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# ウォール街の出口戦略はあんたや
By Michael 2026年4月25日(土曜日)
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ニマ・アルコルシッド: みなさん、こんにちは?。今日は2026年4月16日(木曜日)でっせ。仲良しのリチャード・ウルフさんとマイケル・ハドソンさんが来てくれてはります。ようきてくれはりましたな。
リチャード・ウルフ: 呼んでくれてありがとうな。
ニマ: まずリチャードさんに聞かせてもらいまっせ。ホルムズ海峡の封鎖についてや。これトランプ政権の新しい政策なんやけど、主な狙いはイランの石油やエネルギー輸出を制限することやな。
tankertrackers.comが報告してるんやけど、イランはアメリカの封鎖以降、オマーン湾から原油を900万バレル出荷したのが目視で確認されとるんです。3日前にもさらに200万バレル出発したらしい。これ見ると、アメリカにとって封鎖がある程度うまいこといってるようにも見えるわな。
でも今日、ピート・ヘグセス米国防長官がブリーフィングしよってな。こんなこと言うてたで。
ヘグセス(映像より): 交渉担当者も言うてるように、イランよ、あんたらには繁栄の未来を選ぶ道がある、黄金の橋っちゅうやっちゃ。イランの国民のために、そっちを選んでほしいと思っとる。それまでの間、どんだけかかっても、この封鎖を維持し続けまっせ。しゃけども、イランが悪い選択をするなら、封鎖に加えて、インフラや電力、エネルギーへの爆撃もあるで。それと同時に、財務長官スコット・ベッセントが「経済的激怒作戦」も発動してくれる。政府全体で最大限の経済圧力をかけたるで。イランよ、賢明な選択をせえよ。
ニマ: これはどういうこっちゃ?3日間で「経済的激怒」?イランとロシアに対して解除してた制裁をまた復活させるってことやろか。基本的には、イランとロシアへの制裁を元に戻そうとしてるみたいやな。リチャードさん、ペルシャ湾でのこのトランプ政権の封鎖、どない見てはりますか?
リチャード・ウルフ: わいにとっては、普段やってること、つまり出来事の流れを支配してる論理をできるだけ理解しようとすること、をやめてしまったんや。脳みそのある人間なら誰でもそれをやろうとするやんか。降りかかってくる情報を整理して、筋の通ったストーリーにしようとするもんや。でもそれは、何らかの筋の通った戦略的なプログラムがある、ってことを前提にしてるわけやろ。わいはもうそうは思えへんのや。
わいが見てるのは、文字通り毎日毎時間、行き当たりばったりで動いてる人間たちで、ものすごく無能な助言者に囲まれてるんや。イラン国民が自国の政権を支持してる結束の固さを、彼らが全然理解してへんかったのは水晶のようにはっきりしてるで。イラン人が立ち上がるとか、イラン社会の分裂を利用して、アメリカが腐った政府を倒しても誰も大して気にせえへん、みたいなファンタジーがあいつらの頭にあったんやろな。
ベネズエラについてもそう思い込んでたのが見え見えやん。それを拡大適用しようとして、下手踏んだんや。
次に、イランがミサイルとドローンの能力を持ってて、それがこれまで語られてきたレベルをはるかに超えてることを。あいつら全然わかってへんかった。「イランの海軍を壊滅させた」「イランの陸軍を壊滅させた」みたいなアホくさい発言が続いてるんやろ。壊滅させたとして、それで何や?わかっとることは、イランがペルシャ湾岸のアメリカ軍基地13か所全部を攻撃できたということや。イスラエルのデイビッズ・スリングやアイアンドームの防衛システムを突破して、一部を破壊できた。反撃できとるんやで。
それで今から何をするつもりや?イランの船を封鎖して、「経済的激怒」を発動して、制裁を再発動する?そんな制裁、最初からあんまりうまいこといってへんかったやんか。今さらうまくいくわけないで。実際、これから制裁をかけようとしたって、イランはもう何年もかけてその回避・抜け道を学んでるんやから、むしろ楽勝やろ。
地理の話をさせてもらおか。ロシアとイランはカスピ海に巨大な海岸線を共有してるんや。両国が移動させる必要があるものは何でも、他の方法がなかったとしても、誰も阻止できないその共有の海路を使ってできるし、しとるんや。
それからロシアと中国はさらに広大な陸上国境を直接接してる。ポール・クルーグマンが昨日のコラムで書いてたように、中国の製造業基盤がアメリカ・イギリス・フランス・ドイツ合計より大きい。中国にはドローンやミサイルを永遠に生産できる能力があるってことやろ。それをロシアに渡して、ロシアがイランに渡せばええだけや。
そんなん止められへんで。経済封鎖でも止められへん。確かにしばらくはイランの石油輸出を制限できるかもしれへん。でもわいが思うに、わりと早い段階でイランは、カスピ海とロシアと中国を代替ルートとして使って、イランの石油を世界市場に出すかもしれんと理解するやろ。そんなに難しいことちゃう。時間はちょっとかかるけど、難しくはないし、長い目で見たらイランにとって安全な賭けや。アメリカがどれだけ頻繁にこんなことするかわからんしな。
最後に、これはある人が示唆してるように、アメリカが中国と対決する決断かもしれへん。イランから出てる石油は極東に向かってるんや。わいが理解してる限り、日本、韓国、フィリピン、そして中国に。
でも、アメリカが中国と対決するには最悪のタイミングやで。イランにやったことよりさらにキチガイじみてる。弾薬は枯渇しとる、アメリカ政府自身も含めて、みんなが認めてるやんか。台湾の第二野党の党首は中国と合意を結ぶために訪中したとこやで。つまり敵意は以前に比べて最小限や。
変化が起きてるんや。世界全体がアメリカに否定的に反応してる。関税が気にならんかったとしても、イランとの戦争はそうやない。過去6週間でヨーロッパ全体からこれほど強い対米敵意が出てくるのは、生涯で見たことないで。それは無形やけど、だからといって重要やないってわけちゃう。今さらアメリカを何らかの対中国摩擦で支持するなんて、1949年の中国革命以来、これほど達成しにくい状況はない。ほんまにアホくさい政策やで。
でも最初に言うたように、もう頼ってられへん。アホくさいかもしれへんけど、トランプ大統領がヨーロッパの同盟国に、攻撃前に一切相談せんかったのに支援しないと激怒してるのを見てみいや。
イランのミサイルはヨーロッパのほとんどの都市に届くから、向こうにもリスクがある。イランはペルシャ湾のアメリカ軍基地とイスラエルへの反撃を選んだ。ええやろ。でも、アメリカの同盟国を攻撃するという選択もできたはずや、たとえばイギリスやな。アメリカはキプロスのイギリス軍基地をイラン攻撃に使わせてもらってたんやから。戦争の真っ只中に放り込んだ相手に相談もせずに、怒って支援しないとはどういうことや。
わいの判断では、NATOはもう存在してへん。まだ形は残っとるけど、これはアメリカが「どんなNATOよりも、NATOなしの方がええ」と宣言したも同然や。今あるNATOを維持するために他国をアメリカに従わせる価値もない。もうなくしてしまえ、それが基本的な姿勢や。
なのでわいには、ヘグセスがまたもや大言壮語してるだけで、たぶん財務長官がそれに加わって、好き勝手なことを言うとる。でもそれは弱い立場からの言葉や。それでも彼らは別の何かを想像できるし、わいには論理が見えへんから予測できへんような手を打つ可能性もある。
マイケル・ハドソン: ヘグセスが言った金融制裁についてコメントしたいんやが。
イランはホルムズを封鎖してへんし、したこともない。通行料を取って、船を通しとるんや。リチャードも言うてたように、貿易を封鎖してるのはアメリカの方やで。
この絵の主な敵は、リチャードも言うたように、中国や。財務省が課した新しい金融制裁はイランに対してやなく、中国やその他の国に対するものや。制裁はイランの石油の輸入国に向けられてるんや。
APが、あんたが紹介したホワイトハウスブリーフィングでのベッセントの発言について、より詳しく報告してた。ベッセントが言うたのは、新しい措置は「爆撃作戦に相当する金融的手段」になると。あんたも言うてたように、その作戦は橋も経済も全部破壊することや。この制裁はイランの管理下にある人々、企業、船と取引している国、アラブ首長国連邦や中国みたいな競合国、に対する二次的なものやで。
これはほんまに世界の残り全体に課せられた制裁の拡大で、イランの輸出が止まることで脅かされとる金融の冬を避けようと、どこかからイランの石油を確保しようとしてる国々を対象にしてるんや。ベッセントが各国に言うたのは「イランの石油を買ってるなら、イランのカネがあんたの銀行に置かれてるなら、二次制裁を適用する用意があるで」ということや。これはイランと何らかの取引をしてる国を全部罰しようとする試みや。
要するに中国に言うてるんやわ、あんたらが必要な石油を輸入するな、なぜならわれわれの制裁に参加してほしいからや、と。明らかにファンタジーやで。
これはまた、どんな和平合意の交渉も不可能にしてるんや。イランの交渉前提条件の一つはアメリカが制裁を解除することやから。明らかにアメリカは「制裁は解除せえへん」と言うてるわけや。先週末、バンスがパキスタンでのイランとの交渉をどう始めたか覚えてるか?「これが最終案やで」と言うたんやで。交渉の始まりに「これが最終案や」と言うたら、交渉する余地は何もない。まさにそういうことや。
制裁以外にアメリカがやってること:ウィルカーソン、あんたも何度も呼んでた人やな、が言うには、アメリカはイランへの接続を試みる中国の鉄道網を爆撃してるそうや。
19世紀、1870?80年代頃、西洋がイランに最初にアクセスしようとした時のことを思い出してほしいんやけど、ロイター通信の創設者、ロイター自身が「イランはロシアへ、そして中国への途中の輸送拠点として重要や」と言うてたんや。鉄道の利権を欲しがってた。それがいかに重要かを見抜いてたんやな。それが本当の鍵や。これ全部、中国の話やで。
トランプはこの駆け引きで何をしようとしてるんや?2週間以内に中国に行くとか言うてるけど、わいにはそれが実現するとは想像できへん。習近平主席はアメリカがイランの石油輸入を中国に許可してくれるから喜んで抱きしめてくれるやろ、とか言うてた。まあ今は止めてるんやけどな。
だからそのプランは何なんや?リチャードは、毎日行き当たりばったりなトランプのプランを把握するのは不可能と言うた。
でもわいはトランプにはそのプランの裏にファンタジーがあると思う。そのファンタジーとは、中国に行って「ここ数週間あんたらの石油を封鎖したやろ」と言うつもりなんや(トランプは中国がすでに石油備蓄を大幅に増やしてることを知らんみたいや)。「イランの石油の輸入を許可したるで。もしかしたら他の国もイランの石油を輸入できるようにするかもしれん。でも代わりに何かくれよ。レアアースやその他のコモディティ、コンピューターに対する輸出規制を撤廃しろ」と言うつもりやろ。「ついでに、50%の関税も課してるで。全部受け入れろ」と。これ、完全なファンタジーやで。これが本当のところや。
わいが思うに、起きてることを解釈して意味を持たせる唯一の方法は、一歩引いて見ることや。トランプの政策を導いてるのは、昨年12月の国家安全保障報告書に書かれたアメリカの基本的な安全保障戦略の前提なんや。アメリカは、他国の成長がその国の独立を可能にするなら、それ自体が脅威やと見なしてる。他国がアメリカの外交政策を採用しなくても済むほど安全になったら、アメリカは安全ではいられへん、これが基本原則や。他国の独立はどれも脅威に見えてるわけや。
問題は、ほな他の国はどうするんや、ってことや。アジア、ひいては西ヨーロッパから南半球まで、世界の残りは、石油封鎖で生じる金融の冬に巻き込まれてるんやから、数カ月以上続いたら、今のところ中国との和解もないから封鎖は続きそうやけど、どうしたらええんや。中国が「わかった、折れる、また貿易したる、われわれを壊滅させる爆弾を作るための軍用の原材料や素材を輸出する」なんて言うわけないやろ。正気の沙汰やない。
これがアメリカの戦略やと理解したイランの戦略は:「他国はアメリカとイスラエルがわれわれを攻撃し、文明を破壊すると。生産手段や発電所を壊滅させることで、回復に30年かかると、トランプが言うのを許してる。他国がこれを許してる。われわれには一つの防衛策しかない。イランだけではアメリカを倒せへん。明らかに、ミサイルの一部は突破できるけど。イスラエルの200発の核弾頭も控えてる。
イランにできることは『われわれが攻撃されたら、またアメリカ船を攻撃することで彼らが反撃してきたら、サウジアラビアとアラブ首長国連邦に残るアメリカ基地を爆撃し、サウジアラビアがホルムズ海峡回避のために使ってる紅海の港を爆撃する。そうすれば、周辺のアラブOPEC諸国からも石油は輸出されへんくなる。その施設も爆撃する。ひとりで被害を受けるつもりはない。周辺のOPEC諸国も一緒に引きずり落とす。そして日本、韓国、西ヨーロッパ、その他アジアの国々に気づいてほしい、アメリカのわれわれへの制裁とわれわれを強いる戦争は、防衛のために何をしなければならないかということと合わせて、あんたらの経済を石油の不足で停止させることになる』ということや。
石油も肥料も硫黄も、すでにカタールで破壊されてるヘリウムもなかったら、経済を動かし続けるために必要な産業用コモディティ全体の供給連鎖が断絶する。その他の産業、石油を使うプラスチック産業や輸送産業、特に石油燃料を使う航空業界、これはすでに世界中で苦しんでるけど、も、今度は航空燃料不足に直面する。
これ全部、イランへのアメリカの攻撃が招いてるんや。この攻撃がイランに自衛を強い、あんたらが最終的にこの全体の副次的被害に巻き込まれてることを知らせようとしてる。あんたらはアメリカを止めるために何かするつもりはないんか?われわれだけでは無理や。アメリカを止めようとしてると知らせようとしてるんや。
昨日の夜と一昨日の夜、韓国と日本の株式市場は下がるどころか急上昇してる。世界は考えられないことは考えへん。これが狂ってるとこや。副次的被害として影響を受けてる他の国々は、アメリカとイランの戦いが最終的に石油貿易を閉鎖することで世界全体にどういう結果をもたらすかを理解しようとせえへん。
1930年代の大恐慌と同じくらい深刻な恐慌を避けるには、アメリカ自身に制裁を課すことで、アメリカについていくことを拒否することで、積極的にアメリカを止めるしかない、これが狂ってるとこや。みんなそれを実行できないみたいや。
ラリー・ジョンソンが今日言うてたけど、国防省内の情報筋によると、アメリカはちょうど大量の追加部隊を地域に移動させたらしい。部隊と艦船を長期間そこに留めるのはかなり難しい。彼は今週末に攻撃があると思ってる。攻撃がある場合は、アメリカが「交渉しよう」と言い出したら要注意やで。それは大抵、交渉担当者を殺して奇襲攻撃するという意味やからな。
これが今の状況や。
ニマ: リチャードさん、この戦争をどう見てはりますか?ヘグセスのトーンを見ると、交渉で前進してるとも言うてるけど、イランとアメリカの間で今何が起きてるのか、誰もポジティブには見てへんし。戦争はエスカレートすると思いますか?停戦延長みたいな感じで今のまま続くと思いますか?それとも今の状況をどう見てはりますか?
リチャード・ウルフ: わいは行き当たりばったりという考えに戻る。明確な方針があるとは思えへん。思いつくことを何でもやってみて、うまくいってるように見えれば、その言葉の意味はともかく、もうちょっとそれをやる。
脅して、部隊を増派する。ラリー・ジョンソンみたいな人から聞いた話では、その地域で何かできるためには今持ってるよりはるかに多くの部隊が必要や。イランには大きな軍隊があって、大変な問題になる。ベトナムには50万人以上、アフガニスタンにも50万人送ったやんか。部隊があってもなくても何ができるかは、そんなに明確やない。
もう一つ例を挙げよか。ヨーロッパでは多くのコメンテーターが次の問いを立ててる:封鎖の目的が攻撃を支配してたのと多かれ少なかれ同じもの、核材料問題、ホルムズ海峡の開放など、だったなら、なぜ神様の名において、軍事的激怒の前に経済的激怒を試さへんかったんや?
つまり、封鎖ではイランで5千人も1万人も死ぬことはなかった。封鎖は実施するのに今やってることよりはるかに安上がりやったはずや。ならなぜ、経済封鎖を試して機能するか見てみへんかったんや?脅しだって同じようにできたやろ、機能せんかったら、交渉のテーブルに着かへんかったら、軍事行動に出る、と。
なぜ軍事行動を先にして、それがうまくいかへんかった時だけ封鎖に転じるんや?安上がりで、政治的・思想的なダメージも少ない方を先にするのが当たり前やろ。なぜや?ハメネイ師は長年にわたって核兵器開発に反対してた。彼がいなかったら、イランはとっくにそれをやってたかもしれへん。だから核問題はあいまいや。でも、なぜ経済封鎖を二番目にしたんや?
今や経済封鎖がある。またもや、これがうまくいかへんかったら軍事に戻るかもしれないと脅してるけど、最初にそれをやるべきやったんや。「イランの国民を傷つけたいわけやない。ただ何かしたい」というストーリーが語れたはずや。でもそうせえへんかった。
ここに論理は見えへん。戦略的な明確さも見えへん。40日間にわたる惨事があって、何に立ち向かっとるのかを完全に誤解してた。なのでこれは後退した立場で、マイケルが言ってることは理解しつつも、これはまた最初の40日間に負けてへんように見せるために何かをやることでもあると思う、反イラン的に見えるとか、戦い続けてるとか、ヘグセスだかなんだかの様子を見てみいや。
あの姿勢を見てみ。「俺が仕切ってるんや」という感じや。彼とトランプは仕切ってないといけない。後退しなあかん、2週間の停戦を宣言しなあかんとなったら、戦ってるように見えるための別の何かを出さなあかん。だから今は「中国に立ち向かう」「世界に制裁をかける」と言い出してる。また奴が出てきた。世界に関税をかけると言うてたのが、今度は世界に制裁をかけると言うてる。見てみいや。
これはうまくいかへんことをやり続けるための必死の努力や。うまくいかへんから彼は非常にフラストレーションを感じてる。関税もうまくいかへんかった。ほんまにうまくいかへんかった。得たものよりずっと多くのコストがかかった。1年分の関税でアメリカ財務省に入ってくる収入は約1500億ドルで、財政赤字に対応するには全然足りへん。より大きな軍隊を推進してることを考えると、それが彼のすることや。大きな軍隊を仕切る大統領になるつもりや。
それしかないんや。でもホルムズ海峡みたいな問題には対処できへんし、イラン・ロシア・中国の組み合わせには対処できへん。核兵器抜きでは無理や。それはもちろん、背後に存在し続けてる。
マイケル・ハドソン: でもそれ全部イラン側にあるんやな、アメリカ側やなく。だから何をすべきかに焦点を当てようとしてるんや。イラン側は基本的に、他国に対して「協力して動かなあかん。われわれを守るために動かへんかったら、あんたらにも影響する危機が来る」と示すことや。
ドナルド・トランプはプランBがあると公言してる。そのプランBを見てみなあかん。「世界的な不況が来たとしても、仮にイランの石油を閉鎖することに成功したとしても、われわれはトップに立てる。なぜならアメリカは石油とガスが自給できるから」と彼は言うてるんや。
実際に何が起きるかというと、イランへの攻撃とイランの反撃で石油貿易が止まったら、世界の石油価格は1バレル200ドルが通常の見積もりで、ディーゼル燃料や灯油、航空燃料はもっと上がる。液化天然ガスの価格も上がる。
トランプが言うてるのは、フラッキングのおかげで、アメリカのガス会社にとってこれは大当たりになるということや。LNGは十分ある。実際、ここ数カ月、特に先月、アメリカのLNGと石油の輸出が激増してるんや。これらの輸出がアメリカ市場で不足を引き起こしてない理由は、アメリカ政府が石油備蓄を市場に放出してるからや。
基本的に政府は石油備蓄を市場に放出して供給過剰を作り出し、アメリカの石油・ガス会社がそれをヨーロッパ、アジア、南半球の買い手に莫大な利益で輸出してる。トランプは、この危機が他国に比べてアメリカはあまり傷つかないと信じてるんや。
それが勝利や。他国に危機を引き起こせば勝利なんや。「みんなが危機に陥ったら、われわれがチョークポイントを握ってるから危機を緩和できる。イランとまた取引していいよ、でも代わりに何かよこせ、イランにも条件を飲ませる」、これがトランプのファンタジーや。
これ全体から抜け落ちてるのが、わいがよくあんたの番組で言う金融的側面や。石油不足はアジア、ヨーロッパ、南半球の多くの産業を閉鎖に追い込む。これは失業につながる。政府は国民を救い、家庭が倍か3倍の電気代なしに家を灯し暖められるよう、補助金を出さなあかん。
だから政府は莫大な支出を迫られる。石油とガスをどこからでも輸入するための国際収支赤字の増大に加えてな。これによって政府は対外債務を払えなくなるし、操業を止めた企業は収入が見込めず、銀行家や債券保有者その他の債権者に払うはずだった企業債務を払えなくなる。
財務的な債務ピラミッドが逆流してくるという、全体的な反響があるんや。ちょうど1929年みたいに、アメリカが世界で最も債務レバレッジのかかった経済で、大恐慌で最もひどい苦しみを受けたことになった、あれと同じや。
トランプは「アメリカ経済には影響せえへん」と言う。でも、アメリカ軍を再建するための1兆5000億ドルと、イランとの戦闘で使い果たした爆弾やミサイルを補充するための追加2000億ドルを考慮に入れたら、莫大な赤字になる。
トランプが言うのは「軍の費用を払うために、メディケイドは払えへん、メディケアも払えへん、在宅育児サービスも払えへん、過去100年間連邦政府がやることになってた社会支出は全部無理や」ということや。トランプが計画したような条件でこの戦争に資金を出したら、百万長者でない人全員にとって、危機的な社会的削減が必要になる。収入を得て家の電気代を払い、失業が広がる中で請求書を払おうとしてる人にとって危機が来る。危機は海外だけやなく、アメリカ国内にも感じられる。
アジアの株式市場と同様に、「これはアメリカがうまくやれるには大きすぎる問題や、うまくいくことを祈ろう」と思ってるみたいや。アメリカはうまくやれへん。国内の株式市場も同様に盲目で、うまくいくと思ってるけど、そうはならへん。
埃が落ち着いたら、イランは中国とロシアに並ぶ世界大国になってるやろ。特別な輸出大国としてではなく、世界的な投資家としてでもなく、軍事大国としてでもなく。でもイランだけが、アメリカの政策がどのように世界経済システムの一部であり、世界全体に影響してるかを理解して、それを公言してる国や。
全体的なシステムがどう機能してるかを見ていくと、イランはこの国際貿易・金融・軍事システムがいかに相互接続されてるかを理解した上で政策を立てられる。結果として、他の国々はどうするんや?あまり時間がないで。
ドナルド・トランプとヘグセスを戦争犯罪者として名指しした国はまだない。でもトランプは「わいは戦争犯罪者や。何でもやれる。アメリカは国際法に従わんでええ。われわれ独自の秩序ベースのルールがある。だから参加する制度で常に拒否権を主張してきた」と自慢してる。国連も、IMFも、世界銀行も、他国がUN憲章を引用して国際法や文明的な戦争のルールを押しつけてくるのに、決してわれわれに従わせへん。
他国が最終的に対応できる唯一の方法はそれしかない。そしてそれがまだ考えられてへんのはそのためや。
アメリカが支配している、または少なくともアメリカが拒否権を持っているこれらの制度を全部置き換えなあかん。改革された、あるいは全く新しい国連が必要や。トランプのイランへの攻撃が引き起こすであろう金融危機を処理するためのIMFに代わるものが必要や。農業や産業で自給自足できるよう他国の投資を支援する新しい世界銀行が必要や、アメリカの輸出への依存を増やすのではなく。世界銀行はいつもアメリカ国防省の付属機関みたいなもんやったからな。
世界は目を覚まさなあかんのに、目が覚めてへん。アメリカは「戦闘中や、文明の衝突や、われわれは民主主義を支持してる。イスラエルの民主主義を支持してる。ウクライナの民主主義を支持してる。それがわれわれのやってることや」と言う。
明らかにちゃう。これは文明の衝突やない。これは過去数世紀にわたって発展してきた文明の基本原則全てに反してアメリカが指導してる戦いや。これが本当に賭けになってるものや。これの展開こそが、まさにイランが見てること。そして明らかに、他のどの国もまだ対峙しようとしてへん。
リチャード・ウルフ: マイケルがうまく引用してくれた通り、トランプが「エネルギーと製造業があるから強い立場やから世界的な不況を引き起こせる」と言うとき、それに向き合うのはとても重要や。
答えはこうや:確かにエネルギーはある。でも問題はこれや、ロシア、中国、イランを合わせたら、あんたと同じだけの石油とガスに加えて、あんたにはない製造業セクターがある。公平な戦いやない。不公平な戦いで、あんたは負けるんや。エネルギーなしに現代経済を動かせへんのと同様、製造業基盤なしには動かせへんのや。この二つはそもそも一緒に進むもんやし。アメリカは……
ニマ: リチャードさん、すまんけど割り込ませて。ウォール・ストリート・ジャーナルが報道してるんやけど、ちょうど言うてはったことを確認してるんです。国防総省は自動車メーカーとミサイル製造について話し合ってるらしい。戦争はアメリカをある地点まで追い込んで、イランとのごたごたで国防総省は弾薬が底をついて、今やフォードやゼネラルモーターズに自動車工場をミサイル工場に転換するよう懇願してる。ちょうど言うてはったことを確認してるわ、続けてください。
リチャード・ウルフ: そう、緊急計画を立てて、製造業基盤を失ったことを補正しようとするやろけど、40年かけて失ったことを素早く直せるもんやない。製造業は戻ってけえへん。インセンティブを作って、間違いなくバカみたいな値段でこれらの武器を発注するやろ。
コメンテーターたちが指摘してたように、ウクライナのせいで、イランとの戦いが始まる前でさえ、すでに弾薬が危険なほど少なかった。今はもっと悪い。だからそういう見出しが出てくる。でも彼らは追いつこうとしてる段階や。製造業では、特に追いつきは素早くは起きへん。つまり、開発された製造業セクターというアドバンテージを持つロシアと中国とイランは、そのアドバンテージをますます活かしていくんや。
アメリカは世界経済での競争がどんどん難しくなっていく。なぜか?ロシア人と中国人が製造業のアドバンテージを使って、あらゆる現代的な財、鉄道輸送、自動車輸送、何から何まで、の生産を推し進めるから。さっきの見出しみたいなのを持ってこんな戦いに入りたくないやろ。
ちなみに、国防総省はすでに今後12カ月の財政赤字を大幅に増大させる原因や。それは必然的に国家債務の莫大な増大につながる。最高裁が関税権限を奪った。あんまりうまくいってなかったけど、今やゼロか、ほとんど何も生まないやろ。
非常に危険な状況にあって、金利が上がる。パウエルFRB議長がここ数日明らかにしてることに注目してな、トランプと問題になってるやつ、金利を下げへんと。今やインフレへの備えとして金利を上げることを話してる。原油やエネルギー価格上昇のインフレ的影響への備えとして。
政府契約で収益性を高めるやろ。でも金利コストを上げることで収益性を下げることにもなる。金利コストはアメリカ企業にとって非常に深刻やから。中国との競争に、悪い状況の下で入ろうとして、実際にはグローバルな危機を許すことでさらに悪化させてる。中国、ロシア、イランはエネルギーと製造業で対応できる。あんたはエネルギーだけや、製造業なしで対応しようとしてる。
大げさに言うてるけど、これは賢くない。「気にしない」でも気にするべきやで。この「気にしない」は合理的な計算からではなく、愚かさからきてるんや。賢くない。
せめて10年待つべきやったし、次の10年で工業化の特急プログラムを作るべきやった。でも彼らはそうしようとしてへん。インフラを削り、国民健康サービスを削り、それはアメリカ産業を弱めてる。競争できへん。みんなの健康保険を払わなあかんから。
われわれは衰退する帝国で、ねじって向きを変えて姿勢を作って大口を叩いても、衰退する帝国を変えてへん。イギリスがここ2世紀にわたってやってきたことは全て、大英帝国の終わりと終結を防がへんかった。そしてわれわれは、衰退がわれわれの番のこの時期に、違う歴史を作ることはでけへんやろ。
中国とロシアと合意に達するべきや。なぜなら彼らが昇る太陽だからや、われわれやない。好きなだけ見せかけることができるけど、それが現実や。それと向き合わなあかん。でも向き合ってへん。そしてイランとのこの戦争や封鎖、これ全部、アメリカが中国の経済発展を40年間、考えうるあらゆる方法で止めよう、封鎖しよう、遅らせようとしてきた努力や。うまくいかへんかった。単純にうまくいかへんかった。これもうまくいかへんやろ。
マイケル・ハドソン: まあリチャードはアメリカが負けると言うてる。大英帝国を持ち出してくれたことに感謝するで。今日のフィナンシャル・タイムズの論説には素晴らしい記事がある:「イランはアメリカのスエズ危機や」。
70年前、スエズ運河をめぐる危機がイギリスの力を崩壊させた。イギリスとフランスは、イスラエルと同様に、スエズ運河の国有化と、19世紀に彼らの債務国になったイギリスとフランスのクライアント植民地にとどまることへの拒否のために、ナセル大統領を排除しようとしてた。
起きたのはこうゆうこっちゃ。イギリスはプランを考えた。イスラエルにエジプトに侵攻してもらって、それからアメリカが見かけ上、アメリカが今やってることへの対応として介入する。秩序を回復させるだけや。イスラエルがエジプトを破壊しないようにするだけや、そして部隊を動かす。つまりプランとして、部隊がその後ナセルを排除して、クライアント独裁者をエジプトの指揮に就ける、というものやった。
それがうまくいかへんかった。アイゼンハワー大統領が何かをしたんや。記事が言うには、アメリカの経済制裁が実際にうまくいった唯一の事例な。アイゼンハワーはIMFがスエズ支配のためのイギリスの国際収支と戦費のコストへの支援をすることを阻止し、イギリスへの支持を拒否した。結果、イギリスとフランスは負け、ナセルは勝ち、そこでイギリスの力は終わった。70年前、スエズ支配をめぐる戦いで、西洋の大国がエジプトに負けた、まるでアメリカが今イランに負けたように見えるのと同じや。
ずっと50年間、イランの基本的なトランプカードとホルムズ海峡の支配についてみんな話してきた。それがまさにやってることや。これ全部前もってわかってたことやのに、何もせえへんかったんやな。
もう一点コメントしたいんやけど、リチャードが持ち出した正論や。この1.7兆ドルの軍産複合体予算赤字がアメリカにどんな影響を与えるか?FRBは銀行の通常のプロパガンダで「石油価格の上昇でインフレになる」と言う。これは主流経済学と同様に、逆理解や。これはデフレやて、インフレやない。
確かに石油価格は上がる。それで何が起きるか?高い石油価格が払えない産業が閉鎖される。失業する。国内市場が大幅に縮小する。それが恐慌やろ。大恐慌はインフレやなかった。デフレやったんや。
でも現代金融理論は何が起きてるか理解してへん。少なくともスコット・ベッセントはこんな記事を書いてる:どうやってこの赤字全部に資金を出してきたんか?アメリカが出さなあかん借金、政府が見かけ上資金調達しなあかんこと、国債を発行することや。これは金融セクターに発行した国債やない。全部FRBが紙幣を刷ることで資金調達してる。
このような債務のFRB保有が大幅に増えてる。FRBはちょうど、金融セクターへの資金調達を通じて債務を賄ってきた。金融セクターが民間資本によって積み上げられたこの莫大な債務レバレッジの債務を払えるようにするために。そしてウォール街全体、ジェイミー・ダイモンをトップに、その下まで全部、が「民間資本セクターの金融で崩壊が来る」と言うてる。
それによって多くの年金基金が破滅する。ポンジースキームに参加すれば最後には勝てると思ってたから、期待してた年金が払えなくなる。結局、ポンジースキームは崩壊する。アメリカの金融経済の末路や。
ポンジースキームを崩壊させるトリガーになるのは何か、トリガーによって常にもたらされるんやけど、イランによる危機と、この混乱から生じた石油価格上昇が引き起こす産業の混乱やろな。
リチャード・ウルフ: ひとつコメントさせてか。インプットの価格上昇が先々の価格上昇につながるか、需要側を破壊してデフレにつながるかは、常にオープンや。それはこの状況の具体的な内容次第や。
でもマイケルが正しいかもしれへん。エネルギーに余分にかかった分を取り戻そうと価格を上げようとしたら、アメリカの輸出は市場におさらばすることになる。なぜなら世界には代替品がいくらでもあるから。値上がりしたアメリカ製品は買わへん。それがアメリカ製造業の残存分に酷いダメージを与える、残存分も大したことないけどな。
われわれが持ってる唯一の動的セクター、ハイテクは:中国が今ほぼ肩を並べてて、赤字と上昇するエネルギー価格の負担を全部背負ったアメリカより、先に進む時期の方が良い状況にあるやろ。
「経済的激怒」なんかで遊んでていい状況やない。それはただのたわ言や、自分の状況が厳しいから。アメリカの状況は難しい。切羽詰まってきてるんや。
大統領が「エネルギー価格の上昇でうまくやれる」と言うとき、「ちょっと待ってや、エネルギーはある、でも製造業がない。中国とロシアを合わせたらエネルギーも製造業も両方ある。だからアメリカの立場は有利やない。弱い立場や」と言わなあかん。そんなことわいが言わなあかんのはおかしいやんか。これを言う少ない声の一人がわいとマイケルや。なんちゅうこっちゃ。
どうしてそれが可能なんや?マイケルが問うてるように、世界の残りの国々が、イランが今言ってることを、小さな他の国々がこれから何年もかけて言い続けることを、理解できへんのはどうしてや?
われわれを助けてほしい、もう一つの小さな国として。できる限り大きな騒ぎを立てずに倒れるつもりはないんやから、その騒ぎはあんたらみんなに影響する。イランとしてもそのつもりやない。最初の40日でそれを示した。彼らが成功したことがある。海峡を閉鎖した、通過を許可したもの以外は。ペルシャ湾とその向こうのアラビア海のタンカー全部の地図を見てみいや。彼らはやれることを示した。
スエズとの並行は明らかや。パナマ運河の地位と役割も明らかやろ。あの国は、アメリカが今また直接支配する一歩手前で間接支配するための奇妙な国やから、だからトランプが言い出してるんや。
これは歴史を止めようとする試みや。有名な話、オランダの低地にある堤防に指を突っ込む子供の話、と同じや。海の水を食い止めるために突っ込む、「低地」と呼ばれるのは海面下にあるからやな。ここを指で塞いだら、向こうに穴が開く。指が10本なくなったら、洪水が来る。
こんなことできへん。これは、中国人とロシア人と何か折り合いをつけるために座って話し合う方が良かったんやという絶望の戦略や。そっちの方が良かったんやから。それがイスラエルの犠牲を伴うとしたら、個人的にはそれがパイプに流れ込んでくると思うんやけど、、それは世界のほとんどが喜んで払う代償やろ。
マイケル・ハドソン: まあリチャードの鍵となる言葉は「アメリカは歴史を止めようとしてる」やったな。アメリカの戦略は:支配できない産業や国は何でも破壊する、これが世界の残り全体に対抗させてる。そして世界の残りはまだこれに立ち向かってへん。
自然の成り行きに任せれば最終的には他の国々が立ち向かって「支配されたくない。自国の主権がほしい」と言うことを、われわれみんなが期待してるんやと思う。それこそが国連憲章の下での国連が保証するはずだったこと、全ての国の主権と、他国の内政への不干渉。宣戦布告なしに国を攻撃するのは戦争法規に反してる。民間施設への攻撃を焦点にするのも戦争のルールに反してる。
アメリカは今のところイランの生産手段を攻撃しようとしてへん。民間人だけを。民間人を傷つけることで、結集させるのではなく、士気をくじけると信じてるから。
これらの前提は確かに、この全体の展開の大きなコンテキストや。ある時点では、合理性と論理がなければいけない。今のところ、イラン人だけがこれ全部を言い表してる。他国の出番を待つ。
リチャード・ウルフ: 最後に一言ゆわせてか。ヨーロッパのプレスのレビューが、マイケルの言う通りやということを示してる。ただし、気分と対米態度はすでに大きく変わってる。関税がそれやった;この戦争がそれをやってる。ヨーロッパの人々を少なくとも敵対的で苦い気持ちにさせてる出来事の連続がある。
アメリカとトランプは、かつてはヒトラーか、現在ではプーチンのために留保されていた扱いを受け始めてる。このヨーロッパのプーチン・フェティッシュ、プーチンは大きな危険やというやつ、今はトランプ氏は大きな危険やというのと並んでる。プーチンを悪魔化することをやめたわけやない、やめてへん。でも今はトランプの悪魔化も加わってる。そして真実は、トランプはプーチンよりもはるかに大きな立場でヨーロッパを傷つけられるから、トランプ氏にとって状況はひどく傾いてる。
マイケル・ハドソン: ヨーロッパって誰のこと?スターマーとマクロンとメルツのことか、それとも有権者のことか?
リチャード・ウルフ: 有権者のことでもあり、その三人の必死な努力のことや。その三人を見ると、トランプより悪い支持率が見えてくる。多くは10~20パーセントの間で推移してる。惨状やで。マクロン氏は番狂わせでもない限り再選される見込みはない。スターマーも、メルツも同じや。皮肉なことに、例外はメローニかもしれへん。でもそれは彼女が今トランプ攻撃のリードを取ってるから。トランプの法王への攻撃を使って支持を積み上げてる。でもそれはトランプ反対でくるんだ支持や。