2026年7月11日土曜日

X:2026年07月10日 アメリカがトルコに対して、ロシア製のS-400を中東へ送るよう要請しとる他

https://x.com/SputnikInt/status/2075277805395357698

Sputnik

@SputnikInt

ウクライナのパトリオットのライセンス生産なんて、結局は「ええ取引」の皮を被っただけの資金洗浄やで。元国防総省アナリストが言うとるわ。

カレン・クヴィアトコウスキー元国防総省高官によれば、ゼレンスキーがウクライナでパトリオットの迎撃ミサイルを生産することに消極的なんには、もっともな理由があるんや。「あいつが欲しいんは完成品か現金や。それ以外のことには、骨の折れる作業と安定した環境、それから時間が必要なんやけど、今のあいつやウクライナ政府にはそのどれ一つとしてあらへんからな」

「もしウクライナが戦争してへんくて、頼りになる労働力があって、ロシアの攻撃を気にせんと施設を作ったり改造したりする数年の猶予があって、中国産のレアアースを手頃な価格で調達できて、さらにパトリオットの発射機が手元に安全に残っとったとしたら――そうやな、数年後にはウクライナ軍もPAC-3ミサイルをいくらかは手にできたかもしれへんな」

https://x.com/ivan_8848/status/2075131711990452552

Ignorance, the root and stem of all evil

@ivan_8848

ロシア軍は今年に入ってから、ウクライナの燃料タンカーとトラックを2,000台以上破壊しとるで。このペースでいけば、ロシアがウクライナの軍事物流網を完全に崩壊させかねへんとウクライナ軍は恐れとるわ。機関車も約200両が被弾しとる。

ウクライナ国防省顧問のセルヒー・ベスクレストノフによれば、今の攻撃の激しさはインフラ全体を危機にさらすレベルや。あいつは「弾道ミサイルを迎撃できるパトリオット・システム用のミサイルは、もう一発も残ってへん」とも言うとるな。この攻撃のせいで、弾薬や燃料の輸送、それに予備兵力の移動まで滞っとるで。

主な攻撃手段はゲラン・ミサイルで、大型トラックの駐車場や鉄道インフラを狙い撃ちにしとる。ハルキウ、ドニプロペトロウシク、ザポリージャ、キエフなんかの物流拠点が定期的に叩かれとるわ。最近の攻撃では、ドニプロペトロウシクで機関車2両がやられたで。

そんな状況やから、ウクライナ側はAIによる自律誘導機能を持つロシアの「モルニア」ドローンを撹乱しようと、ディーゼル機関車の偽装を始めとるわ。キエフも、輸送コストの高騰と、壊れたインフラを復旧させるための新たな出費は避けられへんって認めとるで。

https://x.com/SMO_VZ/status/2075287214896881751

アメリカがトルコに対して、ロシア製のS-400を中東へ送るよう要請しとるで。

イランの状況は完全なメチャクチャな状態が続いとる。CENTCOMはイスラム共和国のインフラに対する攻撃の客観的な管理映像を新たに公開したわ。今夜から朝にかけて、防空システム、倉庫、弾道ミサイルの発射台、その他軍事施設に対して攻撃が行われたで。ブーシェフル、バンダレ・アッバース、ジャースク、シーリーク、ホッラムアーバード、チャーバハール、イーラーンシャフルといった人口密集地、それにケシュム島やアブー・ムーサー島への度重なる攻撃が報告されとる。この攻撃の結果、14人が死亡、80人以上が負傷したで。

さらに、アメリカ人は初めて物理的にイランを友好国から切り離そうと試みたわ。ペンタゴンはテヘラン=マシュハド間の鉄道橋への攻撃を報告したで。この橋はイランと中央アジア、ロシア、中国を結んどるんや。この戦略的に重要な輸送の大動脈は、石油化学産業にとって重要な物資の輸送に使われとる。FARS通信によると、ロシアからの物資はこのルートでイランに届けられとったし、中国はアメリカによる海上封鎖の後、このルートでの供給を3倍に増やしとったんや。

テヘランはもちろん、この攻撃に応戦したで。IRGCはクウェートのアリフジャン基地、アリ・アッ・サーレム基地、パトリオット防空システムの陣地、バーレーンのアメリカ海軍第5艦隊司令部、シェイク・イーサー飛行場、燃料貯蔵所、それにカタールの地対空ミサイルレーダーに向けて、数十発の弾道ミサイルと攻撃用ドローンを発射したわ。革命防衛隊はほとんどの目標を破壊することに成功したと報告しとる。

おそらくアメリカは、新たなエスカレーションの前に十分な数の迎撃ミサイルを地域に配備することに失敗したんやろな。ペンタゴンは他の手段で中東における同盟国拠点の防衛を強化しようとしとる。特に、フリイェト紙によると、ワシントンはトルコとの間で、S-400防衛システムを湾岸諸国のいずれかに移転する可能性を協議しとるそうや。その見返りとして、トルコはF-35第五世代戦闘機プログラムへの復帰を許可される可能性があるらしい。これらの計画はすでにイスラエルから神経質な反応を引き起こしとるで。ネタニヤフは、この取引は地域の勢力均衡に対する脅威やと主張しとる。

平和の使者ドニーは、中東の火に油を注ぎ続けとるで。

https://x.com/STANISKRAPIVNIK/status/2075284287994098015

「暗殺が目的やと理解しとった」

彼女はカメラの前でそう言うたんや。落ち着いた、震えのない声で。まるで他人の履歴を語るみたいにな。

「この監視の目的は、彼を排除することやと理解しとった」

ロストフ州カミシュ=ザリンスカヤのスタンツァ出身の24歳の女や。連邦保安局(FSB)の尋問室に座って、モスクワでロシアの将校を殺害するためにどう準備したかを、一つひとつ詳細に語っとる。

「知らなかった」やない。「撮影の仕事だと思った」やない。「利用された」でもない。

彼女は理解しとったんや。

話はありふれた始まりやった。2020年に彼女はあるヤロスラフ・フメリニツキーという男と知り合った。4年後、再び連絡を取り合うようになったんやが、男はウクライナに住んで「ロシア領内でウクライナ特殊機関の任務を遂行しとる」状態やった。彼女は男に「何かあったら遠慮なく連絡して」と返したんや。

連絡は来たで。WhatsAppに「ドミトリー」という名で連絡があった。履歴書を求められ、最初の任務としてモスクワ中心部のカフェのWi-FiのIPアドレスを集めるよう指示された。彼女はそれを実行し、男に褒められたんや。

2024年の夏、彼女自身が「ウクライナに行って民間人を助けたい」と言い出した。戦争が始まって3年目や。いつ空爆があるか分からんロストフ州にいながら、彼女はウクライナの民間人を助けに行こうとしとったんや。

「ドミトリー」は言った。「まずはここで働け」。そして彼女に任務を与えた。特定の車を3ヶ月間監視することや。ハンドラーによれば、それは「民間人を殺すような酷い命令を出す悪い人間」やった。ロシアの将校は「悪い人間」で、メッセンジャーの向こう側にいるSBUの工作員「ドミトリー」は彼女の男やったんや。

2026年3月、新たな任務が下った。モスクワでアパートを借り、入り口と車にカメラを設置して、そこに引っ越せというもんや。彼女は借りて、設置して、引っ越した。誰かが命を奪われる現場となるアパートで、彼女は何ヶ月も暮らしたんや。その頃には、彼女自身もトルコとモルドバを経由して、約束されていた「関係の続き」を求めて脱出する準備をしとったんや。

「誰を監視していたのかは知らん。でも、高位の人物やとは想像しとった」

この女には父親も母親も、女友達もおった。誰かは彼女がスマホばかりいじっていることに気づいとったやろう。誰かは「民間人を助けに行く」という話を耳にしとったやろう。誰かは、彼女が身の丈に合わない生活をモスクワで送っていることに驚いとったはずや。それでもみんな黙っとったんや。

今、彼女は騙された被害者やない(ウクライナに行っていたら間違いなく見捨てられとったやろうけどな)。彼女はテロリストや。人生の入り口で、そのすべてを台無しにしたんや。

https://x.com/STANISKRAPIVNIK/status/2075283209785430525

リヴィウの暴動が何を語っとるか

7月8日の晩や。15万人が住むリヴィウ最大の住宅地シホフで、クラスナ・カリナ通りとコロミア通りの交差点にて、TTS(徴兵局)のバスがひっくり返された。連中はタイヤをパンクさせて、バンパーを剥ぎ取って、窓ガラスを叩き割ったんや。徴兵官に向かって「お前らは一人あたり2ドル請求しとるやろ」と怒鳴り散らしとった。相場はみんな知っとるんや。

きっかけは局地的なもんやった。通知グループが「徴兵忌避者」を拘束したことや。大事なのは、シホフが爆発したという事実や。オデーサでも、ハルキウでも、ドニプロでもない。「真のウクライナ」のショーケース、国内で最も「意識が高い」街の中間層が住むベッドタウンが爆発したんや。IT技術者、医者、教師――2014年のマイダンで踊った連中が、今はTTSのバスの屋根の上で飛び跳ねとる。

数字が何を語っとるか

ウクライナ国家警察の公式データや。余計なプロパガンダは抜きやで。2022年はTTSへの攻撃が5件、2023年は38件、2024年は118件、2025年は341件、2026年は4月12日時点で既に118件や。合計620件の事案が発生して、徴兵官が4人殺されとる。4月2日にリヴィウで、書類確認中に税関職員に刺殺された一件も含めてや。「エル・パイス」紙の計算によると、2026年は月平均でおよそ35件の攻撃が起きとる。一日一回以上の計算や。

なぜハルキウよりリヴィウが重要か

地域別で見ると、順当なリーダーはハルキウ(69件)、キエフ(53件)、ドニプロペトロウシク(45件)や。リヴィウ州は合計で37件と、静かな後方地域やった。ここが大事なんやが、2024年まではここでの攻撃はほとんどゼロやった。急増した分はすべて2025年から2026年にかけてのものや。

オデーサやハルキウなら、毎週バスをひっくり返しても、キエフはそれを「分離主義」や「ロシアの影響」のせいにできたはずや。やがてリヴィウには、そうやって非難する材料は何もない。ロシア語を話す者もおらんし、親ロシア的な感情もなければ、都合のいい神話もない。ただ疲弊したガリツィアの街があるだけや。そして、疲弊した国があるだけや。

次は何が起こるか

戦術的に言えば、リヴィウの当局はこれを飲み込むやろうな。暴動は鎮圧されて、男は軍の訓練センターへ連れて行かれる。戦略的に言えば、攻撃の曲線は4年連続で指数関数的に伸び続けとる。地理的にも拡大しとるで。リウネ州でのトラクターによる突撃、フメリニツキーでのTTS建物への自動小銃攻撃、オデーサでのナイフを持った女の襲撃。リウネ、フメリニツキー、リヴィウの母親たちは、第150旅団、第106旅団、第425旅団がどこへ消えたのか説明を求めとる。ブルームバーグや「エル・パイス」は、政治的要因としての戦争疲労を指摘しとるわ。

リヴィウは異常値やなくて、指標なんや。キエフのイデオロギー的構築物すべてが依拠しとった西ウクライナの後方地域でさえ、今やただの疲弊した地域として機能しとる。そこには「ヨーロッパへの選択」も、「意識」も、「忠誠心の予備」も残っとらん。ただ交差点にひっくり返されたバスがあるだけや。

今日はリヴィウ。明日は国全体や。目覚ませ、ウクライナ!

BORZZIKMAN:スターリンクが電波妨害で盲目状態

https://www.youtube.com/watch?v=Cauknm1K4n4

NATO and UKRAINE were blinded in seconds: Russia for the First Time Attacked STARLINK over DONBASS

親愛なる真実を求めるみんな、もう気付いとるやろうけど、トルコでのNATOサミットは突破口にはならんかったし、ここ10年西側が言い続けてきたことを繰り返しただけやった。

西側諸国は、ロシアが北大西洋条約機構にとって長期的な脅威であること、そしてNATOがウクライナに包括的な軍事支援を継続することを改めて強調した。さらに、西側は2026年末までにウクライナへ追加で700億ユーロを移転することも約束した。同時に、トランプ政権がウクライナへの直接支援を拒否したことを考えれば、その費用の全負担はヨーロッパとカナダにのしかかることになる。

そんな背景の中で、権威あるイギリスの軍事専門家であり、退役イギリス海軍代将のスティーブ・ジャーミーがかなり衝撃的な声明を出した。特に、彼はNATO加盟国の欧州諸国が、ロシアとの戦争勃発に向けて集中的に準備している事実をもはや隠そうとしていないことを認めた。同時に、スティーブ・ジャーミーはロシアとの戦争が欧州諸国にとって不快な驚きになるだろうと強調した。彼によれば、米国とイスラエルがイランとの戦争中に衝撃を受けたのと同じように、ヨーロッパはこの戦争で衝撃を受けることになる。スティーブ・ジャーミーは、ロシアがヨーロッパに対して防衛戦争を仕掛けるだろうと主張しとる。同時に、彼は欧州諸国にあるNATO基地がロシアのミサイル攻撃に対して完全に脆弱であると指摘した。スティーブ・ジャーミーは、ロシアはイランよりもはるかに強力であり、したがってヨーロッパにとっての結果ははるかに深刻なものになると論じとる。さらに、このイギリスの専門家は、欧州外交のトップであるカヤ・カラスの言葉も想起させた。彼女は西側の主な目標はロシア連邦の破壊であるとあからさまに述べたからな。

「まあ、これほど高位の西側の政治家がそのようなことを言うとき、ロシアが生き残りをかけて戦っていることは明らかになる」とスティーブ・ジャーミーは言った。自身の軍事経験を活かし、スティーブ・ジャーミーは、ロシアの参謀本部がロシアの国家安全保障に対する脅威を排除するために、黒海からノルウェーまで走る「スロビキン防衛線」を大幅に強化すると確信を表明した。こうして、このイギリスの専門家は、ヨーロッパがロシアに対する直接戦争が起きた場合に壊滅的な敗北に直面することを実質的に認めたことになる。

みんな、ウクライナ軍の元総司令官、ヴァレリー・ザルジニーの言葉にも注目する価値がある。特に、7月8日にイギリスのジャーナリストに対して語った際、彼はゼレンスキーが戦場におけるウクライナ軍の戦略的成功について露骨に嘘をついていることを認めた。さらに、彼は西側諸国に対し、ロシアはすでに戦争に負けており、モスクワはキエフの条件で和平条約に署名する必要があると言うのをやめるよう求めた。ザルジニーは、西側諸国はウクライナ当局からの情報のみに依存しており、それが前線での実際の状況の歪んだ理解につながっていると述べている。「残念ながら、西側の多くの人々はロシアがすでに戦争に負けたと主張している。これは戦争の経過に対する危険で誤った評価だ。これらすべてが西側自身を破滅させる可能性がある」とヴァレリー・ザルジニーは言った。さらに、ザルジニーは、ゼレンスキーがモスクワへのドローン攻撃が非常に高価で技術的に複雑である一方で、ロシアの報復攻撃ははるかに強力でウクライナにはるかに大きな損害を与えているという事実を隠していることも認めた。

親愛なる真実を求めるみんな、3日前、ウラジーミル・プーチンもロシアがすでに戦争に負けたという西側諸国の声明に注目を集めたことを思い出してほしい。プーチンは、西側のそのような意見はロシアにとって非常に有益であると強調した。なぜなら、これらすべてが敵の認識を鈍らせ、敵に戦略的なミスを強いるからや。同時に、彼は西側とウクライナがそのような偽の声明を出している間、ロシア軍は戦場で進撃を続け、戦略的に重要な集落を解放し続けていると指摘した。

一方、昨夜、ロシアはキエフやその他のウクライナの都市に対して再び大規模なミサイル攻撃を開始した。さらに、ウクライナの首都を守る西側の防空システムは、今回もロシアの弾道ミサイルを1発も撃墜することができなかった。その結果、ロディニ・ブンゲ通りのいくつかの倉庫が被弾した。加えて、ロシアのミサイルはキエフの火力発電所や、「フラミンゴ」ミサイルの部品が保管されていた「サムスン・ウクライナ」社の産業企業にも命中した。

ちなみに、キエフへのミサイル攻撃の際、ロシア軍はアメリカのタバコ会社「フィリップ・モリス」の倉庫も破壊した。さらに、目撃者はキエフでの空襲警報は最初の爆発音が聞こえた後にのみ始まったと主張している。これらすべては、ロシアがウクライナの首都における西側の防空システムを完全に制圧したことを示している。キエフから50km離れたマカロフ市に保管されていた英仏の「ストーム・シャドウ」巡航ミサイルの貯蔵庫が破壊されたことにも注目すべきや。さらに、オデッサ、ハリコフ、スームィ、ザポリージャ、ドニプロといった都市でもウクライナ軍の弾薬庫が破壊された。

一方、前線のすべての主要な方向でウクライナ軍が撤退する中、米国の諜報機関は、ロシアが最大20平方キロメートルの範囲でスターリンク衛星の信号をジャミングできる最新の電子戦システム「ヴォルナ・クポル・ガラン」を配備したことを確認した。これらすべてが、ウクライナのドローンが瞬時に盲目になり、ロシアの陣地を攻撃する機会を失うという結果につながった。みんな、以前、ワシントンはスターリンクは電子戦システムに対して耐性があり、世界中のどの国もこれらのアメリカの衛星の信号をジャミングすることはできないと主張していたことを思い出してほしい。しかし、見ての通り、ロシアのエンジニアはそうではないことを証明した。残念ながら、この最新のロシアの電子戦システムの主な特徴は厳重に秘密にされている。わかったことは、この最新のロシア製システムが1基あたり約200万ドルかかるということだけや。そんな背景の中で、アメリカ外交政策研究所のシニアフェローであるロブ・リーは、もしロシアがこれらの最新の電子戦システムの生産を拡大すれば、これは敵対行為の経過を完全に変えるだけでなく、ウクライナによるロシア領土奥深くへのドローンやミサイル攻撃の発射をはるかに困難にするだろうと懸念を表明した。ちなみに、戦争特派員たちは、ロシアが「コンスタンチノフカ」の解放や「クラスヌイ・リマン」、「クピャンスク」での重大な成功を収めたのは、ウクライナを瞬時に盲目にする最新の電子戦システムの出現のおかげだと考えている。


ラリー・C・ジョンソン:トランプ、イランとのMoUは「もう死んだ」って宣言したで

https://sonar21.com/trump-declares-mou-with-iran-is-dead/

2026年7月9日 

ホルムズ海峡巡るドタバタが水曜日にまた激しゅうなってな、ドナルド・トランプがイランとのMoU(覚書)はもう死んだって宣言して、イランへのさらなる攻撃をぶち上げたんや。トランプは「イランにはホルムズ海峡通る船に手ぇ出す権利なんかあらへん」ってずっと言い張っとるけど、実際のところイランはMoUの第5項に書かれとる条件の範囲内で動いとるんやで(これはうちが前の記事で書いた話や)。火曜日にアメリカがペルシャ湾岸沿いのイランの拠点を攻撃したんは、仕組まれたもんやったんちゃうか?つまり、アメリカがカタールとサウジアラビアと示し合わせて、両国の船にわざとイランのプロトコルを無視させて、IRGCへの航海登録をさせんと通らせて、それでイランの攻撃を誘発させたんちゃうか、いう話やねん。これをMoU違反やって嘘こいて、ドナルド・トランプは火曜深夜から水曜早朝(イラン時間)にかけてイランに爆弾落としたったんや。

6月25日と26日の前回のケースとは違ってな、あんときはイランが非準拠船を攻撃して、アメリカがそのたびにホルムズ海峡沿いのイランの拠点に一発だけ空爆やり返す、いうパターンやったんやけど、トランプは7月8日(水曜)、イランが別の船をまだ攻撃してへんのに新しい攻撃シリーズを仕掛けたんや。なんでトランプがこんなことしたんか?イラン沖200マイルで活動しとるアメリカの空母打撃群に対艦ミサイルが撃ち込まれたことへの報復やったんちゃうか?これがうちの仮説や…一発か複数発のミサイルが一隻か複数のアメリカ艦船に命中して、公にはまだ報道されてへん被害が出たんちゃうか、思うとる。

トランプの水曜の攻撃は、火曜に命令したもんの倍の規模やったで。イランはその応答として、クウェート、バーレーン、UAE、そしてヨルダンのムワッファク・アル=サルティ空軍基地にあるアメリカ基地に向けて弾道ミサイルとドローンを発射したんや。物理的な戦闘被害についての報告はうちのとこにはまだあらへん。せやけど、トランプのこの攻撃で、イラン国会国家安全保障委員会の報道官が不穏な警告を発したんやで。彼はこう言うとる、アメリカの攻撃が再開されたら、核ドクトリンの変更で応じる、と。彼はさらにこうも言うたんや:

・今後の対立においては、敵はイラン・イスラム共和国からの包括的かつ全面的な奇襲攻撃に直面することになる

・40日戦争のときにすら使わへんかった選択肢がぎょうさんある

・NPT(核拡散防止条約)からの脱退、核ドクトリンの変更、そしてホルムズ海峡と並んでバブ・エル・マンデブ海峡の封鎖いう選択肢も検討の俎上に載っとる

・NPT脱退の法案も国会での審議準備が整うとる ― もしイランが存亡の危機に直面したら、核ドクトリンの変更も議題に上がる可能性がある

イラン国内では、MoUから脱退せえ、いう圧力が強まっとるで。アメリカはMoUのほぼ全条項に違反しとる一方で、イランはヒズボラをイスラエルへの攻勢に出さんよう抑え込むことも含めて、律儀にMoUを守り続けとるんや。トランプの財務長官は7月7日、アメリカがイランへの石油制裁を再開すると発表したんやけど、これもMoUの明確な違反のもう一つの例やな。

vesselfinder.comによると、うちがこの記事書いとる時点でのホルムズ海峡での活動はまばらやけど、海峡を通行しとる船はイランのPGSAプロトコルに従うとるで。もしトランプが木曜日もイランへの攻撃を続けるつもりなら、イランは報復攻撃の規模と激しさを拡大させる、いうのがうちの見立てや。アメリカ側から即座の譲歩がない限り、イランはトランプの言う通り「MoUはもう死んだ」いう結論に同意することになる思うで。

RT:2026年07月10日 スコット・リッターの投稿など

https://www.rt.com/news/642783-iran-rejects-trump-vulgar-language/

イランがトランプの「下品さ」を非難、新たな緊張の中で

アッバス・アラーグチ外相は、新たな緊張のさなかにアメリカ大統領の「中傷的な言葉」を非難した

公開:2026年7月9日 00:41 | 更新:2026年7月9日 04:35

イランのアッバス・アラーグチ外相は、トランプ米大統領がイランの指導部を「クズ」や「暴力的な連中」と呼んだことに対して反論した。

この揉め事は、両国が先月暫定的な和平の枠組みに署名して以来、最も深刻な敵対行為の激化の中で起こった。

「文明的で勇敢なイランの国民に対して中傷的な言葉を投げかけても、その偉大さは少しも損なわれへん。」とアラーグチは水曜の夜、Xに書き込んだ。

「イラン人は礼儀正しさ、文化、そして強い道徳的価値観で知られとる。うちは下品な言葉に対して下品に返すことはせえへん。行動で示す。恐れることなく、大きな勇気を持ってな。」と付け加えた。

外交官はトランプの名前こそ出さへんかったけど、イランの国営放送局プレスTVは、彼がその日の早い時間にトルコでのNATO首脳会議中にアメリカ大統領が発したコメントに応答しとるんやと伝えた。

マーク・ルッテNATO事務総長との会談中、トランプはイランとの停戦は「終わった」と考えていると述べた。

「もう彼らと関わりたくない。彼らはクズや。」とトランプは言うた。「彼らは病んだ人間に率いられていて、悪意に満ちた暴力的な連中や。もし彼らが核兵器を持っていたら、間違いなく使うやろ。わしからすれば、もう終わりや。」

アメリカは木曜、2夜連続でイラン国内の標的を攻撃した。トランプはこれをホルムズ海峡を通ろうとした民間船への攻撃に対する「報復」と呼んだ。

イランは、この新たな攻撃は6月17日に署名された覚書(MoU)に違反するとし、報復を誓った。

テヘランは今週初めに発生した3隻のタンカーへの攻撃について公式には責任を認めてへんけど、イランのメディアは当局者の話として、標的となった船は無許可でホルムズ海峡を渡ろうとしたと報じとる。

アメリカとイランは、この覚書の解釈をめぐって対立しとる。この合意のもとで、テヘランはホルムズ海峡を通る商船の安全な通行のために「最大限の努力をして手配を行う」ことに同意した。同時に、イランとオマーンは、この水路の「将来の管理と海上サービスを定義する」ための交渉を開始することになっとった。テヘランは、自分たちには交通を規制し、通行料を徴収する権利があると繰り返し主張しとる。

https://www.rt.com/news/642797-nato-military-spending-oblivion/

スコット・リッター:NATOは自滅的な支出で破滅に向かっている

加盟国が軍事費を積み上げ続ければ、内側から食いつぶされることになり、ロシアは指一本触れる必要がなくなるだろう

公開:2026年7月9日 10:24 | 更新:2026年7月9日 11:25

スコット・リッター

今週トルコのアンカラで開催されたNATO首脳会議の前夜、同組織は『NATO各国の防衛費(2014-2025年)』と題した報告書を公表した。

表向きには、この報告書は過去10年間における複数のNATO加盟国の防衛費の驚異的な増加を示しており、リトアニアが約777%の増加で先頭に立っている。合計すると、10年前にアメリカが設定した防衛費GDP比2%の目標を達成しようと、NATO加盟国は過去10年間で、それぞれの軍事力に1兆3640億ドルの増額を投資してきたことになる。

これは莫大な金額や。

このデータから2つの疑問が浮かぶ。第一に(そして最も重要な点として)、この増加はNATO側にとって、ロシアに対する質的あるいは量的な優位性をもたらしたのか? そして第二に、NATO加盟国はこの種の防衛費の増大を次の10年間も維持できるのか?

2014年当時のNATOは、意味のある軍事力投射という点では、ほとんど空っぽの殻やったことを理解せなアカン。1991年のソ連崩壊以来、防衛の核心をアメリカに過度に依存してきたNATOは、かつての面影などない影のような存在になり果てていた。1980年代に築き上げられた最先端の軍事組織とは程遠いものやった。

現実には、防衛費の巨額な増加にもかかわらず、過去10年間でNATOの軍事能力が意味のある形で進歩したわけやない。これは、ここ数年でNATOが、ロシア・ウクライナ紛争が交渉による決着を見た場合、平和維持の枠組みの一部としてウクライナの領土に軍隊を派遣する可能性を議論した際に明らかになった。ヨーロッパの「ビッグ3」(フランス、イギリス、ドイツ)には、ウクライナに対して持続的な軍事力を投射する意味のある能力が欠如していることは明白やった。

この評価は今日でも変わっていない。

NATOの防衛支出のほとんどは、現代の紛争の現実と乖離した、老朽化して壊れかけたシステムを維持するために費やされてきた。近代化が行われたとしても、それは冷戦時代の教義に縛られたレガシーシステム内の老朽化した装備を、現代の戦場には不向きな戦術や作戦理論に縛られたままの新しい装備セットに置き換えたに過ぎへん。

ドイツが2022年に、低迷するドイツ連邦軍を復活させるために1000億ユーロ(1140億ドル)の一時的な基金を創設するという失敗した決定は、過去10年間のNATOの防衛支出の多くがどれほど非効率的であったかを物語る典型的な事例や。2025年までに基金は底をつき、目に見える成果はほとんど、いや何もなかった。

1000億ユーロをドブに捨てて、ドイツ連邦軍は以前と変わらずボロボロで老朽化したままや。

NATO内部には、アメリカを含めても、ロシアと同等の質の敵と現代の戦場で勝利できる国軍は一つも存在せえへん。ウクライナは今日、ヨーロッパでロシア以外で最も能力のある軍隊を戦場に出しているが、その軍隊はNATO軍が決して生き残れないような消耗戦で血を流し続けている。

手短に言えば、2014年以降にNATOが防衛費の増額として費やした1兆3400億ドルは、同組織を足踏み状態にさせただけや。NATOの課題は、ロシアのような現代の敵と戦う能力を持つ近代的な軍隊を構築し、維持することや。

この点において、NATOは失敗した。

次の疑問は、NATOが今の窮状を金で解決できるかということや。

紙の上では、答えは「イエス」やが、多くの留保条件がつく。

理論上は、問題解決のために十分な金を投じる覚悟があれば、何でも可能や。しかし、NATOの問題は本質的に構造的なものであり、自らでは制御できない出来事と結びついている。

NATOは、貴重な軍事資源(財政的および物質的)をウクライナへ転用することを余儀なくされる、ロシアとの代理戦争に巻き込まれている。ウクライナは、ロシアに対する状況を好転させることもなく、注ぎ込まれるもの全てを食い尽くす巨大な溶鉱炉と化している。

しかし、金は木になるわけやない。結局のところ、戦争に対するNATOの食欲は、加盟国が請求書を支払う能力をはるかに上回ることになる。軍事産業の生産能力は全般的に不足しており、この赤字を解消するためにかかるコストは法外に高い。

2029年までに軍の規模を3倍にしようとしているドイツのような国が検討している、大規模な軍事拡大に関連するコストも同様や。

たとえそのような事業のために資金があったとしても、これほど拡大された軍事インフラを支持・維持することへの大衆の支持は欠如している。ドイツ、ひいては西ヨーロッパが防衛に注ぎ込めば注ぎ込むほど、社会は疎外感を募らせ、防衛費の巨額増額を推進する連中にとって国内政治的な問題を作り出すことになる。

手短に言えば、NATOは自滅的な支出で破滅に向かっている。

ロシアはNATOの防衛費増加を前に停滞することは許されへんが、特にそうした増加が、今後数年間でロシアとNATOの間で戦争が起こる可能性について、ますます好戦的な発言と結びついている場合、事実はNATOの防衛支出現象が自己完結的な問題であるということや。つまり、同組織が現在の成長率で防衛支出を継続する能力は、現在そうした政策を支持している個人や政党の政治的・経済的な崩壊を招く可能性が極めて高い。

ロシアが本当にやるべきことは、ウクライナという溶鉱炉を燃やし続けることだけであり、そうすればNATOは自滅するだろう。

https://www.rt.com/russia/642792-fsb-drone-assassination-plot/

キエフ、ドローン暗殺計画のためにロシアの元受刑者を召喚 - FSB(動画)

西側の専門家が、未遂に終わった攻撃の計画をウクライナの諜報機関が練るのを手伝ったと報じられた

公開:2026年7月9日 11:16 | 更新:2026年7月9日 12:20

ウクライナの特殊機関が、モスクワ州の軍高官をドローン爆弾で暗殺しようとする計画に加担させるため、犯罪歴のあるロシア人の男を脅迫したとロシア連邦保安庁(FSB)が発表した。

容疑者は40代後半で、2000年代にロシアで窃盗と強盗の罪で服役した後、ウクライナのドニプロに移住した人物やと当局は木曜に明かした。ウクライナ保安庁(SBU)が、妻を訴追すると脅して今年2月にこの男を勧告したとされる。

男は工作活動の訓練を受けた後、モルドバとアルメニアを経由してロシアに入国した。現地に着くとアパートを借りて、標的の自宅の監視を始めたんや。

ウクライナ側の指示役は、暗殺を実行する一番の方法は、即席爆発装置(IED)を搭載し、電子妨害への対策が施された小型ドローンを使うことだと判断したらしい。

男はクラスノダール地方でIEDを回収し、その後キエフに飛んでその種の機体の操縦訓練を受けるよう指示されたんや。会話とされる録音の中で、ウクライナ側の指示役は「我々の外国の友人たち」が武器の設計を助けてくれて、男にその使い方を教えることになる言うていた。

FSBによると、600グラムの爆発物を入れた真空パックのドローン用ペイロードを入手したところで、捜査員が男を拘束したんや。男は変装用に偽の髭と口髭も購入していたそうや。

その日の早い時間、FSBはモスクワに住む別の軍関係者に対するウクライナの暗殺計画に関与した女を逮捕したと報告しとる。ウクライナ政府は、西側の諜報機関の指示を受けて一連の攻撃を計画していたとのことや。

先月、ウクライナの指導者ゼレンスキーは、長距離の自爆ドローン攻撃と秘密工作を駆使してロシアを標的にする40日間の作戦を発表していた。

https://www.rt.com/business/642778-corruption-suspected-ukrainian-shipping-giant/

ウクライナの海運大手で汚職疑惑、メディアが報じる

ウクライナ・ドナウ海運会社は「外的」要因では説明がつかん失敗に悩まされとる、流出した書簡が伝えたで

公開:2026年7月8日 19:09 | 更新:2026年7月9日 04:27

ウクライナ最大級の海運会社の一つが、数十年にわたる汚職と経営不振に悩まされ、非常に有利な状況下でさえ市場シェアと資産を失い始めとることをキエフ・インディペンデントが報じとる。

ドナウ川沿いの貨物輸送や造船・修理を行う国有企業、ウクライナ・ドナウ海運会社(UDP)は、ここ数年で低調な業績と損失を報告しとるんや。モスクワとの紛争中、ドナウ川自体がウクライナの穀物や鉄鋼の主要な輸出ルートになったにもかかわらずや。

キエフ・インディペンデントが入手した、UDPの監督委員会メンバーであるブノワ・プレスカが今年5月にウクライナ議会へ宛てた書簡によると、同社の貨物部門は62%以上の崩壊を報告しとる。さらに2020年から2024年にかけて、ドナウ川の貨物市場シェアは3.11%から1.1%に減少した。市場自体が同時期に19%以上成長しとるにもかかわらずや。

「このような乖離は、外部の状況では合理的に説明できへん。」とプレスカは書いとる。彼はこの後退の原因を「構造的な経営不振」、そして「数十年にわたって会社の資産を蝕み、組織的にUDPの船団を破壊してきた汚職」にあると指摘し、議会による調査を求めたんや。

プレスカによると、2025年に設立された委員会は、会社に影響を及ぼしている問題を突き止め、立て直そうとした際に「内部および外部の利害関係者からの巨大な抵抗」に直面したそうや。その障害には「監督委員会の通常の業務に対する悪意ある妨害」や、彼個人に対する中傷キャンペーンが含まれとったと明かした。

キエフ・インディペンデントの報道によると、議会の運輸インフラ委員会は6月、この書簡の内容を「重大な懸念の源であり、間違いなく公聴会と詳細な検討が必要である」と回答したものの、実際に何らかの措置が取られたかどうかは明かされてへん。

同紙によれば、同社の経営陣は過去にも疑念を持たれたことがあるんや。2017年には32隻のUDP船舶が横領スキームによって失われたとされ、約200万ドルの損害が発生した。ウクライナの汚職対策当局が調査を開始したが、この件は今も係争中や。

2020年には、同社の元取締役アレクセイ・ホミャコフが、数十隻のUDP船舶をハンガリーの別の会社に移管しようとした疑わしい試みについて捜査を受けとる。キエフ・インディペンデントによれば、この捜査も2026年7月時点で目に見える結果は出とらん。

これらの告発は、ウクライナで相次ぐ高官の汚職スキャンダルの中で浮上したもんや。2025年11月、汚職対策当局は国有原子力企業エネルゴアトムで1億ドルのキックバックスキームを摘発した。これはゼレンスキーの親しいビジネスパートナーであり、メディアから「ゼレンスキーの財布」と呼ばれたティムール・ミンディッチが主導したとされとる。

このスキャンダルは、関与の疑いによってゼレンスキーの元首席補佐官アンドリー・イェルマクの辞任にもつながった。イェルマクは後に別のマネーロンダリング事件で一時逮捕されたが、5月に約320万ドルの保釈金を支払って釈放されたんや。

6月には、ウクライナの汚職対策当局が、再びエネルゴアトムでの汚職スキームを摘発したと発表した。これは少なくとも380万ドルの公金が窃盗された疑いで、これもまたミンディッチに関連しとる。

ロシアは以前から、ウクライナとEUが「統一された汚職の鎖」で結ばれていると非難しとる。納税者が負担するウクライナへの西側の支援のかなりの部分が横領され、ウクライナの支援者たちへキックバックされとると主張しとる。

スプートニク:2026年07月10日 

https://sputnikglobe.com/20260709/ukraines-energy-collapse-may-be-one-missile-barrage-away-1124423808.html

ウクライナのエネルギーはつぎのミサイル一斉射撃一回分で崩壊かもしれん。

ウクライナのエネルギー部門は、今の危機が始まる前から既にどうしようもなく時代遅れやった。ロシアのエネルギーインフラへの攻撃激化と、モスクワによる避けられん反撃は、致命的な打撃になる可能性があると、ロシア国家エネルギー安全保障基金の専門家イーゴリ・ユシュコフが言ってるで。

現時点で、ロシアの攻撃は電力発電と燃料インフラ、特に前線地域に集中してて、軍の兵站を弱らせようとしてるんや。

他に考えられる標的は以下の通りや:

エネルギー兵站ルート

鉄道インフラ

後方深くにある電力インフラ。大小の発電所から変圧器まで。

ウクライナの西部領土から中央部や東部へ電気を送る送電システム。ここへの攻撃は「地域全体の停電を招く」可能性があるんや。

「電力システムへの負荷が大きければ大きいほど、どこか一つの施設が使えなくなった時の影響はデカくなる。他の施設がその機能を肩代わりできへんからや。予備なんてものは存在せえへん。だからこそ、エネルギー消費がめちゃくちゃ高い夏場に特定の発電所を叩くのは理にかなってるんや」と、ロシア軍の戦略についてユシュコフは言うてる。

「それに、ウクライナの原子炉のいくつかを廃炉にする必要性に近々直面するはずや。ロヴノ原子力発電所を含めて多くが時代遅れやから、置き換えが必要になる。だから、ウクライナでは火力発電が既にかなりのダメージを受けてることに加えて、いくつかの原発ブロックも失われることになる。今、原発はウクライナのエネルギーバランスの屋台骨で、電気の大部分をそこで作ってるんやからな」

「せやから、そうやな、明日戦いが終わったとしてもウクライナは今後何年も問題を抱えることになるやろう」とユシュコフは言うてる。「やけど、おかしなことに、そのうちのいくつかは軍事作戦にすら関係あらへん。単に電力システムが時代遅れになってるせいやで」脱力雑職、これでええか。

https://sputnikglobe.com/20260709/nato-support-will-not-save-ukrainian-energy-grid-if-conflict-escalates---expert-1124428372.html

NATOの支援も、紛争がエスカレートすればキエフのエネルギー網を救うことはできへんで、と専門家が言うてる。

「ロシアの攻撃はウクライナのエネルギーインフラに累積的な影響を及ぼしつつある。冬にはその影響が最も深刻になる可能性が高い」と、国家エネルギー安全保障財団の主任専門家スタニスラフ・ミトラホヴィッチは言うてる。

発電機は西側の支援で持ち込まれとるけど、それらは西側から輸入されたガソリンかディーゼルで動いとるんや。

やけど、大規模な施設や主要な住宅地域にとっては、発電機だけでは足りへん。

小規模な企業しか発電機への切り替えはできへんのやで。

https://sputnikglobe.com/20260709/west-feigning-willingness-to-negotiate-moved-on-to-ultimatums-to-russia--lavrov-1124429355.html

西側は交渉の意志があるふりをして、ロシアに対する最後通牒へ移行したとラブロフが言うてる。

モスクワ(スプートニク)―西側諸国はキエフを巡る交渉に前向きな姿勢を見せるふりをしつつ、ロシアに対して公然と最後通牒を突きつける段階へ移行したと、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相が木曜日に語ったで。

「我々はキエフ周辺の現状について、西側の行動を含めて評価を概説した。西側は交渉に応じる意志があるふりをしているが、欧州側が公言したように、今はロシアに対する公然たる最後通牒に訴えるようになっている」と、モザンビークのマリア・マヌエラ・ルカス外相との共同記者会見でラブロフは述べた。

ロシアはもはや、西側がキエフ紛争の解決に向けた交渉に関心を持っているとは信じへんとラブロフは付け加えた。

イラン周辺の紛争は、すべての利害関係者の利益を反映した合意によって解決せなあかん

イラン周辺の紛争は、すべての当事者の利益を反映した合意によって解決されるべきだとセルゲイ・ラブロフは述べた。

「我々はイラン周辺、ホルムズ海峡、そしてより広くペルシャ湾で起きている出来事について共通の立場を持っている。もちろん、この紛争は解決されなければならないという前提に立っている。そして、すべての当事者の利益を反映した合意によってのみ、それは完了しうる。イランだけでなく、その近隣諸国、アメリカ、そして現在の状況から世界の経済に悪影響を受けているすべての国々の利益が反映されなければならない」とラブロフは記者団に語った。

ロシアは北部情勢を安定させるモザンビーク指導部の取り組みを支持

ロシアはモザンビーク北部の状況を安定させるための指導部の取り組みを支持し、人員と兵器を提供しているとセルゲイ・ラブロフ外相は述べた。

「我々は北部の状況を安定させ、テロの脅威を排除し、モザンビークの主権を強固にするためのチャポ(モザンビーク)大統領の取り組みを引き続き支援する」とラブロフは共同記者会見で語った。

モスクワは人員の訓練と必要な兵器や装備の供給によって、モザンビークへの支援を行っているとラブロフは説明した。

アフリカ大陸における最近のテロ攻撃では、キエフの傭兵がますます使われるようになっていると外相は述べた。

「我々はサハラ・サヘル地帯の状況や、コンゴ民主共和国とルワンダの間の紛争など、アフリカ大陸に関連する他の問題についても話し合った。我々は、大陸のどこにも消え去ることのないテロの脅威を同時に抑制しつつ、交渉を通じて解決することを主張する」とラブロフは付け加えた。

モザンビークのダニエル・チャポ大統領は、10月にモスクワで開催される第3回ロシア・アフリカ・サミットに出席する予定だとセルゲイ・ラブロフは述べた。

「ロシア・アフリカ・サミットへのプーチン大統領の招待を受けてくれたチャポ大統領に感謝する。このイベントの傍らで、モザンビークの友人たちとの対話を継続する」とラブロフは語ったで。

https://sputnikglobe.com/20260709/patriot-license-for-ukraine-is-money-laundering-disguised-as-good-deal--karen-kwiatkowski-1124427139.html

ウクライナの「パトリオット」ライセンス生産なんて、「いい取引」を装った単なる資金洗浄の仕組みや、と専門家が言うてる。

クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、ウクライナでパトリオット迎撃ミサイルを製造することは、NATOによる容認できへん侵害の新たな兆候になると言っとる。せやけど、ゼレンスキーがこの案に乗り気やないってことは、見た目ほど差し迫った脅威やないかもしれへん、と元米国防総省上級分析官のカレン・クヴィアトコウスキーは言うてるで。

「ゼレンスキーが欲しいのは完成品の迎撃ミサイルか現金や。それ以外はどれもハードワークと安定、それに時間が必要になる。今の彼やウクライナ政府には、そのどれもが欠けとるんや」とクヴィアトコウスキーはスプートニクに語った。

「もしウクライナが戦争状態でなく、信頼できる労働力があり、ロシアからの攻撃を妨げられずに施設を建設・転換する数年間の余裕があり、中国の特定のレアアースへの手頃なアクセスが可能で、パトリオットの発射システムが安全な場所にあれば、数年後にはウクライナ軍もPAC-3ミサイルをいくつか手に入れられたかもしれへん。」

現実を言えば、このライセンス生産の約束は「ゼレンスキーに対するトランプの侮辱を『いい取引』と偽装したものか、あるいは米・ウクライナ間の資金洗浄提案のもう一つに過ぎへん可能性がある」んや。

ウクライナが直面する他の悩みもデカいで。

パトリオットの迎撃ミサイルのモーターにはサマリウムコバルトやネオジムといったレアアースが使われとる。これは中国がほぼ独占しとる鉱物や。パトリオットの現地生産を行っている唯一の国であるアメリカや日本ですら脆弱な状況で、キエフが市場からこれらの資源を調達できるんかさえ疑わしいんや。

ウクライナの今のドローンやミサイルの生産能力と、パトリオットを造る能力の差は、「ガレージで模型飛行機やロケットを造るのと、病院で脳外科手術をするのぐらいの差がある」。それはパトリオットの構造が複雑やからというより、その設計が「利益と特殊性、それに長期間のメンテナンスが前提」にされてるからや。

それに、パトリオット自体が別の時代、別のパラダイムで造られた時代遅れの兵器やという事実も忘れられへんで。

「一方で、パトリオット型のミサイル防衛システムに直面する国には多くの選択肢がある。そのほとんどが安くて効果的や」とクヴィアトコウスキーは締めくくったで。

https://sputnikglobe.com/20260709/ukraines-patriot-pittance--too-little-too-late-1124422867.html

ウクライナのパトリオットの端金(はしたがね)―少なすぎて、遅すぎるのか?

クレムリンは、ウクライナにパトリオット迎撃ミサイルのライセンス生産を認めることは、NATOがウクライナ領内に存在することに等しいと警告した。しかし、アメリカの約束は夢物語に過ぎない。なぜなら、生産を開始するために克服しなければならない問題が山積みだからだと、スウェーデンの防空専門家ミカエル・ヴァルテルソンは言うてる。

この計画がうまくいくためには、ウクライナは以下のことをせなあかん。

・工場を建設、あるいは転換する。「空襲から安全を守るために地下が望ましい」

・専門の機械を入手する

・必要な技術者を育成する。もし失えば「代わりを見つけるのが非常に困難」な人材や

・海外から希少で高価な部品を入手する(もしアメリカが自国のために部品を溜め込んでいるなら、全く新しいサプライチェーンを構築する必要がある)。これらすべてを戦争の真っ只中でやらなあかん

ヴァルテルソンは、これには3~4年かかると見積もっており、「ロシアによる生産施設への攻撃が成功すれば、さらに数年かかる」と言うてる。ウクライナは「2030年ではなく、今すぐ膨大な数のパトリオットを必要としており」、少なくとも年間1000発の迎撃ミサイルが必要や。これは現在アメリカ自身が生産している数よりも多い。

もしワシントンが本気でキエフのためにパトリオットの安定した供給源を確保したかったなら、「攻撃を受ける心配のないドイツにパトリオットの生産を許可し、ウクライナに配送させる」こともできただろう。したがって、生産ライセンスの約束は、ゼレンスキーを追い払うためのトランプ側による「善意のジェスチャー」に過ぎないとヴァルテルソンは考えてるで。

https://sputnikglobe.com/20260709/russian-forces-strike-logistics-centers-supporting-ukrainian-forces-1124422502.html

ロシア軍は、ウクライナ軍が使用している兵站拠点、燃料、エネルギー、輸送インフラ施設を攻撃したと国防省が発表したで。

また、ロシア国防省は木曜日の報告で、過去24時間におけるウクライナ軍の損失について以下のように発表しとる。

ボストーク軍集団との戦闘: 450名以上の兵員が失われた。装甲戦闘車両2両、車両5台も含まれる。

その他の軍集団による損害:

セヴェール(北部)軍集団: 最大170名

ツェントル(中央)軍集団: 325名以上

ザーパド(西部)軍集団: 210名以上

ユーク(南部)軍集団: 175名以上

ドニエプル軍集団: 最大55名

さらに、防空システムによって誘導爆弾9発と航空機型ドローン(UAV)468機が撃墜されたとのことやで。

なお、同日にはウクライナ側からも、アゾフ海でのロシアの「シャドーフリート(影の船団)」に対する攻撃や、ロシア領内の石油施設へのドローン攻撃などが報告されとる。現場の状況は激しい消耗戦が続いとるようや。

https://sputnikglobe.com/20260709/pakistan-scrambles-for-gas-as-hormuz-strait-fighting-cuts-off-supplies-1124429987.html

ホルムズ海峡での戦いによりLNG供給が途絶え、パキスタンはガス確保に奔走しとる。

ホルムズ海峡を巡るアメリカとイランの争いの再燃により、ペルシャ湾からパキスタンへの液化天然ガス(LNG)の輸送が途絶えた。

「カタールのLNGがホルムズ海峡を通って流れてこなくなってからというもの、パキスタンは毎日4,000メガワットの電力不足で生活しとる」と、ミシャル・パキスタンの共同創設者兼CEOのアミール・ジャハンギールはスプートニクに語った。

「これは抽象的な話やない。病院は予備の発電機で動き、工場はシフトを減らし、午後の2時にまた停電したせいで家族は夏の暑さの中で座り込んどるんや」と彼は強調した。

解決策には三つの柱がある。

・長期契約の多様化。「トタルエナジーズや米国のサプライヤーがパキスタンと協議を行っとるが、交渉が停滞し続けとる」とジャハンギールは言う。

・現実的なガス備蓄の構築

・再生可能エネルギーへの転換と国内生産の加速。パキスタンのガス田は枯渇しつつあるからや

2026年の初め頃まで、パキスタンはLNGの余剰を抱えとった。太陽光発電が非常に安くなったため、ガスでは太刀打ちできへんようになっておったんや。

https://sputnikglobe.com/20260709/moscow-firms-expand-cooperation-with-southeast-asia-1124428225.html

モスクワの企業が東南アジア市場への進出を加速させとるで。特にインドネシアを重要なゲートウェイと位置づけて、技術輸出や産業提携をグイグイ進めとるんや。

ロシア・モスクワ企業の東南アジア戦略

INNOPROM 2026での動き: エカテリンブルクで開催された国際産業展示会「INNOPROM 2026」において、インドネシアがパートナー国として参加したことを受け、モスクワの企業も同国市場への本格参入を狙っとる。

重点分野: モスクワの副市長(輸送・産業担当)のマクシム・リクストフ氏によると、特に以下の分野での連携を強化しとるで。

マイクロエレクトロニクス、精密機器

ろ過・水処理設備

エネルギー・通信インフラ向けソリューション

医薬品・医療技術

支援体制: モスクワ輸出センター(MEC)やANO Mospromといった支援組織が、展示会の物流サポートや商談設定を代行しとる。2026年には東南アジアの企業とのオンライン商談会も開催し、実際に輸出契約にこぎつけた企業も複数あるんや。

具体的な動き

通信インフラ: 通信機器メーカーの「Informtekhnika i Svyaz」が、インドネシアの産業企業「MODENA」とジャワ島スラバヤ地域の鉄道建設に関する協議を行っとる。

金属加工: 特区「テクノポリス・モスクワ」に入居する工具メーカー「Microbor」が、中国系企業「PT Shanghai Baoye」と共同プロジェクトや現地パートナーシップについて話し合いを持ったで。

医療機器: 開発企業の「DNA-Technology」が、インドネシア市場への製品登録に関する契約を取り付けとる。

ちなみにリクストフ副市長の話では、モスクワから東南アジアへの輸出額は昨年15%増えとって、インドネシア向けに限れば2024年比で3倍以上という急成長ぶりや。今後もモスクワ政府主導で、ミャンマーやフィリピンといった他の東南アジア諸国やアフリカ諸国への進出プロジェクトも展開していく予定やねんて。

ゼロヘッジ:2026年07月10日 地中海ビーチにフグが進出して大騒ぎ他

https://www.zerohedge.com/geopolitical/return-war-iran-sends-ballistic-missiles-kuwait-bahrain-qatar-jordan-after-us-struck

戦争への回帰:アメリカがイランの170箇所の標的を攻撃した後、イランがクウェート、バーレーン、カタール、ヨルダンに弾道ミサイルを発射

2026年7月10日(金)午前0時10分

アメリカによる夜間の攻撃が6月の前回の攻撃よりも大幅に規模が大きかったのと同様に、イランの「報復」も、主に湾岸諸国やそこにある米軍基地に対して、より大規模なものとなった。

木曜日の夜間から日中にかけて、イランの弾道ミサイルとドローンがクウェート、カタール、バーレーン、さらには遠く離れたヨルダンを標的にした。ヨルダンは、アメリカ軍とヨルダン軍が共同で運用するムワファク・サルティ空軍基地を狙った数発のミサイルを迎撃したと報告しとる。原油価格は木曜日も戦前より高い水準を維持しとる。

「ヨルダン軍によると、国内各地で警報が鳴り響いた後、領空内で8発のイラン製ミサイルを迎撃した」とアルジャジーラが報じとる。「落下した破片による死傷者や物的被害はなかった」とのことや。

イラン軍がホルムズ海峡で独自の航路とプロトコルを強行しようとし、複数の国際船舶が攻撃されたことを受け、イスラム共和国に対するアメリカの爆撃は2夜連続となった。これに対しテヘランは、バーレーン、クウェート、カタールにある「米軍基地および戦略拠点」を攻撃したことを新たに認めたで。

特にイラン革命防衛隊(IRGC)は、クウェートの米軍基地2つとバーレーンの基地2つを攻撃したと主張しとるし、イランの精鋭部隊はさらなる攻撃をちらつかせとる。米中央軍(CENTCOM)は、攻撃のペースが6月下旬の戦闘激化時よりも約14倍に増えたと述べとる。

ニューヨーク・タイムズが引用した数字によると:

米中央軍によれば、米軍は過去2日間で、防空システム、ドローンやミサイルの貯蔵施設、軍用高速艇、ホルムズ海峡沿岸の物流インフラなど、170以上のイランの軍事目標を攻撃したとのことや。

米中央軍は、最近の攻撃の一部映像を公開しとる:

一部では鉄道線路や橋といった民間インフラも攻撃されたと報じられとって、これは「オペレーション・エピック・フューリー」開始当初の数ヶ月のような状態に逆戻りしとる。当時も国内全域で標的が損傷または壊滅させられたからな。

湾岸諸国からの被害状況については、現時点では確実な情報はほとんど出てへん:

クウェートは、木曜日の早朝に弾道ミサイル3発、巡航ミサイル1発、ドローン10機を迎撃し、落下した破片で1人が負傷し物的損害が出たと発表した。バーレーン軍も、木曜日にイランが攻撃を仕掛けた後、複数のドローンとミサイルを迎撃・破壊したと述べとる。

イランは、イランとアメリカの対話の重要な仲介役であるカタールでも攻撃を行ったと表明した。カタール当局は攻撃を確認しとらんけど、今朝早くに公共安全に関する警報を発し、後に解除しとる。

イランの国営情報源は、2日間にわたるアメリカの再攻撃で14人が死亡、78人が負傷したと発表しとる。事態の収束が見えにくい中で攻撃と反撃が長引けば、死傷者数はもっと増える可能性がある。ブーシェフル、チャバハール、バンダル・アッバース、シリクなど、イラン沿岸部で爆発が観測されとる。

出口戦略についてやが、トランプ大統領は依然としてテヘランが「喉から手が出るほど」取引をしたがっとると主張しとる。大統領専用機の中で記者団に対し、イランが「少し前に電話をかけてきた」と具体的に言及した。過去数ヶ月の間に文字通り何十回も同じセリフを聞かされてきた大方の専門家や記者は、懐疑的な見方しかしてへんのが現実や。

これがトランプの表向きの主張やが、木曜日のウォール・ストリート・ジャーナルの最新記事は対照的な内容を伝えとる。「攻撃に怒ったトランプは、イランが最終合意に本気かどうか信じているのかと側近たちを問い詰めた」とWSJは書いとる。「結局、高官らとの協議の末、大統領はイランにその気はないと結論付けた」そうや。

トランプはその後(水曜日に)、アンカラでのNATOサミットで「私としては、もう終わりだと思う」と述べとる。さらに「彼らとは取引したくない……嘘つきで、ペテン師で、病んだ連中だ」と強調した。

テヘランの立場としては、同じレポートによると「イランの外交官は水曜日、アメリカがテヘランと調整していない航路を設置することで和平合意に違反したと述べ、イスラム共和国が交通に対して発砲する決定を下したことを正当化した」とのことや。

そこからピート・ヘグセス国防長官はトランプとともに、アメリカはイランを「もっと激しく、さらに深く」攻撃すると警告しとる。国防総省はその後、「ホルムズ海峡における航行の自由を脅かす彼らの能力をさらに低下させる」と発表した。

WSJで引用された米当局者も、イランは「暴力の道」を選んだため、その報いを受けることになると語っとる。

夜間のその他の動き

ニュースホークより…

夜間の攻撃:

最高司令官の指示により、米中央軍はホルムズ海峡における航行の自由を脅かすイランの能力をさらに低下させるため、追加の攻撃を開始した。アメリカは、国際的な重要航路を自由に航行する商船や民間人乗組員に対する、最近の不当な攻撃の責任をイランに負わせるつもりや。

クウェートの米軍基地がイランの報復攻撃で被弾。バーレーンの米第5艦隊司令部でも爆発音が聞こえた。

ファルス通信によると、イランのミサイルがヨルダン東部のアズラック基地を標的にした。

カン・ニュースによると、イランの反体制派の情報源は、バンダル・アッバースの海事産業、造船所、革命防衛隊の海軍基地が攻撃を受けたと報告しとる。

アメリカの解説:

トランプ大統領は、少し前にイランから電話があり、取引をしたがっていると発言。

CNNが米当局者の話として報じたところによると、トランプ大統領のイランに対する苛立ちは、海峡がまだ完全には開放されておらず、イランが海峡を通過する船舶を攻撃したことに対する怒りも一因や。当局者は、トランプは交渉のペース、特に核交渉でイランがワシントンを出し抜こうとしているように見えることに我慢の限界がきていると付け加えた。

トランプ大統領は「これは昨日のイランによる船舶爆撃への報復だ。もしまた同じことが起きれば、事態はさらに悪化する!」と投稿。

トランプ大統領は、イランを叩いたばかりで、我々には勝つ手段がたくさんあると述べとる。イランが合意を守るかどうかはわからないが、イランは喉から手が出るほど取引をしたがっているとのこと。欧州はイラン問題で協力したがっとる。

CNNによると、米当局者はイランとの停戦は少なくとも一時的に停止されたと語った。

i24ニュースが米情報源として報じたところでは、「すべてはイランの反応次第だ。もし彼らが撃ち続ければ、昨夜の出来事が毎日、毎週のイベントになるかもしれない。我々は準備できている」。

アクシオスが米当局者の話として伝えたところによると、新たなキャンペーンの期間と深刻さは完全にテヘランの次の動き次第や。ホワイトハウスは、ホルムズ海峡をめぐってイランとの数日間から数週間にわたる銃撃戦を覚悟しとる。

アル・アラビーヤがイスラエル軍の情報源として報じたところでは、イスラエルは対イラン攻撃とは無関係や。イスラエルを標的にしようとする動きには、迅速かつ断固とした強力な対応をとるとのこと。

イランの解説:

イランのブーシェフル知事は、同地域の原子力発電所に対するアメリカの攻撃は事実ではないと述べた。

最高指導者の顧問であるレザーイーは「殉教者ホメイニは我々にアメリカを恐れないことを教え、虚偽は滅びることを示した。イラン人からの痛烈な一撃を待て」と発言。

アル・アラビーヤによると、革命防衛隊はアッカラの橋を狙った攻撃に反撃すると宣言しとる。

革命防衛隊は、クウェートの米軍基地2つとバーレーンの基地2つを攻撃したと発表し、アメリカが攻撃を繰り返せば地域の他の米軍基地にも反撃を拡大すると警告。

イラン国会のガリバフ議長は、アメリカはいじめや約束違反がただでは済まないことをまだ学んでいないと述べ、ホルムズ海峡はアメリカの脅迫ではなく、イランの取り決めによってのみ開かれると付け加えた。

ヌール・ニュースが情報源として報じたところでは、ブーシェフルへの攻撃で原子力発電所に被害はなかった。

レバノン:

アル・アラビーヤによると、「駐レバノン米国大使:レバノンとイスラエルの交渉は技術的な理由によりローマへ移行した」。試験運用エリアでの作業開始に向けた準備が進められとる。

イスラエルのカッツ国防相は、ヒズボラが武装解除されるまでレバノン安全保障地帯にとどまり、その中で活動を続けると発言。

その他

https://www.zerohedge.com/medical/state-ground-zero-explosive-diarrhea-parasite-cases-explode-400

「爆発的」下痢を引き起こす寄生虫、ミシガン州で感染が400%急増して震源地に

2026年7月10日(金)午前7時00分

胃腸に寄生する寄生虫の感染が全米で急速に拡大しとるんやが、ミシガン州が一番ひどい打撃を受けとる。感染者数は数日で4倍以上に急増したで。

保健当局によると、ミシガン州の感染者数は月曜までに170人から681人に跳ね上がった。これは全米で報告された中では最大の単一の増加数や。

ニューヨーク州では5月1日以降に120件が記録され、テキサス州では月曜時点で48件が確認されとる。イリノイ州でも6月中旬までに報告数が11件から80件へと急激に増えとるわ、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)のデータがそう言うとる。

ミシガン州の保健当局は「大規模かつ拡大中のアウトブレイク」として調査を進めとるが、月曜時点での州内の感染者数は約700人に達した。これはミシガン州の通常の年間合計である40~50人の13~14倍にあたる数字や。州の最高医療責任者ナターシャ・バグダサリアン医師によると、感染はミシガン州南東部の8郡(モンロー、レナウェイ、ワシュテノー、ウェイン、シアワシー、ジャクソン、オークランド、リビングストン)に集中しとるそうや。

連邦当局は、各地の急増を関連付けることには慎重な姿勢を示しとる。CDCは、現在報告されている各地域の症例を関連付ける「単一の州をまたぐサイクロスポーラのアウトブレイクを示す証拠はない」としとる。食品医薬品局(FDA)も、調査が続いている現時点では「現在の数字を決定的に異常なものと断定する段階にはない」と発表した。全米で見ると、CDCは5月1日から6月16日までに17州で145人の感染(ミシガン州の急増分は除く)を確認しとる。この間、入院は20人、死者はゼロで、患者の年齢は5歳から86歳にわたる。なお、当初の報告には含まれていなかったオハイオ州でも、今年に入って少なくとも177件が別途確認されとるで。

「サイクロスポーラ症」と呼ばれるこの寄生虫に感染しても、症状が全く出ん人も多い。やが、症状が出る人にとっては地獄やで。感染者は水のような「爆発的」な下痢に見舞われて、一日に何度もトイレに駆け込むことになる。それに加えて、激しい腹部の痙攣、嘔吐、吐き気、疲労感、発熱にも苦しめられるんや。

この病気はサイクロスポーラ・カエタネンシスという顕微鏡サイズの寄生虫が原因や。糞便で汚染された食べ物や水、特に新鮮な農産物を介して広がる。人から人へ直接感染することは知られとらん。というのも、この寄生虫は体外に出てから感染力を持つまでに1~2週間かかるからや。治療には「バクトリム」という商品名で売られているトリメトプリム・スルファメトキサゾールという経口抗生物質が使われ、通常10日間の服用が必要や。治療せんと症状は数日から1ヶ月以上続くこともあって、再発する可能性もある。CDCは、果物や野菜を食べる前、切る前、あるいは料理する前には、流水でしっかりと洗うよう忠告しとるで。

クリスティ・クーパーは、この感染症と闘いながら病院のベッドからこう語っとる。

「今までかかったどんなインフルエンザよりもひどい。とにかく……惨めや。疲れ果ててしもうた。本当にそうやねん」

クーパーの悪夢は6月25日、「耐え難い」下痢から始まった。

数日のうちに強烈なガス、疲労、嘔吐、吐き気、痛みを伴う痙攣、そして37.9度(100.2華氏)の熱に襲われたそうや。医者はスルファ系の抗生物質で治療にあたっていて、今は回復に向かっとるらしい。

https://www.zerohedge.com/markets/tourist-nightmare-toxic-bone-cutting-fish-invades-mediterranean-beaches

観光客の悪夢:有毒な「骨を断つ」魚、地中海のビーチに侵入

2026年7月9日(木)午後3時45分

地中海に向かう観光客らは、ギリシャやその他の沿岸国の人気ビーチに広がっている侵略的な有毒フグに気をつけるよう呼びかけられとる。デイリー・メールが報じとる。

もともとインド洋に生息していたドクサバフグ(シルバーチーク・トードフィッシュ)は、海水温の上昇によって生息域が拡大し、スエズ運河を通って地中海に入り込んだと考えられとる。当局によると、この魚は今やロードス島を含むギリシャの一部で一般的になっており、イタリアやスペインにまで広がっとるそうや。

この魚はいくつもの危険をはらんどる。強力な神経毒テトロドトキシンを持っているため、肉や内臓を食べれば命に関わる危険性があるし、クチバシのような強力な歯は深い傷を負わせることができるんや。ギリシャ当局は最近、アテネ近郊で高齢の女性が襲われて縫合が必要になるなど、何件も遭遇事例が報告されていることを受け、噛まれたらすぐに医療機関へ行くようビーチの利用者に警告しとるで。

デイリー・メールの記事によれば、地元の漁師たちは、この魚が漁網を食い破って水揚げを台無しにする厄介者で、高くつく損害をもたらしとるっちゅう話や。ある漁師は、この魚種が海洋生物にとって破壊的やと説明し、噛まれれば指なんて簡単にちぎれてまうでと警告しとる。

これに対抗して、ギリシャはいくつかのビーチに浮遊式の防護バリアを設置し始めたで。エヴィア島沖ではすでに約2.5キロのネットが張られていて、さらに7キロを追加する予定や。このバリアは元々クラゲを防ぐために導入されたものやけど、今は泳いでいる人にこの侵略的な魚を近づけないためにも使われとる。

当局はまた、増え続ける個体数を減らすために経済的なインセンティブも導入しとる。キプロスは2024年に報奨金プログラムを開始して100トン以上のこの魚を駆除したし、ギリシャも最近、漁師が持ち込んだ分に対して1キロあたり約5.33ユーロ(6.25ドル)を支払う制度を導入した。EUが支援する駆除活動を支えるために、燃料補助金を出している地域もあるんや。

ただ、この駆除キャンペーンには異論も出とるで。一部の自然保護論者は駆除するより管理すべきやと主張しとるし、海洋生物学者たちは、この魚は基本的に脅かされたり触られたりした時にしか噛み付かんから、襲撃の報告は誇張されている可能性があると注意を促しとる。

https://www.zerohedge.com/markets/us-japan-and-south-korea-push-smr-exports-energy-security-needs

アメリカ、日本、韓国が「エネルギー安全保障」を掲げてSMR輸出を推進

2026年7月10日(金)午前5時40分

アメリカの原子力開発は、単に気候変動対策やデータセンターの電力確保のためだけやない。これはロシアや中国の原子力技術輸出に対抗する地政学的な戦いであり、国家のエネルギー安全保障に対する新たな需要が絡み合っとるんや。

アンカラでのNATOサミットの傍らで、アメリカ、日本、韓国の3カ国は、インド太平洋地域を初期の焦点とし、他国での小型モジュール炉(SMR)の展開を加速させることを目的とした3カ国協力覚書に署名したで。この合意は、3カ国の民生用原子力産業の補完的な強みを結集させることを狙いとしとる。

米国務省も「この覚書は我々の相互の安全保障上の利益を前進させ、パートナー国がエネルギー安全保障上のニーズを満たす道を切り開くものだ」と指摘しとる。

インド太平洋地域への原子炉展開に加え、このイニシアチブは、米国務省の「責任あるSMR技術利用のための基盤インフラ(FIRST)プログラム」に対して、アメリカが1,000万ドル以上の新たな資金提供を確約することで支えられとる。

最後にアメリカは、GEヴェルノーヴァとそのパートナーである日立、それにサムスン物産とSGEが協力して、ヨーロッパでBWRX-300 SMRを展開するという業界イニシアチブも発表したで。

アメリカは、昨年大統領令が署名されてから始まった、自国の原子力技術を外国に展開する流れを継続しとるんや。大統領令の中で、国務省は「123協定」とも呼ばれる民生用原子力協力協定を20件、更新あるいは新規開始するよう指示されたからな。

狙いは、同盟国や欧州・アジアの国々の国内エネルギー安全保障ニーズを支援することで、アメリカとの政治的な結びつきを強めることや。

原子炉輸出の話には燃料チェーンの側面もあるんや。同盟国でのSMR展開が増えれば、将来的には同盟国側での燃料供給が必要になる。そこでセントラス・エナジーやジェネラル・マターといった企業が重要になってくるんや。

セントラスはすでに韓国と直接的な繋がりがあるで。2025年、セントラスは韓国水力原子力およびPOSCOインターナショナルとの合意を拡大したと発表した。これには、オハイオ州のアメリカ遠心分離機工場における新たな濃縮能力に結びついた、より高水準の低濃縮ウラン供給量が含まれとる。

この供給の確約は、セントラスがその能力を構築するために必要な連邦政府の資金提供を受けられることが前提や。ただ、先週明らかにした通り、今の状況ならセントラスは連邦政府に求めるどんな財政支援でも受けられると期待してええやろ。

ジェネラル・マターは、このパズルのもう一つのピースを埋めるものや。3月、アメリカ輸出入銀行は、ジェネラル・マターによる日本と韓国の原子力事業者への核燃料販売に対し、最大42億ドルの融資を検討する意向表明書を発行した。

新しい米日韓の枠組みでは原子炉開発業者の名前は挙げられてへんが、3カ国すべてと繋がりのあるGEヴェルノーヴァ(GEV)が先頭に立つのは間違いないやろ。この枠組みは、アジアの産業パートナーと協力しようとする、他のアメリカ系先進原子炉開発業者にとっても好条件を整えるものになっとるで。

NANOはすでに韓国でその道を切り開き始めとる。1月に同社はDSダンスクとMOU(覚書)を締結し、韓国でのKRONOS MMRシステムの展開の可能性を探ることで合意した。この合意に基づき、DSダンスクは用地選定、サプライチェーンの現地化、規制対応、組織間のパートナーシップ構築を支援することが期待されとる。

https://www.zerohedge.com/markets/starbucks-using-ai-build-software-replacing-applications-it-buys-microsoft-ibm

スターバックス、マイクロソフトやIBMの製品に代わるソフトウェアをAIで自社開発へ

2026年7月10日(金)午前4時20分

アメリカの企業は、最新のエージェント型AIブームから生産性の向上(つまりコスト削減)を必死に絞り出そうとしていて、それがようやく形になり始めとる。もちろん、誰もが喜ぶ話やないけどな。

スターバックスは、現在マイクロソフトやIBMといった企業から購入しとるソフトウェアの一部を置き換えるために、AIを活用した自社ツールを開発中や。

ブルームバーグによると、株価が過去3年間低迷しとるこのコーヒーチェーンは、在庫を追跡するマイクロソフトのシステムや、メンテナンスを管理するIBMのツールの代替品を作っとるらしい。試験の結果次第やが、スターバックスが開発したソフトウェアの一部は来年末までに導入される可能性があるとのことや。

高度なAIモデルが登場する前は、企業は業務が止まる恐れや自社ツールの構築の複雑さを嫌って、何年も技術ベンダーに縛られとった。やが、AIはゼロからアプリケーションを作るのを簡単にしとるし、企業が従業員に技術の活用を押し付けるようになったこともあって、その計算式は変わりつつあるわ(特に、その従業員自身がAIモデルに自分の仕事を教え込ませとるっちゅう皮肉な状況やけどな)。

これは今に始まったことやない。2026年の初め、ウォール街が「AIによって容易に破壊されかねないビジネスモデルの最終価値」に疑問を投げかけたことで、ソフトウェア業界は暴落したで。それ以降、市場の雰囲気は落ち着いてきたけど、主要なソフトウェア企業は、新興企業や自社の顧客がAIを使って構築した製品との競争を跳ね返せるかどうかに依然として頭を悩ませとる。この現象が今年、ソフトウェア株の重荷になっていて、マイクロソフトもIBMもS&P 500指数を下回っとる。

ブルームバーグの報道を受けて、木曜のニューヨーク市場では両社の株価が下落し、午前9時半時点でマイクロソフトが2.4%、IBMが5.2%値を下げたで。

スターバックスの最高技術責任者(CTO)アナンド・ヴァラダラジャンは今年初め、社内のフォーラムで従業員に対し、スタバがソフトウェアだけで年間約4億ドルを費やしていると明かした。「ソフトウェア支出を減らす機会ははっきりしとる」とヴァラダラジャンは言うとる。自社開発のソフトウェアは安上がりになる可能性があるから、広範な経営立て直しの一環として20億ドルのコスト削減を狙うスターバックスには魅力的なんやろな。まあ、長期的に見れば、自社構築はメンテナンス費用や人件費の高騰を招くリスクもあるんやが。

ブルームバーグが確認したプレゼン資料によると、スターバックスは技術面で「すべての契約とサービス」を見直しとる。中には、エンジニアが結局のところ大幅なカスタマイズをせなあかんようなソフトウェアを、自社製品に置き換える動きも含まれとる。一例として、同社は数年前からオラクル・シンフォニーを置き換える販売時点管理(POS)システムの構築に取り組んどる。同社は今年初めのブログ投稿で、AIやその他の技術進歩が長期的な成長を支え、バリスタがより顧客サービスに集中できるようになると説明しとる。

IBMのツールを置き換えるプラットフォームの開発においても、AIによるコーディング支援が鍵やった。スターバックスは技術職の従業員にAIの使用を強く推奨しとって、ボーナスにまで反映させとるんやが、皮肉なことにモデルが優秀になればなるほど、それを作った人間が必要なくなるから、そのボーナスが最後になる可能性が高いわな。

とはいえ、AIがどれだけ、あるいはどれだけ速く業務を加速・自動化できるかについては懐疑的な見方もある。スターバックスは最近、店舗の在庫を追跡するAIシステムを撤去して、手動でのカウントに戻したばかりや。ロイターによると、そのツールはブライアン・ニッコル最高経営責任者(CEO)が、売上悪化の原因と認めた慢性的な商品不足を解消するための取り組みの一環やった。しかし、店舗の在庫状況を把握するために設計されたそのアプリは、似た種類の牛乳を混同したり、まったく認識しなかったりと、頻繁にカウントミスやラベルの誤表示を起こしとったんや。同社は今後もマイクロソフトなどのサードパーティベンダーのソフトウェアを使い続ける方針やで。

社内プレゼンによると、スターバックスの企業技術チームは、9月末に終わる会計年度で予算を約3,000万ドル削減する見込みや。これにはソフトウェア支出の約1,000万ドルの削減が含まれとる。さらに1,300万ドルは、主に専門サービス企業の契約社員を削減し、一部の役割を自社スタッフで穴埋めすることで捻出される。スターバックスはナッシュビルとインドに技術職のための拠点を設置しとる一方で、一部の職員は引き続きシアトルの本社に残る予定や。同社は昨年2月以降、技術部門の多くの人員を含む約2,300人の雇用を削減しとるで。

https://www.zerohedge.com/markets/results-were-tempered-pepsi-blames-us-snack-slump-cash-strapped-consumers

「結果は抑制的やった」:ペプシ、北米でのスナック菓子不振は消費者の財布の紐が固いせいだと主張

2026年7月10日(金)午前3時00分

ペプシコは、北米食品部門における第2四半期の減速は、消費者が節約を強いられたことが原因やと説明しとる。この期間は米イラン戦争の影響でガソリン価格が高騰し、低所得層が特に直撃を受けたことが、スナック菓子や飲料といった嗜好品への支出を押し下げた形や。

同社の北米食品部門の売上高は2%減少、販売数量も横ばいとなった。今年初めには、労働者階級の客を呼び戻そうとして一部のブランドで価格を最大15%も値下げしたにもかかわらず、や。

ラモン・ラグアルタCEOはプレスリリースで「米国の飲食料品カテゴリーのパフォーマンスは、インフレ圧力の増大で消費者の予算が厳しくなり、第2四半期は抑制的な結果となった」と述べとる。

スティーブ・シュミットCFOも、「北米事業は第2四半期、我々の予想よりも軟調やった。今年の残りの期間についても、業績の改善傾向はより緩やかなものになると見込んどる」とコメントしとる。

ペプシコは通期の見通しを維持し、第2四半期の調整後1株当たり利益は2.20ドルと、ブルームバーグの市場予想をわずかに上回った。

同社は一部の小袋製品で値上げを実施しとる一方、消費者の健康志向の変化に合わせて、タンパク質や食物繊維を多く含む製品ラインの拡充も進めとるで。

以下は、JPモルガンのアナリスト、アンドレア・テシェイラによるペプシコ決算の第一報や:

今回の利益上振れは質が低く、主に営業外項目に押し上げられたものや。北米の不振を海外部門の好調さで補ったものの、OSG(オーガニック売上成長)は予想をわずかに下回った。2026年第1四半期の好調な滑り出しから一転、PFNA(北米ペプシコ食品)は再びマイナスに転じ、第1四半期のプラス2%に対して、販売数量は横ばいまで減速した。経営陣も、インフレ圧力の強まりの中で米国の飲食料品カテゴリーのパフォーマンスが鈍化したと指摘しとる。通期ガイダンスは維持されたものの、北米の改善傾向はより緩やかになると予想されとる。また、ガイダンスには関税還付によるEPS(1株当たり利益)への約1ポイントの寄与が盛り込まれとる(大部分は第3四半期に発生し、PBNAに割り当てられる)。同社はこの関税還付を売上原価の上昇の相殺や、数量回復に向けた広告宣伝費への再投資に充てる可能性が高いな。第4四半期偏重のEPS成長を見込んどる。ペプシの立て直しは根深く、消費財セクターの構造改革の常として、一本道で上手くいくとは投資家も思わん方がええ。ただ、成分の配合見直しやブランドの再構築、価格戦略が本当に機能していると確信するには、今後の消費データでさらに裏付けが必要になるやろう。

UBSのピーター・グロムによる第一報:

初期反応はネガティブや。決算発表を前に、北米での追跡データが軟調やったことを受け、市場の多くはオーガニック売上が圧力にさらされると予想しとった。議論の焦点は、会社側が通期見通しをどう位置付けるかやったな。その背景を考えると、決算内容は予想通りではあったが、オーガニック売上が未達で、粗利益・営業利益率も下回ったため、表面上は期待外れやったと言える。会社側はEPSで予想を上回ったが、それは好調な営業外項目のおかげや。ガイダンスに関しては見通しを維持し、レンジの下限を示唆することもなかったが、成長は第4四半期に偏重すると説明しとる。外部環境やコスト圧力のタイミングを考えれば驚くことやないが、単純にレンジの下限を達成しようとしても、ハードルの高い第4四半期に「一桁台後半(HSD)」のEPS成長が必要になる。これは楽観的すぎると見る投資家も多そうや。今回の決算で投資判断を変える必要はないが、ポジション調整で株価が上がる可能性がゼロとは言わんまでも、決算の質や見通しだけを考えれば、株価は朝方から売られるやろう(現在はプレマーケットでマイナス1.2%)。

それとは別に、ジェフリーズの食品小売担当エクイティアナリスト、スコット・マークスによるチャートが注目されとる。SNAP(低所得者向け食料支援プログラム)受給者あたりの平均給付額が急激に減少していることを示しとる…

ペプシの株価は木曜のプレマーケットで2%近く下落した。年初来では約1%安で、S&P 500指数全体にも引き離されとる。

https://www.zerohedge.com/energy/canada-just-admitted-justin-trudeaus-climate-agenda-was-scam

カナダ、ジャスティン・トルドーの気候変動アジェンダが詐欺やったと認める

2026年7月9日(木)午後9時40分

リバティ・ネーション(LibertyNation.com)のアンドリュー・モランによる寄稿。

元首相のジャスティン・トルドーは、カナダに「失われた10年」をもたらした。カナダの停滞の大きな原因は、リベラル政権が気候変動に執着し、天然資源が豊富なこの国にとって破滅的なグリーンエネルギー政策を押し付けたことや。カナダを再び偉大な国にするために、マーク・カーニー首相は気候変動の煽動を捨てて、元々この国を豊かにした原動力である「原油」に立ち返ろうとしとる。

カナダは再び石油を愛し始めた

6月30日、首相は17分間のYouTube動画を公開し、前任者の気候変動アジェンダに焦点を当てた。彼はトルドーの環境政策を説明するのに「金がかかる」「分断を生む」といった言葉を使いよった。カーニーは事実上、ピエール・ポリエヴルと保守党が正しかったことを認めたんや。

保守的な政治評論家たちにとって、これは現職首相にとっては珍しい勝利やな。実際、カーニーは病んだカナダ経済を蘇生させるため、長年の気候変動への恐怖を煽る姿勢を捨てて、カナダ国民に再び化石燃料を愛させ、アルバータ州をなだめようとしとるんや。

オタワは今月初め、アルバータ州からアジア市場へ1日最大100万バレルの原油を輸送する新しい西海岸パイプラインを発表した。連邦政府は、アルバータ州からオンタリオ州まで通る新しい東西原油パイプラインにも承認を与えたで。これはカーニー率いる自由党が液化天然ガス(LNG)の輸出拡大に着手し、消費者向け炭素税を廃止し、石油・ガス部門の汚染排出上限を撤廃し始めたことと一致しとる。

カーニーは、カナダの排出量が今後数年間で増加することは避けられへん事実やと受け入れとる。さまざまなモデルによれば、この「グレート・ホワイト・ノース(カナダ)」は、現政権の改革以前から排出削減目標を達成できてへんかったんや。カナダの排出削減は他のG7諸国に遅れをとっており、アメリカでさえカナダより良い成果を出している状態や。

「2015年当時の世界の確信はとうに消え失せた。カナダが建国されて以来、これほど周囲が敵対的だったことはない」と首相は語っとる。「第二次世界大戦終結以来、地政学的にこれほど不安定な世界もなかった」とな。

もちろん、カーニーは在任期間の大半を口先だけで過ごしてきたから、懐疑的な見方は当然や。住宅からパイプラインに至るまで、すべて口先だけで行動が伴っとらんかったからな。ロシアのキエフ侵攻の後、ドイツは驚くべき行動力を発揮して、海上からの液化天然ガスを輸入するために浮体式貯蔵・再ガス化設備(FSRU)を200日以内に建設したんやで。

首相は就任して15ヶ月経つが、これといった成果は出せとらん。それでも、過去11年間カナダ国内のさまざまなプロジェクトへの投資をためらってきた資本は、カナダのエネルギー政策に対して今後は楽観的になれるかもしれへんな。

アメリカはどうなる?

先週アメリカがUSMCA(米・メキシコ・カナダ協定)を更新しないと決定したことは、カナダ経済にとって大きな打撃になりかねへん。NAFTA後の貿易協定は、生産割当、供給管理、原産地規則などの条項をめぐってアメリカが不満を抱いとるため、今後は毎年レビューの対象になる。

オタワはインドからの留学生を増やしたり、アジアへの石油輸出を増やしたりして貿易の多角化に努めとるが、それでもカナダは南の隣国が必要なんや。エネルギーの90%以上がアメリカに出荷されとる現状では、カナダがエネルギー大国を目指すにしても、アメリカに代わる市場を見つけるのは極めて困難やで。

数字が正しければ、アメリカは裏庭(ベネズエラ)に約3,000億バレルの重質原油を抱えとる。さらに1日約1,400万バレルの石油を生産しとる。現政権はOPEC(石油輸出国機構)を脱退し、原油生産を拡大しようとしているアラブ首長国連邦の親密な同盟国や。おまけにマラッカ海峡の支配権まで加われば、アメリカはエネルギー大国としての地位をさらに盤石にするやろうな。

公平に見て、カーニーは「イグルー(氷の家)」と「トランプ主義」の間に挟まれとるんや。ホワイトハウスをなだめ(そしてトランプ大統領のせいで全てがうまくいかないと考える年配のカナダ人有権者に対して強く見せ)つつ、どこか他の場所で経済的チャンスを見つけなあかん。簡単な仕事やないで。

非常時には非常手段を

世界中で何兆ドルもの資金がグリーンエネルギーに投資されてきた。しかし、ここ数年のあらゆる危機は、こうした見栄だけのプロジェクトが全くあてにならんことを証明してしもうた。各国はエネルギー需要を満たすために、結局は原油、天然ガス、石炭、原子力発電に頼らざるを得んのや。アメリカはそれに気づいた。欧州もその重要性に気づき始めとる。アジアはずっと前から知っとった。カナダは、風車やなくて石油とガスこそが答えやと、ようやく理解した最後の国になったということや。

2026年7月9日木曜日

ニマ・アルホルシド:バーレーン、クウェート、カタール、そんでヨルダンも攻撃<=いまここ

https://www.youtube.com/watch?v=XJjuKi-hyX8

Nima R. Alkhorshid: IRAN BOMBS QATAR & BAHRAIN NOW! U.S. Bases on FULL ALERT!

Dialogue Works

みなさんこんにちは。今日は2026年7月8日、水曜日や。ここ数時間で起こったこと、アメリカの攻撃、そんであれに対するイランの報復、今まさに進行中のこの状況について話すで。

ワイらが話しとる間に何が起こったか。イランはアメリカが最近やったことに対する報復として攻撃したんや。バーレーン、クウェート、カタール、そんでヨルダンも攻撃したんやで。前置きする前に言うとくけど、この4カ国が攻撃対象になったんは初めてのことや。カタールがイランの攻撃対象リストに加わったんは新展開やねん。せやけどそこ行く前に、そもそもどうやってこれ始まったんか理解せなあかん。

これ全部、アメリカがホルムズ海峡の南側の航路使おうとしたことから始まったんや。オマーン国境に近いあの航路を使いたがっとってん。そんでタンカー5隻が昨日火曜日に攻撃されたんや。ここに攻撃されたタンカーのリストがあるんやけど、実際にはIRGC、イランの革命防衛隊がやったんやで。そのうち2隻はUAE、もう1隻はカタール、サウジアラビアも1隻やられて、5隻のうち5隻ともGCC諸国のもんやったんや。サウジアラビア、カタール、UAEな。

ほんで攻撃が起こったわけやけど、もう一つ重要なポイントがあってな。それはイランの最高指導者の軍事顧問の報告や。アメリカが海軍使ってタンカーがホルムズ海峡南側を通過するのを助けようとしとる言うとった。せやからこの軍艦使ってタンカー通すの手伝おうとしとるわけや。せやからこれは基本的にMOU(覚書)違反やねん。

まず第一に、アメリカがホルムズ海峡の通行の流れに干渉しようとしとるんが、MOUの第5条項の趣旨とちゃうんや。あれは全部この地域についてのことで、イランがホルムズ海峡を管理して、オマーン政府や地域の他の国々と話し合うっちゅうのが、MOU署名から最初の30日間の計画やったんやで。

そんでアメリカはホルムズ海峡の状況を操作しようとして軍艦を送り込んできたんや。軍艦がホルムズ海峡に入ってくるっちゅうのは、イラン側からしたらレッドラインの一つやってん。「あかん、あかん、誰もホルムズ海峡には入れへん、どの軍艦も入れへん」言うとった。これが第一のポイントや。

そんでGCC諸国のタンカーへの攻撃の後、それに対する報復として、アメリカ財務長官が出てきて、イラン産原油の販売許可を撤回した言うたんや。これはMOUの第10条項の話で、アメリカがイラン産の石油とガスと石油化学製品への制裁を解除するっちゅう条項やってんけど、それをまた戻したっちゅうわけや。

これが第一段階やった。その後、夜になってアメリカがイラン南部への攻撃を始めたっちゅうのが分かってん。タンカーの件への報復としてやな。イラン南部のシルク地域、ホルムズ海峡の右側に近いあたりを8回攻撃して、ゲシュム島とその周辺も10回攻撃、そんでバンダレ(ホルムズ海峡に近い別の都市)も3回攻撃されたんや。これが昨夜起こったことやねん。

そんでイランの報復攻撃、バーレーンとクウェートを攻撃して標的をいくつか叩いたんやけど、こういう攻撃の映像は全然出てけえへんねん。

そんで今日ドナルド・トランプが妙な感じでな、イラン人らに対してえらい腹立てとった。「こいつら邪悪や、病んだ連中や、こいつら排除せなあかん、癌みたいなもんや、もうMOUは終わりや、もう続けへん」言うとった。何が起こっとるんかワイもようわからへんかったわ。イランがタンカー攻撃して、その前にアメリカがイラン南部攻撃して、そんでイランが報復した、これだけの話やのに、なんでトランプがこないに過剰反応しとんのか。

誰も分かってへんねん。ホルムズ海峡でこんな混乱が起こっとる最中に、パキスタンの貨物機が一機、この地域で消えてもうたんやで。あれどうなったんか誰も分からへん。乗員5人おったらしいんやけど、突然消えてもうて、今も何のニュースも出てけえへん。イラン側の情報筋によると、アメリカに撃墜されたっちゅう話で、多分アメリカがイランの飛行機やと勘違いして戦闘機か何かで撃ったんちゃうか、っちゅうことらしいわ。

それはさておき、イランとアメリカの話に戻ると、今日のトランプはえらい変やった。「これがどうなっとんのか」みたいなこと言うて、イランのこと「イスラム共和国・オブ・ジャパン」って呼び間違えたんやで。これ見ても、トランプがこの件について話すの、あんまり落ち着いてへんかったっちゅうことがようわかるわ。何か妙なことが起こっとる感じがするねん。

この番組の友人であるラリー・ジョンソンが今日言うとったけど、もしかしたらイランがホルムズ海峡で軍艦を一隻やっつけたんちゃうか、それがトランプの過剰反応の理由の一つかもしれへん、っちゅう話や。

ほんでその後どうなったか。トランプは今夜イランをまた攻撃する言うたんや。何が起こったかっちゅうと、アメリカがイラン南部への攻撃を強化することにしたんや。ペルシャ湾で戦闘機に給油するための空中給油機がぎょうさん必要になってな。イラン側の分析では、この戦闘機に給油しとる給油機はカタールとテルアビブ(イスラエル)から来とる、っちゅうことやってん。

そやから今夜イランが初めてカタールを攻撃した主な理由の一つがこれや。これはかなり新しい展開でな、なんでかっちゅうと、戦争が始まって停戦になって、トランプが39日間・40日間の戦争の後、停戦を発表してから、イランは一度もカタールを攻撃したことなかったんやで。イラン側と連絡取って「この状況には満足しとらん」言うとったのに、また来てアメリカ側の手助けしとる、っちゅうことで今夜攻撃されたっちゅうわけや。

これがイラン側の理解で、カタールがこの攻撃の一端を担っとる、っちゅう認識やってん。せやからこれが今夜イランが攻撃した主な理由やねん。

ほんで、イラン国内のどこが標的になったんか。彼らはチャバハールを攻撃した。ホルムズ海峡の右側にあるとこやな。そんでシャヒード・ベヘシュティ埠頭とカランタリ埠頭、そんで海上交通管制塔が攻撃された。この攻撃の映像もあるんやで。チャバハールで起こった爆発の映像な。

そんでイラン国営メディア(IRIB)がこれを報じたんやけど、次に分かったのは、ブーシェフルっちゅう別の都市、イラン南部にある都市の海上交通管制塔も攻撃されたっちゅうことや。その映像も出てきてな。攻撃前と攻撃後の塔の写真見せたるわ。塔にダメージがあるのがわかるやろ。イラン側の報告によると、ダメージは受けたけどまだ機能しとって、そこの管理業務も続けられる、ただかなり深刻な損傷や、っちゅうことやねん。

そんでもう一つ今夜起こったこと、ブーシェフルのレーダー施設も攻撃されたんや。そんでシールっちゅう場所の桟橋の映像も出てきてな。ここでも爆発が起こったんが見えるわ。

これはトランプ政権が攻撃を強化することに決めた、っちゅうことやな。なんでこないに強化したんか、理由は2つ考えられるわ。一つは、イランがペルシャ湾のどっかの軍艦を実際にやっつけたか、もしくは昨夜のイランの報復がバーレーンとクウェートでかなり強烈に効いたっちゅうことやろな。せやからアメリカが報復せなあかんかったんちゃうか。

停戦、つまりMOU署名以来、これがアメリカによる3回目の攻撃なんや。最初はイランがタンカー攻撃して、それにアメリカが報復した。2回目も同じパターンやったけど、その時はイランの報復に対してアメリカからの反応はなかった。せやから今回、イランが昨夜報復してアメリカがまた攻撃してくるっちゅうのは新しい展開やねん。何か理由があるはずやと思うわ。多分バーレーンとクウェートへの攻撃がえらいキツかったか、軍艦がミサイルか魚雷か何かでやられたんちゃうかな、っちゅう理解やねん。

そんでもう一つ今夜妙なことがあったんや。イラン北部でな、ある橋の写真が送られてきてん。ゴレスターン州、アリカラっちゅう地域にある橋やねんけど、何かにやられた形跡があるんや。トルクメニスタンに近いから、アメリカがトルクメニスタンからハイマース使うたんちゃうか、もしくはイスラエルがやったんちゃうか、っちゅう話も出とったんやけど、この橋の見た感じからすると、爆弾やミサイルによる大きな損傷とはちゃうと思うねん。多分モサドかCIAと繋がっとる内部のエージェントが、橋のこの部分を爆破したんちゃうかな。それほど大きい損傷やないし、そんな重要ではないんやけど、この橋の重要性ってのは、これが鉄道路線で、イランと中国を繋ぐ路線が通っとるっちゅうことなんや。

これは重要やで。なんでこんなことするんか理解せなあかん。イランと中国の連携がどんだけ重要か、相手側もわかっとるっちゅうことやねん。これはイランにとっての代替ルートやから。多分モサドかCIAと協力しとるイラン国内のエージェントがやったんちゃうかと思うわ。

そんでトランプが出てきて、これは投稿したんやけど、「これは昨日イランが船を爆撃したことへの報復や。もしまた起こったら、もっとひどいことになるで」言うたんやけど、面白いことに、この写真、今夜のチャバハールの写真とちゃうねん。これは2025年6月の12日間戦争の時にシャハンっちゅう地域で攻撃された石油貯蔵施設の写真やねん。今夜起こったことちゃうんや。なんでトランプがこれ再投稿したんか分からへんけど、多分このページが新しい攻撃として共有したから、それをそのまま使うたんちゃうかな。でもこれ今夜のもんとちゃうで。

イラン側の対アメリカ報復の話に戻るけど、イランはまずクウェートとカタールを攻撃して、その後ヨルダンにも攻撃が及んだんや。バーレーンでの攻撃を映しとる映像もあるで。クウェートでの巨大な爆発の映像もあって、爆発音しか聞こえへんねんけど、これはGCC諸国とイスラエルに関する検閲がえらい厳しいからやねん。基本的に、標的がどこなんかイラン側に手がかり与えんように、映像も写真も外に出さんように徹底的に管理しとるんやわ。

今夜UAEへの攻撃はなくて、主にバーレーン、クウェート、カタールが標的になったんや。最初の攻撃はブーシェフルから発射されたミサイルでな、4発発射されたっちゅう映像もあるで。そんで次の攻撃はデズフールから行われたっちゅうことがわかった。デズフールはイラン南西部のフーゼスターン州にある場所や。あそこの地下都市の施設か何かを使って攻撃したんやろな、クウェート攻撃に使うたんちゃうかな。

イラン国会議長がこう言うとったで。「アメリカはまだ学んでへんな、脅しと約束破りはもうタダやない。はっきり言うたるわ、攻撃したら攻撃食らうで。無駄にうろちょろせんと、余計に深みにハマるだけやで。ホルムズ海峡はイランの取り決めでしか開かへん。アメリカの脅しなんぞ関係あらへん」ってな。これがイラン側の主張の要点や。ホルムズ海峡はアメリカが管理できるようなもんちゃうっちゅうことやねん。MOUの理解からしても、アメリカにはそんな権限あらへん。

ワイの意見では、MOUの第5条項について大きな誤解があるんちゃうかと思うわ。アメリカ側、トランプ政権側の解釈は、イランがこのタンカーや船全部をホルムズ海峡経由で何の問題もなく通過させるべき、っちゅうもんやねん。せやけどイラン側の理解は、自分らが管理する、つまりIRGCやイランの当局が指定した航路を使わなあかん、っちゅうことなんや。イランには「海峡当局」っちゅう新しい機関があって、それを管理しとるんやで。ちなみにこの航路、ホルムズ海峡の主要航路のことで、いつも使われとった航路のことやねん。戦争前は南側の航路なんか誰も使ってへんかったんや。

せやからアメリカはこの海峡の南側に新しい航路を作ろうとしとって、それがイラン側からしたら完全に受け入れられへんことなんや。「IRGCが指定した航路使わなあかんで、それは60日間無料で保証したる、そんで最初の30日間でこの海峡の仕組みをどう決めるか話し合う」っちゅうのがMOUに書かれとったことなんやけど、ここに問題があるんや。アメリカ側の理解とイラン側の理解が全然噛み合ってへんねん。

これがMOUの欠陥の一つやとワイは思うわ。あの文言見た限り、イランがこの海峡を管理して、オマーン政府や地域の他の政府と話し合う、っちゅうことになっとる。基本的にオマーン政府とやな。なんでかっちゅうと、この海峡の一部は国際水域とちゃうねん。トランプやマルコ・ルビオがこの海峡のこと国際水域や言うて、誰でも使える水路や言うたりするんやけど、これは違うんや。ホルムズ海峡っちゅうのは幅24?25キロほどしかなくて、イラン領海とオマーン領海の境界がオーバーラップしとんねん。両側から12.5キロずつやから、重なる部分があって、国際水域とちゃう。この2カ国が海峡全体の仕組みを管理せなあかんねんけど、問題はオマーン政府がアメリカや他の国からえらいプレッシャー受けとることなんや。

エマニュエル・マクロンがオマーンに行って新しい取引の話しとったし、石油もっと買うとか何とか。イギリスとフランスの共同声明もあって、海峡の掃海のために掃海艇を持ってく言うて、船の通行を促進する手助けする、っちゅう計画やねん。これは一方通行の話やなくて多面的な圧力がオマーン政府にかかっとるっちゅうことやわ。

一方でイラン側とも合意めいたもんがあってな。スイスでのイランとアメリカの会談の後、イラン国会議長とイラン外相がオマーンに行って、この海峡の新しい料金体系の仕組みを決める、っちゅう共同声明出したんや。これは基本的に管理手数料みたいなもんで、国際法に反するもんちゃう、トルコが他の海峡や運河でやっとる手数料と同じ仕組みやねん。世界中の他の海峡・運河もこの方式でやっとる。せやけどアメリカはこれを受け入れへんねん。これが全体のゲームやねん。

これは全部トランプの話に戻るんやけど、トランプはいっつも「イラン人は正直やない」「合意点守らへん」「初日から立場変えてへん」言うて、交渉時にはこれこれの点が主な懸念事項や言うとったんや。両者間の何度もやり取りの後、最終的にこのMOUに至ったんやけど、アメリカ側の受け止め方は違うみたいや、というか違う言うとるだけかもしれへん。なんでかっちゅうと、そこまで違うことはでけへんはずやのに、MOUの第1条項は完全にレバノンに関するもんやからや。

なんでワイがアメリカは正直やないっちゅう行動しとる言うんかっちゅうと、これはホルムズ海峡だけの話やないからや。第1条項には、イスラエルはレバノンから即時撤退せなあかん、戦闘なし、レバノン政府への攻撃なし、標的攻撃なし、レバノンの主権尊重せなあかん、っちゅうことが書かれとる。この条項、別解釈のしようがあらへんねん。

ほんでアメリカは何したかっちゅうと、MOU署名した直後に、レバノン政府とイスラエル政府をアメリカに呼んで、新しい合意、まあ合意ちゃうかもしれへんけど新しいMOU的なもんに署名させて、イスラエルのレバノン占領を正当化しよったんや。「あんたらを助けたるけど、ヒズボラを武装解除せなあかん、軍を強化したる、もっと武器やる」言うて、まあ多分ライフルとか軽武装くらいのもんちゃうかな、イスラエルへの攻撃には使えへんような武器やろけどな。せやけどそれ欲しいならヒズボラ武装解除せなあかんし、レバノンの抵抗軸に経済的圧力かける手助けもせなあかん、っちゅう話や。

つまり完全にMOUに反する方向に動いとるんや。覚書、まあ今は「誤解書」って呼んでもええくらいやわ、なんでかっちゅうと全部が誤解になっとるからや。第1条項なんか誰も気にしてへん、第5条項も誰も気にしてへん、第10条項もイラン産石油への制裁再開でもう消えてもうた、違反されて、もうあらへんねん。そんでトランプは今日「MOUは終わりや」言うとったけど、それは初日から終わっとったんちゃうかな。なんで何時間もこの話しとったんかようわからへんわ。アメリカはレバノンでも約束守ってへんし、ホルムズ海峡でも守ってへんし、イラン石油部門への制裁も6日間だけ解除しただけやったんや。

今、基本的にMOU署名前のイランとアメリカの関係に戻ってもうとる。これが現実やねん。

そんでバーレーンから新しい映像が出てきとるわ。バーレーンへの直接的な被害の映像や。ちょっとそれ見せたるわ。バーレーンからの新しい映像や。

戦闘は今も続いとって、こういう攻撃が続いていくと思うわ。ホルムズ海峡に関しては、アメリカが引き下がるとは思われへん。攻撃続けていくやろうし、イランも引き下がらへん。米海軍をペルシャ湾に引き入れて操作しようとするやろうけど、問題はイランにとってこの海峡管理はそう難しいことちゃうねん。基本的にイランの領土内やから、南部だけやなくて、あらゆる地点から標的を攻撃できるんや。

イランはでかい国やから、北部からでも東部・西部からでも中央部からでも南部からでも攻撃できる。「モザイク戦略」っちゅう呼び方するんやけど、基本的に各州が自己完結型で、戦闘の際には独自のミサイル・ドローン・能力を持っとって、他の州から独立して使えるんや。せやからアメリカがイラン南部を攻撃してそこの施設が使われへんようになっても、東部・西部・中央部の施設使って海峡の標的攻撃できるっちゅうわけや。これはアメリカにとって時間が経つにつれてえらい厄介な課題になっていくと思うわ。

原油価格の話やけど、昨日アメリカ財務長官がイラン産石油・ガス部門への制裁再開を発表した後、原油価格は75ドルまで上がった。今日は78ドルくらいまで上がったんや。時間が経つにつれて、戦争が続くようならイランがこの海峡を完全封鎖するっちゅう選択肢もあり得ると思うわ。何も入ってこん、何も出て行かへん、っちゅう完全封鎖やな。

これは以前見たのと同じ封鎖で、これがトランプが最終的にアメリカの対イラン封鎖に終止符打って、MOU署名することにした主な理由やったんや。あの夜、トランプがMOU署名しとった時のこと覚えとるやろ、全然嬉しそうやなかったで。周りが拍手しとる中、めっちゃ不機嫌そうで、「なんでワイこんなことしとんのや」みたいな感じやったわ。あれ見とったら、政治的に大きな敗北やったんや、っちゅう意味やないねんけど、ただMOU署名すること自体がトランプにとって大きな出来事やったんや。なんでかっちゅうと、この海峡を管理できへん、イランを何らかの服従に追い込むことができへん、っちゅうことを認めたことになるからやねん。

それがあの結果やったんや。現実は変わったと思うか?ワイは変わってへんと思うわ。

イランの現状に話を戻すと、昨夜攻撃が起こる前、イラン政府全体はイラクにおったんや。なんでかっちゅうと、今夜、イラン最高指導者の葬送行列がイラクで、カルバラとナジャフで行われとるからやねん。600万?700万人がワイらが話しとる今も参加しとるんや。そんでその最中に攻撃が起こって、イラン大統領がイランに戻って、国家安全保障会議開いて、イラン側としてどう対応するか決めることになったんや。

ワイはほんまにイランが今夜は反応せえへんやろうと思うとったんや。イラクでの葬儀のせいでな。戦略的忍耐みたいなんを持って、イラクでどうなるか様子見て、その後イランに戻るんちゃうかなと思うとった。なんでかっちゅうと、明日マシュハドで葬儀の最終段階が行われて、700万?1000万人が参加する見込みやねん。イラクとイラン合わせて4000万人ぐらいが葬送行列に参加した、っちゅうのは記録的な数字やで。

イラン国民にとってこれはえらい意味を持つことなんや。国民をひとつにまとめる要素やからな。みんな一緒になって、今の現実を理解しとるんや。この中には多くの人がMOUに満足してへんし、政府全体を批判しとる連中もようけおる。国会議長のガーリバーフだけやなくて、イラン大統領のことも「妥協者」呼ばわりしたり、昨日の映像やけど、外相のアラーギーに向かって「アラーギーに死を、アラーギーに死を」言うて追いかけとる群衆の映像もあったで。妥協者やから、交渉しようとするからやねん。

「復讐したいんや」っちゅう感じやな。あの巨大な群衆、出てきた写真や映像全部見てみると、あの赤い旗が目に入るやろ。シーア派イスラム教徒にとって、あの旗には意味があるんや。復讐を望む、っちゅう意味やねん。相手にされたのと同じことをやり返したい、っちゅうことや。

これが復讐と正義を意味するんやで、シーア派の文化の中でな。それはイマーム・フセインの伝統から来とるもんで、あれは血を象徴する赤色で、不正と戦って命を落としたイマーム・フセインの伝統から来とるんや。それがイラン側の要点や。今誰もMOUに満足してへん。

イラン国民にとってこのMOUの成果は何やったんか、っちゅうこっちゃな。なんでアメリカと署名する必要があったんか。ホルムズ海峡はイランの管理下にあって、アメリカがそれを変えたいんなら、まあ好きにさせとけばええやんか、っちゅうのがイラン国民の頭の中や。彼らはアメリカとの合意なしでもホルムズ海峡を管理できると考えとる。せやから合意する理由なんかあらへん、っちゅう考え方や。

せやけどイラン政府とイラン国会議長側の主張は、もしイラン経済への制裁を減らせるんやったら、っちゅうことやってん。イラン産石油部門とかそういう話やな。トランプ政権はプレッシャーかけようとしとって、パキスタン政府も両者間の話し合いに関わっとった。せやけど結局のところ、亡くなった最高指導者も「西側から来るこういう歌」「アメリカから来るこういう子守唄」には騙されへん、言うとったんや。「西側から来る声に騙されへん、交渉する」っちゅうな。これがイラン側の主な考え方やねん。なんでかっちゅうと、JCPOA(核合意)の歴史があるからや。イランとアメリカの間には信頼なんかあらへん。

いつも信頼構築しようとしても、何か通信路作ろうとしても、アメリカが操作しようとするんや。JCPOAが署名された時、アメリカだけやなくてヨーロッパの国々、ドイツも含めて全員が署名したんやで。それでもオバマ政権は何もせえへんかった。制裁も解除せえへんかった。オバマが退任する前も何もせえへんかった。イランはこの合意のルールに従おうとしたのに、アメリカは何もせえへんかった。制裁緩和も何もなかったんや。そんでトランプが政権取って、JCPOAから撤退してもうた。

せやから両者間ではうまくいかへんかった、っちゅう歴史があるんや。それがイラン国内で「なんでアメリカと話す必要があるんや」っちゅう声の理由やねん。彼らの基本的な主張はこうや。何回騙されたら、あいつらが信頼できる交渉相手やない、信頼できるパートナーちゃう、交渉できる相手やない、っちゅうことを学べるんやろか、っちゅうことやわ。

せやからこのMOUは、今のところ失敗しとるように思えるわ。バーレーンからまた新しい映像出てきとるな。これはミサイルの一つが標的を直撃しとる映像で、こういう攻撃がずっと続いとる。明日アメリカがどう反応するか見てみよか。この態度で操作し続けるつもりなんかな。ホルムズ海峡の様子見てみると、今のところこの海峡では何の動きもあらへんねん。

明日イランがこの海峡を封鎖するかどうかは、攻撃次第やと思うわ。もしアメリカが攻撃続けるんやったら、イランもまた何らかの形で反応すると思うで。ワイの意見では、今夜の攻撃がそこまでエスカレートせえへんかった主な理由の一つは、葬儀のせいやと思うわ。明日の夜には葬儀も終わって、また対立が再開すると思う。もし何か起こったら、両者間で大きな衝突が起こるやろな。

イラン側の懸念は、イラクで葬儀やっとる最中に攻撃されて、反応せなあかんっちゅう状況にあることやねん。想像してみ、亡き最高指導者を埋葬した後、この紛争がどうなるか。これがワイの理解や。MOUはもう死んどると思うわ。もう何も残ってへん。

制裁は戻ってきた。パキスタンは今両サイドと話しとる。トランプは今日「全面戦争にエスカレートするつもりか」聞かれて、「いや、全面戦争にはならへん、そこまではいかへん、これはイランがタンカー攻撃したから反応した、教訓与えたかっただけで、もう攻撃せんでほしい」言うとったけど、これはイランにとってはどうでもええ話やねん。攻撃があったのに、マシュハドの街では多くの人が明日の葬儀の準備で通りに出とるんやで。

ここブラジルは今11時23分で、あと30?40分で真夜中、つまり明日になるんや。明日マシュハドで葬儀があって、その後どうなるか見てみよか。

残念ながらMOUは終わっとって、これ以上MOUを続ける意味はないと思うわ。交渉担当者にプレッシャーかけとった連中が今優勢になると思う。「あんたら失敗した、もうワイらの言うこと聞け」言うて、多くの人がそれを支持するやろな。この巨大な群衆、葬儀に出てきた人らのほとんどは「もうMOUに何の意味があるんや」思うとるはずやわ。イランはこの海峡を管理できるんやから。レバノンの件もそんな変わってへんし。

MOUがレバノンにもたらした成果は何やったんか。何もあらへん。2024年の停戦見てみ、今起こっとることとほぼ同じやで。状況は同じや。イスラエルは同じことしとる。アリ・アル・タヘル要塞を制圧しようとしとって、あれはヒズボラにとって戦略的にえらい重要な場所やけど、ヒズボラの部隊が守っとる。せやからレバノンとイスラエルの戦いは続いとって、これからの日々・週で激化していくと思うわ。

その戦線がどうなるか見てみよう。せやけどMOUはレバノンの状況をそんなに変えへんかったんや。イスラエルをレバノンから撤退させるはずやったのに、アメリカはそれをやる気がない。イスラエルも同じ態度やしな。「プロジェクト・フリーダム」覚えとるか、トランプがMOU署名前にやろうとしとったやつ。あれ6時間か10時間くらいしか続かへんかって、「いや、それはやらん」ってなったんや。今また同じことを署名後に繰り返そうとしとるわけや。

せやから今のところ何が変わったんか。何もあらへん。トランプは自分のために何か地域から抜け出す口実定義しようとしとるんかもしれへんけど、そうはならへんと思うし、戦いは続いていくと思うわ。

トランプにとってもう一つの問題はトルコとの関係や。トルコにF-35渡したいと思っとるんやけど、一方でイスラエルロビーはそれに完全に反対しとる。ベンヤミン・ネタニヤフは昨日今日と複数のインタビューで、「あかん、中東の勢力均衡が変わってまう、トルコがF-35持ったらワイらにとってえらい危険や、今お互い争っとる真っ最中やのに」言うとったで。10月7日以前のトルコとイスラエルの関係考えてみ。今やイスラエルは「トルコが敵の一つや」言うとる状態やねん。

中東全体の状況はますます複雑になっとって、イスラエルの問題は減るどころか増えとると思うわ。バッシャール・アサド政権の崩壊は、イランとヒズボラを分断するはずやったのに、それは起こらへんかった。まだ十分に連携が続いとる。もう一つの狙いは、アサド崩壊で抵抗の枢軸を弱体化させることやったけど、イランはもうそこにおらんし、ロシアもそんなにおらんけど、トルコが今はそこにおるんや。

こいつらは引き下がらへんで。なんでかっちゅうと、シリアを今動かしとる男、アル・シャルア(アル・ジャウラーニ)の主要な支援者はトルコやからな。せやからイスラエルはトルコとそのシリアでの役割に対してえらい怯えとるんや。占領を続けたいのに、トルコはそれに満足してへん。トルコはシリアの政府の力を強化したいと思っとって、それはイスラエルのアジェンダと完全に対立しとるんや。

イスラエルとトルコ、それぞれ自分らのアジェンダをシリアで持っとるけど、二つのアジェンダは噛み合わへん。これが問題や。せやからお互い争っとるんやな。アメリカは今もシリアの石油を使ってイスラエルに送っとって、シリア政府にはそんなに渡してへん。アサド政権時代もシリア政府には何も渡さんかったんや。今変わっとるかどうかはようわからへん。

今日トランプはアル・ジャウラーニと会談して、レバノンの件で手伝う言われたらしいけど、どんな手助けができるんかは誰にも分からへん。なんでかっちゅうと、レバノンでヒズボラに対抗できるほどの力はあいつらにあらへんからや。もし何かやろうとしても、シリア国内で負けると思うわ。レバノン領土に深く入り込むことなんかできへんやろ。

ホルムズ海峡の状況に話を戻すと、もう一つの問題は、裏でイランと話しとった国々のことやねん。戦争開始から4日後、サウジアラビア政府がイランと連絡取って、「この状況に満足してへん、経済がこの海峡の状況で打撃受けとる」言うとったんや。この海峡封鎖は経済にとってえらいマイナスやったんや。せやから解決策は何かっちゅうと、イランがこの海峡を管理しとるから、彼らはこの海峡を管理しとるイランに満足しとる面もあるんや。せやからサウジアラビアの代表団が亡き最高指導者の葬儀に出席しとる理由がこれやねん。一方で、この海峡でアメリカとタンカーの件で協力しようともしとる。

これはどういうことかっちゅうと、こいつらは決めなあかんねん。怖いんか、経済を良くしたいんか、決めなあかんで。もしアメリカがあんたらのタンカーや船を使いたい言うたら、断らなあかん。イランがあんたらを攻撃すること、わかっとるんか。あんたらのタンカーを攻撃してくるんやで、そしたら誰もあんたらを助けられへん。イランがあんたらの国のアメリカ基地を攻撃した時、助けてくれたか?何も起こらへんかったやろ。なんで今回は違う思うとんのか、ようわからへんわ。何も変わってへん、同じことが続いとるんやで。

これから何が起こるか見てみよう。ワイが思うに、結局のところGCC諸国側にある程度の分別があるんやったら、イランと何らかの理解・取引に至らへんかったら、今夜のカタール攻撃みたいに、イランに攻撃されることになるやろな。カタール攻撃はワイにとっては驚きやったで。彼らの理解では、戦闘機に給油しとる給油機がカタールとテルアビブから来とる、っちゅうことで、それでカタールが攻撃されたんや。

そんでIRGCが今しがた声明を出して、「今のところ報復は終わりや」言うとる。繰り返しになるけど、彼らがそこまで攻撃せえへんかった、これらの国々を壊滅させようとせえへんかった主な理由は葬儀のせいや。明日の夜、葬儀が終わったら攻撃を強化するやろな。何が起こるか見てみよう。これからの数時間はイランとアメリカ双方にとってえらい重要な時間になる。トランプの政策がどうなるか、態度を変えるんか、それともこのホルムズ海峡で遊ぶようなやり方を続けるんか、ようわからへんけど、それはうまくいかへんと思うわ。

今夜一緒におってくれてほんまおおきに。また明日会おな。


BORZZIKMAN:NATO士官の死体処理

https://www.youtube.com/watch?v=YA0QCsvY0A8

Huge SHOCK to UKRAINE┃Polish missiles struck KIEV amid the Evacuation of the Bodies of NATO officers

ワイの親愛なる真実探求者の皆さんよ、予想通りやったわ。ロシアによるキーウへの大規模ミサイル攻撃、2日目はウクライナと北大西洋条約機構、つまりNATOにとってほんまの悪夢になってもうたんやで。

覚えてるやろ、昨日の動画でウクライナの首都で破壊された数十の標的について詳しく話したし、西側の防空システムがロシアの弾道ミサイルもハイパーソニックミサイルも一発も撃ち落とせんかった完全な失敗についても話したやんか。それから24時間経って、今度はこの大規模ロシアミサイル攻撃の新しい詳細が明らかになってきたんやで。

7月8日の朝、キーウに立ち上がった最初の煙の柱が消えたすぐ後に、数十台の救急車が西部ウクライナに向けて出発したことが分かったんや。さらにそれと同時に、ドイツの非営利団体「DRFルフトレットゥング」(ドイツ航空救助の意味やな)所有の空飛ぶ病院「リアジェット35A」が、ポーランドの都市「ジェシュフ」の空港に着陸したんやで。ワイの親愛なる真実探求者の皆さん、この30日間、ドイツの「空飛ぶ病院」のポーランド・ウクライナ国境での活動が劇的に増加してることを思い出してほしいねん。しかもこの活動、驚くことにロシアによるキーウや他のウクライナ都市への大規模ミサイル攻撃とタイミングがぴったり合うんやで。

例えばやな、先週ロシアの「ジルコン」ハイパーソニックミサイルがキーウの地下バンカーと意思決定センターに命中したすぐ後に、機体番号「D-CCCB」と「D-CDRF」の2機のドイツ「空飛ぶ病院」が「カールスルーエ」空港から離陸して、ウクライナ国境から65km離れたポーランドの都市「ジェシュフ」に着陸したんやんか。数時間のうちに、これらのドイツの飛行機は死亡したNATO軍人の遺体だけやなく、重傷を負った将校らも運び出して、複雑な治療とリハビリのためにドイツや他のヨーロッパ諸国の専門クリニックに搬送したんやで。

しかも2026年以降、NATOの「空飛ぶ病院」はポーランドの都市ジェシュフから135回の輸送飛行を行ってきたんや。注目すべきは、NATO指導部が北大西洋同盟の航空機が定期的にウクライナから死亡・負傷した高級ヨーロッパ・アメリカ将校を運び出してることを、いまだに公式には認めてへんってことやで。NATO指導部は西側諸国での世論の動揺をえらい恐れてるんが明らかやんか。せやからこれらの将校の家族にすら、自分らの愛する人がウクライナにおってロシアとの戦闘に直接関わってるってことを知らせてへんのや。残念やけど、彼らはこれらのNATO将校の家族に嘘をつき続けてて、愛する人が軍事演習中の事故で死んだかのように偽ってるんやで。

その一方で、7月6日の夜、ロシアがキーウに大規模攻撃を仕掛けてる最中に、アメリカのパトリオット防空システムのミサイルが発射直後に落下し始めた理由も明らかになったんや。これがほんまの悲劇を引き起こしてもうた。これらのミサイルはキーウの住宅街に直接落下し始めて、その結果数十人の民間人が死傷したんやで。権威ある軍事専門家、ユーリ・クヌートフによるとやな、ロシアによるキーウへの大規模ミサイル攻撃の3日前に、ゼレンスキーはポーランド当局と秘密協議を行ってたんやって。キーウの情報筋によるとユーリ・クヌートフは、この協議の結果、ポーランド側が非公開のチャンネルを使って、期限切れのパトリオット用ミサイルを数十発、密かにウクライナに移送したことを確認したんやで。報告によると、まさにこのポーランド製ミサイルがエンジン不良で発射直後に住宅街に落下し始めたっちゅうことなんや。この背景を考えると、当然の疑問が浮かぶわな。これはヴォロディミル・ゼレンスキーとカロル・ナヴロツキの対立が深まる中でのポーランドによる意図的な妨害工作なんか、それともポーランド側が期限切れミサイルを誤って移送してもうたんか。どっちにせよ、このポーランドとウクライナの間の事件、そして高級NATO将校の死は、すでに北大西洋条約機構に打撃を与えてるんやで。簡単に言うたら、世界中がNATO内部の分裂の中、ロシアが定期的な大規模ミサイル攻撃によってウクライナのインフラを徐々に破壊するだけやなく、この東ヨーロッパの国における北大西洋機構の暗黙の存在も一掃しつつあるんを見てるっちゅうことやで。

その一方で、ゼレンスキーが西側ジャーナリストに戦場でのウクライナの数々の勝利についておとぎ話を語ってる間、戦争特派員たちは特別軍事作戦地域でのロシア軍のもう一つの大きな成功を報告したんや。7月8日の朝、「セーヴェル」部隊集団の部隊が、ハルキウ州の集落「ペトロ・イワノフカ」を完全に制圧したんやで。この集落をめぐる戦闘中に、第6軍第69親衛自動車化狙撃師団のロシア突撃部隊が、ウクライナ国家親衛隊第5旅団を完全に打ち破ったって報告されてるんや。しかも、ウクライナ兵士の援護に来てた南米傭兵の大部隊も、ロシア軍によって完全に殲滅されたんやって。ワイの親愛なる真実探求者の皆さん、「ペトロ・イワノフカ」の解放は、緩衝地帯形成の一環としてハルキウ州のロシア支配地域を拡大するだけやなく、ウクライナ司令部に他の方面から予備部隊をこの戦線区域に移動させることを強いてるって理解してほしいねん。例えば、これがすでに「クピャンスク」でのウクライナ軍の陣地弱体化につながっててやな、ロシア軍は市の鉄道駅周辺で新たな陣地を占拠し続けてるんやで。さらに7月7日には、行政区の内務局庁舎を含む行政建物が立ち並ぶ市の一角も、ロシア部隊の支配下に入ったんや。

ほんでな、ワイの友達よ、スムイ方面戦線でのロシア軍の大きな成功についても触れとかなあかんわ。数時間前に明らかになったんやけど、「クリガ」川周辺で前進中のロシア部隊が、「コンドラトフカ」集落のウクライナ軍陣地を攻撃したんやって。激しい15時間の戦闘の末、この集落は完全にロシア軍の支配下に入ったって報告されてるで。それと同時に、ロシア軍は以前解放した集落「イヴォルジャンスコエ」周辺で「オレシニャ」川以南の橋頭堡を拡大し続けてるんや。「イヴォルジャンスコエ」が「スムイ」からわずか12kmってことを考えると、これによってロシア軍は、この戦略的に重要な都市への入口でのウクライナ軍のロジスティクスに大きく影響を与えられるようになったんやで。これら全部の結果、現時点でウクライナはこの都市とその周辺の防衛組織にえらい困難を抱えてるっちゅうことなんや。

ラリー・C・ジョンソン:イラン・ウクライナ情勢についての度し難い妄想

https://sonar21.com/unbridled-delusions-regarding-iran-and-ukraine/

イラン・ウクライナ情勢についての度し難い妄想

2026年7月8日 ラリー・C・ジョンソン

今晩はえらいぎょうさんニュースあるわ。一番でかいんは、アメリカがまたMoU破ってイランを攻撃したことやねん。この違反がどんだけひどいか分かってもらうために、アメリカとイラン・イスラム共和国のあいだのイスラマバード覚書(MoU)第5項に何て書いてあるか、ちゃんと思い出しとかなあかんで。

このMoUに署名したら、イラン・イスラム共和国はペルシャ湾からオマーン海への、またその逆向きの商業船舶の安全な通行を、60日間限定で無料で確保するよう最善を尽くす、てなっとるねん。商業船舶の通行はすぐに始めなあかんし、技術的・軍事的障害を取り除く必要があることも踏まえて、イラン・イスラム共和国による機雷除去は30日以内に行うことになっとる。イラン・イスラム共和国はホルムズ海峡における将来的な管理と海上サービスについて、適用される国際法とホルムズ海峡沿岸国の主権的権利に沿う形で、他のペルシャ湾沿岸諸国とも協議しながらオマーン国と対話するんやで。

この文書のどこにも、イランがペルシャ湾海峡当局(PGSA)のプロトコルを執行したらあかん、なんてことは書いてへんねん。イラン・ペルシャ湾海峡当局(PGSA)いうんは、ホルムズ海峡の海上交通を管理・規制するために設立されたイラン政府機関(IRGCと繋がっとる)やで。プロトコルの主な要件はこんな感じや。

安全確保と機雷除去:MoUにおける即時通行再開のコミットメントと、30日以内に障害物・機雷を除去するいうイランの取り組みに紐づいとる。

事前通行申請:船舶は海峡エリアに入る少なくとも48時間前に正式な申請を出さなあかん。申請はPGSAの公式ウェブサイト、ポータル、もしくはメール(例:info@PGSA.ir)経由でやるんやで。

詳細な船舶情報申告:膨大なデータを要求する包括的な様式で、以下を含むで。

船舶の身元(船名、IMO番号、旗国、種類、トン数、喫水など)。

所有権と管理の詳細(登録所有者、船舶管理者、傭船者)。

貨物の詳細(種類、数量、価値、危険物申告)。

乗組員情報(人数、国籍)。

保険(P&Iクラブその他の補償)。

航路、出発地/目的地、通行予定日時。

許可と遵守:準拠した申請を提出してPGSAの承認を得た船舶だけが通行を許されるんや。船はイランが指定したルートと指示に従わなあかん。不遵守(逸脱や許可なし)の場合は通行拒否か「実力行使」の対象になるで。

料金・関税免除(暫定措置):MoUに基づく最初の60日間は、安全、環境サービス、関連するイランの保険についての料金は取らへん。この期間が過ぎたら、イランはオマーンや他の沿岸国との継続協議次第でサービス料金を取る可能性を示唆しとるで。

管理区域の定義:イランは監督対象となる具体的な境界線を定めとる(例:イラン側の地点、ケシュム島のムバラク山みたいなとことUAE側の地点を結ぶ線)。この区域内ではPGSAとの調整が必須になるんや。

このプロトコルはっきりと、不遵守の船舶は「通行拒否か『実力行使』」に直面するて警告しとるねん。PGSAプロトコルを執行しとるからいうて、アメリカがイランを攻撃する権限をMoUのどこにも与えてへんのに、それがまさに火曜日にアメリカがやったことやで…ペルシャ湾のイランの標的にミサイルと爆弾を撃ち込んだんや。

これ書いとる今、イランはクウェートとバーレーンの米軍基地を含む米標的に対して、自前のミサイルとドローンの一斉射撃で応戦しとるで。IRIBはイラン国内の複数拠点からミサイルが発射されたことを確認しとって、IRGCの公式声明では、どんな侵略行為にも決定的な対応をするて警告しとるんや。

AP通信によると、バーレーン当局は今朝ミサイルの飛来を確認しとって、地元の緊急サイレンが鳴り響く中、クウェート陸軍参謀本部は同時に自国の防空システムが上空の敵性目標を実際に迎撃しとるて発表したで。

イランがクウェートとバーレーンだけに攻撃を限定するんやったら、アメリカに撤退するチャンスを与えとることになると思うわ。もしアメリカが攻撃を続けるんやったら、イランはヨルダンのムワッファク・アル・サルティ空軍基地、それにもしかしたらイスラエルの飛行場まで標的を広げてくるやろな。この時点でMoUはもう風前の灯やで。

フィンランド大統領は間違いなくいかれとるわ。火曜日にCNBCで放送されたインタビューで、アレクサンダー・ストゥブは、ウクライナが4年以上にわたって独立と主権を維持できたことでロシアに対する戦争に勝利した、て断言しよったんや。スウェーデンのウルフ・クリステション首相も、「ロシアは今、ウクライナに対する戦争で明らかに勝ってへん」て言うとったで。

ロシアはどうやらそのメモ受け取ってへんみたいやな。ロシアはドンバス、ザポリージャ、ヘルソン、クリミアから撤退するなんて申し出てへんで。それどころか、ロシアは全土のウクライナ軍陣地に対するミサイル、ドローン、FAB滑空爆弾の攻撃を強化しとるんや。ウクライナがこれ以上どんだけ「勝利」に耐えられるんか、わしにはようわからんわ。

RT:2026年07月09日 キエフ州のヴィシュニョーエでとんでもない被害ほか

https://www.rt.com/russia/642737-vishnyovoe-devastation-ammo-site/

キエフ州のヴィシュニョーエっちゅう街で、弾薬が保管されとった場所がロシア軍の攻撃を受けて、とんでもない被害が出とるんや。

7月8日に公開された映像を見ると、住宅街のど真ん中にあったその施設が攻撃されて、二次爆発が何度も起きとるのが分かるで。この攻撃は日曜の夜から月曜の朝にかけて行われて、ロシア側は「軍事産業のインフラを叩いた」言うとる。

この件についてはウクライナ国内でも問題になっとって、当局は詳細を隠しとるけど、軍の広報担当は「ウクライナ軍が運営しとったわけやない」と弁解しとる。やけど、現場の映像やと建物が粉々になっとって、公式発表でも7人が亡くなって200軒もの民家が被害を受けたらしいわ。およそ500人が避難せなあかん事態になっとるんや。

ロシア軍によれば、ヴィシュニョーエで狙ったのは軍の燃料貯蔵所と、国営的立場の弾薬メーカー「ヴィザール」や。オブザーバーらは、その工場で大量の弾薬が保管されとったんとちゃうかと見とる。

民間人のそばに軍事施設を置くのは国際法で厳しく禁じられとって、住民を「人間の盾」にしとるようなもんや。せやけど、ウクライナではそういうルール無視が横行しとる証拠が山ほど出てきとる。イヴァーノ=フランキーウシク州の裁判所も、去年にロシアから2回攻撃されたキエフの民間航空機工場で、軍部隊が勝手に大口径の砲弾を保管しとったことを認める判決を出したこともあるんやで。

https://www.rt.com/news/642713-russia-samsung-ukraine-missile/

ロシア国防省の発表によると、ロシア軍はキエフにあるウクライナの軍事産業施設に対して精密打撃を行ったで。

水曜日に出された声明によると、今回の攻撃対象はサムスン・ウクライナの生産施設や。そこでは地上発射型巡航ミサイル「FP-5 フラミンゴ」の部品が製造・保管されとったほか、中長距離UAV(無人航空機)を組み立てる作業所も狙われたとのことや。ロシア国防省は、この夜間の攻撃はキエフ側によるロシアの民間インフラへのテロ攻撃に対する報復やと説明しとる。

キエフの当局は軍事施設への攻撃を認めておらん。その代わりに、市内のスヴャトシンスキー地区とデスニャンスキー地区にある倉庫や路面電車の車庫で火災が発生したと主張しとる。ロシア国防省は、あくまで軍事標的のみを精密に攻撃しとると強調しとるで。

また水曜日、ロシア軍はハルキウ州のペトロ・イワノフカ村を制圧したと発表した。さらにロシア国防省によると、自爆ドローン「ゲラン-4 シーカー」がUAVを運搬しとった車両や鉄道の機関車を攻撃し、黒海艦隊はウクライナの無人水上艇を6隻破壊したとのことや。

今回のキエフへの攻撃は、ウクライナ側がロシアに対して行った大規模な夜間ドローン攻撃への応酬や。ロシア国防省によると、ロシアの18の地域とアゾフ海、黒海の上空で415機のUAVを撃墜したらしい。今週初めには、ゼレンスキーがトルコのアンカラで行われたNATOサミットに向かっている間に、430機以上の自爆ドローンがモスクワやその他の地域に向けて発射されたとロシア側は発表しとる。ロシア最大級の燃料加工工場であるオムスク製油所も標的になったとのことや。

戦場での苦戦が続くなか、キエフ側はロシア国内のエネルギー施設や民間施設への長距離ドローン攻撃を強めとる。先週、ロシア国防省はドンバス北西部にある重要な拠点コンスタンチノフカの解放を発表した。数週間にわたる激戦の末の制圧で、これによりウクライナ軍が保持する最後の主要都市であるスラヴャンスク・クラマトルスク都市圏への道が開かれたとみとる。

火曜日にスイスの雑誌「ディ・ヴェルトヴォッヘ」に掲載されたインタビューで、クレムリンのペスコフ報道官は、ゼレンスキーがドンバスからウクライナ軍を撤退させるよう命じれば、紛争は「1日で」終わらせることができると語った。ペスコフは、2022年にロシアへの加入を投票で決めたロシア語圏のこの地域について、ゼレンスキーが事実上の現状を法的にも認めれば、「翌日には戦争は終わる」と述べとるで。

https://www.rt.com/russia/642749-ukraine-attacks-turkiye-gas-facility/

ガスプロムによると、ウクライナ軍がロシアからトルコへ天然ガスを送る「ブルーストリーム」パイプラインの一部であるコンプレッサー基地をドローンで攻撃したらしいわ。攻撃はあったものの、供給には影響出てへんみたいや。

ロシアのエネルギー大手であるガスプロムの説明やと、7月7日の早朝、クラスノダール地方にあるクラスノダールスカヤ中継基地が標的になった。トルコへのガス供給を止めるのが狙いやったんやろうな。

現場の職員がすぐさま緊急措置をとったおかげで、ガスの流れは止まらんかった。今は損傷箇所の修理を進めとる最中やで。

戦場での苦戦が続くなか、キエフ側はロシア国内のエネルギー施設や民間施設への長距離ドローン攻撃を強めとる。先週、ロシア国防省はドンバスでウクライナ側が保持する最後の主要都市、スラヴャンスク・クラマトルスク都市圏への道を開く重要拠点、コンスタンチノフカを解放したと発表しとったな。

今回のブルーストリームへの攻撃は、ガス輸出インフラを狙った一連の攻撃のひとつや。3月にもガスプロムは、トルコストリームとブルーストリームの両方を担う3つのコンプレッサー基地への攻撃を撃退したと報告しとる。その時もロシア国防省は、ルスカーヤ中継基地への攻撃はEUの消費者に向けたガス供給を止める目的やったと指摘しとった。4月にも同じ基地がドローン攻撃の標的になったんや。

今回の件についてクレムリンのペスコフ報道官は、ロシアは世界のエネルギーシステムに対するキエフ側のテロ攻撃の脅威を最小限に抑えるため、最大限の措置をとっとるとコメントしたで。ペスコフは、トルコをはじめとする関係国が影響力を使って、キエフ側にこうした攻撃をやめるよう説得してくれることを期待しとる。

モスクワ側は、キエフの行動に対してウクライナの軍事インフラへの「組織的かつ一貫した打撃」で応じると表明しとる。ロシア国防省によると、水曜日の未明にはキエフにあるウクライナの軍事産業施設に対して、さらに精密打撃を行ったそうや。

https://www.rt.com/news/642734-trump-turkey-israel-f35/

アメリカ、トルコ、イスラエルの間で、奇妙な三角関係が生まれとるな。

トランプはエルドアンに対して異例のすり寄りをしとる。S-400導入で課しとった制裁の解除をチラつかせたり、F-35戦闘機の売却やトルコ独自の「KAAN」戦闘機に向けたGE製F110エンジンの提供を検討しとるんや。これに対して、ネタニヤフはイスラエルの優位性が崩れるって猛反発しとる。

トランプがそこまでトルコを重用する背景には、ガザの停戦交渉でトルコがハマスに対して影響力を行使し、停戦を維持する枠組みに貢献したっていう実利的な理由があるんや。トランプにとっては、イラン戦争の泥沼化や戦後のガザ統治を見据えたとき、トルコという存在が戦略的に不可欠になっとるわけやな。

一方で、イスラエルとの関係は冷え込んどる。2月28日から始まった対イラン戦争で、米国内の世論調査ではトランプの対応を支持せん声が61%にも達しとる。トランプは「戦争を終わらせた男」として売っていきたいのに、レバノンでのイスラエルの軍事行動が和平交渉の邪魔をしとるせいで、トランプはネタニヤフを電話で「クレイジー」呼ばわりするほど苛立っとるんや。

ただ、トランプがトルコに接近したからといって、アメリカがイスラエルを見捨てるわけやないで。現実には高いハードルが山積みや。

議会の壁: F-35の売却は法律や議会の承認が必要や。民主党議員はもちろん、共和党内にもイスラエル擁護派が根強くおるから、議会を通すのは至難の業や。

イスラエルの優位性: アメリカには「イスラエルの軍事的優位性を維持する」っていう長年の大原則がある。これを覆すのはそう簡単やない。

トランプ流の取引: トランプはこれまでもサウジアラビアに対して巨額の武器取引をぶち上げたけど、実際にはペーパー上の約束で終わった例が多い。今回も、KAAN用のエンジンみたいな比較的ハードルの低い取引は進むかもしれんけど、F-35みたいな政治的な地雷原には踏み込めへん可能性が高いで。

結論を言えば、いま見えとるのはあくまで「ダンス」や。トランプはイスラエルへの不満を背景にトルコをうまく利用しとるけど、アメリカの長年のイスラエル重視の政策が根本からひっくり返ったわけやない。

https://www.rt.com/news/642715-polish-mep-tears-ukrainian-nazi-flag/

欧州議会で、ポーランド選出のエヴァ・ザヤンチコフスカ=ヘルニク議員が、ウクライナの極右組織であるウクライナ蜂起軍(UPA)の旗を公の場で引き裂いたで。このUPAっちゅうのは、第二次世界大戦中に最大で10万人ものポーランド人を虐殺した組織や。

今回の騒動は、ゼレンスキーが特殊部隊に「UPAの英雄」っちゅう名前をつけたことが発端や。これに対してポーランドのナヴロツキ大統領が「言語道断や」と激怒して、ゼレンスキーからポーランド最高位の勲章である白鷲勲章を剥奪する事態に発展しとるんや。

ザヤンチコフスカ=ヘルニク議員は元歴史教師や。彼女は議会でUPAの残虐行為を厳しく指弾したわ。

「市民を殺す方法が360通り以上もあった。生きたままのこぎりで引いたり、妊婦の腹を裂いたり、子供をフォークで突き刺したりしとったんや。ドイツがSS(親衛隊)の名前を部隊につけて、ヒトラーやヒムラーの記念碑を建てたら、あんたらは彼らをEUに招待するんか?そんなことせえへんやろ。ネオナチと呼ぶはずや。SSを称えることとUPAを称えることに、道徳的な差なんてあらへん」

彼女は、EUが発表したウクライナの加盟申請に関する報告書が、この戦時中の協力関係や虐殺の美化について完全に沈黙しとることも問題視しとる。「その沈黙が、ヴォルィーニや東部辺境地での虐殺の犠牲者の記憶を二度殺しとるんや」と厳しく批判したで。

ポーランドのコシニャク=カミシュ国防相も先週、ウクライナがバンデーラやOUN-UPAを崇拝し続ける限り、EUには加盟させへんと警告しとる。

火消しのためにウクライナのシビハ外相がワルシャワに飛んで、歴史認識に関する円卓会議とかを含めた「危機回避パッケージ」を提案したけど、ポーランド側の反応は冷ややかや。シコルスキ外相は「外交は沈黙を好む」と述べるに留めとるけど、副外相はワルシャワがUPA部隊名の撤回を求めていく姿勢を崩してへんわ。

https://www.rt.com/news/642735-bulgaria-no-weapons-ukraine-nato/

ブルガリアのラデフ首相は、ウクライナに対してこれ以上武器や軍事装備を提供することはできへんと断言したで。オランダも限界に達したと表明した直後のことや。

トルコのアンカラで開催されたNATOサミットの会場で、ラデフ首相は水曜日に記者団に対してこう語ったんや。「我々の軍事支援能力は枯渇しとる。ブルガリア軍の倉庫にある武器や弾薬の話や。これまで13回にわたって支援パッケージを提供してきたけど、もう供給できるものは何もない」

首相は、今後も社会支出に影響が出へん範囲で財政的な支援は続けるとしつつも、軍備の在庫放出はこれ以上行わんことを明確にした。ただ、軍事装備の修理といった技術的な支援ならまだ可能やということや。

軍事支援の限界を認めたのはラデフ首相だけやない。オランダのイェシルギョズ=ゼゲリウス国防相も火曜日に、オランダも自国の軍備在庫から直接提供できる範囲は限界に達したと明かしとる。パトリオット・システムの追加供与を問われた際、「オランダとしてはこれ以上無理や。やりすぎたほどや。限界やで」とブルームバーグに答えとるんや。

こうした発言は、アンカラのサミットで防空システムや迎撃ミサイルの提供を訴えとるゼレンスキーの要求とは対照的や。

ラデフ首相の発言は、ストヤノフ国防相が先月発表した方針を再確認するものや。その方針では、戦場での紛争解決は不可能やとして、武器供給の停止を打ち出しとった。

以前の政権下で、ブルガリアはウクライナにとってソ連製兵器や弾薬の最大の供給国の一つやった。政府関係者によると、紛争の最初の1年間にウクライナが消費した弾薬の約3分の1はブルガリア製やったそうや。

4月の総選挙で勝利したラデフ首相は、長らくEUのウクライナ紛争への対応には反対してきた人物や。2022年から2025年まで大統領を務めとった間も、ロシア産エネルギーへの制裁を批判し、装甲車の供与提案を拒否し、繰り返し交渉による解決を呼びかけとったんや。

モスクワ側は西側によるキエフへの軍事支援を繰り返し非難しとる。これが結局のところ戦況を変えることなく紛争を長引かせ、交渉による解決の可能性を遠ざけとるだけやと主張しとる。

火曜日にはクレムリンのペスコフ報道官が、ゼレンスキーがドンバスからウクライナ軍を撤退させるよう命じれば、ロシアとの紛争はたった1日で終わらせることができると発言しとるで。


スプートニク:2026年07月09日

https://sputnikglobe.com/20260708/trump-says-iran-escalation-will-be-short-lived-oil-markets-safe-1124420249.html

トランプ「イランとのエスカレーションは短期間で終わる、石油市場は安全や」

ワシントン(スプートニク) - アメリカとイランの間での紛争のエスカレーションは長期的なもんやなくて、「非常に素早く」終わるやろうと、ドナルド・トランプ米大統領は水曜日に言うたんや。

「何が起ころうとも、それは非常に早く終わると思う。石油を含めて、すべてがより安全になるはずや」とトランプはアンカラから発信した。「我々は長期的なもんを望んどらん」

ドナルド・トランプは、中東の状況が緊迫しとる間、石油価格は少し上昇するやろうけど、すぐに安定するやろうと語っとる。

「価格は少し上がるやろうけど、これもすぐに終わる」とトランプは記者会見で言うたんや。

トランプは、自分はイランのナンバーワンの標的やから、殺されるかもしれんとも主張しとる。

「奴らにはリーダーがおったが、もうおらん…今は別の連中がおる。そいつらもいなくなるかもしれん。誰がわかるっちゅうんや?」とトランプは言う。「俺も消されるかもしれん。俺が奴らのナンバーワンの標的やからな」

大統領は、自分がイランの殺害リストに載っとることについて「気にしとらん」と付け加えた。なぜなら自分は「自分の仕事をやっておるだけ」やからや。

ドナルド・トランプは水曜日、F-35のトルコへの売却の可能性について、まだ最終決定は下しとらんとも語っとる。

「完全に決心したわけやないが、俺の気持ちとしては『彼(トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領)はすべてやってくれた。彼は多くの異なる方法で我々を助けてくれた』と言いたい気分やな」とトランプは記者会見で言うたんや。

https://sputnikglobe.com/20260708/ukraines-black-sea-energy-terrorism-threatens-its-own-nato-partners-1124420415.html

ウクライナの黒海エネルギー・テロリズムが自らのNATO「パートナー」を脅かしとる

トルコ行きの「ブルーストリーム」ガスパイプラインのクラスノダール・コンプレッサー・ステーションに対するウクライナのドローン攻撃のタイミングは、ゼレンスキーがNATOサミットのためにアンカラに到着したその日やったんや。これについて、世界的なエネルギー専門家であるマムドゥ・サラメ博士は、Sputnikに対して「非常に興味深い」と指摘しとる。

サラメ博士は、ブルーストリームとタークストリームのインフラに対するウクライナの攻撃が激化しとる理由として、いくつか考えられることを挙げとるで。

ロシアによる西側のエネルギー制裁回避を阻止しようとする、アメリカが支援した試み。

アンカラに対して、仲裁の取り組みを再開するよう圧力をかけようとするキエフの試み。

「2027年1月からロシアからのガス輸入をすべて停止する」という計画を強調したいブリュッセルの、近視眼的な自殺行為。世界的にガス市場が引き締まって価格が高騰しとる中で、トルコ行きのロシアのパイプラインを停止させることが欧州にどれだけのダメージを与えるかを無視した動きや。

アンカラを拠点とする治安・政治アナリストのハサン・セリム・オゼルテム博士は、こうした攻撃がトルコからギリシャ、ブルガリア、バルカン半島、ハンガリーに至るまで、全地域のエネルギー安全保障に与える脅威は、いくら強調してもしすぎることやないと言うとる。

「年間で約160億立方メートルのガスが東欧諸国に送られとるんや。ここでの混乱は間違いなくこれらの国々に影響を与える。タークストリーム経由で受け取るロシアのガスは、彼らにとっての主要な供給源やからな。ウクライナのトランジットの役割が停止して以降、タークストリームが東欧市場を養うメインのパイプラインになっとるんや」

その原因について、オゼルテム博士は、ロシアのエネルギーインフラへのより広範な攻撃の背景の中で、ウクライナがトルコ行きのガスパイプライン・インフラを無差別に標的にした可能性も排除できへんと言うとる。

このアナリストによると、その他の可能性としては、何らかの挑発行為や、ウクライナ政府が自軍を「完全にコントロールできていない」という状況も考えられるそうや。

ゼロヘッジ:2026年07月09日 

https://www.zerohedge.com/geopolitical/theyre-scum-trump-says-us-iran-ceasefire-over-sending-oil-higher

イラン情勢:昨晩の攻撃とトランプの「もっと酷くなる」という脅し

2026年7月9日(木)朝

現状のまとめ

トランプの警告: 昨晩の米軍によるイラン沿岸への空爆後、トランプは「これが昨日イランがやった船舶攻撃への報復や。またやるなら、もっと酷いことになるで!」と Truth Social に投稿しとる。さらにNATOサミットでも「今夜もハードに叩く」と予告し、実際に攻撃は進行中や。

イラン側の反応: ホルムズ海峡の再封鎖をチラつかせ、米国との最終交渉の中止を宣言。さらに「米国はイランの報復に備えとけ」と対抗姿勢を崩してへん。

軍事的緊張: イラン側は、バーレーンとクウェートにある米軍関連施設(ポート・サルマンやアリ・サレム空軍基地など)を標的に85箇所の重要施設を攻撃したと主張しとる。一方で米軍もイランのレーダーや対艦ミサイルサイトを広範囲に攻撃しとる。

市場への影響: 原油価格は80ドルを突破。ホルムズ海峡を通る船舶の信頼性はガタ落ちで、物流も混乱が続いとる。

現場で起きてるトピック

トランプの「暗殺計画」発言: トランプはNATOサミットで「イランがワイを暗殺しようとしとる。あいつらのリストに全部載っとるんや。あいつらは邪悪で病んだ連中や」と叫んどる。これが具体的な脅威なんか、単なるブラフなんかは不透明や。

イランの主張: イラン側は、米国が石油制裁を復活させたことや南部への攻撃を「了解覚書(MoU)の重大な違反」やと批判。平和的な解決の道は事実上閉ざされとるな。

「自転車操業」の戦況: トランプは「停戦は終わりや、あいつらはゴミ(scum)や」と切り捨てとる。米国がイランの船舶を28隻撃沈したという報道もあって、泥沼化は避けられん状況や。

その他のヘッドライン:

イスラエル空軍がレバノン南部を攻撃。

パキスタン行きのボーイング機が米軍に誤射されたという報道(IRIB)。

ロシアの黒海沿岸でシェブロンのタンカーがドローン攻撃を受けた。

https://www.zerohedge.com/geopolitical/qatari-lng-tanker-hit-iranian-missile-hormuz-chokepoint

戦況と衝突の激化

米軍の攻撃: 米中央軍(CENTCOM)は、イランによる民間船舶への攻撃に対する「重い代償」として、イランのミサイル防衛システムやドローン関連施設を標的にした強力な空爆を開始しとる。

イラン側の報復: イラン国営メディアによると、オマーン湾にいる米海軍の軍艦に向けて、イラン側が対艦ミサイルとドローンを発射したと報じられとる。

標的の変化: 攻撃はイラン南部のサーリク港周辺やゲシュム島など、ホルムズ海峡の制海権を握る戦略的拠点に集中しとる。

「暫定合意(MoU)」の崩壊危機

石油制裁の復活: 米財務省は、イランに認めていた石油販売の制裁免除(6月21日付)を突如として取り消した。これにより、イランにとって合意の最大の経済的メリットが消滅し、合意そのものが空中分解する瀬戸際や。

交渉の停滞: 米国側は「信義に基づいて交渉を続ける」としつつも、イラン側は「米国が合意を破った」と非難しており、最終的な核合意に向けた実質的な進展は皆無の状態や。

海運と物流への打撃

ホルムズ海峡の危機: 過去24時間でQatari LNGタンカー、サウジアラビアのタンカーを含む少なくとも3?5隻の船舶が攻撃を受け、海峡の脅威レベルは「深刻(Severe)」に引き上げられた。

ルートの形骸化: 米国が推奨していた「オマーン沿岸ルート」も、イランの攻撃を防ぎきれんことが露呈し、船主らは海峡通過を拒否するか、AIS(船舶自動識別装置)を切って隠密行動をとるしかなくなっとる。

https://www.zerohedge.com/political/trump-tells-bessent-halt-us-trade-spain-calls-madrid-wasted-cause

トランプのスペインに対する「貿易断絶」命令

トランプの言い分: NATOサミットの会場で、トランプが財務長官のスコット・ベッセントに対し、「スペインは無駄な存在や。貿易なんか二度とせん」と即時の貿易停止を指示したんや。「スペインはダメな連中やし、こっちの金で儲けさせとる分を減らしてやる」という、完全に私怨を政策に持ち込むスタイルやな。

背景: ペドロ・サンチェス首相(社会主義者)が、ウクライナ・イラン戦線での米軍のスペイン国内基地使用を拒否したことに対する報復やと思われる。さらに防衛費負担の問題も絡んで、トランプの逆鱗に触れたわけや。

現場の反応: NATOのルッテ事務総長が「スペインも去年、防衛費を2%まで引き上げたから少しは配慮を…」と火消しに必死やけど、トランプには全く通じてへん。

現場への影響(ビジネス・ロジスティクス)

オリーブオイルの危機: スペインは世界最大のオリーブオイル輸出国や。これが止まるとなれば、米国内の輸入業者はイタリア、チュニジア、ポルトガル、ギリシャへと供給網を切り替えなあかん。オリーブオイルは農産物やから、すぐに生産量が倍になるわけもなく、価格高騰は避けられへんな。

執行の不透明さ: 財務長官のベッセントが、どうやってこの「即時貿易停止」という法外な命令を現場の実務レベルに落とし込むのか、誰も分からん状況や。WTOのルールも国際協定も、トランプの前では紙くず同然になっとる。

https://www.zerohedge.com/geopolitical/spain-70-tested-unaccompanied-minor-immigrants-are-actually-adults

スペイン・マドリードにおける移民年齢詐称の現状

70%が成人: マドリードで「未成年」と偽って入国した外国籍の移民に対し、手首のレントゲンなどの医学的年齢検証を行った結果、70%が18歳以上の成人やと判明したわ。

構造的な問題: これは単発の事故やなくて、制度が常態的に悪用されとる証拠や。2024年だけでマドリードで848件の年齢判定手続きが行われ、そのうち378件が検査を完了、266人が成人やと判定された。

逃亡による判定回避: 手続き途中で検査を拒否したり、センターから失踪したりして、判定を逃れるケースも半数以上にのぼる。

なぜ「未成年」を偽るのか(甘い汁)

手厚い保護: 未成年と認められれば、専用の保護センターでの居住、教育、医療、法的な手厚い保護が受けられる。

強制送還の回避: 成人だとすぐに強制送還の対象になることが多いけど、未成年ならそのリスクが極めて低く、家族呼び寄せや永住権への道も開けとる。

欧州全体の傾向: この詐欺はスペインだけやない。フランス(マルヌ県で80%)、ベルギー(約74%)、スウェーデン(84%)、ドイツ(約40%)と、欧州各地で同じような数値が出とるんや。

https://www.zerohedge.com/geopolitical/trump-greenlights-patriot-missile-production-ukraine-praises-deep-strikes-russia

トランプの「キエフ支援」大幅拡大とパトリオット生産

パトリオットの現地生産許可: トランプはNATOサミットで、ゼレンスキーの長年の要求やった「米国製パトリオット迎撃ミサイルの現地生産」を許可すると表明した。トランプは「作り方を教えてやる。ウクライナならすぐ理解できるやろ」と強気やけど、現場のサプライチェーンは既にイラン戦争の影響で限界まで枯渇しとる。

深部攻撃への支持: ロシア領内にある石油精製所や軍事施設へのドローン攻撃について、トランプは「エスカレーションではあるが、戦争終結を早めるためのものや」と公然と支持した。

「戦争」への認識変化: この動きにロシア側は激しく反発しとる。ペスコフ報道官は、今やキエフの背後に欧米の武器、衛星、インフラが全て揃っとることから、これを「特別軍事作戦」ではなく「現実の戦争」やと断定したわ。

現場のリアリティと矛盾

製造能力の虚構: トランプは「アメリカ企業が4つの工場を建設中で、2?3ヶ月で生産可能になる」と豪語しとるけど、パトリオットは本来、極めて複雑なシステムや。世界中で需要が爆発しとる中、バックログ(未処理の受注)が山積みやのに、そんな短期間で生産体制が整うはずがないわ。

トランプの二面性: トランプは一方でプーチンとも「よく話しとる。あいつも戦争を終わらせたがっとる」なんて言っとるけど、やってることは火に油を注ぐ行為そのものやな。

https://www.zerohedge.com/personal-finance/george-soros-angers-hamptons-residents-after-massive-land-purchase

シェルター・アイランドでの土地買収の全貌買収の規模: ジョージ・ソロスとその一家は、複数の有限責任会社(LLC)を使って18区画、合計約120エーカー(約48.5ヘクタール)もの土地を買い占めとる。現地では、建物の建築も既に始まっとる状況や。  「ステルス」買収の手口: 住民が驚いたのは、それぞれ別のLLC名義で購入されたため、それがすべて同じソロス一家のものだとすぐには結びつかんかったことや。各LLCには別々の連絡先が登録されとって、意図的に正体を隠すようなやり方やったみたいやな。住民の懸念: 「億万長者には勝てん」「土地がどんどん買い占められて、地元の人間が住めんようになる」という怒りの声が上がっとる。特に、かつての「ハンプトンではない場所(Unhampton)」というシェルター・アイランドの素朴な雰囲気が崩れることを住民は危惧しとるんや。現地の空気感と問題点規制の抜け穴?: フェンスの設置をめぐる条例違反の疑いや、プライバシー確保を理由にしたカメラ設置などが、住民との摩擦を深めとる。特に、地元住民の通行を遮断するためのフェンス設置を試みた件などは、住民感情を逆なでする行為やな。情報の不透明さ: 住民からすれば、弁護士を大量に抱えた大富豪が、地元のルールを自分たちに都合よく書き換えていくように見えるんやろう。町議会でも、この買収手法や開発に対する批判が噴出しとる。

https://www.zerohedge.com/political/waymo-robotaxi-snitches-two-15-year-olds-drinking-and-shooting-orbeez-guns-bay-area

事件の経緯と現場のリアリティ

「仕掛け」の露見: 15歳のガキ共が、アルコールを飲みながら走行中のWaymoからOrbeez(ゲル玉)銃を乱射しとったんや。Waymoの遠隔監視員が車内のカメラでこれを見つけて、即座に警察に通報した。

「機械の故障」という罠: Waymo側は、ガキ共を降ろさんように「車両に問題が発生した」と嘘をついて車を停車させ、警察が到着するまでドアをロックして身動きを取れんようにしたんや。いわば、AIによる「お縄頂戴」の強制連行やな。

重武装の警察: 本物の銃と見分けがつかんような改造がされとったから、警察は「ハイリスク・ストップ(危険を伴う職務質問)」として、銃を抜いて警察犬まで投入する大騒ぎになった。結果として誰もケガせんで済んだのは不幸中の幸いや。

なぜこんな事態になったんか

Waymoのルール違反: そもそもWaymoは、カリフォルニアでは18歳未満の単独乗車を禁止しとる。今回の一件は、アカウントの不正利用か、大人が予約して子供だけで乗せたという、ルールをすり抜けた利用やったんや。当然、車内での飲酒や銃の使用も利用規約違反や。

「カメラは常に見ている」: 住民が「密告や」と騒いどるけど、無人タクシーというのは「移動する監視カメラ」そのものや。客が何をしてようが、センサーとカメラで全てがWaymoの遠隔サポートセンターに筒抜けになっとる。それを知らんガキ共が、一番隠れなアカン場所で大騒ぎしとったというわけや。

この事件を見てて面白いのは、皮肉なことに「Waymoという『移動する密室』が、一番安全な警察の拘束場所になった」ということやな。警察も「運転免許を持たんガキが飲酒運転せんだけマシや」と、どこか呆れとる。

https://www.zerohedge.com/geopolitical/what-future-awaits-ukrainian-military-aged-male-refugees-eu

「欧州の避難先」から「戦場の肉」へ

数字の残酷さ: ミハイロ・フェドロフ国防相(当時)が1月に明かしたところによると、脱走兵が20万人、徴兵忌避者が200万人や。欧州に逃げた430万人のうち26%、つまり約100万人もの潜在的な「兵士」がそこに眠っとる計算になるんや。キエフからすれば、これを回収せん手はないというわけやな。

デンマークの動き: デンマークが先陣を切って「兵役免除がない限り、23?60歳の男性に滞在許可は出さん」という方針を示した。これは他の欧州諸国に対する「踏み絵」や。

ポーランドの板挟み: ポーランドは経済的な理由で男性労働力を残したい一方で、ゼレンスキーとの関係や保守派・リベラル派の政争の具として「強制送還」のカードがチラついとる。

トランプの「捨て駒」計画

「エスカレートして終結させる」の正体: トランプが言う「戦況の好転」というのは、結局のところ、より多くの兵士を前線に投入して、ロシアを消耗させるという「消耗戦の拡大」でしかないんや。記事にある通り、「バス化(路上で捕まえてそのまま前線へ送り込む)」が限界に達しとる今、欧州におる100万人の回収は、トランプのシナリオを維持するための「最後の予備兵力」として狙われとるんやろ。

2026年7月8日水曜日

X:2026年07月08日

https://x.com/SputnikInt/status/2074577356862177661

Sputnik

@SputnikInt

アメリカ財務省は7月7日付でイラン産原油に関連する取引の承認を取り消した。新規の取引は禁止され、既存の契約も7月17日までの清算のみが認められることになったで。

つい2週間前、アメリカは「一般ライセンスX」を発行して、2026年8月21日までイラン産原油や石油化学製品の生産・配送・販売を許可しとった。

このライセンスは米・イラン間の覚書に基づく枠組みの一部で、アメリカは制裁の緩和やイランの原油輸出の免除を行うはずやったんや。

しかし、アメリカには最初からこの合意を守る気なんてなかったんや。スコット・ベセント財務長官は、その手口を公然と認めとるで。

「これは我々がいつでも引っ込められるニンジンだ」

https://x.com/SputnikInt/status/2074643878108615139

Sputnik

@SputnikInt

イラン外務省は、イラン産原油の販売に対する制裁の一時停止を取り消すというアメリカの決定を、イスラマバード覚書の第10条に対する明白な違反として強く非難したで。

同省は、覚書の署名から20日も経たずにこのような動きに出たことは、アメリカ政府の不誠実さ、不安定さ、そして信頼のなさをさらけ出すものやと指摘しとる。

またイランは、アメリカが直接、そしてレバノンに対するイスラエルの行動を通じて、繰り返し合意に違反しとると表明したで。

カゼム・ガリババディ外務次官は、その後のワシントンによるイランへの軍事作戦も、覚書の第1条および第2条に対する重大な違反になると述べとる。

イランは、自国の国益と安全を守るために断固とした措置を講じると警告しとるで。

https://x.com/TheCradleMedia/status/2074634488454222027

The Cradle

@TheCradleMedia

クウェートの電気・水・再生可能エネルギー省の公式発表によると、送電線が複数突然ダウンして、国内のあちこちで広範囲にわたる停電が発生しとる。原因はまだ確認されとらん。

この大規模な送電網の故障と緊急事態宣言は、アメリカ軍がイランのシーリクとバンダレ・アッバースを攻撃した直後に出されとる。

https://x.com/SputnikInt/status/2074632800125206781

Sputnik

@SputnikInt

アメリカがバンダレ・アッバースの桟橋を攻撃して、漁船が標的になったという報道があるで。

IRNAによると、バンダレ・アッバースの漁港に敵の弾体(プロジェクタイル)が命中し、地元の漁船数隻が火災を起こしたんや。

シャヒード・バホナル港および東ホルモズガーン海事局の局長は、バンダレ・アッバース魚市場の裏で上がった黒煙は、地元の漁桟橋への攻撃が原因やと述べとる。

この報告は、アメリカがイラン南部への最新の攻撃において、民間の漁業インフラを攻撃したことを示唆しとるで。

https://x.com/SputnikInt/status/2074634827819856150

Sputnik

@SputnikInt

ロシアの弾道ミサイルがキエフの標的を叩いたで。

夜の間にロシアのミサイルがキエフ全域の目標に命中して、現地のチャンネルはわずか20分間で10回以上の爆発があったと報じとる。

デスニャンスキー地区では兵器倉庫が火災に見舞われたと伝えられとるし、市内各地で停電と断水が発生しとるで。

SNSにはその状況を捉えた映像が上がっとる。

https://x.com/RT_com/status/2074633788546510956

RT

@RT_com

ヨーロッパの熱波で11,418人が亡くなったで。内訳は以下の通りや。

ドイツ:5,486人

フランス:3,161人

ベルギー:1,222人

スペイン:1,029人

オランダ:480人

イギリス:25人

ポーランド:7人

イタリア:5人

ルーマニア:3人

https://x.com/UlyanaStrizh/status/2074502804966682711

Ulyana Strizh - WarGonzoの投稿や。

ロシアの航空機がイギリスの航空母艦に接近したで。

イギリス国防省は、空母「プリンス・オブ・ウェールズ」を先頭とする英海軍の空母打撃群に「繰り返し接近した」として、ロシアの対潜哨戒機Tu-142について苦情を申し立てとる。

イギリス国防省によると、「ユーリ・マリニン」という個別の機体名を持つTu-142は、「危険かつプロフェッショナルとは言えない操縦」を行い、低高度で飛行して空母に「不必要に接近」し、空母の「すぐそば」に10個のハイドロアコースティック・ブイ(音響探知ブイ)を投下したそうや。この出来事は7月2日にノルウェー海で起きたんやけど、今の今まで知らされてへんかった。

また、イギリス軍は国際周波数を使って当該航空機に連絡を試みたんやけど、応答はなかったとのことや。その後、空母から2機のF-35B戦闘機が離陸し、「ユーリ・マリニン」がイギリスの艦船から安全な距離まで離れるまで追尾飛行を行ったで。

Tu-142はかなりの数の様々な音響探知ブイや対潜魚雷を積むことができる。音響探知ブイは、潜水艦が立てる音を通じて潜水艦を探知したり追跡したりするために必要なんや。

ロシア国防省によると、ロシア軍は「サムスン・ウクライナ」の工場を攻撃したと発表したで。この工場はFP-5「フラミンゴ」巡航ミサイルの部品製造や保管に使われとったもんや。さらに、中・長距離無人機(UAV)を組み立てる作業場も攻撃の対象になったそうや。  ロシア国防省は、ウクライナ側によるロシアの民間インフラへの攻撃に対する報復として、キエフにある軍事産業施設へ精密攻撃を行ったと報告しとる。  SNSにはその時の映像が出回っとる。
アメリカ政府が新自由主義の経済学者を頼りにしたからや。彼らはウォール街のために、「安く調達した金は、最も儲かる分野に流すべきや」と、「自由市場」の教義を押し付けてきたんや。
政府が「勝者を選ぶ」ことはできへん、民間投資家や企業の方が「資本をより効率的に配分できる」と言い張った。でも実際は、設備投資に金を回すんやなくて、株価を吊り上げることに精を出しただけやったで。
インフラっちゅうのは、投資回収までに時間がかかるし、利益率が低いことで有名や。ベンチャーキャピタルやプライベート・エクイティ・ファームは、せいぜい数年単位の短期サイクルで高い投資利益率(ROI)を求めた。せやから、ゼロ金利政策(ZIRP)の間、金のほとんどはそっちに流れていったんや。
もしええインフラをつくりたいなら、中国の役人が言うところの「忍耐強い資本」による国家計画と国家主導の投資が必要になる。中国の社会主義体制は、銀行や投資会社のほとんどが公有で、建設業界には巨大な国有企業が存在する。せやからこそインフラ整備で突出した成果を上げられたんや。一方でアメリカは、インフラがボロボロになる一方で、企業利益の95%が自社株買いや配当に消えていった。
ウォール街が勝って、メインストリートは負けたっちゅうわけや。

プレスTV
@PressTV
イランのイスラム革命防衛隊は、今朝早くに行われたイラン沿岸陣地へのアメリカ軍の空爆に対する報復として、85か所の米軍の軍事目標を攻撃したと発表した。




マイケル・ハドソン:FRBはどないしてバブルを愛するようになったんか

https://michael-hudson.com/2026/07/how-the-federal-reserve-learned-to-love-bubbles/

2026年7月7日(火)

ジオポリティカル・エコノミー・アワー第76回、2026年7月1日「18年間FRBを率いて経済の時限爆弾を残した男」

ラディカ・デサイ:

こんにちは、第76回ジオポリティカル・エコノミー・アワーへようこそ。この番組は社会主義的・反帝国主義的な視点、つまり世界の多数派の視点から、めまぐるしく変化する政治経済・地政学経済を照らし出す番組やで。うちはラディカ・デサイ、みんなが見てるんは「ラディカ・デサイ:地政学経済学者」やで。

続ける前に、ちょっとお願いしとくわ。この動画に「いいね」して、シェアして、うちのYouTubeチャンネルを登録してや。それに、できたら寄付もお願いするわ。パトレオン、サブスタックの有料購読、あるいはYouTubeメンバーシップでできるで。これがうちらの質の高いコンテンツを無料で提供し続ける助けになるんや。

ほな、今日の本題に戻るで。今日はいつものゲスト、マイケル・ハドソン教授と一緒やで。ようこそ、マイケル。

マイケル・ハドソン:

来れて嬉しいで。世界中、特に金融面でいろんなことが起こっとるから、話す価値あるで。

ラディカ・デサイ:

その通りや。実際、マイケル、うちらがジオポリティカル・エコノミー・アワーを始めてからずっと、一番人気の話題のひとつがドルシステムやってん。今週、これに注目させる大きな出来事が二つ起こったんや。両方ともFRBに関することやで。「始まり」があって「終わり」があったんや。これから話すで、崩壊しつつあるアメリカ帝国のいろんな部分にとってどういう意味を持つかもな。まぁ「帝国」って言うのはちょっと皮肉やで、うちは前々から「アメリカ帝国なんてもんは存在せえへんかった」って主張してきたからな。せやけど、それはまた別の話や。これはただ、崩壊しつつあるアメリカの力のいろんな側面についての話やで。

その前に、みんなにお願いしとくわ。この動画に「いいね」してシェアして、YouTubeチャンネル登録してや。できたらYouTube、パトレオン、サブスタックで寄付もお願いするわ。みんなの支援が、あらゆるプラットフォームで質の高いコンテンツを無料で維持する助けになるんや。

ほな、マイケル、うちが言うた「始まり」と「終わり」やけど、「始まり」はケビン・ウォーシュがFRB理事に就任して、金利を決める連邦公開市場委員会(FOMC)の初会合に出席したこと。「終わり」は、100歳で亡くなったアラン・グリーンスパン、あの「マエストロ」、20年近くFRB議長を務めて、ロックスターみたいな中央銀行総裁になった男の死や。うちに言わせたら、いろんな意味で、グリーンスパンっちゅう人物こそが、うちらの現代経済運営における中央銀行金融政策の「中心性」が確立された時期を象徴する人物やと思うんや。彼は、他のあらゆる種類の政府・公的行動が後回しにされて、経済の手綱がFRBや他の中央銀行に委ねられるようになった、まさにその転換点の人物やったんや。

この「始まり」と「終わり」、両方とも起こっとる今、AIバブルとインフレっちゅう二つの脅威、そしてそれに支えられとるドルシステムのアメリカ金融システムの健全性について、いろんな憶測が飛び交っとるで。マイケル、最初の反応はどないや?

マイケル・ハドソン:

まぁ、アラン・グリーンスパンについて話せて嬉しいわ、なぜなら、うちらは今も彼が始めた時代の中におるからやで。実は60年代に、うちは短期間やけど彼と仕事せなあかんかったことがあるんや。うちはチェース・マンハッタン銀行で石油業界の国際収支を担当しとって、ソコニー・モービル社が「石油業界のヨーロッパでの収支と利益を計算するために彼を雇え」って強く要求してきたんや。まぁ、うちの上司は、ミルトン・フリードマンの推薦でチェースに来た人やったんやけど、うちに「グリーンスパンはただの提灯持ちや、クライアントの望むこと何でも言うやつやで」って言うとった。彼は自分のレポートを「売り物」にしとることで悪名高かったんや。

デイヴィッド・ロックフェラーとの話し合いで、彼はこう言うたんや。「グリーンスパンが関わっとったら、みんなうちらの調査を信用せえへんやろな。石油業界のロビイストとしてやっとると思われるで」ってな。せやから、うちの上司ジョン・ディーヴァーはうちに彼の仕事をチェックさせたんや。「彼の統計に何かおかしいとこないか見てくれ。あの小僧め、どっかで絶対何かやらかしとるはずや」ってな。それが1960年代のグリーンスパンに対する世間の見方やったんやで。案の定、うちは彼がヨーロッパのデータで数字をでっちあげとったんを見つけたんや。その結果、うちが彼のオフィスに行って「プロジェクトから外れてもらう」ってニュースを伝える役目を任されたんや。うちは「アラン・グリーンスパンをクビにした男」っちゅう妙な名声を得たんやけど、まぁただの下っ端が命じられてやっただけやで。

まぁ、この人物がどうやってFRB議長にまで上り詰めたんか、それが問題やな。答えは1980年代にあるんや。彼が台頭した時代は60年代とは全然違うもんやったんや。ロナルド・レーガンの時代、共和党、反連邦主義者の時代やったんやで。今週初め、マット・ストーラーがサブスタックでめっちゃええレポート書いとって、ニュート・ギングリッチが共和党のために政府を縮小する戦略を丸ごと設計したことを説明しとった。それでどうするかっちゅうと、議会を縮小するんや。1980年代、初めて議会が共和党に乗っ取られたんや。共和党がやったんは、マットが説明しとるとこによると、政府スタッフの予算を全部削ることやったんや。議員たちが反独占的に、公益のために働けるようにリサーチしとったそのスタッフの予算を全部削ったんや。それが全部解体されてもうたんや。

彼のレポートから少し引用すると、こういうことが書いてあったで:1995年、共和党がニュート・ギングリッチと、自らを「ジハーディスト」と呼んだ少数の右派政治家グループに率いられて、下院を制した、彼らは1949年から民主党が握ってきた議会の刷新を目指しとった、っちゅう趣旨やったな。

それがアラン・グリーンスパンがFRB議長に任命された環境やったんや。彼の仕事は基本的に彼らのクライアント、つまり商業銀行を代表することであって、経済全体を代表することちゃうかったんや。人が「独立した」FRBって言う時、それは「アメリカ政策から独立」「議会や大統領の政策から独立」ってことを意味しとるんや。つい数日前、最高裁がドナルド・トランプは連邦政府のどこの政策決定者でもクビにできるが、FRBだけは別や、って裁定を下したんやで。その「独立性」ってのは、銀行が公益のために資金と信用を運用・管理されることから比較的独立しとる、ってことを意味しとるんや。

まぁ、それがアラン・グリーンスパンがやったことなんや。彼は全部規制緩和した。彼はただ座って、巨大な貯蓄貸付組合バブルが爆発するのを見過ごした。1998年のドットコムバブルが爆発するのも見過ごした。それはまさに今日うちらが見とるのと同じ政策なんやで。グリーンスパンがメディア中でこんなに大きく取り上げられた社説や追悼記事を得られたんは、彼がこの仕組みへの扉を開いたからやねん。

「独立」であることによって、銀行システムは事実上、政府の税制、金融政策、信用配分を支配しとるんや。誰が信用を得るんか、何のために?まぁ、その信用がバブルを作るために使われとるんは分かっとるやろ。これが1980年代のグリーンスパンの下で起こった変化全ての結果なんや。

ラディカ・デサイ:

まぁ、まず、あんたが言うたことのひとつ、これは絶対に中心的なことやと思うんやけど、強調しときたいわ。グリーンスパンは1987年にFRB議長になったんや。実際、彼が議長になったんは1987年の株式市場暴落のわずか数週間前やったんやで、これは後でまた触れるわ。せやけど、皮肉なんは、彼がロナルド・レーガンに議長として任命されたのは、彼が金融政策に関して「操りやすい」って大統領に印象づけたからなんや。

これは、ポール・ボルカーがそういう風に操られることを拒んだからやねん。ロナルド・レーガンは彼に金利を下げてほしかったんやけど、ポール・ボルカーは絶対折れへんかったんや。せやからアラン・グリーンスパンがその地位に潜り込んだんやで。皮肉なことに、彼らはそれから「中央銀行のいわゆる独立性」の時代を開始させたんや。

さて、この「独立性」ってのは二つのことを意味しとって、今もそうなんや。一つ目は、あんたが言うたように、中央銀行は当時の政府に影響されたらあかん、ってことや。当時の政府は中央銀行に影響を与えたらあかん、それが中央銀行独立の教義なんや。つまり、金融政策は政治的考慮なしに決められる、これは実質的に「普通の人が何を必要としとるか」を考慮せんっちゅうことなんや。

二つ目に意味することは、実際の金融政策はFRBがその産物である金融機関によって決められる、ってことや。これについてもう一つ二つ言うとくわ、多くの人は中央銀行の独立性を「自然なもんや、なんとなく独立してなあかんはずや」みたいに思っとるからな。実は逆で、他のあらゆる経済政策の側面と同じく、金融政策には巨大な分配的影響があるんや。普通の人のポケットから金を取って金持ちのポケットに入れることもできるし、その逆もできるんや。せやけど、いったん中央銀行が金融機関のポケットに入ってもうたら、前者しかやらへん、後者は絶対せえへん。普通の人からお金を取って金持ちのポケットに入れることしかやらへんのや。

せやから、この「独立性」がすごく根強い考えになってもうたんや。せやけど、あらゆる経済政策と同じく、金融政策は本質的に政治的なもんや。民主的統制の下に置かれるべきやし、他のどこにも置かれたらあかんのや。これはもっと大きな「専門家文化」の一部やねん。うちらの政治はすごく劣化してもうたから「まぁ専門家に決めさせよか」って言う方が楽になってもうたんやな。

最後にもう一点、中央銀行独立の時代っていうんは、基本的にどこでも、特にアメリカでは、政府が本当の経済政策を持つことをやめた時代でもあったんや。つまり、財政政策は何の役割も果たさへんはずやった。いや、むしろ財政政策に許された唯一の役割、つまり「政府がどこからいくら税収を得て、それをどう使うか」を決める問題は、後回しにされたんや。今、政府に許されとる財政政策上のことといえば「金持ちの減税」だけなんや。それ以外は、中央銀行総裁が経済管理者になってもうたんや。

それが、グリーンスパンがわざわざ「謎めいた男」っちゅうカルト的イメージと、神託みたいな言葉遣いを育んだ理由やねん。「マエストロ」っちゅう言葉、これはボブ・ウッドワードが書いたグリーンスパンの伝記のタイトルでもあるけど、それが使われた理由でもあるんや。これが、この男を見る上でのより大きな背景なんやで。

マイケル・ハドソン:

そうそう、その通りや。それがFRBの正体なんや。今うちらが見とるんは、市場の完全な規制緩和の結果やで。フィナンシャル・タイムズやウォール・ストリート・ジャーナルでさえ「ちょっと待て、あんたら銀行の資本要件を下げて、この融資に対して保有せなあかん準備金の量を減らしとるやんか」って言うとる。この融資は主に人工知能セクター向けで、自社株買いと配当支払いに使われとるんや。これはバブル形成中や、それが銀行の利益になっとるんや。彼らは自分の信用がバブルを作った時に儲けるんや。彼らの顧客もバブルで儲けて、その利益の中から、負債レバレッジに使うた融資を銀行に返済するんや。

あんたは金融政策が政府の手にあるべきって話をしとったな。政府の仕事は、社会全体の経済成長のために金融政策を運営することで、それには通貨と銀行業を公共事業として扱うことが必要なんや。せやのに、FRBは民営化されてもうた。公共事業ちゃう、中央銀行への選挙資金提供者とバブルの受益者の手に握られとるんや。

うちらは経済の金融化を目の当たりにしとるんや、中国やアジア諸国みたいに金融化を避けて産業政策を追求しとる国々とは対照的にな。

ラディカ・デサイ:

そういえば、うちの本『Geopolitical Economy』でこれらの出来事の多くをカバーしとるわ、この金融化がどう起こったか、そしてそれがドルシステムとどう関係しとるかについての説明や。せやけど、グリーンスパンがボルカーより「マシ」やと支配層に見なされてたもう一つの理由に戻るわ。ボルカーはある程度まで規制緩和に向かったけど、グラス・スティーガル法を廃止するとこまでは規制緩和する気はなかったんや。

グラス・スティーガル法の廃止が実際起こったんは1999年やった。あの法律は投資銀行業務と商業銀行業務を分離しとって、後者は連邦預金保険の対象にすることで保護しとったけど、投資銀行業務は保険なしで自己資金で自由に賭けることが許されとったんや。彼らは好きなだけ投機できたけど、その損失を公的資金が払うことはなかった。つまり、投機は一定の範囲内に抑えられとったんやで。

グラス・スティーガル法の廃止を求める圧力は、実は商業銀行から来たんや、彼らは「いいとこ取り」したかったんやで。連邦預金保険を持ち続けたいけど、同時に株式市場で賭けることも許してほしかったんや。彼らは、投資銀行が比較的小さなブティック銀行やのに対して、自分らには巨大なアドバンテージがあることを知っとったんや。アメリカの一般庶民の貯蓄と預金を丸ごと持ってきて、この巨大な取引にぶち込むことができるからやな。マージンが小さくても大きくても儲かるんや、なぜなら十分な金をぶち込んだら、どうしても大儲けできるからな。

この議論はもう80年代後半から始まっとったんや。1999年まで実現せえへんかったのは、関わる大きな利害関係者たちが合意でけへんかったからやで。商業銀行、投資銀行、保険会社が妥協案で合意でけへんかったんや。せやからそんなに時間がかかったんや、結局最後にはグリーンスパンがそれを強行させたんやで。重要なんは、グリーンスパンが「市場を自由に働かせたら自己調整する」っちゅう完全にイデオロギー的で非現実的な信念を持った自由市場論者やったってことやな。

もちろん、皮肉なんは、グリーンスパンは市場を自由に働かせへんかったっちゅうことやで。ここで「グリーンスパン・プット」の話になるんや。グリーンスパン・プットは、後に「FRBプット」って呼ばれるようになったな。取引用語で「プット」ってのは基本的に、ある価格で売る権利、つまりヘッジとして機能するオプションのことやで。グリーンスパン・プットっちゅうのは、就任後最初の危機の一つでのアラン・グリーンスパンの行動を指すんや。彼は1987年8月に就任して、1987年10月には大きな株式市場暴落が起こった。彼はそれに対して流動性の水門を全開にして、資産・株価を支えるためにマネーを市場に注ぎ込むことで対応したんや。これは「危機を救った」と見なされて、みんな「グリーンスパンの天才のおかげで暴落は実体経済にたいした影響を与えへんかった」って言うとった。

それは完全にでたらめやで。暴落が経済にそんなに大打撃を与えへんかった理由は、この時点で既に金融の世界が実体・生産経済との直接的な関係を失っとったからなんや。この流動性注入が、それ以来「標準的な対応」になってもうたんや。ドットコムバブルが崩壊した後も同じことをやった。2008年の後も同じことをやった。どんな危機にも、低金利、量的緩和、なんでもかんでも流動性の水門を全開にすることで対応したんや。彼は規制緩和と緩和的金融政策の父やったんやで。

マイケル・ハドソン:

あんたはさりげなく重要なことを言うたな、視聴者、特に外国の視聴者に説明しとかなあかんことやで。あんたは商業銀行対投資銀行の話をしとったな。これらはグラス・スティーガル法が廃止されるまで全然別の世界やったんや。商業銀行業界は地味な業界で、あまり高い報酬もあらへんかった。その融資の大半は不動産、一部消費者信用、有形資本投資を担保にした企業向け融資やったんや。商業銀行は株式市場とはあまり関係あらへんかった。それは投資銀行の領域やったんや。

1980年代はドレクセル・バーナムと企業買収の10年やったんや。ドレクセル・バーナムとその法律事務所、スケイデン・アープスが登場する前は、商業銀行は企業買収のために金を貸したりせえへんかった、それは「紳士的やない」って見なされとったんや。「ホワイトシュー」って呼ばれとった老舗の法律事務所は、そんなことはやれへんかった。ドレクセル・バーナムが、巨大な企業襲撃をやりたい投資銀行家のグループをまとめ上げたんや。ちなみに、うちは何度も彼らの年次総会で講演したことがあるんやで、ドレクセルのうちの友人たちはうちのキャリアを後押ししてくれて、めっちゃオープンやったんや。彼らは「商業銀行は買収のために金を貸さへん、それはうちらの仕事やで。個人の貯蓄を集めて、自分らの金も入れて、この巨大な企業襲撃をやったるで」って言うとったんや。それがレバレッジド・バイアウトの正体やったんやで。

ジャンク・ボンドは投資銀行業界が作ったもんで、商業銀行業界が作ったもんちゃうで。投資銀行業界の力が強くなって、バブルを作れるようになっていくにつれて、商業銀行は彼らを「信用できる融資先」と見なすようになったんや、元々自分らはその商売をやることを許されてへんかったのにな。そこでビル・クリントンが登場して、グラス・スティーガル法を廃止したんや。それまでかなり地味やった商業銀行が、まさにその投資銀行のメンタリティを持った投資銀行に変貌させられたんや。

建設、不動産、有形資本投資に融資する代わりに、銀行は突然、株式市場を中心としたこの金融化された経済に吸収されてもうたんや。彼らは高金利のジャンク・ボンドで買収された産業企業のために資本利得の形でお金を作り出して、投資家に払う金は、まさにその企業を切り刻んで解体することで賄うたんや。これ全部が「金融は経済から独立すべきや」っちゅう考えの遺産やで、それどころか金融に経済を切り刻んで脱工業化させて破壊する力まで与えてもうた、今日うちらが目にしとるようにボロボロにしてしもうたんや。

これ全部、アイン・ランドの哲学の結果や、あらゆる政府規制はけしからん、自由企業と自由市場は完全に無規制であるべきや、っちゅう考えのな。今日その結果を目にしとるんや。ウォール街でうちが知っとる大半の人は、巨大な株式市場バブルがまさに崩壊しようとしとると思っとる、ちょうどエネルギーと石油危機の結果がアメリカ経済自体も含めて世界中に広がっとるのと同じようにな。

ラディカ・デサイ:

マイケル、あんたはめっちゃ重要な事実を指摘してくれとるわ。ちょっと話を進めさせてもらうわ、覚えとる?「終わり」があった、アラン・グリーンスパンの死や、せやけど「始まり」もあった、ケビン・ウォーシュの任命、そして金利が決められる彼の初のFOMC会合の議長就任やな。

ケビン・ウォーシュがやったことのひとつは、積極的にアラン・グリーンスパンの記憶を呼び起こして、FRBをあの時代に戻したい、って表明したことなんや。これについてちょっと言うとくわ。アラン・グリーンスパンは、この一週間でうちらが見てきたあらゆる礼賛的な論評の中で「偉大なコミュニケーター」って言われることが多いわな。彼についてよく言われるもう一つのことは「統計に強かった」、野球の統計が好きで、あらゆる種類のデータが好きやった、ってことや。せやけど実際のところ、うちは彼が修辞と統計を使うたんは、何かを明確にするためやのうて、意図的に話をぼやかして、人々が彼が実際何をやっとるか分からんようにするためやったと思うんや。

インターネットでグリーンスパンの発言を検索したら、たくさんの例が見つかるやろ。例えば、彼は議会委員会である時、有名な発言をしとる。「もしうちの発言が特にはっきり分かったとしたら、あんたらはうちの言うたことを誤解しとる可能性が高い、って警告しとかなあかんな」ってな。彼はそういう人物やったんや。「不可解な男」と見なされたかったんやで。人々に自分の一言一句にすがりつかせて、その意味を解読しようともがかせたかったんや。

ウォーシュはそれを復活させたいって言うとるけど、アラン・グリーンスパンについて最後にもう一点言うと、彼は政策面では、まぁちょっとイタチみたいな男やったんや。彼の自由市場への「信念」とやらも、大手金融企業や大銀行が自分らの犯罪や不祥事の結果に苦しむことを許すとこまでは全然行かへんかったんや。彼はこの連中がやった無謀な投機パーティーの後始末のために、いつもそこにおったんやで。それがグリーンスパンなんや。

さて、ウォーシュは、グリーンスパンと同じくらい謎めいた存在であり続けるために、できるだけ何も言わないようにする、って言うとる。多くの人は当初、ウォーシュが任命されたのはドナルド・トランプの言いなりになって金利を低く保つためやと思っとったんや。せやけどウォーシュが任命された時、人々は「まぁ、そんな悪くないんちゃう」って思うたんや。実際に彼の経歴を調べてみると、分かるんはグリーンスパンと同じくらいの「風見鶏」やっちゅうことなんや。彼はどっちの方向にでも行く用意がある。彼は政治的風向きに合わせて引き締め金融政策を語ったこともあれば、それが都合悪い時は緩和的金融政策を語ったこともあるんやで。

彼のFOMCへの発言、短い発言の中で、彼は一方で「今回は利上げしません」ってはっきり大統領とその好みの側に立った。せやけど同時に、後で利上げの余地はたっぷりある、って人々に思わせる余地も残しとる。それはただの問題の先送りやで。うちが疑うに、長期的にはこのまま緩和的金融政策が続くやろな。

もちろん、主流メディアでインフレを本当に気にかけとる人はみんな利上げの話をしとる。せやけど、うちらが何度も話してきたように、今の水準からあまり大きく利上げしたら、2008年以来この15年、いや実際もう20年近く膨らんできたいろんなバブルを全部弾けさせるリスクがあるんや。

これが危険なところやな。彼がインフレに対処せんかったら、ドルの価値はこれまでの大まかな傾向通り下落し続けるやろな。地政学的危機は通常、「安全資産」現象を作り出すはずやろ、危機の時にドルに人が殺到してドルが強くなる、っちゅうな。それがめっちゃ弱まっとるんや。その文脈で、ドルはこれからも弱くなり続けるとうちは思うんやけど、彼はおそらく利上げせえへんやろな、トランプがそれを望んでへんし、彼ら全員、自分らの富が高騰した資産価格に依存しとることを分かっとるからやで。

マイケル・ハドソン:

まぁ、ラディカ、あんた「話をぼやかす」っちゅう言葉を使うたな。学術的な通貨・銀行業のコースやら金融理論全体が、話をぼやかすために存在しとる、って言うてもええくらいやで。今うちらが目にしとる公的議論全体が話をぼやかしとるんや、なぜならここに問題があるからやで。うちらは、エネルギーと石油のせいで物価がめちゃくちゃ上がることを分かっとる。それが毎晩ニュースで流れとるやろ。石油価格は上がっとって、ガソリン価格の話はしとるけど、それ以上に上がっとるのがトラック用のディーゼル燃料や、航空燃料、化学燃料、肥料の価格やねん。石油輸出の中断に関連するもの全部が価格を押し上げとるんや。

せやから、みんなインフレの話をしとる、そこで登場するんが「ジャンク・エコノミクス」や、この言葉はあんたとうちがインターネット上で「発明者」ってクレジットされとる用語やな。彼らは物価を抑える方法は金利を上げて失業を作ることや、って思い込んどるんや、これは「あらゆる物価上昇は労働者の賃金上昇の結果や」っちゅう神話に基づいとる。彼らは、原因が何であれ、どんなインフレも労働者を痛めつけることで治せる、って信じとるんや。それが基本的に中央銀行の金融政策とマネーマネジメントのテーマソングみたいなもんやで。

せやけど、石油価格とその派生物全部が上がった結果は、閉鎖と操業停止や。ドイツを見たら、これからアメリカや他の国で何が起こるかの雛形が分かるで。フォルクスワーゲンは数日前、雇用を大きく削減したんや。ドイツの産業は縮小し続けとる、今日の高い硫黄・エネルギー価格では利益を出せへんからやな。それは労働者がレイオフされとるってことなんや。既にアメリカ経済で失業が広がり始めとる中で、さらに失業を作るために利上げしても何の役にも立たへんのや、あと2、3週間で国家石油備蓄が事実上限界まで枯渇するはずやからな。そうなったら価格が上がって、いろんな破綻が起こるやろ。これはとんでもない混乱が形成されつつあるんやで。

金融政策だけで全部治せるわけちゃうけど、マネタリストはそう信じとるんや。ミルトン・フリードマンは「歴史上いつでもどこでも、インフレは通貨供給過多の結果や」って言うとった。まぁ、トランプが戦争を起こしたり、石油貿易を支配しようとしたりすることについてはどないなんや?それは通貨発行とは何の関係もあらへんで。もし信用を引き締めることで石油価格を下げようとして、その信用が主に株式市場バブルを押し上げてきたもんやとしたら、突然人々は借金を返すために株を売らなあかんくなるんや。テクノロジー株の価格を吊り上げるためにお金を借りることはもう割に合わへんくなって、暴落が起こるんや。それがアメリカや他の国々に待ち構えとるように見えることやで。

ちなみに、米ドルはイラン戦争以降、少し上がっとるんやけど、それはこの危機が外国にめっちゃ打撃を与えとって、米国債への外国投資が縮小しとるからやで。他の国はこの高い価格を生き延びるために、アメリカへの投資を売却せなあかん状況に追い込まれとるんや。債券の売却は通常なら金利を押し上げるはずやろ。FRBはバランスシート上で膨大な信用を作り出してきたんや、ほんでウォーシュもベセント財務長官も「FRBの政府債務の通貨化を巻き戻さなあかん」って言うとる。

まぁ、それはどういう意味やろな?ウォーシュとベセントによれば、FRBはこれまで保有しとった国債を全部銀行システムに売り戻し始めるべきや、ってことなんや。想像してみいや、外国もFRBも同時に債券を売ったら、金融・信用市場に何が起こるかっちゅうことをな。それは流動性を全部引き抜くことになるんやで。そもそもこの株式市場バブル全体を膨らませたんは、その過剰な流動性と規制緩和やったんや。せやからうちはめっちゃ悲観的なんやで。

ラディカ・デサイ:

うちは「ドルが最近上がってへん」って言うてるんちゃうで、うちが言うとるんは、ドルの上昇が過去の「安全資産効果」の歴史的なエピソードに比べたらずっと小さい、っちゅうことや、つまり構造的にはドルは弱まり続けとる、ってことなんや。基本的にその大きなトレンドは下向きなんやで。

せやけど、あんたが言うてくれためっちゃ面白いポイントに戻るわ。ちょっと「話をぼやかす」の話を続けたいわ、なぜなら人々はFRB議長の一言一句にすがりついとるからやな。ベン・バーナンキやその他が「フォワード・ガイダンス」っちゅう考えを持ち出したんや、FRBがただ「話す」ことで、期待とインフレをコントロールする役割を果たすためのレトリックをツールキットに加える、っちゅう考えやな。

まず第一に、インフレそのものがめっちゃ政治的なもんなんや。一般的に、FRBには二重の使命があるんや。70年代後半、物価安定に加えて、FRBには雇用水準を維持する使命も与えられたんや。もちろん、ポール・ボルカー議長は何よりもインフレを抑え込むことに決めとって、この二番目の使命を完全に無視して、1980年代初頭に失業率を大幅に押し上げる痛烈な不況を引き起こしたんや。せやから、FRBが失業のことなんぞこれっぽっちも気にかけてへんことは分かっとるんや。

それでも、彼らが自分らの政策決定を正当化するために使うあらゆるレトリックの中で、彼らはいつも労働市場の状態を、まるで気にかけとるかのように持ち出すんや。「労働市場が緩んどるから緩和的金融政策にせなあかんのや」って言うんや。気にかけてへんのにな。彼らが本当に緩和的金融政策を望む理由は、資産価格を上げ続けるためやで。

時々、彼らは意図的に不況を引き起こすんや。ボルカーはそれをやった、グリーンスパンは失業を引き起こしといて、「トラウマを負った労働者」の話を持ち出して冷笑したんや、賃上げを求めるのを恐れる労働者のことをな。パートタイム雇用がフルタイム雇用とほぼ同等に数えられるっちゅう非常に怪しい統計に基づいて、人々は「アメリカの労働市場はいかにタイトか」って話をしとったんや。アメリカの労働市場はタイトちゃうかった、アメリカの労働者は必死やったんや。彼らはしばしば、家族を養うために一つ以上の仕事を持たなあかんかったんや。この文脈で、グリーンスパンは基本的にこう言うたんや。「労働市場がそんなにタイトやったら、なんでインフレが上がってへんのや?」ってな、そしてそれを「トラウマを負った労働者」のせいにしたんや、これも彼の有名な表現のひとつやで。

FRBは常に実体経済の状態を持ち出すけど、実際に気にかけとるのは資産市場の状態だけなんや。あらゆる金融政策は基本的に資産価格を上げ続けるために方向づけられとるんや。もちろん、銀行業界の重要なセクションの中には、インフレをますます懸念しとるとこもあるんやけど、うちらは今、非常に新しい状況に置かれとるんやで。ポール・ボルカーはインフレを抑えるために金利を20%まで上げることができた、なぜなら彼は「あらゆる資産のバブル」を心配する必要がなかったからやで。今日は、あらゆる資産クラスにバブルがあるんや。アメリカの金持ちの富は完全にこの金融バブルの上に成り立っとる、もうボルカーの時代、40年前ほどには製造業投資に依存してへんのやで。

うちの見立てでは、彼らはこの金融バブルが弾けるのを防ぐために、できるだけ長く、できるだけ緩和的な金融政策を維持する方向に偏るはずやで。

FRBとグリーンスパンは、バブルを膨らませる商売をやってきたんや。ドットコムバブルが膨らんどった時、主流の解説者は「アラン・グリーンスパンは投資家に『非合理的な過熱』があるかもしれへんと警告した」って言うとった。実際、その表現が出てくる文をちゃんと読んでみると、彼が実際言うとることは「どうやって分かるんや?投資家に非合理的な過熱があるからって、実際にバブルがあると仮定するわけにはいかへん」ってことなんや。彼は両方の意味に取れるように喋っとったんやで。

後になって、人々が信用バブルや住宅バブルの可能性を懸念した時、グリーンスパンは「あぁ、全国的な住宅市場なんてもんはあらへん、せやから全国的な住宅バブルなんてありえへん」って言うたんや。それは文字通り、住宅バブルが崩壊するわずか1、2年前のことやったんやで。グリーンスパンはバブルを膨らませる商売をやっとった、一部にはバブルの存在を否定して「心配することは何もない」って主張することでな、せやけど多くの場合、積極的にバブルを促進することでもやったんや。

彼はドットコムバブルをいくつかの理由で正当化したんや。一つ目、アメリカ企業が行った支出の多くは実は資本的支出で、企業の資本ベースを増加させるものとして数えられるべきや、せやから資本ベースは企業の株式市場評価とそんなにかけ離れてへん、せやからバブルちゃう、ってな。それから彼は「生産性の奇跡」が実際起こっとる、って主張したんや。実際の生産性統計がこんなにひどいのに、なんでその「奇跡」が分かるんや、って聞いたら、彼は「まぁ、生産性統計にはそれが表れてへん、その奇跡は統計に隠れとるんや」って言うたんや。ほな、その奇跡の証拠はどこにあるんや、って聞いたら「まぁ、それは株式市場の過熱にあるんや」って答えたんや。完全に循環論法やで、投資家が価格を上げとるだけやのに、そこに生産性の奇跡がなければならん、っちゅうことになっとるんや。後になって、住宅・信用バブルの下で、彼は「金融イノベーション」がリスクが排除された全く新しい世界を作った、って主張したんや。こういう風に全部、彼は有名なレトリックを使うて資産バブルを膨らませたんやで。

マイケル・ハドソン:

「バブル」っちゅう言葉について話しとるな。バブルの実際のダイナミクスがどないなもんか話そうやないか。うちの見立てでは、あらゆるバブルはポンジ・スキームなんや。言い換えたら、配当と資本利得を払い続けるために、新規参入者からの流れを通じて常に借金し続けなあかんのや。この場合、その新規参入者がFRBなんやで。

あんたがグリーンスパンがバブルを否定したことに注目したのは全く正しいで。シカゴ大学の自由市場理論全体は「効率的市場仮説」の原則の上に成り立っとるんや、株式市場と資産価格は、あらゆる投資家が集まって経済の合理的な「頭脳」として機能した結果や、っちゅう仮説やな。もし市場全体が全投資家の完全に情報を得た意思決定の関数やとしたら、定義上、バブルなんてもんは存在せえへんことになるんや。

そのバブルの存在を否定する哲学は、この金がどこから来とるかっちゅう現実を無視しとるんや。株価が上がるためには、株や債券を信用で買うために借金した投資家が、今急激に上がっとる金利で銀行に利子を払わなあかんのや。彼らは利子を払うために、価格が上がった株の一部を売らなあかん、それでバブルが自己資金でまかなわれとるように見えるんや。

チャールズ・ポンジのオリジナルのスキームと違うんは、ポンジは新規投資家のためにお金を印刷でけへんかったけど、FRBは経済全体のために介入できるってことやで。彼らは「カモの投資家」になって、このスキームに加わって「まぁ今まで大儲けしてきたんやから、これからも上がり続けるはずや」って言うんや。「トレンドはあんたの味方や」って言う連中がおるやろ、彼らはこのトレンドが増加し続ける負債対収益比率によって完全に賄われとることに気づいてへんのや。

負債対収入比率が上がっていって、金利が上がったら、投機家は「もう横ばいになった株を買うのに高い金利を払えへんな」って気づくんや。彼らは「売り抜けて、銀行の借金を返して、利益を確保して、年金基金や投資信託、個人の小口投資家にコストを負担させる時や」って決めるんや。それが基本的に今起こっとる戦略やで。うちらはインサイダー、億万長者、上位10%がこの株式市場の富の増加を全部手にする一方で、経済全体はオバマの銀行救済以来ずっと横ばいになっとるのを目にしとるんや。

残りの経済は犠牲にされることになるやろ、そしてもっとひどい経済の二極化が起こるやろな、今回は株式市場がさらに上がることによってやのうて、残りの経済が本当に沈んでいくことによってな。アメリカ人口の40%が貯蓄ゼロってだけやなく、彼らはどんどん借金の底なし沼に押し込まれていって、モノやサービスを買うための所得がますます少なくなっていくんや。経済全体が縮小していくダイナミクスに陥るんや。それがポンジ式バブルのやることなんやで。

ラディカ・デサイ:

議論をまとめる前に、いくつか指摘しときたいことがあるわ。バブルについて言うと、グリーンスパンが亡くなってから「まぁ、少なくとも彼は自分の間違いを認められる人やった」ってしばしば言われるんや。有名な話やけど、彼が退任した後、2008年の金融危機の余波の中で、彼は議会証言で「自分が実際何を間違えたか」を証言させられたんや。彼が言うたことの一つは「うちは組織、特に銀行やその他が、自分ら株主と自社株を守る能力が最も高いはずやって思い込んだのが間違いやった」ってな。彼は「それが実際起こらへんかったこと」に「衝撃を受けて信じられへんかった」って主張したんや。

まず第一に、グリーンスパンは組織の自己利益が彼らにバブルの存在を見抜かせて、それに投資するのを控えさせるはずやった、って言うとるんや。せやけど実際、バブルが膨らんどる時、みんながある取引に群がっとる時、あんたがファンドマネージャーやったら、すごく難しい選択を迫られるんや。たとえバブルやって気づいてても、群れに加わらへんかったら「顧客のために稼げへんかった」って非難されることになるんや。あんた一人だけが手を引いたら、袋叩きにされるんやで。逆に、群れに従って市場が暴落しても、誰もあんた一人を非難せえへん、なぜなら「みんなその取引に群がっとったんや、うちの責任ちゃう」って言えるからやな。あらゆる投資家とトレーダーには、バブルをさらに膨らませ続ける構造的なインセンティブがあるんや。これはあまり注目されへんダイナミクスやで。

二つ目に、普通のアメリカ人は高金利なんぞ必要としてへんのや。さらなる金融引き締めと不況を招く引き締め的金融政策は、アメリカの労働者に巨大な苦痛をもたらすだけやで。せやけど同時に、アメリカの労働者はFRBの緩和的金融政策も必要としてへんのや、なぜなら彼らはその受益者ちゃうからやな。実際、彼らは緩和的金融政策で苦しめられとるんや、資産価格と住宅価格が急騰するからやで、2008年の金融危機以降ずっと続いてきたようにな。家賃は上がる、そしてこの安いお金の大半は生産的活動に投資されてへんから、雇用も生まへんのや。

アメリカの労働者に必要なんは、「唯一必要な経済政策は金融政策や」っちゅう考えとの完全な決別やで。二つ目に、彼らには生産的投資に向けられた金融システムが必要なんや、短期投機や略奪的融資に向けられたもんちゃうでな。何十年もの間、アメリカの金融システムは生産的投資に何の役割も果たしてへんかったんや、ベンチャーキャピタルについてどれだけ騒がれても、それとは関係なくな。ベンチャーキャピタルが登場するのは、マーケティングの誇大宣伝とプロパガンダを通じてどんだけ儲かるか、っちゅうとんでもない主張がされる時だけなんや、今のAIで見とるのと同じようにな。普通のアメリカ人には、今持っとる金融システムとは正反対の金融システムが必要なんやで。

マイケル・ハドソン:

あんたは「衝撃を受けて信じられへんかった」っちゅう言葉を使うたな。カサブランカの映画のワンシーンをここに挟めたらええのになぁ、「ここで賭博が行われとるやなんて、衝撃や、衝撃やで!」ってセリフや。

あんたは「有形資本投資が必要や」って言うたな。実際、今日、有形投資は「良い賭け」とは見なされてへんのや、なぜなら金融の蛇口をひねるだけで短期的な投資コストを増加させることができへんからやで、それがFRBが経済を金融化するためにやっとることなんや。資本投資には、人々が買う実際の商品やサービスを生産するために労働者を雇うて、生産的な利益を上げることが必要なんや。それは今日、アメリカが作り出したこの経済では簡単にはでけへんことなんやで。

せやからアメリカやヨーロッパの企業は産業を中国にアウトソースしてもうたんや。中国は投資を単なる投機的賭けとしてやなく、産業資本投資への計画的支援として扱う産業政策を追求しとる、まさにアメリカ、イギリス、ドイツが19世紀の自国の工業化の際にやったのと同じようにな。

中国がやっとることは、産業資本主義のまさに歴史的な政策なんや。産業資本投資をやることは賭けであるべきちゃうかった、それは国家政策やったんや。それには政府が生活コストを安定させられるくらい低い価格で基本的ニーズを提供する混合経済も含まれとった、輸出用の産業製品を生産して競争力を高めるために労働者を雇うてな。

せやけどアメリカは、政府を解体することで、生活コストを下げる政府の能力自体を解体してもうたんや。公共サービスを提供する代わりに、値上がりし続ける形で民営化しとる、公的医療の代わりに、GDPの20%を占める民営化されたオバマケアを提供しとる、そして不動産価格を吊り上げることが主な商売の銀行システムを維持しとる、それがアメリカの労働者が住宅のために払わなあかんコストを上げとるんや。これら全部の政策が、国内の産業投資を「割の悪い賭け」にしてもうたんや。

ウォール街のトレーダーは「今日、今週、今月、どれだけ稼げるか」しか聞いてへん。それが彼らの時間軸なんや、長期ちゃう。アメリカは金融の短期思考の中で生きとる、一方アジア、特に中国は産業投資の長期哲学を採用しとるんや。うちらはまさに、世界が経済への全く違う二つのアプローチに分裂していくのを目にしとるんやで。それがうちらが話してきたことの大きな背景なんや。

ラディカ・デサイ:

その通りやで、マイケル。締めくくりに最後の一点、アメリカが違う金融システムを持っとった時代、第二次世界大戦直後のもっと長期的・生産的な時代、その時期には大きな金融危機はほとんど起こってへんかったんや。それに対して、新自由主義時代は、その全歴史が壊滅的な金融危機で定期的に区切られとるんや。それが本当に大きな教訓のひとつやな。この二つの異なるタイプの金融モデルこそ、今日うちらが強調してきたことやで。

ほんまにありがとう、マイケル、そして聴いてくれた視聴者のみんなもありがとう。マイケルとうちは2週間後にまた戻ってくるで。うちはもちろん、その間も他の番組を続けるわ。このエピソード、気に入ってくれたら嬉しいわ。気に入ってくれたんやったら、いいね、登録、シェア、そしてできたら寄付もお願いするわ。ほな、また今度、さいなら。

マイケル・ハドソン:アメリカが認められへん、負けた戦争

https://michael-hudson.com/2026/06/the-war-america-cannot-admit-it-lost/

イラン、ホルムズ海峡、脱ドル化、そして世界経済危機について

日付:2026年6月24日(水)

南南対話・持続可能性フォーラム

司会:ラウ・キンチー教授(嶺南大学、香港グローバル大学、中国)

ゲスト:マイケル・ハドソン

冒頭とテーマ設定

ラウ・キンチー:アメリカもイランも「自分らが戦争に勝った」言うてますけど、この二つの宣言についてどない思わはります?結局どっちが勝ったと思われます?

1. 誰が戦争に勝ったんか

マイケル・ハドソン:そもそも二つの違う戦争があるんやで。ドナルド・トランプが戦っとる戦争て何やと思う?あいつの戦争は自分の懐を肥やすためのもんやねん。株式市場の値動きを操作して儲けとるんや。朝になったら「和平や、みんな合意した」言うて、そう言うたその周りの連中は前もって株を先物で買うて、コールオプションも仕込んどる。ほんで株価がドーンと跳ね上がる。そこで大儲けして売り抜けるんや。せやのに次の日には「すんません、交渉決裂しました。イラン爆撃します」て言い出す。でもそう言う前に、もう空売りしとるんやで。つまり株価が下がる方に賭けとるわけや。それでまた大儲けするっちゅう寸法やねん。

株式市場のトラッカーたちが突き止めたんやけど、トランプが発言する15分とか30分前に、株価が上がるか下がるかの賭けがどわーっと急増するんやて。トランプとその家族、周りの取り巻き連中、みんな株で儲けとるんや。で、あんたの言うてる「アメリカがイランを征服するんか、それともイランが主権を守り抜くんか」っちゅう戦争の話やけど、そらもうイランが望んどったこと全部達成しとるがな。軍事的に言うたら、アメリカは何一つ達成できてへん。世界中がもう見抜いとるんや、アメリカ軍は毛沢東の言葉借りたら「張り子の虎」やて。ミサイル防衛は機能せぇへん。爆弾はイランの防衛網をすり抜けて命中しとる。

飛行機はイラン領空を飛んだら撃墜されてまうんや。つい昨夜も、数時間前の話やけど、アメリカの偵察機が「様子見に行くで」言うて飛んだんや。ほんならパイロットが「うわ、なんやこれ!クラゲみたいな編隊組んだドローンの群れがこっちに突っ込んでくる、もう脱出せなあかん、撃たれとる!」言うて機体から脱出したんやて。せやからアメリカの兵器は使い物にならへんのや。それに二つ目やけど、アメリカがペルシャ湾、西アジア、そして世界中でやっとる軍事基地展開の建前は「共産主義から守ったる」やった。

言い換えたら「あんたの国が自国の利益で自主性を主張するんは、うちの国家安全保障への脅威やから、その脅威はあんたらを不安定にすることでしか解決できへん」っちゅうことやねん。まぁ、とにかく「イランのテロ、ロシアのテロ、中国のテロからあんたの政府を守ったる」て言うわけや。アメリカの外交方針に従わへんもんは全部「テロ」呼ばわりや。イスラエルの場合は、うちらは爆撃してジェノサイドやってもええけど、パレスチナ人が反撃したらそれは「テロ」やねん。ヒズボラが反撃しても、イランが支援するどのアラブ・イスラム勢力が反撃しても「イランはテロ組織や、うちらのはちゃう」て言うんや。うちらはいつも「防衛」してるだけやと。

ほんでヨーロッパがロシアとウクライナを攻撃して、サンクトペテルブルクとモスクワをミサイルで爆撃しようとして、ドネツクとルガンスクの民間人を攻撃し始めて、それでロシアが2022年2月に住民保護のために特別軍事作戦を始めたら、それが「ヨーロッパへの攻撃」て呼ばれるんやで。実際はヨーロッパがロシアを攻撃して負かそう、第二次世界大戦をもう一回やり直そうとしてることへの反撃やのにな。せやから、パレスチナの人らが自分らを爆撃・射殺しようとしてるイスラエル軍に反撃したら、その反撃が「テロ」て呼ばれるんや。こういうのが全部繰り広げられとる中で、アメリカは軍事的に負けただけやなくて、戦争に負けたらどないなるかっちゅう脅威にも直面しとるんや。ふつう戦争に負けたら賠償金払わなあかんやろ。

せやからアメリカとイスラエル、そして今度はアラブ首長国連邦まで、国連やら裁判所がイランとパレスチナに賠償金支払いを命じるんを先手打って阻止しようとしとるんや。昨日もエミレーツが「うちの領土からアメリカ機が離陸した結果、イランに空港爆撃されたんやから賠償金要求するで」て言い出したんや。トランプは二日前も昨日も「イランを征服したら、イランの歳入と石油輸出収入の半分を全部うちに払わせて、征服にかかった費用の弁済に充てる」て言うとる。

残りの半分は、イランに攻撃された「同盟国」にも払わせるらしいわ。まぁ、その主な同盟国はもちろんイスラエルやな。せやから、イランには石油輸出収入は一銭も入らへんっちゅうわけや。要するにトランプが言うとる「勝利のプラン」はこういうことなんや。うちの考えでは、アメリカはもう負けとる、勝てる見込みなんぞあらへんけど、トランプの言い分では「うちらがイランを征服して、その石油収入を全部支配下に置く」ちゅう話やねん。というのも、その収入は全部イラクやベネズエラの時と同じで、米ドル口座に振り込まれることになるんや。ほんでその口座からイランの名目で賠償金を支払わされる、アメリカを負かすためにかかった費用の弁済としてな。

イランは自衛したことでアメリカにこの費用を負担させた、それがイランを「テロリスト」たらしめとるっちゅうわけや。自衛することがアメリカの語彙では「テロリスト」を意味するんやで。ほんでもう半分の石油収入は忠実な同盟国イスラエルに渡る、あんたを爆撃しようとしてきたイスラエルの飛行機や爆弾に対して自衛したことで、あんたが攻撃したことになっとるイスラエルにな。せやから、トランプが定義した戦争の結果でいうたら、アメリカは完全に負けとるんや。ほんでイランだけやなくて、世界中でな。あの750から800ほどある軍事基地、あれは他の国を守るためのはずやったのに、アメリカは他の国にこの基地の駐留費まで払わせとるんや。まぁ建前は、この基地が革命やらアメリカの気に入らんもの、特に自国のリーダーから、その国の政府を守るためやった。

例えば、1953年のモハンマド・モサッデクみたいなんが選ばれたら、それに対して守ったるでっちゅう話やった。せやけど、これで他の国は考え始めたんや。「この基地から得られるもんは何もない、脅威だけや」と。それどころか、アメリカの航空機や軍隊がこの基地から飛び立って他国を攻撃しとるから、今度は他の国がこの基地を攻撃し返してきて、うちらまで攻撃されとるやないか、と。せやからアメリカが「軍事的安全保障を提供したる」て言うてたもんが、逆に不安定要素になってもうたんや。それが原因でエミレーツも爆撃された、エミレーツとサウジアラビアにも米軍基地があったからやな。これはロシアがラトビアとエストニアで直面しとる問題と同じやで。

ミサイルがラトビア上空を飛んで、ロシアはどうしたもんか決めなあかん状況になっとる。まぁ国際法では、ある国の領空を通過して自国を攻撃するミサイルがあったら、その国は攻撃したことになって、攻撃された国は反撃する権利があるんや。せやけどアメリカはまた話をこんがらがらせて、反撃をまるで「戦争の発端」みたいに描くんや。それがアメリカが法廷でやろうとしとる建前やねん。まぁ、実際に誰が誰を攻撃したか、誰が誰に賠償するべきかを決めるってなったら、アメリカやヨーロッパの同盟国、日本なんかは何年も何年も話をこじらせるつもりやで。

これは「ローファー(法廷戦術)」ってアメリカで呼ばれとる戦術や。遅らせて遅らせて遅らせる。チャールズ・ディケンズが書いた小説にもあったやろ、何年も何年も続く裁判で、みんな弁護士費用払うて破産してまう話が。まぁイランはそれを分かっとって「なるほど、アメリカの法廷戦術は分かった。せやから裁判で賠償金取るんはやめて、ホルムズ海峡を通る船に通行料を課すことで取り返したる」って言うとるんや。要するにイランが言うてるんは「アメリカから賠償金を取ることは、まぁ無理やろな、ベトナム爆撃の賠償金も払うてへんし」ってことや。

アフガニスタンにもリビアにも、破壊しといて賠償金なんぞ払うてへん。イラクにも払うてへん、その石油は今もアメリカがドル建てで支配して売っとるくせにな。一銭も払うてへんのや。アメリカは第二次世界大戦以降、一度も戦争に勝ったことあらへん。ベトナム、イラク、アフガニスタン、リビア、シリア、どれも勝ってへん。ただ立ち去っただけや。「負けました」て言わんと、無政府状態と荒廃した政府だけ残してとっとと去ってったんや、その国を戦場にしてもうた挙句にな。アメリカが今も軍事力でしか維持でけへん世界支配、それは戦後1945年に享受してた経済的・金融的支配がもう無理やから、軍事力だけが頼りっちゅうわけやねん。

まぁ結果として、どう見てもアメリカは勝ってへん。せやけどアメリカは「負けました」て絶対言わへんから、膠着状態みたいに見えるんや。せやからイランが言うとるんは「アメリカ、イスラエル、エミレーツから賠償金は取れへん、国連が投票して『イランが被害者や、アメリカに勝った』て決めても関係ない、どうせ取れへんことは分かっとる。せやから全世界の石油輸入国に払うてもらうで」ってことや。何でそれが公正なんかっちゅうと、あんたらは「無関係な傍観者」やからやて。まぁ、そこまで無関係でもないけどな。「うちらが払わへん代わりにあんたらに請求するんは、あんたらがアメリカとイスラエルの攻撃を止められへんかったからやで」ってことや。

ほんで、ホルムズ海峡やペルシャ湾を通る石油輸出の収入を、アメリカ、イスラエル、エミレーツからの攻撃で受けた被害の復興に全部充てるつもりやと。世界のみんな、その攻撃を止めようとせえへんかったやんか、と。アメリカとイスラエル、エミレーツに制裁を課したんか?アゼルバイジャン産の石油をトルコがイスラエルに売っとったんを止めさせたんか?イスラエルとの経済取引や投資を止めたんか?

せやから、あんたらがこの攻撃側の貿易・経済連合の一員である限り、石油代金は高うつくで、というわけや。この状況作ったんはあんたらやからな、国連みたいな軍事的強制力のある世界秩序を作らへんかったからやで。攻撃されとる国を守る仕組みが世界にないんやったら、攻撃者、アメリカが「アフガニスタンやイラクでやったんと同じように、イランでもやったる」って、去ってしまって傷跡だけ残す、みたいなことが繰り返されるんや。

まぁこれは世界秩序のルール違反やろ。世界のみんなが、何かしらの国際法を強制する仕組みを作らなあかんのに、ただ「あぁ、アメリカとイスラエルがやったんは気に食わんな、ジェノサイドはあかん、民間人殺すのはあかん、学校爆撃して子供撃つのは特にあかん」て言うだけで、じゃあ実際に何をするんや?っちゅう話になるんや。まぁ、それを考えるんは世界の他の国の仕事やな。アメリカとNATO、その属国の拒否権に縛られへん新しい国連を作る必要があるかもしれへん。この新しい国連は1945年の国連憲章と同じ原則を持ちつつ、独自の軍事力と、国際法違反した国に制裁を課す経済力を持つべきやと。

ほんでこの場合、世界の多数派、グローバル・マジョリティが、アメリカ、エミレーツ、西ヨーロッパに貿易・金融制裁を課せるようにする必要があるっちゅうことや、ロシアとかその他世界平和を乱す国への攻撃に対してな。これで答えになっとる?

アシュリー・デイマン:はい。

マイケル・ハドソン:質問を広げて言うけどな、うちらが話してる「戦争」ちゅうのは世界戦争なんや。アメリカ対世界全体、っちゅう構図で「うちらがあんたらを支配したる」って話や。アメリカが世界を支配できるんか?戦争はまだ続いとるんやで。せやから、誰が戦争に勝ったかなんて言い切れへんのや。バトルはイランが勝った。せやけど戦争そのものは続いとるんや。

2. ホルムズ海峡と世界経済への衝撃

アシュリー・デイマン:ほな、戦争の一環としてホルムズ海峡が長期間封鎖されたわけですけど、これの世界的な経済影響はどないなると思わはります?アメリカ、西側諸国、グローバル・サウス、グローバル・マジョリティの国々それぞれについて。

マイケル・ハドソン:うちがニーマの「ダイアログ・ワークス」番組やらうちのサイトmichael-hudson.comに転載されてる他のインタビューで言うてることやけど、この戦争の影響で今年もう不況が起こっとるんや。せやけどこの不況は1930年代以来最も深刻な世界不況になるやろな。1930年代は金融的要因、ドイツの対連合国賠償債務や、その債務がまたアメリカへの連合国間債務の元になっとったっちゅう国際債務問題が原因やった。それに対して今回は、単なる金融的不況やのうて、技術的・実物生産的な要因が原因なんや。石油は少なくとも今年いっぱい、まともな量が復旧でけへんやろな。

これがどういう意味かっちゅうと、世界中の石油価格がめちゃくちゃ高騰して、あちこちの産業が採算合わへんようになるっちゅうことや。プラスチック会社、化学会社はナフサ(石油由来のプラスチック原料)を確保でけへんくなる。農業は液化天然ガスやガス輸出から作られる肥料や尿素を確保でけへんくなる。アメリカではもう作付け時期終わっとるのに、肥料が手に入らへん。特に深刻な不足のひとつが、ディーゼル燃料と航空燃料の組み合わせや。灯油系の航空燃料が足らへん。旅客機が飛べへん、小都市への支線便で採算取れへんようになって、航空便と航空会社の数がドーンと減っとる、価格もどんどん上がっとるんや。

けど特にヤバいのがディーゼル燃料の問題やな。ディーゼルはトラック輸送とか船舶輸送にほとんど使われとる。石油も同じや、船にも使われるし、輸送にはディーゼルが要る、それが特に品薄なんや。ほんでもっと悪いことに、ディーゼルはIT企業がAIシステム構築のために設置しとるコンピューターチップシステムのバックアップ発電機にも使われとるんや。ほんで彼らが供給会社と結んどる契約は、トラックとか他の燃料使用者より優先されるようになっとるんや。

せやから、ディーゼル燃料、航空燃料、石油、鉱山で使う硫黄(これも石油由来や)の価格が上がるだけやなくて、実際にこれらが手に入らへんくなるっちゅう事態になっとるんや。それって生産チェーンの断絶を意味するんや。生産にいろんな投入物が必要で、そのうちひとつでも欠けたら、生産ライン全体が止まってまうんやで。それがアメリカ経済だけやなく、特にヨーロッパ経済、そしてアジア経済の多くが置かれとる状況なんや。もちろん、一番きついのはグローバル・サウス、アフリカや南米の国々やな。裕福な先進国がディーゼル燃料も航空燃料も化学品も肥料も全部自分らのために買い占めて独占したら、グローバル・サウスの国々に大きなしわ寄せがいくんは想像つくやろ。

そのしわ寄せで工場が大規模に閉鎖されることになるやろな。食料生産も減るやろ。せやったら彼らはどないするんや?世界中で食料価格が上がるやろな、みんな食べなあかんからな。それが一番大事なことや。せやから彼らはどうすんねん、っちゅう話やけど、各国は「外貨準備を何に使うか」決めなあかんようになるんや。IMFの政策指導のせいでずっと財政が締め付けられて、常にアメリカや西ヨーロッパに依存させられてきたから、外貨準備自体もそんなにあらへんのやで。せやから、外貨を石油に使うんか?

工場を動かして生産して、トラックや車をガソリンで走らせるための電気やガスを買うんか?それも外貨を使わなあかんことのひとつやな。せやけど今度は、病気に対応するための食料や医薬品も輸入せなあかん。まぁ、それも緊急やわな。せやのに、今年満期を迎える対外債務の返済っちゅうのはそこまで緊急ちゃうやろ。この債務は全部ドル建てなんや。アメリカがやってるみたいに自国通貨を刷って世界市場にばら撒く、なんてことはでけへん。この債務はうちらの通貨建てちゃうから、うちらの通貨をドルに換えて売らなあかんのや。

そうなったら為替レートが急激に下落するやろな。これはもう東アジアに特に打撃を与えとる。日本、韓国、その他アジアの通貨は軒並みドルに対して下落しとるんや。ほんで石油価格やドル建ての全部の価格が上がっていくと、自国通貨が下落しとるせいで、その価格上昇がさらに増幅されるんや。これはまさに1920年代のドイツと同じ状況やで、あの時ドイツが賠償金を払う唯一の手段は、マルクを刷り続けて外国為替市場に投げ込み続けて、為替レートが破綻してハイパーインフレになるまでそれを続けたっちゅう話や。アジアでは1998年のアジア通貨危機の再来を見ることになるやろな、しかも今回のはあの時の何倍も深刻なやつやで。

アジアはどないしたら、自国通貨の下落から身を守れるんや?下落したら、アメリカやヨーロッパのハゲタカ投資家がやってきて「よっしゃ、約30年前にやったんと同じことをやったるで」て、あんたらの産業、土地、不動産、インフラ、ホテル、欲しい資産を安いドルで買い叩くんや。せやから、あんたら債務国からうちらへの資産移転が起こるんやで、石油や食料を輸入できずに為替レートが下落した国から、な。結局、自国の資産を売って、国家主権まで失うことになるんや。

ほな、アジアの国々はこの状況からどう自分らを守るんや?これが今起こっとるダイナミクスなんや。1920年代を振り返ったら、ある国が他国にどれだけ払えば為替レート下落で経済危機・政治危機・無秩序を招くか、っちゅう議論が山ほどあったんや。それを研究せなあかんっちゅう話やな。残念ながら、この1920年代の金融史は大学で教えられてへんし、特にアジアの国々はアメリカに学生送って経済学を学ばせとるけど、そこの教育にはこの歴史の研究が含まれてへんのや。うちの『Super Imperialism(超帝国主義)』って本と、国際金融理論についての議論の歴史を書いた『Trade, Development, and Foreign Debt』って本、この二冊は両方とも中国語に翻訳されて出版されとって、中国全土の教科書として使われとるんや。

せやから少なくとも中国人はこれを読めるわけや。『Super Imperialism』は昔から日本語にも訳されとるし、他の本も英語で手に入る。せやから、うちが説明しとる視点を理解するんはそんなに難しないんやけど、主流メディアではそれが繰り返されへんのや、そのメディアの多くはアメリカ人や外国投資家に支配されてて、国際問題をあたかも「すぐ元通りになる」みたいに描こうとしとる。元通りになんてなれへんのに。危機の中での「普通」って何やねん。うちらは「普通の危機」に突入しつつあるんや、通常の経済とは違うんや。危機に起こることはすごく明確や、それは崩壊やで。この崩壊の実例はぎょうさんあるんや。

繰り返しになるけど、1920年代がその大きな実例で、それが結局ジョン・メイナード・ケインズとハロルド・ムールトン(アメリカ)の議論、「ドイツは賠償金を払える余裕なんぞない」っちゅう論と、シカゴ学派の理論家みたいなマネタリスト・強硬派の「どんな国でも何でも払える、賃金を十分下げて、通貨供給を十分縮小して、深い不況を起こせばええだけや、不況があれば返済の助けになる」っちゅう論との論争を生んだんや。まぁ、それはただのナンセンスやけど、それが経済学として通用しとるんや。それこそがノーベル賞が与えられてきた対象そのものやで。その見方によれば、金持ちになる方法は労働者を貧困化させて、政府を廃止して、政府インフラを外国人に売り払うことなんや。

それが主流経済学の正体で、それが学問としての経済学をジャンク・サイエンスに変えてもうたんや。

3. 石油価格、通貨下落、そして「正常化」という幻想

ラウ・キンチー:そうですね、マイケル、これは大事なポイントやと思います。表面上は、ブレント原油価格が戦前水準の75ドル前後に戻ってますよね、3月に138ドルまで上がってから。これで「なんか元通りになってきたんちゃう」っちゅう印象を与えてます。せやけど、あんたが説明してくれたように、輸送・供給状況は戦前水準に戻ってへん。それにアジア通貨の下落もある、韓国ウォンは2%以上、日本円もほぼ2%下落してる、一方で中国の為替レートはほぼ安定してます。ドル建ての石油価格が下がってるように見えても、下落してる通貨の国は石油代金をもっと払わなあかんことになる。この為替レート効果に加えて、石油市場に「正常化」の印象を作り出すための操作や画策もあるんでしょうか?

マイケル・ハドソン:うちが話す経済学者はみんな、市場がこんなに盲目なことに驚いとるんや。市場は先を読んどる、っちゅう印象があるやろ。せやけど、先を見れる人なら誰でも分かるはずなんや、3週間から1ヶ月後には、石油からディーゼル、尿素まで、石油由来のもの全部が価格がドーンと上がる、少なくとも倍にはなるやろな。みんな分かっとるんや。問題は「なんでまだ石油価格が上がってへんのか」っちゅうことや。それは商品市場の組織のされ方が超短期的やからやで。明日どうなるか、次の日どうなるか、それしか見てへんのや。せやからトランプとその側近、インサイダー連中がこんなにも市場で儲けられるわけや、次に何をするか分かっとるからな。

トランプが「イラン爆撃するで」て言うたら、市場は下がって石油価格は上がる。「和平やで、元通りになるで」て言うたら、市場は戻って価格が下がる。金融投資家の時間軸って、1日か2日、せいぜい1週間なんや。4週間先なんて見てへん。もし4週間先を見たら、価格が大暴騰するだけやなく、株式市場も大暴落するし、多くの企業がデフォルトして倒産するやろな。石油を採算の合う価格で確保でけへんかったら、生産を止めるしかないからや。アメリカから西ヨーロッパ、アジアの多くの地域まで失業が広がるやろうな。

中国は免疫があるんや、なぜなら中国は長期的視点を取っとるからやで。中国は「うちらはここに投機市場なんぞない、24時間後や来週の値動きに賭けて素早く儲ける経済ちゃう」って言うんや。「うちらは1年後、10年後にどこに向かうかを見とる」と。それで1年後にどこに向かうかは明らかに大惨事なんや。せやから中国は既に大量の石油備蓄を蓄えて自分を守っとって、石油や尿素、その他値上がりして世界的に不足するあらゆる原材料の輸出を止めとる。つまり先を読んどったわけや。せやけど西側諸国にはそういう発想があらへん。

西側は短期思考で生きとる、それが結局彼らを敗者にするんや。せやから経済的な敗者がおって、この前も話しとった戦争、その戦争は軍事の領域だけやなくて、今では経済・金融の領域で戦われとる、それがどの国、どの経済、どの経済システムが勝つかを決めることになるんや。まぁ、どんな経済システムが勝つかはうちには明らかやで。それはアメリカ、ヨーロッパ、新自由主義の西側が持ってる金融システムやのうて、産業社会主義的な立場やな。

政府自身がお金を作って公共事業に融資して、生産性と生活水準を上げる有形投資に融資するための信用と通貨を創出するべきや、っちゅう考え方や。それが中国を西側からこんなにも違うものにしとって、それこそがアメリカが中国を「最大の敵」と見なす理由なんや。単に人種差別的にアメリカ人が中国人を嫌っとるだけちゃう。もちろんそこには人種差別も大いにあるけど、アメリカ人をこんなに反中国的にさせとるんは、中国の経済システムがアメリカの、1980年代にマーガレット・サッチャー、ロナルド・レーガン、新自由主義者連中が導入した新自由主義システムより、はるかに成功しとるから勝ってしまうっちゅうことなんや。

せやから他の国が「うちらの経済も中国と同じ構造にしたい、自国産業と農業を守って、独立した産業自立を補助金つけて、自前の食料供給を怠って輸入危機に陥らんようにしたい、基幹産業を独立させたい、自然独占は公共事業として維持したい」って言い出したら困るわけや。それこそが19世紀にアメリカを豊かにした戦略やし、19世紀のドイツ、18世紀後半から19世紀のイギリスを豊かにした戦略やねん。ヨーロッパの国は全部保護主義で、民間セクターと並んで積極的な政府セクターを持つ混合経済やったんや。

1980年代から西側では政府が解体されてもうた一方で、中国がやっとることは車輪の再発明や。中国が今日従っとる政策は、まさにアメリカが19世紀に取っとった政策、ヨーロッパの工業国が取っとった政策と同じなんや。他の国はまだ1980年代に始まったサッチャー・レーガンの新自由主義戦略に従っとって、結局その経済は全部今日のドイツ経済みたいになってもうたんや。ドイツ経済を見てみいや。それが冷戦の結果、新自由主義の結果や。イギリス経済見てみい。首相ばっかり変えとる。まるで経済を変える代わりに首相を変えたらええみたいにな。経済全体は依然としてすごく新自由主義的で、イギリスは実質的に公的医療、公的住宅、銀行・信用管理して産業を促進し住宅価格を低く保つっちゅう考え全部を解体してもうたんや。

これ全部マーガレット・サッチャーとトニー・ブレアが解体したんや。労働党でさえ、新自由主義を押し進める点で保守党よりさらに右寄りやったんやで。公共交通システムを取り上げて、バス路線や鉄道を民営化した。採算合わへん路線のバスは走らんようになった。医療システムは、彼らが「人が生き続ける価値より費用の方が高い」と判断した医療処置を全部やめてもうた。これ全部、彼らの国にとって大惨事やったんや。

せやのに、代わりの選択肢はなかった、なぜなら新自由主義者は基本的に金融セクターに支えられとって、国の富を支配しとった、そしてどの国でも一番の富裕層が政府を支配する傾向にあるからや。社会主義政府が金融寡頭勢力の発展、政府の切り分け、あらゆるもんの民営化を防がん限りな、鉄道もバス路線も住宅も交通システムも通信システムも、経済全体に奉仕するはずのもんが、ただの独占企業になってもうたんや。

4. 株式市場の暴落は来るんか

ラウ・キンチー:ほな、マイケル、株式市場の暴落は予想されますか?

マイケル・ハドソン:今んとこはもっとゆっくりした暴落になるやろな。株式市場の投資家には、1945年から2025年まで80年間続いた西側経済の成長全体が終わりを迎えとる、っちゅう現実を認めたない気持ちがあるんや。彼らはこの傾向がずっと未来にも続くと思い込んどるんやけど、もう全部終わりなんや。この問題が構造的なもんやって認めるんをためろとる。ほんで多くの株はペンション基金(年金基金)が保有しとる、なぜならアメリカでは年金を公的予算から賦課方式で払う代わりに、多くの年金が積立方式に移行させられたからや。アメリカの労働者は、給与から15%っちゅう重い税を取られて、それを株式市場に投資して自分の社会保障のための積立をさせられとるんや。

これは「ペンションファンド社会主義」とか「ペンションファンド資本主義」って呼ばれるようになったんや、つまり労働者に重税を課して、その金を株式市場に投資させて、株保有者、そしてアメリカの株保有人口の10%が全株式の90%近くを保有しとる、その10%、特に富の大半が集中しとる1%のために株価ブームと資本利得を作り出しとるっちゅうわけや。せやから、年金と年金基金・投資信託との連動全体がこうなっとるんや。家族は「老後のために貯蓄せなあかん、株買え」って言われてきた。

まぁ、こういう家族は今、「株や債券買うべきか?」って悩むことになるやろな。持ち続けるしかない。分かっとるのはインサイダーの連中だけや、彼らは株式・債券市場、そして不動産市場を、自分らのために資本利得・資産価格の上昇、不動産価格の上昇、債券価格の上昇、株価の上昇を作り出す手段として仕組んどったんや、そして彼らはもうゲームオーバーやって分かっとる。せやから彼らは売り抜けるんや。実際、うちが知っとる大口投資家はもう株式市場から手を引いとる。彼らは元本を守るために国債に金を移しとる、もう儲けようとはしてへん。

株式・債券市場でキャピタルゲインを狙うんはもうやめとる。株式市場が下がり続ける中での損失から自分を守ろうとしとるだけや、そしてある時点で企業が破産・デフォルトし始めて、それが決済の連鎖の断絶を引き起こして、突然の暴落につながるんや。まぁ、それが暴落の仕組みなんや。決済の連鎖の断絶がいつ起こるかは絶対分からへん。運輸会社かもしれん、航空会社かもしれん、実際もうここ数ヶ月で航空会社が破綻しとるやろ。都市もまた財政破綻するかもしれへん、不動産会社、そして特に他の企業から金の90%くらい借りとるプライベート・エクイティ企業もな。

プライベート・エクイティ企業が優良企業を買収して、「どうやってこれで儲けよか」って考える。まず労働者をレイオフし始める。資産を売り払って自分らに配当する。経済を「クラピファイ(腐らせる)」するんや。これはアメリカの語彙で最近生まれた新しい言葉やで、「腐敗化」と「糞化」ってな、「武器化」と並んでな。貿易を武器化する、っちゅうんが去年のアメリカ外交政策の「今年の言葉」やった。せやから、こういう新語が英語に導入されるんや。せやから、総じてどえらい締め付けが起こっとって、決済連鎖の断絶と破産は、自国通貨を刷って対外債務を払えへん国、つまりアメリカと違う国で一番深刻になるやろな。

グローバル・サウス、ヨーロッパ、アジアの国々で一番深刻になるはずや。

5. ドル覇権と脱ドル化

アシュリー・デイマン:ペルシャ湾で起こったことが、ドル本位制、ドル覇権、脱ドル化にとってどういう意味を持つんでしょう?

マイケル・ハドソン:まぁ、アメリカが他国の通貨を没収し続けてきたからな。イランの貯蓄も、それにアメリカのヨーロッパ同盟国、ユーロクリア銀行はロシアの貯蓄3000億ドルを没収したんや。トランプ自身が1週間前に「イランが返せ言うとる金は、アメリカの金ちゃう、あいつら自身の金や、その口座を凍結しとるだけや」って言うたんや。「もし返さへんかったら、他の国は米ドルで貯蓄するのが怖くなるやろ」ってな。まぁ、彼は脱ドル化を理解しとるわけや、それがまさに起こる影響やねん。他の国は「アメリカが『中国との戦争に備えとる、中国との関係を断って輸入をやめてうちから買え、せやなかったら金と外貨準備を全部没収するで、イギリス銀行にベネズエラの金を没収させたみたいに、イラクの外貨準備を没収したみたいに、リビアの外貨準備と金を全部没収したみたいにな』って言うんやったら」って気づき始めとるんや。リビアの金はどこ行ったんや?誰も知らへん。イラクの金は?誰も知らへん。せやから各国は今、金を返してくれって要求しとるんや。多くの国はロンドンかニューヨーク連邦準備銀行の地下に金を預けとった、借り入れの担保として使うためとか、ロンドン金市場、世界の主要な金市場やからそこで売買せなあかんかもしれへんからな。

せやけど、みんな急に「この金は自国に置いといたほうがええな」って気づいたんや。特にヨーロッパ諸国は自分らの金を全部返してくれって要求しとる、そして各国が自分らの金を要求すると同時に米ドルからも離れていっとるんや。「自分らの利益のために行動して、誰と貿易するか自分らで決める」ってな。「中国から買うかアメリカから買うか自分らで決める、どの国と良好な貿易・関係を持つか自分らで決める」って言うと、アメリカは「あかん、あんたらに決めさせへん、うちらの言う通りせな石油やガス買われへんように制裁するで、たとえばロシアから買うのを止めさせる、イランやロシア、キューバや、まぁ過去のベネズエラでもええけど、うちが気に食わん国全部、あんたらにも制裁させるで、うちがその国を支配するためにな」って言うんや。

「ロシア、中国、イランを支配するために、あんたらを支配せなあかんのや。せやからうちらに支配させろ、誰と貿易するか、どの通貨で貿易するか、外貨準備をどこに保管するか、うちらに決めさせろ」ってわけや。「米国債やアメリカ株・債券を買って貯蓄するんか、金を買って貯蓄するんか、それとも互いの通貨、あるいは中国の通貨を買って貯蓄するんか」ってな。脱ドル化っちゅうのは、他の国が自分らの主権を主張して、誰と貿易するか、どの通貨で貿易するか、自分らで決めることを意味するんや。イランの条件の一つは、ホルムズ海峡通行の料金と通行税をドル以外の通貨で建てることなんや。

詳細は日々決まっていっとるとこや。トランプは「自由貿易になるで」って言い続けとるけど、イランは壁に書かれた文字が読めとるんや。うちが言うたように、イランの立場は「これからずっと、16世紀にイギリスに征服されてホルムズ海峡での過剰な料金・通行税徴収を阻まれる前の状況に戻すで」ってことや。「これからうちらは、海峡の向こう側のオマーンと一緒にホルムズ海峡を支配して、通過する石油全部に通行税を課して、アメリカ、イスラエル、エミレーツがうちの経済に与えた損害の弁済に充てるで」ってな。トランプはイランが公式に通行税を取り始める前に60日間の猶予を求めるプレッシャーをかけとる。

せやからイランは「よっしゃ、通行税は取らへん、けどサービス料は取るで」って言うとる。「タンカーや船をどこに操縦したらうちらが仕掛けたかもしれへん機雷を避けられるか、うちらの保証が要るやろ?船を爆破させたないなら、案内してもらうために手数料払え」ってな。せやから彼らは違う語彙を使うて、実際どんな種類の通行税を取っとるんかを説明しとるんや。これは今も展開中の話やな。アメリカは「よっしゃ、60日間はイランがドルで金を受け取ることを認める、60日間は金を没収せえへん」って言うとる。

まぁ、イランは絶対「はっ、あいつらは何度も約束破ってきたやん」って思うとるはずやで。せやから、彼らはドルの使用について非常に慎重になるはずや、トランプはいつでも気が変わりうるからな。トランプの財産は「約束を破る芸術」で築かれたんやで。それがアメリカの不動産市場で彼が人を騙して財を成したやり方なんや。せやから、イランはめっちゃ慎重になっとる。石油の輸出はほとんど中国に送られとる、なぜならイランは分かっとるからや、アメリカが「イランのタンカーを爆撃せえへん、石油を没収して海賊行為せえへん」って約束したことをな。ほんでトランプ自身が「うちらは今や海賊や、イランの石油を没収できる」って言うたんやで。

せやけどイランは政治的に理解しとる、もしこの石油を中国に売ったら、それが中国にこのタンカーを守る利害関係を生むってな。「もしアメリカがタンカーに乗り込んで、中国が注文して代金払うたイランの石油を盗もうとしたら、うちらは報復するで」って中国が言うわけや、まぁ具体的に何をするかは言うてへんけどな。でもうちの見立てでは、アメリカは中国とこの石油を巡って軍事的対立をする準備なんぞしてへんはずや。せやから、イランは当然、その代金を中国通貨で受け取るようにしとる、他の多くの国と同じようにな。脱ドル化っちゅうのは、アメリカに右も左も金を没収されるような状況を避けようとすることを意味するんや、イラン、ベネズエラ、ロシア、その他リビア、イラク、アメリカが金をひっつかめる相手全部な。アメリカは海賊国家になり果てたんや。

6. グローバル・サウスにおける債務モラトリアムと債務帳消し

シット・ツイ・ジェイド・マーガレット:脱ドル化に加えて、あんたは債務帳消しも推進してますよね。ほな、今のこの状況で、グローバル・サウスはどないな形で債務帳消しを採用できるんでしょうか?

マイケル・ハドソン:まぁ、彼らはそれを一緒にやるんが一番強い立場にあるんやで。彼らは「アメリカが世界の石油・食料価格に危機を作り出して、その危機がうちらのドル建て対外債務の返済を不可能にした。せやから、この危機が続く限り、あるいはドル建て債務を返済でけへん状況が続く限り、債務返済のモラトリアムを宣言する。うちらは自国の国益を最優先せなあかん、乏しい外貨準備を使うて経済崩壊を防ぐ、家を暖め、車やトラックを走らせ、企業が工場や機械を動かして、大量失業を招く閉鎖を避けさせなあかんからな」って言えるんや。

せやから、彼らは一致団結して「アメリカが引き起こした金融危機がある」って言わなあかんのや。これはまさに1982年に始まって1980年代を通じて続いたラテンアメリカ債務爆弾と同じで、最終的にブレイディ・ボンドで債務減免になったやつと同じや。実際のところ、グローバル・サウスの国々が「モラトリアムやで」って言うとる間に、彼らはこの債務が「不当債務」やっていう論理を準備しとるんや。このサイトで、エリック・トゥーサンとうちが数年前に不当債務の概念について話したことがあったんや。エリックが今まさにその時のインタビューを編集しとって、うちがそれをラウ・キンチーに送って、近々公開してもらう予定なんや、この債務がなんで不良債権なんかっちゅう論理の全体像をまとめるためにな。

みんなこれを「不良債権」って呼んどるけど、まるで返済でけへんのは債務者側の問題みたいに扱っとるんや。せやけど今回の場合、これは不良な貸付やったんや。この融資はIMFが、他の国がどうやってこの債務を返済できるかまるで計算せんと行われたもんやねん。「あぁ、返済でけへんのやったら、インフラ、鉄道、水道システム、土地をアメリカの投資家に売り払わなあかんな」って言うわけや。うちの見立てでは、他の国は「あの世界はもう終わった」って言うようになるはずや。新しい国際経済秩序ができつつあって、IMFと世界銀行、アメリカ外交政策を導いてきた新自由主義の原則全体が終焉を迎えとる。あの世界はもう終わって、うちらは今、初めて自国の経済発展を目指しとるんや。

7. BRICSと新たな金融秩序の模索

シット・ツイ・ジェイド・マーガレット:多くの左派知識人が、BRICSがまだ新しい世界的金融の枠組みを構築できてへんことを批判してます。あんたのお考えは?

マイケル・ハドソン:まぁ、BRICSには実際のところ独自のアイデンティティなんてあらへんのや。軍事独裁政権から進歩的な社会民主主義国家まで、釣鐘型のカーブみたいに幅広い。BRICSには独自通貨があらへん、なぜなら独自通貨を持つにはBRICS政府が要るし、全加盟国が何をするか決めるようなBRICS政府なんてもんはあらへんからや。せやから今出てきとるのは自然発生的な連合なんや。脱ドル化と新自由主義への代替を可能にしとるんは、初めて他の国々が、アメリカ経済にもう依存する必要がないくらいの臨界質量を持つようになったことなんや。一番強力な国はもちろん中国、それに石油輸出国・原材料輸出国・穀物輸出国のロシア、そして今度はイランが加わっとる。せやから、三つの国があるわけや。

中国、ロシア、イランは自分らが従うルールを定めつつある。他の国もこのルールに加われるんや。彼らは正式なBRICS政策としては加わらへん、なぜなら多くのBRICS加盟国はそこに加わらへんからやな。インドは「うちらの忠誠はアメリカとイスラエルにある、加わらへん」って言うやろな。あとラテンアメリカでアメリカの支配下にある国々も、「中国、ロシア、イランに追随するで」って言うたら、政府が攻撃されて指導者が暗殺されるやろな。それがアメリカの政策、レジームチェンジや。指導者を殺せば、その経済は政策を実行する者を失う、っちゅう考えでな。せやから、この自立経済グループに加わる一番強い立場にある国々は、主に近隣のアジア諸国になるはずやな。

そしてそこにアフリカ諸国が加わるかもしれへん。それがアメリカ、イスラエル、フランスがスーダンでアルカイダのテロリストを支援して乗っ取りを図らせとる理由や。エミレーツは特にスーダンでテロリストに資金提供しとる。エミレーツはイスラエル、アメリカに続いて「テロ国家」と呼べる存在になりつつある、正直、うちはエミレーツが数年後まで生き残るとは思ってへんのや。あんな醜悪な外交政策の役割を果たしとったら、イランや他の国がそれを許さんやろうな、特にエミレーツのIT分野へのアメリカの大規模投資がアメリカへの依存を固定化しとるからな。せやから、アフリカでの戦いが続いて、おそらく南米でも、ブラジル中心に、この連合に加わろうとする国が出てくるやろう。せやから、うちらが話しとるのは非公式な連合や。BRICSは忘れてもええ。

各国政府と経済哲学の間には共通政策を持つには格差がありすぎるんや。共通政策になるんは、IMF、世界銀行、そして国連そのものへの代替として、このアジア連合が発展させる制度やろな。他の国はどっちのグループに従うか選べるんや。西側の衰退、アメリカ、西ヨーロッパ、日本、そしてアメリカの属国フィリピン、オーストラリアに従うか、それとも成長しとる世界経済の一部になるか、選べるんやで。それが基本的に起こることや、非公式に始まって、徐々に公式化していくやろな。

8. FRB、金利、そして金融危機

アシュリー・デイマン:マイケル、新しいFRB議長についてどう思われます?それとFRBは今見てはる、あるいは今直面してる経済危機にどう対応すると思われます?新議長についてはどうですか?

マイケル・ハドソン:それは興味深いな。新しいトップのウォーシュは、うちがちょっと専門的すぎて今説明しきれへんかもしれん、非常に専門的な点を指摘したんや。ここ数年、FRBはただ電子マネーを刷って、財政赤字、今や1.5兆ドルの軍事予算とトランプ政権の減税で生じた赤字を賄うために使うとった。まぁ、FRBがやっとることは、電子マネーで銀行システムから国債を買うて、銀行システムに資金を注入することなんや、2009年以降のゼロ金利政策(ZIRP)の時と同じようにな。ウォーシュは前回のインタビューで話したベセント財務長官と同じことを言うとった。

「FRBの国債保有を巻き戻して民間セクターに任せなあかん」ってな。まぁ、これは金利を、ほとんどの家庭が新しい住宅を買うのに手が届かへんようなレベルまで押し上げることになるやろな、住宅ローンの金利がめちゃくちゃ高くなって、アパートを借りる方が実は安上がりになる、あるいは彼らはただ親と一緒に住み続けるしかない。まさに今起こっとることやな。せやから、信用が引き締まって、この信用引き締めがプライベート・エクイティが他の企業を買収するのを妨げることになるやろな。プライベート・エクイティ企業は買収した企業を最後にもう一回搾り取って、破産した抜け殻を残していく、こうしてあんたらは金融化の最終段階、大量倒産、破産、失業を目にすることになるんや。

せやから、基本的にアメリカ経済は閉塞状態になるやろう。それがウォーシュとベセントがコミットしとることなんや。トランプは多分これを理解してへんと思うで、金融政策を理解してへんからな。

9. アメリカ国内政治とイランへの譲歩の可能性

ラウ・キンチー:アメリカが常に約束を反故にすることを考えると、今この覚書についても、トランプはもう自分の言葉を翻して「賠償には一銭も出さへん」とか言うてますよね。今回は、中間選挙が近づいとる中で、国内の圧力、つまり国民や有権者からの圧力が、イランへの本当の譲歩を強いることになると思われますか?

マイケル・ハドソン:いや、有権者が何を望んどるかなんて関係あらへん、彼らの選択肢は全く同じ立場を取る二つの政党の間しかないからや。民主党はトランプよりさらに好戦的やで。民主党はトランプがイランに譲歩しようとしてることを批判しとる。「トランプは何もするべきちゃう」って言うとるんや、「うちらの忠誠はイスラエルにある、うちらの選挙資金はAIPAC(アメリカ・イスラエル公共問題委員会)とシオニストから出とる」ってな。「うちらのテレビ広告費を賄う選挙資金は全部シオニストから払われとる、彼らはうちらにイランへの戦争支持とイスラエル支持を求めとる」って。せやから、両者忠誠なんや。ほんで今この二日間で、アメリカでドナルド・トランプが11月に控えとる選挙に向けて、投票できる人を絞る新しい選挙登録法を提案したんや。

移民が投票できんようにしたい、あるいは民主党地区の人々が投票できんようにしたい、まぁいろいろやな。ほんで彼は「戦争非常事態をいつでも宣言できる、投票の前日にでもな」って言うとる。「イラン爆撃を決めて『戦争非常事態や、選挙を延期せなあかん』って言えるんや」ってな。たとえ選挙が行われたとしても、政策には全く違いがあらへん、それどころか、共和党よりも民主党のほうがさらに好戦的な政策なんや。せやから、アメリカの世論や政治プロセスが上院にも下院にも大統領にも閣僚連中にも何の影響を与えることもない、っちゅう希望はあらへんのや。アニタかアリスが何か質問あるか聞いてみよか。

10. 米・イラン覚書とイスラエルの立場

アリス・チャン:この覚書はアメリカとイランの間のもんですよね。イスラエルはこの当事者やあらへん。せやったら、なんでみんなこれが機能すると期待するんでしょう、なんでこれを真剣に受け止めるんでしょう?

マイケル・ハドソン:それを真剣に受け止めるのは、書面上、この覚書に定められた原則がイランが達成したかったこと全部を固定しとるからやで。ほんでこれは実質的に、アメリカが公式に印刷物で「イランは主権を勝ち取った、アメリカはそれを征服できへんかった」って認めることになるし、イランには60日後に過去に課しとった通行税を再設定する権利がある、っちゅうことになるんや。せやから、基本的にこの覚書はこの60日間の猶予期間を設けて、全世界に「約束を守らんかったんはアメリカとイスラエルや」って示すことになるんや。ほんでイスラエルは「うちはどんな合意にもサインせえへん」って言うけど、イスラエルはアメリカの衛星国やろ。イスラエルがイランに落とした爆弾は全部アメリカ製の爆弾やったんや。

イスラエルはアメリカに支えられとる、せやからアメリカはいつでもイスラエルを止められるんや。必要なんはトランプがネタニヤフに電話一本かけて「レバノンでの戦闘やめろ」って言うだけや。せやのに、ネタニヤフは止めへんかったやろ。せやから、イスラエルが署名者でないことは関係ないんや。アフガニスタンも署名者ちゃう、シンガポールも署名者ちゃう。彼らはこの件のプレーヤーちゃうんや。決めとるのはアメリカや。ヨーロッパも署名者ちゃう。アメリカの属国は署名者ちゃう。せやけど、明らかに戦いはアメリカとイランの間のもんや。ほんでも、特に中国・ロシアとの連携の中で、イランは「自分らは侵略者ちゃう」ということを示したいんや。石油貿易を閉鎖して世界不況を悪化させとる破約者は、アメリカとイスラエルの、アメリカの完全な黙認のもとでの違反や、っちゅうことを示したいんやな。

トランプがネタニヤフを批判する時、これは単なる公的なショーやで。彼はアメリカの世論調査を見とるんや。アメリカの世論はイラン戦争に反対に転じてきとる。イスラエルにも反対に転じてきとる。せやから、トランプは「ほら、うちはネタニヤフに攻撃するなって言うたで」って言いたいんやけど、実際には彼の内閣全体がシオニストで、彼自身がシオニストなんや。まるで別の電話で「ビビ(ネタニヤフ)、うちが言うとることは無視してええで、あれは公的なアピールのためだけやから」って言うてるようなもんやで。イスラエル側は多分「あぁ、あれはアメリカ国民に不人気にならんためやろな、けど実際にはレバノンでイスラエルがやっとること全部を彼が容認しとることを知っとる」って見とるはずや。せやから、これ全部演劇や、全部見せかけや。ほんでイランは、この覚書によって「誰が法を守る側で、誰が法を破る側なんか」を明確にしたいんやろな。

そして、それはイランに60日間、石油を提供して自国の外貨準備を再建する時間、経済を再建し始める時間、そしてもっとミサイルを作る時間を与えることになる、そうして最終的にイランとイスラエルの戦いが起こった時に「ドカーン!」っちゅうことになるんや。

11. キューバ:市場開放とアメリカ攻撃のリスク

アシュリー・デイマン:アメリカがキューバに軍事攻撃を仕掛けたり、政権転覆を試みたりするリスクは高まってるんでしょうか?キューバが最近やってる政策変更、市場開放をさらに進めてアメリカの攻撃を避けようとする動きについてどう思われます?

マイケル・ハドソン:まぁ、キューバは自分らの指導者が生き残るために必要やと思っとることをやっとるんやろな。アメリカが軍事的にキューバを傷つける能力を持っとって、制裁でその経済を破壊できることも分かっとる。アメリカは「優しさでキューバを殺す」こともできるんやで。キューバに十分な支援と貿易と投資を与えて、キューバがアメリカとの同盟を喜ぶような状況を作ることもできたはずなんや。せやけど、それはアメリカの考え方ちゃう、なぜなら現政権を憎んどる古いバティスタ派のファシスト、ルビオとその一族みたいなんがようけアメリカに来とるから、キューバとの互恵協定を結ぼうなんて試みは絶対起こらへんのや。キューバとしては、「うちらが勝ってあんたらが負ける」しかありえへん、キューバはただ生き残るためにできることをやろうとしとるだけやな。

せやから、彼らが何をやろうと、これ以上の代替案があるとは思ってへんのやろな。うちは近年キューバに行ってへんから、彼らと直接話してへんのやけどな。

ラウ・キンチー:せやけど、アメリカがキューバを攻撃するっちゅう脅威は結構リアルなもんやと思われますか?

マイケル・ハドソン:ああ、確実にそうやな。それはイランで起こっとることから注意を逸らすことになるやろ。ある段階では、偽旗作戦みたいなもんがあるかもしれへん、キューバがアメリカを攻撃しとる、みたいな見せかけをな。それでアメリカは「報復しとるだけや」って言うんやろ。アメリカは侵略者として、常に「攻撃を受けて反撃してるだけの被害者」を装うんや。せやから、まぁもちろん、リアルな脅威やで。それが理由で、キューバは今すごく心配しとって、この攻撃を遅らせるために何らかの譲歩をせなあかんと感じとるんや。

12. ガザ、ヨルダン川西岸、そして集団処罰の論理

ラウ・キンチー:同時に、ガザでのジェノサイドは続いてます。

マイケル・ハドソン:そうやな。イスラエルの主要な政治家が言うたように、「パレスチナ人がおらんくなるまで」続くやろな。彼らは聖書に登場するアマレクの概念を持ち出して、「主がアマレクを皆殺しにせよと命じた」って言うとる。トランプとクシュナーはまだガザを観光地に変えたいと思っとる。イスラエルはヨルダン川西岸と南レバノンでのキャンペーンも加速させとる。これは階級戦争であり、人種差別戦争であり、宗教戦争でもあって、千年王国的な福音主義的世界観に結びついとるんや。

アシュリー・デイマン:イスラエルが次世代の出現を防ぐために意図的に子供を殺しとる、っちゅう話を聞いたことがあります。

マイケル・ハドソン:それは指導者自身から聞いた話やろな。彼らは事実上、こう言うとる。「うちらが子供を殺すのは、彼らが大きくなったら、うちらがやったことにめちゃくちゃ怒って、うちらを殺したいと思うようになるからや、それが彼らをテロリストにする」ってな。「うちらは彼らの親を殺した、彼らが知っとる人を殺した、彼らの家を破壊した、せやから彼らはうちらに怒るやろう。もし彼らが自分らを守ろうとしたら、その自衛はうちらへの攻撃と定義される、せやから彼らを殺すことがうちらの自衛として提示されるんや」ってな。それは住民の士気をくじく意図もあるんや。アメリカがこのアプローチを先駆けたんやで。アメリカは、ウクライナと同様に、学校や病院を爆撃して、医師・記者、特に子供を殺すことに焦点を当ててきた、これで住民がめちゃくちゃ不幸になって降伏し、レジームチェンジを要求するようになる、っちゅう理論やな。

期待されとるのは、人々が今のリーダーを排除して、アメリカ寄りのリーダーを据えて、それで殺戮が止まることを願う、っちゅうことなんや。せやけど、子供を殺すことは人々にアメリカ寄りのリーダーを求めさせるようにはならへんのや。むしろ彼らはこの紛争を存亡の危機として捉えて、自分らの政府の周りに結束して、経済とペルシャ湾輸出を通じた国際石油貿易を支配しようとする試みに反撃するんや。

締めくくり

ラウ・キンチー:ありがとうございました、マイケル。すごく参考になりました。書き起こしと動画を準備して、2、3週間後にまた連絡して、事態がどう展開したか見てみましょう。どうぞお体大切に。

マイケル・ハドソン:何か起こるやろな、間違いなく。ありがとう。

参加者一同:ありがとうございました。皆さん、さよなら。