https://www.zerohedge.com/weather/ntsb-finds-very-very-significant-evidence-miles-doomed-learjets-crater
日曜にフロリダ州グリーンエーカーズの住宅地に墜落して、乗っとった9人全員が亡くなったリアジェット60の左の昇降舵(エレベーター)が、ほぼ見つかったんや。3つに分かれて、墜落地点から1.3?3.8マイル離れたとこに散らばっとった。地面にぶつかる前に機体がバラバラになり始めとった、いうことの一番はっきりした証拠やな。
国家運輸安全委員会(NTSB)のトム・チャップマン委員が火曜に記者団へ、「あの部品が見つかったんは、めっちゃめっちゃ重要な証拠や」て言うた。昇降舵は機首の上げ下げを制御する部品で、これがなくなったから操縦不能になったんか、急降下の力でもぎ取られたんかは、まだ分からん。「もうちょっと分析がいる」とのことや。仮にくっついたままでも、あの落下の速さでは乗員が機体を引き起こせたとは思えん、とも言うとる。調べによると機体は認証された最高速度を超えとって、連邦航空局(FAA)は、地面に当たったときの速度を秒速約350フィートて言うとる。
昨日も伝えたけど、飛行制御面が墜落現場から数マイル離れたとこで見つかったて話がネットで出回っとって、航空ウォッチャーは「マック・タック」(音速に近づいたジェット機に出る機首下げの現象)が原因かもしれん、て言うとった。火曜にNTSBが、尾翼の部品が穴から何マイルも離れたとこに落ちたのを確認したんや。エポック・タイムズによると、最後の瞬間の動画の静止画では、衝突前に水平尾翼がまるごと尾部の上から消えとるように見える。ほかにもドライブレコーダーの映像と複数の目撃証言があって、機体の状態を理解するのに役立つ、とチャップマンは言うとる。
現場はトランプのマール・ア・ラーゴから10マイルも離れてへん。シークレットサービスの作戦との関連を聞かれたチャップマンは、ズバッと「つながりを示す証拠はない。完全な偶然や」て答えとる。
機体の登録番号はN722BD。日曜の東部時間午前10時37分ごろ、オースティン・バーグストロム国際空港を出て、バハマのノース・エルーセラへ向かっとった。高度約3万5,000フィートで、乗員は軽い着氷と中程度の乱気流を報告して、3万7,000フィートへの上昇を求めた。管制が承認して30秒もたたんうちに、降下しとる言うて遭難信号(メーデー)を出したんや。AP通信によると、無線では「オーバースピード状態や、毎分2万フィートで降下しとる」と言うとった。
日曜に伝えたとおり、フライトレーダー24の最後のADS-B信号は高度8,750フィートで、降下率のピークは毎分3万2,000フィート超。レーダー分析では、午後12時48分ごろにウェリントン近くの雷雲の中心におった。雷雲に突っ込んだかどうかは分からんけど、チャップマンは天候が重要な焦点のままやて言うとる。
亡くなったんは、オースティンのテック起業家アダム・ロビンソン(45)、妻のヘレン・シャープ(40)、子どものエマ(4)とチャーリー(2)、一家のナニーを含む同乗者3人、機長のジェフ・グレゴリー(55)、副操縦士のナタリア・ガデルハ・フィリゲイラ(20)や。APは、フィリゲイラの免許はこの飛行の機長を務めるための資格やなかった、て報じた。昨日書いたとおり、航空弁護士のザカリー・ゴーウィッツは、無線を担当しとったからいうて操縦桿を握っとったとは決めつけんようにと注意しとる。機体は製造から22年で、ABCニュースによると、アウローラ・アビエーション(アッパー・ジェッツの名で営業)が所有しとった。
地上では、近所の住民約600人が避難して、車に乗っとった男性が脚にケガをした。火曜の朝には、不安定な電柱が撤去されて、水がたまった衝突の穴での作業に入れる状態になった。捜査官は早ければ水曜に穴に入る予定で、衝突の力が大きいから、さらに機体の部品が見つかるとしても細かい破片やろ、とチャップマンは見とる。
整備記録では、コックピット・ボイス・レコーダーが取り付けられとったことになっとるけど、最後の飛行で積んであったかは分かってへん。予備報告書は約1か月後、推定原因の判断は1年以上かかる見込みや。
リアジェットが昇降舵をなくしても生き残った例もある。2006年12月、L-3コミュニケーションズ・フライト・キャピタルが運航しとったリアジェット36が、晴天のサンディエゴ沖で右の昇降舵をなくしたけど、パイロットが翼を水平に戻して、ノース・アイランド海軍航空基地に無事着陸したんや。
https://www.zerohedge.com/economics/major-steakhouse-chains-largest-franchisee-files-bankruptcy-debt-explodes
アウトバック・ステーキハウスの米国最大のフランチャイジーが破産申請して、カジュアルダイニング業界にまた大きな打撃が来た。何年も続いたコスト高、客足の減少、借金の膨らみの末や。
サンディエゴ拠点のアウト・ウェスト・レストラン・グループ(サーカ・トローバ・レストラン・グループの名でも知られとる)が、月曜にデラウェア州で連邦破産法11条の保護を申請して、西部5州の61店舗が破産手続きに入った。ロサンゼルス・タイムズによると、借金は2020年の2億6,900万ドルから、2026年には約4億4,900万ドルに膨らんどる。
CEOのデビッド・ゴロンキンは、裁判所への提出書類で「客足と収益は減り続けて、食材費、人件費、その他の製造コストは上がり続けた」て言うとる。従業員の半分以上がカリフォルニア州で働いとるから、同州の最低賃金の上昇が大きな問題やった。新型コロナも追い打ちで、売上が約35%落ち込んだんや。
アウトバックの親会社ブルーミン・ブランズは、買収に動く準備をしとる。破綻したフランチャイジーの資産を2,630万ドルで買う提案に加えて、最大550万ドルの緊急融資も出す、て言うとる。同社の広報は「これはフランチャイジー個別の状況や」とコメントした。61店舗は破産手続き中も営業を続ける見込みや。
その数週間前にも、別の大手のフランチャイジーが破綻しとって、アメリカの外食業界にかかる財務的な圧力が強まっとるのがはっきりしとる。ウェンディーズ最大級のフランチャイズ運営会社メリテージ・ホスピタリティ・グループは、2025年に3,150万ドルの赤字、2026年上半期にもさらに2,310万ドルの赤字を出して、9月17日に連邦破産法11条を申請した。売上の弱さ、積極的な値引き、効果の薄いマーケティングが原因やて会社は言うとって、牛肉の価格の高止まりも苦しさに拍車をかけた、いうことや。
https://www.zerohedge.com/geopolitical/tehran-gloats-over-heavy-defeat-trump-americans-said-no-war
(更新:東部時間11時10分)政権の最上層で、予想どおり、すぐに責任のなすり合いが始まった。JD・ヴァンス副大統領が水曜の朝に、イラン戦争が中間選挙で「負けた理由」やとズバッと言うたんや。「エピック・フューリー作戦」の始まりの数日、またその直前に、ホワイトハウスの大統領執務室での議論で反対意見を出しとった、と前のニューヨーク・タイムズの報道にもある。
国債利回りは、原油価格の下落で少し下がっとる。
ヴァンスはXで、世論調査員を引いてこう書いた。「イランとの戦争、インフレ、アメリカとイスラエルの関係が、有権者を共和党から離れさせた。」党から離れた有権者は、イランとの戦争を終わらせて、暮らしやすさに集中して、「アメリカ・ファースト」にして、「イスラエルとの関係を変えること」を望んどった、とも言うとる。「みんな、なんで負けたか分かっとる」て言うて、「これからどこへ行くか」について「正直な対話」を呼びかけとる。
トランプが言い張る路線とはぎこちなく決別するような長いX投稿の続きでは、こう書いとる。「わしはこの国にまだ希望を持っとる。怒っとって『だから言うたやろ』て言いたい人らには、その通りや、あんたらは確かにそう言うた、て言いたい。その怒りを、あんたらと同じ世界観を共有する共和党員を当選させるのに向けてほしい。選挙結果に腹を立てとる人らも、腹を立てて当然や。その怒りを持って、この国を救う仕事に戻ろう」。
民主党が下院を握って、上院でも多数派になる中で、米軍筋の話として、タイムズのラリサ・ブラウンは、イラン戦争をめぐる軍内の不満の高まりを背景に、ヘグセス国防長官が民主党に弾劾されるか、トランプに解任される可能性がある、て報じとる。原油は急落や。
当面は、イランの高い警戒態勢と報復の準備は、ホルムズ海峡の支配をめぐってアメリカ軍と向き合う中で、ほとんど変わらんと見られとる。けどイランの指導部は「言うたとおりやろ」いう論調で、民主党が上院を取り返して下院も圧勝したことで、政治のツケがアメリカに回ってきたと胸をなで下ろしとる。
イラン国会のガリバフ議長は水曜の朝にXで、アメリカ人は投票で「戦争にノー」と決定的に言うた、テヘランもそのメッセージを支持する、と述べた。「良心からか、生活費のためかを問わず」アメリカの国民が戦争を拒んだ、とも言うて、トランプ政権が民意に逆らえば「悪夢」になると警告した。「もしアメリカ政府が、国際的なパトロンや恐喝者に仕えるために国民の意思を裏切るなら、わしらの『ノー』には悪夢がついてくることを思い知るやろ」とのことや。
イランの最高指導者モジタバ・ハメネイは、11月4日を「世界的傲慢と戦うイラン国民の日」とするメッセージを出して、アメリカの党派や派閥が入れ替わっても、ワシントンのイランへの基本的な「敵意」は変わらん、と国民に注意した。「覇権的な体制の行動が、党や派閥の入れ替わりで変わるかもしれんと、わずかでも希望を持っとる者や、アメリカに譲歩したらイラン国民への敵意を捨てさせられると信じとる者がおるなら、深刻な間違いや」「アメリカは自分らの覇権の終わりを遠いと見とる。わしらは近いと見とる」て、イランの国営メディアで流れた声明で述べとる。
NBCは、トランプ率いる共和党の中間選挙での大敗は、イランでは「満足げな顔」で迎えられた、アメリカとイスラエルが自分らに仕掛けた戦争への拒絶やと位置づけとる、と観察した。イランの国営メディアは水曜、勝ち誇っとる。革命防衛隊系のタスニム通信の見出しは「イランへの戦争が共和党の中間選挙敗北の大きな要因に浮上」。国営IRNAは、トップに「トランプとその支持者の大敗」の見出しを掲げて、とくに戦争が原因で「トランプ大統領への前例のない不満」が出とる、と主張した。ポリティコはさらにこう観察しとる。ワシントンの反戦の活動家らも、火曜の投票はテヘランの勝ちやとすぐに宣言した。反介入主義のクインシー研究所の共同創設者トリタ・パルシは、SNSでこう書いた。「中間選挙で勝ったのは民主党やない。イランや」。
こんだけあっても、トランプ大統領は、自分はイラン戦争を始めたんが正しい決断やったと「完全に確信しとる」て言うとる。FOXには、イラン戦争での不人気が共和党の大敗の理由の「一部」やとは言うたけど、「選択肢はなかった」し、イランに核兵器を持たせんためにやったんや、と主張した。ポリティコにも別に、長い目で見て正しい判断やったと「完全に確信しとる」て言うて、歴史の長い流れの中で「必要」やったと位置づけとるんや。
https://www.zerohedge.com/political/how-historic-blue-tsunami-could-end-tears-democrats
How The Historic Blue Tsunami Could End In Tears For Democrats
民主党は、ここ数十年で最大級の中間選挙の勝利を祝っとるけど、歴史的な大勝には、嫌な二日酔いがついてくるかもしれん、いう話や。
火曜の選挙での民主党の大幅な議席増は、トランプ大統領への大きな叱責になった。イラン戦争、ガソリン価格の高騰、生活費への有権者の不満が、全国的な民主党の躍進を後押ししたんや。
ただ、ニューヨーク・ポストのアイザック・ショーアは、論説で、民主党の最大の勝利がすぐに次の政治的な頭痛の種になりうる、と論じとる。問題は単純で、トランプはどこにも行かへんことや。議会を民主党が握っても、トランプの拒否権があるから、党は立法の議題を実現できん、とショーアは言う。「トランプ大統領がホワイトハウスにおって拒否権のペンを握っとる限り、民主党は主要な議題のどれも押し通されへん」。もう一つの問題として、「党の議員団は、トランプの任期の残りの日々に、彼と協力するのを許さん」とも書いた。
ショーアは、エネルギー生産、移民取り締まり、政府支出で、民主党が取引できるかもしれんと見とる。けどコラムニストは、党が対決を優先すると予想しとって、「残念ながら、有権者のための仕事は何もせえへんで、口だけになるやろ」と書く。移民、支出、気候政策、トランスジェンダーの女子スポーツ参加といった分断を生む争いを蒸し返す恐れがあって、トランプの2度目の弾劾に動く可能性もある、とも警告した。締めくくりは、後で的中するかもしれんこんな警告や。「けど民主党は、自分らが本当は何者かをアメリカ人に思い出させることで、何年も続く二日酔いを自分らで作る可能性も同じくらいある」。
共和党は、長く牙城とされてきた州で、上院の大敗を重ねた。テキサスでは民主党のジェームズ・タラリコがケン・パクストンを倒して、カンザスではアダム・ハミルトンがロジャー・マーシャル上院議員を破った。最大の衝撃はサウスカロライナで、アニー・アンドリューズが、故リンジー・グラハムの妹のダーリーン・グラハム上院議員を破った。民主党は全国の下院選挙区も取り返して、上下両院を押さえたんや。
ただ、ショーアの論に水を差しかねん意外な展開もあった。トランプが昨夜、すでに民主党の指導部と話をして、協力する意向を示したんや。ポリティコのダシャ・バーンズに、「民主党と協力して、国のためにうまくいくようにするで。大事なことや。向こうから電話してきて、協力したい言うとる」て語った。「わしには全部に拒否権を使う権利があるけど、2年間座って全部拒否するだけはしたない。向こうも、物事が動くのを見たいはずや」と。
けど民主党は今、トランプ政権を調査して、法案を止める力を手にして、もう強気の発言をしとる。ロバート・ガルシア下院議員(民主・カリフォルニア)は、トランプと共和党の同盟者に向けて、すぐさまズバッとした2語の警告を出した。「弁護士を用意しとけ」や。
https://www.zerohedge.com/energy/global-diesel-crunch-set-last-well-2027
Global Diesel Crunch Set To Last Well Into 2027
オイルプライスのツベタナ・パラスコバの記事や。
アジアの原油輸入は、10月に日量2,639万バレルになって、戦争前の水準にほぼ戻った。ところが精製品の輸入は、戦争前より10%少ないままや。原油の流れは回復しとるのに、中東の製油所の被害、ロシアの供給の混乱、燃料の出荷の減少で、ディーゼルの不足は続いとる。精製マージンも高止まりや。世界のディーゼル不足は、製油所の整備の先送りと、中国の輸出の見通しの不透明さのせいで、2027年に入っても長引く恐れがある。
アジアの原油輸入は戦争前の水準に達したのに、ガソリンやディーゼルの中東からの輸入は、製油能力の低下で激減したままや。アジアの石油輸入の様子は今の世界の石油市場を映しとって、原油の供給は初夏の底から大きく増えて、中東からの流れもほぼ戻ったのに、ガソリン、とくにディーゼルの供給は、2月末にイラン戦争が始まってから急に落ちた。
中東の製油所の稼働が減って、イランの攻撃でまだ止まっとる製油所もあるうえに、ホルムズ海峡を通る精製品の流れも減った。引火性の高い燃料の船から船への積み替えが、ずっと危険になったからや。それに加えて、ウクライナの製油所への攻撃によるロシアの燃料不足と、ロシアのディーゼル輸出の途絶が、世界のディーゼル問題を悪化させて、第3四半期に精製マージンと小売価格を過去最高に押し上げた。この不足は第4四半期にも続いて、2027年に入っても続く可能性がある、とアナリストは言う。春に、今年から先送りされた、とうに必要な整備が、生産を最大にするために多くの製油所で必要になるからや。
世界最大の石油輸入地域アジアの原油と製品の輸入が、世界の石油市場の状態を物語っとる。
「2つの市場の物語」
Kplerのデータをロイターのコラムニストのクライド・ラッセルが引いた分によると、アジアの原油輸入は10月に日量2,639万バレル(bpd)に跳ね上がって、前月の2,424万bpdから増えた。戦争前の3か月平均の2,700万bpdとほぼ同じ水準と推定されて、これまでの紛争中の最低だった4月の1,900万bpdから39%増や。
ホルムズ海峡を通ってアジアに向かう原油は、4月はたった160万bpdやったのが、10月は740万bpdに急増した。戦争前の約1,300万bpdにはまだ届いてへんけど、サウジアラビアの紅海の港ヤンブーからの供給が増えとる。ここ数か月、アジアの製油所は、ホルムズ海峡で失った分を補うために、ロシアやアメリカ大陸からの原油輸入も大幅に増やしとる。
一方、アジアの軽質・中間留分の輸入は、10月にKplerの推定で約615万bpdで、まだ戦争前より10%低い。中東からの輸入だけやと、戦争前より18.4%低いまま。ただ、アメリカ大陸とアフリカからの供給が増えて、アジアの燃料輸入の合計は9月から増えた。
ディーゼル不足
ガソリンと、とくにディーゼルの供給は、原油の流れよりも制約されたままや。夏から、ディーゼルは石油市場で一番苦しい「バレル」で、急騰した精製マージンと卸・小売価格が世界でその制約を映しとる。原油の流れが戻っても、中東とロシア以外の製油所では、失われた能力を埋められん。北半球の冬に向けて、ディーゼルや他の中間留分の需要が増える時期なんや。
第4四半期のアジアの地域供給には、中国の近い将来の輸出政策が鍵になる、とアナリストは言う。スパルタ・コモディティーズの上級石油市場アナリスト、アビシェク・クマールは先週こう言うた。「中国はアジアで主な不確定要素のままや。10月のクリーン製品の輸出計画は9月より約50万トン少なかったし、11月のディーゼルとジェット燃料の輸出量はまだはっきりせえへん。中国の貨物がもっと出れば、アジアの需給は緩むかもしれんけど、承認と実際の積み込みについて、市場にはもっとはっきりしてほしい」。
世界の供給については、投資銀行と国際エネルギー機関(IEA)が、この不足が2027年の半ばまで続く可能性が高いと警告しとる。IEAは10月の最新の石油市場報告書で、中東危機が始まってから、世界の海上輸送の軽油・ディーゼルの輸出が大きく減った、と述べた。製油所の生産が減って、2026年の最初の9か月の輸出は平均で日量470万バレルになって、前年の同じ期間より10%、日量70万バレル減った。来年の初めに製油所の生産が増えても、ディーゼルと軽油の需給は「2027年に入ってもタイトなままで、中東からの製品供給の回復にかかっとる」とIEAは言う。「それがなければ、さらなる需要の抑制と、それに伴う重い経済的コストで需給のバランスを取る必要が出るかもしれん」。
モルガン・スタンレーも先月、世界の燃料市場は、少なくとも来年の半ばまで引き締まったままやろと言うとった。2027年の第2四半期は、製油所が今年から先送りした整備が、異常に多く予定されとるからや。同社のアナリストによると、来年の第2四半期の製油所稼働率の低下は、世界の春の整備で通常止まる能力の2.5倍で、現在停止しとる中東とロシアの能力より多いんや。
https://www.zerohedge.com/political/knives-out-hegseths-wife-reportedly-paid-trump-connected-firm-also-worked-lockheed
Knives Out: Hegseth’s Wife Reportedly Paid By Trump-Connected Firm That Also Worked For Lockheed
ピート・ヘグセス戦争長官の妻ジェニファー・ヘグセスが、去年、トランプとつながりのあるワシントンのコンサル会社ウォッチタワー・ストラテジーから報酬を受けとって、その会社が同じ年にロッキード・マーティンを顧客にしとった、いうことが、ヘグセスの年次財務開示報告書から分かった。水曜にポリティコのダニエル・リップマンが最初に報じたんや。
ポリティコによると、開示にはその会社でのコンサル業務は載っとるけど、報酬額は載ってへん。ジェニファー・ヘグセスは、フォックス・ニュースの元長年のプロデューサーで、故ロッキード・マーティン幹部の娘や。
ウォッチタワーは2025年1月に設立されて、戦略的助言、ロビー活動、広報を売りにしとる。顧客に元下院議長ケビン・マッカーシーと、共和党の実務家ジェフ・ミラー、アーサー・シュワルツ、ダン・コンストン、ブライアン・O・ウォルシュらが名を連ねとる。ポリティコ・インフルエンスによると、ロッキードは去年のウォッチタワーの顧客やった。今もそうかと聞かれたロッキードの広報は、はっきり答えんと、会社はたくさんの会社と日常的に仕事をしとる、とだけ言うた。
ウォッチタワーは、彼女は夫の職のためやなくテレビ業界の人脈のために雇ったと言うとる。広報は、保守系テレビメディアを動き回るのを手伝って、「どの顧客とも接しとらんし、防衛問題でウォッチタワーに助言もしてへん」と言う。今も勤めとるかは答えんかった。ペンタゴンの報道官ショーン・パーネルは、ヘグセス夫妻は「すべての倫理法令と規則を完全に守っとる」て言うた。ジェニファー・ヘグセスは、ポリティコの取材にコメントせんかった。ペンタゴン関係者の配偶者としては異例に目立っとって、夫の承認をめぐる戦いのときは、共和党の上院議員との面会にも同行しとったんや。
下院軍事委員会におって、2024年にトランプが最初に司法長官に指名したマット・ゲーツ元下院議員は、これを信じてへんかった。
「まな板の上」
このスクープは、共和党がすでに火曜の大敗の責任を誰かに負わせようと探しとった日に出て、ヘグセスの名前が出続けとった。CBSニュースが複数の情報筋の話として、トランプがヘグセスを留任させるべきかを側近に尋ねとるて報じとる。一方、まだ交代は決めてへんと言う筋もある。ある筋は、フロリダ州知事ロン・デサンティスの名前を挙げた。レームダック期に承認されて、1月5日の任期満了後に引き継げる、と。ホワイトハウスの補佐官の一部は、イラン戦争について助言したCENTCOMのブラッド・クーパー提督と、統合参謀本部議長のダン・ケイン将軍に責任が回る、と見とるて、CBSは伝えた。
ヴァンス副大統領は、敗北をまっすぐ戦争のせいにした。Xに「負けた理由は戦争や」と書いた。
内部の人間もフォックス・ニュースに同じことを言うとる。元ホワイトハウスのスタッフは、ヘグセスは「まな板の上」にいると言うて、ホワイトハウスの当局者は、結果は「イラン戦争がなければ、まったく違うものになっとった」と述べて、トランプは「レームダック期に」ヘグセスの責任を問うやろと予測した。政権の当局者は「トランプは一瞬で態度を変える」と注意した。
トランプは今のところ、ヘグセスをかばっとる。水曜にヘグセスを交代させるつもりか聞かれて、WJLAによると「いや、彼はめっちゃええ仕事をしとると思う」と答えた。マーシャ・ブラックバーンが知事選の勝利で空ける上院議席(テネシー州)にヘグセスが出馬する話を聞かれると、「そうしたらすごく人気が出るやろ」と言うた上で、「けど、そんな話は全然聞いてへん」と付け加えた。ホワイトハウスのアンナ・ケリー報道官はCBSに、トランプは「ヘグセス長官に全幅の信頼を置いとる」と言うて、パーネルは、ヘグセスは「トランプ大統領の任期の終わりまで、国防総省を率いることに100%コミットしとる」と述べた。
議会は、もっと厳しい。トム・ティリス上院議員(共和・ノースカロライナ)は、レームダック期の議会でヘグセスは「裁きの時」を迎える、と言うたて、ザ・ヒルが報じた。トーマス・マッシー下院議員(共和・ケンタッキー)は、レームダック期にヘグセスがまだ在任なら、弾劾決議案の採決を強行すると誓っとる。民主党の下院指導者ハキーム・ジェフリーズは、選挙前に「ピート・ヘグセスを街から追い出す」と約束しとって、民主党は今、両院を握っとるから、弾劾も選択肢に入っとる。ヘグセスが解任した海軍の提督が、火曜にナンシー・メイスのサウスカロライナの下院議席をひっくり返したんや。
前回、ペンタゴンのトップが中間選挙の犠牲になったんは、2006年に共和党が議会を失った翌日に辞任したドナルド・ラムズフェルドやった。
https://www.zerohedge.com/geopolitical/el-sayed-becomes-first-muslim-elected-us-senate-mocks-aipac-victory-speech
El-Sayed Becomes First Muslim Elected To US Senate, Mocks AIPAC In Victory Speech
ミドル・イースト・アイの記事や。
進歩派の民主党員アブドゥル・エルサイードが、水曜にミシガン州の注目の上院議席を勝ち取って、1月に就任したら、連邦議会の上院で初のイスラム教徒の議員になる。開票が80%進んだ時点で、51.8%対、共和党の対抗馬マイク・ロジャーズの46.2%と、余裕のリードで勝利宣言をした。AP通信が、東部時間午前2時27分(グリニッジ標準時7時27分)に勝利を確定したんや。
エネルギッシュな勝利演説で「皆さんの上院議員当選者としてここに立てて、とても誇りに思うし光栄や」と述べて、トランプ大統領とヴァンス副大統領に向けられた「イスラム嫌悪の中傷」を乗り越えられた、と言うた。「大統領が、名前や祈り方を公然とバカにしたんを、子どもにどう説明したらええか苦労した親御さんらには、明日、悪いやつらが負けたて伝えてあげてや」と、歓声と拍手の中で語った。「あいつらは、わしらの一部には小さすぎるアメリカを望んどる。わしらは、アメリカは全員が入れるほど大きいと知っとる」とも。ヴァンスとトランプの名前を出して、笑顔で拍手に応えながら、「JD、ハビービ、1月にあんたがわしの宣誓を執り行わなあかんのは憲法上の義務やいう、ええ皮肉があるな」と言うた。トランプには「ドナルド、わしの名前を呼ぶのに苦労しとるのは知っとる。1月にJDが宣誓させたあとは、ただ『上院議員』て呼んでくれたらええで」と言うたんや。
エルサイードの勝利は、アメリカ政治史の画期的な瞬間や。党の主流を驚かせた進歩派で、8月の民主党予備選では、親イスラエルのロビー団体に支えられたヘイリー・スティーブンスを僅差で破って、上院の進歩派の筆頭バーニー・サンダース(バーモント)に早くから支持されとった。AIPAC(アメリカ・イスラエル公共問題委員会)や他の親イスラエルのロビー団体は、数千万ドルを使って彼に対抗したけど、エルサイードはそこにはっきり挑戦した。
「わしらに4,200万ドルも使ったAIPACへ。2回もあんたらを負かすチャンスをくれて、おおきに」と言うた。「パレスチナの子どもらが、わしらの税金で殺されんと先祖の土地で育つべきやと信じたら、憎悪やて言われる。平等な権利、平和、尊厳、自己決定を信じるんは憎悪やない、愛や」とも。右派のネットの反応は「…ほんまにゾッとする」てなっとる。「わしらの税金はここで使ってほしい。アパルトヘイトやジェノサイドの戦争に送るために使いたない」とも述べた。
あの予備選は、普段は投票率の低い民主党予備選に、これまでより50万人も多い民主党の有権者が来るほど重要やった、と当時、ミシガン民主党のカーティス・ヘルテル委員長が言うとる。選挙戦の後半には、党の主流でいまも最も人気のある一人、バラク・オバマ元大統領の支持も受けたんや。
https://www.zerohedge.com/markets/everything-bubble-bursting-real-time
The Everything Bubble Is Bursting, In Real Time
ダニエル・ラカーリェの論評や。
何年も、とんでもないマネーサプライの伸びとマイナスの実質金利が、資産価格を不当な水準まで押し上げてきた。その結果の「すべてのバブル」が、不動産、プライベート・エクイティ、債券、株に広がった。そいつが今、弾けとる。
始まりは、割り高な評価の前提になっとる安くて潤沢な流動性が、急に蒸発するときや。財政の悪化が国の借入コストを押し上げて、エネルギーショックが購買力を圧迫して、金融引き締めが両方を悪化させる。ハイテク株が目立つ犠牲者や。けど、もっと深い危険は、金融システム全体の土台の価格の見直しにある。今わしらが経験しとるんは、最も低リスクと思われてきた資産、国債への信認の落ち込みが引き起こす、金融環境の急激な引き締めや。それが、過剰な流動性で一番得をしてきた株、つまりテック銘柄を直撃しとる。こういう会社は、短期の高成長と高い利益率のおかげで、金融インフレの純現在価値効果が一番大きい。引き締めの影響も、一番早く激しく受ける。
フランスは警告の例やったけど、氷山の一角にすぎん。10年国債利回りは10月に5.14%を超えて、2002年以来の高さや。アリアンツの推計では、公的債務は第2四半期にGDPの119%を超えて、財政赤字は5.4%に近づいとる。けど、フランスは、日本、英国、イタリアやスペインを含めたユーロ圏の大半の国債に加わる、もう一つの警告の兆しにすぎん。政治の混乱の裏には、政府が向き合うのを拒む財政の無責任に、補償を求める市場がある。
ホルムズ危機が始まってから、10年債の利回りは、フランスで150ベーシスポイント、アメリカで115、ドイツで83上がった。借り手は、エネルギーショックと国のリスクのショックを同時に抱えとる。守ると約束した政府が、資金調達を高くしてしもたんや。しかも国債市場の間の乖離は大きい。国債とブンド債の利回りは、投資家が安全を求めたあとで下がって、米ドルが一番安全な資産として戻ってきたのに、フランス国債は圧力にさらされたままや。多くの市場で突然の停止が起きとる。米ドルと米国債が世界の流動性を吸い込んで、資本が国債と成長株から同時に逃げとるからや。
起きとるんは、最も安全とされた資産、国債が一番リスクの高い資産の仲間入りをして、金融システム全体の資産の土台が値付けし直されとることや。ファンドマネージャーは、金利が上がって追証が増えて、現金を貯め込む必要に迫られとる。せやから金と銀も、リスクオフの環境で下がる。これはリスクオフ以上のもんで、流動性オフや。米ドルが唯一ほんまの避難先なんや。流動性は急速に蒸発しとって、投資家は、過去2?3年でプラスのリターンが出た資産を売らされとる。
そのうえ、FRBとECBは、10月に据え置くまえに、利上げをするというミスを犯した。大きな中央銀行は、利上げで流動性が崩れることはないと思とったのに、崩れた。高いエネルギーコストと地政学リスクに、弱い世界経済(先進国で強さを見せとるんはアメリカだけ)が重なっとる瞬間に、市場の足元から敷物を引き抜くようなもんやった。その評価は、過熱の議論を弱める。基調的なインフレはほぼ安定しとって、与信の需要も賃金も、エネルギーショックにほとんど反応してへんかったからや。
高い金利は、石油のバレルを生んだわけやないし、製油能力を拡大したわけでもない。むしろすぐに、投資と需要を抑える効果が出た……。市場は、巨大な数兆ドル規模の満期の壁のど真ん中で、これに直面しとる。アメリカでは2026年に9.7兆ドルが満期を迎えるし、アメリカを含むOECDの政府全体で14兆ドルの借り換えが必要や。満期を迎える国債は、ずっと高い金利で借り換えられて、市場の他の部分が必要とする流動性を全部吸い上げとって、高い金利で追証も、ほとんどのアナリストが恐れた以上の速さで増えとる。
さらに、レバレッジが驚くほどの規模で積み上がっとる。FINRAのデータだと、アメリカの信用取引残高は2026年9月に1兆4,800億ドルに達して、FRBが2022年3月に利上げを始める直前の水準より約77%高い。引き締めの最初は借入は縮んだけど、その後の拡大で、資産価格の下落にさらされる借金の残高がずっと大きくなった。担保の価値が下がると、証券会社は追加の証拠金を求めるか、ポジションを強制的に売る。せやから、評価の調整が強制売りのスパイラルになる。レバレッジをかけた投資家が現金を作るために売って、価格にさらに圧力がかかるんや。
金融引き締めと不利な供給ショックの組み合わせが、実体経済、銀行の資産基盤、市場で実際に使える流動性に、不当な圧迫を生んどる。国債の満期の壁が、投資家の資本へのアクセスを奪ったんや。テックの調整は、国債の下落に加わって、収益が崩れとるからやなく、突然で激しい金融引き締めの結果やと言えるんや。
マイクロソフトの9月期の売上は923億ドルで19%増、営業利益は21%増の459億ドル。OpenAIへの投資の影響を除いた調整後1株利益は18%増えた。メタの売上は646億ドルで26%増。けど、インフラ支出が現金を吸って、投資家がもっと速いリターンを求めるときは、強い売上があっても評価は守れん。アルファベットも会社固有の懸念があって、売上は25%増えたのに、純利益は25%減って、設備投資がキャッシュの創出に大きな影響を与えた。基調の成長が強くても、割引率と求められるリスクプレミアムが上がるとき、株価が大きく下がるんは全然おかしくない。株式は将来のキャッシュフローへの請求権や。求められるリターンが上がると、将来のドルは今日の価値がずっと下がる。過去の金融拡大の巨大な純現在価値効果は、金融引き締めからも巨大な純現在価値効果を生む。エネルギーという外部ショックの真っただ中で不当に行われるなら、なおさらや。先の利益ほど、この影響を受けやすい。せやから調整は収益を超えて広がって、資金調達コストと評価の圧縮に、資本集約的なAI投資への疑いがついてきとる。
波及の仕組みは即座や。国債価格の下落が担保価値を弱めて、一番さらされた機関に損失を生む。銀行はおそらくリスクを減らして、貸し出しを絞る。活動が弱まれば与信の質が悪化して、市場と実体経済への圧力が増える。含み損は、すぐには規制上の資本を減らさんけど、銀行はそれでも反応する。損失の認識が遅れても、経済的なエクスポージャーと資金調達リスクは残るからや。
ヨーロッパは企業が銀行にめっちゃ頼っとるから、とくに脆弱や。ECBの研究では、ユーロ圏の企業資産の約80%を占める企業が銀行の資金を必要として、大きな上場企業でも、外部資金の平均58%を銀行ローンで調達しとる。圧迫はもう明らかや。ECBの10月の調査では、ネットで5%の企業が銀行ローンの利用しやすさが落ちたと答えた。アメリカは深い資本市場が代替の資金調達ルートになって、銀行に頼る企業は20%だけや。ただ、資産価格が下がると株式での資金調達コストが上がって、広がったクレジットスプレッドが借り換えを難しくする。銀行との関係が強いままでも、資本へのアクセスは一瞬で消える。
最大の課題は財政支配(フィスカル・ドミナンス)で、そのせいでまた大規模な金融緩和とQEの波が来るかもしれん。問題はいつかや。政府の過剰な支出と借入が、中央銀行の引き締めをどんどん難しくして、高い金利は国の財政と、国債を持つ年金基金や機関を不安定にする。中央銀行はまだ引き締めを口にするかもしれんけど、市場の反応は違うことを言うとる。金利を上げるたびに経済的・政治的なコストが上がって、金融市場の不安定さと実体経済への影響を悪化させる。
せやから、わしは、強まるストレスが、流動性支援、資産購入、明示的な市場のバックストップの組み合わせで前例のない、異例の緩和サイクルを引き起こすと予想しとる。前にも言うたとおり、問題はいつかや。政府の財政支配は避けられへんから、中央銀行は動く。ただ、市場と実体経済の被害を抑えるには、遅すぎるかもしれん。しかもこの介入は損失を社会化して、財政の破綻状態とエネルギーの制約は解決されへんままや。
政府は使い過ぎて、市場は崩れて、中央銀行は警告のシグナルを抑え込む圧力に直面する。せやから、この引き締めへのありそうな対応は、また別の金融の津波で、金融資産の評価を救うかもしれんけど、新たなインフレ政策の爆発で、生活の苦しさをさらに悪くするやろ。これが中央銀行が直面する悪魔の選択や。前例のない規模の金融・経済危機を引き起こすか、自分らが作ったインフレの噴出を永続させるか。何もかものバブルを膨らませて政府の無責任を隠すと、こうなる。政府は酔っ払った水兵みたいに使い続けて、限界を全部無視する。中央銀行は、自分らが作ったインフレを、実体経済と金融市場を壊さずに抑えることはできん。いったん膨らませ始めたら、もう止められへんのや。