2021年9月6日月曜日

アフガン人がアメリカの難民収容所のメシにけちをつけたらしい

 https://www.rt.com/usa/534017-afghan-refugee-food-complaint/

アメリカ軍の通訳として暮らしていたハミード・アフマディ君(28歳)がツイッターで「文句を言うわけじゃないけれど難民施設の飯がまずい」と写真入りでつぶやいた。そしたら「しっかり文句ゆっとるやんけ」「(アフガニスタンに)お帰りのチケット代の一部なら喜んで負担しよう」なんてレスが大挙あったとのこと。元アフガン派遣軍人のおっちゃんいわく、

「礼の言いかたを習ったほうがええんじゃないか。あんたらアフガン人がよぉせん仕事をワシは18か月間やってきたわけだが、そのときの飯よりずっとマシじゃないか。」

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西はコーカサスから東はおそらくウィグルまでの広大な地域で、客人をもてなすべしというカルチャーがある。「客はアッラーの使い」というので、たいへん丁重なもてなしを受けて恐縮する人はあまりいないようで、「我こそ神の使い」とばかりにやりたい放題わがまま放題、というのがアフガンからパキスタンあたりではよくある。

イスラマバード時代の盟友アリーさんがたしか犠牲祭のころにいわく、「パシュトゥー人はツラいよ。」「うちの奥さんなんてずっと料理してて、寝たのが朝4時だぜ。」「親族が来てるんだ。」

我輩の限られた経験でも、イランにやってきたアフガンの研修生をお世話したとき、かなりあからさまに客人ヅラしてやがる、という印象をもったことがある。

というわけで、上述のハミード君は通訳をやっていたはずなのに、異文化について認識不足のようだ。ま、それはアメリカさんもお互いさまなのだが。

空港に殺到したアフガン人のほとんどがそう考えているのかもしれない。いや、きっとそうに違いない。