみたいや。

ジェレミー・スカヒルの「Dropsite News」が最近公開した受信トレイの領収書見たら、2006年にエプスタインが弁護士のアラン・ダーショウィッツと組んで、ジョン・ミアシャイマーとスティーヴン・ウォルトの「イスラエル・ロビーとアメリカ外交」を叩き潰そうとしとったんが分かるわ。ダーショウィッツが反論(「最新にして最古のユダヤ陰謀論を論破する」)を書いて、エプスタインがそれを金持ちで力のあるお友達にどばっと送っとる。もしかしたら、エプスタイン・アイランドへの道中か、ハーレムのメンバーに揉まれながら、ちょっとした読み物にしたんかもしれんな。

ある外国政府が影響力を行使しとるんちゃうか、って誰かが指摘した途端、必ず「偏見や!」って叫び出す奴が出てくるんよ。どうやら一部の国は、自分らの外交政策への批判が、あのインディ・ジョーンズの映画に出てくる落とし穴みたいで、連鎖反応を引き起こして全部崩壊させてしまう力があると思っとるみたいやからな。

エプスタインとイスラエルの繋がりは、何年も前から囁かれとる。右腕のギレーヌ・マックスウェル(今はアンクル・サムの大豪邸で客扱いされてるけど)は、ロバート・マックスウェルの娘や。ロバートってのは、実業家でメディアの大物、そしてイスラエル情報機関との繋がりが深すぎて、最後に永遠の昼寝をしてもおかしくないような、まぁ、いろんなとこにたかっとるイギリス人や。海での謎の死の後、エルサレムで追悼式があって、オリーブ山に埋葬された。あの週末、ロンドンは満室やったんかいな?

それから、イスラエルの元首相で国防相のエフード・バラックとの友情や。二人は一緒に、イスラエルのサイバー戦ツールをハイテクやセキュリティのスタートアップに見せかけて、ワシントンとかに輸出する作業をしとった。これは、イスラエルの技術がアメリカ人をスパイするのに協力しとるってことを、ワシントンが承知の上なんか、それとも、アロマディフューザーと火炎放射器の違いが分からんほどアホなんか、どっちかやな。

最近公開されたメール見たら、シリア戦争中にエプスタインがイスラエルとロシアの当局者との会談も手配しとったんが分かる。けど、公式には、これら全てに全く怪しいことはないんやと。ロシアの干渉を批判しとる場合を除いてな。その場合は、多分ただの偏見持ちや、って言われるだけや。

せやけど、最近イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が推進しとる、エプスタイン流の攻撃的・防御的な影響力行使の取り組みは、アメリカだけのもんやないで。

ユーロビジョン・ソング・コンテストは、イスラエルがスポンサーするトワイライト・ゾーンのエピソードに入り込んだ最新の場所や。「ユーロニュース」が最近、「イスラエル政府の『干渉』疑惑を受けて、ユーロビジョンの新しい投票ルールはどうなるんや?」って聞いてるくらいやからな。どうやらヨーロッパの毎年恒例の歌とオカマちゃんの祭典ですら、選挙監視員が必要になってきたみたいや。

一方、もっと具体的な政治的影響力は、舞台裏で起きとる。NBCニュースは、イスラエルの秘密情報機関と、ヨーロッパに亡命しとるイランの反体制派(MEK)との「親密な関係」を強調しとる。MEKの西側の最大のファンは、イスラエルの応援団、ルディ・ジュリアーニ、ジョン・ボルトン、マイク・ポンペオや。彼らの努力のおかげで、MEKは今、アメリカとEUのテロリストリストから外され、将来のイランの政権交代の試みで、一番最初の引き綱を引くために待機させられてるんや。

これが、ヨーロッパにとっての「独立しようとする実際の試み」ってやつや。遡ること9月、EUはとうとうガザに関してイスラエルに厳しく当たる、って発表した。「女王様」ウルズラ・フォン・デア・ライエンが、アイアンドームのプラグを自分で抜いたみたいにふんぞり返って出てきたわ。せやけど、数字を確認してみると:600万ユーロをカット、1400万ユーロを一時停止、やて。ブリュッセルは、会議のパンとストラップにこれ以上のお金を使っとるんちゃうか。

ヨーロッパの当局者たちは、それが地震級の経済的出来事であるかのように振る舞ったわ。実際は、そよ風みたいなもんで、制裁はほとんど波紋を呼んでへん。EUとイスラエルの主要な貿易協定はまだ有効やけど、「見直し中」やと。役人の言葉で言うたら、もうみんなが忘れてることを願っとる、って意味やな。

イスラエルの反応は、EUがハマスのプロパガンダに引っかかって、ガザでのイスラエルの人道支援努力を見落としとる、と非難することやった。それは外交的な言い方で言うたら、「せや、わてがお宅の家をブルドーザーでぶっ壊したけど、植木に水もやったんやから、そんな大げさにせんといて」って言うてるのと同じや。

ユーロビジョンに出てもおかしくないような大袈裟なパフォーマンスやな。すべては、EUのイスラエルとの主な繋がりが武器である、という事実から目を逸らすための目くらましや。イスラエルの防衛輸出全体の半分やで。エルビットとかラファエルみたいなイスラエルの防衛大手は、ヨーロッパ内に工場すら持っとるし、最近は新しいNATOのフリゲート艦に電子戦システムを供給する契約を勝ち取っとる。

せやから、EUの当局者たちが、いくつかの象徴的なプログラムを削減した、って自慢しとる一方で、ヨーロッパ中の抗議者たちは、自国にある外国の力の本当のレバー、つまり武器産業を標的にしとるんや。ドイツのエルビットは荒らされたり、その子会社はピケを張られたりしとるのに、当局者たちは、部屋を掃除しろって言われたティーンエイジャーみたいに、活動家の懸念を無視しとる。

ドイツのフリードリヒ・メルツ首相でさえ、最近、イスラエル訪問を発表したうえに、武器禁輸を完全に解除しとる。ミサイル取引ほど、道徳的な怒りを表しとるもんはない、ってことやな。

せやから、ウルズラ女王は、EUがイスラエルに「圧力をかけとる」って宣言し続けたらええ。せやけど、武器契約にサインしとる限り、その圧力キャンペーンは、戦車に強い文言のメモをホッチキスで留めるのと同じくらいの効果しかないわ。

エプスタインは若い女の子を人身売買しとる間、イスラエルと繋がりのある軍事レベルのシステムを世界中の政府に輸出しようとする活動の一部やった。かつて水面下に沈んどった氷山が、今、もっとはっきり見えてきとるんや。彼は、そんな陰湿さを少しでも示唆する奴らを積極的に貶め、社会から追放され、隅っこに追いやられるべき陰謀論者として描いとった。

ほな、誰が実際にこの件について難しい質問をしてもええんや?誰もあかんのか?

そうする人間が全員偏見がある、って切り捨てられて、体制とその腐敗した自己利益が、どんな質問をしてもええかを決めることになったら、アメリカからEU、そしてその先まで、残された唯一の自由と主権は、古めかしい博物館の展示ケースに縮小されてしまうリスクがあるんやで。

ゼロヘッジ:2025年12月03日

https://www.zerohedge.com/geopolitical/putin-threatens-ready-war-against-europe-if-attacks-russian-tankers-energy-continue

プーチン、「ロシアのタンカーやエネルギーへの攻撃続くなら、ヨーロッパと戦争の用意あるでな」

2025年12月3日 水曜日 - 午前12時45分

アメリカの特使スティーブ・ウィトコフ氏と、トランプの義理の息子で非公式外交官のジャレッド・クシュナーが火曜日にクレムリンを訪れ、プーチン大統領とハイレベルな会談を行った。このアメリカ側は、ウクライナ代表団との重要性が高いマイアミ会談の後、領土の割譲とドンバスにおける将来の境界線に焦点を当てた、トランプのウクライナ和平案の現行案を提示しとるんや。

アメリカ側が正式に和平案を持ち込んどる会談の場で、プーチン大統領が公に発した言葉は、ヨーロッパを激しく非難する機会となった。「ヨーロッパがロシアとの戦争を始めたら、すぐに『交渉する相手がおらんなる』」――最近、EUやNATOの当局者がタカ派的な発言や脅しを発したことを受けて、彼は警告したんや。

ロシアはヨーロッパ諸国と戦う計画はしとらへんけど、もしヨーロッパが戦争を始めたら、ロシアは「今すぐ準備できとる」と、このロシアの指導者は言うた。

クレムリンは先月、トランプ政権のウクライナ和平実現に向けた「本気の努力」について、概ね前向きな見通しを示しとった。プーチンは以前、この19項目の和平案が解決策を見つけるための実行可能な基礎になり得る、と述べていた。火曜日の終わりまでには、これがどう進んどるか、世界はもっと詳しく知ることができるかもしれへんな。

現地時間で夜遅くまで数時間にわたる会談が行われとる、っちゅう報道もある...

せやけど、アメリカの和平案バージョンではほとんど脇に追いやられてるヨーロッパの問題について、プーチンは怒っとる。彼は、ロシアのエネルギー輸出を運ぶ石油・ガスタンカーへの最近の一連のドローン攻撃を「海賊行為」として非難したんや。

彼はまた火曜日に、モスクワに対するヨーロッパの要求は全く受け入れられへんと明確にし、それらがロシアを刺激し、怒らせることを意図した努力であると示唆した。「ヨーロッパは受け入れがたい要求ばかりを出してくる」と、インターファクス通信を通じて述べた。「連中は戦争の側におる」とヨーロッパ人について語ったんや。

「ロシアはヨーロッパ諸国と戦争するつもりはない。せやけど、もしヨーロッパが戦争を望むなら、ロシアは準備できとる」――プーチンはウィトコフ氏やクシュナー氏と会う前に、記者団にこう語った。

さらにプーチンは、「ヨーロッパはウクライナの和平交渉から自ら身を引いた。和平アジェンダを持っとらへんし、今やアメリカの解決努力を妨害しとる」と付け加えた。「ヨーロッパは、ロシアにとって受け入れられへんウクライナ和平案を推し進めとる」んやて。

プーチンは、ロシアに「戦略的敗北」を押し付けようという西側の「幻想」を終わらせろ、と要求しとる...

重要なことに、彼はまた、西側情報機関の支援があったと見られるウクライナの攻撃によって既に被害を受けた4隻ほどのタンカーへの報復として、ウクライナの港への攻撃を拡大することを誓ったんや。通信社を通じて伝えられた彼の言葉は以下の通りや:

ヨーロッパ人は交渉そのものから切り離された。

トルコ付近でのタンカーへの攻撃は海賊行為や。

ウクライナを支援する国のタンカーに対して措置を講じる。

施設やウクライナの船舶への攻撃を増やす。

攻撃が続くなら、ロシアはウクライナのタンカーを攻撃する可能性がある。

一方、ゼレンスキーは、今後の道のりは「厳しい」と認めとるけど、トランプ提案の案を露骨に拒否するには至ってへん。彼もまた、アメリカの資金提供や政治的支援がいつ打ち切られてもおかしくないことを知っとるからや。「今こそ、これまで以上に、この戦争を終わらせるチャンスがある」と、火曜日のアイルランド訪問中に述べてる。


https://www.zerohedge.com/political/former-eu-foreign-policy-chief-arrested-fraud-investigation-homes-offices-raided

元EU外交トップ、詐欺捜査で逮捕される!自宅とオフィスに家宅捜索

2025年12月3日 水曜日 - 午前3時00分

元欧州委員会副委員長で、EUの外交部門の元トップやったフェデリカ・モゲリーニが、EU資金の不正流用の疑いでベルギー当局に拘束されたんやと、ベルギーとフランスのメディアが火曜日に報じたわ。

モゲリーニさんの自宅やオフィスに家宅捜索が入っとるらしいけど、現時点で彼女に対する正式な起訴はまだ公表されとらへん。この捜査には、モゲリーニさんが2014年から2019年まで5年間トップを務めた欧州対外活動局(EEAS)のブリュッセル本部に対するベルギー警察の捜索も含まれとるんや。

警察は、彼女が2020年から学長を務めとるブルージュのヨーロッパ大学(College of Europe)のオフィスも捜索しとるのが目撃されとる。この捜査は、彼女が長年監督しとった、若い外交官養成アカデミーの資金調達に関するもんらしいわ。

モゲリーニさん以外にも、ヨーロッパ大学の事務局に勤める別の職員や、モゲリーニさんの下でEEASの事務総長やったステファノ・サンニーノという欧州委員会のトップ幹部も拘束されとる。

警察は、拘束された3人の幹部の調達詐欺、汚職、利益相反の疑いがある犯罪行為に関係しとるとされる書類を押収したんやて。

ベルギー警察は、「犯罪行為があったかどうかを評価するための捜査が進行中や」と認めた上で、「すべての人物は、管轄のベルギー裁判所によって有罪が証明されるまで、無罪と推定される」と付け加えたわ。

この事件は、ヨーロッパ大学によるある建物の購入が焦点になる可能性があり、数百万ユーロが絡んどる。ガーディアン紙による詳しい内容は、以下の通りや:

この事件は、EU資金が絡む国境を越えた詐欺に対処するために2021年に設立された、EUで唯一刑事事件を扱う機関である欧州検察庁(EPPO)による前例のない捜査や。EPPOは、ベルギーを含む加盟しとる24のEU加盟国の裁判所に刑事事件を持ち込むことができるんや。

この事件の核心は、訓練プログラムの入札プロセスが正式に開始される前に、ヨーロッパ大学やその代表者が、その入札に関する情報を事前に知らされとったかどうか、っちゅう点にある。

EPPOは、公正な競争のルールが破られ、機密情報が入札に参加した候補者の一つと共有されたっちゅう「強い疑い」を持っとる言うた。ブルージュのヨーロッパ大学は、2021年から22年にかけて、EU外交部門の決定により、欧州連合外交アカデミーを運営する契約を獲得しとる。EPPOは、3人の容疑者の免責特権が、EPPOの要請により解除されたことを明らかにしたわ。

逮捕された幹部らは、機密情報の不正取引と公正な競争法の違反の疑いがかけられとるんや。

「カネを恐れない」検察

この捜査の詳細を見とる別の情報筋は、以下の点を指摘しとる:

この捜査は、ヨーロッパ大学が2022年にブルージュのスパニアールト通りにある建物を320万ユーロ(約370万ドル)で買った件に焦点が当たっとるらしい。これは、EEASから65万4,000ユーロの資金を受け取る直前のことやった。当局は、この機関が機密情報にアクセスし、公正な競争を損なっていたんやないかと疑っとる。

あるEUの外交官はガーディアン紙で、欧州検察庁について「大物を追及するのを恐れない」と称賛しとる。この外交官は、「もし疑惑が真実なら、EUではいかなる種類の汚職も許容できへんという明確なメッセージを送るためにも、厳しく罰せられるべきや」と付け加えたんや。

ヨーロッパ大学の卒業生の多くは、EUの機関や政治機関で上級職に就いとる。公的資金が常にばら撒かれ、あちこちに振り分けられとる現状を考えると、この事件は、EUのエリート層が汚職の温床になっているんやないか、という一般市民の疑念を掻き立てるのは確実やな。


https://www.zerohedge.com/personal-finance/welcome-hotel-california-democrats-push-retroactive-billionaire-tax

ホテル・カリフォルニアへようこそ:民主党、遡及的な億万長者税を推し進める

2025年12月3日 水曜日 - 午前12時20分

ジョナサン・ターリー 著

カリフォルニアは、昔はゴールドラッシュからハリウッドまで、一攫千金を求める人の行き先として知られとった。西へ向かう幌馬車の列のイメージは、今やカリフォルニア以外へ向かうU-Haul(引越しトラック)の列に取って代わられとるわ。この人口流出を止められへんもんやから、カリフォルニア州はまたしても遡及的な課税を弄び始めとる――州外に逃げたかどうかに関わらず、金持ちを狙い撃ちにしとるんや。

ようこそ、ホテル・カリフォルニアへ。「チェックアウトはいつでもできるけど、あんたはここを絶対に出られへんで」。

カリフォルニア州の民主党は長いこと、赤字財政を埋めるために金持ちから搾り取る、っちゅう同じジレンマに直面しとる:これらの個人とその財産は移動可能っちゅうことや。簡単に州を離れることができるし、実際に多くの人がそうしとる。最近も、カリフォルニア州が1分間に1人の納税者を失っとるって話をしたばっかりやな。

以前は、州を離れた人に税金をかけるって動きやった。今度は、億万長者税を導入しようとしとって、しかもそれを遡及的に適用しようとしとるんや。つまり、「州を出るかどうか決めかねてた」としても、もう遅い。去年の分まで税金かけられるんやで。

カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事は、2025年にカリフォルニアに住んどった約220人の億万長者を狙い撃ちにした、この遡及的な億万長者税を推し進めとる。これは、深刻な借金と浪費に直面した絶望感を示すだけやのうて、カリフォルニア州が高額納税者を州外に追い出しとるっちゅう認識の現れでもあるわ。

「2026年億万長者税法」は、10億ドルを超える個人資産に対して、一回限りの5%の税金を課すことになる。技術的には2026年の資産額を使うんやけど、2025年にカリフォルニアに住んどった億万長者に適用されるんや。

せやから、逃げようと思ってもアカン――少なくとも財産を無傷で持っていくことはな。

これは、「賢明な考えが勝利する」ことを願うて、長居しすぎた人への罰則やな。

この税金は、「貧しい人々から搾取しとる」として最も裕福な市民を攻撃する、多くの政治家にとってお馴染みの戦術や。

州が億万長者に対してこれができたら、財政規律か増税かっちゅう選択に直面したときに、低い税率の階層の人々にも同じことをする可能性が高いわ。

わての近刊本『Rage and the Republic: The Unfinished Story of the American Revolution』で論じとるように、この国の上位5%が「公平な分担を払ってへん」っちゅう誤った神話がある。せやけど、その議論はさておき、問題は長期的に見て、州が費やすコスト以上の歳入を生み出すか、っちゅうことや。これらの政治家が、「公平な分担を払ってへん金持ちを叩く」っちゅう公約で選挙運動をしとるから、多くの金持ちは、財政規律のある低税率の州への流出に続くやろな。

遡及課税と憲法

遡及的な課税の合憲性は、長い間論争の的になっとる。ランドグラフ対USIフィルム・プロダクツ事件(1994年)で、最高裁判所は宣言しとる:「遡及的な立法に反対する推定は、我々の法理に深く根付いとる... [e]公平さの基本的な考慮事項は、個人が法律が何であるかを知り、それに応じて行動を適合させる機会を持つべきやと指示しとる。確立された期待は軽々しく乱されるべきやない」。

ほとんどのアメリカ人は、明らかに億万長者やないけど、このような遡及課税の明白な不公平さは理解しとる。人々は、税金やその他の考慮事項を鑑みて、その州に留まるかどうか、どうやってお金を投資するかを決定できるはずや。この遡及課税は、政治家が前年の資産をタップすることで、納税者に対して「おとり商法」を許してしまうんや。

せやけど、合衆国対カールトン事件(1994年)では、裁判所は、1986年の税制改革法に含まれとった、従業員持ち株制度(ESOP)の株式売却に対する新しい遺産税控除について扱った。1987年1月にIRS(内国歳入庁)は、この法律に欠陥があることを発表したんや:納税者が死ぬ前に株式を所有することを義務づけてへんかったんや。新しい法律は1987年12月に、1986年の法律に遡及的な効力を持って可決された。

最高裁は、この14ヶ月間の遡及適用を却下するのを拒否した。「控えめな変更」と呼んで、裁判所は、IRSが立法的な修正を求める通知を迅速に出したこと、そしてこの法律が意図せざるエラーを本質的に修正したものやっちゅう点を指摘した。せやけど、それでも裁判所の一部には不安を残し、サンドラ・デイ・オコナー、アントニン・スカリア、クラレンス・トーマスといった判事らは、「おとり商法の課税」に警鐘を鳴らしたんや。鍵となったんは、通知と、わずか1年間の適用にとどまったっちゅう事実やった。

一部の遡及課税は却下されとる。たとえば、ブロッジェット対ホールデン事件(1927年)では、12年間の遡及性が「あまりにも恣意的で気まぐれであり、財産没収に等しい」として却下された。

裁判所は、この分野を相反する根拠と判決がごちゃ混ぜになった状態のままにしとる。せやけど、遡及課税がそれ自体で違憲やない、とはっきりしとる。ウェルチ対ヘンリー事件(1938年)では、裁判所は遡及課税を支持し、結果は「遡及的な適用があまりにも苛烈で抑圧的であり、憲法上の制限を侵害するかどうか」にかかると判断した。そして、こう強調しとる:

「法令の遡及的適用が、合理的な手段によって促進される正当な立法目的によって裏付けられとる限り、そのような立法の賢明さに関する判断は、立法府と行政府の排他的な権限内に残る...」

この合理的根拠のテストは、州が不合格になるんは難しい。せやけど、カリフォルニア州は、裁判所にこの分野を再検討させて、州によって遡及的に搾取される市民のためにもっと具体的な保護を提供することを強いるかもしれへん。

それまでは、ホテル・カリフォルニアへようこそ:

最後に覚えてるのは、 ドアに向かって走ってたこと 以前いた場所へ戻る 通路を探さなあかんかった

「落ち着きなさい」と夜の男は言った 「我々は受け入れるようにプログラムされてる チェックアウトはいつでもできるけど あんたはここを絶対に出られへん」


https://www.zerohedge.com/weather/noreaster-dumps-snow-across-interior-northeast-another-winter-threat-looms

東北寒気団、北東部の内陸部に雪ドサドサ - 次の冬の脅威も迫っとる

2025年12月3日 水曜日 - 午前4時40分

火曜日に、強い東北寒気団が中部大西洋岸から北東部を通過したんやけど、ワシントンD.C.からニューヨーク市にかけてのI-95沿いでは、ほとんどが雨やった。せやけど、もっと内陸に入ったスクラントンからオールバニー、そしてメイン州にかけては、冷たい空気が湿気とぶつかって、これらの地域を積雪で真っ白にしたんや。

ニュージャージー州のフィル・マーフィー知事は、ハンタードン、モリス、パセーイク、サセックス、ウォーレンの各郡を含む州北部で非常事態宣言を出したわ。彼は、この地域の運転手に対して「注意して、警戒を怠らず、すべての安全プロトコルに従ってくれ」と強く求めとる。

今日の降雪は、オハイオ渓谷からペンシルベニア州中央部、キャッツキルズを通ってニューイングランド内陸部に広がる、狭いけど強烈な帯状に限られとる。一方で、I-95沿いの地域は、ほとんど雨になるやろ。

CNNの気象学者、デレク・ヴァン・ダム氏は、この嵐が海岸に近づくにつれて気圧が下がり続けたら、爆弾低気圧にまで発達する可能性がある言うとるわ。そうなったら、さらに強い風と、猛烈な雨や雪をもたらすことになるで。

オハイオ州からメイン州にかけて、数百万人が冬の気象警報のもとにおる。

次なる脅威:週末にかけてもう一つ冬のシステムが

今後について、AccuWeatherの主任気象予報士バーニー・レイノ氏は、金曜日の遅くから土曜日にかけて、別の冬のシステムが到着し、北東部の一部に雪をもたらす可能性があると警告しとる。

レイノ氏は言うた:「もし、週末の終わりに冷たい空気が北東部に強引に入り込みすぎたら、嵐は海へ逃げて、南東部ではほとんど雨、北の端っこで狭い範囲で雪、氷、雨、あるいは雪になるかもしれへん」。

せやけど、続けて彼は言うんや。「せやけど、もし冷たい空気が北東部で少しだけ控えめにして、嵐が大西洋岸に近づくにつれて発達するのを許したら、南アパラチア山脈やピードモントから、中部大西洋岸の内陸部、そしてニューイングランドの大部分にかけて、大雪が積もることになるかもしれへん」。

これより前には、天然ガス先物価格が、12月6日から10日にかけてアメリカ東部3分の2でより寒い天気になるっちゅう新しいモデル予測が出たことで、3年ぶりの高値に上昇しとるわ。さらに12月11日から15日にかけても、冷え込みが予想されとる。そのレポートも読んでな。


https://www.zerohedge.com/geopolitical/china-intel-officers-offering-western-govt-insiders-big-cash-low-level-information

中国の情報機関員、西側政府の内部人間に「ショボい情報」にカネ払っとる

2025年11月20日 木曜日 - 午前10時55分

The Bureauのサム・クーパーが投稿

中国の情報機関員が、ウェストミンスター(英国議会)の内部の人間に、驚くほどの大金を払うて、見た目にはショボい政治ゴシップみたいなもんを買い取っとるんや――LinkedInで「ヘッドハンター」を使って、カネを払う「調査タスク」をオファーしとる。事実上、キア・スターマー首相の政府内部に、イギリス国民を裏切るよう仕向ける誘惑を大量にばら撒いとるんや。これは、西側を弱体化させるための中国の長期的な関係構築の取り組みやて。

MI5(英国の防諜機関)が発行して議会内に回覧されとる、とんでもない新しいスパイ活動の警戒情報で描かれとるんは、こんなハッキリした状況や。それによると、中国の国家安全部(MSS)の職員は、「一見ショボい情報に対して多額の金銭的インセンティブを提供し、ターゲットとの関係を築き、非公開の機密情報にもっとアクセスするように仕向けようとする」んやて。

好まれとる支払い方法――中国での現金の受け渡しか、仮想通貨での送金――は、イギリスの政治家に対して、中国と繋がりのある者との金銭的な関係を持つ前に、よう考えろ、という警告として強調されとるわ。

普段は口が堅すぎるほど堅い防諜当局からの、この型破りな情報開示は、クリストファー・ベリーとクリストファー・キャッシュによるインサイダー脅威事件が潰れた直後に出されたもんや。この事件は、わてのところが広範囲に報道してきた、世代をまたぐスキャンダルで、スーツケースに現金を入れて渡した疑惑や、保守党議員の中にいる中国批判派にアクセスできるウェストミンスターの調査員を懐柔した、っちゅう話やった。MI5はベリーやキャッシュの名前は挙げとらへんけど、その手口の記述は、この事件で暴かれた手法の逐一のガイドとして読めるんや。

「保安局スパイ活動警告:MSSの工作手法と方法論」と題されたこのブリーフィングは、異例に露骨な言葉で、中国の秘密警察組織から来とる特定の「非常に活発な士官のグループ」が、いかに「イギリスの民主主義システム」――特に議会、そしてその周辺のスタッフ、コンサルタント、シンクタンクのアナリストのエコシステム――に侵入しようと努めとるか、を説明しとる。

MI5は、ズバリとした意図の表明から始めとる。中国の機関は、「戦略的な優位性を得るために、イギリスに関する機密情報を集めようと努めている」とし、この警告は「情報収集のためにイギリス議会を標的にしようとした最近の例」によって発動された、っちゅうことや。

この一文だけでも、キア・スターマー政権下でこの爆発的なインサイダー事件が取り下げられた理由を説明するメディアのリークと響き合うわな。このリークでは、上級国家安全保障担当者が、キャッシュとベリーのパイプラインを通じて非機密の政治情報が中国に漏れるリスクを軽視した、と報じられとる。イギリスのメディアの報道では、スターマー政権は、中国との貿易関係を維持するために、この破滅的なインサイダー事件を法廷で進めるのを止めた、と示唆されとる。この動きは、標的にされた議員を守れんかったことで、スターマー政権がファイブ・アイズ情報同盟を崩壊させるリスクがあると警告したアメリカ政府を激怒させとるんや。

MSSが欲しいもん――そして「取るに足らん」小ネタが大事な理由

イギリス当局へのMI5のこの鋭い警告の最初のセクションは、「何を標的にしとるんか?」という見出しや。

MI5は、MSSの職員が政治的および経済的な資料、「特に機密または非公開の機密性の高い性質のものが標的」やと言うとる。せやけど、肝心なのは、彼らは「価値があると考えられる情報に対する閾値が低い」ということや。彼らの情報収集活動は広範囲で持続的やから、「個々の情報がより広範な収集活動に組み込まれ、累積的な影響を生み出す」んや。

これは、まさにベリー/キャッシュのパイプラインが裁判文書で説明されとったやり方や。若い学者のベリーは、中国では潜在的な対中強硬派と見なされとった保守党議員に仕えとった元同僚の議会調査員から得た「リアルタイムの政治情報」を、「アレックス」として知られるMSSの担当者に流しとったとされる。イギリス当局が文書で明らかにしたところによると、これらの報告は後に中国共産党のトップにまで届いとったんやて。

この新しいMI5の文書は、どうやらこのエピソードからの警告を強調しようとしとるみたいやな。政治の内部の人間は、機密扱いではないからとか、「単なる議会ゴシップ」に感じるからといって、カネと引き換えに共有しても安全やと思い込むな、と警告されとる。

「誰を標的にしとるんか?」というセクションの下で、MI5は、選出された議員を遥かに超えた政治階級の地図を描いとる。「イギリスの民主主義システムに関する情報に直接アクセスできる個人が最優先の標的や」と文書は述べてる。可能な場合は、職員はそういった人々に直接接触する。せやけど、ベリー/キャッシュのモデルを繰り返すように、MI5は、MSSも「標的の社会的・専門的なネットワークと潜在的なアクセスを理解するために分析を行い、究極の標的から一歩離れた個人を懐柔する」と強調しとる。

この一文は、まさにクリストファー・キャッシュのことを簡単に説明できるわ。彼は、中国当局が将来の保守党のリーダーになる可能性があると見ていた人物で、リシ・スナク政権下で中国の浸透に対する法律を強化する方法を模索しとった著名な対中強硬派、トム・トゥーゲンハットのような昇り調子の保守党議員のために働いとった議会調査員やったんや。

保安局の評価は、中国の秘密警察が、議員だけやのうて、ウェストミンスター周辺のエコシステム全体を腐敗させようとしとることを明確にしとる。

議会スタッフは文書や非公開の通信の流れを管理しており、MSSに議会の内部機構のほぼリアルタイムの視点を与えとる。エコノミストは、大臣が頼りにする予測や政策オプションを形成し、それ自体で影響力のある知識人になり、中国に有利な議論を傾ける可能性がある。シンクタンクの従業員や政策アナリストは、後に閣僚のテーブルに届く草案や助言を用意し、政府の意思決定への早期の洞察を提供しとる。地政学的コンサルタントは、ビジネスと政治の接点におり、この警告と最近のアメリカの起訴状が強調するように、中国の商業的・外交的利益になる政策を提唱することで利益を得ることができる。そして、MI5の警告で特定されとる広範な専門家たち――研究者、ロビイスト、補佐官――は、議員や貴族院議員の周りの結合組織として機能し、中国の情報機関に、イギリスの政治の中核への間接的でリスクの低い、秘密のアクセスを与えとるんや。

ベリーの事件では、まさにこの「一歩離れた構造」――研究者が学者に情報を流し、その学者が今度は、イギリスへの投資を促進する中国のフロント企業を通じて働いとるMSSのエージェント「アレックス」に報告する――が、イギリス当局が言うには、保守党のリーダーシップ争いに関するリアルタイムの情報を、習近平の腹心である政治局常務委員の蔡奇(さいき)に伝えるパイプ役を果たしとったんやて。

MI5の警告は、国家安全保障法に基づく潜在的な刑事責任を明記しており、たとえ機密扱いではない情報であっても、外国の情報機関と共有された場合は起訴され得ることを強調しとる。中国の接触に巻き込まれたウェストミンスターの内部人間に適用される可能性のある3つの主要な犯罪を強調しとるで:

第1条 - 保護された情報の取得: 外国勢力のために、またはその代理として集められたあらゆる資料が対象や。正式に機密扱いじゃなくてもな。

第3条 - 外国情報機関の幇助: 敵対的な国家の情報活動を故意に助けるあらゆる行為を犯罪としとる。

第17条 - 外国情報機関からの物質的利益の取得: 情報と引き換えに、カネやその他の利益――旅行やコンサルティング料など――を受け取った者を標的にしとる。

ゼロヘッジ:2025年12月02日

https://www.zerohedge.com/geopolitical/witkoff-heads-moscow-revised-ukraine-peace-plan-after-tense-miami-meeting-focused

ロシア、ポクロウスク制圧を発表:プーチン・ウィトコフ会談直前

(2025年12月2日 火曜日 報告)

ロシアは月曜日、ウクライナ東部のポクロウスク(ロシア名:クラスノアルメイスク)と北東部のヴォウチャンシクを、自国軍が完全に制圧したと正式に発表した。

1. 戦場と政治の現状

ポクロウスクの戦略的意義:この都市は軍事兵站(へいたん)の重要拠点であり、長らく激戦地やった。今回の制圧によって、前線におけるロシアの軍事的優位性が疑いようのないもんになったと見られとる。ロシアのメディアはこれを「解放」として祝いとる。

発表のタイミング:クレムリンの制圧発表は、トランプ特使のスティーブ・ウィトコフはんが火曜日にプーチン大統領と会談し、改定された和平案を提示する直前という、極めて戦略的なタイミングでなされとる。

キーウの内部危機:戦線の崩壊が進む中、キーウ(キエフ)は戦争で最悪の政治危機に直面しとる。また、汚職スキャンダルが広がる中で、首席交渉役やったアンドリー・イェルマクが金曜日に辞任に追い込まれ、現在は前線に行ったと発表しとる(調査から逃げとる可能性も指摘されとる)。

2. 和平交渉の焦点(マイアミ会談)

日曜日にマイアミで開かれたアメリカ・ウクライナ代表団による和平協議では、以下が焦点やった。

事実上の国境線:ロシアとの「事実上の国境をどこに引くか」、つまり領土割譲のラインが、ほぼ唯一の議題として5時間にわたって集中的に議論された。

アメリカの目標:アメリカ側(マルコ・ルビオ国務長官が主導)は、戦争を終わらせることに加えて、ウクライナに長期的な安全保障(NATO第5条に似た保証)を提供し、将来の侵攻を防ぐことを目指す、と述べた。

難航する点:領土の譲歩(ドンバスとクリミア)と、安全保障の保証(特にロシアが将来のNATO軍事介入の可能性と見なす保証)が、引き続き中心的な難関となっとる。

3. 外交的主導権とヨーロッパの立場

主導権:交渉はトランプ政権が明確に主導権を握っとる。ウィトコフ特使は、キーウや欧州首脳との最新の協議内容を盛り込んだ文書をプーチン大統領に提出する予定や。

ヨーロッパの孤立:ヨーロッパは交渉のテーブルにもおれん状況や。これは、戦場での時間がウクライナにとって不利に刻まれとることを知っとるからやろう。

EUの認識:EU外務上級代表のカッラスはんは、「ロシアが交渉のフリをする状況から、ホンマに交渉せなあかん状況に持っていく必要がある」と述べるも、「Moon of Alabama」は、「19回の制裁でダメやったのに、20回目でできるんか?」と、その認識を皮肉っとる。

現時点では、年内の早期和平について公には楽観的な見方はほとんどない、というのが現状や。


https://www.zerohedge.com/geopolitical/nato-mulls-preemptive-strike-against-russias-hybrid-warfare-claims-more-aggression

NATO:「ロシアのハイブリッド戦争に対する先制攻撃」を検討

(2025年12月2日 火曜日 報告)

トランプ大統領の政権がウクライナの和平実現に向けた自制と緊張緩和を呼びかけとる最中に、NATOの最高軍事責任者が、ロシアに対するより積極的な対応、場合によっては「先制攻撃」の可能性について言及した。

1. NATO軍事委員長の提言と背景

提言の内容:NATO軍事委員長のジュゼッペ・カーヴォ・ドラゴーネ提督は、『フィナンシャル・タイムズ』に対し、ロシアのエスカレートするハイブリッド戦争(サイバー攻撃、妨害工作、領空侵犯など)に対応するため、NATOは「より積極的な措置(proactive measures)」を検討中であると述べた。

「先制攻撃」の位置付け:提督は、特定の状況と文脈において、ロシアの目標に対する潜在的な「先制攻撃(pre-emptive strike)」が防御行動として正当化される可能性があるとの見解を示した。

彼は「反応的(reactive)ではなく、より攻撃的または主体的(proactive)になること」を検討中やとしながらも、「法的な枠組み、管轄権、誰が実行するか」という基本的な構造的課題が残っとることを認めた。

東欧・バルト諸国の要求:複数の外交官や当局者が、モスクワに実際の痛みを与えるため、単なる「反応的」ではないより積極的な姿勢を求めている。あるバルト外交官は、ハイブリッド戦争は「彼ら(ロシア)にはほとんどコストがかからず、我々には多大なコストがかかる非対称なもんや」と不満を述べた。

2. 構造的な矛盾とリスク

裏側のエスカレーション:記事は、西側がロシアを標的にした何年にもわたる秘密の妨害工作を既に行っとったことが、ウクライナ戦争の継続的なエスカレーションの大きな原因の一つやと指摘しとる。ドラゴーネ提督の発言は、この核の言辞と脅威の高まりを、さらに逆方向へ進めることになる。

クレムリンの反応:クレムリンの報道官は、ドラゴーネ提督の発言を「極めて無責任な一歩」であり、「同盟がエスカレーションに向けて動き続ける用意があることを示している」として非難した。

若者の代償:和平プロセスがゆっくりと進む中でも、18歳から24歳の若者を含むウクライナの兵士が、多額の報酬に惹かれて前線に志願したにもかかわらず、甚大な損失を被り続けていることが、ロイター通信によって報道されとる。

EUの姿勢:EU諸国は、真の妥協を見つける代わりに、紛争を維持し続ける方法を模索しとる、と指摘されとる。

戦力の分断:ブルームバーグの報告によれば、NATOは「トランプ大統領が米軍の欧州配備を削減する」というシナリオを想定し、米国の限定的な支援しかない状態でロシアと対峙するシミュレーション(トランシルヴァニアでの戦争ゲーム)を準備しとる。

この状況は、トランプ政権の和平への意図と、NATO官僚機構のエスカレーションへの志向という、西側の構造的な対応の分断を示しとる。


https://www.zerohedge.com/geopolitical/france-uk-still-insist-sending-troops-ukraine-effort-sabotage-trump-peace-plan

英仏、ウクライナへの派兵継続を主張:トランプ和平案の妨害の動き

(2025年12月2日 火曜日 報告)

アメリカとウクライナの代表団がマイアミで停戦案を詰める「真の取引」が進んどる中、ヨーロッパ、特にフランスとイギリスが、ウクライナへのNATO加盟国の派兵を盛り込んだ和平案を主張し続けとる。この動きは、ロシアの「レッドライン」を意図的に踏みつけるもんや。

1. 構造的な対立軸:米国の和平 vs. 欧州のエスカレーション

米国の主導:トランプ特使のスティーブ・ウィトコフはんがプーチン大統領との会談に向かい、領土割譲(ドンバスとクリミアにおける事実上の国境線)を含む19項目の和平案を推し進めとる。アメリカは、長期的な安全保障の保証は、平和合意の成立後にする、という明確な条件(構造)を設定した。

欧州の抵抗:イギリスのキア・スターマー首相やフランスのエマニュエル・マクロン大統領は、ウクライナの将来の安全保障には「多国籍軍」が必要やとして、NATO加盟国の派兵を盛り込んだ独自の案を推し進めとる。

2. 派兵の具体的なリスクとロシアの立場

ロシアのレッドライン:NATO軍がウクライナの領土内に駐留することは、ロシアが軍事作戦開始の主要な理由としてきたことであり、断固として許容しない一線である。

英仏の具体的行動:

イギリス:当局者は、すでに偵察旅行に基づいて派遣する部隊を選定しとる。

フランス:マクロン大統領は、部隊が前線から離れた首都周辺や西部地域で活動できる、と提案しとる。せやけど、これもロシアのレッドラインを大きく超える行為や。

和平案の「穴」:

米国の原案:当初の28項目案は、ウクライナへのNATO軍派遣を明確に禁止しとった。

欧州の対案:リークされた欧州の対案は、「平時において、NATOの指揮下にある軍隊をウクライナに恒久的に駐留させない」という曖昧な表現に緩和された。この曖昧さが、NATO軍のローテーション(一時的な入れ替わり)という形で、派兵の可能性を残しとる。

3. 構造的な結論

欧州の意図:この記事は、この強硬な動きが、トランプ大統領の和平案を「妨害する努力」であると指摘しとる。欧州のタカ派は、トランプの和平案が進展するにつれて、さらにタカ派的になっとる。

直接戦争のリスク:クレムリンは、NATO軍のウクライナ駐留を決して容認しないとし、このような動きは西側との直接的な戦争に繋がる、と繰り返し警告しとる。

この状況は、「和平による戦争終結」という構造的な真実に抗い、「エスカレーションによる現状維持」を目指す欧州の勢力との間で、国際的な構造的な対立が深まっとることを示しとるで。


https://www.zerohedge.com/geopolitical/surgical-removal-organ-ukrainian-recruiter-arrested-allegedly-beating-conscripts

「外科手術で臓器を摘出せなアカンほどの暴行」を徴兵官が、徴兵対象者に対して行う、というこの事実は、「戦争のコストと暴力」が、誰の覚悟もなく、誰の責任もなく、最も立場の弱い者へ転嫁されとることの究極の具体例や。

1. 構造的な崩壊:国家の「内側の暴力」

この事件は、ウクライナという国家の「内側の装備」が崩壊しとることを示しとる。

暴力の責任転嫁:前線でロシア兵に殺されるリスクを負うべきは兵士や。せやけど、徴兵を拒否した男性が、自国の徴兵官によって外科的な臓器摘出という、一生消えへん傷を負わされる。これは、「敵と戦う」という本来の目的から逸脱して、国家の暴力機構が自国民に向かっとる、という構造的な裏切りや。

「氷山の一角」という事実:この徴兵センターの責任者が逮捕されたことは異例やけど、記事や以前から流出しとる動画が示唆するように、「路上で引きずり回し、鉄棒で殴り殺す」(ハンガリー系実業家の死亡事件)といった暴行、拷問、金銭要求は、組織的に行われとる可能性が高い。汚職対策の捜索が徴兵事務所で200か所以上で行われとる事実も、これが広範な構造的な問題であることを裏付けとる。

2. 民族問題という「構造的な弱点」

ハンガリーのオルバン首相が「こんな国はEU加盟にふさわしくない」と強く非難したんは、この事件が単なる個人の暴力ではなく、「民族差別」という構造的な弱点と結びついとるからや。

民族的な標的:ハンガリーは、トランスカルパチア地方のハンガリー系住民が、特に高い確率で徴兵の標的になっとる、と主張しとる。

オルバンの論理:オルバン首相は、「ハンガリー・ウクライナの二重国籍者」が殴り殺された事件を、「強制徴兵のせいで起こる国」として、ウクライナの人権と法の支配という「内側の装備」がEU基準を満たしとらへん、という冷徹な構造的な評価を、西側の「ウクライナ支持」というイデオロギーに突きつけとる。

3. 外交の「茶番」と「究極の代償」

NATOのトップが「先制攻撃」だの「もっと攻撃的に」だのという無責任なヤジを飛ばし、EU諸国が「和平を妨害して紛争を維持する方法」を探しとる。

この「安全な場所での論争」という茶番の裏側で、ウクライナ国民は、自国の暴力機構によって、文字通り「臓器を失う」という究極の代償を払わされとる。

「誰が、戦争の真のコストを負うのか」という問いに対して、この事件は、「無責任な官僚の発言」でも「和平案の修正」でもなく、「国家の暴力に晒された、最も無力な個人の肉体」である、という冷徹な真実を突きつけてきとるで。


https://www.zerohedge.com/political/multiple-failures-vetting-process-afghans-says-tom-homan

米国の移民審査の「大規模な失敗」:国家安全保障上の欠陥

(2025年12月2日 火曜日 報告)

国境管理責任者を務めたトム・ホーマンはんは、バイデン前政権下で行われたアフガニスタンからの避難民受け入れプログラム(「Operation Allies Welcome」)における審査プロセスに「大規模な失敗」があったと主張しとる。

1. 構造的な欠陥:審査の不備

過去最大の失敗:ホーマンはんは、この審査の失敗を「国家史上最大の国家安全保障上の失敗」と断じとる。

DHS監察官の報告:国土安全保障省(DHS)の監察官による2022年の報告書でも、当時の約8万人のアフガニスタン避難民の審査(Vetting)が不完全やったことが指摘されとる。

身分証明の欠如:多くの避難民が有効な身分証明書や渡航文書を一切持っとらんかった。

記録の不備:約8万9千人の記録を監査した結果、1万1千人以上が誕生日を「1月1日」と記録しとった。

不明確な文書:3万6千件以上の記録で、渡航文書の種類が「ファシリテーション文書」と記載されとったにもかかわらず、CBP(税関・国境警備局)はその文書が何を意味するのか定義できへんかった。

2. 失敗の具体的結果:武装襲撃事件

事件の発生:11月26日、ウェストバージニア州でアフガニスタン出身の男性(ラフマヌッラー・ラカンワル容疑者、29歳)による銃撃事件が発生し、州兵2名が負傷(1名死亡、1名重体)した。

容疑者の経路:この容疑者は、Operation Allies Welcomeを通じて入国した人物やった。この事件は、審査の失敗が現実に国民の生命と安全に影響を及ぼしとることを示す、究極の例として挙げられとる。

3. トランプ政権下の「覚悟」と対応

迅速な停止措置:この事件を受けて、現トランプ政権の国務省は11月28日に「アフガニスタン旅券でのビザ発給を直ちに停止」すると発表した。

亡命審査の停止:市民権・移民局の幹部は、「全ての外国人が最大限に審査・選別される」ことを保証できるまで、全ての亡命審査の決定を停止したと表明した。

対象国の指定:この亡命制限措置は、アフガニスタン、イラン、ソマリアなど、トランプ大統領が6月に「懸念される国」として指定した19カ国が対象になっとる。

4. 国境の「構造的な真実」

ホーマンはんは、国境の安全性についても構造的な比較を行っとる。

前政権下の流入:前の政権下で、約1,050万人の不法移民が入国しとる。これには、「Gotaways(当局に捕捉されずに国境を越えた者)」の200万人以上が含まれへん。政府は「Gotaways」については何の情報も持っとらん。

現政権下の管理:現政権の政策によって、国境は「史上最も安全」な状態にあると主張。1日あたり最大1万2千人もの不法入国がなくなり、10月には6ヶ月連続で国境での「解放ゼロ」を達成した。南西国境での逮捕者数も、前政権の月平均と比べて約95%減になっとる。

この問題は、「誰が自国に入国するかを知る」という国家安全保障の最も基本的な「装備」が欠落しとる状態が、実際に国内で暴力を生み出しとるという、冷徹な現実を示しとる。


https://www.zerohedge.com/geopolitical/iran-captures-another-tanker-strait-hormuz-fuel-smuggling

イラン、ホルムズ海峡でタンカー拿捕:「燃料密輸」

(2025年12月2日 火曜日 報告)

イランのイスラム革命防衛隊(IRGC)は日曜日、ホルムズ海峡でエスワティニ船籍のタンカーを拿捕し、「密輸燃料35万リットル」を運んでいたと発表した。

1. 拿捕の具体的な構造

イラン側の主張:IRGCは、「密輸燃料」を運んでいたとして拿捕したと主張。乗組員13名は近隣諸国とインド出身や。以前にも11月初旬にマーシャル諸島船籍のタンカーを拿捕し、「不正な貨物」を積んでいたと主張しとる。

エスワティニの否定:これに対し、エスワティニは自国旗を掲げる権限のある船は存在しないとして、拿捕されたタンカーとの一切の関係を否定した。

地理的な要衝:タンカー拿捕の現場であるホルムズ海峡は、世界の石油輸送の約3割が通過する極めて重要なチョークポイントや。

2. 背景にある構造的な対立:核開発と制裁

緊張の高まり:タンカー拿捕は、イランの核開発プログラムを巡るイランと西側の緊張が高まる中で起こっとる。

核交渉の崩壊:6月には、オマーンの仲介によるイランとアメリカの協議が崩壊した。その原因は、イスラエルとアメリカによるイランへの攻撃やった。

制裁の再開:核交渉の崩壊を受けて、9月には国連の制裁(武器禁輸を含む)が再発動(スナップバック)された。これは、2015年の核合意に基づくメカニズムで、イランの核活動が制限された代わりに解除されとった制裁が元に戻った。

3. イランの構造的な圧力戦略

目的:イランは、核開発を「平和目的」と主張しとる。

国際的な影響:イランによるタンカー拿捕は、原油価格の急騰という形で世界経済に直接的な影響を与えかねへん。


https://www.zerohedge.com/political/cias-color-revolution-against-nation-its-supposed-serve

CIAの「カラー革命」論:トランプ政権と「ディープ・ステート」の対立

(2025年12月2日 火曜日 報告)

この記事は、CIAを「ディープ・ステート(The Blob)」の核心と位置づけ、同機関がトランプ大統領と「トランプ主義」を破壊するために「10年にわたるクーデター」を仕掛けとる、という見解を提示しとる。

1. 構造的な対立の核心:CIA vs. トランプ

「ディープ・ステート」の定義:CIAは、「ディープ・ステート(The Blob)」の鼓動する心臓部であり、民主党とネバー・トランパー(RINO)が下請けとして動いとる。

CIAの「資金源」と「活動」:

資金源:CIAの「ブラック・バジェット(裏金)」を賄うため、麻薬カルテル(特に1980年代から続くナタ・パイプライン)を利用しとる。

活動:この裏金が、選挙干渉、国内外の政治の歪曲、そして「法廷闘争(lawfare)」や「同性愛共産主義者のストリート活動」の背後にあるNGOを財政的に支援しとる。

ジョン・ラトクリフCIA長官の役割:トランプ政権下のラトクリフ長官は、この「悪魔的な恐喝運営」を組織的に解体しとる最中やと示唆し、彼が沈黙しとるのも、この危険なゲームに関わっとるからや。

2. トランプの「解体行動」とベネズエラ

トランプ大統領は、CIAの超憲法的な権力と影響力の中核機構を叩き潰そうとしとる。

ベネズエラへの圧力:空母ジェラルド・R・フォード打撃群がベネズエラ沖に待機し、ベネズエラ領空が閉鎖されたのは、ニコラス・マドゥロ大統領の1.5兆ドル規模の「太陽のカルテル(Cartel del Sol)」作戦を差し押さえる準備や。

サーバーと証拠の押収:トランプ大統領は、カラカスに米軍を「非常に早く」投入し、Smartmaticのサーバーやカルテルの麻薬台帳など、長年にわたる不正の証拠を押収する意図を示唆した。

過去との関連:このカルテルには、ビル・クリントンが知事やった頃のアーカンソー州メナで起こったコカイン密輸の「カウボーイ時代」から関与しとるCIA職員が関与しとるはずや。

3. 構造的な混乱と事件の関連付け

記事は、最近の事件を「ディープ・ステート」の最後のあがきとして関連付けとる。

「扇動的な6人」の失敗:民主党議員による軍の反乱を煽るビデオ(「Seditious Six」)は裏目に出た。この記事は、マーク・ケリー上院議員(元宇宙飛行士で退役軍人)が軍法の対象になる可能性がある。

アフガン難民銃撃事件との関連:元CIA職員であるエリッサ・スロットキン上院議員が、「国民が銃撃される」可能性について語った直後に、「元CIAが管理するアフガン難民」が州兵を銃撃した事件が発生。記事は、CIAが「彼らの資産」を追跡するはずやと指摘し、スロットキン議員にラングレーの古い同僚に尋ねるよう挑発しとる。

4. 提案される「解体」と「覚悟」

CIA職員への対応:この記事は、CIAの「カラー革命」に関わった職員を、リンカーン暗殺事件の共謀者と同じように軍事法廷で裁き、絞首刑に処すことも検討すべきや。

JFKの予言:故ジョン・F・ケネディ大統領が1963年に「CIAを千の破片に砕いて風に撒き散らしたい」と述べたのは正しかった、と結論付けている。