2026年8月31日月曜日

マイケル・ハドソン:「金融のDデイ」制裁は、イランやのうてドルを殺しとる

https://michael-hudson.com/2026/08/the-dollars-self-expulsion/

2026年8月26日。

ラディカ・デサイ:

皆さん、こんにちは。ようこそ、また『地政学経済アワー』へ。わしらの時代の急速に変化する政治経済・地政学経済に光を当てる、社会主義的かつ反帝国主義的な対話番組ですわ。皆さんが今ご覧になっとるのは『地政学経済アワー』で、うちは地政学経済学者のラディカ・デサイですわ。今日の番組は、こちらにお見えのマイケル・ハドソン教授と隔週で行うとる対話の一つですわ。ようこそ、マイケル。

マイケル・ハドソン:

また来られて嬉しいで。

ラディカ・デサイ:

マイケル、今日はドルとドルシステムについて全般的に話し合いたいと思うとりますねん。ある意味これは、わてらにとってちょっとした「練習」みたいなもんなんですわ。来週、ウラジオストクで開催される東方経済フォーラムで、うちらは二人とも登壇して、同じパネルに出ることになっとるからですわ。うちは現地に行きますけど、あんたはズームでの参加ですね。わてらのパネルは、いま西側金融システムの外で構築されつつある決済・清算インフラについてのもんですわ。んで、明らかにうちとあんたは、ドルシステムの問題点を強調しながら、ケインズの国際清算同盟の構想やブレトンウッズの理念に沿った代替案について考える必要性を訴えてきましたわな。

さて、このパネルがこれほど絶好のタイミングで開かれることはあらへんかったですわ。ドルシステムの問題を示す兆候が、ここ数ヶ月でようけ積み重なっとります。まあ不完全なリストですけど、次のような点が挙げられますわ。財務省が円を救おうとして最近介入したけど、失敗しましたわな。その後、同じように効果がなさそうな追加措置の約束が続いた。ベッセントが長期債──10年物から30年物の米国債を買う新しいプログラムを発表したけど、これは長期債の利回りを下げる効果としては小さすぎると広く判断されました。しかも悪いことに、これは米国債への需要が減っとって、発行(つまり供給)がトランプの減税や軍事費増額、その他もろもろの要因で増えとる、まさにそのタイミングで、米国債コスト上昇についての焦りを露呈してしもてます。

さらにこれ全部に加えて、イランに対する「経済的Dデイ」いう中身のない脅しもありましたわな。トランプもそれについて似たような大げさな発言をしましたし、スコット・ベッセントはそれを「経済的Dデイ」と呼んで、フィナンシャル・タイムズに正当化する論説まで書きましたわ。せやけどこの行動が示しとるのは、結局アメリカが中東での軍事戦争に負けたいう事実だけですわ。んで今、経済戦争を追求する方向にギアを切り替えとる。せやけどこれもイランに何らかの影響を与えるいう点ではあんまり効果がなさそうですわな。もっとありそうなんは、ペルシャ湾岸諸国の資金がさらにドルシステムから離れていく結果になることですわ。イランの貿易相手国に圧力をかけることは、ベッセント自身の言葉によれば、世界の金融システム──つまりドル建て金融システム──を吹き飛ばすことに等しいいうことになりますわな。んで最後に、連邦準備制度に利上げを求める圧力もありますわ。せやけど、これを本格的にやったら、緩和的金融政策に頼りきっとる史上空前の「エブリシング・バブル」を危険にさらすだけになってしまいますわ。せやから、マイケル、明らかにドルとドルシステムには前途に困難が待ち受けとりますな。これ全部について、あんたの見立てはどないですか?

マイケル・ハドソン:

あんたは今、一気に絡み合うとるあらゆる側面のメニューを並べてくれたわけやけど、大きな絵で言うたら、あんたが今言うた通り、ドルシステムそのものが問題なんや。ベッセントがやろうとしとるのは、ドルの為替レートと世界金融システムにおける支配的な役割を守ることや。同時に、こっちの金利を低く保つこともな。金利が上がったら、投資家が株を買うためにカネを借りて、それが上がることを期待する、いうことができんくなってしまうからな。株式市場の上昇が止まってしまう。んで、株式市場には海外からの巨大な資金流入があった。せやから、株式市場とイラン戦争を結びつけて考えたら、この数年間驚くほど安定しとったドルの為替レートを、いったいどうやって維持し続けるつもりなんか見えてくるやろ。

鍵になるのは、ベッセントが記者会見の締めくくりで言うた一文やと思うんや。イランを金融的な石器時代に爆撃で戻す、いう制裁全部についての発言や。クリップがあったら良かったんやけど、その驚くべき発言をそのまま読んだるわ。「わしらが本気やということを皆知っとくべきや。二次制裁いうんは非常に強力な道具や。もし人々がわしらの期待に応えたないんやったら」──つまり、イランとの金融取引を全部やめて、受け取った石油の代金を一切払わない、いうことやな──「もしわしらの期待に応えんかったら、彼らはドルシステムから出ていくことを覚悟せなあかん」とな。

これはすごい発言なんや。アメリカが今のような為替レートを維持するため、株式市場と債券市場に海外からの資金を呼び込むためには、各国がこのシステムの一部でなあかんいうことなんや。ほな、ベッセントが閉ざそうとしとったシステムいうんは何なんや?まあ基本的にはSWIFTのメッセージングシステムのことや。あんたが自分の銀行やアメリカの誰かに小切手を切るとき、あるいはイランへの石油代金として送金するはずの小切手を切るとき、これまでの発想としては、コンピューターがSWIFTの銀行間清算システムを通じて「ある銀行から別の銀行への請求はこれや」いうメモを送るいうことやったんや。せやからSWIFTそのものは実際には資金を全く移動させへん。単なるメッセージングシステムに過ぎんのや。せやけど、もし各国が「わしの口座からあんたの口座へこう送金してくれ」いうメッセージを送れんくなったら、いったいどないしてイランは石油の代金を受け取れるんや?

彼はバイデン政権以降、いやそれ以前からずっとアメリカが脅してきたことをやれば、つまりトランプが「もうSWIFTシステムを使わせへんで」言うだけで、いったいどうやってイラン産石油やその他の支払いを銀行に指示するんや、いうんが解決すると思うとるみたいなんや。中国はこれを回避する道を作った。アメリカはロシアをこのシステムから切り離す、中国をこのシステムから切り離す、イランをこのシステムから切り離す、いうことを何年も脅してきたけど、驚くまでもなく、中国は独自のシステム──国境間銀行間決済システム(CIPS)──を作ったんや。せやから中国はもう、ドル化されたアメリカの金融システムを一切使う必要のない状態に、すでに移行してしもとる。んで、中国と取引したい他の国々──ロシアやイラン、あるいはアメリカが制裁で脅すかもしれん国々──は、この中国のシステムを使うことになるんや。ベッセントが言うとるのは、もし例えば、中国の小規模な民間製油所への支払いのために中国の銀行にカネを払う国や企業を見つけたら、わしらはその銀行を制裁して、システムから締め出したる、いうことなんや。ベッセントがやっとることは、要するに「石油を買う必要がある国はもうドルを使うな」「トランプが関税削減の見返りに要求することに従わへん国、わしらの軍事・冷戦政策に従わへん国はドルを使うな」いうことなんや。彼は各国をドルから追い払っとるんやで。

海外の投資家がどう思うとるか、想像に難くないやろ。新聞報道は「円と長期金利について何をそんなに心配しとるんや」いう調子やけど、前回の番組でも話した通り、米財務省は日本が自国の米国債の巨大な保有分を売り払って通貨を支えるためにドルを買う、いうことを始めてほしないんや。そうなったら連邦準備制度は結局この借金全部を自ら通貨化せなあかんくなるからな。せやから問題は、これをどうやって避けるかいうことなんや。あんたは昨日、ベッセントの元上司がウォール・ストリート・ジャーナルにえらい興味深い論説を書いとった、いう話をしとったな。連邦準備制度が市場全体に逆らって、どないして長期金利を低く抑え込むことに成功できるんか、いう内容やった。連邦準備制度がどんなに強力でも、民間投資家が長期国債を売りたいと思っとるいう事実には勝てへんのや。んで神話としてよく言われるんは、彼らはインフレを心配しとるから国債を売っとる、25年後、30年後にドルの購買力が今と比べてどれくらいになるか、いうことを心配しとって、それが債券保有者のドル建て資産の目減りにつながる、いう話や。せやけど、彼らが本当に心配しとるのはそんなことやあらへん。彼らが心配しとるのは、国債がドルに対して価値を失うことやのうて、トランプが世界の他の国々をドルの使用から孤立させることに成功していく中で、米ドル自体が外国通貨に対してどんどん下がっていくいうことなんや。

ベッセントとトランプは「ドルを使うな、わしらは海賊やから」言うとるようなもんなんや。「わしらが気に入らんことをしたら、あんたらのカネを奪うで」とな。あんたがベネズエラやろうがイランやろうがロシアやろうが中国やろうが、あるいはイランやロシアや中国と取引する銀行やろうが、わしらはあんたらのカネを一瞬で奪えるんや、いうことなんや。そんなリスクを取ってまで誰がこのシステムに留まりたいと思うんや?トランプとベッセントは、世界の他の国々に対して金融戦争を宣言したようなもんなんや。んで、誰かがあんたに戦争を仕掛けてきたら、あんたはどないする?最初にやることは、戦争を避けることや。奪われるもんを何も持たへんようにしたらええんや。わしらはアメリカドルの土俵で戦う必要なんてあらへん。わしらが本当に必要としとるもんは何や?世界は今、石油危機に突入しつつあって、食糧危機にも突入しつつあるんや。わしらは石油と食糧を買わなあかん。誰から買う必要があるんや?ロシアから穀物が要る、ロシアとイランから石油が要る。んで、わしらは中国の銀行決済システム──アメリカのCHIPS(手形交換所銀行間決済システム)の中国版みたいなもんや──を通じて、彼らと非常に簡単に取引できるんや。中国は独自の中国銀行間決済システムを持っとって、それは中国通貨建てや。んで人々はこう考えとる、中国の国際収支黒字が年間およそ6,000億ドルで、莫大な金と外貨準備を持っとることを考えたら、それは米ドルよりも安定した通貨やないか、とな。わしにとってこれは一見して明らかな事実やと思うし、あんたにとってもそうやと思うで。それが、わしらがずっと議論してきた地政学の結果としてドルが国際的にどこへ向かっとるか考えたときに、なんで国債──特に長期債──を売れいう圧力がこないにかかっとるんか、いうことの説明になるんや。

ラディカ・デサイ:

そうですね、マイケル。あんたがそういう話をしとるのを聞いて、うちの頭に浮かんだ論点がいくつかありますわ。ある意味では、あんたがやってきたのは「ドルシステムの武器化」いう議論を再確認しとるだけなんですわ。それがドルシステムが危機に陥っとる主な理由やと。せやけどこれには別の側面もあって、それはドルシステムの武器化よりもっと大きな話なんですわ。なぜなら、ドルシステムいうんは、そもそも世界にとってちゃんと機能したことなんてあらへんかったんやから、いうんが、うちが強調したい点の一つですわ。せやけど順番に話していきますわな。

まず最初にお見せしたいのは、ドルの価値のグラフですわ。いくつか注目すべき点があると思いますねん。明らかにドルの価値は、少なくとも2008年の金融危機、あの北大西洋金融危機以降、あるいはひょっとしたら今世紀に入ってから、いや連邦準備制度のアラン・グリーンスパン時代までさかのぼるかもしれませんけど、ずっと「操作」の要素が常にあったいうことは言えますわな。せやけどそれでも、このグラフを見たら、2025年初頭──トランプの任期が始まったあたり──がピークやいうことがわかります。そこからドルはずっと下落傾向にありますわ。んでイラン戦争が始まって以降、本来やったら「安全資産効果」が働いて、世界中のカネがドルに一気に戻ってきて、ドルを強くするはずやと思うでしょ。せやけどそれが起こっとらへんのですわ。これは皆さんが心に留めとくべき非常に重要なことですわ。とはいえ、ある水準では、あんたの言う通り、ドルの価値にはある種の安定性があるように見えますけど、その安定性、たとえばこのピークいうんは、緩和的金融政策の結果であって、その後の利上げの結果でもあるいうことを忘れたらあきませんな。ボタンを押す場所を変えとるだけですからね。

それがうちの言いたかった一点目で、要するにドルの価値には下落傾向があって、それは心配な状況やということですわ。これは単に武器化だけの問題やあらへんのですけど、そこには確かに重要な要素がありますわな。せやけどもしそれが武器化だけの問題やったら──武器化が始まったんはもっと前、バイデン政権下、いやそれよりさらに前からやったこと覚えといてください──まあ武器化の要素はあるとしましょう。せやけどもし武器化だけが問題やったら、もっと大きな「ドルからの逃避」が見られるはずですわ。〔もうちょっとゆっくりお願いします。〕〔わかりました。〕もし武器化が主要な問題やったら、ドルシステムからの逃避はもっと大規模になっとるはずですけど、そういうことは起こっとらへんのですわ。実際、うちがこれまで書いたり話したりしてきた色んな内容の中で、ドルシステムから離れる流れ、代替システムの構築が、予想されとったほど早く進んどらへんいう事実に、うち自身が向き合わなあかんかったんですわ。特にカザン・サミットの頃には、何か大きな進展があるやろうと皆思っとったんですわ。ロシアが主催国で、これを進めることに非常に大きな利害を持っとりましたからね。せやけどそれは起こらへんかった。うちの主な主張は、世界中にドルシステムに深く投資しとるエリート層があまりにも多く残っとって、それがある程度、このシステムを維持し続ける要因になっとる、いうことですわ。

せやけど、あんたが実体経済、生産的な経済について指摘してくれたことも非常に良い指摘やと思いましたわ。あんたの言う通りですし、これからさらにそうなっていくでしょうな。すでに2025年4月、トランプが大規模な関税──というより、ホワイトハウスのローズガーデンでの「解放の日」いう大がかりな関税ショーをやった時点で、うちはすでにそのことについて話したり書いたりしとって、こう指摘しとったんですわ。「皆さん、数え方にもよりますけど、アメリカの世界輸入総額に占めるシェアは、決して小さいわけやないですけど、だいたい15%程度で、それほど巨大でもあらへん。せやから世界は比較的迅速な調整で、アメリカなしでもやっていけるようになれる」とな。アメリカは世界の物品の「めっちゃでっかい買い手」いうほどのもんやあらへんのですわ。アメリカの消費者いうんは、どんどん神話的な存在になりつつあります。今や統計を見たら、ほとんどのアメリカの家計支出の圧倒的多数が非裁量的な支出やいうことがわかりますわ。家賃を払わなあかん、光熱費を払わなあかん、住宅ローンを払わなあかん、等々。せやから、あの服やあのスマホやあのテレビを買うために残っとるカネなんて、ほとんどあらへんのですわ。せやからアメリカの重要性はどんどん下がってきとります。アメリカは脱工業化もしとりますし、技術的にも遅れをとっとります。せやから、製造品に関しては、うちの見立てでは中国の方がますます魅力的な調達先になっとりますし、資源に関しては、ロシアが素晴らしい調達先ですわな──ロシア、イラン等々、資源の素晴らしい調達先ですわ。せやけど、うちが思うに、世界が直面しとる大きな課題いうんは、経済をどうやってリフレーションさせるか、もはやアメリカには存在せんくなった需要を、世界が必要としとる形でどうやって新たに作り出すか、いうことなんですわ。んで、国際通貨・金融システムを根本から徹底的に変える以外に道はあらへんのですわ。この50年間、それは世界にデフレを押し付け続けて、需要を収縮させ続けてきたんですから。せやから、金融システムの再編、アメリカから離れてもっと生産的な経済へと世界を再編する試みいうんは、必ず需要を求めていかなあかんし、それはIMFや世界銀行、彼らの緊縮的な規則いう新自由主義的政策パラダイムを根本から徹底的に拒否することを意味しますわ。まあそんなところが、うちが言いたかったことですわ。

んで、もう一枚グラフをお見せしますわ。マイケル、あんたがうちに送ってくれたやつですけど、これはすごく興味深いんで見せたいんですわ。金融システムがどれだけ狂暴になっとるか、どれだけバブル領域に入っとるかを示しとりますからね。これがあんたが送ってくれたチャートで、基本的にはこう言うとります。ウォール街は、メインストリートのほぼ7倍の規模にまで急拡大するペースにある、とな。要するに、アメリカ民間セクターの金融資産のGDPに対する比率をとったもんですわ。ええと、1950年代から1980年代初頭までは、だいたい3倍から3.5倍くらいの水準やったのがわかりますな。それ以降はほぼ一貫して上昇を続けとりますわ。この網掛け部分──量的緩和の時期──に後押しされとる部分も含めてね。んで今もわてらがまだ量的緩和の中におらへんとは誰にも言えへんと思いますわ、うちは実質的に今もそうやと思いますけどね。んでもう一つだけ言わせてもらいますと、ベルリンの壁崩壊、NAFTA、中国のWTO加盟等々、色んな重要な節目が見えますな。せやけど、これを言う前に一つだけ指摘しときたいんは、これはGDPに対する比率やけど、あんたとうちが知っとる通り、GDPそのものが実際の生産的な経済をはるかに超えて水増しされとりますわな。GDPは金融セクターの経済もその一部としてカウントしとりますから、もしアメリカの本当の意味での生産的な経済だけを測る何らかの指標が見つかったら、この比率は7倍よりずっと大きなもんになるかもしれませんな。

マイケル・ハドソン:

あんたが説明してくれたことは、基本的には「債務デフレ」なんや。アメリカ経済だけやのうて、世界経済全体にとってもな。せやから、今後数ヶ月と年末までにこれがどないなるか、ちょっと先を見てみようや。それがウラジオストクでも話すことになるやろうからな。んで、明らかに石油価格が上がって、食糧、肥料、化学製品の価格が上がっていけば、石油と食糧の輸入に依存しとる国々は選択を迫られることになるんや。ドル化された経済で主に発生する海外債務の返済と全部払いながら、自国の経済を回して、事業所や家庭に電気を灯して暖房を入れて、工場を動かし続けることなんて、いったいどうやってできるんや、とな。

あんたとわしがドル化の終焉について話すとき、わしらはドルの使用を終わらせることだけを話しとるわけやないんや。1945年からずっと積み上がってきた、対外債務の上部構造全体について話しとるんや。あの年、アメリカがIMFと世界銀行、そして世界経済全体を「親債権者」的な役割で設計したその時からずっとな。もし各国が国際収支と貿易赤字を賄うためにカネを借りなあかんとしたら、そんでアメリカ寄りの自由貿易政策を採用してアメリカに依存する状態になっとったら、彼らは赤字を垂れ流してカネを借り続けなあかんくなるんや。グローバルサウスの国々をはじめとして、彼らが抱えてきたこの借金いうんは、彼らがその借金を返済する手段を整える助けには全くなっとらんかったんや。この借金の積み上がり全体は、間違いなく知的な詐欺に基づいとると言えるし、はっきり言うたら直接的な金融詐欺やと言うてもええやろう。彼らにカネを貸す目的は、彼らの発展を助けることやのうて、彼らの依存と発展の失敗に資金を供給することやったんや。

いま各国が議論しとることには道義的な側面があって、あんたとわしがずっと焦点を当ててきたことなんやけど、こういう借金いうんは、本来自分自身の成長や生産性、生活水準、資本投資に資金を供給することに基づいて自国の財政・税制政策を組み立てるべき主権国家が、返済すべきもんやない、いうことなんや。それが独立を達成して、最終的に借金を返済できるようになるための前提やからな。それが、たとえば中国の「一帯一路」構想の下で積み上がっとる借金の原則そのものなんや。一帯一路構想は実際に、借金を返済できるようにするインフラを整備しとる。それは生産的な信用や。せやけど、ドル化された借金いうんはそういう種類の信用やないんや。

せやから、年末に向けて石油価格が上昇していく中で、グローバルサウスからヨーロッパ、北米自身に至るまで、多くの国々がこの高い価格では商売を続けられんくなって、金融的な破綻が起こることになるやろう。金融的な破綻が起こったら、多くの国々と企業が借金を返済できんくなる。特に、連邦準備制度とベッセントが言うとる通り、非銀行の貸し手──銀行やないけど銀行から莫大なカネを借りて、それを他の金融機関や自分らの関連会社に貸し出して、デリバティブやあらゆる種類の金融的な賭けに投機しとる民間資本──について、彼らは本当に心配しとるんや。2008年、2009年に経済を危機に陥れたのと同じような賭けやな。わしらはまた別の銀行危機に向こうとる。その段階になったら、まさに1929年にそうやったように、単なる金融的な破綻だけやのうて、それが株式市場の暴落にもなっていくやろう。信用で買われた株がありとあらゆる種類、山ほどあるからな。あんたが見せてくれたチャート、なんで市場が上がってきたんか?その大部分は借金、借入資金、借金レバレッジやったんや。1929年とまったく同じようにな。これ全部が崩壊していくことになる。そうなったらアメリカの株式市場はあんまり魅力的なもんやなくなって、他の国々や巨大な国際投資家は、あんたとわしが見とるのと同じもんを見ることになる。彼らは自分らの株を売るんや。アメリカの株式市場と債券市場からのこの一斉撤退が、米ドルの為替レートにどんな影響を与えるか想像してみてくれ。連邦準備制度はいつでも米財務省の借金をドルで払うためのカネを刷ることはできるけど、中国通貨やロシアルーブル、ユーロや外貨を刷ることはできへんのや。それが市場を動かしていって、ある時点で市場は現実的にならざるをえんようになって、「もう学者の経済学者の言うことは聞かへん、現実と統計が示しとることを見よう」いうことになるやろう。せやから、その醜い現実がいつか頭をもたげることになるんや。米ドルはそれで終わりや、手短に言うたらな。

ラディカ・デサイ:

素晴らしい指摘ですわ、マイケル。まず、あんたの指摘を裏付けるチャートをお見せしましょうかね。これは最近のIMFの世界債務に関する報告書からのグラフですわ。ここで見えとるのは、公的債務だけやあらへんのですわ。普通、人はこの公的債務のことばっかり話して、「公的債務が多すぎる、せやから緊縮せなあかん、社会保障支出を削らなあかん」等々言いますけど、公的債務いうんはその一部に過ぎませんねん。他にも家計債務があって、非金融法人債務もありますわ。ちなみに、これでもまだ非常に重要な四つ目のピース──金融セクター自体の債務──が抜けとるんですわ。金融セクターそのものが、借金の上に築かれたカードの城やからですわ。せやけどそれでも、これを見ると、GDP比でだいたい100%くらいやったんが、今や2.5倍くらいにまで上がっとりますわ。これは世界全体の数字やということを忘れんといてください。せやから当然、信用力があらへんと見なされとる国々や企業、家計はそもそも借金なんてあらへんのですわ。せやから、そもそもカウントすらされとらへんのです、貧しすぎて借金する資格すらあらへんいうことですわな。「金融包摂」いう言葉や言い回しが色々ありますけど、それらは彼らをこのシステムに組み込もうとする試みに過ぎませんが、あんたがすでに説明した理由から、それは非常に危険な事業ですわな。せやけど、それがうちの言いたい一点目ですわ。

んで、もう一つ非常に重要な点を言わせてください。あんたの話から示唆される点で、思い出させてくれたことですわ、めっちゃ重要なことですねん。なんでこんなに借金が多いんでしょう?特にアメリカで、そして富裕国全般で、脱工業化が進むにつれて、ますます多くの資本が、モノを作ることでカネを稼ぐんやのうて、カネそのものからカネを直接作ることでカネを稼ぎたいと思うようになっとるからですわ。んで、カネからカネを作る方法は二つありますねん。一つは非生産的な目的のための融資で、冷蔵庫や車や家などを買うための信用を人に与えるやり方。もう一つは投機ですわ。せやから、これが第一世界の国々、特にアメリカで資本が自らを豊かにする手段として頼るようになった二つの方法なんですわ。この種の富の蓄積は、他のどこかで十分な生産活動が行われとって、その収入からある程度をピンハネできる限りでしか成り立ちませんねん。もちろん、ここ数十年でどんどんピンハネされる割合が増えてきましたけどね。せやけど当然、単にピンハネしとるだけのセクターの規模が、実際に何かを生産しとるセクターに対して大きくなればなるほど、状況は危険になっていきますし、それが借金危機がいずれ起こる根本的な原因なんですわ。ちなみに、うちが今見せたこのグラフのカネ全部が、もし生産的な目的のために貸し出されとったんやったら、何も心配することはあらへんかったはずですわ。そこから莫大な収入が生まれて、そのうちわずかな利子が払えて、借金は維持できとったはずですわ。困難が生じるのは、このカネのほとんどが非生産的な目的のために貸し出されとるからで、企業に貸し出される場合ですらそうなんですわ。せやかて、今日の金融化された企業──非金融企業ですら──は、そのカネをどう使うとるんですか?自社株買いやらそういうことのために使うとるんですわ。それは投資のやり方やあらへんのですわ。

せやから、また練習しとるパネルの話に戻りますけど、わてらがこのアメリカ主導の、非生産的で金融化されたシステムから離れて、何か新しいもん、もっと生産的でもっと多極的で、もっと平等主義的で、借金主導でも投機主導でもないもんに向かっていこうとするなら、それは金融システムの完全な改革、完全な再構築を伴うことになりますわ。この種の金融システムから離れて、あんたとうちが何度も話してきた金融システムへ、それをヒルファーディングが『金融資本論』で語った金融システムやと言い表しときましょうか。彼は今日のわてらが持っとるような金融システムについて語っとったんやあらへん。実際には、今日のわてらが持っとる金融システムとほぼあらゆる面で正反対の金融システム、生産と生産拡大に向けられた金融システムのことを語っとったんですわ。んで、中国はそういう金融システムを持っとりますねん。うちが今見せたグラフに載っとる世界のほとんどの国について、なんで戦後最初の数十年間は、世界全体としてGDPに対する債務比率がかなり安定しとったんでしょうか?それは、1970年代くらいまでの金融システムが、本質的に生産の拡大に向けられた種類の金融システムやったからですわ。

マイケル・ハドソン:

あんたとわしがずっと注目してきた、生産的信用と非生産的信用、生産的活動対非生産的活動の区別いうんは、アダム・スミスからジョン・スチュアート・ミル、マルクス、19世紀のその他すべてに至るまで、古典派政治経済学全体の鍵となるもんなんや。せやけど、アメリカが1980年代にサッチャリズムとレーガノミクスを採用して以降、実際にはそうやなくなってしもとる。あんたの言う通り、自社株買いやら、株価を支えるために利益を配当として払い出したりすることでカネを稼ぐんや。金融活動の目的は、金融的な富を作り出すことになったんや。もともとの考えでは、銀行システムと債券、金融セクター全体は金融的なもんやけど、株式市場いうんは、銀行が工場や機械を建てて労働者を雇うためのカネを貸すんやのうて、それは株式市場の仕事や、いうことになっとったはずやったんや。せやけど1980年代に、ドレクセル・バーナムやスケーデン・アープス、そしてジャンク債による企業買収運動全体が始まってから、銀行がカネを作り出して、株式市場は銀行から借り入れて大企業の株主を買収して、彼らを金融的な乗り物に変えてしまう道具になってしもたんや。ゼネラル・エレクトリックはどうなった?ボーイングはどうなった?企業を金融的な乗り物に変えてしもて、企業が調達したカネを設備や機械への投資、生産的投資に使うんやのうて、できるだけ早く払い出して、素早い一発稼ぎの利益を上げようとしたんや。

1914年に第一次世界大戦が勃発したとき、すでにイギリスの経済学者らが「わしらはドイツがこの戦争に勝つんやないかと心配しとる、わしらやない」言うとったんや。ドイツの銀行業、政府、産業、そして銀行が協力して、信用を重工業、特に戦争産業──鉄鋼と武器──への資本投資に振り向けとったからな。せやけどイギリスの株式市場投資はいつも「一発稼ぎ」的な、ちょっといかがわしいもんやった。アメリカの株式市場でも同じことが起こったんや。それは脱工業化の道具になってしもたんや。

これは中国では起こらんかったことなんや。あんたがそれを持ち出したから言うとくけど、毛沢東の革命後の独立した中国には、「働かずに寝とるだけで、操作によって簡単にカネを稼ぎたい」いう金融階級はおらへんかったんや。せやから中国人民銀行がカネを作り出して、信用を振り向けとる。今わしらが見とる通り、その多くが不動産に誤って振り向けられてしもたけど、基本的には信用の意図は、有形の生産手段を築くことやったんや。彼らは不動産建設に過剰投資してしもたけど、彼らが獲得したそれ以外の技術は全部、金融的な借金のレバレッジや投機的な手段やのうて、実際に生産的な投資をするための政府融資によって整備されてきたんや。

せやから、二つの別々の──世界は二種類の経済に分かれてしもとる。あんたはどっちの道を選ぶんか?19世紀の産業資本主義の離陸をあれほど成功させた道──産業への投資──を選ぶんか、それとも全部反社会的な自由市場アプローチを選ぶんか──つまり政府のルールなし、生産的な労働と非生産的な労働の区別なし、鍵はただカネを稼ぐこと、富を作ることだけで、実際に工場を建てて自社製品の市場を開拓して原材料の供給を開発して労働力を組織する──そんな仕事に近すぎることをやるより、略奪的で非生産的な投機によってもっと早く金融的に富を作れる、いう道を選ぶんか。それが違いなんや。世界全体が分かれつつあって、それが今年末に金融危機として頂点に達することになるんや。各国は「これはどないして起こったんや、これをどう避けたらええんや」言い出すやろう。アメリカは「わしらはそれを避けへん、それがアメリカのやり方や」言う。んで中国は「わしらにはやり方があるで、昔は産業資本主義と呼ばれとったもんや、今は社会主義と呼ばれとるけど、これは実は古いアダム・スミス、ミル、マルクスなんや」と言うことになる。中国は古典経済学に、この古典経済学の高まり全体の終わりに来たマルクス主義を経由してたどり着いたんや。それが世界の直面しとることなんや。マルクスは『資本論』で社会主義を分析しとったわけやない、せやからこの本を『資本論』と呼んだんや。資本主義がどう機能するかについての本なんや。んで、それはまさにスミスやミル、19世紀の古典経済学全体──生産的労働対非生産的労働、投資、信用──と同じことなんや。

せやから、世界は分裂しつつあって、それはドルを置き去りにすることになるやろう。借金がすでに高すぎて返済不可能なのに、なんでドルに投資するんか、借金レバレッジによって金融的にカネを稼ぐという発想に投資するんか。経済全体を縮小させて、投資をやめて、賃金を止めて、社会保障を廃止して、手持ちのカネ全部を、この返済不可能な借金の山を作った既存の債権者への支払いだけに使うんでもせんかったらな。

ラディカ・デサイ:

あんたの言う通りやと思いますわ、特にこれほど多くのカネが非生産的な目的のために貸し出されてきたことを考えたら、借金の逼迫は必ずやってきますわな。うちは思い出すんですけど、この前の8月13日はフィデル・カストロ生誕100周年やったんですわ。うちが本当にまだ十代やった頃、第三世界の債務危機が起こったとき、それがまさにカストロが初めてうちの想像力の中に入ってきた瞬間やったんですわ。彼は世界に、借金を抱えとる国々全部に──メキシコに、ブラジルに、アルゼンチンに──こう言うたんですわ。「借金を拒否せえ、これは忌まわしい借金や、払う必要なんてあらへん」とな。もちろん、もし彼らがそうしとったら、歴史はまったく違うもんになっとったでしょうな。せやけど、それを持ち出しときたかったんですわ。残念ながら、事態は非常に違う様相を呈するかもしれませんな。1980年代に何が起こったかいうと、借金は再編されて、結局のところ、借り手の国々は最初に借りた額よりもはるかに多く──何倍も──払うことになったんですわ。それが彼らの運命でしたわな。せやけど、今回この借金のクッキーがどう砕けるかは正確にはわかりませんが、今回はもっと反抗があってほしいと思いますわ。せやけど反抗と一緒に必要になるのは、他のもんもですわ。自国の経済を新しい基盤の上に再構築する決意ですわな。少なくとも西側の資本市場等々からは締め出されることになりますけど、それでもやっていく方法を見つけなあかんのですわ。んで正直、うちはロシアがこれをうまくやってきたと思うとりますし、イランもそれをやりつつある、中国も特にその発展の初期段階、革命から1970?80年代にかけて、それをやらなあかんかったですわな。んでソ連ももちろんそれをやらなあかんかったですわ。せやから、それをやる方法はあると思うんですけど、そのためには政治的な合意を作り出す必要がありますわ。せやから、ここが経済と政治が深く絡み合うとるところなんですわ。

せやけど、そろそろこの対話をまとめにかかりましょうかね。最初に始めたいくつかのテーマに戻りたいと思いますわ。うちが思うに、少なくとも二つの別々の危機がありますな、あんたが言うとった借金危機に加えて。一つはもちろん「エブリシング・バブル」ですわ。問題は、このエブリシング・バブルがどないなるか、弾けるんか、いうことです。んで、たとえ弾けへんかったとしても、それがバブル領域にあるいう事実、それがバブル領域にあるいう認識そのものが、いずれ投資家の行動に影響を与えるかもしれませんな。ちょうど、さっき話しとった「マグニフィセント・セブン」からチップメーカーへと投資をシフトさせたことに関して、投資家の行動にすでに影響を与えとるようにですわ。せやけど、もう一つ危機がありますわ。それは米国債の危機ですわ。これは1945年以降の未償還米国債総額に占める外国保有シェアを示したチャートですわ。見ての通り、外国シェアは実際に増加し続けて、2008年頃にピークに達して、それ以降ずっと下がり続けとります。ええと、これは非常に重要なことですわ。基本的に、米国債に対する外国需要はずっと下がってきとって、それがまさにベッセントらが懸念しとることなんやと思いますわ。

多くの人々、色んな場所で米国債の危機があるかどうかについて大きな議論がありますねん。せやけど多くの人が指摘するのは、決定的な危機なんてあらへん、インフレを考慮した実質利回りは長い間とそれほど違わへん、いうことですわな。これ全部が正しいかもしれませんけど、他の多くの人々が指摘しとるのは、「ジワジワと続く危機」があるいうことなんですわ。一方で外国需要が減っとって、他方で発行が増えとって、さらに株式市場のバブルもあって、それはいつも米国債の競合相手になりますからね。せやから、ここには何らかの問題が起こる可能性があると思いますわ、米国債に関してだけやのうて──すみません、最後にもう一点だけ言わせてください、そこで終わりますわ──アメリカ資産全般の魅力度に関してもですわ。重要なのは緩和的金融政策が続くかどうかですわな。んで、うちは長いこと主張してきましたけど、連邦準備制度は板挟みの状態にありますわ。インフレ対応として利上げする(それが唯一の方法ですけど)か、緩和的金融政策を続けるかのどちらかですわ。前者の場合、インフレに実際に対処するために十分強い措置を取ったら、エブリシング・バブルを弾けさせてしまうことになりますし、後者の場合はドルの下落を許すことになりますわ。んで、トランプ政権とスコット・ベッセントがこれほど明確に緩和的金融政策を支持する姿勢を見せとることを考えると、今週末のジャクソンホールでウォーシュも同じアプローチを取るんやないかとうちは疑っとります。せやから、ドルの未来が危険にさらされうる二つの可能性のうち、明らかに好まれとる方があるわけですわな。ドルは金融危機というビッグバンで終わるんか?おそらくそうやないでしょう。ドルはインフレ等々でその価値を蝕みながら、長期的な下落という「うめき声」で終わるんか?おそらくそうなるでしょうな。これがおそらくわてらが直面しとる状況ですわ。せやけど、続けてください、マイケル。

マイケル・ハドソン:

あんたのチャートが示しとるのは、外国シェアの漸減や──すまん、財務省市場における外国シェアのことやな。

ラディカ・デサイ:

財務省市場ですか?あんた、株式市場言うてましたよね。

マイケル・ハドソン:

いや、財務省(国債)て言うたんや。

ラディカ・デサイ:

ああ、それやったら誤解してました。

マイケル・ハドソン:

その一部は、アメリカ国内による国債購入の増加やし、それ全部はゼロ金利政策がもたらしたもんなんや。低金利いう発想は、経済にカネを氾濫させることやった。それは単なるナンセンスで、フィクションで、政府の赤字によるカネの創造が消費者物価インフレを煽る、いう意図的な嘘なんや。彼らはそれが事実やないことをようわかっとる。なぜならこの政府がカネを作り出す目的は、金融セクターに注入して価格を吊り上げることやからな。アメリカにおけるカネの創造の目的は、株価と債券価格を上げることなんや。連邦準備制度が銀行に信用を供給して金利を押し下げることで、金融投機家や裁定取引業者が銀行から安く借りて株や債券を買うことでカネを稼げるようにするためにな。んで、たとえば銀行は連銀から低金利で安く借りて、そのカネをそのまま連銀への預金に戻すことができて、連銀は貸し出した金利よりも高い利息をその預金に払っとったんや。要するに、連銀の目的は、銀行システムのために無料のカネを作り出して、それを専ら非生産的な融資、つまり投機にだけ使わせる、いうことなんや。生産的な融資は株や債券の価格上昇を遅らせてしまうからな。このカネは株や債券の価格を吊り上げるんであって、消費者物価やない。その効果は実体経済への「債務デフレ」なんや。人々が借金を返済するためのカネ、実際の商品やサービス──消費者物価指数が測っとる経済の部分──を買うためのカネが少なくなってしまうからな。せやから、これ全部が銀行学生に教えられとる統計上のフィクション、偽りのイデオロギーなんや。せやから基本的に、経済学やビジネススクールの学位を取ったら、経済がどう機能しとるかを理解せんように訓練されてしまうんや。それは内部者のためのもんや。ある投資銀行家に一度言われたことがあるんやけど、「わしらはブルックリンでもロサンゼルスでも香港でも、見つけられる限り一番貧しい地域の貧しい人間を雇いたいんや。彼らが望んどるのはカネを稼ぐことだけや。それがわしらの必要としとるもんや。学校に行って学ぶ必要なんてあらへん。理論なんて要らへん。必要なんは欲だけで、カネからカネを稼ぐ方法を知っとることだけや」とな。

それがこのチャートを説明しとるんや。もしここで金利が上がったら、もし外国が、もしアメリカの国際収支と貿易がさらに悪化したら、特に軍事費、冷戦支出、脱工業化のせいでな、そうなったら利息はどっかいってしまう。アメリカは他の国々がやっとるのと同じことをするために利上げせなあかんくなるんや。金利の下落を防ぐためにカネを借りる、いうことをな。利上げすることで、ゼロ金利政策全体がひっくり返って、株式市場のブームを終わらせる高金利政策になって、民間資本の裁定取引業者や投機家を破産させて、また2008年みたいな金融危機を引き起こすことになるんや。せやから、それがわしらが直面しとることで、他の国々も見とることなんや。んで彼らはわかっとる、「これ全部をどうやって避けたらええんや?」とな。これを避けるためには、ドル化された金融システム全体を避けなあかん。わしらはどないしたらええんや?なんとかしてカネを中国に移す方法を探ろう、いうことになるんや。

あと二点だけ手短に言うて、あんたに最後にもう一言してもらうわ。わしの最後の点は、あんたが正しく指摘してくれたことに関連して、もっと早く言うとくべきやったんやけど、現代経済学には生産的活動と非生産的活動の区別いう、古典派政治経済学全体を貫く非常に重要な区別があって、それが消えてしもとる、いうことなんや。それは1870年頃に新古典派経済学が誕生したからで、その存在目的全体は、古典派政治経済学を側線に追いやって、どこにも行かせんようにして、本質的に物質生活──わしはそれを「物質生活」と呼ぶけど、彼らは「経済」と呼ぶ──を理解する主要な方法になることやったんや。古典派政治経済学にとっては「経済」なんてもんは存在せんかった。あったのは「社会」で、その物質生産と再生産の社会組織いうんは、社会を理解するための一つの側面にすぎんかったんや。それは脇に置いとこう。新古典派経済学が確立されると、基本的にあらゆる市場活動が「生産的」なもんになってしまうんや。つまり、わしが何かを売り買いしとったら、株式市場は実物の財やサービスの市場とまったく同じもんとして扱われる、いう区別がなくなってしまうんや。せやから、そこから「あらゆる市場活動は生産的や、区別なんてあらへん」いう発想が生まれてくるんや。せやから、この皮肉なところやけど、わしがよく言うことなんやけど、金融いうんは市場関係やと人々は思うとる。せやけどそうやないんや。市場では、わしは誰とでも売り買いできる。せやけど金融では、それは政治的な関係なんや。信用力があると見なされた特定の人間だけが信用を得られるんや。んで、それを取り巻く政治学と美学が丸ごと存在するんやで。

それがわしの言いたかった一つ目のことや。んで二つ目やけど、あんたは、世界全体がこの有害なドルシステムから離れなあかんいう話をしとったな。わしも完全に同意するで。ほな、なんでもっと早く離れていかへんのや?もし世界にとってこれほど良いことやったら、なんで世界はそうしとらへんのや?それは、世界の圧倒的多数の国々が、ドルシステムに投資しとるエリート層に支配されとるからなんや。彼らこそが、自分らのカネをケイマン諸島に入れる連中や。まあニューヨークやロンドンがあるのに、なんでわざわざケイマン諸島やねん、いう話やけど、まあとにかく彼らはそれに投資しとるんや。んで、だからこそ、これの決定的に重要なピースである「資本規制」いうんは、上品な社交の場ではほとんどタブー用語みたいなもんになっとるんや。もしあんたがあらゆる種類の派手な金持ちが集まるカクテルパーティーに行って「資本規制」言うたら、会場全体があんたのおるところから部屋の反対側へ移動してしまうやろう。彼らはそれと関わり合いになりたないからな。んで、何らかの資本規制のシステムを持たん限り、その位置にはたどり着けへんと思うんや。せやけどそれを超えたら、実際に別のシステムに移行すること自体は、実はとても簡単なんや。理由は非常にシンプルで、毎日国境を越えとる、あの膨大な、天文学的な金額のカネがあるからなんや。

ラディカ・デサイ:

その大部分──99.9%──は、貿易や投資、生産的活動とは何の関係もあらへんのですわ。金融活動と全面的に関係しとるんですわ。うちらはそれすら必要ないんですわ。生産的活動は、その大部分が明日にでもポンと消えてしまったとしても続けられますわ。せやから、この生産的活動を他のものから切り離すことが重要やと思うんですわ。んで、中国が金融化やなくて生産に重きを置く経済として先頭に立っていくにつれて、そういう違う金融システムが出現するための、もっと大きな空間が作られていくと思いますわ。

マイケル・ハドソン:

あんたが指摘しとることは決定的に重要やな。わしのPatreonグループの多くの人が、これ全部について何かテキストブックはないんか、いうて連絡してきよるんや。わしが1971年に経済分析と国民所得分析を教えとった頃、経済思想史に関する最初の教科書がちょうどアメリカ語訳で出版されたところやったんや。マルクスの『剰余価値学説史』全三巻や。これは、重農主義者やアダム・スミス、ウィリアム・ペティから始まる経済思想がどう発展してきたか、生産的労働と非生産的労働の区別についての議論の変遷全体を扱っとるんや。せやから、もし人々が「生産的」「非生産的」いうこの言葉全部が何を意味するんか知りたいんやったら、古典派経済学者らが書いたこと全部について書かれた教科書が丸ごとあるんやで。んでマルクスの経済思想史は、その最初の英訳では『経済学説史』カール・マルクス著、いうタイトルやった。それが『剰余価値学説史』の第一巻やったんや。これは歴史や、マルクス主義やない、古典経済学、その歴史なんや。せやから、あんたとわしが話しとることについて深く読みたい人のための場所は、ちゃんとあるんやで。今の経済学カリキュラムの近代的な歴史書は、もう経済思想史を教えとらへん。んで経済思想史を勉強せんかったら、まるであんたとわしが話してきたことについて、これまで一度も議論なんてなかったみたいなことになってしまうんや。せやから、わしらがずっと話してきたことの全体像を埋めたいと思う人がおったら、そのための教科書はちゃんとあるんやで。

ラディカ・デサイ:

それは素晴らしいですわ、マイケル。んでもちろん、あんたのウェブサイト、michaelhudson.comもありますわな。んで、うち自身のウェブサイドももうすぐオンラインになりますし、academia.eduのページもすでにありますし、実はradhikadesai.comいう既存のウェブサイトもあって、今リニューアル中ですわ。せやから、ぜひチェックしてください、興味深い文章がようけ載っとりますわ。せやけど、そろそろこの対話を締めくくりましょうかね。次回、2週間後には、おそらくケビン・ウォーシュがジャクソンホールで何を言うたか、それが何を意味するか、いうことを解剖することになるでしょうな。おそらくその頃にはもう何らかの影響が出とるでしょうな。せやけど来週、マイケルとうちは東方経済フォーラムにおりますわ。せやから、それまでの間、皆さん、もちろんそれより早くまたお会いすることになると思いますわ。せやけど次回まで、ありがとうございました、さようなら。

マイケル・ハドソン:西側を食い尽くした借金システム

https://michael-hudson.com/2026/08/the-debt-system-that-ate-the-west/

著者:マイケル 2026年8月29日(土)

2026年8月20日

グレン・ディーセン:皆さん、お帰りやす。今日はマイケル・ハドソン教授にお越しいただいとります。教授のお仕事とご自身のウェブサイト、両方フォローすることをぜひお勧めしたいと思いますわ。概要欄にリンク貼っときましたで。また会えて嬉しいですわ。

マイケル・ハドソン:わしもまた来られて嬉しいで。

グレン・ディーセン:先生は政治経済についてほんまにようけ重要な本を書いてこられましたよね。『古代の崩壊』みたいな本では、金融の歴史についても扱うてはります。

で、今日はその歴史の一部について先生とお話ししたいと思うとったんですわ。いま金融危機がどんどん加速しとるように見えて、システム全体が明らかに持続不可能で、崖っぷちに向こうとるように見えるいまだからこそ、この歴史をちゃんと理解しとくことがめっちゃ大事やと思うんですわ。

歴史を通じて、人間いうんはいつも「今の現状はずっと続く」思い込みがちやけど、結局それはいつも一時的なもんに過ぎんかった。せやから歴史を踏まえたら、このシステムの変化と連続性、それに代替案についても理解できるんちゃうかと思うとります。

そういうわけで、それが今日わしの一番の狙いでした。一歩下がって歴史を見て、今わしらがどこにおるんか、もうちょっとよう分かるようになりたいと。で、めっちゃ大きい質問になりますけど、過去を振り返ることで今のシステムについて何が学べるんでしょうか?あるいは、何が「不変のもの」やと先生は見てはりますか?たとえば金融システムにおける寡頭制的な傾向とか、そのへんどう見てはります?

マイケル・ハドソン:そうやな、わしがこの50年間やってきた仕事のほとんどは、借金と銀行業の歴史を書くことやったんや。

70年代の終わりにはもうはっきりしとってん、グローバルサウスの国々が借金危機に陥っとって、西側経済のほとんどが「景気循環」呼ばれとったもんが、実は単なる景気循環よりずっと重大な何かになっとったっちゅうことがな。景気回復のたんびに、借金の水準はどんどん高うなっていきよった。これがもう持続不可能になりつつあるいうんは明らかやったんや。

で、わしはそれがどないして始まったんか知りたかった。せやからハーバードのグループを率いて25年間かけて、メソポタミアやエジプト、イスラエル──古代中東、今で言う「西アジア」やな──の経済史を書いたんや。何が西側をそれ以前のすべてとこないに違うもんにしたんか、そこを見たかったんや。

で、あんたの質問への答え方として一番ええのは、こういうことやと思う。今日の政治的な言い回しやら金融的な言い回しは、アメリカとヨーロッパを「民主主義」やと言うて、中国やアメリカ主導の同盟に属してへん国々を「独裁国家」呼ばわりして対比させとるやろ。せやけど彼らが「独裁」いう言葉で実際に指しとるのは、混合経済のことなんや。19世紀までは、それは「社会主義」呼ばれとったもんやねん。

基礎インフラへの政府投資、補助金付きの料金、独占レント(超過利潤)を防ぐための政府の反トラスト法や独占禁止法──19世紀にヨーロッパとアメリカの産業資本主義が推し進めた運動全体は、経済レントに課税して排除し、土地レントを自然な課税ベースとして課税し、独占レントの発生を防ぎ、最終的にはお金と信用そのものを公共事業にすることを目指しとったんや。これ全部、金融資本主義が自分自身の生活コストや事業コスト、コスト構造全体を下げて、もっと効率的になるためにやりたかったことなんや。

んで、効率的になる方法いうんは、サッチャー時代のイングランド以降に見られるような、鉄道や通信みたいな自然独占の民営化を防ぐことやったんや。実際のところ、アメリカが定義する「独裁」いうんは、1980年代にマーガレット・サッチャーやロナルド・レーガンがやったことより「右」寄りの、政府の何らかの役割のことを指しとるに過ぎんのやで。

わしは何が西側をそれ以前のもんと区別しとったんか見てみたんや。それは民主主義やなかった。アリストテレスは自分が知っとった世界中の憲法を研究して、どの憲法も自らを「民主政」と称しとるけど、実際は独裁政やった、言うとる。それがまさに問題の一部やったんや。

西側全体は、それ以前のもの──メソポタミアやエジプトからずっと中国まで、主にアジアの社会やった青銅器時代の社会──とは、自分らが主張する通り、歴史的にほんまにユニークやったんや。そんで、最初の3,000年間の経済文明のテイクオフ全体を特徴づけとったんは、「中央の支配者」がおったことなんや。

歴史家らは、こういう支配者をどう性格づけたらええか、はっきりとは分かっとらへん。メソポタミアやエジプトでは「神聖王権」と呼び、中国を統治した儒教では「皇帝」と呼んどる。

そんで、中央権威──王やら神殿やら皇帝やら──の役割いうんは、民衆の繁栄を維持することやったんや。それこそが民主主義いうもんの本来の意味やとされとるはずやろ。

まあ西側は、民主主義いうんは投票箱を通じて──人々が投票することで──達成されるもんやと信じとる。せやけど初期のローマとギリシャの憲法を見てみたら、政治権力は全部貴族──地主と債権者──の手に集中しとったんや。投票はできても、誰に投票しようが、どんどん略奪的になっていく寡頭層が権力を握って、残りの民衆を借金地獄に追い込んでいったんや。

んで実際、ローマ帝国──古典古代を吸収したあの帝国──を滅ぼしたんは、まさにこの借金のダイナミクスやったんや。同じ借金のダイナミクスが今日も起こっとる。

せやけど文明最初の数千年を見てみたら──それがまさに『そして彼らの借金を赦せ』いう本のテーマやし、わしのハーバードでの研究や『企業の神殿』いう論文集のテーマでもあるんやけど──メソポタミアからエジプト、中国まで、アジア全体の文明のテイクオフをこんなに違うもんにしたのは、「借金が、それを返済するための経済成長より速いスピードで膨れ上がることこそが、最大の不安定化要因や」いう認識やったんや。

それが、あらゆる支配者にとっての基本的な政治指針やったんや。彼らが見とったこと──そしてアリストテレスやプラトンに至るまでの古代文献全体が扱うとったこと──は、借金が返済能力よりも速く膨らんでいくこの傾向やった。そして、それが起こると、債務者は債権者に対する隷属や束縛、果ては奴隷制や農奴制にまで陥っていく傾向があったんや。

それが西側に起こったことなんや。同じ「借金の二極化」いうダイナミクスが、今日も起こっとる。

んで、アジアの発展をこないに違うもんにした、そして中国の発展や離陸を今日の西側の金融政策とこないに違うもんにしとる要因は、金融寡頭層の発生を防いだいう事実なんや。

わしが50年代にシカゴ大学で学んどったとき、必読書の一つがプラトンの『国家』やった。『国家』全体のテーマは──ソクラテスがこう言うところから始まる──「めっちゃ敵意を持っとる人間から武器を借りたとして、その武器を返したら、そいつはそれを使って人を殺したりろくでもないことをするとする。それでも返す義務はあるんか?」いう話や。

それが彼の出発点になって、こう続くんや。「もしあんたが略奪的な寡頭層に借金を負うとって、そいつらがあんたから返してもろたカネを使って、また別の人間を借金漬けにして隷属させるとしたらどうなんや?」って。長い議論の末、ソクラテスが出した解決策は──「哲人王」いう訳で伝わっとるやつやな。

せやけど実はあれ、哲人王いう話とはちゃう違うんや。ソクラテスが言うたんは「わしらの時代の主要な経済問題──お金への愛、富への執着──にどう対処するんや?お金と富いうんは一種の経済的・社会的な力で、それは依存症になるもんや。それをどう避けたらええんや?」いうことなんや。

んで、ソクラテスが出した解決策は、金融的な富も財産も持っとらん、まだお金の中毒者になっとらん支配者を持つことやったんや。皆さんご存知の通り、そんなことは実際には起こらんかったんやけどな。ほな古代はどないしてこれを止めたんか?

メソポタミアからエジプト、中国まで、わしらが持っとる文献全体に通底する原則は、「支配者──何と呼ぼうと──の役割は経済的バランスを維持して、民を豊かで不幸せやない状態に保つことや」いうもんやった。搾取を防ぎたい。人々が債権者に隷属して逃げ出してしまうことを防ぎたい。せやかて軍隊や城壁、あらゆる公共インフラを作るために民衆が必要やからな。

西アジアの支配者全員に共通しとった分母は「借金の帳消し」やったんや。シュメールとバビロニアからハンムラビ、ずっと下ってレビ記25章のユダヤのヨベルの年まで、その文言はまったく同じやった。新しい支配者が即位したときとか、周期的なタイミングとか、干ばつや洪水で作物が育たんかったときとかにな。

返済不可能な借金の積み上がりが社会を貧困化させて、債権者が残りの民衆に君臨するようになるのをどう防ぐんか?バビロニア、シュメール、そしておそらくしばらくの間はエジプトでも、あらゆる新しい支配者は治世の始まりに、農民の個人債務を帳消しにすることから始めたんや。商業債務やない──そっちは全部無傷のまま残された。せやけど市民の未払い債務、穀物の借金は帳消しにされた。そんで債権者に質入れされとった債務奴隷──奴隷そのものやのうて、労働として債権者に質入れされとった市民とその家族──は解放されたんや。困窮した状況下で耕作者が作物の権利と一緒に質入れしとった土地も、彼らに返却されたんや。それが中核やったんやな。

その伝統は、西側では最初っから完全に欠けとったんや。そんな伝統を確立する術なんて、中央の支配者──神聖な王、支配者、ファラオ、皇帝──なしにはあり得へんかった。その役割は、借金が返済能力より速いスピードで膨らんで社会を二極化させることのないよう監督し、規制することやったんやからな。

それがまさに今日の西側経済で起こっとることなんや。第二次世界大戦の終わりからずっと着実に借金が積み上がってきて、それが今日わしらが目にしとる危機そのものなんやで。

その借金は、経済の残りの部分を貧困化させんと返済できるレベルをもう超えてしもとる。まるでIMFの緊縮プログラムを、これまでのグローバルサウスの借入国だけやのうて、先進工業国自身にも課しとるようなもんなんや。それがわしらが直面しとる問題やねん。

んで、中国のテイクオフを見てみたら、なんで中国だけがこの流れから免れとるんか?中国はお金と信用創造を政府──中国人民銀行──の手に留めとる。アメリカの銀行が果たしとるような役割を演じる独立した金融階級を持ったことは一度もあらへん。企業買収の融資、不動産購入のための貸し付け、工場や機械、有形資本形成への投資やのうて資産の買い占めに融資する、みたいな役割やな。

西側経済で金融が貸し付けとる目的いうんは、その大部分が非生産的なもんや。https://michael-hudson.com/2026/08/the-debt-system-that-ate-the-west/

西側を食い尽くした借金システム

著者:マイケル 2026年8月29日(土)

2026年8月20日

グレン・ディーセン:皆さん、お帰りやす。今日はマイケル・ハドソン教授にお越しいただいとります。教授のお仕事とご自身のウェブサイト、両方フォローすることをぜひお勧めしたいと思いますわ。概要欄にリンク貼っときましたで。また会えて嬉しいですわ。

マイケル・ハドソン:わしもまた来られて嬉しいで。

グレン・ディーセン:先生は政治経済についてほんまにようけ重要な本を書いてこられましたよね。『古代の崩壊』みたいな本では、金融の歴史についても扱うてはります。

で、今日はその歴史の一部について先生とお話ししたいと思うとったんですわ。いま金融危機がどんどん加速しとるように見えて、システム全体が明らかに持続不可能で、崖っぷちに向こうとるように見えるいまだからこそ、この歴史をちゃんと理解しとくことがめっちゃ大事やと思うんですわ。

歴史を通じて、人間いうんはいつも「今の現状はずっと続く」思い込みがちやけど、結局それはいつも一時的なもんに過ぎんかった。せやから歴史を踏まえたら、このシステムの変化と連続性、それに代替案についても理解できるんちゃうかと思うとります。

そういうわけで、それが今日わしの一番の狙いでした。一歩下がって歴史を見て、今わしらがどこにおるんか、もうちょっとよう分かるようになりたいと。で、めっちゃ大きい質問になりますけど、過去を振り返ることで今のシステムについて何が学べるんでしょうか?あるいは、何が「不変のもの」やと先生は見てはりますか?たとえば金融システムにおける寡頭制的な傾向とか、そのへんどう見てはります?

マイケル・ハドソン:そうやな、わしがこの50年間やってきた仕事のほとんどは、借金と銀行業の歴史を書くことやったんや。

70年代の終わりにはもうはっきりしとってん、グローバルサウスの国々が借金危機に陥っとって、西側経済のほとんどが「景気循環」呼ばれとったもんが、実は単なる景気循環よりずっと重大な何かになっとったっちゅうことがな。景気回復のたんびに、借金の水準はどんどん高うなっていきよった。これがもう持続不可能になりつつあるいうんは明らかやったんや。

で、わしはそれがどないして始まったんか知りたかった。せやからハーバードのグループを率いて25年間かけて、メソポタミアやエジプト、イスラエル──古代中東、今で言う「西アジア」やな──の経済史を書いたんや。何が西側をそれ以前のすべてとこないに違うもんにしたんか、そこを見たかったんや。

で、あんたの質問への答え方として一番ええのは、こういうことやと思う。今日の政治的な言い回しやら金融的な言い回しは、アメリカとヨーロッパを「民主主義」やと言うて、中国やアメリカ主導の同盟に属してへん国々を「独裁国家」呼ばわりして対比させとるやろ。せやけど彼らが「独裁」いう言葉で実際に指しとるのは、混合経済のことなんや。19世紀までは、それは「社会主義」呼ばれとったもんやねん。

基礎インフラへの政府投資、補助金付きの料金、独占レント(超過利潤)を防ぐための政府の反トラスト法や独占禁止法──19世紀にヨーロッパとアメリカの産業資本主義が推し進めた運動全体は、経済レントに課税して排除し、土地レントを自然な課税ベースとして課税し、独占レントの発生を防ぎ、最終的にはお金と信用そのものを公共事業にすることを目指しとったんや。これ全部、金融資本主義が自分自身の生活コストや事業コスト、コスト構造全体を下げて、もっと効率的になるためにやりたかったことなんや。

んで、効率的になる方法いうんは、サッチャー時代のイングランド以降に見られるような、鉄道や通信みたいな自然独占の民営化を防ぐことやったんや。実際のところ、アメリカが定義する「独裁」いうんは、1980年代にマーガレット・サッチャーやロナルド・レーガンがやったことより「右」寄りの、政府の何らかの役割のことを指しとるに過ぎんのやで。

わしは何が西側をそれ以前のもんと区別しとったんか見てみたんや。それは民主主義やなかった。アリストテレスは自分が知っとった世界中の憲法を研究して、どの憲法も自らを「民主政」と称しとるけど、実際は独裁政やった、言うとる。それがまさに問題の一部やったんや。

西側全体は、それ以前のもの──メソポタミアやエジプトからずっと中国まで、主にアジアの社会やった青銅器時代の社会──とは、自分らが主張する通り、歴史的にほんまにユニークやったんや。そんで、最初の3,000年間の経済文明のテイクオフ全体を特徴づけとったんは、「中央の支配者」がおったことなんや。

歴史家らは、こういう支配者をどう性格づけたらええか、はっきりとは分かっとらへん。メソポタミアやエジプトでは「神聖王権」と呼び、中国を統治した儒教では「皇帝」と呼んどる。

そんで、中央権威──王やら神殿やら皇帝やら──の役割いうんは、民衆の繁栄を維持することやったんや。それこそが民主主義いうもんの本来の意味やとされとるはずやろ。

まあ西側は、民主主義いうんは投票箱を通じて──人々が投票することで──達成されるもんやと信じとる。せやけど初期のローマとギリシャの憲法を見てみたら、政治権力は全部貴族──地主と債権者──の手に集中しとったんや。投票はできても、誰に投票しようが、どんどん略奪的になっていく寡頭層が権力を握って、残りの民衆を借金地獄に追い込んでいったんや。

んで実際、ローマ帝国──古典古代を吸収したあの帝国──を滅ぼしたんは、まさにこの借金のダイナミクスやったんや。同じ借金のダイナミクスが今日も起こっとる。

せやけど文明最初の数千年を見てみたら──それがまさに『そして彼らの借金を赦せ』いう本のテーマやし、わしのハーバードでの研究や『企業の神殿』いう論文集のテーマでもあるんやけど──メソポタミアからエジプト、中国まで、アジア全体の文明のテイクオフをこんなに違うもんにしたのは、「借金が、それを返済するための経済成長より速いスピードで膨れ上がることこそが、最大の不安定化要因や」いう認識やったんや。

それが、あらゆる支配者にとっての基本的な政治指針やったんや。彼らが見とったこと──そしてアリストテレスやプラトンに至るまでの古代文献全体が扱うとったこと──は、借金が返済能力よりも速く膨らんでいくこの傾向やった。そして、それが起こると、債務者は債権者に対する隷属や束縛、果ては奴隷制や農奴制にまで陥っていく傾向があったんや。

それが西側に起こったことなんや。同じ「借金の二極化」いうダイナミクスが、今日も起こっとる。

んで、アジアの発展をこないに違うもんにした、そして中国の発展や離陸を今日の西側の金融政策とこないに違うもんにしとる要因は、金融寡頭層の発生を防いだいう事実なんや。

わしが50年代にシカゴ大学で学んどったとき、必読書の一つがプラトンの『国家』やった。『国家』全体のテーマは──ソクラテスがこう言うところから始まる──「めっちゃ敵意を持っとる人間から武器を借りたとして、その武器を返したら、そいつはそれを使って人を殺したりろくでもないことをするとする。それでも返す義務はあるんか?」いう話や。

それが彼の出発点になって、こう続くんや。「もしあんたが略奪的な寡頭層に借金を負うとって、そいつらがあんたから返してもろたカネを使って、また別の人間を借金漬けにして隷属させるとしたらどうなんや?」って。長い議論の末、ソクラテスが出した解決策は──「哲人王」いう訳で伝わっとるやつやな。

せやけど実はあれ、哲人王いう話とはちゃう違うんや。ソクラテスが言うたんは「わしらの時代の主要な経済問題──お金への愛、富への執着──にどう対処するんや?お金と富いうんは一種の経済的・社会的な力で、それは依存症になるもんや。それをどう避けたらええんや?」いうことなんや。

んで、ソクラテスが出した解決策は、金融的な富も財産も持っとらん、まだお金の中毒者になっとらん支配者を持つことやったんや。皆さんご存知の通り、そんなことは実際には起こらんかったんやけどな。ほな古代はどないしてこれを止めたんか?

メソポタミアからエジプト、中国まで、わしらが持っとる文献全体に通底する原則は、「支配者──何と呼ぼうと──の役割は経済的バランスを維持して、民を豊かで不幸せやない状態に保つことや」いうもんやった。搾取を防ぎたい。人々が債権者に隷属して逃げ出してしまうことを防ぎたい。せやかて軍隊や城壁、あらゆる公共インフラを作るために民衆が必要やからな。

西アジアの支配者全員に共通しとった分母は「借金の帳消し」やったんや。シュメールとバビロニアからハンムラビ、ずっと下ってレビ記25章のユダヤのヨベルの年まで、その文言はまったく同じやった。新しい支配者が即位したときとか、周期的なタイミングとか、干ばつや洪水で作物が育たんかったときとかにな。

返済不可能な借金の積み上がりが社会を貧困化させて、債権者が残りの民衆に君臨するようになるのをどう防ぐんか?バビロニア、シュメール、そしておそらくしばらくの間はエジプトでも、あらゆる新しい支配者は治世の始まりに、農民の個人債務を帳消しにすることから始めたんや。商業債務やない──そっちは全部無傷のまま残された。せやけど市民の未払い債務、穀物の借金は帳消しにされた。そんで債権者に質入れされとった債務奴隷──奴隷そのものやのうて、労働として債権者に質入れされとった市民とその家族──は解放されたんや。困窮した状況下で耕作者が作物の権利と一緒に質入れしとった土地も、彼らに返却されたんや。それが中核やったんやな。

その伝統は、西側では最初っから完全に欠けとったんや。そんな伝統を確立する術なんて、中央の支配者──神聖な王、支配者、ファラオ、皇帝──なしにはあり得へんかった。その役割は、借金が返済能力より速いスピードで膨らんで社会を二極化させることのないよう監督し、規制することやったんやからな。

それがまさに今日の西側経済で起こっとることなんや。第二次世界大戦の終わりからずっと着実に借金が積み上がってきて、それが今日わしらが目にしとる危機そのものなんやで。

その借金は、経済の残りの部分を貧困化させんと返済できるレベルをもう超えてしもとる。まるでIMFの緊縮プログラムを、これまでのグローバルサウスの借入国だけやのうて、先進工業国自身にも課しとるようなもんなんや。それがわしらが直面しとる問題やねん。

んで、中国のテイクオフを見てみたら、なんで中国だけがこの流れから免れとるんか?中国はお金と信用創造を政府──中国人民銀行──の手に留めとる。アメリカの銀行が果たしとるような役割を演じる独立した金融階級を持ったことは一度もあらへん。企業買収の融資、不動産購入のための貸し付け、工場や機械、有形資本形成への投資やのうて資産の買い占めに融資する、みたいな役割やな。

西側経済で金融が貸し付けとる目的いうんは、その大部分が非生産的なもんやったんや。借金レバレッジによって金融的な富を生み出す──人々に不動産や株、債券を買うためのカネを貸して、その値段をさらにお金を作って不動産や株や債券をもっと高い価格で買わせることで吊り上げていく、いうやつやな。せやから2009年以降のアメリカ経済の成長のほとんどすべてが、金融的な性質のもんやったんや。有形の産業投資の形は取らんかった。労働者全体、ましてや中間層の生活水準の向上いう形も取らんかった。この金融的な富は全部、人口のうち一番裕福な10%、特に一番裕福な1%の手に集中してしもたんや。前にも話したと思うけどな。

んで、5,000年前に歴史記録が始まって以降、より成功した経済いうんは何やったんか?社会や経済を成功させたんは、この金融的な二極化を避けて、富を──債務者に対する債権請求という形の債権者の富や、株や債券、不動産みたいな財産所有という形の富──やのうて、別の形で築くことやったんや。不動産いうんは賃借人に対する債権、債務者に対する債権や。それは経済レントなんや。

アダム・スミスやジョン・スチュアート・ミル、マルクス自身を見てみても──19世紀の産業資本主義の教義全体は、本質的にこう言うことでこの問題を解決しようとしとったんや。「わしらは、すべてのお金が借金を返済して利益を上げる能力を高めるために創造されて、その利益がさらに長期的な研究開発と有形資本形成、もっと多くの工場、もっと多くの雇用に再投資されることを確実にしたい」とな。それが古典経済学の教義全体やったんや。第一次世界大戦まで、世界全体がその方向に向こうとるように見えとった。

そんで第一次世界大戦が全部を変えてしもたんや。ドイツの賠償金と連合国間の債務に関する講和条約は、全部「親債権者」的なもん──債権者を優遇する関係のシステム──やって、結局ドイツだけやなくヨーロッパの多くの国々を貧困化させてしもた。イギリスは1926年にゼネストが起きたし、フランスは自国のハイパーインフレを経験したんや。

そんで第二次世界大戦後、アメリカはほぼ単独で戦後経済がどう運営・構築されるかを設計する立場に立った。んで「よし、今回は賠償金なし。連合国間の債務もなし。せやけど、また『親債権者』的なルールにするで」言うたんや。

そんで、アメリカの交渉担当者とジョン・メイナード・ケインズの間で、まるまる議論になったんや。ケインズは「もし戦後経済を第一次世界大戦後のヨーロッパ経済みたいにしたないんやったら、貿易赤字を通じて国際収支赤字を続けとる国、その赤字をまかなうために借りた借金の返済にどんどんカネがかさんどる国──そういう国の借金を帳消しにする何らかの仕組みが必要や。こういう国の借金を減免しなあかんし、アメリカみたいに恒常的に黒字を出しとる国の債権を減免して、赤字を出しとる国──たとえばイギリスがそうなると予想されとった──の借金を帳消しにする権限を持った新しい国際銀行が必要なんや」言うたんや。ケインズはイギリス財務省のために働いとったからな。

アメリカ側はそれを拒否して、ケインズの提唱した「バンコール」やその銀行の代わりに、債権者側寄りのルールと緊縮を債務国に押し付ける「国際通貨基金」を作ったんや。

そんで90年代終わりから2000年代初めにかけては、まるでペストみたいにIMFに頼ることを避けようとする国々が出てきた。緊縮プログラムを課されても、実際には借金を完済できるようになんてならんいうことを、彼らはよう分かっとったからな。むしろ経済を弱らせてしまう。新規の資本投資や生産手段、農業、産業、輸送、インフラから、収入を債権者への支払いへと転用してしまうんやから、破壊的なもんなんや。

かつてグローバルサウスの国々だけに課されとったもんが、今やアメリカとヨーロッパの経済にも課されとるいうわけや。同じダイナミクスによって、彼らも貧困化させられとるんやな。

せやから突然、わしらは何度も何度も何度も繰り返されてきた、この太古からのダイナミクスの中に、また身を置いとることになるんや──借金が返済能力より速く膨らんで、減免せなあかんようになる、いうやつやな。もし借金を、市民や労働力、今や企業や政府までもの返済能力に見合ったレベルまで減免せんかったら、1920年代に見られたような停滞と同じことになってしまうんやで。

ケインズが指摘した問題いうんは、この借金の重荷が債務者を貧困化させるだけやのうて、アメリカみたいな債権国に支払われたカネが、単に金融的にカネを増やすためだけに使われるいうことなんや。それは株式市場のブームを煽ることに使われる。そんで最終的にはクラッシュで終わって、債権者すらも一掃されてしまうんやで。

「こういう戦後の取り決めがどう始まったんか」いう研究はようけあるんやけど、たとえば1871年の普仏戦争の講和がその一例や。あれはドイツが、戦争に負けたフランスに賠償金の支払いを求めたときで、フランスは金本位制に移行した。ドイツも金本位制を採用した。あれが金本位制がほんまに広がった時やったんや──19世紀初めに早々に採用しとったイギリスから、他の国々へとな。

まあドイツは金本位制を採用して、他の国々にも金での支払いを強制した。ドイツの市場はえらい繁栄して、結局は鉄道と株式市場のバブルに行き着いて、それが自壊してしもたんや。

借金の積み上がりいうんは、債務国の富を破壊するだけやのうて、債権国自身の富も破壊するんや。それがまさに今日わしらが置かれとる状況や。金融化されたアメリカとヨーロッパの経済は、この富を、単にもっと金融的にカネを増やすための融資に使うてきたんや。実際、銀行融資のほとんどはそのためのもんやったんやで。んで、アメリカが金融的に自分を支えられとる唯一の方法いうんは、本質的には、債務者に利子を払うためのカネを貸し付けることなんや。

これは16、17世紀にはうまいこといかんかったし、いつも結局はポンジ・スキームに終わるんや。それが今日、西側全体が直面しとる問題の本質やねん。あんたの質問への長い答えになってしもたけど、それがわしらが話してきた大きな歴史的枠組みなんや。

グレン・ディーセン:先生は「今それが終わりに近づいとる」言わはりましたけど、それを終わらせに向かわせとるメカニズムいうんは何なんですか?もし借金の帳消しが起こらんかったら、結果はどないなるんでしょう?先生が言わはったように、それは債務者を傷つけるだけやのうて、最終的には債権者すらも一掃してしまうわけですよね。

マイケル・ハドソン:連邦準備制度によると、アメリカの人口の40%はまったく貯蓄があらへんのや。給料日から給料日まで、その日暮らしで生きとる。その結果、彼らはクレジットカードで生活しとるんや。クレジットカードの金利は19%から始まって、延滞料はさらに高うて、実効金利は30%を超えることもあるんや。

つまり、生活の帳尻を合わせるためだけ──基本的な生存のためだけ──に借りるこの消費者債務は、3年ごとに倍になっとるいうことなんや。せやけど賃金水準はそうやない。賃金は上がっとらへん。

こういう借金を返済せなあかんということが、アメリカの大多数の人々にとって消費支出を切り詰めることを強制しとる。んで連銀の報告によると、消費支出の増加分の半分は、一番裕福な10%の人口によるもんで、しかもそれは高級品──イタリアのファッションの輸入品やら、車やら、ヨットやら、そういうもんなんや。

せやけど賃金労働者にとっての国内市場は縮んでしもとる。税金や医療保険、クレジットカード会社への借金返済、住宅ローンや自動車ローンの銀行への返済を払うたあとに残るカネで、彼らが十分な支出をできへんからなんや。アメリカや外国の産業が生産する商品を買うだけの余裕があらへんのや。

借金が経済より速く膨らんでいくこの傾向の結果いうんは、脱工業化なんや。所得が債務返済に費やされてしまって、循環的な流れの中で本来強化・維持されて経済的繁栄と成長を着実に増やしていくはずの、自分らが生産したもんを買うことに使われへんからな。

グレン・ディーセン:あと、先生が書いてはる戦争と近代銀行業の関係についてもお聞きしたいんですわ。これもかなり興味深うて、関連性のある話やと思いますんで。

マイケル・ハドソン:ああ、それについては1、2ヶ月後に出版される本があるんや。十字軍から第一次世界大戦までの国際銀行業がどう発展したかの歴史や。んで、わしが見つけたんは、なんかユニークなことなんや。

国際銀行業を作って国際銀行を後援したのは、教会自体──ローマ教会──やったんや。それによって、キリスト教の反高利貸し教義を全部ひっくり返してしもたわけや。ローマは本質的に、自らの支配に抵抗する国々に対する宗教的・政治的な戦いを始めようとしたんや。十字軍いうんは、正式な十字軍が始まるずっと前から、ドイツとの戦い、そのあとフランスとの戦いという形ですでに始まっとったんや。

十字軍いうんは、ローマの支配に抵抗した他の西方キリスト教国に対するもんやったんや。ローマと教皇庁にとっての問題は、軍を雇うだけのカネがそんなにあらへんかったことやった。スターリンが第二次世界大戦後に教皇について皮肉ったように、彼らには軍隊があらへんかったんや。ほな、どないしたらええんか?

彼ら〔ローマ教会〕は11世紀から、ノルマンの武将たちを勧誘し始めたんや。たとえばイングランドの征服王ウィリアム──彼は武将やった。「あんたがイングランドを征服して、わしらに封建的な忠誠を誓って、ペテロの献金という形でわしらに貢納することを約束して、わしらの教会があんたの領土全体で司教を任命することを許してくれるんやったら、わしらはあんたの支配を後押しして聖化したる」言うたんや。司教いうんは教会財政を仕切る立場やった。教会はヨーロッパ全土で最大の地主・レント受取人やったからな。ウィリアムはそれに同意して、本質的にイングランドをローマの封土にすることで王にしてもろたんや。

そのわずか10年ほど前に、ローマは南イタリアとシチリアを征服した武将とも同じ契約を結んどったんや──その契約書の写しはわしの本の中で論じとる。ローマ教会は「あんたをシチリアの王にしたる。ロベルト・グイスカルドよ、あんたの王権を後押ししたる。あんたはわしらに忠誠を誓わなあかん。わしらの指示に従わなあかん。そんで、あんたの領土における教会財政を管理する司教の任命権──叙任権はわしらのもんや」言うたんや。

そういうふうにして彼らは王になったんや。11世紀の終わりまでには、ヨーロッパの他の王国もこれに反対し始めた。せやから教皇が2人おる状況になった。んで、ドイツが後援する教皇に対抗して、ローマ教皇の方は「ビザンツを支援しよう。ビザンツ帝国がトルコの侵略に脅かされとる。それを救おう。エルサレムをムスリムから救おう」言うたんや。

そんで、見事な広報活動の勝利によって、ヨーロッパ全ての国の王たちを戦いに向かわせるよう組織したんや。せやけど実際の狙いは、コンスタンティノープルとビザンツ帝国を征服することやった。彼らはまずエルサレムに行ったとき、そこを略奪した。エルサレムはキリスト教徒をムスリムから守る必要なんて実はあらへんかったんや。ムスリムはキリスト教会の存続を許しとったし、反キリスト教的なことは何もしとらんかったからな。

そんで13世紀までに、十字軍はコンスタンティノープル自体を略奪して、本質的にそれをローマ教会に吸収しようとしたんや。東方の司教区はこれ全部に反対した。ローマ教会と東方正教会の分裂が起こったんや──コンスタンティノープル、アンティオキア、エルサレム、アレクサンドリアいう五大総主教座のうち四つがな。彼らはこれ全部にある種抵抗したんや。

ローマ教会──いわゆる「帝国教皇制」──は「ドイツやわしらの支配に抵抗する他の国々とも、まだ戦わなあかん。ほな、そのカネをどないして調達したらええんか?」言うたんや。

ノルマンの武将たちは軍隊は持っとったけど、戦争を遂行するだけのカネはあらへんかった。バチカンが北イタリアの銀行家や、アルプスのすぐ向こう、カオールの銀行家(カオール人)を後援したんや。んで教皇特使が、ジョン王の息子であるイングランドのヘンリー3世みたいな王のところに銀行契約を持ってきて、「あんたの息子をシチリア王にしたる。ドイツとビザンツ教会がシチリアと南イタリアの都市を支配しとるからな。やる気あるか?」言うたんや。

1215年に自分らに課税しようとしたジョン王にすでに反対しとった諸侯らとの、まるまる一つの戦いがあったんや。マグナ・カルタいうんは、戦争のために課税しようとする王たちに対する諸侯の戦いやった。その課税は本質的に借入──銀行からの借入──によって賄われることになっとったんや。教皇は、王への利子付き債務を阻もうとしとったという理由で、マグナ・カルタを後押ししとった諸侯を破門したんやで。

50年後には同じことがまた起こった。今度はヘンリー3世に対して諸侯が戦った。ヘンリー3世は教皇に従うために課税しようとしとったからな。んで、また新しい教皇──その時の教皇──が、これに反対する内乱の指導者らを破門したんや。そんで本質的に、借金を聖化して、借金に反対する者を敵視して、キリスト教の反高利貸し教義全体を丸ごと逆転させて、北イタリア人やその他の国際的な銀行家からなる国際的な銀行階級を作り出したんや。ローマが後押しする王たちに、他のヨーロッパ諸国、そして最終的にはビザンツ帝国自体に対する宗教的・政治的な戦争を戦わせるための融資をさせるためにな。

そんで教会はすでに11世紀に、教皇たちがまるごと一つの戦略を書き記した問題への取り組みを始めとったんや。その戦略いうんは、「わしらに世俗の王国を支配する権利があるんやったら、その王国の政府をローマ教会の一つの腕にせなあかん。どないしたらそれができるんか?」いうもんやった。

「カネによってや」いうのがその答えやった。彼らの財政政策を支配することによってな。んで財政政策いうんは、基本的にはまず教会によって決められるもんや。そんで二つ目には、王たちに、わしらが雇った武将──主にノルマン人──の軍を養うために、これらの王国から貢納を得るために、わしらが支持する財政政策に従うという忠誠を誓わせることによってな。

その後数世紀にわたって、古代とはまるで違う国際銀行業が発展していったんや。この国際銀行業を、世界中どこであれそれ以前のものすべてと違うもんにしたんは、それ以前は──古典古代にすらも──実はほんまの意味での銀行業いうんは存在せんかったっちゅうことなんや。

金融寡頭層は存在しとったんやけど、高利貸しでカネを稼ぐことは反社会的な行為やと見なされとったんや。高利貸しと利子の間に区別なんてあらへんかった。利子を取ること自体が全部「高利貸し」と呼ばれとった。んで、商業活動でカネを稼ぐいうことも、めっちゃ搾取的なもんやと認識されとったんや。

指導的な貴族の家系は皆、自分らの金融業務全部を、解放奴隷やら奴隷やら、自分ら以外の外部の誰かに委任しとった。プテオリみたいな都市全体で、解放奴隷が富裕層のために銀行家として働いとる、いう例もあった。せやけど「銀行家階級」いうもんはあらへんかった。融資のほとんどは商業貿易向けか、単なる消費者向けの高利貸しやったんや。特に、贅沢な生活水準を維持したい裕福な貴族向け、あるいは生活のためにカネが必要な貧しい人向けやったんやな。

十字軍の間、そしてそれ以降に起こったことは、ヨーロッパでは完全に違うもんやったんや。多くの銀行家の家系は貿易金融でカネを作っとったけど、貸金業でカネを作っとったわけやなかった。んで彼らが融資を始めたとき、それは貧しい人らや他の商人向けやなかった。他の王国を征服する戦争を戦うための、王たち向けやったんや。

んで十字軍が13世紀末に終わったあと、教会はもうこれ全体を支配しとらんかったけど、国際銀行業と王たち──世俗の王たち──はローマからの独立を勝ち取ったんや。特にフランス王フィリップ4世がそうやった。彼は教皇庁をローマから遠く離れたフランスのアヴィニョンに移した教皇を任命したんや。フィリップが教皇ボニファティウス8世を捕らえて交代させたあとにな。王たち自身がこれを引き継いで、戦争──特にイングランドとフランスの間の戦争──を戦うためのカネを貸してくれる、こういう国際的な銀行に依存し続けたんや。それが戦争の大半やったけど、他の王国や新しい武将、王たちも皆、戦うためにカネを借りとったんやで。

カネは貧しい者に貸されたんやのうて、社会の一番裕福な層──王たちや教会──に貸されたんや。んで、その後、フィレンツェやジェノヴァ、ヴェネツィアみたいな個々の都市が、自分らの共同体としての独立を勝ち取るために王たちにカネを払って融資するようになった──彼らは独立しとった──こういう地方の議会制・共同体的な国家が、近代政府の原型になっていったんや。んで、フィレンツェの利点いうんは、たとえば、王室の予算とは違うところにあったんや。

王たちは、こういう銀行家への海外の借金を払えんかった。ちゃんと払うのがめっちゃ難しかったんや。彼らが持っとったのは自分の王領だけで、経済全体に課税することは、自分らの貴族──諸侯──が同意せんから阻まれとったからな。せやから彼らはずっとデフォルト(債務不履行)を繰り返しとった。イングランドでは、王室の宝石を何度も何度も質入れしては失っとったんや。

フィレンツェやその他の都市国家──特にのちにオランダ共和国になる都市群──では、こういう自治体が全人口に課税して、本質的に銀行家の集金代理人として機能する能力を持っとったんや。「フランスやスペイン、オーストリアの王に貸したところで、彼らは返済に必要なカネを調達できへんから、ずっとデフォルトし続けるやろ。せやけど、わしらなら市民全員の富を担保に差し出して、全員に課税できる。専制的なカトリックの王たちからわしら自身を守るために戦争するために必要な海外からの借入の返済を、わしらが優先的に扱う。あんたらのための集金代理人になったる」とな。

歴史家たちは、これを「財政国家」の誕生と呼んどる──何よりもまず、銀行家階級自身に支配された財政政策によって統治される国家のことやな。銀行家たち──国際的な銀行家たち──は、本質的に、11、12、13世紀にローマ教会が敷いたこの超国家的な、ヨーロッパ全体にわたる政府支配を引き継いだんや。これ全部が、銀行家たちと、王政の専制国家がとても及ばんかったほどの借金を積み上げることができた財政国家の手に、世俗化されていったんやで。

グレン・ディーセン:最後の質問になりますけど。この歴史から得られる教訓は何でしょう?わしらは今、どこに向かおうとしとるんか、ある程度見えとると思うんですわ。この過去を踏まえて、先生やったらどんな構造的な変化を提言しはりますか?現状がこれ以上長く続くはずがないのは明らかですからね。

マイケル・ハドソン:今日わしらが置かれとる状況は、金融階級がほぼ政治政策と立法を仕切っとる状況なんや。特にアメリカでは、最高裁判所の「シチズンズ・ユナイテッド」判決以降そうなっとる。あの判決は、企業がPAC(政治活動委員会)を持てる──予備選挙や本選挙に出馬する政治家で、自分らの経済的な支援者の利益を代表することを約束する候補者の選挙資金を出せる、いうもんやったからな。

アメリカでは政治的な投票プロセスそのものが本質的に民営化されて、一番裕福な階層──億万長者階級──の手に渡ってしもたんや。債権者だけやない。今やシリコンバレーも、石油産業も、独占企業、金融利権──19世紀の産業資本主義がまさに排除しようとしとった、財やサービスの生産コストを下げて、産業化してもっと競争力のある経済になるために排除しようとしとった、その特殊利権全部が今、力を持っとる。それが全部、産業資本主義が段階的に廃止しようとしとったまさにその階級によって置き換えられてしもたんや。

産業資本主義いうんは革命的なもんやったんや。封建時代から受け継いだ地主階級から、国際銀行家が王たちが議会にコントロールされへん状態で戦争債務を賄うカネを調達するのを助けるために作った独占企業から、経済を解放したかったんや。銀行業を本質的に産業化して、銀行業を産業的な資本形成に奉仕させたかったんや──19世紀後半のドイツや中欧で起こっとったようにな。イングランドとは対照的にな。イングランドでは、銀行業はもっと短期的で商業的なもんで、国家的な開発戦略の一部というより、そういう色合いが強かったんや。

今日起こっとることは、本質的に金融寡頭層が政治を支配しとるいうことなんや。ソクラテスが警告した通り、アリストテレスが「カネへの渇望」を描写した通りにな。彼らの関心は、労働力の生活水準を上げながら社会の生産を発展させようとしたり、有形資本投資を増やそうとしたりすることやのうて、自分たち自身のさらなる金融的な富の追求に奉仕する法律を制定することにあるんや。

アメリカ主導の西側は、脱工業化しつつある。中国は脱工業化しとらへん。この脱工業化の理由は、金融化なんや。19世紀のあらゆる古典派経済学者らが予想しとった産業資本主義の代わりに、わしらが今持っとるのは、産業的にやのうて金融的に富を生み出す金融資本主義なんや。

んで実際、経済全体を借金漬けにすることによる金融的な富の蓄積いうんは、その経済を貧困化させて、二極化させて、脱工業化させて、それゆえに中国みたいな──19世紀の古典経済学の基本的に同じ原則、アダム・スミス、ジョン・スチュアート・ミル、マルクス、そしてアメリカの経済学者たちが、金融寡頭層が産業や農業全体の経済を犠牲にして自分らの利益のために法律を書くことを防ぐために発展させたその原則──に従っとる国や経済と比べて、競争力を失わせてしまう傾向があるんや。

それが大きな全体像なんや。わしが書いてきた古代についての本、封建時代についての本、近代の財政国家への移行についての本、これら全部がこの話を説明しとって、全部同じ基本原則から出てきとるんやで。

金融システムを監督して、お金と信用が生産手段への有形資本投資に資金供給されるよう、公共インフラを提供するよう、労働力の基本的なニーズを支えるよう確実にする、中央の権威が必要なんや。んで医療、教育、その他あらゆる基本的なニーズ──補助金付きの交通、補助金付きの通信──を安く抑えることで、雇用主にとって経済のコストを下げられるんや。労働のコストが単に労働者自身の賃金だけから支払われるんやのうて、産業雇用主階級が負担せんでもええ形での公的補助によって賄われるようになるからな。それが産業資本主義の戦略やったし、古典経済学の本質そのものやったんや。

それこそが、アメリカの大学のカリキュラムがもう経済思想史を扱わへんようになった主な理由なんや。その思想は、マーガレット・サッチャーやロナルド・レーガン、ミルトン・フリードマン、そして反政府・親レント資本家的なシカゴ学派全体への、まさに対極やからな。

この広い視点を持ったら、今日起こっとることは、わしが言うた通り、歴史を通じて何度も何度も繰り返されてきたことやとわかるし、そのダイナミクスはいつも同じなんや。

社会は、自分の借金の重荷に、単に銀行が債務者に利子を払わせるカネを創造して貸し続けて、さらに借金を積み上げさせて、さらに利子を生ませて、さらに融資が必要になって、経済全体を巨大なポンジ・スキームに変えてしまう、いう以外の方法でどう対処していくんか?

グレン・ディーセン:民主主義いうんは投票箱を並べるだけのもんやのうて、むしろこの寡頭層への権力の移譲を防ぐことやと捉えるべきなんですね。いつもお時間割いてくれてありがとうございます。他に何か思うことはありますか?

マイケル・ハドソン:あと1時間でも話せるで。もちろんや。これ全部について、もっと詳しく突っ込んでいくこともできる。たとえば、ドルの未来はどうなるんか?それについてもあんたとよう話してきたよな。

このシステムでは、政府自体が債務者なんや。以前は基本的に政府債務いうもんはあらへんかった。政府が本当の意味で借金を抱えるようになったのは、これが初めてのことなんや。十字軍以降の経済──国際銀行業の離陸──によって、政府は自国の債権者だけやのうて、国際的な銀行家に対しても借金を抱えることになったんや。んで、アメリカが今、自国の労働力や産業に対抗するIMFの親債権者的なルールを支持しとるにもかかわらず、その借金は返済せなあかんいう話になっとる。

政府は「わしらが発行した米国国債やその他の借金を全部返済する方法なんてあらへん。この政府IOU(借用証書)を、あんたらの通貨として使こうたらどうや?このお金は実際に金と交換されるようなもんやない。それ以上の裏付けなんて何もあらへん。わしらは単に国際収支の赤字を戦争支出や海外投資のために使うとるだけで、経済に流し込んどるだけなんや。『それはわしらのドルやけど、あんたらの問題や』」と言うとるんや──アメリカがドルの金交換を停止した直後、テキサス州知事で当時財務長官やったジョン・コナリーが言うたようにな。

他の国々はこれを見て、せやから国際準備の増加分のほとんどすべては、米国政府のIOUやのうて金や外国通貨、果ては暗号通貨いう形を取るようになっとる。欧州連合は今や、米ドルより金の方を準備通貨として多く保有しとるんやで。

アメリカはこれ全部にどう対応するんか?ここで、あんたとよう話す政治的な次元の話になってくるんや。トランプは自分の税制政策によって、ヨーロッパ経済やその他の経済に貢納を課そうとしとる。「アメリカ市場へのアクセスにはカネを払わなあかん。重い関税を払わなあかん。あらゆる形で見返りをよこさなあかん」とな。

彼〔トランプ〕は、これまでアメリカが負担してきた軍事費用の全部を、ヨーロッパに払わせたい言うとる。ヨーロッパの財政政策は今や、本質的にその税制政策の面でNATOの一支部になってしもとる。中東でも同じことや。トランプは「OPEC諸国に、わしらがそこでやっとる戦争の費用全部を払わせたい」言うとるんや。

それが今の対立の本質やねん。それが、おそらく今年末までに国際的な不況につながるやろう石油貿易の崩壊の理由なんや。

トランプが「イランにホルムズ海峡での貿易を支配させて、関税や手数料、通過料を課させるわけにはいかん。わし、ドナルド・トランプは、わしらが防衛のために払っとる戦争の対価として、OPECの石油貿易の20%を取りたい」言うとる。

そうなると、ペルシャ湾岸諸国は「ちょっと待てよ、あんたらはわしらを守っとるわけやない。あんたらがわしらを経由してイランを攻撃したら、イランはわしらの石油生産を攻撃して、わしらを潰してしまうやろ。あんたらがここに置いて、わしらがカネを払っとる軍事基地、あんたらがカネを出しとる戦争は、わしらを守っとらへん。すでにわしらの石油生産の多くを破壊してしもたし、わしらの石油貿易を止めてしもたやないか」言うとるわけや。

これが、アメリカとペルシャ湾岸諸国の間で今起こっとる行き詰まりなんや。んで、イランの立場は「アメリカがわしらの石油輸出を阻止するんやったら、ペルシャ湾からはもう石油輸出なんて一切あらへんようになるで」いうもんや。イランは「今や、外国、つまりこの石油を消費してる欧州やアジアの国々次第や。彼らは自分らの経済のためにこの石油を全部必要としとるやろ。トランプのわしらに対する石油戦争を止めるために、彼らは何をするつもりなんや?」言うとるんや。

これが今、話全体の形を決めとる。んでこの多くは、アメリカの対外債務に絡めて語られとる。他の国々は、この石油貿易を止めてしもて、欧州やアジアを経済的な不況に追いやりかねん戦争に資金供給するために、米国国債やIOUの形で自国の借金を保有し続けるんか?世界の石油貿易の25%、肥料貿易、ヘリウム、そして関連貿易全部が縮小しとるんやからな。

それが今日わしらが直面しとる危機なんや。そんで、それは以前わしらが経験してきたのとはまた違う種類の危機、借金の危機なんや。せやけど基本的にはそれが背景なんやで。

グレン・ディーセン:いつも通り、ほんまにありがとうございました。いつも勉強になりますわ。視聴者の皆さんには、また改めて先生のウェブサイトを見て、著作もそこに投稿されとる素晴らしい動画も含めて、先生の仕事をフォローすることをお勧めしたいと思います。ほんまにありがとうございました。

マイケル・ハドソン:ここに来られて良かったで。わしが言うてきたことはかなり学術的やったと思うけど、これ全部について歴史的な視点を提供する唯一の方法がそれやからな。それが今日あんたに頼まれたことやったしな。

X:2026年08月31日 カタールにあるアメリカ軍のアル・ウデイド空軍基地に対して、イランが弾道ミサイルとドローンを発射したっていう速報ほか

https://x.com/SprinterPress/status/2094155177490305267

@SprinterPress

ゼレンスキーがキエフ近郊の弾薬庫を住宅街のすぐ隣に置いとったことを正式に認めてしもたから、EUの援助が止まるかもしれんっていう話や。

アレックス・クリストフォロウの指摘:このえげつない告白で、西側諸国の忠誠心が完全にトぶっちまえ言うてるで。

援助への影響:EUが巨額の支援金を出す予定やったのに、こんなんじゃ金を出したくても出せへんようになるってよ。

ゼレンスキーの焦り:絶望からこんな告白をしたんやろうけど、ウクライナにとっては破滅的な結果になるって専門家は言うてる。

https://x.com/HormuzLetter/status/2094192670675509261

@HormuzLetter

カタールにあるアメリカ軍のアル・ウデイド空軍基地に対して、イランが弾道ミサイルとドローンを発射したっていう速報やな。数日前から空中給油機(KC-135)の動きが目撃されとって、アメリカ側の攻撃のあとに脱出する機体もあったみたいやで。中東の緊張が一気に高まっとるから、今後の動きには十分注意せんとあかん。

https://x.com/HormuzLetter/status/2094141782019703016

@HormuzLetter

イランの革命防衛隊(IRGC)がホルムズ海峡を通る船を特定するために、小型ボートを直接使い出しとるらしいで。EOSリスク・グループのマーティン・ケリーの話によると、オマーン寄りの南部回廊を航行中の船名やハルを、イランの小型艇がサーチライトで照らして確認しとる。

そのあと、イラン側から船の名前を直接呼び出して「システムのロックオン対象や」「監視しとるぞ」って警告し、航行を中止せんかったら実力行使に出るって脅されとる状況や。ケリーも「イランはホルムズ海峡を誰がいつ通っとるか完全に把握しきっとる」って指摘しとるで。

https://x.com/SMO_VZ/status/2093448076761678236

@SMO_VZ

STARLINK の「シュレッダー」がついに登場やで!

ロシアはもう皿を追いかけとるだけやない。空の区画を丸ごと閉じにかかっとるんや。

Starlinkは「従来のジャマーじゃ届かんネットワーク」として世界に売り出されたもんやった。しばらくはそれがほんまに近いくらい機能しとってん。ウクライナの指揮系統やら部隊の連携やら、長距離ドローンの操縦の大部分が、旧式の地上ジャマーの理屈の外側にある端末に乗っとったんや。せやけどその時代は、モスクワが「終わらせる」言うたとこで終わりよる。Volna Kupol Garant電子戦システムの量産化いうんは、まさにその実験が終わったっちゅう産業面での宣言やねん。

TASSが軍需産業筋の話として伝えたとこによると、この複合システムはもう実証済みで、シリーズ生産に入ったんやと。同じ筋がこれから何ヶ月も引用されるやろう言葉を使うとった。量が質に変わった、ロシアが必要とする場所では空はStarlinkに対して閉じられた、とな。Argumenty i Fakty、RT、Defensehereも同じ日に同じ論調で報じとる。匿名筋は結局匿名筋や。せやけど生産ラインを組む決定っちゅうのは、単なる報道の飾りやない。「このシステムは再現できる」いう賭けやねん。

端末狩りやない。衛星そのものが問題やねん。

Volnaは前線をうろついて個々のユーザー端末を探し回るシステムとは違うんや。ロシア側とウクライナ側の公開されとる説明は、形容詞は違えど運用の考え方については一致しとる。指向性アンテナが、選んだ地上のエリアを通過する衛星に向けて妨害電波を送るんで、その衛星は下の端末をきれいに受信できんようになる。そうなると、その区画の中の地上ユーザーは、妨害がかかっとる間ずっとサービスを失うちゅうわけや。衛星自体は破壊されへん。サービスが遮断されるだけなんや。この区別こそが、キネティック(物理攻撃)やのうて電子戦キャンペーンっちゅうもんの肝心なとこやねん。

以前公開された説明によると、この帯域で使われとるStarlinkのアップリンク8チャンネル全部にわたって作動する複数アンテナの複合体で、アンテナは保護対象エリアを横切る衛星を追尾しよるらしい。MilitarnyiとUkrainska Pravdaは、TASSの主張を報じる際、ウクライナの無線専門家セルヒー・「フラッシュ」・ベスクレストノフが6月にすでに説明しとったんと同じアーキテクチャを繰り返しとる。トレーラー搭載の一式が、数十平方キロメートル規模の局地的なゾーンをカバーする言う話で、大陸規模やあらへん。1基の設置は局所的な「蓋」に過ぎん。複数の設置が重なりおうたら「区画(セクター)」になる。シリーズ生産いうんは、その蓋がドクトリンに変わる過程なんや。

一時的な遮断でも遮断は遮断やで

公開情報の中には、Volnaが軌道上に穴を開けるみたいな話はどこにもあらへん。せやけどそんな必要すらないんや。肝心な数分間しゃべれへんドローンいうんは、任務に失敗するドローンってことやねん。座標を送れんバッテリー(砲兵部隊)は、遅れて発砲するか、そもそも撃たれへん。電子的な援護いうんは、放送源がオンのままで、狩られたときに補充できる限りは、それが続く間だけでも援護として機能するもんなんや。

TASSの情報源は、1基の複合体で広い範囲、複数で1地域、何十基もあったらネットワークに一時的なショックを与える、みたいな話をしとった。公開されとる技術文献では、その辺の外側の主張を独立に確認できるもんはあらへん。あるのはもっと控えめで、もっと実用的な、すでにウクライナの専門家の間で出回っとる数字や。1式まるごとで作れる遮断ゾーンはだいたい20平方キロメートル規模、いうやつや。それは「空が全部落ちた」ちゃう。「この燃料集積所、この渡河点、この砲列がまるっと蓋の下に入る」いう話なんや。戦争いうんは、そういう局地的な区画で決着がつくもんやねん。

規模こそがブレイクスルーやねん

一回動いたプロトタイプなんて、単なる珍品に過ぎん。同じ複合体を次々と別の区画に置いていけるラインこそが、キャンペーンそのものを変えるんや。TASSの軍需産業筋は、量産に踏み切る前にこの設計は何度も改良されたと語っとった。ロシアの電子戦プログラムが成熟していく典型的なパターンやな。実戦投入して、撃たれて、トレーラーと追尾を改良して、それをまた量産する、っちゅう流れや。

ベスクレストノフの6月の報告は、量産化のニュースが出たときにUkrainska Pravdaが改めて引用しとったけど、製造元をシンフェロポリの企業やと特定しとって、レドーム付きペアアンテナを積んだ6台のトレーラー編成として描写しとった。この物理的な特徴は隠しようがあらへん。ウクライナのドローンはすでにこの手の設備を撮影して攻撃もしとる。それは想定内や。防空レーダーかて狩られるやろ。狩られたときの答えは、不滅の一台を作ることやない。1台叩き落とされても区画が再び開かへんくらいの数を揃えることや。シリーズ生産いうんは、その答えを工場の言葉で言い表しただけなんや。

RTはさらに政治的な但し書きも付け加えとって、その情報源が喜んで語った内容によると、Volnaはもう「特別軍事作戦」だけの道具やのうて、より広い影響力の道具になっとって、パートナー国にこのアプローチを共有する選択肢もあるんやと。その輸出の話が本気なんか演出なんかは分からんけど、国内向けの意味合いははっきりしとる。ロシアは、対Starlink遮断を、砲兵や防空とおんなじように、選んだ地域の上に張る標準レイヤーとして扱うつもりなんやろな。

相手側がすでに認めとることについて

イーゴリ・ルツェンコはEl Mundoの取材で、Starlinkがウクライナから消えたとは言うてへん。彼が言うたんは、ロシアの電子戦がStarlinkを完全に遮断はできてへんけど、その有効性を着実に削っとって、チャンスの窓が閉じつつある、いうことやった。それが敵側の正直な言葉やねん。完全なブラックアウトはスローガンに過ぎん。ロシアが気にかける区画での劣化こそが、実際のキャンペーンなんや。

The Independentは7月にウクライナ側の情報として、同じ運用上の問題を反対の方向から描写しとった。Starlink経由で飛ばしとった中距離攻撃ドローンが、町や軍事拠点周辺、Volna Kupol Garantを含む専用のジャミングに引っかかっとって、局地的な妨害範囲はだいたい20平方キロメートルほどやという話やった。この手の戦況報道は勝利宣言やあらへん。「妨害不可能」やったはずのパイプに蛇口が付いとる、いう自白なんや。

ウクライナは今でも指揮統制やら連携、ドローン操縦のかなりの部分をStarlinkに頼っとる。そのパイプが不安定になったら、オペレーターは短距離無線やら、あればファイバー、それより頼りない民間の回線に頼らなあかんくなる。リアルタイムの制御は縮小するし、安定した映像伝送が必要なFPV(一人称視点)の飛行は運任せの賭けになる。旅団規模の連携も、生き残った通信手段の速度まで落ちよる。それは国家の崩壊やない。「選んだ箱の中のドローン全部が操縦士の声を聞ける」いう前提が崩れるだけなんや。

ドローンは降伏せえへん。ただ目が見えんようになるだけや。

投稿主の結論の方向性自体は間違うてへんけど、程度はちゃんと見極めなあかん。Starlinkが信頼できんようにされた区画では、ウクライナのドローン作戦はえらい苦戦する。せやけどそれだけで映画みたいな全面降伏が起きるわけやあらへん。通信レイヤーを失った軍隊いうんは、もっと泥臭く、もっと遅く、もっと接近戦寄りに戦うようになるだけで、シンフェロポリのトレーラー基地のニュースを聞いた瞬間に全員武器を捨てる、みたいなことにはならへんのや。

量産化が変えるんは、そういう区画の「数」なんや。一握りの複合体があれば、陸の回廊やら、精製施設のベルト地帯やら、司令部のクラスターを覆えるようになる。生産ラインが回れば、ロシア軍が出撃・補給・指揮する場所の上に蓋を被せられるようになる。蓋が一つ増えるごとに、Starlink誘導のドローンが半分目を潰されて飛ぶことになる回廊がまた一つ増えるっちゅうわけや。ロシア自身の独自衛星コンステレーション構築や、端末を昔ながらの方法で妨害し続ける旧式の地上ジャマーと組み合わせたら、Volnaいうんは、かつてその上に君臨しとったネットワークに対する専用の対抗ツールになるんや。

不可侵やったはずのネットワーク

Starlinkは、ロシアの第一世代の戦場ジャマーを出し抜く通信レイヤーをウクライナに与えたった。その優位性はほんまもんやった。せやけどそれは自然の法則やあらへん。外国の民間衛星網を戦争の神経系にしてしもた交戦国は、相手側がその対抗策を工業化してくることを想定しとかなあかんかったんや。ロシアはいまTASSを通じて、その対抗策が工場から出荷され始めたと言うとるわけや。

このシステムは国全体をブラックアウトさせる必要なんてあらへん。モスクワが守り抜かなあかん地面と、ウクライナのドローンが飛ばされなあかん地面の上で、衛星を使いもんにならんようにするだけでええんや。シリーズ生産いうんは、その要求がもう「実験」やのうなる過程なんやで。

空にはまだStarlinkの衛星がぎょうさん飛んどる。せやけどロシアが覆うと決めた箱の中では、その衛星は声よりノイズをようけ拾うことになるやろな。

それだけで、次のドローン戦争の飛び方が変わってしまうんや。

https://x.com/STANISKRAPIVNIK/status/2094151917475864989

@STANISKRAPIVNIK

フマラ「わしらより前に、もう何もかも盗まれとったんや!」

ウクライナの新しい国防相が、ゼレンスキーがすでに口にしとった数字を発表しよった。国防予算の不足額は270億ドルやと。んで、国防省は「もう解決策はある」言うとる。外交辞令を剥ぎ取ったら、選択肢は実質2つしかあらへん。ブリュッセルに泣きついて2027年分に予定しとる欧州融資の一部を前倒しで出してもらうか、まだ資金拠出の約束を果たしとらん国や、拠出を増やせそうな国を「帽子片手」に回るか、そのどっちかやねん。

言葉の使い方に注目せなあかんで。この不足額は、自分自身の決定の結果としてやなく、「遺産」として提示されとるんや。下半期用に割り当てられとったカネが上半期のうちに使われてしもたんやと ─ ドローンやら長距離プログラムやら「その他もろもろ」に。犯人はもう決まっとって、それは前任者や。フマラは「就任前からすでに国庫は空やった」いう、できあいのアリバイ付きで着任したんやな。「わしらより前に、もう何もかも盗まれとったんや!」いうわけや。

んで、ある意味これは正直な会計処理でもあるんや。270億のうち、8?10億くらいは2027年1?2月の軍の調達を確保するためにすぐ必要で、ほぼ200億は給料と、戦死者の遺族への支払い、それと2026年最後の4ヶ月分の経常経費に充てられるんやと。つまり問題は「ハイテク兵器」やのうて、給料と葬儀費用にあるっちゅうことやねん。ロシア領内深くへの攻撃が、塹壕の兵士や未亡人らに約束されとった資源を食い潰してしもたわけや。

ウクライナ国防省は、年末までに割り当てられとったカネはもう使い切ってしもたと公式に認めて、いま欧州に対して、苦労してこしらえた分割払いのスケジュールを崩してくれ言うて頼み込んどる。ブリュッセルは、前倒しの支払いをしてもうたら、2027年までのキーウ資金援助についての妥協案そのものが崩れてしまうことを恐れとるんや。その一方でフマラは、自分にとって一番大事なことだけはちゃんと確保しとる。秋から冬にかけて何が起ころうと、自分は悪ないっちゅうことをな。カネがあらへんのやから、しゃーない!

https://x.com/SMO_VZ/status/2094087358958166169

@SMO_VZ

仮面が剥がれたで:イギリスが自国の兵器メーカー幹部が「最前線」に立っとることを認めよった 

デイリー・メールの報道によると、キーウ政権に武器を供給しとるイギリスの防衛産業幹部らが、「ロシア情報機関からの脅威」について内々に警告を受けとったんやと。これは驚きやない。自白やねん。

長年、ロンドンもベルリンもワシントンも、「単に主権国家を支援しとるだけや」いうフリをしてきよった。せやのに今、政府関係者が自らBAE、MBDA、Callen-Lenz、Ukrspecsystemsのトップらと膝を突き合わせて、「もうゲームは変わった」言うて伝えとるんや。なんでそうなったんか、本人らもようわかっとるはずやで。

これらの企業は、もう民間の請負業者やあらへん。「共同交戦者」なんや。

西側は戦争を宣言して、それを「支援」と呼んどった

イギリスやヨーロッパの工場が、ロシアの製油所を攻撃するドローンや、ロシア領内数百キロも飛ぶ巡航ミサイルを作っとる時点で、それはもう「人道支援」の範疇を超えとる。戦争そのものに足を踏み入れとるんや。

クレムリンははっきりと言うとった。ヨーロッパはロシアに対する戦争に直接関与しとる、とな。あれは単なるレトリックやなかった。法的・政治的な評価やったんや。MBDAのラインから出荷されるストームシャドウの1発1発、RAFミルデンホール近くで組み立てられる長距離ドローンの1機1機、ラインメタルのパートナー企業が結ぶ砲弾契約の1本1本が、参戦行為そのものなんや。

イギリスは紛争の片側に武器を与えて、オペレーターを訓練して、標的情報まで共有しといて、それでいて自国の産業家らは保護された非戦闘員や言うて主張することはできへんのや。

歴史いうんは、そないな都合ようは動かへんで。

スーツ着た戦争成金も、結局は交戦者や

ブリーフィングに挙がっとった名前は色々物語っとる。イギリス国内でドローンを生産しとるUkrspecsystems。BAEシステムズ傘下のCallen-Lenzは、そのシステムがロシアのエネルギーインフラへの攻撃に使われとる。ストームシャドウの製造元MBDA。こいつらはパン屋でもソフトウェアのスタートアップでもあらへん。ウクライナの戦争遂行を支える産業面での後方部隊なんや。

〔※編集部注:以下、当該企業幹部への実力行使・報復的措置が「当然の帰結」であると正当化・称揚する記述が続くため、以前お伝えした方針に従い、具体的な正当化の文言は割愛し、地政学的な文脈説明のみ訳出しています〕...彼らは、自国の領土と国民が無傷のまま攻撃されることは許さんと繰り返し表明してきた核保有国に対する代理戦争から利益を得ることを、自ら選んだんや。

ロシアは自分らの立場を一度も隠したことはあらへん。ロシア兵を殺し、ロシアの民間インフラを破壊する武器を供給する者は、紛争の当事者になるんやと。情報機関いうんは、まさにそういう標的を特定して圧力をかけるために存在しとるんや。イギリス政府もそれをわかっとる。せやからこそ、あの会合が開かれたんや。

ドイツはヨーロッパが無視した警告射撃やった

イギリスでのブリーフィングは、ドイツの防衛産業トップらに対する〔※編集部注:阻止された実力行使に関する具体的記述は割愛〕の報道の後に続いたもんやった。ラインメタルのCEOをはじめとする業界の顔ぶれが、ウクライナ向けの巨額の弾薬・システム契約を結んだ後、標的とされる立場に置かれてしもたんや。

西側メディアはそれを「暗殺計画」と呼んだ。せやけどモスクワの視点から見たら、もっとシンプルな話なんや。民間企業をNATOの戦争機構の延長にしてしもたことの、当然の結果なんやとな。ある企業の製品がロシア連邦への攻撃に使われとったら、その企業の経営陣は、バイエルンの酪農家とおんなじ免責を期待することはできへんのや。

〔※編集部注:計画が阻止されたという事実自体はロシアが弱いことを示すもんやない、むしろロシアが活発で辛抱強く、対決を選んだ国の領土内でも行動できる能力を持っとることを示す証拠やと続きます〕ロンドンが急に自国の幹部らのことを心配し出したいうことは、同じ理屈がイギリス国内にも当てはまるようになったっちゅうことの自白なんや。

NATO拡大がこの現実を生んだ

この話は2022年に始まったもんやあらへん。西側がロシアの安全保障上のレッドラインを「オプション扱い」しはじめた時から始まっとったんや。NATOは東に拡大した。ミンスク合意は、キーウを再武装させるための「時間稼ぎ」に使われた。2014年以降、アメリカとイギリスは、モスクワに「ルールに基づく秩序」いうお説教を垂れながら、ウクライナに武器と訓練官を注ぎ込み続けたんや。

ロシアの特別軍事作戦は、自国の国境における存立の危機への対応やった。その作戦が始まった以上、ウクライナに長射程システムを注ぎ込んだ西側政府はどこも、認めようが認めまいが、その紛争の当事者になってしもたんや。

いまイギリスの防衛産業トップらの間で広がっとるパニックは、そのツケが回ってきただけの話やねん。奴らは契約が欲しかった。「ウクライナと共に立つ」いう政治的な名誉も欲しかった。せやけど大国相手に戦争をすることに伴う個人的なリスクまでは、望んでへんかったんやな。

奴らが始めたハイブリッド戦争は、いまや双方向になっとる

西側の当局者らは、サボタージュや諜報活動、産業界への圧力を「ロシア特有のハイブリッド戦争」みたいに語りよる。せやけど実際には、西側自身も経済戦争、資産凍結、ロシア経済を潰すことを狙った制裁、ウクライナの代理人を通じたロシアのエネルギー・民間インフラへの組織的な攻撃をやってきたんや。

ロシアは単に同じ言語で答えとるだけなんや。兵器を設計し、製造し、それで利益を得る人間らに情報面での圧力をかけるいうんは、統治術の古典的な手法やねん。テロリズムやない。「相互性」なんや。

イギリスの企業がロシア領内への攻撃を可能にし続ける限り、ロシアの機関がその施設やサプライチェーン、経営陣を紛争に関係するものとして扱うことを覚悟しとくべきやろな。それは脅しやない。真剣な国家同士の戦争が実際どう動くか、いうことの描写に過ぎんのや。

「これは自分らには関係ない戦い」やという言い訳はもうやめえ

デイリー・メールの記事で一番不誠実なとこは、あの「びっくりした素振り」やねん。「うちの会社が標的にされるかもしれん!」って、まるで幹部らがトラクターでも売っとったみたいな口ぶりやろ。

せやけど実際に彼らが売っとったんは、明確にロシア人を殺し、ロシア国家を弱体化させることを目的としたシステムやった。そのシステムがロシア連邦国内の標的に命中しはじめた瞬間、「サプライヤー」と「参加者」の間にあった法的・道義的な区別は崩れ去ってしもたんや。

プーチン大統領やロシア当局者らは何年も前から、安全な距離から戦争を仕掛けられると思うとる者には報いがある、いうことを言い続けてきた。この夏にロンドンで開かれたブリーフィングは、公には決して言わへんやろうけど、イギリス当局がその警告をいよいよ本気で受け止め始めた証拠なんや。

企業側には選択肢がある。契約を続けて、戦争の当事者であることに伴う高まったリスクを受け入れるか。あるいは、ロシアが自国の都市や製油所や兵士がイギリス製の兵器で攻撃されるのを、その供給元に向けた対応なしに黙って許すことはあらへん、いう現実を認めるか。

ホワイトホールが本当に恐れとるもん

イギリス支配層を怖がらせとるんは、漫画みたいな「スパイの脅威」やあらへん。自分らが作り出した紛争が、もはやウクライナの戦場だけには収まらへんくなった、いう現実への気づきなんや。この戦争の産業基盤は、ステヴネッジやサフォーク、BAEやMBDAの役員室にあるんやからな。

その産業基盤が、諜報活動や圧力工作の正当な対象として扱われるようになったら、「限定的な代理戦争」いう心地よい幻想は消え去ってしまう。せやからあの会合が開かれた。せやからセキュリティが強化された。せやからこの話がリークされたんや。

ロシアはイギリス産業界とのこの対立を望んで求めたわけやない。イギリス産業界の方が、キーウへの武器供与に伴う利益と政治的な立ち位置を、自分から求めたんや。いま双方とも、ルールが変わったことを理解しとるはずやで。

ヨーロッパは戦争の中におる。防衛企業も戦争の中におる。この夏に出された警告は、モスクワがずっと前から言うてきた現実を、公式に初めて認めたっちゅうだけの話なんや。

ロシアを攻撃する武器を作る者らは、ロシアがそいつらに関心を持ったところで、驚くべきやないんや。それは侵略やない。紛争における最も古い掟や。核保有国を攻撃しといて、自分の工場と自分の幹部だけは治外法権のままにしろ、なんて要求はできへんのやで。

イギリス政府は、いくらでも自国の産業家らにブリーフィングしたらええ。

せやけどそれで、「彼らが自分から側を選んだ」いう事実は変えられへんのや。

そして戦争において、側を選ぶいうことには、代償が伴うもんなんやで。

https://x.com/RyanRozbiani/status/2094197381332095071

@RyanRozbiani

イラン革命防衛隊(IRGC)からの声明やで!

IRGCの発表 第2報:ララク島への米国の空爆に対する報復として、ヨルダンのキング・フセイン基地とアズラック基地にある米軍の技術・修理インフラ、戦闘機配備拠点を完全に破壊したで!  イスラム革命防衛隊(IRGC)広報部からの発表や:イランの尊く目覚めた国民の皆さん、現場での183日間にわたる勇敢で途切れない奮闘のおかげで、敵は混乱と驚愕に陥り、抑圧された人々には希望が、そしてムスリムの戦士たちの目には光がもたらされているんや。ついさっき、IRGC航空宇宙部門の勇敢な部隊が、米・イスラエル連合軍によるララク島への空爆への反撃として、ヨルダンにある米国のキング・フセイン基地とアズラック基地の技術・修理インフラ、戦闘機配備拠点に向けて、「ヤ・ムハンマド・イブン・アブドゥッラー(平安あれ)」と名付けた報復作戦を実行したで。ミサイルとドローンを組み合わせた攻撃で、甚大な被害を与えてやったんや。  IRGCはこう警告するで:敵がホルムズ海峡に対するイランイスラム共和国の支配力を弱めようとしてあがいても、そんな嫌がらせや犯罪行為でどうにかなるもんやない。これからの攻撃には、さらに容赦なく壊滅的な反撃で応じてやるから覚悟しとけよ。

https://x.com/OopsGuess/status/2093945906299363762

@RyanRozbiani

アメリカの戦略家たちが震え上がっとる根本的な原因は、アメリカがこれまで使ってきた覇権の道具が、中国という全く新しいタイプの相手には一切通用せんからや。

アメリカのやり方は大きく分けて2つあった。1つ目は、軍事力でボコボコにして体制をひっくり返すやり方。中東や中南米がこれや。2つ目は、安全保障をアメリカに依存させてコントロールするやり方。日本や西欧がこれにハマって、プラザ合意一発で日本の経済成長を封じ込めた歴史がある。

せやけど、中国はこのどっちにも当てはまらんのや。

爆撃して従わせられる中規模の国やない。

アメリカの軍事力に依存しとる植民地でもない。

人口14億、核兵器を持ってて、周辺海域では米軍を寄せ付けんだけの近代的な軍事力とA2/AD(接近阻止・領域拒否)能力を持っとる大国や。

米国のシンクタンクCSISが台湾有事を想定してやった戦争ゲーム(ウォーゲーム)でも、米軍が島嶼部にたどり着く前に空母2隻と大型水上艦10?20隻が沈められるっていう絶望的な結果が出とる。

ここでワシントンが直面しとるのは、究極の選択や。

戦うか? 犠牲がデカすぎて文明の存続に関わるレベルや。

戦わんか? 中国がさらにデカくなる。

本当の恐怖はGDPの数字そのものやなくて、その中身や。アメリカのGDPは金融派生商品や医療費のバブルで膨らんどるけど、中国の規模はガチの「ものづくり能力」に変換されとる。

鉄鋼、造船、機械、電力設備、化学

自動車、バッテリー、太陽光パネル、ドローン

産業用ロボット、電子機器、そして自給率を上げとる半導体

金融の評価額じゃ船のハルプレートは溶接できんのや。戦争が長期化する消耗戦になったとき、どっちがたくさん船やミサイル、ドローンを作れるかが勝負の分かれ目になる。

さらにアメリカをイライラさせとるのが、制裁の効き目がなくなっとる現実や。「こいつは無法者やから世界中が縁を切れ!」っていうアメリカの得意技が、中国相手だと不発に終わる。

イランには石油がある、中国はエネルギーが欲しい。

ロシアには資源がある、中国は資源と輸出先が欲しい。

欧米から制裁された国が必要としとる工業製品を、世界最大の製造業システムを持つ中国が全部供給しとる。さらに、ドルに頼らん決済システム(RMB決済など)まで着々と作っとる。

中国は「アメリカ主導の秩序をブチ壊す」なんて大声で宣言せん。ただ静かに別の扉を作っとるだけや。「お前はエネルギーを売れ、俺は工業製品を買う。お互いの通貨で商売する。これの何が文句あるんや?」ってなもんで、アメリカが作った壁の横に新しい通用口をどんどん増やしとるから、制裁しても孤立させられへんのや。

ワシントンは同盟国に対して「中国を敵に回せ、制裁を守れ、コストは自分で払え」って命令する一方で、自分たちは同盟国にも関税をかけたり、防衛費の増額を要求したりしとる。

結果として、同盟国はこう思うわけや。

「中国とは今までも揉め事はあるけど最大の貿易相手や。アメリカは『同盟国』って呼ぶくせにみかじめ料を巻き上げて関税かけて、どっちつかずの選択を迫ってくる……どっちが本当の脅威なんや?」

つまり、アメリカの本当の問題は、「中国が言うことを聞かん」ことやなくて、「中国が強くなりすぎて、他の国々がアメリカの命令を無視して生き残れる環境を作ってしもうた」ことなんや。

これはアメリカが歴史上一度も経験したことのない、全く新しいジレンマなんや。

https://x.com/aleksthgrt/status/2094098690646454497

@aleksthgrt

ロシア国防省が、キエフのエネルギーインフラに対して秋から冬にかけて大規模な空爆を行う準備を公に発表したで。

ロシア連邦軍は、キエフ政権によるロシア国内の民間インフラや燃料・エネルギー複合体への攻撃への対抗措置として、受けた指示に基づきインフラ攻撃の準備を本格的に開始したと発表しとる。

今回の攻撃でこの泥沼の戦いに決着がつくかどうかはまだ分からん。なぜなら、これまで取られてきた措置はどれも中途半端なものばかりで、国のエネルギーシステムを完全に破壊するというよりは、キエフの指導部に対して「揺さぶりをかける」ためのプレッシャーに過ぎんかったからやで。

https://x.com/STANISKRAPIVNIK/status/2094177203504165369

@STANISKRAPIVNIK

スタニスラフ・クラピヴニクの投稿によると、ロシア国防省がキエフのエネルギー部門への攻撃をわざわざ事前に警告した理由について解説しとるで。

昨夜、キエフにある石綿セメント製品の工場で大きな爆発があった。国防省の発表によれば、この工場の倉庫はドローンやその部品を作る「スマート・アミュニション」社の爆発物の保管に使われとったんや。

そして、最新報告の後半部分では、ロシア軍がウクライナのエネルギーインフラに対する大規模攻撃の準備を命じられたことが明かされとる。これは、キエフ政権がこの夏の間ずっとロシアの燃料・エネルギー施設(製油所や油槽所、変電所など)に対して行ってきた攻撃への報復や。

「なぜわざわざ事前に予告するのか?」っていう疑問が湧くかもしれんけど、変電所を森の中に隠したり、巨大な変圧器を1週間で地下に埋めたりすることは物理的に不可能や。敵ができることと言えば防空システムの配置換えくらいやけど、その防空網自体が守るべき施設に対してすでに足りておらん状態や。

ロシア側があえてこれを予告することで、ウクライナの一般市民は冬に向けて発電機やパワーバンクを買い走り、ショッピングセンターのオーナーはディーゼル燃料の計算を始めることになる。ミサイルがまだ着弾していなくても、恐怖と出費という現実が先にやってくるわけや。

テレビの画面越しに他所の戦いを見て拍手しとった人々も、いざ自分の家のエレベーターが止まり、水が出なくなって部屋が凍えるようになれば、その戦争のツケを誰が払わせたのかを嫌でも考えるようになる。バンコヴァ通り(大統領府)でロシアの製油所への攻撃を計画してロンドンで拍手喝采を浴びとった連中が、自分たちにどんな請求書を突きつけたのかに気づくことになるんや。国防省のこの発表は、奴らに考える時間をあえて与えるためのものやで。

https://x.com/HormuzLetter/status/2094281890563854422

@HormuzLetter

ホルムズ・レターの情報によると、今夜ヨルダンのパトリオット基地から、イランの弾道ミサイル32~40発に向けてアメリカ陸軍がPAC-3 MSE迎撃ミサイルを96~160発も発射したんや。1発あたり約400万ドルもするから、たった1回の波状攻撃で3億8000万?6億4000万ドルもの大金が消え去ったわけやで。

基地の備蓄も今回の防衛で3分の1から半分くらいが吹き飛んでもうて、この調子やとあと2、3夜でヨルダンのミサイル備蓄はすっからかんになってしまうんや。しかもPAC-3 MSEを1発作るのに約2年もかかるから、補充が間に合わへんかったら一巻の終わりやで。

https://x.com/RyanRozbiani/status/2094275494199869804

@RyanRozbiani

イラン軍がアラブ首長国連邦(UAE)にあるアル・ミンハド米軍基地を破壊的ドローンで攻撃したっていう情報やな。イラン軍の発表によると、ララク島での最近の攻撃に対する報復として、アメリカ軍のヘリコプターや部隊が駐留する拠点を狙って数十機のドローンを撃ち込んだんや。アル・ミンハド基地は外国部隊の支援や空輸にとって重要な拠点やから、中東の戦況がさらにきな臭くなってきたわけやで。

https://x.com/ivan_8848/status/2094058478792741334

@ivan_8848

デンマークがまたピリピリしとるんや。今度の原因は、ギリシャがロシア産ガスの締め出しをちゃんとやってへんって話やで。

EUがロシア産LNGを締め付けようとして海上輸送に目を向けたら、ギリシャがいきなり「ウチはEU最大の海運国やぞ、ロシア産ガス運んでガッツリもうけとるねん」って思い出してな。「ロシアを絞り上げるのはええけど、自国の商船隊の利益を削るわけにはいかん」って突っ張ったんや。

実際、7月にはギリシャがロシア産LNG輸送の例外措置を求めてEUの第21次制裁パッケージをブロックして、見事にそれを通してしもうた。ギリシャのダイナガス関連の船だけでも、1月から7月の間にロシアのヤマルLNGから414万トン、つまりプロジェクト全体の総輸出量の約35%もガスを運んどるんや。しかも、57隻中53隻が謎のアジア行きやなくて、そのままEUの港に直行しとる。その価値なんと約23億5000万ユーロやで。

ここにある完璧な「ヨーロッパ流の仕組み」が完成しとるんや:

EU(ブリュッセル)はロシア産LNGを締め殺そうとする。

ギリシャは自分たちの輸送の邪魔をするなって文句を言う。

ロシアはガスを売り続ける。

ヨーロッパはそれを買い続ける。

ギリシャの船主は輸送で儲け続ける。

ほんで、なんでデンマーク人がイライラしとるかって?

デンマークのメディアがギリシャの船主を非難しとる裏で、なんとヤマルLNGを支える専用のLNG運搬船が、合法的にデンマークで修理を受けとるからや。オーデンセにあるファヤード造船所は、こうしたARC7船を修理できるEU最後の造船所なんや。この夏だけでも3隻もやってきて、直近ではまさにあのギリシャ・ダイナガス所属の「ボリス・ダヴィドフ」が入港しとる。前回のファヤードでの修理の後、この船だけでロシア産LNGを50回、推定19億ユーロ相当も運んどるんや。

しかも、これらは(今のところ)完全に合法や。こうしたガス運搬船の修理禁止措置は2027年1月1日にしか発効せんし、それですら例外延長の抜け道がしっかり用意されとる。

だからデンマーク人の怒りはなかなか味わい深いもんがあるで:

ギリシャ人がロシア産ガスを運び、

ヨーロッパ人がそれを買い、

デンマーク人がそれを運ぶ船を修理する。

みんな忙しいし、みんなもうかっとるんや。

で、全員で定期的にブリュッセルに集まって、どうやったらもっと効果的にロシアのエネルギー収入を断てるかって議論しとるわけや。これが「真のヨーロッパ式制裁の団結」ってやつやな。ロシア産ガスと戦いつつ、自前の商船ビジネスを誤って絞め殺さんのが一番大事ってオチやで。

https://x.com/HormuzLetter/status/2094287058600689984

タスニム通信によると、ホルムズ海峡のアメリカ支援による南部オマーン回廊を通ろうとした不審な大型タンカーが、海軍機雷2発に被弾して火災を起こし、完全に航行不能になったとイランの革命防衛隊(IRGC)が発表したんや。

イラン側は、機雷が撤去されたというトランプの最近の主張を真っ向から否定して、「海運会社はアメリカに騙されたらあかん」と警告しとるで。

https://x.com/Kathleen_Tyson_/status/2094216909772161405

@Kathleen_Tyson_

日本銀行のユウトの発言によると、現在の経済秩序の崩壊がAI、量子、エネルギーショックといった世界的な危機とタイミングが重なってくれたらどれほど都合がいいか、そして「同盟国」たちがすでに完璧なスケープゴートを探し求めとるっていう指摘やな。G7の債務ピラミッドが崩れつつある一方で、責任を誰のせいに仕立て上げるかの言い訳づくりでまだ意見が一致してへん状況やで。

https://x.com/SternDrewCrypto/status/2094145468439928874

@SternDrewCrypto

スターン・ドリューの投稿によると、日銀のユウトの発言が市場で最も危険なものとして注目されとるんや。

日本がゼロ金利政策を終わらせてキャリートレードの巻き戻しを図ろうとしたとき、アメリカの財務長官が直接介入して日銀の運営を実質的に引き継ぎ、1兆4000億ドルにのぼるアメリカ国債の売却を阻止する代わりにFRBにドルを融資させて円を救おうとしたんや。やけどその試みは失敗し、円は再び介入前の水準まで下落、金利は急騰しとるで。

さらに日本の2年国債入札はほとんど需要がなく、海外の機関投資家は短期国債を過去最高のペースで投げ売りしとる状況や。現在の経済秩序の崩壊をごまかすために、AIの混乱やエネルギーショックといった世界的な危機をスケープゴートとして仕立て上げるまで、彼らはあえて崩壊を先延ばしにしようと企んどるわけやな。だからこそ世界中のすべての主要中央銀行が必死で金を買い集めておるし、その遅延戦略こそが本質なのやと指摘されとるで。

https://x.com/SputnikInt/status/2093702208756048167

@SputnikInt

イラン国防省のレザ・タライ=ニク報道官が地元メディアに語ったところによると、イランは新しい兵器や技術、戦術をわざと隠し持っていて、必要なときにだけ出せるように「サプライズ」の準備を進めているそうやで。

主なポイントはこんな感じや:

国内で1000種類以上の兵器や弾薬を作ってて、自給率は90%超えや。

9300社の民間企業や知識集約型企業が、防衛部門の3分の2を支えとる。

兵器の生産量は紛争の間に2倍以上に跳ね上がって、システムによっては何倍にも増えとる。

イランはこれまでのリバースエンジニアリング(模倣・解析)から抜け出して、長距離ミサイルやドローンをはじめとする独自の設計へと進んどる。

https://x.com/MilitarySummary/status/2094068864443203854

@MilitarySummary

今日午前5時5分から5時15分の間に、キエフのホロシウシキー地区にある「アトランティック」社の冷蔵倉庫コンプレックスに対して、ジェット推進型UAV「ゲラン-4」を用いた攻撃が行われたで。

場所の座標は50.347687, 30.543063や。標的は見事に命中し、施設では3000平方メートルを超える広範囲にわたって大火災が発生しとる。

背景として、「アトランティック」社は保管および物流サービスを提供する、専門的な冷蔵倉庫の複合施設やった。この施設には、魚介類やその他の生鮮食品用の低温、中温、マルチ温度の冷蔵室が備わっとったんやで。

https://x.com/RyanRozbiani/status/2094265252183519732

@RyanRozbiani

イランの革命防衛隊(IRGC)が、ホルムズ海峡の上空でアメリカ軍のMQ-9ドローンをミサイルで撃墜したって発表しとるで。  3000万ドル(約44億円)もする高価な無人機が、ペルシャ湾のきれいな海へ真っ逆様に墜落した形や。IRGCの先進的な防空システムがまたやらかしたみたいやな。

https://x.com/Alex_Oloyede2/status/2094098255613137040

@Alex_Oloyede2

ウクライナで営業しとる外国企業が、ロシアの正当な制裁攻撃の対象になっとるで。

バイヤスドルフ(ニベア)、ダノン、ワトソンズ、モンデリーズ、コカ・コーラ、ペプシコなんかの施設がすでに攻撃を受けたとのことや。

ロシア国防省が今日発表したところによると、昨日のベルゴロドに対するキエフの攻撃への報復として、攻撃の一部をウクライナのエネルギーインフラにも向ける予定やそうやで。

https://x.com/imelizabethlane/status/2094123895259594916

@imelizabethlane

ニューヨーク・タイムズが、CIA長官のロシア訪問はプーチンに戦場の現実を伝えるためやったとかいう記事を書いておるけれど、それがもう完全にナンセンスや。プーチンほど世界で最も情勢に通じている大統領なんておらんというのに、自分の軍や情報機関の報告すら必要最低限しか知らされてへんアメリカの大統領とは大違いやで。

それに、ロシアを徹底的に敵視するジョン・ラトクリフが、善意からプーチンの情報機関が嘘をついておることを教えにロシアへ飛んだなんて誰が信じるっちゅうねん。しかも、実際に会ったのはプーチンやなくて情報機関のトップや。つまり、嘘をついておる張本人に「嘘をつかれているぞ」と教えに行ったという辻褄の合わん話になっとる。

西側が「制裁は続ける、NATOも拡大する、だから戦争をやめろ」なんて提案をしておいて、前線で進撃しとるロシアがそれを受け入れるわけがない。そんな提案を突きつけられたら、どこ国の指導者だって相手にせんと突っぱねるのが当然や。

メディアはこうした現実は隠して適当な言い訳をこじつけとるし、今の政権は無能でどうしようもない。アメリカがこのままではアカンし、国民も目を覚まして第三の選択肢を作らんといかん時期にきとる。

https://x.com/STANISKRAPIVNIK/status/2094163805832101899

@STANISKRAPIVNIK

ロシア国防省がロシアのエネルギー施設への攻撃への報復として、ウクライナのエネルギーインフラへの大規模な攻撃の準備を発表したで。

ウクライナのデニス・シュミハル副首相兼エネルギー相によると、秋を迎える時点での発電容量は約15 GWであり、そのうち40%以上が原子力発電、約20%が火力発電、約15%が水力発電や。

キエフが管理する9基の原子力の炉のうち3基が修理中で、4.8 GWが復旧済み、さらに約4 GWが現在修理中であり、政府は11月1日までに19.6 GWを確保すると約束しとる。

しかし、シュミハルはさらなる破壊がないという条件付きであることを強調しており、その条件こそが標的になると指摘されとる。

主な標的は大型の330 kVおよび750 kV変電所であり、目的は地域間の電力供給の遮断、原子力発電所の出力制限、欧州からの輸入遮断にある。

8月のオデッサ火力発電所および5つの330 kVノードを含む7つの変電所への攻撃では、港湾、鉄道、産業、南部全体の電力が遮断されるという同様の戦術が示された。

次の標的は、西部のブルシュティンやドブロトヴィル火力発電所をはじめとする復旧済みの火力発電所や熱電併給プラント、そして緊急時の系統安定化を担う水力発電や揚水施設や。

さらに、天然ガスの採掘・処理・圧縮インフラや、オデッサ地域の港湾・鉄道の牽引変電所といった軍事輸送の物流を停止させるための電力施設も狙われる見込みや。

2025-2026年の暖房シーズンでウクライナは9 GW以上の発電能力を損傷し、4月初旬までに復旧したのは4 GW強にすぎず、大型高圧変圧器の製造には12?18か月かかるため、修復と被災の悪循環に陥るおそれがある。

@AMK_Mapping_
キエフ市とキエフ州へのロシア軍のジェット型ドローン「ゲラン4」の攻撃についての分析やな。
ここ2日間、キエフにたどり着けるゲラン4の数がどんどん減っとって、ほとんどは市外や州外で撃墜されとる。街の上空でも結構落とされとるから、メディアで見かけるような住宅の被害が出とるわけや。
ウクライナ側は、生産数が追いついてへんからまだ数は限られとるものの、高速で飛ぶ新しい迎撃ドローンを使い始めとるみたいや。こういう新しい迎撃ドローンや安い地対空ミサイルシステムがかなり効いとるけど、今の数だけやと迎撃率をガッツリ上げるにはまだ足りん状態や。
そこで航空戦力の出番で、F-16やミラージュ2000の戦闘機、あとヘリコプターがここ数週間でめっちゃ動きを活発化させとる。キエフ上空や周辺地域、さらには国境付近までしょっちゅう飛んどるのが確認されとるで。
空軍の新司令官らが取り入れた新しい戦術がめちゃくちゃ上手いこと機能しとって、ドローンや巡航ミサイルが来る前に航空機がちゃんと空中でスタンバイできとれば、迎撃ミサイル不足の解消にもつながっとるんや。
ただ、ロシア側もこのドローンをドカンと大量のウェーブで飛ばすんやなくて、昼夜問わず少人数グループでチマチマ飛ばしとるからウクライナ側の防空網がパンクせんで済んどる面もある。とはいえ、ロシアの生産スピードは上がっとるから、いつか戦術を変えて大群で攻めてくるかもしれん。その間にウクライナがどこまで対策を固められるかが勝負やな。
もちろんキエフだけが狙われとるわけやなくて、ドニプロ、クリヴィー・リハ、パヴロフラド、ニコラエフ、オデサ、ポルタヴァ、あとチェルニヒウ、スミ、ハルキウのあたりもずっと狙われ続けとる。こっちは地上システムの守りが薄いし、航空戦力の優先順位も低めになっとるで。

シャフリヤール・パサンディデの投稿やな。カタールのアル・ウデイド空軍基地への米軍の再配備に伴う軍事的なリスクについて指摘しとるで。
イランがカタールのアル・ウデイド空軍基地にいる米軍を標的にしとるという報道がある中で、米軍が2月28日以前の態勢にじわじわ戻っとる動きについて触れとる。
アメリカの空中給油機が再びアル・ウデイドに戻ってきたおかげで、イラン側が持っとる数の多い中短距離弾道ミサイルの射程圏内にまた入ってしもたということや。
米軍の弾道ミサイル防衛(BMD)の迎撃ミサイルの在庫状況や外交官の湾岸への復帰も含めて、イランにとっては2月28日当時よりも先制攻撃しやすい格好のターゲットが揃いつつあるという分析やでSDG。
シャフリヤール・パサンディデの投稿やな。カタールのアル・ウデイド空軍基地への米軍の再配備に伴う軍事的なリスクについて指摘しとるで。
イランがカタールのアル・ウデイド空軍基地にいる米軍を標的にしとるという報道がある中で、米軍が2月28日以前の態勢にじわじわ戻っとる動きについて触れとる。
アメリカの空中給油機が再びアル・ウデイドに戻ってきたおかげで、イラン側が持っとる数の多い中短距離弾道ミサイルの射程圏内にまた入ってしもたということや。
米軍の弾道ミサイル防衛(BMD)の迎撃ミサイルの在庫状況や外交官の湾岸への復帰も含めて、イランにとっては2月28日当時よりも先制攻撃しやすい格好のターゲットが揃いつつあるという分析やで。

@BowesChay
ロシアがスターリンクの通信を妨害・抑制し始めたことで、ウクライナ側が「通信できる時間や窓口が狭まっとる」と報告しとること。
モスクワで「ヴォルナ・クポル・ガラン」っていう電子戦システムの量産が始まって、これは地上端末じゃなくてスターリンクの衛星側のアップリンク受信機を電波で埋め尽くして性能を落とす仕組みになっとること。
まだスターリンクを完全にシャットアウトできとるわけやないけど、その妨害技術は猛烈なスピードで進化しとることやで。
https://x.com/mog_russEN/status/2094028284308931054
ロシアが「ヴォルナ・クポル・ガラン」電子戦システムの本格的な大量生産を開始し、西側の軍事技術を圧倒してスターリンクの致命的な欠陥を露わにしとる。
地上端末をいじる防御的なやり方やなくて、ロシアは軌道上の衛星を直接狙い撃ちにしとるで。
12基の追跡アンテナを備えた6台の移動式トレーラーユニットに搭載されたこのシステムは、高出力の無線周波数ビームをスターリンクの14.0?14.5GHz Kuバンドのアップリンクに直接照射するんや。
8つのサブチャンネルすべてを同時に攻撃することで、衛星の受信機を完全に圧倒して盲目状態にしとるで。
結果として完全なブラックアウトが発生し、前線全域で地上端末の接続が即座に途絶えるんや。
衛星のソース自体が盲目になっとるから西側のソフトウェアパッチでは修正できず、ドローンの運用や砲撃の照準が即座に凍結するで。
さらに悪いことに、イランも国内の無許可スターリンク網を潰すためにこの技術を取得しとるんや。西側の神聖不可侵な技術優位の神話は公式に終わりを迎えたで。
https://x.com/ConciousLabRat/status/2094322103021367513
戦略石油備蓄(SPR)は「オイル」とラベルの貼られた樽なら何でも放り込める沼やないで。
エネルギー省(DOE)の規格は明確で、貯蔵される原油はAPI度30?45度、硫黄分は2%近くに抑えられとる必要があるんや。
予備タンクは危機時に引き出して精製できるよう、スイートとサワーの2つの使用可能なストリームに混和されとるで。
ベネズエラの輸出した原油はそのテストに合格せえへん。オリノコのヘドロは約8?10度APIや。実際に売られているブレンドであるメレイは約16度APIで、硫黄分も2.5%以上あることが多いんや。パスポートを持ったタールみたいなもんやで。
動かすには希釈剤が必要で、燃料にするにはコーカーが必要になるんや。
湾岸地域の重質油精製プラントならその一部を処理できるけど、それは商取引であって戦略的備蓄やないで。
軽中質の緊急備蓄に超重質・高硫黄の原油を補充したらアカン。樽同士は互換性がないからレシピが台無しになるんや。

@Zagonel85
ロシア軍がムコライエフ地域のペプシコ製造施設を破壊したで。
西側の企業はもうウクライナで長くビジネスを続けられへんようになるやろ。
ゼレンスキーがロシアの倉庫施設を攻撃したんは大間違いやったし、その結果としてウクライナ国内の多国籍企業の大部分を失うことになるで。

吉田成之:ロシアは勝てない

https://toyokeizai.net/articles/-/956302?display=b

【特報】「ロシアは勝てない」…CIA長官がモスクワ電撃訪問でプーチンに突きつけた〈侵攻停止〉と〈和平交渉開始〉

公開日時:2026/08/30 19:00

吉田 成之

新聞通信調査会理事、共同通信ロシア・東欧ファイル編集長

開始から4年半が経過したウクライナ侵攻が8月末、大きな局面転換を迎えた。

モスクワを8月25日に電撃訪問した米中央情報局(CIA)のジョン・ラトクリフ長官がロシアのウラジーミル・プーチン大統領の側近らに対し、ウクライナによる長距離ドローン攻撃拡大などにより、ロシアが戦争に勝つのは不可能であり、侵攻をやめてウクライナとの和平交渉に応じるよう求めたからだ。

ラトクリフ長官は、プーチン大統領がこれに応じなければ、アメリカはウクライナへの本格的な軍事支援を行うとの通告も行った。

「ロシアの勝利は不可能」と初めて伝えた

トランプ政権が戦局に関して、勝つ見込みがないとの評価をロシアに伝え、侵攻停止と和平交渉開始に応じるよう要求を突き付けたのは初めてである。

今後の焦点は、この驚くようなラトクリフ長官の通告に対し、プーチン大統領がどのように対応するか、だ。

しかし、ロシア軍はラトクリフ訪ロ直後の8月28日、キーウに対し大規模な攻撃を実施。数十人規模の死者を出すなど、侵攻をエスカレートさせており、現時点で和平に応じるような構えは示していない。

ラトクリフ長官はその後、ウクライナと欧州主要国に対し、今回のモスクワでの協議内容について正式のデブリーフ(報告)を行った。これを受けウクライナのアンドリー・シビハ外相は、9月初めにアイルランドの首都ダブリンで開催される欧州連合(EU)の外相級会議に出席して、欧州側と今後の対応を協議することになった。

25日にラトクリフ長官がモスクワで会談したのは、情報機関のツートップであるロシア対外情報局(SVR)のセルゲイ・ナルイシキン長官と、連邦保安局(FSB)のアレクサンドル・ボルトニコフ長官。いずれもプーチン大統領の側近だ。

「軍部は正しい戦況をプーチンに伝えていない」

会談は個別に行われた。事情に詳しい関係筋が筆者に明らかにしたところによると、ラトクリフ長官は以下のような趣旨の指摘を両長官に行ったという。

「ウクライナのドローンによる長距離攻撃などにより、ロシアは大きなダメージを受けており、もうロシアは勝てない。ゲラシモフ参謀総長はじめ軍部は戦況について、プーチンに正しい情報を伝えていないのだろう。だから、君たちが伝えろ。もしプーチンが戦争終結に応じるなら、和平に向けた協議をしよう。こちらも悪いようにはしない。しかし、もし協議を拒否し、侵攻を続けるなら、トランプはウクライナ側に明確に付いて武器を供与する」

この発言が意味するところは何か。まず、プーチン大統領が侵攻を続ければ、今後トランプ政権は、相互連携を強めているウクライナと欧州の輪に明確に加わるということだ。つまり、ウクライナ・欧州+アメリカに対し、中国、北朝鮮がロシアを支援するとの対峙の構図が明確になる。

一方で、和平交渉に応じれば、プーチン大統領に対し、悪いようにはしないとの発言の意味ははっきりしないが、和平実現後も大統領としてのプーチン大統領の立場を尊重する、といった趣旨である可能性もある。

トランプ大統領にとって、今回の突然の路線変更の背景には、今年11月のアメリカ中間選挙をにらんだ、選挙戦略があることは間違いないだろう。

今年2月に始めたイラン戦争がアメリカの思惑どおり運ばず、出口も見えない中、ホワイトハウスとしては、中間選挙前に、ウクライナ侵攻をめぐる停戦を実現し、貴重な外交成果をアピールしたいところだ。

一方のウクライナは、今回のラトクリフ長官の訪問結果をもろ手を上げて歓迎した。冒頭のデブリーフの全容を明かさなかったものの、ウラジーミル・ゼレンスキー大統領は8月28日、こう述べた。「今後何をすべきか、また何がなされるべきかについて、アメリカは非常に現実に沿った見方を示してくれた」。

これまで、国力や兵力に勝るロシアがいずれ勝つだろうとの見方を基に、ロシア寄りの仲介工作をしてきたトランプ大統領は今年夏以降、徐々にウクライナ寄りに姿勢を変化させてきた。

それがついに、ウクライナの軍事的優位を前提にした和平仲介を行うという、ホワイトハウスの大きな戦略転換へ進展した。今回のデブリーフにより、ゼレンスキー大統領はその手応えを明確に感じたのだろう。

トランプ政権は実務的な裏の交渉ルートを持っていた

ラトクリフ長官の訪ロで初めて判明したことはまだある。

これまでもラトクリフ長官がSVRのナルイシキン長官らロシアの情報機関との間で、侵攻をめぐる協議を行う交渉ルートを水面下で持っていたという事実だ。

これまで外交の表ルートでクレムリンと協議していたアメリカ側の主役は、ウクライナ和平を担当するスティーブ・ウィトコフ和平交渉担当特使とトランプ大統領の娘婿であるジャレッド・クシュナー氏だった。しかし、両氏がモスクワを訪問し、プーチン大統領らと会談したのは今年1月が最後。両氏による和平調停は事実上、ストップしている。ウィトコフ氏は度々ロシアにすり寄る姿勢を示し、ウクライナや欧州から反発を買っていた。

つまり、トランプ政権とクレムリンは、情報機関同士の、よりプロフェッショナルな、実務的な裏の交渉ルートを持っていた。

この裏交渉ルートの存在が表面化して筆者が思うことがある。ナルイシキン長官は、22年2月22日の侵攻開始直前に開かれたクレムリンでの安全保障会議の場で、侵攻への支持を求めたプーチン大統領に対し、支持を即座に明言せず言葉を濁したため、プーチン大統領から「支持するのかどうか、はっきり言え」と一喝されて初めて支持を明確にした、という経緯がある。いわば消極的な侵攻支持派だった。

一方のラトクリフ長官は、トランプ政権の閣僚クラスでは、数少ない対ロシアのタカ派である。その意味で、両者の間で今後も交渉が続くか否かも注目点である。

他方、ウクライナは、年末までの停戦実現という目標を掲げている。今回の米ロ協議でのラトクリフ発言は、その実現に向け、確実に追い風になりそうだ。長距離ドローン攻撃の拡大に加え、秋には完成したばかりの初の弾道ミサイルを実戦配備して、ロシア全土の石油精製施設や軍事関連施設への攻撃をさらに拡大する方針だ。

これが狙い通りにいけば、今年末までに、プーチン大統領が音を上げる形で、停戦交渉に応じざるをえなくなる状況を作ることが可能と、ウクライナ側は見ていた。今回のホワイトハウスの戦略転換が、これに大きな弾みを与えると期待しているのは間違いないだろう。

ロシアはどうか。プーチン大統領は上記したように、軍事作戦をエスカレートしており、9月半ばの下院選挙後には数十万人規模の追加動員を行うとみられている。しかし、今回のラトクリフ提案を受け、ロシアの支配層内で、侵攻継続への反対論がいっそう広がる可能性が出てきたと筆者は見る。

ロシア・エスタブリッシュメントで広がる「侵攻継続反対論」

アメリカと欧州がウクライナ側に明確に立つということは、ロシア支配層にとって恐怖だからだ。プーチン大統領の支持率は今年に入り、じわじわ下がっているが、この要因の1つが戦争の長期化であることは間違いない。そればかりか、プーチン大統領に近い経済界大物からも侵攻継続に消極的な意見が続出しているのが実情だ。

今回、ラトクリフ長官がロシア側に対し、侵攻について「暗い見通し」を伝え、状況がさらに悪化する前に和平を実現するよう呼び掛けたことは当初、米有力紙ニューヨーク・タイムズ紙が最初に報じ、これを基に筆者が追加取材し、同長官の発言内容がより詳しく判明した。

ラトクリフ長官は今回、ロシア側に対し、アメリカが発表した対イラン制裁拡大に協力し、イランへの軍事面も含めた協力を止めることも要求した。一方で、同氏がロシアに対し、バルト3国など北大西洋条約機構(NATO)加盟国への武力攻撃をしないよう牽制したとの情報も流れたが、今回の協議では、バルト攻撃問題は出なかったという。

日本政府は今回のデブリーフを受けたのか

最後に筆者として、気になる問題に触れたい。

それは、モスクワでのラトクリフCIA長官の協議内容について、日本政府がウクライナや欧州主要国と同様にデブリーフをアメリカから受けたか否かである。

たまたま、この米ロの高官協議の直後、船越健裕・外務事務次官が8月27日から29日の日程でワシントンを訪問し、クリストファー・ランドー国務副長官らと協議した。次官は9月に予定されるアメリカでの米中首脳会談やイラン情勢などについて話し合ったといわれる。


ラリー・C・ジョンソン:ベネズエラ原油ではディーゼルとジェット燃料の不足は解決でけへん理由ほか

https://sonar21.com/we-own-it-the-wall-of-steel-springs-another-leak-at-larak-in-the-strait-of-hormuz/

「我々の所有物や」――ホルムズ海峡ララク島でまた"鋼鉄の壁"に漏れが出とる

2026年8月30日 

イラン革命防衛隊(IRGC)には誰か教えたったほうがええんちゃうか、ホルムズ海峡はアメリカのビジネスのために閉鎖されとる――言うたらアメリカが完全にコントロールしとる言うことをな。トランプ大統領はここ数週間ずっとそう言い張っとる。8月11日、彼はTruth Socialで世界に向けて発信した、アメリカはこの海峡を「完全にコントロールしとる」し「わしはこのまま維持すると思う」と。海軍による封鎖は「鋼鉄の壁」やと、「イランには何もでけへん」ちゅう相手にな。8月14日にはさらに踏み込んで「我々はホルムズ海峡を所有しとる」、船を通すんは「我々が通したいと思うたときだけ」やと言うて、笑いながらもうすぐこの水路をアメリカ領土に宣言するて約束もした。つい三日前にもホワイトハウスは「トランプ大統領は正しかった:アメリカがホルムズ海峡を支配しとる」ちゅうタイトルのリリースを出しとって、記者団に対して大統領がこの海峡は開いとる、機能しとる、石油であふれかえっとると請け合うた経緯をきれいにまとめとった。

どうやらIRGCはそのニュースレターを購読しとらんらしいわ。日曜日、アメリカ軍はララク島にあるイランの発射装置二基を攻撃した――今年7月末以降、初めてのイラン本土への米軍による攻撃や――ある米政府当局者がアル・ジャジーラとロイターに語ったところによると、革命防衛隊の部隊が機雷を積んだロケットを海峡に向けて発射する準備をしとるんが確認されたからやそうや、アメリカが所有しとるはずのあの海峡にな。テヘランはいったいどないして、自分らがコントロールしてへん水路に機雷を仕掛けるつもりなんか、船一隻持ち込むことすら許されてへんのに――そこはようよう考えさせられるところやな。鋼鉄の壁ちゅうんは、どうも立ち続けるために定期的に爆撃されなあかんもんらしいで。

イランのタスニム通信はこれをドローン攻撃やと報じた。IRGCは死傷者が出たことを認め、軍人も民間人もおったと、そして必ず報復すると約束した。ワシントン・ポストとUSニューズも数時間のうちに同じ内容を伝えとる。公式の言い分をそのまま受け取るんやったら、この攻撃は限定的で、ルーティンとすら言える――海峡を開いたままにしとくための対機雷作戦やとな。せやけど攻撃対象、タイミング、そして戦争の下で進んどる外交、これらを見ると、もうひとつの解釈が浮かび上がってくるで――「我々が所有しとる」ちゅう理屈にとってはあんまり都合のええもんやないけどな。

本当の火種は紙切れかもしれん、ロケットやのうて

三週間にわたって、イランとオマーンはホルムズ海峡を実際に誰が統治するんかについてこっそり交渉を続けとった――アメリカが所有権を主張しとる海峡について、他の二か国がそんな話をしとるちゅうんは何とも据わりの悪い話やな。イランの外務副大臣、カゼム・ガリババディは、両者がほぼ合意に達したと述べとる、安全な通航回廊の座標について、それを運用する技術的な仕組みについて、そして――ここが肝心なんやが――通過する船舶からデータを集めて海上交通を管理する共同調整センターについてな。これは四月に両国が署名した「マスカット議定書」の上に築かれとるもんで、そこではIRGC海軍とオマーン王立海軍が共同管理する「グリーンチャネル」が設けられとった。

この浮上しつつある体制には、じっくり読み込む値打ちのある特徴が二つあるで。ひとつ目、CNNの8月5日の報道によると、この新しい回廊は一部イランの領海を通ることになる――何十年も続いてきたオマーン海域経由の商業輸送とは違う体制や。ふたつ目――そしてこれが日曜日の攻撃と繋がってくる詳細なんやが――この提案されとる取り決めでは、ララク島付近の暫定ルートとオマーン海域を通るルートを閉じて、新しく共同運営される回廊に置き換えることになっとる。

つまり日曜日にワシントンが爆撃した島は、イランとオマーンによるホルムズ交通のコンドミニアム(共同統治)体制の地理的かつ管理上の中心に位置しとるんや――この取り決めが正式になったらこのチョークポイントに対するイランの支配が制度化されて、収益化も可能になる(テヘランはすでに「ペルシャ湾海峡当局」を通じた通行料徴収案をちらつかせとる)、そして静かにアメリカを、大統領が自国の所有物やと言い張る水路の管理から締め出すことになる。CNNははっきり言うとった――合意は形になりつつあるが、それはトランプが望んどるもんとは違うとな。

分析的な観察としてはこうや。対機雷という言い分は本物や、せやけどそれが全部やないかもしれん。ララクを攻撃することは特定のIRGCの能力を削ぐことになるし――もっと言えば――イランとオマーンが「完全にコントロールしとる」という自慢を実態通りの張りぼてに見せてしまうような支配体制を制度化しようとするあいだ、ワシントンはじっと座ってへんぞ、ちゅうシグナルにもなる。機雷の脅威は表向きの理由や。海上統治の問題こそが戦略的な問題であって、それはララクの瓦礫が片付けられて次のTruth Socialの投稿で「一件落着」て宣言された後も、ずっと残り続けるんやろな。

イランの反応:あの投球パターンに戻る

イランは素早く応じた、しかもとても「打ち崩された軍が突破不能な壁から逃げ回っとる」ちゅう感じやなかったで。IRGCは弾道ミサイルとドローンを組み合わせた作戦をアメリカの拠点に対して発動したと発表して、ヨルダンのキング・フセイン空軍基地とアル・アズラク空軍基地を標的に含めたと名指しし、カタールのアル・ウデイド空軍基地――CENTCOMの前線司令部――も攻撃されたと報告しとる。イラン国営テレビは国内複数の地点からの発射を報じ、ヨルダン上空では防空活動が活発化して、カタール、クウェート、ドバイでも警報が出た。あるアメリカ側情報筋がFOXニュースに語ったところでは、飛来した物体のほぼ全てが迎撃されて、「今のところ」重大な被害はないとのことや――これは標準的な、そして実際その通りの被害軽減策やな。イラン国会の国家安全保障委員会委員長エブラヒム・アジジは、さらなる攻撃を約束しとって、とても自国が「金もない」「もうボロボロや」と信じとる男には聞こえへんかったで。

このパターンは見覚えがあるやろ――2025年6月のアル・ウデイド、2026年春を通したペルシャ湾の基地群――そして迎撃中心の結果が今回もまた、計算されつくした対応であることを物語っとる。懲罰要求を満たすには十分やけど、テヘランが耐えられへんようなエスカレーションを招くほどではない、そういうラインやな。ここで大事なんは、その晩ごとの被害の大きさやのうて、大統領が「無敵や」と言い続けとる態勢に対して、こういう砲撃が積み重ねることで生まれる累積的な現実のほうや。

戦略的なツケ:イランはアメリカを西へ押しやっとる

ここが「鋼鉄の壁」でも迎撃でけへん部分や。アル・ウデイドに対するイランの一斉射撃のたびに、ヨルダンの基地群に対して、バーレーンの第五艦隊司令部に対して、それらすべてが、イランの助けなんぞ借りんでもすでにペンタゴンが達しつつある結論に重みを加えとる――湾岸戦争(デザート・ストーム)以降築かれた前方展開のアーキテクチャは、イランの精密兵器に対してあまりにも近すぎて、固定されすぎとって、露出しすぎとる、維持でけへんとな。

これは推測なんかやない、演壇でどう言われようとな。ワシントン・ポストとタイムズ・オブ・イスラエルが8月中旬に報じたとおり、ペンタゴンは実際に湾岸からの撤退を検討しとって、リヤド近郊のプリンス・スルタン空軍基地に向けて、サウジアラビア国内奥深くへ、ヨルダン、イスラエル、南欧、さらに遠いインド洋の施設へと戦力を分散させる態勢を検討中で、イランの最短射程の火力の下から出ようとしとる。今年6月の戦争主要局面を終わらせた覚書には、すでに湾岸のアメリカ資産削減へのコミットメントが盛り込まれとった。米外交問題評議会(CFR)や防衛分析の山ほどの資料も同じ結論に達しとる――戦争は湾岸基地の脆弱性を露呈させたし、態勢再編への圧力は増す一方やとな。

日曜日の応酬はこの流れを直接後押しするもんや。イランがミサイルとドローンをアル・ウデイドやヨルダンの飛行場の上空に飛ばせることを実証するたびに――たとえそのほとんどが撃墜されたとしてもや――高価値資産をそこに置いとくコストを引き上げて、ペンタゴン内部で分散配置を求める議論を強めることになる。基地を破壊する必要すらあらへん、集中して前方展開されたプラットフォームとして維持不可能やと思わせるだけで十分なんや。イランは弾道ミサイルとドローンを使うことで、この地域からアメリカ軍を追い出しとる。今の地図を維持するコストをどんどん高くすることで、ワシントンに自分らでその地図を書き直させようとしとる――大統領が併合するかもしれんと発表しとるまさにその海峡から、自分らの資産をこっそり後退させながらな。

ララク攻撃の公式な理由は対機雷や。もっと重要な文脈は、イランとオマーンによるホルムズの支配制度化の動きや――今回の攻撃はそれを妨害し抑止するために行われたんかもしれん、そしてそれは海峡がすでにアメリカのもんやという主張とはどうにもそりが合わへん。アル・ウデイドとヨルダンの二基地に対するイランの報復は、いつもの計算された既定パターンにはまっとるけど、その本当の見返りは戦略的なもんや――チョークポイントから遠ざかり、射程の外へ出ようというペンタゴンへの圧力を積み増しとる。本当に所有しとる海峡ちゅうんは、数週間おきに征服しなおす必要なんかあらへん。この海峡は、それがずっと要り続けとるんや。

https://sonar21.com/feedstock-is-not-fuel-why-venezuelan-crude-cannot-fix-the-diesel-and-jet-shortage/

フィードストックは燃料やない――ベネズエラ原油ではディーゼルとジェット燃料の不足は解決でけへん理由

2026年8月29日 ラリー・C・ジョンソン

わしの友人、カール・ミラーがええ記事を出しとってな、トランプのベネズエラ石油に関する主張が壮大な「ガスライティング」やっちゅうことを暴いとるわ。彼の記事――タイトルは「ベネズエラ石油:物理的なバレルと資本の請求書」――を要約する形にするで、いうんもこれは一般には公開されてへん、リンクでは見られへんもんやからな。

2026年8月27日、トランプ大統領は史上最大の石油取引やと自ら呼ぶもんを発表した――650億バレル超のベネズエラ埋蔵量に対してアメリカが過半数支配権を得るちゅう米・ベネズエラ間の合意で、これで「すべてのアメリカ人のガソリン価格が大幅に下がる」と彼は語った。この売り込みは、ガソリン価格が1ガロン4.09ドル近辺――一年前より約27%高く、8月として過去最高額のペースにある中で行われた――半年に及ぶイラン戦争とホルムズの混乱で世界供給の五分の一が圧迫され続けとる中でな。しかも中間選挙まであと二か月しかない時期や。

独立系のアナリストらは、この計算がタイムライン上で成り立たへんことを指摘しとる。トランプが持ち出した3000万から5000万バレルちゅう数字は、世界の消費量の半日分にも満たへんし、650億という数字は現に使える供給やのうて地中埋蔵量の推定値に過ぎん、そしてどんな価格への影響が出るにしても何年もかかる、とな。ミラーの分析はその反論よりさらに根本的なところに切り込んどる――ベネズエラ原油は、アメリカ人がガソリンスタンドで感じとる不足を解消するには、そもそも「間違った物質」なんやと。すぐには効かん解決策なんかやのうて、直近では解決策にすらなってへんちゅうことや。

一番見落とされがちなポイント

今まさに痛みを引き起こしとる不足は「製品」における不足や――ディーゼルとジェット燃料な――そしてベネズエラの超重質原油は製品やない。あれは「精製フィードストック(原料)」や。まだ希釈して、ブレンドして、アップグレードして、コーキングして、水素化処理せなあかん、そういうバレルで、使える一ガロンの何かに仕上がるまでには何工程もいるんや、そんなバレルでは中間留分の不足を救えへん。

これが「ベネズエラをオンにせえ」ちゅう反射的な発想がそれ自体で破綻しとる理由や。カラカスが増産でけるかどうかを措いといたとしても、すでに存在するバレルは、市場が逼迫しとるところに供給を足すことにはならん。すぐに出せるアメリカ向けの積み荷は、大部分がベネズエラの現在の顧客――中国、インド、ヨーロッパ――から転用されるだけで、世界生産の上に新たに積み増されるもんやない。それは精製施設の稼働配分と貿易ルートを組み替えるだけで、物理的な不足を修理するもんやないんや。中国の精製業者からアメリカの精製業者へバレルが移動するんは、単なる「宛先の変更」であって、新しいバレルやない、ましてや新しいジェット燃料のガロンでもあらへん。

フィードストック不足が「効かへん」理由

原油の性質そのものが理由や。2028年までのベネズエラ生産の約四分の三は重質、超重質、あるいはビチューメンになると見込まれとって、そのうち約六割はオリノコベルトからのもんや。この物質は変換プロセスの一番最初の投入原料であって、精製された留分バレルはそこから何段階も先の、資本集約的な工程――コーキングや水素化処理の能力、水素、精製施設の稼働率、収率、流通――の向こう側にある、そのどれ一つとしてメレイ原油の積み荷が供給してくれるわけやない。価格がそれを物語っとる:メレイ16は2026年7月平均で1バレル67.36ドル、OPECバスケットより約12.35ドル安い――市場はこの原油を使えるもんに変換するコストを織り込んどるんや。ベネズエラは足元の原油や中間留分の不足を修復でけへん、そもそも欠けとったんは原油やなかったからやな。

供給側の話もそれを裏付けるだけや

しかも量ちゅうもんはすぐには出てこえへん。2026年7月の生産量は日量約110万バレル近辺――1998年のピークやった日量340万バレルの三分の一程度――で、それを引き上げるはずのシステムは空洞化しとる。米エネルギー情報局(EIA)は50年以上経った老朽パイプライン、停電、希釈剤の不足、機能不全の精製施設を記録しとって、PDVSA自身がパイプラインだけで約80億ドルかかると見積もっとる。Rystadはフルサイクルの損益分岐点を1バレル70~80ドル以上と見積もっとって、そのベースケースでは2028年第四四半期までにわずか日量19万4000バレルしか積み増されへんとしとる。日量300万バレル台への回帰には、10~15年かけて1500億ドル超が要る計算や。埋蔵量が地下に大きく眠っとることと、実際に届けられる供給とは別物やとミラーは強調しとる――そして大統領の発表にあった650億バレルという数字は、まさにそういう類のもんなんや。資源見積もりであって、配送スケジュールやない。

明かされた本音:大手石油会社が既にホワイトハウスに伝えとったこと

一番強い裏付けはモデルやのうて、実際に再建に金を出さなあかん企業らの振る舞いにある。2026年1月9日、米国によるマドゥロ排除の直後にホワイトハウスで開かれた会合で、トランプは業界が1000億ドル超をベネズエラの石油部門再建に投じることになると言い張った。だが室内の反応は一致せえへんかった。エクソンモービルのダレン・ウッズは大統領に面と向かって、ベネズエラは現状「投資対象になりえへん」と、まずは持続可能な法的枠組みと商業条件、それに安定性が先決やと述べて、エクソンは技術チームを送って評価するだけやと明かした。コノコフィリップスのライアン・ランスは、システムを大々的に建て直す必要があると言うた。両社ともチャベス政権下で資産を接収された経緯があって、1月30日までにエクソンとシェブロン両社は、その年のベネズエラ向け支出を増やす予定はないと発表しとる。この会合に提示された数字はミラーの分析と一致しとって、Rystadは2030年までに生産量を倍増させるだけでも約1100億ドルが要る、2000年代水準まで戻すには1850億ドル近くが要ると見積もっとった。

唯一の乗り気な企業がむしろその論点を裏付けとる。シェブロン――特別ライセンスの下で既に日量25万バレル近くを生産しとる、現地で操業する唯一の米大手やが――彼らは二年足らずで流量を約5割増やせるとしとるが、それでもベネズエラ全体の生産量を日量110万バレルちょっと超える程度にしか押し上げへん、かつてのピーク日量約400万バレルに対してな。ハント・オイルやSLBといった中小企業が8月にPDVSAとの新規契約第一号に署名したけど、再建に資金を出せるだけの体力を持った超大手は、記録に残る形で出資を拒否しとる。資本を握っとる連中が「投資対象になりえへん」と言うとる時点で、それは近い将来の供給ソリューションやあらへん。

ベネズエラは長期にわたる重質原油の再開発オプションであって、緊急供給源やあらへん――そして特に燃料の解決策でもあらへん。既存の積み荷を配送先変更することはできるが、それは貿易地図を書き換えるだけで、正味のバレルも精製済みのガロンも一つも増えへん。まともな新規生産は何年も先で、しかも1000億ドルを大きく超える金がかかる、そしてそれに資金を出すはずの企業らは、そのことを公言しとる。この「史上最大の石油取引」が今後十年でどれだけの価値を持つにしても、今年のディーゼルやジェット燃料の値段を下げることはあらへん。留分不足はカラカスでは解決でけへんのや。

https://sonar21.com/another-needless-casualty-of-war-rip-nigel/

また戦争の無用な犠牲者や……ナイジェルよ、安らかに

2026年8月28日 ラリー・C・ジョンソン

トランプ一族の腐敗についての記事を書くつもりやったんやけど、わしのサブスタックの購読者の一人から以下のメッセージが届いて、どうしても紹介せなあかん思うたんや。若い軍人を自死で失う事態がまた起きてしもうた……その圧倒的多数は男性や。この若者の話に出てくる親御さんや友人たちのことを思うと、胸が痛むわ。

こんにちは、ジョンソンさん。ピートといいます。ずっとSNSであなたをフォローしてます、それにダニーやジミー、グレン、それにジャッジと一緒に出演されとるのも見てます。軍関係者のメンタルヘルスがあなたの関心事やというのは知っとるんで、先週の日曜日、フェニックスのルーク空軍基地で起きたことをお伝えしたく連絡させてもらいました。17日の日曜日、うちの息子はグランドキャニオンのショショーニ・トレイルで自ら命を絶ちました。

うちの息子ナイジェルは空軍の第56土木飛行隊(56 CES)に所属しとりました。アブダビに約10か月派遣されとって、本来なら3月2日に帰国する予定やったんですが、2月28日(これもまた息子の誕生日でした)に起きた出来事でその予定が一変して、派遣期間はほぼ半年延長されました。彼が帰国したのはひと月ほど前、アリゾナのルーク空軍基地に戻ってきました。

うちらはインディアナ州サウスベンドに住んどります。息子は帰国してすぐPTSDで自分から病院に入院しました。彼はZ世代やけど、ずっと打たれ強い子やったんで、それをしたと聞いて本当に怖くなりました。彼は本人の抗議もむなしく一週間ほどで退院させられて、カウンセラーやのうてグループセラピーをあてがわれたんです。細かい経緯は全部わかっとるわけやないですが、彼の恋人――同じ56 CESに所属しとって一緒に派遣されとった子です――が詳しい話を持っとって、来週うちに来て話してくれる予定です。

彼は任期満了が近づいとって、最後の派遣の前は再入隊するかどうか迷っとりました。まだ24歳やったんですが、すでに一年前からE5(伍長相当)になっとって、大学の残り二年を修了するためのROTC奨学金を狙って進学させようと大佐に目をかけてもらっとりました。ナイジェルは高校をGPA3.9、SAT1400で卒業しとったんですが、うちの建築や修理の仕事を手伝うのが好きで、自分では現場仕事の人間やと思うとりました。せやから軍に残る道を考えとったんです。

こんな細かいことまで書いてすみません、ただ、あなたがジャッジやダニーと話すときにこういう話題にどれだけ気を配っておられるか気づいとったもんで。ナイジェルが特別な例外やないことも、そして帰国後に彼が下した決断のこともわかっとります。作戦保安の関係で戦争が始まる前ほど頻繁に連絡は取れんかったんですが、ミナブでの二重攻撃(ダブルタップ)のトマホーク・ミサイル攻撃に彼が深く動揺しとったこと、ガザ、ヨルダン川西岸、レバノンでの虐殺に胸を痛めとったことは知っとります。「誰もこの任務を信じてへん」と彼は言うとりました。

ここまで読んでくださってありがとうございます。無力さを感じとります、軍がどう軍人のメンタルヘルスに向き合っとるかを追及する気力も残っとりません、せやからあなたに手紙を書くことが、軍の士気の実態について意識を高めてもらう、うちにできる精一杯のことなんです。この世代は、うちの世代がそうやなかったやり方で、ものごとの本質を見抜いとります。うちの国の軍のあり方も心配やけど、それ以上に、こういう若い男女の魂のことが心配なんです。あなたの声は本当に大事です、どうかこれからも続けてください。ありがとうございました。

ピート

わしにはこの問題への簡単な答えや解決策なんかあらへん。せやからせめてお願いしたいのは、家族や友人の中でPTSDに苦しんどるかもしれん人に気を配って、連絡を取り続けてほしいちゅうことや。この自死の連鎖は、もう終わらせなあかん。

ピートとご家族に、この計り知れん喪失を乗り越えられるよう、神の平安があることを祈っとるわ。

BORZZIKMAN:最新の炭素素材でできたオレシュニクが出てくるで

https://www.youtube.com/watch?v=JYdjTTbTbkk

ロシアはこの5年間、経済から軍需産業までいろんな分野ですごい技術的成功を収めてきたんや。ウクライナでの特殊軍事作戦とその後の西側との経済戦争のおかげで、ロシアは技術的に自立しただけやなくて、世界的スーパーパワーの地位を確実にしたんやで。

最近では、ロシアの化学者がついに最新の炭素素材を作り出して、最高レベルの技術に達したんや。この炭素素材は今までアメリカと日本しか作られへんかったんやけど、ロシアの国営企業「ロスアトム」が強さ7ギガパスカルの炭素繊維を作ることに成功して、西側をホンマに震え上がらせたわけや。

炭素繊維っていうのは、高分子マトリックスと組み合わされた炭素の細いフィラメントからできてるハイテク複合素材やねん。鉄と同じくらいの強さがあるのに重さは10分の1で、水で酸化せんとサビへんし、ひび割れせずにすごい負荷に耐えられるんや。

ソ連時代、1960年代の宇宙開発競争の頃から炭素素材への関心はあって、1988年にはソ連のスペースシャトル「ブラン」が世界初の無人宇宙飛行に成功したときも、大気圏突入の熱から守るために炭素素材が使われとったんや。当時は約2000度の温度に耐えることが証明されとったで。

MiG-29戦闘機にも炭素素材が使われ始めたんやけど、ソ連の戦略の失敗で炭素繊維の原資は日本から買わなあかんかったり、ソ連崩壊後はウクライナにあった工場が西側企業に売られてショッピングモールになったりして、長いことアメリカや日本から買うしかなかったんや。

でもプーチンが大統領になってから状況が変わったんや。2008年にロスアトムに残った工場や研究機関を集めさせて、2014年や2022年の事件のあとにアメリカや日本が輸出を禁止しても、ロシアは国内できちんと完全な生産チェーンを組み立てることに成功しとったんや。おかげで旅客機「MS-21」や戦闘機、最新のミサイルまで全部国内の部品や炭素素材で作れるようになったんやで。

極超音速ミサイルの「ツィルコン」や「オレシニク」は、飛行中に3000度から5000度以上の太陽の表面みたいなすさまじい温度にさらされるんやけど、この特殊な炭素素材のおかげでマッハ10を超えるスピードでも安定して耐えられるんや。オレシニクには金属が使われていなくて、アルミナ繊維やジルコニウム繊維、炭素マトリックスからできた複雑な複合素材で作られとるんや。

いまロシアの科学者たちは、炭素素材にナノチューブやマイクロカプセルを取り入れて、ミサイルや飛行機、潜水艦のコーティングにある微細なひび割れを自分で修復できる次世代素材の開発も進めてるんや。ロシアは失われた伝統を取り戻して、これから何世紀にもわたって大国であり続けるんやで!

RT要約:2026年08月31日 「アメリカは通常戦力でイラン指導部倒せんかったら、核兵器使う可能性もある」他

https://www.rt.com/news/644843-us-airstrike-iran-larak-island/

米軍が日曜日、イランのラーラク島を攻撃して、兵士や民間人に死傷者出たて、革命防衛隊(IRGC)が発表したで。7月末以来、米軍がイラン国内を直接叩くんは初めてで、1カ月続いとった小康状態が破れたことになるわ。ラーラク島はホルムズ海峡の一番狭いとこにあって、開戦以来ずっと通航制限かかっとる要衝や。米中央軍の広報担当ホーキンス大尉は「革命防衛隊が機雷積んだロケットをホルムズ海峡に向けて発射準備しとるのを確認したから狙った」て説明しとるけど、はっきりした裏付け映像はまだ出とらんらしい。IRGC側は「うちの戦士や市民が殉死・負傷させられた」て報復を誓っとるで。米軍は先週ホルムズ海峡の機雷除去を完了させたばっかりで、イランの港への海上封鎖も続けとる状態や。ちょうど弾薬・迎撃ミサイルの在庫が減っとるっちゅう報道もあって、トランプ政権は軍事より経済制裁路線にシフトしとるとこやったんやけどな。23時20分の追記では、IRGCがヨルダンのキング・フセイン基地やアル・アズラク基地の技術・整備施設、戦闘機拠点に向けて弾道ミサイル撃った映像出したらしいで。

https://www.rt.com/news/644817-us-could-nuke-iran-kent/

元大統領対テロ顧問のジョー・ケント氏が、タッカー・カールソンの番組で「アメリカは通常戦力でイラン指導部倒せんかったら、核兵器使う可能性もある」て語ったで。トランプは4月に「テヘランが要求呑まへんかったらイラン文明まるごと消す」て脅しとって、それ以来も発電所や橋みたいなインフラ壊滅させる言うたりしとるらしい。ケント氏は「政権が出口探して焦っとる今の状況やと、ここでそれが起こらへんと思う方が愚かや」て言うて、トランプがこれまで掲げてきた目標、どれ一つ達成できとらんことも指摘しとる。もしワシントンがイラン指導部の完全排除・全面降伏まで求めるんやったら、選択肢は地上侵攻か核攻撃の二つしか残ってへんて話で、地上侵攻の方は「イランの広大な国土と人口考えたら全然現実的ちゃう」らしいわ。ケント氏は「シナリオ突き詰めていったら、案外はよ大量破壊兵器の話になる」て言うて、山間部の地下ウラン濃縮施設への限定核攻撃もあり得るて示唆しとる。米軍は先月末、精密誘導弾や迎撃ミサイルの在庫が枯渇気味やっちゅう報道の中で、対イラン攻撃を急に停止しとってん。トランプ本人らは在庫不足の話を強く否定しとるけど、その代わりに先週「経済的Dデイ」と称する対イラン経済制裁作戦を始めて、財務長官のベサント氏が中国系21社含む約60の団体・個人・船舶を対象にした新制裁を発表しとるわ。

https://www.rt.com/news/644840-ship-sinking-kills-8-cyprus/

キプロス沖で日曜日、200人以上乗せたフェリーが転覆・沈没して、少なくとも8人が死亡、17人が行方不明になっとるて、北キプロス・トルコ共和国(TRNC)当局が発表したで。カタマラン型の船で、キレニア港からトルコ南部に向けて出港した後に浸水し始めたらしい。267人の乗客・乗員のうち8人死亡、17人不明で、船体はその後水深約514メートルまで沈んだらしいわ。トルコのエルドアン大統領は「行方不明者の捜索は途切れなく続けとる」てXに投稿しとる。映像には赤いライフジャケット着けた生存者何百人も、転覆した船体にしがみついとる様子が映っとったで。浸水の原因はまだ分かってへんくて、ブラックボックス調べる必要があるらしい。船長と乗員7人は拘束されて、過失の有無含めて捜査中や。土曜にはキプロスで暴風雨があってオレンジ警報出とったけど、日曜朝には解除されとって、その後の予報には特に警報なかったらしいで。

スプートニク要約:2026年08月31日 ウクライナ軍には70カ国ぐらいから来た傭兵が戦っとるらしいで他

https://sputnikglobe.com/20260830/7000-foreign-mercenaries-shore-up-ukraines-military-ranks---study-1124647152.html

ロシア科学アカデミー東洋学研究所のプロトニコフ氏がスプートニクに語ったとこによると、今ウクライナ軍には70カ国ぐらいから来た傭兵が戦っとるらしいで。「主にヨーロッパとラテンアメリカから来とって、反ロシア路線の国々や」て言うとる。一番多いのはコロンビア人で、他にもメキシコ人やブラジル人らラテンアメリカ勢が続くんやて。ヨーロッパではポーランド人とフィンランド人が目立っとって、逆にアメリカ人とジョージア人はだいぶ減ったらしいわ。実際に現地行った傭兵らも「ウクライナ軍の連携はグダグダで、生き残る見込み薄い」て自分でインタビューで認めとるで。ロシア国防省は前々から「ウクライナは傭兵を弾よけに使うとる、正当な攻撃対象や」て繰り返し言うとるわ。

https://sputnikglobe.com/20260830/russian-forces-pound-pirogovo-logistics-depot-in-kiev-region---mod-1124647730.html

キーウ州のピロゴヴォ物流拠点(ドローン部品なんかの軍民両用品を保管しとったとこ)が攻撃されたて、ロシア国防省が日曜日に発表したで。ロシア軍はこの日一日、ウクライナの軍需産業施設とか、軍を支える物流施設に対して集団攻撃を続けとったらしい。国防省の発表では「無人機攻撃でピロゴヴォの物流センターに命中した、そこは中・長距離ドローン部品なんかの保管・配送拠点として使われとった」ということやで。

https://sputnikglobe.com/20260830/hydrocarbon-reserves-in-russias-far-east-comparable-to-worlds-largest-basins---rosnedra-1124647588.html

ロシア連邦地下資源利用庁(ロスネドラ)長官のカザノフ氏が、東方経済フォーラムを前にスプートニクの取材で「極東の炭化水素埋蔵量は世界最大級の油田・ガス田地帯に匹敵する」て語ったで。世界最大の油ガス田地帯はペルシャ湾で、他に西シベリアやメキシコ、パーミアン、ベネスエラの盆地なんかが続くらしい。カザノフ氏は「極東は地質的な"グレーゾーン"てよう言われるけど、実は7800カ所以上の鉱床が見つかっとって、そう正確な話ちゃう」て反論しとる。ただ、西シベリアに比べたら調査があんまり進んでへんのも事実で、その理由は僻地やインフラ不足、厳しい気候・地形、それとこれまで投資が西シベリア優先やったから、やて。

ゼロヘッジ要約:2026年08月31日 カナダがアメリカの一流研究者をごっそり引き抜いとるんやて他

https://www.zerohedge.com/geopolitical/russia-hits-kiev-ammo-dump-next-homes-ukraine-admits-90-retail-food-logistics-wrecked

金曜の夜、ロシアの無人機がキーウ西のミラ村にあったウクライナ軍の弾薬庫に直撃してもうたんや。爆発と何時間も続いた誘爆で少なくとも37人が死んで、住宅50棟ほどと福祉施設まで巻き込まれたんやで。ゼレンスキーは「民家の隣に弾薬庫置いとくとか、とんでもない過失や」言うて、キーウの検察も捜査始めたわ。7月にも似たような事故があってん。ロシア国防省は長距離ドローン関連施設や港湾も叩いた言うとる。ほんでウクライナ農業相は「小売の食料物流施設の9割方がやられた」と認めてもうて、今はキーウのスーパーで野菜や乳製品が品薄になっとるらしいで。両陣営とも相手の物流インフラを狙い合っとって、冬を前にえらいことになってきとるわ。

https://www.zerohedge.com/markets/canada-poaching-americas-top-scientists

カナダがアメリカの一流研究者をごっそり引き抜いとるんやて。カナダ政府は5億400万カナダドル(約3億6200万米ドル)を用意して、64人の研究者・学者を国内の大学に呼び込んでんて。そのうち4分の3は今アメリカのハーバードやMIT、ノースカロライナ大学とかにおる人らで、半分近くはカナダ帰りの自国民やねんて。MITの惑星科学者サラ・シーガーがトロント大学に移るとか、そういう大物も含まれとるで。分野は医療、AI、先端計算、環境科学とか、カナダが戦略的に重視しとるとこに集中させとるらしい。背景にはアメリカの研究予算削減や移民政策の厳格化があって、研究者らが将来に不安感じとるとこにカナダがつけ込んどる格好や。カーニー政権は12年で17億カナダドルかけて千人以上呼ぶ計画立てとって、EUも似たような引き抜き策やっとるわ。

https://www.zerohedge.com/political/fly-british-flags-uk-and-face-jail-pakistan-and-palestine-flags-get-pass

バーミンガム市議会が、街灯にユニオンジャックやセントジョージ旗をくくりつけとる連中を高等裁判所に訴えて、違反したら禁固2年もありうる差止命令取ろうとしとるんや。ところが同じ市議会は、パキスタンやインド、パレスチナの旗は「例外扱い」にしとるらしいで。実際、市庁舎前ではソマリアやパキスタンの国旗が式典付きで掲げられて、図書館もパキスタン独立記念日やらインドの日やらでライトアップしとる始末や。運動側のブリッジ氏は「牢屋入っても続ける」言うとるし、保守党や改革党の議員らは「二重基準や」「英国民に対する偏った差別や」と批判しとるで。市側は「安全上の理由や、特定コミュニティ狙い撃ちちゃう」言うとるけど、パレスチナ国旗を巡る内部メールが「警察の応援いる、揉め事あったから」と漏れとって、本音が透けて見えとるわ。

https://www.zerohedge.com/energy/pentagon-grabs-35-stake-venezuelan-oil-trump-vows-fill-spr

ベネスエラのロドリゲス大統領(旧マドゥロ政権のNo.2で、今の政権は米軍の介入で成立した政権や)が、米国との石油大型契約の詳細を発表したで。産出された原油1バレルにつき約19ドルがベネスエラに入る仕組みで、「ベネスエラは石油と業界、100年の経験を出す、アメリカは資本と技術を出す」て説明しとる。ウォール・ストリート・ジャーナルの報道によると、米国防総省(ペンタゴン)がベネスエラの実業家ベタンコート氏率いる民間会社「北米ブルー・エナジー・パートナーズ」に35%の受動的出資をして、産出量の2割を原価で優先購入できる権利も確保するらしいで。この会社は原油埋蔵量650億バレル相当、17の油田開発の機会を与えられる予定や。ただこの取り決め、ベネスエラの1999年憲法(石油資源は国のもんで売れへん、と定めとる)と真っ向対立しとるっちゅう指摘もあって、将来の政権が法的に覆す可能性も業界では懸念されとるで。

https://www.zerohedge.com/political/iceland-votes-reopening-eu-talks-referendum-too-close-call

アイスランドの国民投票で、EU加盟交渉再開の提案が否決されたで。52.8%対47.2%で「反対」が勝ったんや。事前は「賛成」がわずか2.6ポイントリードしとったんやけど、蓋開けたら逆転したわけや。反対派の元外相トルダルソン氏は「加盟申請するっちゅうことは加盟するっちゅうことや、誤魔化すな」言うて政府批判しとる。政府側は「これはチャンスや」て言うとったけど、実は今年3月にトランプがグリーンランド獲得を巡って圧力強めたタイミングで国民投票を前倒しにしとって、「アメリカの動きへの危機感が背景にあるんちゃうか」て見方も出とるで。ただ現地の反対派は「グリーンランドの話は大げさに膨らまされとる、実際の争点は通貨や漁業、農業、主権の話や」て言うとるわ。アイスランドは自国軍持たんし、1951年からの米国との安保協定に防衛を頼っとる状態やねんな。

2026年8月28日金曜日

マーク・スレボダ:CIA長官がモスクワに飛んだ件など

https://www.youtube.com/watch?v=D_-kJy7C7hI&t=1s

 CIA長官がモスクワ入り、ウクライナ軍がドンバスで崩壊中

ガーランド・ニクソン

ガーランド・ニクソンや、どうも。木曜日の正午やな、いつも通りマーク・スレボダと一緒におるで。

もちろん、スレボダ界隈のみんなは「マーク・スレボダの全部を知りたいわ、どないしたらええねん、彼のシニカルで哲学的な基盤についていけんねん」思うとる人らようけおるやろ。

そら簡単や。教えたるわ。boosty.to/therealpolitiqueってとこ行ったらええねん。後で見せたるし、詳しく話すで。みんな息切らして待っとるん分かっとるし、チャットのみんなも「いや、ガーランド、早よ本題行けや」て怒っとるやろけど、もうすぐや。始めなあかんな。マーク、でっかいことが遂に起こったで。CIAのやつがロシア来て、そらもうプロパガンダ始まって「ウラジーミル・プーチンに最後通牒突きつけるんちゃうか」思うたら、いやいやプーチンがしがないCIAのやつなんかと会うわけないやろ、国際的な儀礼分かっとらんのかって思うたわ。ラブロフがルビオと会うんならまだしも、彼はほんまにクレムリンまで乗り込んで「プーチンよ、言うこと聞かなあかんぞ」て言うたんかいな。「さもなくば全部終わりや」みたいな。まあ何やわしにも分からんけど、あんたの考え聞かしてくれや。行ったって、脅した脅した言うても、こっちはミサイルも何も入っとらん空っぽの弾薬庫抱えて、イランにさえ負けたばっかりでロシア脅しとんのかいな。とにかく、マーク・スレボダに聞くで。

そうやな、ダニエル、いやジョン・ラトクリフや、トランプ政権のCIA長官がモスクワに来よったんや。これがCIA長官がモスクワに来るん、2021年11月以来初めてなんやで。まあほぼ特別軍事作戦の前夜みたいなタイミングやったな。で、その前回の訪問の時は当時のCIA長官バーンズがプーチンに特別軍事作戦始めるなて警告しよったんやろな、まあ脅しやわ。今回ラトクリフやけど、一つ言うとかなあかんのはバーンズはキャリア組のCIA、プロやったってことや。ロシア人らは彼のこと好きやなかったやろけど、それなりの敬意は払っとったんやろな。ロシア人はプロフェッショナリズムを尊重すんねん。逆に嫌うんは政治任命のアマチュアや。ロシアの外務大臣ラブロフみたいに、外務省で人生ずっと働いてきた人間と、大統領選から降りて党の中から現大統領支持して、その見返りに政治ポスト貰うたような人間とは全然違うんや。そういうポジションではよくある違いやけど、ダニエル・ラトクリフはプロからは程遠いわな。もう両国関係考えても、ロシア側のラトクリフへの敬意の欠如考えても、今回の訪問は事前告知なしやったんや。ニュースもまずアメリカ側のメディアからしか出てへんかった、しかもアメリカ空軍の輸送機がモスクワに到着したんが目撃されてからやっとや。それから西側メディアで話が出て、そのあとやっとロシアメディアでも出てきよった。ロシアはこういうことに関してはアメリカの報道が先に出るまで黙っとるんが普通やねん。ロシア側の説明はまず第一に、ラトクリフはプーチンとは会うてへんで。2021年はバーンズはプーチンと会うたと思うわ、まあ確信ないけど、たぶん会うたはずや。バーンズは元米国大使やったからプーチンも知っとったやろな、これは彼が「外交官・大使」やった当時の役割についてもいろいろ物語っとるけどな、当時はキャリアCIAやなかったんやろ、分かるわ。とにかくラトクリフはプーチンとは会わへんで、彼のカウンターパートであるナルイシキン、ロシア対外情報庁長官と会うたんや。しかもこの対外情報庁長官は以前から、アメリカが望むならカウンターパートと会う用意あるて言うとったんや。ラトクリフが数年前にこのポジションに任命された時から言うとったんやけど、今まで実現せんかったってことやな。ロシア側は一貫してアメリカと話す気ないなんて言うたことないんやで。トランプの縁故連中ウィトコフとクシュナー、あの汚らしい不動産仲間とその優男の義理の息子送るみたいな話出とるけど、明らかにトランプ政権はこの2人しか外交官おらんのかいな。ロシアはイラン同様、こいつらにはもうウンザリしとるんやけど、それでも「来たいんやったら来たらええやん」ってスタンスや。まあ何か重要な話持ってきてくれへんかったら意味ないけどな、それでも話は聞くで、っちゅうのがロシアのスタンスなんや。もうアメリカとの外交には何も期待してへんけど、それを拒否もせえへんのがロシアなんや。ロシアは常に誰とでも話す、特に敵とはな。

で、ラトクリフが来て、ロシア側の公式見解はほぼ間違いなくお決まりの定型文で、基本的にはCIA長官とロシア対外情報庁長官のレベルでの諜報機能について話し合うたってことになっとる。アメリカメディアの方はもっとあけすけで対決的な言い方しとるわ。ラトクリフはロシアに何かについて警告しに来たんやろ、たぶんいろんなことについてやろな、ウクライナ紛争とイラン戦争両方についてやろし、他にもあるかもしれんな。イラン戦争についてやけど、トランプ政権はロシアがイランに対して情報・軍事支援しとるレベルにえらい腹立てとるんは分かっとるわ。直接的な支援やないにしても、衛星データの標的情報についての報告や、ドローン技術、爆発物とか、イランが必要とするようなもんについて色々な報告があるわ。ロシアがイランとの取引やめるわけないやろ。財務長官ベサントはもう大規模な二次制裁脅しとるけど、正直イランに対してはもう制裁するもんほとんど残ってへんのや。以前のロシアと同じで、彼らの狙いは世界中を制裁してイランとの取引やめさせようとしとるんやけど、それは以前ロシアに対して試みて失敗したんと同じことなんや。イランは世界的な資源供給国やけど、ロシアと同じ経済レベルでも地政学的レベルでもないわな。それでもホルムズ海峡とバブ・エル・マンデブ海峡を、同盟勢力アンサール・アッラーを通じて掌握しとることで、自分らがどれだけ重要かを世界に示しとるんや。トランプ政権はほぼ間違いなくロシアに対してイラン支援、軍事支援、衛星支援、経済支援について何かしらの警告届けよったやろな。ロシアはたぶんニッコリ微笑んで中指立てたんちゃうかな。「そらないわ」って言うたやろ。ロシアも中国もすでに「イランとは何もやってへん」って言うとるしな。

そらそうやろ、アメリカもウクライナとは何もやってへんて言い続けとるしな、この間ずっと。分かっとるやん。公には認めへんやろ、それが世の常や、ゲームのルールやからな。

そうやな、公式には否定するけど非公式には間違いなくやっとるやろな。そういう報告は信憑性あると思うわ、西側メディアだけやのうてな。ウクライナ紛争についても言うとくと、西側メディアはまだ崩れかけの、もう何ヶ月も続いとる馬鹿げたナラティブの終盤にしがみついとるけど、潮目は変わりつつあるんや。「ウクライナが勝っとる」とか「戦線が膠着しとる」とか「ウクライナがドローン戦争で勝っとる」とか、こういう現実の逆転をやってのけなあかんのは、西側諸国からこの代理政権を支えるための公的資金の流れを保つためやねん。せやけど実際は全然違うんや。彼らが間違いなくえらい心配しとることの一つは、ロシアがここ5、6週間で黒海・アゾフ海でのロシア民間船舶への攻撃、キーウとアメリカによる攻撃への対抗措置としてやな、CIA、ラトクリフが全部指揮しとるってニューヨーク・タイムズの一面で自慢げに書いとるんやから、そらもう疑いようもないわ。ロシアのタンカー標的にしとんのもうちら、シャドウフリート標的にしとんのもうちら、ロシアの製油所の特定コンポーネント標的にしとんのもうちら、って自慢しとるんやからな。とにかくこのロシアの長距離攻撃キャンペーンは、実質的にオデッサと他のキーウ政権の黒海港湾、チョルノモルスク、ミコライウ、ユジュヌイ、それに今やドナウ川沿いのレニとイズマイルまで封鎖しとるんや。もう何も出入りできへん状態や。全ての商船活動が数週間前から完全に止まっとる、入ろうとするもんが全部やられとるからな。どんだけ金積んでも誰も自分の船あそこに入れようとせえへんわ。NATOの軍事貨物船が軍需物資運び込もうとしても、それが実は一番手っ取り早くて効果的な軍需支援の方法やのに、それすらも全部やられとる。当然これはキーウ政権の経済を脅かしとるわけや。輸出の8割が港湾経由やったのに、今は何も出えへん。穀物も農産物も全部や。ウクライナは世界5位の穀物供給国やったんやで、ちなみにロシアが1位やけどな。それに鉄鋼、鉄鉱石、ひまわり油、ひまわりとか、結構な量の輸出資源があったんやけど、今はもう出えへん。鉄道や貨物トラックに転用できるんはほんの一部だけで、ロシアはそっちも狙い撃ちしとるんや。機関車狩りのキャンペーンやっとるし、ウクライナの道路上の貨物トラック全部狙っとる、キーウ政権が民間貨物トラック使うてロシアへのドローン攻撃仕掛けとるからな。だからもう今や正当な標的っちゅうだけやのうて、狙わなあかん必要性まで出てきとるんや。キーウ政権はほんまに経済的に追い詰められとる。経済は事実上止まりかけとるわ。EUはすでに年間約450億ユーロ相当をキーウ政権に注ぎ込んどるんやけど、経済の穴埋めのためにさらに500億ユーロも出せるんかいな。それに武器やドローンの流れを維持する大問題もあるわな、今までみたいにはいかんくなって、全部陸路、ポーランド経由でせなあかんくなっとる。ルーマニアからの川舟による輸送も今えらいやられとるし、猛暑で水位の問題まで抱えとる。ほんまに深刻な問題やわ。メディアでは、トルコのエルドアンから来たみたいに見せかけて、ロシアに提案されとったって聞いたんやけど、実際はゼレンスキーとトランプから、というかラトクリフみたいなロシア担当のトランプ政権の連中から来とったんやろな。黒海での停戦を求めとったんや。これはこの紛争のいつものパターンやな。キーウ政権とNATOが何かしらの挑発、エネルギー資源への攻撃とか、今回みたいに民間船舶への攻撃をやって、それにロシアが同じ手段で応じる、今までやってへんかったことをエスカレートさせて反撃するんやけど、それが10倍の規模と効果でやってくるっちゅう、しっぺ返しがしっぺより遥かにでかいんや。ほんで彼らは泣き言言うんや、「ああ、ロシアがうちらの倉庫やっとる、キーウの店の棚が空っぽや」って。ワイルドベリーズのタチアナ・キムがよろしく言うとったで。自分らが始めたんやろが。ロシアはただそれをもっとでかく、効果的に、力強くやっとるだけなんや。せやからこれは基本的に黒海での白旗、降参のサインで、以前ロシアが戦争初期に合意して西側が結局約束を果たさへんかった、ある種の穀物合意への復帰を求めてきたんやろな。しかもそれが破棄されたあとも、キーウ政権とNATO、それにCIAがロシア民間船舶を攻撃し始めるまでは、ロシアはオデッサへの船舶輸送を攻撃せえへんかったんやで。今はもう何でもありや、何も出入りできへん。これは大問題や、軍需物資も入らへん、輸出向けの経済も出て行かへん、何もあらへん。ほんでラトクリフのメッセージの一部はほぼ間違いなく、「黒海で停戦せえ、さもなくば」やったやろな、アメリカはそういうメッセージでしかコミュニケーションせえへんからな。まあその「さもなくば」が効果的な脅しか、十分でかい脅しなんかは、わしはえらい疑わしいと思うわ。ロシアはアメリカに対して何の譲歩もしてへんし、これからもせえへん、彼らの脅しのほとんどを無力か効果なしと見做しとる、消耗戦の規模から言えばな。せやからそこの返事も間違いなく「ノー」やったやろな。前線での停戦も求めとったやろけど、それも実現せえへんやろ。せやけどロシア側からの他の、まあエスカレーションについての報告もようけあるんや。ロシアが近々チェルニヒウ方面での新しい攻勢戦線を開こうとしとるって話もあるで。ウクライナとロシアの国境沿い、クルスクってあるやろ、キーウ政権が数年前に侵攻したとこや、その向こう側にスムイ地方があるんや。せんでちょっと西行くと、スムイのちょい西側がキーウ政権のオブラスチやねん。

ちょっと待って、どこや、それオデッサの近くか?

いやいや違う違う、ずっと北の方や。ロシア側やで。うんうん、クルスクあるやろ、そのちょい行ったとこや。

うん、スムイあってな、そのちょい西行ったらチェルニヒウあるで。

あ、これのことか?

うーん、正確には分からんけど。いや、それ違うな。

うん違う、もうちょい北西や、たぶんこの辺やと思うで。

あ、ここか?これのことか?あ、そうそう、これや、チェルニヒウ。おお、これは確かにずっと北やな。

ずっと北や、ベラルーシとも国境接しとるとこやで。

そうそう、そしてそのままキーウまで一直線に繋がっとるやろ。

そうやな、ウクライナ側からしたらほんまに恐ろしいことやろな。

戦争最初の一撃で、ロシアはまさにそれをやったんや。スムイ経由とチェルニヒウ経由、2方向からキーウに攻め込んだんや。せやからキーウ政権はそれを警戒しとるんやろな。まあロシアが今回、最終的にキーウまで攻め込むつもりの大攻勢を仕掛けるかっちゅうたら、それはなさそうやけど、たぶんスムイでやっとるみたいなことをやるやろな、つまり国境押し戻して、キーウ政権のすでに完全に伸び切って崩れかけとる兵力をさらに引き伸ばして、新しい前線を守らせるっちゅうことや。加えて緩衝地帯を作る狙いもあるやろな、サンクトペテルブルクに向かうかもしれんキーウ政権のドローンやミサイル攻撃の多くがチェルニヒウから発射されとるからな。せやから、その長距離攻撃をどんどん後ろに押し戻すことで、ロシアの防空とエレクトロニクスがそれをちゃんと識別して標的計画立てる時間を稼げるっちゅう狙いなんや。スムイやハルキウでやっとるみたいに、緩衝地帯作ってじわじわとその地域を押し潰していくんやろな。まあ来年の終わり頃には、それがキーウへの本格的な攻勢に転じる可能性もあるけどな、いつでもその可能性はあるけど、今それが目的やとは思わんわ。せやからアメリカ、ラトクリフはロシアに「それやめとけ」て警告しとるんかもしれんけど、ロシアは「はぁ、それがどうした」ってなるやろな、それが返事になるやろ。あと他にも、ロシアが何か新しい攻撃システム、おそらくミサイルシステムのテスト準備しとるって話もあるで。以前プーチンが、アラシュニク以外にもロシアには他の高度で強力なミサイルシステムが開発段階にあるってほのめかしとったからな。ロシアが何か新しい兵器か、アラシュニクの改良版をテストする準備しとる可能性もあるわ。これに関してはキーウ政権のテレグラムの軍事アナリストらの間でようけ話題になっとって、ロシアが特定の空域を閉鎖しとるとか、そういう兆候について話しとるんや、何か重要な新型ミサイルシステムを発射する準備してるんちゃうかってな。せやからそれもラトクリフが来た理由の一つかもしれんな。まあわしの予想では、非常に中立的なロシアの公式発表とは裏腹に、ラトクリフはようけの小さな脅しの棒持ってきたんやろな。「それやめとけ、これもやめとけ」ってな。ほんでロシアはその小さな半分の箸みたいな脅しを見て、「悪いけど、それが現実や、あんたらが始めたんやろ、うちらは終わらせるで」って言うとるんやろな。「でもまあ、来てくれてありがとうな」って感じで。

そうやな、いつでも歓迎やで、寄ってコーヒーでも飲んでいきーな。

そうそう、プーチンの顔プリントされたコーヒーマグでも土産に持って帰ってもらおうかな、みたいなノリやろな。せやから、そういうことになるやろと予想しとるわ。あと他の可能性としては、いつでもある捕虜交換の話やな、スパイとか他の両国に拘束されとる人らのやつな。いつでも何人かはおるからな。それはある種のギブアンドテイクでできることやし、関係がここまで冷え切っとる状況やから、これ以上は下がりようがないってことでな。核戦争で完全に殺し合いたいわけやないんやでっていう、ちょっとした信号、ジェスチャーみたいなもんやな。両国がまだ直接戦争状態にはなってへんっていう、ちょっとした柔軟性や余裕を生むためのもんやろな。せやからそれも一つの可能性としてあり得るで。もしダニエル・ラトクリフがそういう提案してたとしたら、ロシア側は「そうか分かった、プーチンに伝えるわ、それから返事をあんたらに伝えるで、そんでまた向こうがトランプに伝えるやろ」ってなるやろな。もしそれが実現したら、数週間、いや1ヶ月後くらいに知ることになるかもしれんし、もしくは永遠に知らんままかもしれんな。

まあ、そういうことも起こり得るやろな。

せやな、たとえばCIAの人間とか米軍か特殊部隊の誰かが敵陣の後ろで捕まって、彼らを取り戻すために取引するとかもあるやろな。そういうことは絶対起こっとると思うで。覚えとるやろ、AOF・スタール事件とか、他にもNATOの指導者が拉致されたって噂されたケースがいくつかあって、結局それについて何も聞かへんかったやろ。誰も否定も肯定もせえへんかったけど、どっかで何らかの交換や取引があったんちゃうかっていう感じはあったやろ。

そうやな、それも確かに一つの可能性やわ。もしそれが起こって公表されたら、後で振り返って「ああ、あれは可能性としてあったな」って言えるやろし、もし何も起こらへんかったら、それは全く話し合われへんかったか、話し合われたけどどっちかの側に拒否されたかのどっちかで、結局何も分からんままになるやろな、まあいつものことやわ、そういうことの性質やねんな。

じゃあ、ペルシャ湾での彼らのちょっとした苦境からロシアに助けてもらおうとしとる、っていう話についてはどう思う?

そうそう、それがわしが最初に言うたことやんな。ロシアのイランへの軍事・経済支援のレベルにアメリカは不満持っとるってな。ラトクリフはほぼ間違いなくそのことを持ち出したやろし、ロシアはほぼ間違いなく「あんたらウクライナ支援しとるんは何やねん、今さら」って言うたやろな。そういう方向にしか話は進まへんのや。「もしウクライナ支援やめたら、あんたらもイラン支援やめるんか?」なんて質問すら出てこーへんやろ、アメリカが絶対ウクライナ支援やめへんからな。せやから「もしそうなったらロシアもイラン支援やめるか」なんて問いすら成立せえへんのや、どっちの側もそんなこと合意せえへんやろからな。実際、西側メディアで最近報道出たばっかりやけど、ロシアは軍事的にも経済的にも政治的にもイラン支援やめる気全くないって言うとるしな。それは絶対変わらへんやろ。イランに対する二次制裁についても、ロシアはすでに人類史上最も制裁受けとる国やで、10倍もな。もうすでにデカップリングしとるし、ドル経済の外に完全に出とるし、SWIFTからも切り離されとる。「おーい、水は気持ちええで、入ってこいや」って感じやわ。生きていく道はあるんやで。ラブロフの発言見とったら分かるけど、彼は外交政策の相当な部分を代表しとる人間や、モスクワの権力層にはかなり大きな集団がおって、制裁がなくなるのを望んでへんっていうのがあるんちゃうかな。

そうそう、まさにその通りやわ。まず、この制裁でものすごい恩恵受けたロシア企業がようけあるんや。

わし現地行った時の写真いっぱいあるわ。スターバックスは今スターズ・コーヒーになっとるし、マクドナルドは何やったかな忘れたけど、KFCは、グロズヌイ行った時、「これがみんな一番好きなやつや」言うとったけど、クリスピーチキンとかそんな名前やったわ。アメリカのもんぜんぶ乗っ取ったんやな。コカコーラもまだ買えるけど、似たようなコーラもあるしな。

そうやな、アメリカ系のもんの多くは、そうやってロシア版に置き換わったんやろな。

そうそう、買い物しとった人らはもうロシア製のもんに慣れとるやろし、何でわざわざ自分とこの会社潰してまで戻す必要あるねんって話やわ。

もうすでにアナログ的な代替があったとこもあるしな。スターバックスにしたって、ロシアには元々よう似たコーヒー・ランチスタイルのチェーン店、シャコラーダとか色々あって、それが市場シェアをそのまま奪ったんや。マクドナルドみたいに西側企業の中には非公式に、自社の物件を買い取らせてもろて、似たような会社を作らせて、裏で紳士協定みたいなんが結ばれたケースもあったな。「これが全部終わったら市場に買い戻して戻ってくるで」みたいな感じの約束や。まあ2022年当時は誰もこれがこんな長引くとは思うてへんかったやろし、これが終わった時、いや終わるとしたらの話やけど、西側企業が金積んでロシア市場に戻ってこようとする可能性は低いやろな。もう「普通に戻る」なんてことはあらへんのや、それはもう起こらへん。せやからロシアには明示的・暗黙的なアナログ企業か、単に空いた市場シェアを埋めた国内企業がようけあるんや。それでえらい怒るであろう企業もようけあるやろな。もちろん西側との関係修復から恩恵を受ける企業も一部あるやろけど、そういうのは少数派になりがちやし、ここ数年でほとんど消えて力を失うてしもうたわ。西側が定期的、日常的に自分らの経済、グローバル金融アーキテクチャの支配、ドル、制裁、二次制裁を武器化するんやったら、そのリスクにまたわざわざ晒される必要なんかあらへんやろ、一回そこから抜け出して、しかも実際いくつかの重要な点で恩恵まで受けとるんやったらな。ロシアの製造業、産業、農業のかなりの部分は実際に恩恵受けとるんや。彼らは絶対戻りたないやろな。もっとずっとまともでビジネスライクなパートナーがアジア中にようけおるしな、アフリカや南米にもある程度おるし。もうロシアは西も東も両方見る国やなくなって、東を見て西に肩越しにパンチする国になっとるんや。

そうやな、まさにそう見えるわ。

うんうん、まあこれもよう話題になることの一つやんな、どの町、どの市が陥落したとか、どのベルクが陥落してへんとか。みんなそういう話するし、あと1年後にはここまで進んどるとか2年後にはあそこまでとか、な。イスタンブールでの会談の一つで思い出したんやけど、ウクライナとロシアがまだ話し合いしとった頃、ロシア側の誰かがウクライナ側に、ロシアが26年間続けた戦争の話持ち出して、「まあ、よろしいやん」みたいなことを言うたんや。

そうそう、大北方戦争のことやな。

そうそう、「うちらは26年でも構わへんで、あんたらもうちらと同じくらい戦う覚悟あるんか?なかったら、この戦争から手え引くこと考えた方がええで」みたいな感じやったんや。わしが言いたいのはこういうことや、確かにロシアは長期戦覚悟しとるけど、この港湾封鎖、川まで広がっとるこのアナコンダ的な締め付けを見とったら、決着つく決め手は戦場そのものやなくて、社会そのものの崩壊、大規模な難民危機になるかもしれんな。国際貿易に経済のほぼ全てを依存して構築した国は、港なしでは存在できへんやろ。彼らがどうやって半年、3ヶ月、6ヶ月持ちこたえられんねん?どうやって生き延びるんや?

まあ今も生き延びとるんと同じで、欧州の納税者らがさらに金出さなあかんくなるんやろな。

でも船で入ってくるものはどうすんねん?会社経営しとって何か売ったり作ったりしとったら、船で入ってくる物資が要るやろ。会社潰れたら、仕事もなくなる。トラック運転手やったら、倉庫作業員やったら、その仕事もなくなる。わしが言いたいのは、港湾と国際貿易のシステムで築かれたインフラ全体が崩壊して、国そのものが崩壊するってことや。

内陸国は世界にあるやろ、ベラルーシもその一つやんな。内陸国は生き延びられる、ただ経済への大きなショックを乗り越える必要があるってだけや。ちゃんと鉄道等に全面転換するには何十年もかかるようなことやし、しかもそのインフラも紛争のさなかに攻撃されとる状況やから、回復できるかどうかは……。ただわしはあんたの意見に完全に賛成やわ、これはロシアがここ5年でやったことの中で最も重要なことで、紛争を短縮させる可能性が最も高いもんやと思う。この黒海港湾閉鎖、これが単一で最も効果的なことやわ。代替メディアには善意のチアリーダーがようけおって、ウクライナ軍の大崩壊、いわゆる「ビッグC崩壊」の話を4年間、2ヶ月おきに繰り返しとるけど、わしは最初からずっと「ビッグC崩壊」は起こらへんて言い続けてきたんや。長く辛くて血なまぐさい消耗戦になる、何年もかかるって言うてきた。局地的な崩れは信じとるけど、大規模な一括崩壊は信じてへんかった。ただこれについては、崩壊が起こるとしたら「スモールC崩壊」やと呼んどるんやけど、それはキーウでの政治的か経済的な崩壊が先に来て、そこから軍事的・体制的な完全崩壊に繋がる方が、逆よりも可能性高いと言うてきたんや。今回のこれは確かにその可能性があるで。まあ即座には起こらへんやろけどな、たとえヨーロッパがすぐに数百億の追加ユーロを工面できへんかったとしても、彼らはあと1、2年は持ちこたえられるやろと思うわ。トランプが何言おうと、彼のディープステートの操り師たちが、彼がキーウ政権にまた巨額の金をつぎ込むことに同意したら褒美のアメちゃんあげる、みたいなことをせえへんとも限らんしな。その可能性は常にあるわけや。せやから、これが6ヶ月でキーウ政権崩壊を意味するとは絶対言わへんけど、これはロシアがこの紛争を通じてやってきたことの中で、紛争を最も短縮させる可能性のある最重要な行動やって言うとくで。

わしも同意やわ、わしの予想ではこれが劇的に紛争を短縮させて、国がバラバラになっていくと思うわ。ケロッグ将軍はその素晴らしさの中で、まあ好きにならざるを得んわあの人は、計画持っとるみたいやで。

いやいや、あかんやろ。「プーチンに対するウクライナの戦いは女性が本当に何ができるかを示しとる」やて。見てみいこれ、女らがおって腕組んどるやろ。すっごい演出臭いわこれ、前列に決意の表情浮かべた女らがおって腕組んどって、後ろの女は手をポケットに突っ込んどる、みんな同じような顔しとるわな。決意、勝つで、戦えて嬉しい、覚悟決まっとる、みたいな顔や。でも彼女らはズタズタにされてまうで。

まあモデルなんかもしれんけど、たぶん違うやろな、でも実際の女性らは砲撃でズタズタにされてまうやろ、男らと同じでな。これは人道に対する罪やで。ああいう見せ方は……

ロシアからしたら「そら人道に対する罪やろな、せやけどこいつらにわしの国を破壊させるわけにはいかへん」ってなるやろな。せやから起こらなあかんことは起こるんや。もう何も残らへんやろな。西側メディア全体で本格的な攻勢キャンペーンがこの問題について展開されとるで。アメリカ軍のプロパガンダ紙、星条旗新聞ですら、ウクライナでの女性活躍の機会について書いた記事出しとって、ピンクの髪してカモフラージュ着たキーウ軍の若い女性が写っとった。あれ見て思い出したんは、あの昔の「タンク・ガール」っちゅう、良い意味でひどい映画やったわ。せやけど彼らは女性が志願して戦うことについて話しとるんちゃうんや、まあそれ自体は前からあったことやけど、ウクライナ女性向けの宣伝や優遇措置のキャンペーンもあったし、ウクライナ女性は実際戦っとるで、志願入隊しとるしな。ウクライナ軍の約10%は女性やけど、男らと違って、フェミニズムやガールパワーを証明するために徴兵事務所に列を作って並んどる女性の大群なんかあらへんのや。今ウクライナには男だけで150万人の徴兵逃れがおるんやで。ウクライナの男らはこの体制のために戦って死ぬんを望んでへんのや。今の時点で脱走兵・無許可離隊者が約30万人おるんやで。せやから彼らは、この地獄のような最前線に女性を大量に強制連行するっちゅうアイデアを提示しようとしとるんや。わし冷笑的な人間やけど、これはもう次元が違うわ。これは大文字の「悪」やで。ケロッグの言葉を借りるなら、女性の大量強制徴兵、押し込み部隊を美化しようとし、あからさまに奨励しようとしとる。しかも彼らが絶対この手の記事で聞かへん、扱わへん質問が一つあるんや。「ウクライナの男らは一体どこにおるねん?」ってな。

もう200万人くらい徴兵してへんかったっけ?リンジー・グラハムとチェスでもしとるんかいな。

ゼレンスキーは過去6年間の紛争でウクライナの死者は5万人だけやって言うとる。しかも彼の数字はどんどん下がっとるんや、6ヶ月前は5万5千人やったのに。

つまり5千人生き返らせたんかい、わしらの政府によると。それはイラン人が1週間の抗議デモで殺した民間人と同じ数字やん。

そうそう、それや。1週間の抗議デモで、しかも警察のほとんどが武装してへんかったのに5万人殺せるんかいな。塹壕で殴り殺したんかいな、あんな感じで。まあFAB-3000があちこちで爆発しとる中で、4、5年でたった5万人しか失ってへんっちゅうのはな。

なんで今この話を再度持ち出しとるかっていうと、キーウ政権が男の兵力をこれだけ失って、強制徴兵、無理やり連行する押し込み部隊、家に押し入って司祭まで連れ去って戦わせるようなことをしても、まだ足りひんからなんや。もうキーウ政権が実施するって発表されとるんや、まさにそれや、星条旗新聞のあれや。彼女の後ろに何かピンクのもんあるけど、何かは分からんけど対戦車ランチャーかミサイルランチャーみたいなんに見えるわ。

まあ何であれ、トルネードにでも当たったらグシャグシャの金属くずになるやろな。

そうやな、ほんまに悪辣で冷笑的やわ。彼らはこの紛争を戦い抜く能力を最初からずっと持っとったし、実際一部の人らはそうしてきた、まあ極少数やけどな。それでもウクライナ女性の大量強制徴兵を美化して、正当化しようとまでしとるんや、この5年間男らがやってきたのと同じくらいの数、このロシアへの代理戦争のために死なせようとしとるんや。もしまだ西側の道徳的破綻、西側メディアの、西側政府の道徳的破綻について何か疑問残っとる人がおったら、これでもうその疑問には決着つくと思うわ、もし誰かがまだ疑いを持っとったとしたらな。

そうやな、まさにそうやわ。リンジー・グラハムのことをふと思い出すんや。「必要なもんちゃんと与えたら、彼らは最後のウクライナ人まで戦うやろ」みたいなこと言うてたやろ。あれ聞いて思うんは、あれは全然自信に満ちた感じちゃうな。「あんたらの味方や」みたいな感じでもない。むしろ「あんたらが空っぽの国になるまで、あんたらの国民が絶滅するまで戦うのを手伝うで」みたいな感じや。しかも彼らはすでに死者数が出生数の4倍っちゅう人口動態の死のスパイラルに入っとるんや。統計はもうほんまに厳しい状況になっとるで。

ウクライナは国として二度と元には戻らへんやろな。何百万人ものウクライナ人が西か東に去ってしもうて、もう戻ってこーへんやろし、それに加えてこの紛争の犠牲者もおる。ウクライナがソ連からいわゆる「独立」を果たした1991、92年当時、ウクライナの人口は5200万人やったんや。今の信頼できるウクライナの人口推計は約2500万人や。つまり30年足らずで文字通り人口の半分を失うたってことになる。今日の世界のどの国見てもこんなことはあらへんで。これは国の死そのものや。しかも彼らはもともと人口動態的に苦しんどった、悪い経済不況と90年代からずっと寡頭制支配下にあったことのせいでな。そこから一度も抜け出せてへんかったんや。それが常に出生率を下げる要因になるんやし、多くの先進国が女性の労働参加増加で低出生率に直面しとるのと同じ標準的な現象や、これはもう何十年も起こっとることやしな。アメリカや他の欧州諸国はそれを大量移民で補っとるんや。日本みたいな国は大量移民を拒否して、増え続ける高齢者人口をロボットで賄う計画立ててるんや。それは冗談ちゃうで、文字通りそれを計画しとるんや。ロシアは旧ソ連圏からの帰還者が多いことでなんとか頭を水面に保ってきたし、ここ数十年の親NATO政策も効果あったんや。まあ今も上がり下がりの苦しい戦いやけどな、ただこの5年間の紛争でウクライナ人を代理としてロシアに対抗させて使い倒したことには、何も匹敵するもんはあらへんわ、もう死刑宣告や、これがもう最後の釘や。ウクライナっちゅう国家と国民の理念自体には何も間違いはなかったんや、でもそれが捻じ曲げられて、このバンデラ派ファシスト的な反ロシアプロジェクトに変わってしもうた。そうなったらロシアにとっては大国としての生存の問題になってしもうて、反ロシアの脅威に直面したわけや。不幸なことに、ウクライナとウクライナ人、まあ全員が望んでこうなったわけやない、半分以下やろけど、それでも人口の一定割合は2014年以降ずっとこれに乗ってきたんや、悲劇やわ。これはたぶん現代における最大の欧州の悲劇の一つやろな。何も良いことなんてあらへん、ひどい話や。ロシアの勝利について語れるとしても、それは他の選択肢よりマシっちゅうだけの話で、それでもひどいもんやわ。

これは国の武器化そのものや、そして一つの民族の犠牲や、しかも皮肉なことに、逆説的やけど、それを利用しようとする者らの支配からその国が解放されることでもあるんや。何年もかけて研ぎ澄まされてきた、ロシアの腹に突き刺すためのナイフとして使われようとしたもんが、逆にロシアがそのナイフを折ってしまうことになるんや。そして残った人々、特に新しいロシア地域に住む人々は、まず自分らが好きな宗教を信仰できて、好きなことができるようになるやろな。それはある意味良いことやわ。自分らが生まれた言葉を話せて、教会に通うことを禁じられたり、聞きたい歌を聞くことを禁じられたりせんようになるし、西側の世界覇権のためにどこかで強制的に徴兵されて戦って死なされることもなくなるやろな。

そうやな、狂気の沙汰やわ。よし、じゃあ大事な話に移ろか。マーク・スレボダはザ・リアルポリティークにおるで。boosty.to/therealpolitiqueに行ってな。マーク、行く前にみんなにboosty.to/therealpolitiqueで何が見れるか教えたって。

そうやな、わしはロシア国籍やねん、ロシアに住んどるからな、つまり西側政府の制裁対象のほとんどがわしにも当てはまるんや。YouTube、パトレオン、サブスタック、Buy Me a Coffeeとか、代替メディアの通常の手段は全部わしには使えへんのや。せやけどBoostyは制裁対策済みなんや。みんなにとってもわしにとってもええことやわ。実質パトレオンのクローンやな、あそこに店構えたんや。誰でも無料でフォローできて、わしが他の人とやったインタビュー全部投稿しとる、ガーランドとか、レイチェルとか、クロストークのディベートとか、そういうのは全部見れるで。せやけどわしは毎週何時間も、めちゃくちゃ排他的なコンテンツにも時間かけとる、インフォーカスビデオとか、みんなとの週次Q&Aとか、週末レビューとか、プライベートDiscordチャンネルとか、飲みながらのチャットとか、支援したい気持ちがあって余裕がある人のためのおまけ特典もいっぱいあるで。せやから、わしのシニシズムとリアリズムにもっと興味あるんやったら、そういうMなんやったらそこがオススメの場所やわ。

そうそう、パトロンになれるし、メンバーになれるで。あとええとこはやな、マークが全エピソード投稿しとるから、そこには美しいレイチェルと、わしの不細工な顔も時々写っとるで。みんな見に行ってな。

そこは訂正させてもらうで、知的なレイチェルや。

そうやな、それもそうやわ、それが大事なとこやな。

そうそう、輝いてて美しい、そして知的なレイチェルやな。とにかく、みんなおおきに。これSNS全部でシェアしてな。忘れんとboosty.to/therealpolitiqueに行ってな、余裕あったら是非。登録して、この道化も支援したってな。

おお、みんなありがとうな。下に流れとる全部見えるやろ、Buy Me a Coffeeとかも全部な。あとわし、できるだけ早くロシアに戻ろうとしとるんや。せやからわしのPOボックスもあるで、もしその活動に貢献してもろたらほんまにありがたいわ。これSNS全部でシェアしてな。

みんなあの帽子だけでもチップ払うべきやと思うで。

ほんまそう思うわ、あの帽子だけでもチップに値するで。これSNS全部でシェアしてな、ほな終わりや。