2026年3月28日土曜日

マイケル・ハドソンとリチャード・ウルフ:2026年3月26日

https://michael-hudson.com/2026/03/multipolar-oil-markets-are-now-a-reality/

多極化する石油市場はもはや現実や

ニマ・アルコルシッド: みなさんこんにちは。今日は2026年3月19日木曜日で、リチャード・ウルフ先生とマイケル・ハドソン先生にお越しいただいてます。ようこそ。

リチャード・ウルフ: おおきに。また来れてよかったわ。

ニマ: まずエコノミスト誌の記事から始めよか。「オペレーション・ブラインド・フューリー(盲目の怒り作戦)」と名付けて、「イランとの戦争がトランプをより弱く、より怒りっぽくしてる」て書いてんねん。今起きてることはほんまに驚きで、新たなエスカレーションはイランの石油施設への攻撃で、それが地域全体に大きな反応を引き起こした。カタールからサウジアラビア、UAE、クウェート、果てはハイファにまでイランのミサイルが飛んできとる。ロイターはカタールがLNG生産能力の17%を失ったて報じてて、それだけで市場への影響はとてつもなく大きい。同時に「戦略フォーミュラ」の問題もある。マイケル先生に状況分析をお願いする前に、スコット・ベッセントが制裁解除について言うてたことを聞いてほしいんや。

スコット・ベッセント(映像より): 政権全体と財務省にわたる「ガラスを割る(緊急)計画」で、ロシアの石油の制裁を解除したんや。水上に約1億3000万バレルあることは分かってて、ホルムズ海峡の外に供給を作り出したんや。こういう事態は想定してた。一時的なボトルネックが生じる可能性は分かってたし、実際1億3000万バレルの洋上在庫があった。近日中には水上にあるイランの石油も制裁解除するかもしれん。約1億4000万バレルある。イランがこれまで押し出してきた量で、全部中国に行く予定やったやつや。要するに、このキャンペーンを続けながら今後10日か14日間、価格を抑えるために「イランのバレル」をイランに対して使うことになるわけや。

ニマ: なるほどな。

リチャード: マイケルに渡す前に、みんなにはあの男が今言うたことをよく考えてほしいわ。「上は下、下は上、上が上を下げて、そしたら下があって上がって、中国に行くはずのイラン産石油を売らせてやることでイランに打撃を与える」て言うてんねん――ところで、そんなんイランはもともと普通にやってたわけやけど。あのレベルのノイズと支離滅裂なお芝居に頼らなあかんようになったら、もうほぼ終わりやで。失うもんがほとんどなくなってるから。信頼性はもうとっくに消えて、形も崩れてもうてるんやから。横槍入れるつもりはなかったけど、一歩引いて見てみなあかんわ。スコット・ベッセントはトランプが連れてこれた最善の人材で、それがトランプ自身のことをよう物語ってるで。

ニマ: マイケル先生、どうぞ。

マイケル: うーん、皮肉なことに、ロシアとイランの石油貿易を許可したことで、トランプがやろうとしてたことの目的が全部逆転してしもたんや。イランの石油を押さえようとしたことで、アメリカの三つの基本的な目標とは正反対の結果が生まれたんやで。今日は順を追って話せるよう整理してきたから、トランプの攻撃がアメリカ外交政策の戦略全体をどうひっくり返したか、三つの点を言わせてほしい。

まず一つ目、ホルムズ海峡を封鎖することでイランはOPECの石油に軍事的な意味での制裁に相当することを課して、ロシアの石油やイランの石油、そして将来的にはアメリカが売ることを妨げようとしていた国々からの石油への依存を強制したんや。こうしてアメリカのロシア産石油への制裁は逆転させられた。トランプは制裁停止は一ヶ月程度やと言うてて、ベッセントもそう示唆してたし、その後は元に戻って、ロシア産石油のそれ以上の購入は認めへんと言うてる。

でもそれが馬鹿げてることはもう分かってる。石油の中断は少なくとも今年いっぱい、おそらく2027年まで続くやろうと思うわ。

二つ目に指摘したいのは、1974年以来の半世紀、アメリカはOPECの外貨準備や富の積み立ての主要な金融受益者になることを望んできたんや。OPECが米国債や株式、アメリカの銀行預金を購入するという形でこの貯蓄は保持されてきた。そやからOPECの輸出能力を今破壊することは、これらの国々に、今や石油輸出の流入がなくなって負債を抱えた自分たちの経済と財政赤字を賄うために、ドル建て準備を売り払わせることになってんねん。

三つ目は、リチャードとわしが半年間話し合ってきたことなんやけど、NATO諸国やOPEC諸国から補助金を引き出すというアメリカの要求を支えてきた神話全体――ロシア・中国・イランの脅威からこれらの国々を守るアメリカの努力への対価という神話――が破壊されたんや。

アメリカを守護者として金銭的な支援を受けるに値するという考え、NATOを通じた金銭的支援やOPECによる米国製兵器購入という形での支援――その兵器が明らかに機能せんとわしらは今言うてる――こうした考えは全部崩壊したんや。ベネズエラとイランへのトランプの攻撃、グリーンランドやカナダへの脅しは、アメリカが同盟国をロシア・中国・イランから守るどころか、世界の安定に対する最大の脅威そのものであることを示してしもた。そしてアメリカはウクライナ支援でロシア語話者に対して、イスラエル支援でパレスチナ人に対して、シリアのアルカイダ支援で、世界最大のテロのスポンサーになってしもたわけや。

この冷戦体制の一環として、アメリカの兵器が同盟国を守れへんかったことで、もし本当にロシア・中国・イランが主要な危険だという馬鹿げた主張に対する軍事的保護が必要なら、アメリカの兵器は役に立たへんということを同盟国に気づかせたと思うんや。イランのミサイルとドローンはイスラエルやアラブのOPEC諸国の防衛を容易にかわして、実際それらを消耗させた。これにより、イランはこれ以降、攻撃者を自由に爆撃できるようになった。アメリカの兵器も守るという約束も機能せえへんのや。

せやから、他の国々はなんで今踏み出して「アメリカとイスラエルが世界経済全体を脅かし、うちらの経済を金融危機に陥れ、産業を丸ごと閉鎖させて雇用を失わせ、ガス価格や暖房費が上がって消費者を圧迫し借金漬けにさせるのを、放っておくわけにはいかへん」と言わへんのやろ?なんでみんな立ち上がって「うちらは間違った馬を支持してた。介入してアメリカの攻撃を止めることで自分たちを守らなあかん」て言わへんのや?

確かにイランははっきり言うてる。「この攻撃は長期的な目標が解決されるまで止まらへん。今後はアメリカ・イスラエル・近東におけるアメリカの同盟国であるアラブOPEC諸国を締め出す。お前らはわしらを実存的な脅威にさらした――わしらは破壊される、指導者たちは個人的に殺される、イランの石油はトランプに奪われ、彼はアメリカの石油会社がイランの石油支配を取り戻せるよう許可するイランのボリス・エリツィンみたいな新しい指導者を個人的に任命するやろ」と。それが基本的に、積極的に行動を起こさない他の国々が黙認しとる計画なんや。そしてまだそれをやろうとしてる国はない。

基本的にトランプは「うちらの戦争やけど、お前らの問題や」と言うてんねん。テキサス州知事のコナリーが、ドルが金に対して切り下げられてアメリカ財務省の約束手形だけが世界準備通貨になった時に言うた言葉やな、「ドルはうちらのもんやけど、問題はお前らのもんや」ってな。トランプも「うちらの戦争、問題はお前らのもん。解決したいか?ホルムズ海峡の機雷除去のために掃海艇を提供するか?イランと戦う軍隊を供給するか?うちらはやらんで。爆撃しかできへん。それだけが残ったもんや。兵士は送らへん」と言うてる。トランプは今日もまたそう言うてた。「兵士はなし。爆撃しかできへん。イランが生存のために戦い続けるなら、イランの油田をまた標的にする」ってな。

まあ、イランは明らかに生存のために戦い続けるやろし、アメリカは中東全体の石油輸出能力が終わるまでエスカレートし続けるつもりやろ。そやから安定の源としてアメリカに頼るという世界は、もう終わった。そして米イラン戦争は言うたように来年まで続くように見える。

すでに数分話してしもたけど、まず制裁について話した最初の点をもう少し掘り下げたい。トランプ政権以前からのアメリカの長期的な目標は、アメリカの軍事・経済ブロックに反する政策をとる産油国――ロシア、イラン、ベネズエラ、そして競争でアメリカと張り合いながら石油を採掘しようとする他の誰でも――に制裁を課すことで、世界の石油貿易を独占することやったんや。

1979年にシャーの軍事警察国家を倒した時にイランの石油を奪おうとしてイランへの貿易制裁を課したことで、2022年にロシアの石油に制裁を課したことで、そして昨年ベネズエラの石油に制裁を課したことで、アメリカは世界の石油生産をドル化したんや。それは単に石油をドル建てで価格設定するというだけをはるかに超えていた。イブ・スミスはいつもわしに思い出させてくれるんやけど、石油貿易はドル需要の5?7%を占めるに過ぎへんということや。世界を本当に動かすのは金融資本の動きやねん。ペトロダラーの役割は単に石油をドル建てで価格設定して価格を上げることにあったわけやなくて、ペトロダラーの本質はOPEC諸国が石油貿易からの収益を全部アメリカに送るということにあったんや。

キッシンジャーはこう言うてた。「OPECには好きな値段をつけていい、と伝えた。ただし、アメリカの企業の支配権は買わせへん、不動産や農地もあかん。債券を買うか株を買うか、アメリカの産業に資金を提供するのはええけど、アメリカが投資する時の本来の目的とは違い、自分たちの目的のために所有権を使うことはできへん」ってな。

OPECは世界の石油貿易の40%、総石油生産の20%を占めてるけど、貿易では40%や。せやからホルムズ海峡封鎖が数ヶ月以上続いたら、石油依存国は全部不況に突入するやろ。そしてこれらの国々はすでに「国家ファンドを売却せなあかん」と発表してる。予算の均衡を保つために証券、おそらくアメリカ国債や銀行預金、イギリスの保有分も売り払わなあかんのや。なぜかというとOPEC諸国自体が、普通じゃ支えきれへんような地域での不動産開発に財政を注ぎ込んで借金を抱え込んでしもてるからやで。

まあ、それで数ヶ月は何とかなるやろけど、戦争の緊急時に備えて蓄えてきた国家準備が全部空になる。兵器供給も空になるのと同じや。それで危機を先送りするだけで、もう投げられる石油がなくなった時、ロシアとイランがOPECに取って代わって世界最大の石油輸出国になることを許さへんとしたら、そこで崩壊が起きる。そやから他の国々はどうするんや?「OPECへの依存から離れよう」と言うのか?OPECはアメリカの金融システムの要やったわけやけど、貿易システムどころか、金融システム、国際収支、これらの国債保有や株式保有や銀行預金、そういうものが全部逆転し始めるんやで。

つまりトランプがやったことは、石油貿易に対するアメリカの支配という基本的な金融目標を逆転させてしもたわけで、その石油貿易支配こそが他国をコントロールできるという能力の支柱になるはずやったんや。

そして深刻なエネルギー危機をさらに防ごうとして、さっきも言うたけど、トランプは「ロシアの石油貿易は買ってええで」と言うた。多くは既に船に乗ってる。では2週間か2ヶ月後に船が石油を降ろした後はどうなるんや?ベッセントとトランプは「まあ、OPECの施設が爆破されたんやから石油輸出はまだない。せやから見渡す限り先までロシアとイランの石油を買い続けていいよ」と言うやろ。それがどれだけの変化やかということや――石油支配、つまりエネルギー貿易、つまり化学産業、肥料産業、石油貿易に基づく他の全てに対するアメリカの支配の支柱になるはずやったものがどうなったかということや。これ全部がアメリカの最も近い同盟国、NATO、ヨーロッパ、日本、韓国を脅かしてるんや。

それでも今日の株式市場を見ると、全て何かちょっと違うだけで、問題は全部一時的なものやというような態度を見せてる。世界はリチャードとわしと番組のゲスト全員が指摘してきた、積み重なって起きようとしてる問題から目を背けてる。認知的不協和というか、トランプとイスラエルの攻撃がアメリカの指導の下で世界にもたらした問題全体がいかに体系的なものかを直視することへの拒否反応があるんや。

ニマ: リチャード先生、さっきイランがホルムズ海峡は開いてるけど誰でも使えるわけやないと言うてたこと分かりました。中国、インド、イラク、マレーシアは使えるけど他の国は使えない、ということですな。フィナンシャル・タイムズの記事には「ホルムズ海峡におけるイランの行動は多極化した経済戦争の現実を示してる」と書いてあります。数十年間アメリカが制裁を支配して金融的圧力を戦略兵器として使ってきたけど、今や中国やインドのような他の大国が参入してきてその反応は違うものになる、と。そしてアメリカの反応がどうなるかは誰にも分からへん。でも今のところ、ホルムズ海峡がその概念をさらに複雑にしてるように見える。中東で今起きてることをどう見てますか?

リチャード: まず大きな文脈から。トランプに支離滅裂さ、真実との乖離、予期せぬ結果を見てる人は分かると思うけど、わしは彼がそれまでの大統領と大して変わらへんと思うんや。アメリカの大統領なんて頭を振って感心できるもんやない。いつも前の人の方がよかったと思うけど、それは今持ってる人が以前の人よりもっとひどいからで、以前の人もその前の人よりましやと思ってたんやで。スターマー、マクロン、マローニ、メルツのリーダーシップの質を笑うのが今ヨーロッパでは特に流行ってる。認めるわ、わしもそれに引き込まれてしもてるで。これは驚くほどの無能さや、考え抜かれてへんさやで。ホルムズ海峡がどういうものかは以前から分かってたはずや。これが非常に脆弱な地域で、イランが地理的に莫大な力を持ってるということは、大した社会科学者やなくても分かる。

でもここがポイントや:風が追い風の時なら、失敗を一つや二つや三つしても大丈夫やで。風がお前の方向に吹いてて、しくじったことを修正してくれるから。アメリカは1960?61年にキャストロを倒そうとして惨敗した。でも20世紀後半のアメリカの支配は根本的には変わらへんかった。帝国が台頭してて、古いヨーロッパに取って代わり、世界を作り直してて、マイケルが今説明してくれたようなペトロダラーの仕組みを作ってたからや。理解の枠組みを持ってほしいんや。今の問題は風が変わったことや。帝国はもう成長してへんし、拡大してへん。縮小してて、何より中国を中心に構築された全く新しい経済大国に出し抜かれてるんや。でもBRICSと彼らの同盟は、BRICS諸国間のさまざまな違いを超えて、一種の連合として彼らをうまく結束させてて、それが今の危機を乗り越える助けになってる。

ロシアは中国に石油を売れる。インドはロシアからの石油を制裁をかいくぐって買える、というようにな。そういうことを頭に入れておいてほしいんや。トランプは今、衰退の問題を抱えてる。失敗をしたら、どうでもよくなるんやない。悪化するんや。別の状況やったらそうはならへんかったやもしれんのに、状況をより悪くする。それは6ヶ月でもう見えてきてる。6ヶ月前、イスラエルとアメリカはイランを攻撃した。その時のアメリカへの影響は比較的小さかった。6ヶ月後に再びイランを攻撃した。今度の結果は壊滅的や。何が起きたんや?何が変わったんや?特定の事情でそれを説明できるかもしれんけど、もっと大きなシフトが起きてて、それをうちらは把握する必要があるんや。

さて、それを踏まえて他の側面を見てみたい。ヘグセスが言うには、この戦争を戦うために議会に2000億ドルの追加予算を要求してるとのことやが、もちろんこれは「戦争」やあらへん。なぜなら戦争を起こすかどうか議会に投票させてへんからや。開戦の判断に議会は参加できへんのに、自分たちが参加してへん戦争に資金提供できるかどうかは投票しなあかんて。これはコントロール不能のサインや。こんなひどい茶番が繰り広げられてて、無能さと混乱を叫んでるんやけど、もっとずっとひどいことがある。最高裁が関税を無効にして、追加料金を支払わされた消費者も含め、無数の輸入企業も含め、あらゆる人々の訴訟が山積みになってきてる。彼らはきっと何かしら返還してもらえるやろ。どう解決されるかは分からんし、時間はかかると分かってるけどな。

でも、アメリカ政府に入ってくる唯一の新しい歳入やった1500億ドル(実際はそれ以下やけど)は今や根本的に危うくなってる。どれくらいまだ入ってくるとしても、たいした額やないやろ。その一方で、イランとの戦争前に5000億ドル……いや失礼、6000億ドルの国防予算増額を提案してた。それにイランとの戦争でさらに2000億ドルが加わる。今の国防予算が9000億ドルくらいやから、来年の予算に6000億ドル足して、イラン戦争に2000億ドルが加わる。一年で国防費をほぼ倍増させようとしてて、しかもその国は世界の他の国々を合わせたよりも多くを国防に使ってる国やで。

こんなのはもう完全に非常識で、みんな「どうやって賄うんや?」と思うやろ。政治的な理由から増税はできへん。アメリカは戦争を税金で賄うことは絶対せえへん。借金で賄うだけや。なんでか?税金で賄おうとしたら許してもらえへんから、借金で賄うんや。でもうちらはすでに世界最大の債務国やで。国家債務は35兆ドルや。そしてもはやAAAの格付けやない。スタンダード・アンド・プアーズ、ムーディーズ、フィッチ、三つの格付け機関が全員一致でAAAやない、かろうじてAAやと言うてる。

そやから8000億ドルをさらに借りなあかんのに、すでに兆ドル規模の赤字を出し続けてる。これを見ると、単純な算数や。ここで言うてることに特別な情報も秘密も何も要らへん。関連する数字を見た誰でもアクセスできる公開情報だけや。さて、これからどうなるのか?アメリカの外交政策全体に今必要な資金を借りる唯一の方法は、見たこともないような規模で借金することや。それで金利低下は終わりやで。昨日と今日、景気後退に向かってるという理由で金利を下げるだろうと言われてたFRBが、それをせえへんで「戦争の影響を見極める必要がある」と言うたのに気づいたやろ。マイケルは戦争が続くやろうから、その影響をかなり長い間見極めることはできへんやろうと言うてるわけやな。

でも株式市場全体が金利は上がると理解してる。アメリカのマクロ経済にとってこれはよくない。株式市場にとってもよくない。そして過去2年間地政学的混乱に賭けて金を買って大儲けした人たちへ――金を買うのはリスクがあることを忘れたらあかんで。金は何も払ってくれへんから。利子率がない。もらえる利息を保証してくれる機関もない。せやから金は金利が上がる時に価値が下がる資産なんや。お金は利子がもらえるところを探しに行くからや。何が起きたか?金はここ数日、ここ2?3週間で暴落した。この戦争が始まって以来、2年間上がり続けてた金は上がるのを止めただけやなく、急降下した。石油は上がったけど、金は違うんや。株式市場はこれら二つの動きで痛手を受けてる。金を積み上げてた人たちが、その金が急速に価値を失うことで大損してるからや。

これは非常に危険な局面や。金はかつて一種の指標やった。信頼できる指標やった。世界に問題が起きると、豊かな人たちが富を守ろうと金に走るから、世界の問題の指標になってたんや。かつてはドルに走ってたけど、過去2年間の金の上昇自体が、ドルはもはや安全な避難先やないという認識の上に成り立ってたんや。さて今、ドルはより悪くなってる一方やし、金もあかん。じゃあ金はどこへ行くんや?答えは皆目見当がつかへん。それが国際資本移動にまったく新しいレベルの不確実性と混乱を加えてるわけや――マイケルが少し前に話してたことにね。マイケルが話してたことへの直接的な影響だけやなく、今起きてることのマクロ経済的な波及効果によっても、国際資本移動は攻撃されてんねん。

その一方でアメリカは借入を増やして国家債務を大幅に増やす予定や。ちなみにそれらは両方ともトランプが是正すると約束してたことやで。戦争はせえへんと言うてた男がもう大きな戦争を複数やってるだけやなく、赤字も大きくなって国家債務も大きくなって、金利上昇にエネルギーコスト高騰が重なってインフレがさらに悪化する。それはもうその前提で投資活動が起きてる。これはもう完全に、混沌としたコントロール不能の状態になりつつあるんや。最後に、マイケルの心理的不協和という指摘に触れておきたいわ。心理的不協和が起きるのは周りの矛盾を脳に入り込ませる時だけや。アメリカはいつも、矛盾が存在するのにそれがないふりをすることで矛盾に対処するという、ユニークな能力を持ってきた。

この社会を動かしてる人たちは矛盾に直面せえへん。全部うまくいってる、ってな。それがどこから来てるか知ってるか?帝国が一世紀ただ上昇し続けてきたことからや。それが終わったという考え方がまだ認識できてへん。もう起きてへん。問題は悪化し続けてるのに、そこにないふりをしながら再考せなあかんのやで。

マイケル: リチャード、増税の代わりに借金に走って戦争に資金調達するという君の指摘は、まさにアダム・スミスが指摘したことやで。「国富論」の核心的な主張の一つは、戦争に資金調達するために対外債務に走ることへの反対やった。スミスは「いかにしてイギリスはその金利を払うために課税を余儀なくされる対外債務を避けられるか?」と言うて、解決策はいつも収支均衡の原則で戦争に資金調達することやと言うた。なぜなら国民が戦争の実際のコストを戦争中に自分で税として感じたら、そんな熱心に愛国的にそれを支持しようとはせえへんやろうからやて。

そしてイランについてやけど、先週わしらが話した時、イランが戦争を終わらせる条件の一つとして主張してたのが、アラブOPEC諸国はアメリカドルを金融資産の形で支援するのをやめなあかんということやったと思う。OPECのアラブ経済とアメリカ経済の間の共生関係を断ち切らなあかんという、それが上で述べた二番目の点やったわけや。アメリカの目標は世界の石油貿易のドル化、より正確に言えばOPEC石油輸出国の経済と彼らがこの半世紀の石油貿易で蓄積してきた金融的貯蓄のドル化やったんや。

ジョー・ケントという人物がいてな、元タルシ・ギャバードの首席補佐官で自身も安全保障顧問の役職を持ってたけど、昨日(3月18日)タッカー・カールソンの番組でつい数日前に公式に辞任したと言うてた。イランとの和平解決交渉に向けたアメリカの主要な要求は、イランが石油とガスをドル建てでのみ販売して、BRICSやその他の非ドル通貨ではなくドルで価格設定することを要求することやと言うてた。

まあ、この全体のポイントは、ドルでの価格設定そのものはそんなに重要やないということや。問題はアメリカへの融資という形で準備金を保持することで、ヨーロッパがロシアの3000億ドル相当のドル保有を没収したのと同じように、アメリカが自分のために掴んで使えるものを持つということや。せやからOPECの石油利益のドル投資はアラブOPEC諸国をアメリカの人質にしてきたわけで、イランはそれを認識してんねん。そしてそれが本質的に、石油とドルのこの繋がりを断ち切らなあかんと言う動機やわけや。

アメリカとOPECの関係にとって最も重要やったのは、彼らが輸出収益で何をするかということやったんや。石油資源を実際に所有しなくても、その貿易をコントロールできるんや。中東の首長国は資源を所有できるんや、これらの輸出からの収益、これらの資源からの収益が全部アメリカへの融資として送られる限りにおいてはな。そしてリチャードが指摘してくれたように、アメリカはその世界の貯蓄で世界への戦争に資金調達したいんやで、自分のお金でやなくてな。それがドル本位制や。それが帝国主義の新しい形や。キッシンジャーは1974年に、OPECのドル保有はアメリカ企業の実際の所有権と支配権という形を取るべきやない、と明確にしてた。もっと匿名性の高い債券や株式保有という形やとな。

せやから資本勘定でのこの側面こそが、石油貿易のドル化が本当に意味することや。もちろん他の国々はすでに多くの資金を、うちらが今見てるように実は機能せえへんかった米国製兵器の購入という形でアメリカにリサイクルさせてきた。戦うための兵器やあらへん。パレードで見せびらかすためのステータスシンボルで、高級車や有名な彫刻を持つようなもんや。見せびらかすためのものであって、防衛に使うためのものやない。そして突然、米国製兵器を買ってきた国々は「待てよ、使えへんやないか」と気づいたわけや。

昨日、ここ数日、マレーシア首相マハティールが2022年に言うてたことに大きな注目が集まった。マレーシアはマレーシア空軍のために、たぶん6000億ドル相当の非常に高性能なアメリカの航空機を買ってた。そしたら全部の空軍機にキルスイッチが仕掛けられてることが分かったんや。マレーシアが買ったどの飛行機もアメリカにコントロールされることができる。スイッチを押すと、スタックスネットがイランの遠心分離機を乗っ取ったように、アメリカのコントローラーが飛行機を乗っ取ってアメリカが望む場所に飛ばせるようになってるんや。

せやからマレーシアや他の飛行機購入国がアメリカの同盟国に対抗して防衛したり攻撃したりするためにそれを飛ばそうとしたら、アメリカは単に飛行機をコントロールして墜落させるか、反転させてその飛行機自身の国を爆撃させることさえできる。せやからほぼ金融フロートと同じ規模の米国の武器輸出という考え全体が、多くの場合一瞬にして吹き飛んでしもた。みんな「待てよ、飛行機が使えへん。買っても自分でコントロールできへんやないか。これは本当におかしい。これはどんな武器取引やねん」と言い始めてる。

1970年代の石油価格上昇後にOPEC諸国のこれらの貯蓄がどうなったかを見ると、多くが米銀行に預けられた。米銀行はそれを第三世界の国々(今はグローバルサウスと呼ばれる)に貸し付けた。最初からこの融資は返済不可能やった。他の国々のアメリカへの依存を食料輸入、貿易、そして世界銀行や米国のアドバイザーや学術界の「工業化せずに原材料に特化しろ、高コストの高度な製品やなく低コスト労働製品に特化しろ」というアドバイスに従うことで可能にするための融資やったんや。中国がやってたこととは正反対やな。

まあ、これらの融資は全部不良債権になって、ラテンアメリカや他のグローバルサウスの債券が債務削減されなあかんくなった時、グローバルサウス諸国への米銀行や債券投資のリサイクル全体が終わった。今日も似た状況に直面してるんやけど、同じグローバルサウスの国々だけやなくて、ガスから作られる肥料の高額を払えへん国々、石油とガスを払えへん国々、そしてこのガスから作られる肥料で育てられた輸入食品を払えへん国々も含めてや。全体がどれだけ複雑に絡み合ってるか見えてくる。タマネギの皮を剥くように、これが意味する層が次々出てくるんや。

これらはみんな、OPEC諸国が積み上げてきた貯蓄の蓄積全体に関係してるんや。カタールが精油施設の置き換えに何十億ドルもかけたり、アラブ共和国やアラブ諸国が作り上げてきた豪華な観光業や、こういうものが全部今や脅かされてる。そして突然、彼らはずっと永遠に増え続けると思ってた準備金を全部清算しなあかんようになった。全部拭い去られて、全部売り払わなあかんくなってる。大石油輸出国になって、莫大な観光・ホテル・不動産・金融プロジェクトに投資しようとした意味が何やったのか、という話や。それは悲惨な結果になってしもた。

最後に一点指摘しておきたいんやけど、イギリスのスターマーはここ数日「アメリカがNATOから撤退するなら、イギリスは自国の領土でアメリカ基地を運営させへん」と言うてる。

せやからトランプがやってきたことは、米国製兵器輸出の貯蓄手段としての市場を壊しただけやなく、もしかしたらついにヨーロッパをNATOから分裂させてしまったかもしれへんのや。ヨーロッパがNATOから離れたら、ロシアと戦う意味は何や?イランと戦う意味は?経済崩壊を防ぐための石油とガスへの必要性がトリガーやとしたら、それを避ける方法はロシアと中国とイランに対するアメリカの冷戦全体をやめることや。他の国々がこのアメリカの冷戦を支持せえへんようになったら、ロシア・中国・イランを破壊するという脅しで他国を支配しようとするアメリカの戦略全体が崩れ去る。アメリカは他の国々の経済を破壊してるけど、主に自分の同盟国のものをや。そして今や同盟国は「経済を破壊する帝国主義的冒険に乗り出さへんような国々との貿易・外交・金融関係に乗り換えた方がええ」と言いたいやろな。まあ、一言で言えばそういうことや。

ニマ: リチャード先生、続けてどうぞ。

リチャード: そうやな。戦争最初の2週間に質問が出た時、世界の多くが驚いたわ。一方のアメリカとイスラエル、もう一方のイランの代表者に「目標は何か?何を勝ち取ろうとしてるのか?」と聞かれた時のことや。アメリカはこんな混乱した答えを返した。核兵器は持たせへん、というけど、彼らはそれに同意してすでにそうしてるやないか。それはそこに居座り続けてる。ネタニヤフは来週までにイランが核兵器を持つ準備ができるかのように言い続けて自国民を脅してきた。

IAEA含む全ての中間機関も、アメリカの諜報機関でさえも「そこまで近くはない、たとえ望んだとしても」と言うてるのにな。まあ、次はレジームチェンジや。イスラエルはレジームチェンジと言うてるけど、それは文字通り指導者を殺して別の人に置き換えることを意味してるようや。それはテロリズムやで。常にそうやったんや。テロリストという本来の概念は、19世紀のロシアで皇帝を暗殺した人たちに適用されたんや。彼らは国の指導部を脅かしてたからテロリストと呼ばれた。

でも一番興味深いのはイランやで。ジャーナリストが期待するようなことを言えへんのや。少なくともジャーナリストが期待することとは違う。「爆撃をやめろ」とは言わへん。それはイランにとって戦争を終わらせる条件やない。それははっきりさせてる。「そんなことはする、もちろんだ」とはいかへん。そして説明するんや。聞いてくれ――「アメリカに中東から出ていってほしい」と。わあ。みんな「頭おかしいんちゃうか。何やそれ。『北米からアメリカ出ていけ』という古いジョークやないか」みたいな反応や。面白いのはアメリカが北米の一部だからやけど、これは面白くはないけど奇妙や。でも今から、なんでそうやないのかを説明しよか。

一番シンプルな説明は、イランの問題はこれやあれやということやない。ホルムズ海峡でも通過船舶でも、そういうことやない。イランの問題、彼らがついに理解せなあかんくなった問題は、世界のあの部分におけるアメリカの存在なんや。マイケルはペトロダラー、資本フローのコントロール、石油の価格設定、それら全部の詳細を教えてくれてる。そうや、でもそれが中東におけるアメリカの役割やろ。その一部を変えても、まあ石油は人民元やユーロや何かで取引できるようにもなれるかもしれん。それは問題やない。アメリカはほぼ前の世紀の大部分でそうしてきたように、今世紀の世界経済を動かしたいわけや。誰もそれに驚かへんはずやで。

でもイランは「それが問題や」と言うてる。わしの言葉で言えば「お前の帝国は静かに十分速く衰退してへんのや。お前はこの地域でうちらを困らせてる。お前は20世紀後半にこの地域で作り上げたものに必死にしがみつこうとしてる。そしてその真実は、1953年のモサデクを打倒したことから今の戦争まで連続線上にある。それは終わりのないプロセスで、うちらはそれが問題やと分かったんや」

うちらにはここにジュニアパートナーとしてイスラエルという厄介なものがある。でも誰もが分かってる、アメリカなしにはイスラエルという問題が生まれなかったか、そもそも今のイスラエル自体存在してへんかった。せやから問題はそこやない。「イスラエルと別の戦争をするな」と言うてるわけやない。ヒズボラがそれをやるのは十分や。うちらにとってそれが問題やない。本当に問題やない。問題はこれで、だからこそ「お前が出ていくまで戦争は終わらへん」なんや。世界は「何?ちっぽけな国がアメリカに向かってそう言うのか?」と言う。そうや、なぜならそれが今いる場所やから。この帝国の疲弊は今なんや。アフガニスタンならそれはできへんかった。貧しすぎるし小さすぎる。同じ理由でイラクも無理やった。ベトナムでさえ同じ理由でできへんかった。

でも今や人口9200万人がいる。ドローンとミサイルを永久に供給してくれる国と国境を接してる。せやから今これは、突然そんなに不平等に見えへん戦いになってる。アメリカではみんなそれをただ笑い飛ばす――中東から出ていけ、ってな。大間違いや。笑うのは分かる、それがこの現実に向き合う助けになるんや。でもそれは突きつけられてる問題を退けようとしてるだけや。

つきまとう疑問は「神様、あれほどイスラエルとアメリカから爆撃を受けても、本当に勝てるまで耐えられるのか?」ということや。そしてその考えが、ニマ、君の方がマイケルとわしよりも答えを知ってるやろうけど、あの国の中での葛藤、違い、対立を含むあらゆる複雑さを含めて――あらゆる国が持つけど、イランには確かにその分はある――彼らは十分長く持ちこたえられるのか?

なぜなら考えれば考えるほど、イランの指導部のあの並外れた発言――「アメリカが中東から出ていくまで戦い続ける」という――が狂気やないどころか、彼らが実現するために戦う気でいる、輝かしい可能性になってきてるからや。そしたら問題は「どこまでアメリカは衰退の段階を下りてきてて、今の政府がやってることに耐えられるアメリカ国民の忍耐力が、イラン人の忍耐力より先になくなるのか?」ということや。そしてわしが言えることは、わしらがここで話してるのは蝕みやということや。だからマクロに焦点を当てたわけや。今やってることで、この社会の結束は蝕まれてる。金利が上がって、インフレが再び上昇して、景気後退が来たら――全部これが始まる前より今の方が起きやすくなってる――そしたらイランは、アメリカは「張り子の虎」だということを、わしら他の誰よりも先に理解してた国として人類の歴史に残るやろ。中国から借りるけど「張り子の虎」やな。

マイケル: リチャード、イランがアメリカやその同盟国よりも長く持ちこたえられると思うのは、イランが世界に向けて「アメリカとイスラエルのテロと破壊を止めるために介入せえへんのなら、世界経済全体が崩壊するやろ、少なくともアメリカとそのヨーロッパやアジアの同盟国の世界経済はな。わしらは殺されても世界経済を道連れにせえへんってことはでけへん」と言えるからや。それが基本的なメッセージやし、すでにその覚悟を見せてる。なぜなら本当に選択肢がないからや。やめたら、またトランプが攻撃してくるやろ。指導者たちはそう言うてるし、それは確かにアメリカの行動様式の現実的な評価や。せやから世界が自分たちの経済的な破壊を止めるかどうかはその世界次第で、まだそれを真剣にやろうとしてへんのや。

ニマ: まとめる前に何か付け加えたいことは?

リチャード: いや、ただスターマーについてマイケルが言うたことにまだ反応してる。わしはヨーロッパに半分足を置いてる。家族がそこから来てるしね。あの引用は本当やとしたら、スターマーが何かに勇気を持ったなんて聞いたことない。彼のキャリアは終わりに差し掛かってる、本人は真っ只中だと思ってるやろうけど。労働党が議会両院で多数を占めて吹き込むように政権に就いた選挙をだいなしにしてしもた。それを全部台無しにしてしもた。ものすごく嫌われて人気がない。フランスのマクロンとタメや。うちらの視聴者のために言うと、先週の週末、日曜日に地方選挙があった。マクロンの与党は全部失った。右翼の国家主義者か左翼のラ・フランス・アンスミーズとその左翼連合のどちらかがよく頑張った。マクロンが代表する中道は全滅や。これは普通、国政選挙の前兆になる。

せやからヨーロッパ人がアメリカの外交政策を認識するまでにどれだけかかるんやろと思ってたんや。わしの言い方では「衰えゆく帝国」は、もはや一緒に物事を解決していく同盟国を持つ気がない。属国が欲しいんや。同盟国はうちらを豊かにしてうちらをより安全にする限りにおいて興味深い。それを十分やってへんから、彼らはヒルやで、何もしてくれへんって文句を言う。愚かやけど、どこから来てるかは分かる。支援が欲しいんや。イスラエルとの攻撃決断は協議されへんかった。ドイツ政府は先週、メルツがそれをはっきり言うてた――これはアメリカと支援する上で最も重要な経済大国やで。例えば知らへん人のために言うと、今この時点ではウクライナの最も重要な支援国はドイツや。

せやからドイツと連携せえへんことは言葉を失うほど愚かや。そしてあまり丁寧やない形で「軍艦を送ってくれないか」と頼んでる。マイケルが正しく指摘してたように、軍艦はないか、あってもほとんどなくて、長い間使う機会がなかったから大して機能せえへんけどな。そして怒ってる、彼らが「まあ、ご存知のように」と言うことに対して。スターマーは最初はそうやと言うたけど、キャリアが終わりやと悟ったんや――皮肉なことに、それに反対することで、そうしない全てのイギリス人のヒーローになれるから。神様しか知らんような考え方をしてる英国の愚かな保守党と、さらにおかしいファラージ改革党がアメリカを熱心に支持してる中でな。

せやからスターマー氏はたった今、アメリカに反対することが消えてしまわないための最良のチャンスかもしれないと気づいたんや。イランや英国帝国主義とは何の関係もない。彼はそれを一度も疑問視したことがないし、これからも絶対にしいへん。でも、ここに資本主義の歴史のまた別の例があると分かるやろ。わしの主張では、いつも国内の状況が戦争に行くかどうか、いつ行くか、どうやって行くか、いつ終わらせるかを決定するんや。そして2027年に起きることがこの国でその戦争を終わらせると思う。あるいはトランプが経済で展開し始めていることへの恐れが、戦争をやめなあかん状況に追い込むやろ。

そしたら問題は「注目のシフトに気付いたか?」ということや。もうアメリカが何をするかが始まりで終わりやなくなる。「イランはどうするか?」になるんや。もしアメリカが爆撃をやめて平和を宣言したら、イランはどうするのか?世界全体が今や、指導部の何人が生き残ってるかにかかわらず、イランの指導部が戦争を終わらせる基盤を作れるかどうかに注目するやろ。そしてイランはその準備ができてへんかもしれへん。そしたらトランプはあらゆることを虚勢でやろうとしてきた、そのことを踏まえると絶対にユニークな立場に置かれることになる。彼はそれを乗り越えられるやろけど。なんで分かるか?スコット・ベッセントのあのクリップのせいやで。「ロシアへの制裁を解除してる。イランへの制裁を解除してる、ロシアとイランを打ち負かすために。彼らが輸出するものに対して法外な価格を払って大金を渡してる。そしてそれが彼らへの打撃や?」これがあまりにも馬鹿げてて、本当に立ち止まって深呼吸して考えなあかんわ。多分、わしには確信はないけど、彼はたぶんそこまで馬鹿やないけど、口から出てることは馬鹿の二乗や。

マイケル: リチャード、機会主義者でさえアメリカから離れてる時、彼らは炭鉱のカナリアやで。イギリスで今週起きてることを見てみ。ガス料金が急騰してる。イギリスの賃金労働者は住宅の暖房費や電気代で非常に締め付けられてる。賃金労働者とその雇用主に降りかかる全てのエネルギーコストが急騰して、物事を明らかにしてる。そしてメルツやマクロンやスターマーとのヨーロッパでの問題だけやなく、韓国を見てみ。たった2日前、韓国議会が3500億ドルのアメリカへの「贈り物」を承認した。「うちらの輸出への関税を上げへんなら、トランプ大統領に3500億ドル渡す、あなたが投資して利益の大部分を持ってええから、ただ輸出市場を確保させてくれ」という話やで。

でも韓国はOPECの石油とガスがなければ何を輸出できるんや?これはトランプが約束してたことを全部壊してるやないか。韓国からの3500億ドルも、日本が送ると約束した5500?7500億ドルも、日本が韓国と同じエネルギー危機に直面してる中でな。昨日、日本の首相が来てて、反ロシア・反中国・親アメリカの首相が膝にきつく手を置いて座ってた。するとトランプは「うちらは本当に驚いた。イランは攻撃を予期してなかった。そして奇襲が戦争に勝つ方法や、日本を爆撃した時と同じや、あれは奇襲やった。もちろん最初はお前たちがな、真珠湾で爆撃したやないか」という会話が繰り広げられてたわけや。それが日本と、日本のアメリカへの服従を続けるかどうかという決断にどんな影響を与えるか想像してみてくれや。1930年代みたいに再び隣国を攻撃する夢を見るより、隣国と取引して利益を上げる方がずっとええやないか、というな。これはトランプが、このペースで行けば世界平和の再考をもたらすかもしれへんな。

リチャード: 今日だけでもいくつかのメールが来てるんやけど、読み上げたら目頭が熱くなるようなものやからやめとく。みんなすぐに理解したんや――真珠湾はハワイのあの湾の海軍基地を日本が攻撃したことや。一方でアメリカがやったことは、人類史上初めてで唯一、核兵器を二つの市民の街に落としたことや。広島と長崎は人口集中地域やった。一方の国は軍事目標を攻撃して、もう一方の国は核兵器を使った。ついでに言うと、来週は世界保健機関からの声明について話し合う必要がある。WHOがこの戦争で核兵器が使用される可能性を真剣に検討してると。公式にはそれだけやけど、非公式には消えてしまうリスクがあるイスラエルがそうせざるを得ないだろうという見通しのようや。どうすればええか分からへんけど、そんな考えが浮かぶと胃の底が重くなる感じがする。

せやから少し議論することがどれほど弱くても、そんな想像もしたくない考えに向き合う一つの方法として有益かもしれへんと思う。

ニマ: そうですな、そうですな。リチャード先生、マイケル先生、今日は本当にありがとうございました。いつものことながら、大変光栄でした。

リチャード: お気をつけて。

ニマ: お気をつけて。

スタニスラフ・クラピヴニク:バルト諸国がロシアを攻撃、湾岸諸国は崩壊へ

https://www.youtube.com/watch?v=qirByIpJTMM

グレン・ディーセン: おかえりなさい。元アメリカ陸軍将校で、ドンバス生まれ、その後故郷に戻られたスタニスラフ・クラニクさんにお越しいただいてます。また番組に来てくださってありがとうございます。

クラピヴニク: いつも光栄やで、グレン。いつも光栄や。でも今日は爆発の話やな。

グレン: 来てくださって感謝します。今日はかなりたくさんの会議やインタビューがあったと聞いてますが。えーと、イランへのアメリカ地上軍の話をしたかったんですが、その前に、バルト海のロシアの主要港へのこの攻撃について触れとく価値があると思います。ウクライナからドローンが飛ぶには1000キロ以上、ベラルーシを避けたらさらに遠くなる。それでも、どうやら南ではなくNATOの領土、バルト諸国を通って侵入したようです。これをどう理解されますか?実際に何が分かってますか?

クラピヴニク: まあ、そうみたいやったけど、実際そうやったんや。事実、そのドローンのうち二機、一機はエストニアの発電所の煙突に当たって、もう一機はラトビアの何かに当たった。ウクライナからポーランドとバルト諸国を経由して飛んできたのか、それともバルト諸国から発射されたのかは分からへん。どっちかに近いと思うけど、おそらく発射されたんやろな。いずれにせよ、たとえ飛び抜けてきたとしても、1機や2機やない。30?40機くらいのドローンが飛んできてる。そしてこれが初めてやない。せやから、二つの可能性がある。一つ目は、ポーランドとバルト諸国が完全に無能な政府で無能なセキュリティシステムしか持ってなくて、何でも自国の領空を飛び抜けても気にしないかコントロールできへんということ。二つ目のより可能性が高いのは、連中がグルやということや。この時点でロシアとの直接的な軍事的関与があるということや。特にバルト諸国については、直接の参戦国であるという結論しか出てきいへん。彼らはこの戦争の直接の参加者や。

グレン: まあ、ここ数週間、あるいは数ヶ月で、NATOはロシアに圧力をかけるという目標をほぼ明確にしてます。そのために船舶の拿捕や石油の没収を含むエネルギーへの打撃について、かなり露骨に話し合ってますよね。でもNATOの領土からの攻撃ということで、これはクレムリンに対して戦術を変えるよう、なんというか、どんな影響を与えてますか?もっと多くの一線が踏み越えられてることへの懸念があるように思えるんですが。いや、レッドラインとは言わなくても、してはいけないことの非公式なルールが全部投げ捨てられてるように見えます。

クラピヴニク: ええか、これが初めてやないんや。正直に言おう。5ヶ月前、エストニアの真ん中でドローンが落ちて爆発した。エストニアは口をつぐもうとした。それでもインターネットにはドローンが当たった弾痕の写真が漏れ出てきた。大量の爆発物を搭載したドローンの残骸があった。スコフ空軍基地への攻撃はウクライナからやなかった。エストニアから47キロのところから来たんや。わしはウラジーミル・サルヴォールのところに出演した。大きな政治トーク番組の一つやけど、ウラジーミル自身、この分野のトップの一人やけど、「エストニアの頭をかち割って見せしめにせなあかん」と言うてた。わしも同じ意見や。見せしめが必要や。エストニアは反ロシア、ロシア嫌いと言うても、そんな言葉じゃ彼らを突き動かしてる精神病的な憎悪の半分も表せへんほどや。彼らは完全に腐ってる。

国民の約50%がロシア人やのに。ナルヴァは1200年代かそれ以上前からロシア人の街で、95%ロシア人の街やのに。「これはソ連が押しつけた移民や」という言い訳は通らへん。実際のところ、お前らはロシアの土地に住んどるんやから、出ていけということになる。バルト諸国というのはな、正直に言えば、1917年まで現在のような形では国民国家として一度も存在してへんかった三つの完全に人工的な国や。まずロシア帝国の崩壊によって作られ、次にソ連の崩壊によって再建された人工的な存在や。正直に言えば、この土地はポルタヴァの戦いでカール大王を破った後にスウェーデン人から購入したんや。ピョートル大帝はスウェーデン軍を打ち破ったけど、敗北を少し飲み込みやすくするために、スウェーデンから征服した土地の代金を払ったんや。その証書には住民についての記述はなく、土地はその地域の不動産としてロシアに譲渡されたんや。せやからそういう話をするなら、住みたければ住んでもええし、出ていきたければ出ていけばええ、でも土地はスウェーデンから購入したことでロシアのものや、という話になる。ナルヴァは中世初期からロシア人が建設した完全にロシアの都市や。

エストニアの人口のほぼ50%が、せいぜい三流市民として扱われてる。二流市民でさえない。何の市民権も持てへん。「グレー・パスポート」を持ってるだけや。そしてこの同じナチス的な存在が毎年SSのパレードをやって、政府高官が参加して演説する。党の路線に従わない者を逮捕する警察国家的なナチス的存在が、今や軍事ではなく民間インフラへの直接のドローン攻撃のために自国の領空を使わせてる。この国の指導部はもう十分すぎるほど報いを受ける資格を稼いだと思う。抑止力を再設定する必要がある。エストニアみたいな国は抑止力を再設定する最適な標的や。彼らが期待してるのは、何をやってもロシアはウクライナ人を叩くだけで、わしらのことは叩かへん、あいつら「肉」を下で殺しとくだけで、わしらは好きにできる、ということや。でもいつかそれは帰ってくる。わしはもうその時点に来てると思う。しかも大きなテレビやトーク番組、軽量級やない、真剣な人たち、わしが言うたように2時間前にまさに収録してきた主要政治トーク番組の二つのうちの一つで、「エストニアの壁を血で染めるべきや」とはっきり言うてた。これは積み上がって応答しなあかんという大きな圧力が生まれてきてるサインや。エストニア人がこれを聞いてることを願う。お前らはあらゆるレッドラインを踏み越えた。もうレッドラインは存在せえへん。エストニアは自分で招いた運命を受け取る資格がある。国民がその政府を支持してる。市民権を持つ国民、つまりエストニアの人口の半分以下やけど。ほとんどの若者はエストニアを去ってもう何年もエストニアに住んでへんからな。でもまだそこにいる人たちはエストニアを破壊に向かわせる政府機関を支持してる。少なくともナルヴァ以外のエストニアを破壊に向かわせる。まあ、各国それぞれの道を選ぶんやな。

グレン: そうですね。過去4年間、あるいはそれ以上、ロシアがウクライナを終わらせたら次はバルト諸国に向かうという主張があった時、わしはほぼ被害妄想やと言い続けてきました。でもこれらのエスカレーションを見ると、もうほぼ間違いなく紛争が広がっていく流れになってますね。もちろんNATOの領土に入っていくと、エスカレーションがどう展開するか多くの未知の変数がありますが。それがラブロフのコメントにも繋がってきます。ラブロフはイランに目を向けながら、イランとロシアのつながりを考えれば多くの専門家はすでに第三次世界大戦の中にいると考えてると言ってましたね。これらの紛争はどれだけ本質的に繋がってると思いますか?

クラピヴニク: めちゃくちゃ繋がってくると思うで、特に中国が何らかの形で参入してきたらな。ええか、そもそもこれらの紛争は繋がる必要があるか?そもそも存在する必要があるか?ない。西側が完全にこれらの紛争を醸成するためにあらゆることをやってきた。ウクライナではプロキシを通じて間接的に、イランでは直接的に非合法な攻撃と一般市民の大量殺戮という形で、今はイラクでも、それ以前はイエメンもあったけど別の紛争として数えることもできる。でもこれらの紛争は広がっていく。西側は戦争に向かって突き進んでる。一部の政治家を除いて、旧オーストリア=ハンガリー帝国、もしかしたら将来また何らかのオーストリア=ハンガリー連合みたいなものになるかもしれへん国々の政治家を除いて、西側のほとんどのリーダーはサイコパスや。エプスタインのエリートどもや。自国民が何人死のうとまったく気にしない。自分たちが標的になる時だけ気にする。でも自分たちがそうなるとは思てへん。小市民が死ぬのが前提や。小市民はどうでもええから。世界から炭素が減るだけ、みたいな感じや。でも彼らは突き進んでる。これらの紛争が広がり、拡大するよう全力を尽くしてきた。バルト諸国に戻るけど、ロシアはこいつらに対してずいぶん我慢してきたわけや。エストニアを通じて何件のテロ計画が通過したか知ってるか?最近もポーランドからブーツのインソールに爆発物を1.5グラムずつ仕込んだトラックが入ってきた。電気式のブーツのインソールで足を温めるやつで、寒い地域の軍人や難民向けや。ほんま絶え間ない、絶え間ないテロが国境を越えて入ってきてる。これら連中が支援する絶え間ないテロが。いつかは忍耐が尽きる。モスクワがどれだけ忍耐強くても。そしてモスクワの忍耐が連中をさらにどんどん狂気的なことをやらせてきたと思う。バネがこれだけ圧縮されてきたから、反動は極めて激烈で血まみれのものになる。ロシア人についての二つのことわざがあると言うやろ。グレン、聞こえてるか?

グレン: はい、すみません。少し固まってました。

クラピヴニク: 一つ目はな、「イワンは立ち上がるのが遅いけど、立ち上がったら血が流れる」や。もう一つは「ロシア人は馬に乗るのは遅いけど、一度乗ったらものすごい速さで駆ける」や。今まさにそこに向かってるんや。連中はロシアが戦争を拡大したくないのを弱さと勘違いしてる。そのうちその「したくない」という気持ちがついに消えてしまうと、連中は苦しんで、「なんでわしらが」と泣き言を言う。イスラエル人が攻撃された時に言うことと同じや。8年間ロシア人を殺し続け、殺し続けてきたウクライナ人から、ドンバスだけやなく、なんでわしらが攻撃されるんや?という。「クライベリー(泣きながらいじめる奴)」やな。いい言葉があるわ。クライベリー。いじめ回って叩かれると被害者面する。でもそれが今起きてることや。幸いにも、それが起きてる。

グレン: そうですね、それについてはさっき話しましたね。NATOはこのソーセージを薄くスライスするような段階的なエスカレーション戦術を好む一方で、ロシアは我慢して大規模な反応に出る傾向がある。それがNATOにとってエスカレーション優位についての誤算、あるいは妄想さえも生み出してることが多いですよね。ただウクライナ戦争では、西側がロシアのエネルギーから自分自身を切り離すという結果にもなりました。これは国際的なエネルギー市場と経済に大きな衝撃を与えましたが、中東での戦争で今起きてることと比べれば何でもないように思えます。どう見てますか?今日戦争が終わったとしても、それはないやろうけど、エネルギーの混乱や肥料への影響の余波は長く続きそうに見えますが。

クラピヴニク: そうやな。わしはただのイケメン戦争屋やないで。サプライチェーン管理もやってきた。サプライチェーン管理ディレクターや。ハリバートン、いや待ってキャメロン・ハリバートンでな、ユーラシアの地域サプライチェーンマネージャーやった。そこでは坑口、インフラ、掘削、地上インフラを扱って、それからテクノントでの建設プロジェクトのサプライチェーンディレクターもやって、モスクワ製油所の新しい区画を拡張してE95を作るプロジェクトや、アムールのLNGプラントの150億ユーロプロジェクトの3フェーズのうちの1フェーズを建設するプロジェクトに関わってた。ガスプロムの最大のLNGプロジェクトやったと思う。せやから金属構造物、梁の発注にかかる時間、さまざまな容器の設計、製油所の拡張だけでも、E95ガソリンを作るための非常に大きな製油所や。約120の容器があった。ほとんどは1?3メートルの長さやったけど、78メートルのものが数本あった。これは巨大な構造物や。78メートルの容器を現場に運ぶだけでロジスティクスは地獄や。文字通り大型クレーンで建物を数棟持ち上げて、トラックを通さなあかんかった。ちなみにトラックの分がさらに長さに加わる。これらの構造物は全部手作業や。設置されるまでがどれだけ時間がかかるか分かるやろ。しかもただの設計通りのパイプやない。さまざまなフランジや追加のセクションが溶接された巨大なパイプで、全部手作業や。水圧テストをして、乾燥させて、納品して、また水圧テストして、また乾燥させて、最終的に所定の位置に吊り上げる。78メートルや。トラックを加えるとほぼサッカーグラウンドの長さになる。これを作るのに7?8ヶ月かかる作業や。

なんでこんな話をしてるかというと、カタールの製油所へのミサイル攻撃の被害写真を見てるからや。損傷した部分を片付けるだけやなく、こういう容器は一度穴が開いたら溶接で塞いでも圧力を保てへん。スクラップになる。片付けてスクラップにして、新しいものを作らなあかん。また受注生産や。大量生産はされへん。バルブはある程度大量生産できる。プロジェクト用や在庫販売用にも大量生産されてる。でも誰も「一度に十数か所の製油所を全部再建する」なんていう生産規模を想定してへん。そんな量のバルブは在庫に当然ない。まず鉄鋼を調達するだけでも、製鋼所からの受注後の待機期間が普通1ヶ月から1ヶ月半かかる。大きな鋼塊に鍛造されてから切り出して加工するような鋼材の場合や。特殊合金鋼ならさらに時間がかかる。少量生産やから。こういうことを全部考慮せなあかんし、さらにこういう設備を大量に生産できる国はどこかというと、ロシア、中国、そして少し劣るアメリカしかない。それよりずっと少ない量ならインドとブラジル、さらに微量なら他の国もある。ヨーロッパはこの話から完全に外れてる。理由を言うたろか。ヨーロッパは安く鉄鋼を生産できへん。そして今ヨーロッパはそもそも鉄鋼を生産できへん。ガスが要るからや。ヨーロッパにはもうガスがない。簡単に言うとこうや。何を払っても、文字通り市場に20?25%少ない天然ガスしかない。期間。

「ドリル・ベイビー・ドリル」みたいなトランプが言うことについては、確かにもっと掘るべきやと思う。でもここが肝心なとこや。油田や天然ガス田を経済的に採掘できる状態にするには、最初の試掘井を掘って埋蔵量の正確な位置を確認した日から、配管などを全部整備して一定量を輸出できる状態になるまで、3?5年かかる。立地条件やその他の問題によるけど、平均すれば危機は来るんやなくて、もう来てる。次の波が来てる。食糧不足や。社会崩壊、飢餓による社会崩壊や。それが来てる。真夏頃には食料価格が急騰する、もっと早いかもしれへんが。今は燃料や。でも燃料の話だけでも見てみると、今ちょうど南ヨーロッパは植え付け時期や。2週間後には北ヨーロッパの植え付け時期になる。寒気が来ても3週間ほどで。いずれにせよ、もう4月はすぐそこや。肥料以外に植え付けに何が要る?大量の軽油や。100エーカーあったら、牛や雄牛に引かせて100エーカーを耕すことはできへん。それは膨大な土地や。小さな家族農場なら数ダースエーカーくらいは耕せるかもしれへん。でも何百エーカーもある大きな農場では物理的に無理や。トラクターが必要で、それが現代農業を生み出したわけや。農場に十分な人手がない。十分な役畜もない。昔ながらの鍬もそんなにないし、見つけられるかどうかも怪しい。何が要るか?比較的安価な軽油が大量に要る。ちなみにそれがロシアが植え付け時期が終わる5月中旬頃まで軽油の輸出を禁止してる理由や。世界の状況を考えるともっと長く続くやろな。せやからまず、軽油がなければ植えられる量は限られる。それが現実や。そして肥料の話になるけど、ロシアは世界の化学肥料の40%を生産してる。カタールは世界の化学肥料の30%を生産してた。ヨーロッパはゼロや。ガスが高すぎて、カリウムも高すぎるから、ヨーロッパはもう肥料を生産してへん。実はアメリカも十分な肥料を生産してへん。アメリカは昨年5億6000万ドル相当のロシア産肥料を買った。今年はあらゆる状況を考えると10億ドルに近づくやろ。ヨーロッパはそれを手に入れられへん。一つはカタールを失ったから、二つ目はロシアから自分を切り離したから、三つ目はそもそもロシアはウクライナにロシアを殺すための装備と金と傭兵を送り込んでるヨーロッパとは商売したくないということや。ロシアは悪だ、ロシアを破壊しなければならない、と政治家が絶え間なく言い続けてる連中とな。まあ、ロシアはそれを聞いてる。そやけど今や完全な食糧危機を前にしてるわけや。

友人がいてな、北イタリアで政治学の教授してるんやけど、4ヶ月前にわしに話してくれたのが、イタリアの下層階級の家庭は4週目になると自分たちを食べさせられへんと言うてた。お金が尽きる。4週目になると食べるのに困る、家族を養うのに苦労する。そこに食料価格が急騰したらどうなるか?階級的な飢餓が起きる。国全体が飢えるわけやなくても、下層階級や下位中産階級が文字通り飢え始める。食事を抜くだけやなく、本当の飢餓や。そしてその後ろに三つ目の波が来て、それは冬と呼ばれるものや。ええロシアのことわざがある。「冬は山の向こうにあるわけやない」というやつや。冬はいつも気にしとかなあかんもんや。春が来ても、冬の準備をする。そしてその冬が来て、ガスがない。これは少なくとも1年半から2年続くと思う、カタールのガス田を立ち上げるだけでも。ああ、ちなみに話が脱線しっぱなしで申し訳ない。

インフラプラス、全部ぶら下げるための鉄鋼構造物の話をしてたけど、それは坑口の話はまだしてへん。坑口が損傷してる場合、上部の坑口、クリスマスツリーや噴出防止器は呼び方が場所によって違うけど、それはまだ交換できる。でもバルブやサブコンポーネントは比較的大量に生産されてるとはいえ、それぞれの坑口専用に設計されてる。でもまあ交換はできる。問題は井戸自体が損傷してる場合や。パイプが折れてたり、破片が井戸の中に落ちてたりしたら、普通は磁石で引き出すか、ドリルで入り込んで掴んで引き抜く。その後新しいパイプを入れてセメントで固める。これ全部に時間がかかる。井戸が深刻に損傷してたら、井戸を封鎖して新しい井戸を掘らなあかんくなる。そしたらさらに何ヶ月もかかる。被害の広さによるけど。衛星写真と高高度のドローン映像と火災の動画しかないけど、わしの見立てでは1年半から2年は何もできへんということや。そして肥料生産にどれだけ被害が出たかという問題もある。天然ガスから出てくるガスからアンモニアを取り出すことが多いからな。

そしてもう一つ人的な問題がある。労働者を呼び込まなあかん。高品質の熟練労働者やエンジニアを。彼らの多くは戻ってこえへん。また戦闘地域になる可能性のある場所には行きたくないからな。海水淡水化プラントが破壊されてたら、物理的に戻れへん。あの環境では水なしには生きられへんから。あの地域全体がその海水淡水化プラントで生きてるんや。カタールとバーレーンは飲料水のほぼ100%が海水淡水化プラントから来てる。これには多くの動く部品があって、全部今や狂ってしまってるということが分かってくる。これは複数年、下手したら5?6年の問題になりうるんや。

そしてもう一点考慮せなあかんことがある、どうなるかは生きて見てみないと分からんけど。これらの人工的な湾岸南部アラブ諸国の多くは、実際の国家というよりも一つの家族が経営する企業に近いということを考えなあかんわ。せやから今これらの首長たちにとっての問題は、何兆ドルもため込んできたけど、今それらの兆ドルを全部使って全部再建しなあかんということや。莫大な投資、片付け、再建、被害の規模によるけど、3?4?5年の投資になる。その間ガスや石油が出ないから収入もない。これをやるのか、それとも見切りをつけて今いる国で持ち出した兆ドルや数十億ドルを持ったまま高みの見物をして、その「擬似国家」のことは忘れるのか。多くの要因が絡み合ってるし、被害はまだ終わってへん。この紛争がどこへ向かうか分からへん。もしアメリカがこの週末から来週にかけてトランプが脅してたようにイランのエネルギーインフラを攻撃したら、完全に再建されて稼働するまで10年くらいかかるかもしれへん。これらの油田やガス田やインフラは今の状態になるまでに30?40年、時にそれ以上かかってきたんや。それが非常に短期間で全部破壊されうる。

グレン: そうですね、湾岸諸国を国家を装った企業と言いましたが、大げさやないですよね。カタールみたいな国を見ると、人口の10?15%しかカタール人やない。残りの85?90%は外国人ですから。砂漠の中の石油で、その周りに不動産を建てて、エネルギー市場を構築してきた。問題は状況が悪化し始めると、人々自身が去っていくから全てが非常に難しくなる。技術的な問題だけやなく、イランの目標がアメリカの基地を追い出すことで、湾岸諸国がアメリカとのデカップリングを拒否するなら、これらの国家の存続可能性自体を狙ってくるわけです。海水淡水化プラントを攻撃すれば水がなくなる。砂漠ですからね。労働者が逃げ始めると国全体が機能停止する。この「企業国家」が世界経済にどれだけ依存してるかは実に驚くべきことです。では別の問題として、ロシアとイランのリンクをどう見ますか?NATOがウクライナをロシアへのプロキシとして使ってきた過去数年と同様に、ロシアも似たような立場に置かれる可能性があるのではという懸念があります。ミサイルや標的情報の提供についてはどうでしょう?ヨーロッパがイラン戦争にどこまで関与するかによりますか?

クラピヴニク: ええか、ロシアはもうそこにいる。現実的に話しよう。ロシアが標的情報を渡すかどうかという問題やない。もう渡してる。中国も渡してる。さっき言うたことは中国には当てはまらへん、ロシアは初日からそこにいたんやから。中国は今ようやく動き始めてる。中国は重商主義や。昔からそうやった。軍事的な文化やない。元々そういう文化やない。どちらかというと商人文化や。取引が好きや。軍事的な征服は好きやない。何度も征服されて、その度に征服者を同化させて普通にビジネスを続けてきた。でも今は「イラン人は勝つやろな」と思い始めてる。成功は成功を生む。そして「まあ、投資できるかもしれへん。背中を押せるかもしれへん」となってる。ロシアは初日からそこにいてた。イランのドローンを開封したらロシアのチップが搭載されてて、コンピューターの会社名がキリル文字で書かれてるという苦情が2日目から出てたくらいやからな。まあロシアや。MiG-29やSu-35の戦闘機パイロットの訓練には1年から1年半かかる。4ヶ月でも5ヶ月でもない。S-400の管制・指揮ブロックを操作・指揮する士官の訓練には1年かかる。3?4ヶ月やない。せやからそういうものは動いてる、という結論は自分で出せるやろ。ロシアはイランに6ヶ月間で多くのアップグレードを提供した。アビオニクス、推進システム、標的指示、旧式機体のヘッドアップディスプレイ、そして現代的なジャミングシステムを搭載させた。全部実戦テスト済みの仕様や。ロシアのミサイルにはヒートフレアが付いてる。ロシアの弾道ミサイルや巡航ミサイルには飛行機みたいにヒートフレアが付いてる。ウクライナ人が撃墜しようとすると、飛行しながらヒートフレアを撒き始める。初めて見た時は「ほう、面白い技術やな」と思うたわ。グラン3は基本的に、ゼレンスキーが文句を言うやつやけど、ロシアの生産規模はイランに送れるくらい大きい。イスラエルがカスピ海を攻撃した時、ロシアがそこには手を出すなと強い警告を出した。そうせえへんとイスラエルにとって悪い結果になると。なぜならロシアとイランの貿易に干渉してることになるから。そしてその貿易のかなりの部分がトランスポンダー信号なしで行われてる。二足す二を足して自分で考えてくれ。ロシアはもうそこにいる。そりゃ当然、ロシアはアメリカへのプロキシになる。アメリカは4年間ロシアへのプロキシをやって、それを認めてきた。トランプが「うちらの戦争やない」と言い出してもな。そりゃお前の戦争やで、トランプ。なぜなら1年半経ってもバイデンの戦争から距離を置いてへんのやから。それはお前の戦争や。これからどこへ向かうかは分からん。でもロシアとイランにとって、ロシアにとってイランの陥落はウクライナよりほんの少し小さいだけの実存的な危機や。なぜならイランが落ちたら、中央アジアとコーカサスがNATOとアメリカの不安定化工作、イスラム聖戦主義者などに完全に開かれてしまうからや。そしたら直接ロシアの国境とロシアの一体性を脅かす、特に3000キロの長さを持つカザフスタン国境沿いでな。ロシアがそれを容認するはずがない。失礼、最後のイラン人とロシア人まで戦い続ける。アメリカはそこでは勝てへん。実際、みんな今やアメリカが地上軍を投入して虐殺が始まるのを待ってる。イランの外務大臣がインタビューで、名前がいつも思い出せへんけど。

グレン: アラグチですね。

クラピヴニク: そうや、顔は浮かぶけど名前が苦手で。イランの方々には失礼ながら。「アメリカが地上部隊で来るのが怖くないか?」と聞かれたら「待ってるんや」と言うてた。文字通り「来てくれ」と。手で始末しようっていうことや。いや文字通りではないかもしれんけど、多分そういうことや。準備できてる。待ってる。要塞や。イランは世界最大の要塞や。地図を見てみ。地形図を見てみ。これが米軍が絶対に攻め落とせへん巨大な要塞やということが分からんのなら、いくつかの島を取れて、そこからドローンとミサイルで昼も夜も絶え間なく叩かれて死傷者が増え続けるかもしれへん。それはできる。でも意味のある進撃は?テヘランに向かって進撃する?地図でテヘランがどこにあるか見たか?何キロの山岳地帯を行進するつもりや?ハリウッド映画やない、これは現実や。そもそも兵站の負担が極限まで大きいし、アメリカには物理的にそれをやる能力がない。陸上軍事力やない。海軍力と空軍力や。陸上軍事力やない。アメリカ陸軍プラス海兵隊で約55万人いるけど、それが全部戦闘員やない。戦闘員は多分12万人ほどで、国家警備隊と予備役を含めてな。残りはわしらが「灰と屑」と呼ぶもので、情報将校や工兵や憲兵みたいな戦闘支援、そして他の全てを含む戦闘支援サービスや。100年か120年前は軍の一部とは見なされてへんかったけど今はそうなってる人たちや。チームスター、整備士、コック、経理担当、衛生兵。歴史の本に「誰それが10万人の軍を率いた」と書いてあったら、槍兵でも剣士でも何でも、ある種の歩兵か騎兵や砲兵やと分かる。でも今わしらが軍と呼んでるものは全員が戦闘員やない。どの時代の軍にも一般市民や契約民間人の長い列が付いてきてた。物資を運んで、壊れた鎧や銃を修理して、軍は常にこの大きな列と共に移動してた。ちなみにそこには売春婦も付いてきてたし、服を洗う妻たちも付いてきてた。人間の大きな列が常に付いてきてた。ナポレオンがモスクワに行進した時も同じや。軍の後ろに野外で軍を維持するのに必要な仕事を全部やる巨大な人間の列が付いてきた。今は全部それが軍の仕事や。でも繰り返すけど、兵士ではあるけど戦闘員やない。戦闘の訓練は最小限かゼロに近い。射撃場に一二度行って、銃剣術を一二度練習して、基本的な歩兵技術を少し練習して。それを覚えてへん。得意でもない。そのために作られてない。でもこれが全部アメリカ陸軍や。「50万人いる」と言っても、12万人しかこの肉挽き機に投入できへん。イランには150万人以上が自国で復讐を待ってる、しかも全員が実際の戦闘員や。残りの社会が後ろで他の必要な仕事を全部やる。10対1で数で負けてる。防衛側で山岳地帯の構築された防衛陣地にいる。これは自殺と同義や。

アメリカが徴兵を始めようとするとしたら、なんといったっけ、今頭から飛んでった。そうや、18歳になったら選抜徴兵登録をしなあかんのや。わしも登録せなあかんかった。事情通から聞いてるのは、それが今や非常に悪い状態で、整理して組織化するだけで4?5ヶ月かかると言われてる。コンピューター化されて整理されてから、人を呼び込み始めて、準備せなあかん。でもそこで問題になるのは、アメリカ人の40%が肥満で、30%が太り気味ではあっても病的な肥満やない。その30%が全員体型を維持してるわけやない、ただ体重の分類が太り気味やないだけで。太り気味の分を多少は走って落とせるけど、それにも時間がかかる。アメリカ陸軍、いやアメリカ軍全体は昨年2025年に肥満率がおよそ22?23%やった。わしが軍にいた時、2004年7月18日に除隊したけど、1%も肥満率はなかった。許されへんかった。でも今や採用が非常に落ち込んでるから、イラクやアフガニスタンのような場所に6?7回または6?7年派遣してきた人員を使い果たして、その人員が帰宅して「軍に入るな、割に合わへん」と言うてる。充分な人間が集まれへんから基準を下げてどんどん下げて、今や肥満率が22?23%やという有様や。狂ってる。4人に1人の兵士が10メートル走ったら心臓発作で倒れるかもしれへん。テキサスから国家警備隊を呼び集めた時、全員デブで?兵やのにという問題がはっきり出た。こんな大きくて、何かまずいことが起きた場合に弾丸を吸い込む大きな標的になるだけで、戦闘能力がない。これだけ真剣に言うてる。正直、唯一の戦闘能力はバイキング料理のフードバーを制圧することくらいや。

笑える話かもしれんけど、これが戦闘の現実や。戦闘は容赦ない。人間が別の人間にできる最も残酷なことは腹を開けたり頭を吹き飛ばしたりすることやけど、それが現実や。体力がなければ生き残れへん。生き残れないかもしれへん。体力があっても、あの破片が自分の頭を吹き抜けるか戦友の頭を吹き抜けるか、あるいは二人とも外れるかは大いに運次第や。でも十分な体力がなければ、その種の圧力に耐えられずに死ぬ。それが現実や。それが今のアメリカ軍の実態や。完全に率直に言えば、これはトランプが投入しようとしてる軍隊で、将軍の誰一人反論しいへん。全員が将軍職の後に続くキャリアを守りたいから。百万ドルのキャリアが退役後に待ってるから。このトランプが、自分の土俵で死んだ女性や子供の復讐を求めて戦う、5000年続く文明の人々との戦いの肉挽き機に投入しようとしてる人々がこれや。

グレン: そうですね、イランを要塞と表現したのは非常に的確やと思います。イラクの約4倍の大きさで、純粋に山岳地帯で9000万人が住んでる。さらに外側には海があって、城壁を攻略するのをさらに難しくしてる。それでアラグチ外務大臣が「ぜひ地上部隊を送ってくれ、近づけば近づくほど倒しやすい」と言うてたわけですね。でもアメリカが数千の兵士を送るとすれば、何のためになるのか。カーグ島は難しすぎる、問題が多すぎる、サウジアラビア経由でも難しいし、そこでも的になるだけですね。でもトランプが本気でホルムズ海峡を開けてリスクを賭けようとするなら、海峡近くの三つの島、特にアブームーサ島と大小トゥンブ島がありますね。UAEが1971年にイランが取ってから以来クレームしてるわけですが、UAEが突然「イランとの戦いに参加するかも」と言い始めてる。どこからこの熱意が来るのかというと、もしアメリカがこれらの島を返すと約束してるなら、アメリカがホルムズ海峡の支配権を得てUAEが島を取り戻すというトレードオフかもしれへん。憶測ですが、数千の地上軍で何が達成できると思いますか?

クラピヴニク: まあ、これらの小さな島は狙ってくると思うで。あるいはイランの北海岸線、比較的平坦な部分もあるけど、そんなに遠くないところで山岳地帯に入る。問題は島にいても海岸線にいても、全部の幅が何キロかということや。最も狭い地点で36キロや。何が50キロ飛べるか知ってるか?特に中継ドローンを上に置いたFPVドローンや。最大20キログラムの爆発物を搭載できるFPVドローンは、RPGの弾を二発括り付けてアメリカ人やUAE兵を狩りに行ける。毎日毎日これをやり続けられる。しかもあれらの島は36キロの幅やない。まず通過する全ての船を狙える、なぜなら先端の周りは水深が浅くてスーパータンカーは通れへんから、疎水路を通るしかない。ちなみにこの疎水路は定期的に浚渫して維持せなあかんものやで。その疎水路は幅2700メートルで、最も近い地点のちょうど真ん中を通ってる。スーパータンカーは巨大な標的や。あれを一隻か二隻その真ん中で行動不能にしたら、浚渫して取り除くまで何も通れへん。アメリカの駆逐艦が浅瀬を通れるかどうかは分からへんけど、スーパータンカーはそこまで浅くないから通れる。せやからすぐに通路を封鎖できる。でも北の島々は全部本土から15?16キロ以内にある。全部FPVドローンの射程内や。家族を失ったり兄弟姉妹を失ったりして復讐を求める若者300人を集めて、VRゴーグルを渡してドローンの操作を教えれば、半分はすでに操作方法を知ってるやろ。VRゴーグルと1ダースのドローンを渡して「アメリカ人かUAEを狩ってこい」と言えば、大きなゲームになる。あいつらは全ての木の下、岩の下に隠れられる。見つけようとしても。おそらく2人一組のチームで動く。投資額は4?500人で3000?4000機のドローンを飛ばして、上陸した海兵隊員1人あたり数機のドローンが向かう。負傷者はどうやって撤退させるんや?どうやって補給するんや?そしてこんなこともある。MI6、まあウクライナ人やなかったと言うてるやつやけど、あれはMI6や。「シャドー艦隊」の船、ロイズ・オブ・ロンドンの保険に入ってへん船を、エーゲ海の島の一つの沖でFPVドローンにRPGの弾を括り付けて群れで突撃させて攻撃して損傷を与えて炎上させた、3?4ヶ月前のことやけどな。あれはどんな船にも使える。アメリカの船は100機のドローンが波状攻撃で飛んできたら生き残れへん。馬鹿げてる。必ず突破される。そんなに多くなくても突破できる、1機1機の破壊力がこれだけあれば。十分に損傷して燃えてる時に、350人の乗組員が乗ってるイージス駆逐艦が炎上してたらどうするんや?これは急速に連鎖する可能性がある。使われるか?おそらくな。そこで使われるやろ。自殺任務になるか?カーグ島に向かうのと同じくらいの大混乱になるやろ。もっとひどいかもしれへん。イラン人にとっては全ての装備で射程内に入ってくるもんやから、あの島を叩き続けるのはカーグ島より楽や。本土の山岳地帯ずっと近いから。せやからトランプに陸上での良い解決策はない。あるのは大きな失敗と犠牲者と大混乱だけや、大きくなければということもあるけど、最善はそもそもやらないことや。でも今わしの見立てでは多分やるやろな。望んでなかったけど、もう抜け出す方法が分からんから突き進んでるように見える。唯一の理論が倍増して三倍にして四倍にして馬鹿倍にするということや。「大勝ちするトランプ」さんや、彼自身の言葉でビッグリーに勝つ。「大勝ちするトランプ」さんは多くの男たちを死地に送ることになって、多くの孤児と未亡人と息子娘を失った親たちを残すやろ。なぜなら自分がこんな戦争を始めるような馬鹿なことをしたという罰を受けて折れることができひんから。その代わりにただ拡大する。

残念ながら、わしは事態が違う展開になってほしかった。でもそれがわしらが直面してることやと思う。

グレン: そうですね、今やこの戦争の成功を売り込もうとして物語を修正しようとしてるのが問題ですね。それがこの話を後退させて完全勝利以下の何かを受け入れることをはるかに難しくしてる。

クラピヴニク: まあな、グレン、ある内部情報筋から最近出てきた話があってな。失礼やけど、これは下品な言い方やけど、わしは言う価値があると思う。少し背景を話すと、タルシ・ギャバードが毎日の国家安全保障ブリーフィングをトランプに合わせて改革しなあかんかったという話を覚えてるか。標準は5?6ページの情報で「お願いします読んでください大統領」というものやけど、トランプは読むのが嫌いや。せやからフォックスニュースの速報みたいな、小さなパーツに分解したものに改革せなあかんかった。トランプが15分間見るものをカバーするためにな。ちなみにタルシはこれを約1年前に認めてた。まあ、この内部情報筋が言うにはトランプの戦争ブリーフィングは約3分間で、アメリカ陸軍か海軍か空軍が何かを爆破してる映像やて。否定的なものなし、現実なし。1日分の戦争を柔軟な環境で3分間でどうまとめるんや?わしらは非常に浅い人間と付き合ってるわけで、アイビーリーグの学校を卒業してるかどうかにかかわらずや。彼自身の母親が、彼が若い頃のインタビューで「息子が馬鹿で社会的に不器用なのは知ってるけど、わしの息子でどうしようもなく愛してる。政治に入ったら完全な災害になる」と言うてた。それが40年ほど前のニューヨーク・タイムズのインタビューでの彼の母親の言葉や。まあ、母親は一番息子を知ってるもんやな。トランプをよく知る他の人たちからも同じことを聞いてる。90年代に彼のとり巻きにいた人たちで、数日おきにパーティードラッグをやって徹夜でアトランティックシティとニューヨークで派手なパーティーをしてた時代の人たちからな。その一人、元ネイビーシールでトランプのとり巻きにいた人物とは友人なんやけど。みんな同じことを言う。深みのある人間やないと。マーケティングの天才や。それがこの問題の核心やと思う。それがなぜ全ての共和制が死ぬかということで。まあ民主主義は多数決支配やけど、共和制は全部同じ理由の一つで死ぬ。マーケティングや。気持ちのいい人気投票が選挙で。最高の人材が選ばれへん。人間の本性や。自分を他の人よりうまく売り込んだ奴が選ばれる。その人間がレンガほど鈍くても相手が天才で自分らを救えるとしても。でも相手ほど人気がない。人気投票や。そしてトランプは人気投票で勝った。マーケティングの天才や。でもそれ以上の深みはない。そしてホワイトハウスや何であれクレムリンや、どの地位に就いても、実際に働かなあかんようになる。その人間がこの場合のトランプや多くのEUリーダーに見られるように、選挙運動はうまいし自己宣伝もうまいけど、その後ろに何もない。知識の基盤もない、毅然さもない、どこへ向かいたいかというコンセプトもない。結果として、ブリーフィングが爆発映像で構成されることになる。なぜ物事が実際よりうまくいってると信じ込んでるかを説明できるかもしれへんな。いずれにせよ、時間を取ってくれてありがとうございます。

アンドレイ・マルチャノフ:イランがまた新型戦闘機を撃墜、イスラエルの核攻撃後にイランが鉄槌を下す

https://www.youtube.com/watch?v=wAQcWnoQxIs

Dialogue Works

ダイアローグ・ワークス: みなさんこんにちは。今日は2026年3月26日木曜日で、われわれの親愛なる友人アンドレ・マルチャノフさんが来てくれてます。おかえりなさい、アンドレ。

マルチャノフ: 光栄やで。

ダイアローグ・ワークス: アンドレ、まずイランの防空システムがF-18を撃墜したという最新ニュースから始めよか。こちらがその映像や。

ダイアローグ・ワークス: どこかの海上で墜落したみたいやな。何が起きたんや、アンドレ?

マルチャノフ: イランのメディアから分かってきてるのは、肩に担いで使う携帯式防空システムのうちの一つによるものやということや。おそらくステラの古いバージョンやと思うけど、ほんまのことを言うと、これらのシステムは必ずしも直撃で仕留めるわけやない。弾頭があって、赤外線誘導やから、基本的に破片を四方八方に撒き散らして、最も熱い部分、つまりエンジンのノズルや排気口に向かって誘導されるんや。だから遠くから見たら何も起きてへんように見えるかもしれへんけど、実際には機体にたくさんの穴が開いて、重要なシステムにダメージを与えてる。F-18はそんな打撃を受けて飛び続けられるような機体やない。A-10ウォートホッグは遅いけど非常に生存性が高くて、かなりの打撃に耐えられる。ロシアのSu-25も同じで、NATOでは「フロッグフット」と呼ばれてる。でも新しいミサイル、特にIglaとかVerbaみたいなやつはほぼ何でも落とせる。イランのMANPADS(携帯式防空ミサイル)については、数年分は十分にあると確信してる。ロシアと中国が何を提供してるかは分からんけど、今日ペジェスキャン大統領がロシアへの感謝を表明した。アメリカがイランの近くやイラン内部で近接航空支援をやれると思ってる人はええか、MANPADSがそこにあって、それをやろうとするほぼ全ての航空機を撃墜するやろ。これが最初でも最後でもない、特に地上部隊を投入しようとするなら。

ただ今日のニューヨーク・タイムズの記事でもうブログに投稿したけど、米陸軍がリモートで戦闘してるとか、リモートで活動してるとか書いてあった。こんなこと聞いたことない。

ダイアローグ・ワークス: それどういう意味や、アンドレ?

マルチャノフ: 分からへん。マルクスが言うたやつ、歴史は最初は悲劇として繰り返され、次に茶番として繰り返されるというけど、もうそれを超えてる。茶番を超えた状態や。完全なパノプティコンというか、リモート勤務というか。UAEのヒルトンの地下室からクウェートのシェラトンに騎兵大隊を「再展開」するみたいな話や。常識を超えてる、軍事的な常識はもちろん、軍事のプロの戦争観をも超えてる。でもこれがアメリカとイスラエルがどれだけひどく負けてるかの証拠やで、しかも壊滅的にな。

ダイアローグ・ワークス: アンドレ、ここ2?3日でトランプが何度も状況について話してたけど、トランプがどれだけ勝ってるか語ってるクリップを流す代わりに、トランプがいかに圧倒的に全てに勝ってるかを示す特別な映像があるんや。

トランプ映像: わしらはものすごく勝ちまくるで。勝ちすぎて疲れるかもしれへん。「もうやめてください、トランプ大統領、勝ちすぎです、もう無理です」って言うかもしれへんな。でもわしは言うで、「そんなことない、勝ち続けなあかん」ってな。

ダイアローグ・ワークス: 今まさに世界に対して文字通り同じことを言うてるわけや。

マルチャノフ: うーん、どんな精神状態なんやろな。明らかに健全やない。絶対に健全やない。特に彼の戦争大臣、国防長官のヘグセスを見ると、あの人は真剣に色んなやばい薬でも飲んで正気を取り戻す必要があるわ。なぜかというとアメリカにとって大惨事やということを彼らの一部は分かってるからや。「スエズの瞬間」と言う人もいるけど、スエズという言葉でも今起きてる歴史的な大惨事の規模を伝えきれへんわ。イランは基本的にグローバリズムの最後の儀式を執り行ってる。もうペトロダラーの時代は終わったと言える。「もうすぐ終わる」やなくて「ここに来て終わった」という話や。もうデファクトとしてそうなってて、みんな石油を人民元で買おうとしてる、ルーブルで買う人もいれば国内通貨で買う人もいる。最近聞いたのはスペインがホルムズ海峡を通過を許可されたという話や。中国とロシアがイランの大きな支持者だということは皆知ってる。インドも何やかんやあってイランと折り合いをつけた。そしてスペインも加わった。スペインはヨーロッパの中で石油を持てるリッチな存在やからな。でもそう、トランプにとっては壊滅的な状況で、彼にできることはもう操作しかない。それも本物の市場すら操作できてへん。トランプとワシントンの連中は本物の経済を理解してへん。ウォール街での投機でお金を稼ぐという観点から物事を見てきた人たちやから。紙の金、紙の石油、紙のガス、そういうフューチャーズっていうやつや、使い物にならへん。今日読んだ記事によると、実際の物理的な石油はまだ1バレル170ドルで売られてるんや。昨日も操作しようとしてたけど、嘘ばかりついて、ウォール街の仲間たちに金儲けさせようとして市場を何とか保とうとしてるけど、今日もまだ上がってて、これからも上がり続けるやろ。ウォール街が本物の経済やと思い込んで育って、何かでお金を稼ぐことが実際の製品から切り離されてると考えてる人たちには説明できへん。そういうことやで、もうみんなドルで石油を買わへんようになる。アメリカの東南アジアにおける最大の忠実な同盟国で、文字通りアメリカの靴を舐めてきたフィリピンが今ロシアと話し合いをしてる、エネルギーをロシアから必要としてるから。ロシアは「ドルで払えるならええで」と言うやろけど、「ルーブルでも人民元でも受け取るで」ってなる。トランプの世界全体が崩れ落ちてて、彼は明らかに健全な精神状態やない。

ダイアローグ・ワークス: アンドレ、トランプ政権がこの戦争を始めた時の全体的な計画は空軍力と海兵隊、つまり空軍力で行くということやった。これまで見てきたように、様々な戦闘機がイランの防空システムに撃墜されてアメリカにとってコストのかかる結果になってる。そして海兵隊はイランの海岸から遠く離れてる。ジェラルド・フォードはもう機能してないし、エイブラハム・リンカーンもイランの海岸から遠く離れてる。これらアメリカ軍がイランに対して持つ二つの戦線、二つのツールについてどう見てるか?

マルチャノフ: アメリカが本当の戦争が何かを知らへんということについて4冊書いてきたわ。アメリカの一般市民が本当の戦争が何かについて全く無知やということすら言うてへんで。アメリカは二つの大洋に隔てられた世界で生きてきて、「南北戦争があったやないか」という馬鹿げた議論はあるけど、外の世界で起きてることとは比べ物にならへん。アメリカ軍も同じや。文化的・教義的なDNAが遠征軍のそれになってる軍に説明できへんのや。能力のある敵に対する大規模な複合戦、統合作戦を理解してへん。アメリカがベトナム以来まともな敵と戦ってへんのや。完全に腐敗してて半文盲のサダムの軍とか、タリバンの「強力な空軍力」と「強力な防空システム」を叩いてきただけやで。そりゃ自分の幻想に酔うやろな。でも現実には、アメリカ軍にインプットされてきた考え方、まあ地上戦については基本的にNATOのために教義を書いたブリッジリークの将軍たちによるもので、エーリッヒ・フォン・マンシュタインからハウサーその他まで、公式にアメリカ軍に雇われてた旧ナチスやドイツ国防軍の将軍たちの教義やけど。アメリカ海軍は5年おきくらいに教義を更新してる。アメリカ海軍は輝かしい歴史を持つ素晴らしい海軍で、勇気とプロフェッショナリズムの明らかな証明やし、アメリカが誇りに思う理由はある。でも問題はまた時代が大きく変わって、教義が全部ブリッジリークの変形版と空軍力、ヨーロッパ戦線の経験、ベトナムでの空軍力の経験に基づいてるということや。それは大国で準備ができてて反撃できる相手との戦いを反映してへん。エアランドバトル、エアシーバトル、海からの概念、全部第三世界向けの水陸両用作戦で、反撃できへん軍隊や人口を持つ国向けやで。イランは第三世界やない。それを多くの人が分かってへんのよ。イランは巨大な産業能力と軍産複合体を持ってて、かなり有能な軍隊を持ってる。それだけやなく、イランの指導部の大半、IRGCだけやなく一般の人々も含めて、多くが戦闘経験者やで。イラン・イラク戦争を経験してきてて、イラクはソ連からアメリカ、ヨーロッパまで世界全体の支援を受けてたのに、イランはそれでも耐え抜いた。何と言えばええか、これは完全に異なる知的レベル、異なる精神的な戦争観を持つ人々やで。

ケロッグみたいなアメリカの将軍を見てみ。参加した全ての戦争で負けた連中や。学ばへん、何が起きてるか理解してへん。明らかに道徳的・精神的・知的な器官というかツールキットを持ってへんのや。アメリカ陸軍には勇敢で有能な人もいるけど、誰に聞いても、デニー・デイビスでもダグ・マクレガーでも、佐官から将官レベルになったら政治的にうまく立ち回ることと上にゴマをする方法だけが必要になって、軍事的な戦闘リーダーとしての成長は必要ない。ワシントンDCでは誰も本当に攻めてこえへんから、かなりリラックスした雰囲気になってる。その結果、アメリカが軍事技術や教義、特に戦闘教義の面で持っていた能力が全部時代遅れになってる。9年前に書いた最初の本「軍事的優位の喪失」でもう言うてたけど、9年前に「全部でたらめや」と言った。大幅に過大評価されて、大幅に誇張されてる。ハリウッドというアメリカ軍のプロパガンダマシンがあるけど、現実にはアメリカ軍の装備編成表は本当の戦争を戦うように設計されてへん。完全に1980年代後半から1990年代初頭の考え方で止まってる。今起きてることを見ると、イスラエルが粉砕されてるのを見ると、マルガリートの市長がライブテレビで泣きながら「ビビ(ネタニヤフ)、助けを送ってくれ」と言うてた。でも助けなんてない、それが問題や。NATOと共にアメリカは特別軍事作戦の4年間で非軍事化されてしもて、今やここに来て何も維持できへん。実際にイランに侵攻してレジームチェンジという政治目標を達成するには約200万人が必要や。アメリカはその軍を揃えられるか?無理やで。

ダイアローグ・ワークス: 実はチャンネル13のヘブライ語番組で、参謀総長が昨夜閣議でイスラエル軍は内側から崩壊寸前やと警告したと言うてました。軍が維持できへんと言うてたそうです。

マルチャノフ: アンドレ、今イスラエル人はもうイラン人と文字通り戦ってへん。アメリカが何とかやってる。

ダイアローグ・ワークス: そう、彼らは望んでたものを手に入れた。アメリカをイランへの傭兵として使ってるんや。信じられへんわ。

マルチャノフ: そう。アメリカは外交政策に独立した主権を持ってなくて、テルアビブにコントロールされてる。まあ、色々と憶測することはできるけど、エプスタインのファイルが使われてトランプを政治的な死体にしてる可能性もある。今はもう腐敗しかかった遺体みたいな状態や。そやから共和党の大惨事を観察することになるやろ。この二党制はゴミやで、機能せえへんし完全に腐敗してる。イスラエルを支持する共和党の狂信者たちを見て何と言えばええか。まあ中間選挙が何をもたらすか見てみよか。JDバンスは大統領の夢も大統領になるチャンスも諦めた方がええかもしれへんな。アメリカの政治機械は完全に停止してる。終わりや。アメリカはまあ最初は自称の覇権国やったわけで、1941年以降かなりうまくやってきた。大恐慌の影響が克服されて、アメリカは1940年に4ヶ月で25%以上の失業率から完全雇用に移行した。想像できるか?だからあの頃の人たちの多くが戦争を好んだんや。まだ第二次世界大戦やと思てる。違う、2026年で状況は劇的に、特にテクノロジー的に変わってる。そして今こんな目に遭ってる。

今日のニューヨーク・タイムズの記事を読んで「米陸軍地上部隊がリモートで活動中」というやつ。もう言葉もないわ。

ダイアローグ・ワークス: あの記事を書いた軍事専門家たちは内部事情に詳しいから、システムの中で何が起きてるかよく知ってるはずや。

マルチャノフ: まあ、誰が書いたかは調べられるけど、今このパソコンにはサブスクリプションがないんで。うん、トランプは素晴らしく勝ってるわな。

ダイアローグ・ワークス: アンドレ、アクスが「ペンタゴンがイランとの戦争の大規模な最終的打撃を準備中」と報じてます。地上部隊と大規模爆撃作戦について話してるらしいけど、今のところアメリカは戦闘機、海兵隊も含めてペルシャ湾に1万2000人、まあ2万人くらいを投入してる。それがどうアメリカの助けになるんか?

マルチャノフ: 助けにならへんで。アメリカの軍人がたくさん死ぬことになる。アメリカの野戦教範、特に作戦教範FM3-0なんかを読んだら、全部「長距離火力で敵を圧倒する」という話やけど、そういう人たちに「長距離火力というのはもうそういう風には機能せえへん」と説明せなあかん。なぜなら敵も長距離火力を持っていて、しばしばずっと射程が長いからや。アメリカには本物のまともな防空システムがない。シャドー、ストライカー、スティンガーとか、あんなもん何にも効かへん。ヘリコプターには効くかもしれへんけど、ドローンは赤外線シグネチャーが非常に小さい。NASSAMSというのも防空システムのフランケンシュタインみたいなもんで、空対空ミサイルを改造して何かプラットフォームに付けてセンサーをくっつけて、まともな防空システムやと宣言してるだけや。ほとんどの時に失敗する。パトリオットは真剣に話にならへん。今やアメリカがウクライナに残ってるパトリオットを返還するよう要求してることは皆知ってる。それが全てを物語ってる。集結地域をどうやって守るんや?拠点をどうやって守るんや?イランの地形の中で大隊や中隊の縦隊で前進できると思ってるのか?橋を売りつけたい人たちやわ。何も分かってへんし、組み立てが必要な部隊をどうやって指揮するかも分かってへん。

すでに言うたように、イランのような国に入って何らかの政治目標を達成するには少なくとも150万から200万人が必要や。犠牲者は凄惨なものになる。ベトナムは公園の散歩みたいに見えるやろ。ガリポリに近いかもしれへんと誰かがついに言うてたけど、ガリポリでは10ヶ月で5万6000人が死亡して、13?18万人が負傷して、約8000人がトルコ軍の捕虜になってる。そういう結果が欲しいのか?徴兵制を復活させたいのか?この国で革命が起きるで。いい選択肢なんて一つもない。トランプはロシアがウクライナで約半年間にわたって撤退の機会を与えてくれてたのを理解せえへんかった。理解できへんかった。そのチャンスを使えへんかった。ウクライナでは惨めに失敗した。今や「何をするんや?」という立場に置かれてる。誰がコントロールしてるかは分かってる。イスラエルがコントロールしてる。エスカレーションが必要なんや。何でエスカレーションするんや?第一の問題は何でやるんやという話で、まともな軍事的思考力を持つ人なら「まだ十分やない、国家を動員する必要がある」と言うやろ。それをやってどうする?自国の兵士に対して戦争犯罪を犯したいのか、あいつらをカーグ島やホルムズに送って小さな土地を何とかキープできると思ってるのか?毎日大勢が死に続けるやろ。どうするんや?分からへん。でもそれがトランプ政権や。まあトランプやなくてネタニヤフ政権と言うべきやな。アメリカには米国議会がない。クネセト2.0があるだけや。もう壁に書いてある、もう見えてる。

ダイアローグ・ワークス: キース・ケロッグがイランのとある島での作戦がいかに成功して、アメリカにとって大きなレバレッジになるかについて主張してたの見たやろ?ウクライナ戦争中のこの人を覚えてるか?

マルチャノフ: どんな人やったかな。この連中、アメリカの将軍たち、ベン・ホッジズ、ペトレイアス、ケロッグ、ミリー、全員アメリカ軍を恥ずかしめてる。アメリカ軍はかなり惨めな戦績しかないわけやから。彼らが拠り所にできるのは1991年の湾岸戦争だけで、あそこでは基本的に無能で素人のサダムの半文盲の軍をぼこぼこにしただけやで。それ以外の全部で負けてる。本当の戦争の戦い方を知らへんし、本当の戦争を実行できへん。彼らが話すのはイラクのことだけや。そして今やグリーンゾーンすら守れへん。イラクのシーア派部隊は自由にドローンを飛ばして全ての防空レーダーシステムを爆破してる。本物か?本物やない。何も知らへん。ケロッグはベトナムにいた。それでどうなったか聞いてみてくれ。あのアメリカの将軍たちのパレード。完全に自分たちの幻想に酔ってる。何が起きてるか理解してへん。完全に自分の世界に閉じこもってて、認知症にかかってるのかもしれへんし。そして嘘をついてきた。ウクライナについて4年間嘘をついてきて、もう嘘をつけなくなった。今この状況や。

ティム・バカンの本が2018年に出てて、「コスト・オブ・ロイヤルティ」というタイトルで、ウェストポイント陸軍士官学校の教員の一人が書いたやつや。そこに書いてあることは凄惨なもんや。今のアメリカの士官団がどんなものか、もう言葉もない。

ダイアローグ・ワークス: では元国防長官のジム・マティスが言うたことを聞いてもらいたい。

マティス映像: 今起きてることは、標的だけでは戦略の欠如を補えないという状況やと思う。1万5000の標的が攻撃されて、重要な軍事的成功はあった。でもそれが戦略的成果に結びついてへん。初期の戦略的目標のいくつか、無条件降伏、レジームチェンジ、次の最高指導者を決めるというものは、明らかに妄想やったと思う。

ダイアローグ・ワークス: アンドレ、軍事作戦において、どれだけ強力に敵を叩いてるかよりも、やってることの成果が重要ということですよね?

マルチャノフ: ジム・マティスが戦争は標的を爆破することやなく作戦レベルと戦略レベルで勝つものやということを知らんのやったら、まあ言いたいことは分かる。彼が言うてることは批判せんけど、まず最初から1万5000の標的が攻撃されたとは思わへん。ペンタゴンはいつも想像上の数字で動いてて、ゴミを入れてゴミを出すモデルで動いてる。だから戦争で勝てへんのや。彼が言うてることは基本的には当たり前のことで分かりやすい。問題はアメリカの将軍たちが戦略について語るのが好きやということや。アメリカの将軍たちの問題は作戦というものが何か理解してへんことや。それが問題やで。マティスは本当の複合作戦が何か知らへん。ウクライナでの特別軍事作戦で彼らが見たものは文化的なショックやった。今でもそうや。アメリカの経験、第二次世界大戦の経験でさえも超えてるから、そのためのツールキットが非常に大きくなければならへんし、作戦的なツールキットが必要で、もちろん戦術も重要やけど、作戦レベルで何をするかが戦略的成功をもたらす。そして当然戦略レベル、戦争遂行の戦略があって、国の大戦略に制御されて軍隊を構築する。これがアメリカには完全に欠けてる。アメリカにはそういう文化がない。だからいくつかのフレーズを学んで繰り返すけど、その裏にある感覚というかフィーリングを理解してへん。アメリカのどの士官学校もそれを教えてへん。非常に限られたアメリカの戦争経験だけに頼りたいということやけど、それが分かる気もする。完全に自然なことや。イランの軍の歴史を見ると、アメリカという国よりも約2500年古い。ペルシャ帝国に遡る戦略的思考の学派があるんや。アメリカ軍には戦略家がいない。戦略について書く人は多いけど、本当の戦略とは何か?アメリカには文化がないし、実際のシステムが整ってへんから。アメリカのシステムは次の選挙サイクルで何が得られるかだけに基づいてる。アメリカの将軍たちが軍に奉仕するのは一つの理由だけ、主要な軍産複合体企業の取締役会の天下り先をどう確保するかやで。それが軍産複合体というか議会軍事複合体のことで。そしてその結果、一見当たり前のことを言うてるように見えても、百万規模の部隊を指揮した将軍が一人でもいるか?誰もいない。第一次湾岸戦争で連合を組もうとしたけど、それでもうまくいかへんかった。最終的にアメリカはいつもやることに戻った、絨毯爆撃やで。ゲラシモフやスコビャトキンのスケールで人を比べようとしても、ジム・マティスなんてロシア軍の旅団レベルの参謀の朝のブリーフィングで笑い飛ばされるやろと言うてる時、大げさでもたとえ話でもない。それが現実やで。

そしてIDFが崩壊してるだけやなく、アメリカ陸軍とアメリカ軍全体でも士気に深刻な問題があるというのも聞こえてきてる。アメリカの兵員を完全に理解するわ。彼らがイスラエルのために死ぬかもしれへんと思ったら、馬鹿やない連中はニュースを読んで色々と聞いて、「基本的に虐殺を犯して長くは生き残れへんような国のためにアメリカのイスラエルロビーのために犠牲にされてる」という結論を出してる。そういう問題があるんや。軍の無能さと士気の問題の組み合わせで、これはコロネル・マクコスキーとナポリターノ裁判長も指摘してることやけど、わしも実は10年間書いてきてることやけど、全部言い終わった時、ヨーロッパが完全に沈んで今まさに沈みつつある時、アメリカが最善でも西半球に追い込まれた時、多くの人が戦争犯罪で欠席裁判にかけられるやろ。アメリカの軍人、将軍、政治家だけやなくメディア関係者も。それが来てる。アメリカでは多くの人がまだ状況の深刻さを把握できてへん。マスメディアに凍りつかされてるからやけど、調べようとする人には割とオープンに見えてきて、アメリカの壊滅的な軍事的敗北はもう明らかやと思うわ。

ダイアローグ・ワークス: アンドレ、今イランのメディアをフォローしてる人には、トランプが何らかの交渉を必死で求めてるのが分かりますよね。これは持ってる弾薬に関係してるのか、イスラエルの防空システムに関係してるのか、アメリカ軍の士気に関係してるのか?何が原因やと?

マルチャノフ: 全部や。一つの理由やないで。アメリカには戦争を戦う資源がない。維持できへん。実は昔からそうやったんやけど、多くの人がまだ理解してへんのは1971年のこの深刻な出来事で、ニクソンが金本位制を事実上廃棄した。単純な理由で、当時アメリカはまだ真の産業大国やった。世界最大の経済大国やったのに、ベトナムの戦争が拡大し始めた途端に問題が生じた。別のモードに入らなあかんくなって、ニクソンは金本位制を捨てた。当時アメリカは産業的な怪物やったんやで。今や時代を調整して比較すると、当時の比較にならへんほど惨めな断片やで。年間90発のミサイルしか生産できへん。年間90発やで、冗談やないか。それが惨めな現実で、財政的な影響すら本質的に偽りのお金の泡、デリバティブの重みで死にかけてる国に与えてる。それが今まさに弾けようとしてる。トランプが市場を操作しようとしてるのも仲間の投機家やぺてん師たちに金儲けさせるためだけやなく、物理的な石油の影響が先物市場やなく実際に経済に当たる時、インドのガソリンスタンドで何が起きてるかを見たら分かる。ロサンゼルスでは精油所を一つ閉鎖してガソリンが1ガロン8ドル75セントになってる。それが現実や。トランプは完全に追い詰められてる。市場を押さえようとし続けるやろけど、彼次第やない。先物市場という投機だけ押さえようとしてるけど、物理的な石油についてはもう分かってるやろ。ロシアがすでに決定した船団護衛、つまり軍事的な海軍護送船団でのロシアの積み荷を導入しようとしてる状況がある。そしてイランがホルムズ海峡を完全にコントロールしてて、バブ・エル・マンデブとレッドシーも絡んでくる。歴史的なスケールで何かが起きてて、理解できないほどのことや。フーシ派は今「正式に発効した」と公式に言うてる。フーシ派はやれるで。以前もやったし、今回はもっとよく準備できてると思う。

ダイアローグ・ワークス: ペトロダラーに関して大きな転換点ですよね。ロシアがインドにエネルギーを売るけどドルを受け取らずにルピーやルーブルで受け取ってるという話で。

マルチャノフ: そうや、これはゲームチェンジャーやで。多くの人が2022年に始まったことに気づいてへんかった。明らかに西側ジャーナリズムの知的レベルと道徳的誠実さの欠如のせいやけど、まあロシアもわずかにましなだけやけどな。彼らはただスピンしてごまかすだけで、当時でも明らかやったし、ロシアは「どうするつもりや?攻撃してみろ」と言うてたけど何もできへんかった。すでに起きてた。でも今やイランが中東における重要なエネルギーの前哨基地として、もちろん世界的な戦略的重要性を持つのに、遅れた民族で戦わへんやろとか、革命したがってアヤトラを追い出してマクドナルドとジーンズとポルノを入れたがってるやろとか思われてたのに、イランは今この立場にある。イランは戦略的にもう勝ってる。紛争を動かしてる。どう進むかを決めてる。それが本質的な勝利やで。そして今や石油とガスの20%以上をコントロールするこの連中がいて、クウェートの君主制はすでに逃げ出してる。この規模が分からなあかん。グローバルや。信じられへんほどのことや。2015年1月に書いたように「アメリカがやろうとしてた、でもほら来た」という話や。もう負けてる、まだ気づいてへんだけや。このような変化を一旦引き起こしたら、特にウクライナの正統な、しかし腐敗した政府をナチス的なクーデターで倒そうとしたあれが全ての始まりやった。新しい時代の幕開けやったけど、当時はそれに気づいてへんかった。そして特別軍事作戦が始まって、2023年のいわゆる反攻の重要性をまだ理解してへん人が多いけど、これはアメリカがペーパータイガーとして露わになった時や。ペンタゴンが露わになった。ちゃんとした作戦も計画できへんちんぷんかんぷんな集団やで。敵を理解してへん。自分たちの能力を大幅に誇大評価してた。どうなったか?自国の砲弾要員を20万人殺して、第一防衛線にすら到達できへんかった。どうやって戦うべきやないか、そしてロシアが大して動かずに攻勢全体を基本的に一掃したかについて、今後何十年もやなく何世紀にもわたって研究されるやろ。そこに思い至らへん人がいることが信じられへん。グローバルで普遍的な話やで。そして今やイランが作戦のテンポを完全に決めてる。強力な政治システムを持ち、非常に洗練された継承の連鎖を持ち、大規模な死傷者を与える手段を持つ強国として君臨してる。それが革命やで、みんなが語ってきた暴力的な転換の10年間や。西側の連合は敗北した。アラブ諸国は長期的には単純に価値がなくなっていく。BRICSに加盟したいかどうかなんてもう誰も気にしてへん。BRICSは今や全てを持ってると思うわ。軍事能力もあって、インドはさらなるS-400を懇願してるだけやなく、パンツィールも懇願してる。イランもロシアと中国によって再武装されてきたわけやしな。ロシアは人道的な意味で明らかに支援してて、中国も人道的な意味で支援してる。ユーラシアのこの経済的・軍事的・政治的怪物の台頭と、まあまた悲劇が茶番として繰り返されてるとしか言えへん西側の完全な崩壊が見えてくる。過去10年間、歴史的なスケールで衝撃的な動きがあって、これは瞬間、一秒で世界全体がリセットされたようなもんや。

ダイアローグ・ワークス: 本当に興味深い時代を生きてますよね。

マルチャノフ: とんでもないことが起きてる。これについては何巻もの本が書かれるやろ、権力がどうシフトしたか、まあ5冊目を書こうとしてるけど処理しなあかん情報が多すぎて圧倒されてる。でも世界秩序の完全な再編の中に生きてる。ハンティントンが予測したものとは全然違う。

ダイアローグ・ワークス: アンドレ、まとめる前に、これまでアラブ諸国がやってきたことについて、何か分断みたいなものが見えますか?カタールはオマーンと一緒に、もう1週間以上イランから攻撃を受けてないのは、裏でイランと「あなたたちに対して何もしません、攻撃しないでください」と話してるからやと思うけど。イラクのグリーンゾーンについてもおっしゃってたけど、2003年以来アメリカとNATOがイラクをコントロールしてきたけど、その時代は終わりやと。今イラクが新たな源になろうとしてる。以前はヒズボラ、イラン、フーシ派、アンサルの話やったけど、今はイラクで違う何かが形成されつつある。クウェートにまで広がる可能性もあって、バーレーンの状況も分かってますよね。

マルチャノフ: そうやな、カタールにもシーア派の人口が実はいてる。シーア・スンニの分裂という古典的な問題もあるけど、アラブのストリートでイランがどうなったかを理解せなあかん。アラブのストリートが重要なんや。今アラブのストリートはイランを称賛して見てる。突然全てが変わった。シーア派を見てみ、こいつらは猛烈に戦い返してるだけやなく、アラブのストリートにとって究極の悪であるイスラエルと、二番目の悪であるアメリカを打ち負かしてるわけやで。そしてこれが全く新しいダイナミクスを生み出してる。12日間の戦争の時にすでに明らかやったけど、今やイランが完全に主導権を握ってる。アラブのストリートの反応を想像できるか。スンニ派やのに。色々と再考が迫られてるわけやけど、アラブのストリートのほとんどがイランの抵抗に喝采を送り、称賛して見てるということは確かや。何億人もの人々、下手したら数十億人が歴史的な動きの中にいる。ロジャー・ウォーターズが先週ランゲ・クルスのポッドキャストでラリー・バランスキーとわしと話してた時に言うてた、あの歌「潮目が変わる」やな。そういうことや。

ダイアローグ・ワークス: アンドレ、ゼレンスキーが今日サウジアラビアに何をしに行ったんでしょう?

マルチャノフ: 知らんけど、まあ馬鹿げてるとしか言いようがない。衛生大臣か何かそういう人に会わされたらしいけど。公衆衛生大臣とか何とか、それと話してたとか。馬鹿げてるわ。

ダイアローグ・ワークス: 今日もアンドレ、本当にありがとうございました。いつもながら大変光栄です。

マルチャノフ: ありがとう。またな。バイバイ。

ラリー・C・ジョンソンのSONAR21:2026年03月27日

https://sonar21.com/irans-mystery-gift-to-trump/

トランプへのイランからの謎の贈り物

2026年3月25日 

この写真がすべてを物語っとるわ。イランはトランプ政権の条件で交渉する気なんかさらさらない。イランは自分らで条件を決めて、そこから一歩も引く気はない。最近のイランの声明や報道から、主な要求をまとめてみたで。

侵略と暗殺の完全停止: イランの領土、当局者、核施設、それにレバノンのヒズボラやイラクの武装組織といった「抵抗の枢軸」に対するアメリカとイスラエルの攻撃、空爆、標的殺害を即時かつ完全に終わらせるよう要求しとる。これには一時的な休止やなくて、全戦線での停戦が含まれとる。

将来の攻撃や戦争を防ぐ保証と枠組み: 戦争が再びイランに「押し付けられへん」という、具体的で検証可能な国際的・法的保証やな。戦闘再開を許さん拘束力のある合意や枠組みが含まれる。

戦争賠償金と損害補償: インフラ、民間地域、経済的損失など、攻撃で受けた破壊に対する支払い(あるいは「保証され明確に定義された」金銭的補償)や。これは制裁解除や経済的譲歩とも結びついとる。

イランの主権とホルムズ海峡の支配権の承認: 世界の石油輸送の急所である海峡に対して、イランの権限を認める新しい規制や法的枠組みや。これは単に自由に通らせるんやなくて、通航料の徴収や管理といった経済的レバレッジを狙っとる。イランはこの紛争中、海峡の封鎖や脅しをカードとして使ってきとるからな。

より広範な地域的要素:

イスラエルとヒズボラ(および他の代理勢力)の停戦。

いくつかのリストにある項目:この地域の米軍基地の閉鎖または解体。

外部からの制限なしに、イランの弾道ミサイル計画の開発を継続すること。

関与しとるすべての抵抗組織に対して「全戦線」での紛争を終わらせること。

他にも、イランの「正当な」核の権利(平和的な濃縮)の承認や、核計画の強制的な解体の拒否も含まれとる。

以上や。トランプは今週、石油市場や株式市場を煙に巻いて、「戦争はもうすぐ終わる、イランは負けを認める」と信じ込ませることに成功しとる。けど、もしトランプが今週末か来週初めにイランへの地上攻撃を決めよったら、西側の市場関係者もようやく目が覚めるやろ。戦争は終わるどころか、さらに激化するんやからな。

前回の記事で、ハルク島とケシュム島への同時攻撃っていうシナリオを書いた。ホルムズ海峡をこじ開けるためにはこれが一番ありそうやけど、地上作戦をやったところでイランの海峡封鎖を解くという目的は達成できん。

他にも、チャバハール港の占領とか、濃縮ウランの奪取が可能性高いと言う専門家もおる。ワシはそうは思わんけど、決めるんはワシやないし、可能性はゼロやない。ただ、チャバハールを奪ったところで戦略的な意味はないし、海峡が開くわけでもない。そもそもアメリカには、あの港を確保してイランの反撃を防げるだけの兵力はないわ。

もう一つのシナリオ、濃縮ウランの保管場所を奪うんはどうや? これも考えにくい。そういう施設はイランの内陸部にあって、兵士を運ぶヘリコプターが往復できるだけの燃料がもたへん。隠密にどっか遠い場所に巨大な燃料袋を運び込んで給油せなあかんけど、それにはC-130輸送機を何機も飛ばさなあかん。足の遅いあんな飛行機、目的地に着く前に撃ち落とされるのが関の山や。絶対無理とは言わんけど、リスクが高すぎて失敗する可能性の方が高いわ。

ワシの予想が外れてくれることを願うばかりやけどな。月曜の朝にははっきりしとるやろ。

最新のポッドキャストのインタビューはこれや。

火曜日には友人のラシード・モハメドと30分話し込んだ。

英国在住のイラン人、フアードとも火曜に話した。

それから、スペインのガリシアにおるイシドロとも、ラティーノの兄弟姉妹向けにインタビューをやったで。

https://sonar21.com/is-trump-serious-about-negotiations-with-iran/

トランプはイランとの交渉に本気なんか?

2026年3月25日 ラリー・C・ジョンソン

先に結論から言うとくわ……「ノー」や! 月曜と火曜にトランプが「アメリカとイランは話しとる」て抜かしたんは、ワシに言わせりゃ大嘘や。2月26日のジュネーブでの前回交渉もそうやけど、やり取りは全部「間接的」なもんや。オマーン政府の役人が仲介に入って、一つの部屋におるウィトコフやクシュナーと話した後に、トランプとは別の部屋におるイラン代表団のとこへトコトコ歩いていく……そんな感じや。アメリカとイランが直接言葉を交わすなんてことは、今はあらへん。

トランプが「イランは合意の準備ができとる」なんて前向きなこと言わしとんのは、単なる市場操作や。原油価格を下げてアメリカの株価を吊り上げるんが目的やな。月曜に発表された「5日間の停戦」とかいうふざけた話も、アメリカの投資家に「戦争はもうすぐ終わるで」と思わせて安心させるためのもんや。トランプは金曜まで景気のええことを言い続けて、市場が閉まった途端に「イランのせいで交渉が決裂した」って発表するつもりやろ。

その次はどないなる? まずは、退役将軍のキース・ケロッグの最近の発言を見てみよか。

「必ずしもイラン本土に兵を送る必要はない。だが、ハルク島(ハルグ島)を占領せなあかん。ローマ帝国みたいにや。レギオン(軍団)を送り込んで、その土地を確保するんや。リスクはあるが、若者らはホルムズ海峡をこじ開けるために喜んで戦うやろ。海兵隊が海峡の下の方を、第82空挺師団かレンジャーがハルク島を落とす。そうすりゃ、イランの石油の流れを完全にコントロールできるんや」

アホ抜かせ。ハルク島を奪ったところでホルムズ海峡は開かへん。せいぜいイランの石油が一時的に止まるだけや。しかもアメリカのベセント財務長官も認めとる通り、今はイランの石油を止めると価格が爆発するから、世界経済にとっては致命的や。それ以上に、島に上陸した米軍は、ドローンやミサイル、砲撃の格好の餌食になる。死傷者がエグいことになるんは目に見えとる。海兵隊が海峡の入り口を「開ける」のも無理や。重武装も持たんと島に居座ったところで、イランは岸からドローンや魚雷で通る船を片っ端から沈められるんやからな。

地上侵攻の脅威を前に、イラン国防評議会はこう声明を出した。

「敵がイランの海岸や島に手を出そうもんなら、ペルシャ湾のあらゆるルートにありとあらゆる機雷をバラまく。沿岸から流せる浮遊機雷もな。そうなったら、ホルムズ海峡どころかペルシャ湾全体が長期間にわたって封鎖されることになる。その責任はすべて侵略者(アメリカ)にあるんやで」

トランプが計画を見直さん限り、アメリカはハルク島とケシュム島の両方を奪いにいくやろ。デルタフォース、シール・チーム6、レンジャーに第82空挺師団……精鋭を注ぎ込んで占領するかもしれんが、その「後」が地獄や。送り込まれた兵士は孤立して、補給すらままならん。海が機雷の津波で埋まったら、空からの補給しかなくなるが、それもイランの対空砲火で撃ち落とされるのがオチや。結局、海峡を開けるどころか、ペルシャ湾に一隻の船も出入りできんようになんねん。

そうなると世界経済はもっと悲惨なことになる。世界の石油の20%が止まるだけやない。天然ガスも肥料も消える。さらに、硫酸の不足が追い打ちをかけるわ。

金属を岩から抽出するのに硫酸は不可欠や。戦争前から価格は500%も上がっとる。中東は世界の硫黄生産の約24%を占めとるが、在庫は数週間分しかない。硫酸がなくなれば、世界の銅の20%、ウランの50%、ニッケルの30%が生産止まるんや。

エネルギーインフラが破壊されたら、たとえ海峡が開いたとしても、この不足はすぐには治らへん。

もしトランプがこの週末か来週早々にこんな「おが屑みたいな作戦」を決行したら、石油市場はカタストロフ(破滅)や。ワシの予想が外れるのを祈るばかりやが、公になっとる兵員や物資の大移動を見る限り、単なる脅し以上の不吉なもんが動き出しとるわ。

今日はイタリア・ブラジル人のダチとちょっと話した。

「警告:アメリカがイラン侵攻準備? 衝撃の詳細!」ってな。

それから、元国土安全保障省(DHS)捜査官のマイロン・ゲインズとも初めて話した。ええ若者やったわ。

BORZZIKMAN:イランが米軍戦闘機を撃墜、CIA・モサドのスパイ39人を拿捕したで

https://www.youtube.com/watch?v=FOR5KEYMPQc

ほんま、トランプさんの不思議な言動見てたら、アメリカの47代大統領はイランがもう白旗あげて降伏文書にサインする準備できてる、みたいな別の世界に生きてはるみたいやな。

3月25日、トランプさんはアメリカ人記者らに「アメリカはイランを打ち負かした、テヘランはワシントンと取引したがってる」って繰り返し言うてたんや。トランプによると、イランは米国の「多大な成功」と「これ以上抵抗しても無駄」ってことを認めたらしい。そのうえで、イランは核兵器開発計画を完全に放棄して、ワシントンの条件を全部飲む準備ができてる、とまで言うてんねん。トランプは「アメリカは実質的にイランの現政権を変えた」とも主張して、今ごろスティーブ・ウィトコフ特使、ルビオ国務長官、バンス副大統領が「イランの適切な人物たち」と交渉中やと言うてるんや。

ところがその直後、テヘランが正式に「イランはアメリカと一切交渉してへん、トランプの発言は全部でたらめや」と声明出してんね。しかもイランは「イスラエルメディアや情報筋がテヘランとワシントンが交渉中やと偽情報を積極的に流してる」とも強調したんや。

さらに革命防衛隊(IRGC)もトランプの発言にコメントして「今現在、イランはアメリカと交渉してへん」とはっきり言うた。そのうえでイラン国防省は「トランプ政権はトルコ・エジプト・パキスタンを通じてイランに接触しようとひたすら頼み込んでる」と明かしてんねんて。

3月25日の朝、IRGCはアメリカに対してかなり強烈な声明を出したで。イラン軍はアメリカのことを「負けた側」と呼んで、「トランプは自分自身と交渉してるだけや」と言い放ったんや。「自分らの屈辱的な敗北を取引とか言うのやめえや。もう自分自身と交渉するしかないところまで追い詰められてるやんか。わしらみたいな人間はお前らみたいな連中と妥協せえへん。今もこれからも絶対にな」――これがイラン軍の言葉や。

さらにIRGCは「アメリカはもうガスや石油の値段を以前のままでは見られへんようになる」とも発表した。つまりテヘランは、経済制裁で圧力かけようとしても、それはアメリカ自身に長期的なしっぺ返しがくるぞ、とはっきり警告してるわけや。

ほんまイランの行動は尊敬に値するで。ソ連崩壊後、アメリカは国際舞台で何千万ドルもの賄賂、カラー革命、軍事力だけで目的を達成してきたんや。でもイランに対しては、賄賂でも、クーデターでも、軍事力でも、ひざまずかせることができへんかった――これはアメリカにとって異例の事態やねん。

アメリカが仲介者通してイランと接触しようと必死なんは、絶対に罠やと思うわ。米国・イスラエル連合が決定的な一撃を加えるための布石やろ。アメリカは核合意の交渉中に2回もイランを裏切ってる。まさに交渉のさなかに、アメリカはイランに最も痛烈な打撃を与えてきたんや。今もワシントンは中東に米陸軍第82空挺師団の兵士を何千人も展開しながら、同時にイランに新たな交渉を呼びかけてる――これはめちゃくちゃ怪しいで。

第82空挺師団はただの空挺部隊やない。ペンタゴンはこの師団を最も激しい前線に、専ら攻勢作戦、とりわけ拠点確保のために使うんや。過去10年で、シリア北東部での油田制圧や、イラクでの主要交通インフラ掌握作戦でその実力を証明してきた師団や。つまりペンタゴンが中東にこの師団を送ったんには理由があるってことや――ペルシャ湾のイランの島のどこかを制圧するための地上作戦を準備してるのは明らかやろ。そのためにテヘランを油断させる目的で交渉を求めてるわけやな。

イランの将軍らもそのことをよう分かってるみたいやで。3月26日の朝、イラン国防省は正式に「アメリカが地上作戦を仕掛けてくるなら、イラン軍はUAEとバーレーンの海岸線を制圧する」と発表した。加えてイランはペルシャ湾全体に機雷を敷設して、ホルムズ海峡を完全に封鎖すると約束してる。ただし、イランに友好的な国――ロシア・中国・インド・イラク・パキスタン――の船舶だけが使える細い航路は残すとのことや。

そのすぐ後、IRGCはイスラエルのハデラ市近郊にある「オロット・ラビン」発電所にミサイル攻撃を実施した。この発電所はイスラエル最大のエネルギー施設やで。さらに同日、IRGCは米海軍のF/A-18Eスーパーホーネットをまた撃墜したと発表した。目撃者がイランの対空ミサイルがこの米軍戦闘機に命中する瞬間を動画に収めてて、映像にはミサイルが機体後部に直撃するところが映ってるんや。

でもイランの成果はそれだけやなかった。3月26日、イラン情報省はバロチスタン州・シスタン州でテロ組織に対する作戦を成功させたと正式発表した。声明によると、この作戦でアメリカCIAとイスラエルのモサドのために働いてた39人が拘束されたんや。これらの米国・イスラエルのスパイらはイランの情勢を不安定化させるための活動拠点を作ろうとしてたらしい。スパイらのアジトを家宅捜索したところ、スターリンクの衛星通信機器が7台、大量の小火器、自家製爆弾、湾岸諸国の偽造パスポートが多数見つかったとのことや。これでアメリカCIAとイスラエルのモサドはイラン国内でまたスパイ網を一つ失ったことになるで。

ソニア・ファン・デン・エンデ:引退したはずのオランダ人F-16パイロットが、ウクライナの任務で飛んどる

ttps://strategic-culture.su/news/2026/03/25/retired-dutch-f-16-pilots-fly-ukrainian-f-16-missions/

引退したはずのオランダ人F-16パイロットが、ウクライナの任務で飛んどる

ソニア・ファン・デン・エンデ

2026年3月25日

D'66のロブ・イェッテン率いる今のオランダ政府じゃ、政策は何一つ変わらへん。それどころか、もっと悪うなる一方や。

2024年8月以来、オランダのF-16が他の欧州諸国の分と合わせてウクライナに引き渡されとる。引き渡しの前から、米誌ポリティコは「オランダのF-16ならロシア国内の標的を叩ける。ベルギーが『国内への攻撃はあかん』と言うとるのとは対照的や」なんて書いとった。

この24機のF-16供与は、ウクライナを全力支援したバイデン政権下で決まったもんや。当然、トランプの2期目が来たからって平和になるなんて幻想は持たん方がええ。ペンタゴンにもトランプ政権内部にも、ロシアとの戦争を望んどる「タカ派」がうじゃうじゃおるからな。

オランダ製のF-16でロシアを攻撃できるっちゅうことは、事実上、オランダもロシアとの戦争の当事者になったっちゅうことや。ここで大事なんは、ウクライナはNATOにもEUにも入ってへんってこと。やから、NATO第5条(集団防衛)も適用されへんし、助ける法的な義務なんてどこにもない。つまり、オランダは勝手に戦争に首を突っ込んどるわけやな。

さらに問題なんは、2026年に入ってから、「引退した」はずのオランダ人F-16パイロットが、供与された機体に乗って任務をこなしとるのがバレたことや。彼らは「ウクライナの上空を飛んどる」と言うとるけど、オランダやNATOがウクライナ領やと言い張っとるドンバス地方は、2022年9月の住民投票を経て、ロシアの法律では公式にロシア領になっとる。

オランダの法律じゃ、現役パイロットが他国の軍に勝手に入るんは「脱走」とみなされるけど、「元パイロット」ならええんちゃうか、っちゅう理屈で彼らを送り込んどるらしい。2026年2月、当時のブレーケルマンス国防相は「国際人道法を守る限り、ウクライナ軍として戦うんは禁止されてへん」なんて言うたけど、そもそもオランダ憲法じゃ他国の軍への参加は禁止や。公式な宣戦布告もしてへんのに、これは事実上の「参戦」やろ。

今のイェッテン政権の閣僚らは、国防の専門知識なんてこれっぽっちもない素人ばっかりや。専門外の人間を重要ポストに据えるんが、今のEUの悪い流行りやな。

実際のところ、オランダ刑法第101条や205条では、外国の軍隊に加わったり勧誘したりするんは犯罪やとされとる。それやのに、オランダ政府は自国の法律すら守らんと、引退パイロットらにロシア領(ドンバス)の上空を飛ばせて、ロシアのドローンを撃ち落とさせとるんや。公式には「キーウ上空だけや」なんて言い逃れするやろうけど、戦争の時はそんなん信用できへん。

なんで「引退パイロット」が必要なんかと言えば、F-16の訓練には時間がかかるし、ウクライナのエリートパイロットはもうぎょうさん戦死してしもて、人がおらんからや。

2024年7月からこの「F-16イキり隊(coalition of the willing)」を率いとるアーノウド・ストールマン少将のプロフィールを見ると、さらに真っ黒や。彼は「引退」どころか、LinkedInやNATOのサイトじゃ現役のNATO高官(ACT:連合変革連合の副参謀長)として載っとる。NATOの現役バリバリの人間が、宣戦布告もなしにF-16の部隊を指揮してロシア上空を飛んどるわけや。イラクのハウィジャで一般市民を誤爆して謝罪した時の教訓なんて、これっぽっちも活かされとらん。

結局、NATOは2022年半ばからずっとロシアとの戦争にどっぷり浸かっとる。オランダも、公式な布告なしにその片棒を担いどる。中東で2011年から続いてる戦争が、今やロシアにまで広がっとるんやな。

今のロブ・イェッテン首相は、前任のマルク・ルッテ(現NATO事務総長)に操られるままの操り人形でしかない。唯一のストッパーになり得んのは、イランや中東の紛争で石油とガスの供給が止まることくらいや。それで欧州が深刻な不況に陥れば、「イキり隊」の足並みも乱れるやろう。そうなればロシアとの戦争も少しは遅れるかもしれんけど、過激化したEUの政治家らは、ロシアをバラバラにしてぶっ壊すっちゅう野望を、最後まで諦めへんやろうな。


ザ・クレードル:2026年03月27日

https://thecradle.co/articles/israeli-chief-of-staff-warns-army-on-verge-of-collapse-amid-troop-shortage

イスラエル軍の参謀総長が「軍が崩壊寸前や」って警告しとるわ。兵隊が足らんのに、ネタニヤフ政権は超正統派(ハレディム)を徴兵できんと、泥沼の戦争を続けとるからな。

ニュースデスク

2026年3月26日

イスラエル軍のエヤル・ザミール参謀総長は3月25日、超正統派を徴兵する法律を通せんかったことや、兵役を36ヶ月に延長できんかったことを受けて、「軍は内部から崩壊する」と警告した。

「予備役がもたへん。赤信号を10本立てて警告しとるんや」と、チャンネル13のインタビューでぶちまけとる。

この警告が出たんは、イスラエルがガザ、イラン、そしてレバノン南部を占領・併合しようと地上戦を展開しとる真っ最中や。

今の法律が変わらん限り、数千人単位で兵士が不足しとるのに、2027年1月には義務兵役の期間が30ヶ月に短縮されることになっとる。

ネタニヤフ内閣にとっては、数万人の超正統派を徴兵免除にしたまま、他の国民の兵役だけを延長するのは政治的にめちゃくちゃ難しい舵取りになっとるんや。

左派や世俗派のイスラエル人は、ガザでの虐殺やレバノンでの「大イスラエル」拡大の負担をハレディムが分担せえへんことにブチ切れとる。

ザミールはこの発言を、首相や国防幹部が集まった閣議の場でも繰り返した。

「近いうちに、軍(IDF)は日常的な任務すらこなせんようになる。予備役はもう限界や」

軍の関係者も「予備役が摩耗しとる。占領地を維持するには予備役が必要やけど、ずっと人手が足りてへん」と付け加えとるわ。

ザミールは去年6月のガザ視察でも似たような警告をしとった。「最小限の兵力では国家は存続できん。もっと余裕が必要や」とな。

水曜日、内閣はイランやヒズボラとの戦争に対応するために、最大で40万人の予備役招集を承認した。

軍側は、これが実際に招集する数やなくて「作戦上のニーズに合わせて柔軟に動ける上限(天井)」やと言うとるけどな。

そんな中、木曜日にはレバノン南部でヒズボラとの戦闘により、また一人イスラエル兵が戦死した。

ゴラニ旅団偵察部隊のオリ・グリーンバーグ軍曹で、3月2日の地上侵攻再開以来、3人目の戦死者や。

イランへの攻撃から4日後に始まったこの地上戦やけど、ヒズボラが激しく抵抗しとって、イスラエル軍は手こずりまくっとる。

3月23日には、スモトリッチ財務相が「レバノン南部のリタニ川まで占領・併合すべきや」と抜かした。水資源を奪って、ユダヤ人をレバノンに入植させて「大イスラエル」を広げようっちゅう算段や。

https://thecradle.co/articles/volkswagen-in-talks-to-convert-car-factory-into-production-site-for-iron-dome-parts

フォルクスワーゲン(VW)が、車の工場を「アイアンドーム」の部品工場に作り変えるっちゅう話で交渉しとるらしいわ。車の生産が厳しなっとるから、ヨーロッパ中で成長産業になっとる防衛産業に乗り換えようっちゅう魂胆やな。

ニュースデスク

2026年3月26日

フィナンシャル・タイムズが3月24日に関係者の話として報じたところによると、ドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲンが、イスラエルの軍需企業ラファエル・アドバンスド・ディフェンス・システムズと交渉に入っとる。ドイツのオスナブリュック工場を、防衛システム「アイアンドーム」の部品製造拠点に転換する計画や。

この計画は、車作りをやめて軍事生産にシフトすることで、雇用を守りつつ、ヨーロッパで高まっとる防衛システムの需要を取り込むんが狙いやと言われとる。

舞台になっとるニーダーザクセン州の工場では、来年にも車の生産が止まる予定で、約2,300人の雇用が危うい状態や。ある関係者は「全員を救うのが目的や、なんなら成長させる」と言うとるけど、従業員が武器製造に転向するには一人ひとりの同意が必要になる。

この工場で作るんは、ミサイル発射台、発電機、ミサイルシステムを運ぶ大型トラックや。迎撃ミサイルそのものは作らんらしい。

ドイツの自動車業界は、利益の減少や競争激化、電気自動車(EV)への移行の遅れでVWみたいな大手も追い詰められとる。

一方で、ドイツ当局はこの動きを後押ししとる。ヨーロッパ全体で軍事費が急増しとって、ドイツだけでも今10年末までに5,000億ユーロ(約83兆円)以上を投じる計画やからな。

関係者の一人は、わずかな投資で12ヶ月から18ヶ月以内に生産を始められると言うとって、「実績のある軍事技術」とドイツの「工業力」を組み合わせる計画やと説明しとる。

ラファエル社は、これとは別にドイツ国内でミサイル生産のための施設も検討中や。

同社は「いろんな市場関係者」と話しとることは認めたけど、オスナブリュック工場についてはまだ最終決定はしてへんと言うとる。

今年の1月初めには、イスラエルのネタニヤフ首相とドイツのドブリント内相がエルサレムで安全保障協定に署名した。イランとその同盟国を共通の脅威として、「対テロ」やサイバー、先端技術での協力を広げとるんや。

国内では反対の声も上がっとるけど、ドイツは依然としてイスラエルへの主要な武器供給国や。

最近の世論調査(DeutschlandTrend)では、ドイツ人の約60%がアメリカ・イスラエルによる対イラン攻撃を「不当」やと考えてて、4分の3がこの状況に脅威を感じて、戦争がさらに広がるんを恐れとる。

https://thecradle.co/articles/pakistan-ramps-up-food-exports-to-persian-gulf-nations-as-war-deepens-food-insecurity

パキスタンがペルシャ湾諸国への食料輸出を急ピッチで増やしとる。戦争で食料不安が深刻化しとるからな。

イランがホルムズ海峡を支配下に置いてからというもの、特定の船には通航料を取っとるけど、パキスタンみたいな「友好国」には免除しとんねん。

ニュースデスク

2026年3月26日

パキスタンのシェバズ・シャリフ首相は3月26日、余剰食料をペルシャ湾諸国へ早急に輸出するよう当局に指示した。アメリカ・イスラエルによる対イラン戦争と、テヘラン(イラン当局)によるホルムズ海峡の封鎖で地域の供給ルートが混乱して、食料不足への懸念が強まっとるからやな。

首相府の発表によると、シャリフは「世界的な供給網が影響を受けとる今の地域情勢の中で、湾岸諸国の食料需要に応えるんはうちらの務めや」と言うとる。

シャリフは輸出計画を確認するハイレベルな会議で議長を務めて、国内の供給を安定させつつ海外への出荷を増やすよう役人に釘を刺した。さらに、事態の変化に対応するために、航空便の拡大や港の効率化も求めたんや。

当局は、米、食用油、砂糖、肉、鶏肉、乳製品、果物、野菜を含む40品目の食料輸出を承認したで。

海路と空路の両方が使われとって、輸送コストは削減、主要な食料カテゴリーには追加の輸出費用もかからんようになっとる。

イランはアメリカ・イスラエルとの戦争開始後、ホルムズ海峡を事実上の支配下に置いて、海上交通を厳しく制限しとる。調整済みか承認済みの船しか通してへん状況や。

このシステムの下、テヘランはパキスタン、中国、インド、ロシア、イラク、バングラデシュ、トルコ、タイ、日本といった「友好国」には通行を許可しとる。その一方で、アメリカやイスラエル関連の船はブロックしとるし、場合によっては200万ドル(約3億円)もの通行料を課すこともあるらしい。提携してる国や交渉済みの船は免除やけどな。

パキスタンは「非敵対的」なパートナーとして扱われとるから、通行料を払う代わりに調整とセキュリティチェックだけで海峡を通らせてもらえるねん。

最近もタイの石油タンカーがイランと直接調整して、無料で通行できる権利を確保したとこや。「非敵対的な船」は通れるし、イラン側も「友人は特別や」と断言しとる。

UAE、クウェート、バーレーン、カタールといった、あの水路にめちゃくちゃ頼っとる湾岸諸国は、供給不足や物価高騰のリスクに直面しとる。

そんな中で、パキスタンは海峡を航行できる数少ない国の一つとして浮上してきた。最近もパキスタン旗を掲げた原油船を送り込んだし、供給元としても、戦争における潜在的な仲介役としても、イスラマバード(パキスタン政府)の役割は大きなっとる。

ただ、パキスタン自身も国内で苦労しとる。燃料不足で節電対策を余儀なくされてて、労働時間の短縮とか学校の臨時休校なんかで、国内の供給圧力を和らげようとしとるんや。

当局者によれば、湾岸諸国との調整は続いてて、輸出業者のデータベースも作られたし、企業間のやり取りも始まっとる。

シャリフは「実行の遅れは許されん」と警告して、国内の需給バランスを常に監視するよう強調した。

パキスタンのこの動きは、供給網がプレッシャーにさらされる中で、国内の安定、地域の需要、そしてイランと湾岸パートナー両方との関係を天秤にかけた、綱渡りの対応を反映しとるな。

RT:2026年03月27日

https://www.rt.com/news/636330-us-israel-iran-war-updates/

トランプが、イランのエネルギー施設への攻撃再開をまた延期したで。イラン側から「もっと時間が欲しい」って泣きつかれたから10日間待ってやる、とか言うとるけど、真相はどないやろな。

RT

2026年3月26日

トランプ大統領は、イランの発電所への攻撃を再開するという宣言を引っ込めて、期限を4月6日(月)までさらに10日間延長した。「交渉はめちゃくちゃ順調や」と強気な姿勢を崩してへん。

トランプは先週土曜、ホルムズ海峡を国際社会に開放せんかったらイランの電力網を「消滅させる」って脅しとった。それに対してイランが「報復に地域のエネルギーインフラを狙う」と警告したもんやから、月曜には「生産的な対話ができとる」として5日間の延期を発表。そして今回、さらに10日間延ばしたわけや。

トランプはSNS(Truth Social)で、「イラン政府の要請に基づき、発電所の破壊を10日間停止する。フェイクニュースは色々言うとるけど、交渉は継続中やし、ほんまにうまくいっとるんや」と投稿しとる。

一方のテヘラン(イラン当局)は、ワシントンと直接交渉しとることは否定しとる。トランプに言わせれば「イラン指導部は合意したくて必死やけど、国民の反発を恐れて公には認めてへんだけや」っちゅうことらしい。

実際にはパキスタン、トルコ、エジプトの外相が伝言役になっとるみたいやけど、イランのアラグチ外相は「伝言を受け取るんは『交渉』やない」と突っぱねとるな。

ライブ更新の主なポイント(3月26日)

23:13 GMT

ウォール・ストリート・ジャーナルによれば、イランは「攻撃停止」なんて頼んでへんし、アメリカが出した「戦争終結のための15か条の最後通告」にもまだ回答してへん。仲介者は「間接的な対話」やと言うとる。

22:48 GMT

トランプはFox Newsで、「イラン側が『あと7日くれ』って言うてきたから、ワシは『10日やるわ』って答えたった。そしたら向こうはめちゃくちゃ感謝しとったで」と自慢げに語っとる。さらに、「善意の印」として原油を積んだ10隻の大型船を通行させてくれたとも主張しとるけど、イラン側は「敵対国以外の船は最初から通しとる」というスタンスや。

22:23 GMT

米中央軍がパトリオット・ミサイルの整備風景を公開して「中東最強の防空網」をアピールしとる。けど、その裏でアメリカの弾薬や迎撃ミサイルが激しく消耗しとって、ウクライナ向けの支援をイラン戦に回すんちゃうか、という懸念がワシントン・ポストなどで報じられとる。ヘグセス国防長官も「アメリカ自身の作戦を優先する」と明言しとるわ。

22:04 - 22:13 GMT

イスラエル軍(IDF)は「咆哮する獅子(Roaring Lion)」作戦で、イランの武器製造拠点1,000カ所以上を叩いたと発表した。これに対してイランも、イスラエルに向けて新たなミサイル攻撃を開始して、防空システムが作動中や。

https://www.rt.com/news/636322-view-from-russia-women-only-space/

ミンスクに「女人禁制」やなくて「女性専用」のパブがオープンしたんやけど、それに対して男たちがネットで大騒ぎしとる。ロシアのコラムニスト、ポリーナ・ポリャコワが「なんで男はそんなに怒るん?」って切り込んどる記事や。

RT(Gazeta.ruからの転載)

2026年3月26日

ミンスクに女性専用のビアバーができるっていうニュースが出た途端、ネット上は男たちの悲鳴や脅し、さらには「占領計画」まで飛び出す始末や。「自分らが歓迎されへん場所がある」っていう事実に、プライドを傷つけられた騎士(ネット民)たちが一斉に突撃しとるんやな。

2026年にもなって、なんで女子会専用の店がこんなに叩かれなあかんのやろ。隣のベラルーシでは大統領が「女性の年」を宣言したし、起業家のアレクサンドラ・チャムチクが女性専用バーを開くことにした。ただそれだけのことや。

男たちのコメントは相変わらずや。「女が男ほど飲めるわけない」とか、あんたらは飲み比べの大会にでも行っとるんか? って言いたなる。

さらにタチが悪いんは、「酔った女を連れ去りに行くには絶好の場所や」なんて書き込みや。これこそが、女性専用の場所が必要な理由を証明しとる。女は誰かの「お持ち帰り候補」になりたくて店に行くんやない。

「嫌がらせに行ってやる」なんていうガキみたいな意見もある。けど、これは砂場で女の子が作った家を壊しに行くのと一緒や。壊れるんは自分の品格だけやで。

実は、ベラルーシで有名な醸造所の製造責任者も女性やし、女がビールを知らんわけやない。

問題の本質は、「男が入れん空間」があるとなんで男はこんなに怒るんか、っていう点や。

19世紀後半、ヨーロッパのデパートや駅にカフェができた時も同じやった。夫や兄弟がついてへん女が公共の場で飯を食うなんて「不道徳や!」って大騒ぎされたけど、今やただのコーヒーショップや。

女性専用車両やジムがあるんも、全部「安全」のためや。ナンパに怯えず帰宅したい、人目を気にせず好きな服でトレーニングしたい。それだけのことや。

ミンスクの女性たちも、ただジロジロ見られんと、ビールを飲んで笑って、静かに考え事もしたいだけなんや。いちいち「お姉さん、一人?」なんて聞かれたくないんやな。

面白いんは、女側の反応や。男が「女がおらんバーがあったらどう思う?」って聞いても、みんな「別にええんちゃう」って答えとる。女は別に男の領土を奪いたいわけやない。自分たちの落ち着ける角っこが欲しいだけや。

モスクワにこんな店ができたら、即ヒットするやろな。男の「ビールは男の飲み物や」みたいな空気感に付き合わんでええし、変な冗談に愛想笑いせんでええ。

ミンスクの女性たち、おめでとう。

「そんな店すぐ潰れる」なんて言うとる男たちは、自分らがおらん場所で女たちが楽しそうにしとるんが怖いだけや。ビールもそっちの方が美味しく感じるはずやで。

https://www.rt.com/news/636329-trump-kiev-fund-biden-election/

バイデン再選の資金集めにキエフ(ウクライナ政府)が関わっとったっちゅう、エグい計画の記事をトランプがシェアした。最近機密解除されたインテリジェンスの報告書を引用して、ニュースサイトが報じとる。

RT

2026年3月26日

トランプ大統領が、ウクライナ政府がジョー・バイデンの2024年再選キャンペーンに資金流用しようとしとったっちゅうニュースのリンクを投稿した。

木曜に「ジャスト・ザ・ニュース」が報じたところによると、その計画はウクライナ向けのUSAID(米国際開発庁)のプロジェクトに割り当てられた米国民の税金を横流しするもんやったらしい。最近入手した機密解除済みの報告書がソースやな。

2022年末まで遡るこの計画では、数億ドル(数百億円)もの金が動く予定やった。米情報機関がウクライナ政府の通信を傍受して、この陰謀を突き止めたっちゅう話や。

国家情報長官(DNI)のトゥルシ・ギャバードが最近になってこの傍受記録を知って、全情報のまとめを作成させた。その一部をニュースサイトが手に入れたわけやな。

その文書によれば、「ウクライナ政府と特定のアメリカ政府職員が、キエフのUSAIDを通じて、ウクライナのインフラプロジェクトに数億ドルの税金をぶち込む計画を立てた。それが隠れ蓑で、割り当てられた資金の約90%を民主党全国委員会(DNC)に送って、バイデンの再選資金にするつもりやった」と書かれとる。

首謀者らは、最終的にプロジェクトが「不要」として却下されるんを見越しとったけど、それまでに「追跡困難」で「返還不可能」な額の金を集めるつもりやったらしい。

ただ、この計画が実際に実行されたんかは分かってへん。DNIの事務所もギャバード本人もノーコメントやし、トランプもリンクを貼っただけで何も言うてへん。

3月初めには、政府の監査官が260億ドル(約4兆円)規模のUSAIDウクライナ支援プログラムについて、「監視がガバガバや」って厳しく批判しとった。対象外のはずの海外居住者に二重払いしてたケースもあったみたいやな。

トランプは「無駄遣いばっかりしとる」って言うて、2025年にUSAIDを解体した。今は国務省がその仕事を引き継いどる状況や。

https://www.rt.com/news/636301-trans-women-banned-olympics/

トランスジェンダーの選手がオリンピックの女子カテゴリーに出場できんようになった。国際オリンピック委員会(IOC)が「証拠と専門家の知見に基づいた決定や」っちゅう新しい資格基準を発表したんや。

RT

2026年3月26日

IOCは、新しい資格ポリシーの一環として、トランスジェンダーの選手がオリンピックの女子種目に出場するんを禁止した。これまではテストステロン(男性ホルモン)の値を下げれば出られたんやけど、その枠組みを撤廃した形やな。

スポーツ界でのトランスジェンダー選手の参加は、世界中で議論の的になってきた。アメリカの水泳選手リア・トーマスや、ニュージーランドの重量挙げ選手ローレル・ハバードの例なんかがあって、「競技上の有利さがあるんちゃうか」ってずっと言われとった。

2024年のパリオリンピックでは、性別判定で世界選手権の出場権を失っとったアルジェリアのボクサー、イマネ・ケリフが金メダルを獲って、さらに火がついた。当時のトーマス・バッハ会長は「男女を分ける科学的に確固たるシステムがない」なんて言うとったけどな。

木曜に公開された改定方針によれば、科学的な検証の結果、「男性の思春期に伴う身体的な優位性(筋肉量や心肺能力の大きさなど)は、医学的にテストステロンを下げた後でも残る可能性がある」って結論づけられた。

元オリンピック水泳選手でもあるカースティ・コベントリーIOC会長は、「オリンピックでは、ほんのわずかな差が勝敗を分ける。やから、生物学的な男性が女子カテゴリーで競うんは明らかに公平やない。それに、競技によっては単純に危険や」と声明を出した。

この新ルールは2028年のロサンゼルス大会から適用される予定や。アメリカでもトランプ大統領が女子スポーツへのトランスジェンダー参加を禁止する大統領令に署名しとるし、アメリカのオリンピック・パラリンピック委員会も去年、似たような制限を採択しとる。世の中の流れがガラッと変わったな。

https://www.rt.com/russia/636256-fake-coca-cola-russia/

ロシアでコカ・コーラのニセモノを作っとる工場が摘発された。本家はウクライナ紛争を理由にロシア市場から公式には撤退しとるけど、実際にはまだ足場を残しとる状況やな。

RT

2026年3月26日

ロシア当局が、コカ・コーラの模造品を製造しとった施設を家宅捜索した。アメリカの本社は紛争を受けてロシアでの事業を停止しとるけど、近隣諸国から輸入された本物のコーラは今でもあちこちで売られとるんや。

ガサ入れがあったんはスモレンスク州のルドニャっていう町で、警察は2リットルのペットボトル約4万9000本を押収した。内務省のイリーナ・ボルク報道官が木曜に公開した映像には、その製造現場がバッチリ映っとる。

当局によれば、この工場は自前でボトルを作って、キャップやラベルには「アゼルバイジャン製」「ベラルーシ製」「ジョージア製」とウソの表記をしとった。この違法ビジネスによるブランド所有者への損害額は、約7万3000ドル(約1100万円)にのぼると見積もられとる。ボルク報道官は社名を直接は言わんかったけど、映像にはコカ・コーラのロゴがはっきり映り込んどる。

コカ・コーラ社は2022年に西側の制裁やレピュテーション・リスク(評判への悪影響)を気にしてロシアでの生産を止めた。けど、他の多くの欧米企業と同じで、商標ライセンスは維持しとる。去年もコカ・コーラやスプライトの商標を10年間更新したって報じられとるしな。

今のロシアの消費者は、ペプシコ系も含めて似たような味の代わりの飲み物には困ってへん。批判的な連中に言わせれば、名前を変えたり経営形態をいじったりして、実質的には市場に居座っとるだけやという指摘もある。

その一方で「どうしても本物がええ」っていう層は、今でも本物のラベルが貼られた輸入もんを買える。けど、今回の件を見てもわかる通り、ニセモノを掴まされるリスクと隣り合わせっちゅうことやな。

https://www.rt.com/news/636246-turkish-tanker-drone-attack/

ウクライナにブラックリストに入れられとったトルコのタンカーが、ドローン攻撃を受けたみたいやな。キエフ(ウクライナ当局)とその背後におる西側諸国は、ロシアの石油輸出をなんとかして妨害しようと必死になっとる。

RT

2026年3月26日

地元メディアが木曜に報じたところによると、ロシアの港で約14万トンの石油を積んだトルコのタンカーが、ボスポラス海峡の近くでドローンに襲われた。この船はロシア製品を運んどるっていう理由で、ウクライナ政府からブラックリストに指定されとったんや。

船の名前は「アルトゥーラ(Altura)」。トルコの海運会社ペルガモンが所有しとって、27人のトルコ人乗組員が乗っとった。報告によると、戦略的に重要な水路から約22キロの地点で、空と海の両方からドローンに狙われたらしい。幸い死傷者は出てへんけど、船橋(ブリッジ)や上層デッキが損傷して、機関室には浸水も確認されとる。

今のところ、この件に関する公式な確認は取れてへんし、犯行声明を出したグループもおらへんな。

ウクライナ軍情報総局は以前から、この船と運行会社がロシアの石油輸出に対する西側の制裁を逃れるための「影の艦隊(シャドー・フリート)」に属しとると非難しとった。船舶追跡データによれば、この船は先週の日曜に黒海の主要港であるノボロシスクを出発して、イスタンブールに向かっとったところや。

キエフはこれまでにも「影の艦隊」に関わっとると主張する船をターゲットにしてきた。カザフスタン産やけどパイプラインでノボロシスクを経由して運ばれる石油を載せた第三国の船なんかも、ウクライナ軍の攻撃対象になっとる。

ウクライナを支援する西側諸国も、過去にこのネットワークに関わっとる疑いがある船を拿捕したり、長期間拘束したりしとる。水曜には、ロシアから「紛争の黒幕」と呼ばれとるイギリスが、他国の臨検を支援するんやなくて、軍事力を使ってロシア関連のタンカーを阻止する計画を発表したばかりや。

ロシア側は、ウクライナのこうした行為を「西側がバックにおる海賊行為や」と非難しとる。ロシア当局者の中には、NATO加盟国が事実上の海上封鎖を準備しとると主張して、ロシアも軍事的な対抗措置を取らざるを得んようになると警告しとる者もおる。

https://www.rt.com/russia/636274-fsb-ukrainian-drone-plot/

ロシアの空軍基地を狙ったウクライナのドローン攻撃計画が阻止された。FSB(ロシア連邦保安局)の発表や。容疑者は遠隔操作で短距離UAV(無人機)を仕掛けるようリクルートされとったらしい。

RT

2026年3月26日

ロシア当局は、サラトフ州にある空軍基地を短距離ドローンで攻撃しようとしたウクライナの陰謀を阻止したと、木曜に発表した。

FSBの声明によると、作戦に使う機材が入ったバッグを持ってるところを見つかって、ロシア人の男が拘束された。押収されたんわ、FPVドローン2機、対戦車手榴弾2個、起爆装置、約600グラムのプラスチック爆薬、それにドローンを遠くから遠隔操作するためのリレー装置や。

捜査当局によれば、ウクライナ軍情報総局(HUR)がこの50代半ばの男に指示出しとった。ドローンを準備して、標的の施設から約10キロ離れた場所に隠し、攻撃が始まる前に現場を離れるよう言われとったらしい。男は金目当てで引き受けたことを認めてて、任務が終わったらロシアを出るつもりやったと言うとる。今はテロ共謀の疑いで起訴されとる。

この計画はFSB、捜査委員会、内務省、国家親衛隊が協力して食い止めたんや。どこの空軍基地が狙われたかは公表されてへんけど、サラトフ州には長距離爆撃機がおるエンゲルス空軍基地なんかがあるからな。

ロシアとウクライナはどっちも、前線のずっと後ろにある拠点を叩き合う戦いを続けてる。ウクライナ軍は、経済的なダメージを与えるためにロシアの製油所や港といったエネルギーインフラをどんどん狙うようになっとる。これに対してロシア側も、長距離ドローンの製造に関わるエネルギー施設を標的に加えることで対抗しとる状況や。

ロシア当局は、ウクライナのインテリジェンス(情報機関)がロシア国内で暗殺や自爆テロといった隠密作戦を幅広くやっとると非難しとる。ネットで勧誘された奴らが、思想や金、あるいは詐欺的な手口で脅されて犯罪に手を貸すケースが増えとるみたいやな。

ゼロヘッジ:2026年03月27日

https://www.zerohedge.com/geopolitical/putin-issues-some-frank-thoughts-unpredictable-iran-war

プーチンが「予測不能」なイラン戦争について、えらい率直に語っとる。

アメリカとイスラエルによるイラン攻撃、それに伴うホルムズ海峡の封鎖が世界経済に与える影響を、あの「コロナ・パンデミック」に匹敵するレベルやと言うとる。けど、この先の展開は誰にも読めへんとも釘を刺しとるな。

Friday, Mar 27, 2026

プーチンはモスクワの経済界のリーダーたちが集まる会議で、今回の紛争が国際的な物流や生産、サプライチェーンに甚大な被害を与えとると指摘した。特にエネルギー、金属、肥料の企業に強烈な圧力がかかっとる状況や。

「中東紛争の結末を正確に予測するのは、今のところまだ難しい」とプーチンは言うとる。「当事者ですら何も予測できんようやし、外側におるワシらにとってはもっと難しいわ」とな。

「ただ、今回の件をコロナの流行と比較する試算はすでに出とる。あのパンデミックが、例外なくすべての地域と大陸の発展を劇的に遅らせたんは、まだ記憶に新しいやろ」

今週初めには、プーチンが「西側のダブルスタンダード」を痛烈に批判したっちゅう話も広まっとる。もうすぐ1ヶ月になるイラン戦争と、ウクライナへの対応の違いを突いたわけや。

西側の同盟国について、プーチンはこう皮肉っとる。

「ウクライナの時は、ありとあらゆる抗議文に署名しとったな。書くのが大好きな連中のくせに、今の中東の悲劇については何も書かへんのか?」

一方で、ペスコフ大統領報道官は、ロシアがイランにドローンを供給しとるっちゅう噂を「メディアが広めとる大嘘や」と一蹴した。「そんなもんに注目せんでええ」と記者団に答えとる。

さらに、ニューヨーク・タイムズが「プーチンは2月にウクライナと和平合意しそうやったけど、イラン戦争が始まってから平和に興味を失くした」と報じた件についても、ペスコフはこう反論しとる。

記者:昨日のニューヨーク・タイムズの記事について。プーチンが和平に興味を失くしたっていうのは本当か?

ペスコフ:「いや、完全に間違いや。現実に即してへん。三者会談で歩み寄りはあったけど、ロシアにとって死活的に重要な『領土問題』が解決してへんのや。これが一番の争点やし、そこに進展がないだけや。ロシアが交渉に興味を失くしたわけやなくて、むしろワシらは対話にオープンやし、アメリカとも連絡は取り合っとる。状況が許せば次の交渉もやるつもりやで」

そんな中、西側メディアの多くは「この戦争の真の勝者はロシアや」と書き立てとる。トランプが制裁免除を出したこともあって、ロシア産の石油需要が爆発し、プーチンは1日あたり少なくとも7億6000万ドル(約1140億円)を稼ぎ出しとる計算らしい。

キエフ経済大学(KSE)の報告によれば、原油価格の急騰とトランプの制裁免除のおかげで、ロシアの今月の石油・ガス売上は、先月の120億ドルから倍増して240億ドル(約3兆6000億円)近くに達する見込みや。

https://www.zerohedge.com/markets/iran-laying-traps-and-building-defenses-kharg-island-preparing-us-ground-attack

イランがハルク島で「罠を仕掛け」ながら「防衛を強化」しとる。アメリカの地上攻撃に備えとるっちゅうわけやな。

2026年3月26日 木曜 22:05

CNNの今週の報道によると、イランはハルク島周辺の防衛を急ピッチで固めとる。アメリカがこの重要な石油輸出ハブを奪いに来ると踏んどるんやな。この島はイランの原油出荷の約90%を担っとる経済の生命線やから、緊張感も半端やない。

トランプ政権は、ホルムズ海峡を無理やり開けさせるための交渉カードとして、この島を占領する選択肢を検討しとる。けど、軍の幹部らは「そんなんリスクが高すぎる」って警告しとる状況や。イランは島に携帯式ミサイルを含む防空システムを増強しとるし、上陸が予想される地点には機雷や地雷をバラまんどるからな。

アメリカの同盟国や政策立案者の間でも、「島を獲ったところで目的が達成できるんか?」っていう懐疑的な見方が広まっとる。たとえ占領に成功しても、エネルギー供給の争いが解決するどころか、余計に泥沼化する可能性があるからな。イスラエルの関係者も、米軍が上陸を強行すればドローンや肩担ぎ式のミサイルでボコボコにされるって忠告しとる。

退役海軍大将のジェームズ・スタヴリディスは「これはマジで心配や。イラン人は賢くて無慈悲やからな。海上の艦船はもちろん、ひとたび主権領土に足を踏み入れた米軍には、死に物狂いで最大級の損害を与えてくるやろ」と語っとる。

CNNによれば、イラン側も黙ってへん。ガリバフ国会議長は「イランの領土を占領しようとする動きがあれば、地域の重要インフラに対して即座に報復する。米軍の動きは一挙手一投足すべて監視しとるぞ」と釘を刺しとる。

ハルク島はマンハッタンの3分の1くらいの小さな島やけど、そこを獲るには相当な規模の作戦が必要や。周辺には水陸両用作戦の訓練を受けた海兵隊や、展開準備中の空挺部隊もおるけど、偵察写真では島の防衛陣地がどんどん強固になっとるのが丸見えや。

これまでの攻撃でイランの防衛網を一部弱めたとはいえ、すぐ近くの本土から飛んでくるミサイルやドローンの脅威は依然としてデカい。ワシントンの内部でも「リスクに見合うリターンがあるんか?」って激しい議論になっとるわけや。

周辺の同盟国も「自重せえ」って必死に訴えとる。地上戦になれば甚大な被害が出るし、ペルシャ湾全体を巻き込んだ大報復の引き金になりかねんからな。アナリストの中には、わざわざ兵を出すより、海上封鎖で石油輸出を止める方がまだマシや、と提案する声も出とる。

https://www.zerohedge.com/military/western-intel-says-russia-preparing-drone-shipment-iran

ロシアがイランに「カミカゼ・ドローン」を大量に送る準備をしとるっちゅう話や。西側のインテリジェンス(情報機関)が掴んだ情報として、フィナンシャル・タイムズ(FT)が報じてる。

2026年3月26日 木曜 20:45

西側の高官が明かしたところによると、アメリカとイランの紛争が始まってからもうすぐ1ヶ月になる今、モスクワは支援パッケージの一環として、一団のカミカゼ・ドローンをイランへ出荷する準備を進めとるらしい。

クレムリンのペスコフ報道官は、この件について聞かれると「今はフェイクが溢れとるからな。確かなんは、ワシらがイラン指導部と対話を続けとるっちゅうことだけや」と煙に巻いとる。

実際のところ、イラン軍はこれまでに推定3,000機ものドローンを、米軍基地やエネルギー施設、タンカー、それにアメリカに協力しとる湾岸諸国に向けて放っとる。

今回のFTの報告では、イランがドローンの補充を急いどる可能性が指摘されとる。というのも、米中央軍のブラッド・クーパー司令官が水曜に、「エピック・フューリー(Epic Fury)」作戦で叩いた標的が1万カ所に達したと発表したからや。

クーパー司令官は「我々は数千の拠点を叩き潰した。団結すれば強いっちゅうことを証明したわけや」と豪語しとる。アメリカの分析では、イランのミサイル能力は著しく低下して、ドローンや海軍の製造拠点もボコボコ。発射レートは90%も激減して、軍事産業基盤の3分の2が破壊されるか大打撃を受けたっちゅう話や。

別の西側安全保障当局者は、ロシアが送るドローンの種類はまだ確定してへんけど、おそらく「ゲラン2(Geran-2)」やろと言うとる。これはイラン設計の「シャヘド136」のコピーやな。

王立防衛安全保障研究所(RUSI)のアントニオ・ジュストッツィ氏は、「イランが欲しいんは数やなくて『質』や。もっと高度な能力を求めとる」と分析しとる。

パリ政治学院のニコル・グラジェフスキ教授も、「ロシアはエンジンやナビゲーション、対ジャミング(妨害電波対策)機能を劇的に改良した。せやから、ロシア製の方がイラン国内で作っとるやつよりずっと高性能なんや」と指摘しとる。

もしこのロシア製ドローンがイランに届いたら、攻撃の有効性が一気に上がる可能性があるって警告されとるわけやな。

ちなみに、紛争初期に墜落したイラン製ドローンからは、西側の部品を使ったロシアの誘導チップが見つかっとるし、中国も低コストのカミカゼ・ドローンを作っとるっていう報告もある。

https://www.zerohedge.com/geopolitical/iran-warns-it-wont-be-fooled-again-negotiations-attacks-continue-us-troops-en-route

イラン側が「アメリカとの交渉なんてしてへん」とはっきり言い放った。自分たちの戦争目的を達成できんかったアメリカの負けや、言うて強気な姿勢を崩してへん。

2026年3月26日 木曜 19:35

イラン側の主張:交渉拒否と強気な条件

イランのアラグチ外相は、「アメリカとの交渉は行われてへん」と断言した。トルコやパキスタン、エジプトといった仲介者を通じてメッセージのやり取りはしとるけど、それは「交渉」やないっちゅう理屈や。

イラン側の要求は以下の通りや:

戦争の完全な終結: アメリカが提示した「15か条の最後通告」なんかでは納得せえへん。

破壊への賠償: これまでの攻撃で受けた損害の賠償を求めとる。

近隣諸国への警告: 「アメリカと距離を置け」と周りの国々を威嚇しとる。もしアメリカの島嶼(ハルク島など)占領作戦に協力する国があれば、その国の重要インフラを「制限なしに」攻撃の標的にする、とガリバフ国会議長が警告しとる。

米軍の現状:被害と増援

負傷者数: 米中央軍によると、これまでのイラン戦で米軍兵士の負傷者は約300人にのぼる。

増援: トランプは月曜に「イランは軍事的に壊滅した」と言うとったけど、実際にはまだ3,000人のエリート空挺部隊や海兵隊が現地に向かっとる最中や。

水面下の動き:WSJの興味深い報道

一方で、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)はちょっと面白い裏話を報じとる。

暗殺リストからの除外: アメリカとイスラエルは、交渉の窓口として期待しとるんか、アラグチ外相とガリバフ議長の2人を、一時的に(4?5日間)「排除対象リスト」から外したらしい。

本音と建前: イランは公の場ではめちゃくちゃ強気やけど、アラブの仲介者らを通じた非公式な場では、意外と柔軟で「そこまでトゲトゲしてへん」という見方もある。交渉の望みはまだゼロやないっちゅうことやな。

https://www.zerohedge.com/military/13-us-bases-uninhabitable-pentagon-admits-much-iran-war-overseen-personnel-working

「13カ所の米軍基地が住める状態やない」――ニューヨーク・タイムズがとんでもない事実をさらけ出したで。中東の米軍基地がイランの弾道ミサイルでボコボコにされて、兵士たちが「リモートワーク」で戦争しとるっちゅう、前代未聞の事態や。

Friday, Mar 27, 2026

ニューヨーク・タイムズ(NYT)の報告によると、紛争開始前に中東に展開しとった約4万人の米軍部隊が、イランの猛烈な報復爆撃を受けてバラバラに分散させられとる。中にはヨーロッパまで避難して、そこから「リモート」で参戦しとる連中もおるらしい。

記事の核心はここや。

「中東にある13カ所の米軍基地の多くが、事実上、居住不能になっとる。特にイランの隣、クウェートの基地の被害が一番ひどい」

国防総省の当局者も、兵士たちの代わりの宿舎やオフィスを探すのに四苦八苦しとることを認めとる。戦闘機パイロットや整備クルー以外は、もはや基地におられへんのやな。

これを受けて、イランの革命防衛隊(IRGC)がさらに不気味な警告を出した。

「アメリカ兵がホテルや民間のオフィスビルに居座るんやったら、そこもターゲットにする。地元のムスリムはアメリカ人の『隠れ家』を報告せよ」

「基地がダメなら街中に隠れる」っていうアメリカの作戦を、先回りして封じ込めにきとるわけや。

CENTCOM(米中央軍)の発表では、これまでの死者は13人、負傷者は約300人。けど、今回の報道を見る限り、イランの弾道ミサイル能力を完全になめとったせいで、被害はもっと深刻な可能性がある。

かつてのアフガニスタンやイラクの武装勢力とは、ミサイルの「質」が桁違いなんや。クウェート、バーレーン、サウジアラビア、カタール……これまで安全やと思われとった巨大基地が、今やどこも「長居できん危険地帯」に変わってしもた。

なんでこの事実が今まで伏せられとったんか?

それはトランプ政権が「戦果」だけを強調して、不都合なニュースを握りつぶしとったからや。さらに、衛星画像の会社も「イランに標的の修正をさせんため」という名目で、約2週間前から画像の公開を遅らせとった。おかげでアメリカ国民も、自分とこの基地がどれだけボコボコにされとるか、今の今まで知らされへんかったんやな。

現場の将校らは「こんなバラバラな状態で戦争を継続するのは、めちゃくちゃ難しい」と本音を漏らしとる。

https://www.zerohedge.com/military/iranian-tv-declares-one-million-soldiers-have-mobilized-create-hell-american-forces

イラン側が「100万人」の兵士を動員して、米軍にとっての「歴史的な地獄」を作り出す準備ができたとぶち上げた。紛争開始から1ヶ月、泥沼の地上戦へのカウントダウンが始まっとる。

Friday, Mar 27, 2026

イランのタスニム通信によると、米軍による連日の爆撃に怒った若者たちが続々と志願しとるらしい。国内の治安維持を担う「バシィジ(革命防衛隊傘下の民兵組織)」への加入希望が殺到しとって、予備役や現役と合わせれば100万人規模の戦闘員をいつでも投入できるっちゅう話や。

イラン側の軍事ソースはこう言い放っとる。

「アメリカが自爆的なタクティクスでホルムズ海峡をこじ開けたいんやったら、ええで。受けて立つ。ワシらは彼らの『特攻作戦』を返り討ちにして、海峡を閉鎖したままにする準備はできとる」

数字で見る「地獄」の現実味

動員力: イランの正規軍(アクティブ)は約60万人、予備役を合わせれば元々100万人近い規模や。人口9,000万人の国が「存亡の危機」となれば、さらに100万人のボランティアを集めるんは、あながちハッタリとも言いきれん。

米軍の増援: トランプが海兵隊や空挺部隊など計7,000人を追加で向かわせとるけど、100万人の大軍を相手にするにはあまりに心許ない数字や。

戦場の「地理」: ハルク島や沿岸部での地上戦になれば、地の利があるのは圧倒的にイラン側や。

トランプは「イランは軍事的に壊滅した」なんてテレビで言うとるけど、実際には米軍基地13カ所が居住不能になって、兵士たちは散り散りに逃げ回っとる状態。そこに100万人の「やる気満々」な連中が襲いかかってきたら、それこそベトナムやアフガンを遥かに凌ぐ「クアグマイア(泥沼)」になるんは目に見えとる。

https://www.zerohedge.com/political/ukraine-government-schemed-funnel-war-aid-biden-campaign

ウクライナ支援金がバイデンの選挙資金に流用されとったっちゅう、目も当てられんスキャンダルが表に出てきたで。

Friday, Mar 27, 2026

機密解除されたインテリジェンス・レポートによると、2022年当時、ウクライナ政府高官らがアメリカの税金(数億ドル規模)を「洗浄」して、バイデンの2024年再選キャンペーンや民主党全国委員会(DNC)に還流させる計画を話しとった通信が傍受されとったらしい。

巧妙な「マネーロンダリング」の手口

この計画は、まさに教科書通りの資金洗浄や。

名目: ウクライナ国内の「クリーンエネルギー事業」や「インフラ整備」への支援金として支出。

実態: USAID(米国際開発庁)を通じてキエフに送られた資金の約90%を、米国内のサブコン(下請け企業)を経由させてDNCの金庫へ戻す。

隠蔽: 複雑な契約形態にして追跡を困難にする。さらに、「将来的にプロジェクトが『不要』として却下されても、その時にはもう金は分配済みで返還不能になっとる」という出口戦略まで組み込まれとる。

巨額の支援金と「無関心」な調査

CFR(外交問題評議会)によれば、2022年2月以降、ウクライナはアメリカにとって最大の援助受領国になった。2025年末までに議会が承認した関連予算は1,880億ドル(約28兆円)。その最後の大型予算が通ったんは、バイデンが選挙戦の真っ最中やった2024年4月や。

一番の問題は、この傍受情報がありながら、バイデン政権下の当局が「全く調査しようとせんかった」ことや。外国による選挙介入の疑いがあるのに、誰も動かへんかった。

現在の動き:タルシ・ギャバードDNIの追求

トランプ政権になって就任したタルシ・ギャバード国家情報長官(DNI)がこの傍受記録を掘り起こして、USAIDに記録の徹底調査を命じた。FBIへの刑事告訴も視野に入れとるみたいやな。

ちなみにトランプは、就任早々の2025年1月にUSAIDを事実上解体して国務省に統合、外国支援をほぼ全面的にフリーズさせとる。今回のスキャンダルが、その「USAID潰し」の決定的な正当化材料に使われるんは間違いなさそうや。

https://www.zerohedge.com/markets/iran-earning-139-million-day-oil-hormuz-crisis-locks-out-rivals

イランが「1日1億3,900万ドル(約210億円)」を石油で稼ぎ出しとるっちゅう話や。他の中東諸国がホルムズ海峡を通れんで四苦八苦しとる中、自分らだけは悠々と石油を流して、戦時中の高値でボロ儲けしとるわけやな。

Friday, Mar 27, 2026 - 04:40 AM

独り勝ちの構造:数字で見るイランの収益

ブルームバーグの試算によると、3月現在のイランの石油収入は1日あたり1億3,900万ドル。2月の1億1,500万ドルから、たった1ヶ月で2,400万ドルも跳ね上がっとる。

この「独り勝ち」には3つの明確な理由があるで:

競合の不在(物理的封鎖): イラク、クウェート、サウジ、UAEといったライバルたちの石油は、海峡封鎖や攻撃のせいで足止めを食らっとる。現在、海峡を自由に航行できんのはイランのタンカーだけや。

国際価格の高騰: 中東の供給ショックで、ブレント原油は1バレル105ドルを突破。

「割引」の消失: 開戦前、制裁逃れのためにイラン産は1バレルあたり10ドル以上も値引きされとった。それが今や、供給不足のせいで割引幅はたったの2.1ドルまで縮小しとる。

「イキり隊」とトランプの皮肉なアシスト

皮肉なんは、トランプの動きが結果的にイランを助けとることや。

制裁の緩和: トランプは原油価格を抑えるために、海上に留まっとるイラン産原油1億4,000万バレルの販売を認める「30日間の適用除外(Waiver)」を出した。

結果: これでイランの石油は「お墨付き」を得た形になり、主な買い手である中国の独立系製油所(ティーポット)が高い値段でガンガン買うとるわけや。

トランプは「イランの金利を干し上げる」と言いながら、マーケット(株価とガソリン価格)を守るために、結局イランに戦費を献上しとるようなもんやな。

https://www.zerohedge.com/weather/net-zero-activists-stumped-shock-new-evidence-showing-no-link-between-co2-temperature-over

次は「ネットゼロ(脱炭素)」信奉者たちがひっくり返るような話やな。過去300万年の氷床コア(氷の柱)を調べたら、CO2濃度と気温の変化にこれっぽっちも相関がなかったっちゅう、不都合すぎる新事実が出てきたんや。

2026年3月26日 木曜 19:30

衝撃の研究内容:CO2は「安定」しとった

『Nature』誌に掲載された17人の科学者による論文によると、南極のアラン・ヒルズで掘り出された古い氷を分析した結果、驚くべき数字が出たらしい。

270万年前: 世界が氷河期に突入した時、CO2濃度は約250ppmで安定しとった。

その後300万年間: 気温が激しく上下し、巨大な氷河期が来たり間氷期(暖かい時期)が来たりしたのに、CO2の変動幅はわずか20ppm程度。メタン濃度に至っては、ほぼ変化なし。

これまで「脱炭素」を叫ぶ連中は、「300万年前はCO2が400ppmあったから温かかったんや。それが250ppmに落ちたから氷河期になったんや」というストーリーで商売しとった。けど、今回の実測データでその前提が根底から崩れ去ったわけやな。

苦しい言い訳をする「科学者」たち

この結果にパニックになったネットゼロ派の科学者たちは、必死に「いや、これこそがCO2の恐ろしさを証明しとるんや!」と強弁しとる。

苦しい理屈: 「わずかなCO2の変化(20ppm)でこれほど劇的に気温が変わるということは、地球はCO2に対してめちゃくちゃ敏感(高感度)やっちゅうことや!」

ツッコミ: 物理や化学の法則をねじ曲げてでも、「犯人はCO2」という結論ありきで喋っとるようにしか見えへんわな。

歴史が語る「不都合な真実」

実際、地球6億年の歴史を見ても、CO2と気温が連動しとる明確な証拠なんてどこにもない。

100年で1.1℃の気温上昇: 今の温暖化を「異常や!」と騒いどるけど、過去2万年の間には「6世紀に1回」のペースで普通に起こっとる自然現象や。

15万年前まで遡っても: 同レベルの気温上昇は頻繁に観測されとる。

結局、人間が化石燃料を燃やして「地球のサーモスタット」を操作しとるなんていう政治的な思い込みは、科学的な数字の前ではただのファンタジーやっちゅうことやな。

2026年3月26日木曜日

スコット・リッター:基地攻撃を受けて米軍は撤退を余儀なくされた

https://www.youtube.com/watch?v=BVFppL_9OKc

Iran SHOCKS World: U.S. Military FORCED to Withdraw After Base Attacks - Scott Ritter

Scott Ritter Updates

イランが世界に衝撃を与える

今、中東で何が起きてるかについて、あんたが知ってると思ってることは全部忘れてくれ。これからわしが説明するのは、テレビの画面で売られてるような戦争やない。

これは、現実に存在してる戦争や。現場で、サテライト映像の中で、アイオワに帰ってくる遺体袋の中で、そしてアメリカ政府が「最初から重要やなかった」なんてフリをしてる基地から、深夜に必死こいて米軍関係者が避難してる、その真っ只中の戦争や。

わしは数十年間、軍の情報機関におった。政府が戦争について嘘をつくのをずっと見てきた。ペンタゴンが、いかに慎重に言葉を選んで、「敗北」を「戦略」っていうボキャブラリーで着飾らせるかも見てきた。

今、軍服を着てた頃も脱いだ後も学んだことの全責任を持って、あんたに言うとく。今この瞬間、中東のアメリカ軍に起きてることは、単なる「管理上の決定」としてナレーションされてるけど、実際は「軍事的な崩壊」や。そんなもんに騙されたらあかん。わしが話し終える頃には、あんたはもう二度と、今の報道を同じ目で見んようになるはずや。

先に進む前にはっきりさせとく。アメリカ軍は、アクティブな戦域の基地から部隊を撤退させるなんてことは、次の2つのうちどっちかが本当やない限り絶対せん。一つは「任務が完了した」ときやけど、まともな脳ミソ持ってる奴でそんなこと主張してる奴はおらん。もう一つは「そのポジションが防御不能になった」ときや。

選択肢はこの二つしかない。三つ目のドアなんてないんや。軍事ロジックをどうクリエイティブに解釈し直したところで、三つ目の結果なんて出てけえへん。地面を守るか、捨てるか。それだけや。

今、二つの大使館が閉鎖され、13人のアメリカ軍人が死に、200人以上が負傷し、7カ国にまたがって、そして世界の航路として機能しなくなったホルムズ海峡がある。アメリカは地面を捨てとるんや。そして、その「放棄」を説明する言葉は、現実が悪化すればするほど、週を追うごとに柔らかくなっとる。

軍の情報機関におったから言えるけど、こういう組織的な隠蔽がどう働くか、わしには正確にわかる。最初から真っ赤な嘘をつくわけやない。まずボキャブラリーを管理するんや。「重たい言葉」を「中立的な言葉」にすり替える。「退却(リトリート)」っていう言葉を持ってきて、それをどんどん消毒された言い換えのサイクルに放り込み、元の意味がなくなるまで繰り返す。

最初は「態勢の調整(ポスチャー・アジャストメント)」になり、次は「予防的再配置(プレコーショナリー・リデプロイメント)」になり、最後は「戦略的移転(ストラテジック・リロケーション)」や。言い換えるたびに、いかにも慎重で、コントロールされてて、パニックやなくて「計画」であるかのように聞こえる。

けど、基地から出て行く兵士らにとっちゃ、ホワイトハウスの報道官がその命令にどんなラベルを貼ろうが知ったこっちゃない。彼らは装備をまとめて、去って行くだけや。そして、インテリジェンス装置でその動きを一つ残らず見てるイラン人らは、自分たちが何を見てるか混乱なんてしとらん。自分たちが「敗走」を引き起こしたとき、それが敗走やと彼らはわかっとるんや。

一番わかりやすいのはクウェートや。クウェートは、言葉の裏に崩壊を隠しきれんようになった最初の場所やからな。3月1日、たった一機のイランのシャヘド・ドローン――洗練された弾道ミサイルシステムでも何でもない、比較的安価なハードウェアや――がクウェートのシュアイバ港を叩いた。

それで、アイオワ州デモインの陸軍予備役兵、第103支援司令部の兵士6人が死んだ。彼らは最前線の歩兵やない。実戦に慣れた特殊部隊でもない。サプライチェーンの担当や。その瞬間まで「後方施設」やと思われてた場所で働いてたんや。本来なら攻撃されるはずのないポジションや。そんな場所が攻撃されるのは、あんたのところの早期警戒・探知システムが、もう使いもんにならんレベルまで劣化してるときだけや。

そして、まさにそれが起きた。ブルームバーグがサテライト映像を公開した。アメリカ国民が、自分たちの軍事インフラの破壊をオープンソースの映像で知るっていうことの重大さを理解してほしい。クウェートのアン・アルサレム空軍基地とキャンプ・アリフジャン、両方の早期警戒レーダーアレイが破壊されてるのが映っとった。アメリカの軍人が、何かが飛んでくる前にそれを知るために頼りにしてる施設や。

そのレーダーシステムがなければ、基地は運用上「盲目」や。民間機と、突っ込んでくる攻撃ドローンの区別もつかん。警告がないから、防空システムに合図を送ることもできん。軍事用語として最も正確な意味での「座り標的」や。そして、そのシステムがダウンした瞬間、そこにいたアメリカ人には現実的な選択肢なんてなかった。地面を守ることも、防衛することもできん。

撤退はほぼ即座に始まった。クウェート全域の晒されたポジションから人員が動き出した。クウェートシティのアメリカ大使館はイランのミサイルの直撃を受けた。ルビオ国務長官は閉鎖を命じた。3月2日には、この国のすべての新聞の一面を飾るべきスキャンダルが起きた。クウェートの防空システム、つまり我々の同盟国の防空システムが、誤ってアメリカのF-15を3機も撃墜したんや。フレンドリーファイア(誤射)や。我々が守るためにそこにいたはずの人々に、自分たちの飛行機を3機も壊されたんや。

6人の乗組員は生き延びた。けど、諸兵科連合の環境で働いたことがある人間なら、この事件に含まれる運用上のメッセージは明白や。同盟国の防空システムが、味方の機体と飛んでくる脅威の区別もつかんレベルまで状況把握能力が落ちたら、もうそこは機能してる作戦戦域やない。まだ完全には発表されてへんだけの「大惨事」の中にいるんや。

けど、クウェートが全貌やと思ったら大間違いや。全然そんなレベルやない。探知システムが劣化し、インフラが叩かれ、人員が抽出される。この同じパターンが、中東全域で同時に起きた。その一貫性を見れば、これがイランによる行き当たりばったりの火事場泥棒やないことがわかる。これは、テヘランの情報機関が精密かつ辛抱強くマッピングしたターゲットに対して実行された、調整済みの計画的なキャンペーンや。

バーレーンでは、湾岸地域全体の海軍作戦の指揮ノードである、米海軍第5艦隊司令部(ジャフェア)が何度もイランのミサイル攻撃を受けた。戦争が正式に始まる前から、何百人もの非必須要員がすでにそれらの施設から引き抜かれてたんや。考えてもみてくれ。紛争の公式な初日の前に、アメリカの司令官らはすでに「このポジションをフルパワーで安全に維持することはできん」という判断を下しとったんや。

カタールでは、2機の低空飛行のイラン爆撃機が、アル・ウデイド空軍基地から2分以内の距離まで接近した。たった2分や。アル・ウデイドはどこかの前線基地やない。中東全体で最大のアメリカ軍施設や。約1万人の米軍人がそこに配属されとる。そこが2月28日より前に、すでに二度も部分的に避難しとったんや。多くのアメリカ人が「戦争の開幕」やと聞かされてた段階より前に、二度もや。

サウジアラビアでは、プリンス・スルタン空軍基地が叩かれた。3月1日にベンジャミン・ペニントン軍曹が負傷し、8日に死んだ。この地域で最も親密なアラブのパートナーの首都にある、リヤドのアメリカ大使館もドローン攻撃を受けて閉鎖された。UAEでは、ドバイのアメリカ領事館がヒットした。

その後、イランの国営メディアは、アメリカ軍がジャベル・アリ、ハリファ、フジャイラといった民間の港湾施設に静かに分散したと主張した。軍事施設そのものが占拠するには危険すぎるようになったから、識別可能な軍事施設から出て、民間のインフラの中に移動したっていうんや。

その具体的な主張が細部まで検証されてるかどうかは、もはや重要やない。それが説明してる戦略的ロジックは、我々が見ている他のすべてのことと完全に一致しとる。自分の軍隊のフットプリント(足跡)がターゲットにされるようになったら、それを散らすしかない。分散させるんや。敵が攻撃すれば別の政治的危機を引き起こすような場所に人員を押し込む。

それは強さの象徴やない。自分のセキュリティ環境のコントロールを失った軍隊がとる「運用の署名」や。

イラクでは、アメリカ大使館が全アメリカ市民に対して、安全にできるだけ早く国外へ出るよう強く促す声明を出した。渡航勧告や警戒レベルの引き上げやない。国全体から去れっていう直接の指示や。シリアでは、米軍がアル・タンフからの撤退を完了した。アメリカの軍事プランナーが何年も「レバントにおけるイランの影響力を封じ込めるために戦略的に不可欠や」と説明してきたポジションや。北東部のコバニからも米軍は引き上げ始めた。

敵対的な環境で部隊防衛に責任を持ってきた人間の、容赦ない算数ですべてを足してみろ。二つの大使館が叩かれて閉鎖。イラク全土への避難勧告。シリアの複数のポジションからの撤退確認。最初の砲火が上がる前に、湾岸の基地から何百人もの人員が移転。7カ国にわたって13人の米軍人が死亡、200人以上が負傷。

それなのに、アメリカ政府の公式見解は「これは地域におけるアメリカ軍のプレゼンスを、思慮深く慎重に再設計したものだ」や。

なぜその表現が単に誤解を招くだけやなくて、アメリカの納税者全員の知性に対する侮辱であり、まだ死傷者リストに載ってへんすべての軍人の記憶に対する侮辱なのか、正確に言わせてもらう。

これが「計画」やという主張は、それを完全に粉砕するタイムラインを無視することを要求するからや。基地が空っぽになったのは、これが初めてやない。三度目や。2026年1月14日、戦争が正式に始まる丸6週間前、ロイターはある外交官が「態勢の変化」と表現した動きとして、アメリカが地域の主要基地から人員を撤退させてると報じた。アル・ウデイドの人員はその日の夕方までに去るよう命じられた。イギリス軍も一緒に撤退した。カタール政府もその削減を確認した。

部隊はホテルや分散した施設に移動させられた。イランの精密打撃システムの高価値ターゲットになるような、集中したポジションから遠ざけられたんや。これが1月に、アメリカ国民が戦争の開始を知らされる6週間も前に起きた理由は、イランが湾岸の全政府に直接メッセージを送ったからや。

その戦略的内容は明白やった。「もしアメリカがイラン領土を攻撃すれば、アメリカ軍を受け入れてるすべての基地がターゲットになる。以上や。」

いくつかの湾岸政府は、そのメッセージを当然の深刻さで受け止めた。彼らはテヘランに対して、自分たちの領土や領空が、ワシントンによってイランへの攻撃作戦のプラットフォームとして使われることはないと保証した。それなのに、アメリカはまさにそれらの基地を使って、まさにそれらの作戦を開始した。そして、1月に部分的に避難したすべてのポジション、その一つ残らずが、2月28日にイランのミサイルによって叩かれた。テヘランが言うた通りになったんや。

イラン人は何をやるか我々に言った。湾岸政府にも何をやるか言った。そして言った通りに実行した。

そして、6週間前から人員を動かし始めるほどその脅威を深刻に受け止めていたはずのアメリカの軍司令官らは、この戦争には注文した側が認めようとしてる以上のコストがかかるっていう主張をシビリアン・リーダーシップ(文民指導部)に突きつけるだけの、権限か政治的な後ろ盾が欠けてたんやな。

次に、2月下旬の第二波が来た。アメリカとイスラエルの共同攻撃パッケージが実行される数日前や。避難は再び拡大した。さらに何百人もの非必須要員がアル・ウデイドとバーレーンの第5艦隊施設から引き抜かれた。「ガルフ・ニュース」はそれを淡々と報じた。「部隊の露出を減らすための動き」やと。トルコのアナドル通信は、アメリカの報道を特徴づけるような外交的な甘い言葉を一切使わず、「アメリカ、カタールとバーレーンから数百人の部隊を避難させる」という見出しを打った。

アメリカ政府は何もう言わんかった。同じ基地からの三度の避難の波、すべてが同じ方向に向かっとる。そして、それぞれの波を説明する言葉は、現実が悪化するにつれてどんどん柔らかくなっていった。

1月、ミサイルが飛んでへんときは「態勢の変化」。

2月下旬、攻撃が迫ってるときは「予防的避難」。

そして今、3月。レーダーシステムは破壊され、大使館は閉鎖され、兵士は死に、戦略的航路は閉ざされた。今は「戦略的移転」や。

敗走は段階的に起きた。敗走の否定はリアルタイムで起きてる。そしてあんたは、その否定を真実として受け入れるよう求められてるんや。

メインストリームメディアが言わんことは、物事が「計画通り」に進んでるとき、軍のコミュニケーションはこんな風にはならんっちゅうことや。作戦が設計通りに進んでるとき、司令官は具体性と自信を持って話す。タイムラインを提示し、目的を提示し、進捗を測るための指標を提示する。

代わりにこの紛争で出てくるのは、ステークス(賭け金)がこれほど高くなければ喜劇にしか見えんような、高官らによる矛盾した声明の連発や。大統領は3月1日、デイリー・メールに「紛争は約4週間続くだろう」と言った。3月6日には「期限はない」と言った。3月10日には、戦争を「非常に完全(ベリー・コンプリート)」と表現した。そんな言葉、わしが今まで出会ったどんな運用上・戦略上の文脈でも何の意味も持たへんわ。同じ日、国防長官は全国放送に出て、これは「まだ始まったばかりや」と発表した。

記者が大統領に「どっちの声明が正確なんや?」と聞いた。彼は「どっちとも言えるな」と言った。これは戦略的な曖昧さやない。計画を持ってへん政権が、状況が勝手に変わるまで誰も気づかんことを願ってる、そのコミュニケーションパターンや。

まだ付き合ってくれ。次に話すこと、イランがホルムズ海峡に何をしたか、そしてそれがガソリンを入れるすべてのアメリカ人や、この春に種をまこうとしてるすべての農家にとって何を意味するか。それこそが、最後のミサイルが着弾した後も最も長く感じられる、この戦争の次元やからな。そしてそれこそが、情報を管理してる連中が、あんたに一番理解させたくない話なんや。

3月2日、革命防衛隊(IRGC)のシニアアドバイザー、イブラヒム・ジャバリが、この惑星のすべての金融市場を凍りつかせるべき発表をした。「ホルムズ海峡は閉鎖された」と。通過を試みる船は、どんな船でも火だるまにするとな。

これは脅しやなかった。自分が言ったことを実行する能力も意志も持ってることを、かなりの精度で証明したばかりの軍事組織による、運用の意思表明やったんや。

3月12日までに、商船に対する21件の攻撃が確認された。交通量はまず70%減り、西側の旗を掲げた船にとっては事実上ゼロになった。150隻以上の船が、海峡を渡るリスクを冒すより、その外側に停泊した。これは1970年代のオイルショック以来、最大のグローバル・エネルギー供給の混乱や。

そして、イランがそれを引き起こすために使ったメカニズムは、ワシントンのあらゆるアナリストが何年も前にウォー・ゲーム(軍事シミュレーション)しておくべきもんやった。なぜなら、それには海軍の優位も、遠洋艦隊も、公海上でアメリカの空母打撃群とやり合う能力も必要なかったからや。

イランはホルムズ海峡を閉じるのに海軍なんていらんかった。必要なのは、商船への20件ちょっとの攻撃だけやったんや。それだけで、グローバルな海運を機能させてる民間セクターの「算数」を壊すには十分やった。

攻撃が始まった瞬間、ロイズ・オブ・ロンドンの主要な引き受け手(アンダーライター)のほとんどが、ホルムズ通過の新規保険の引き受けを止めた。以上、終わりや。船主は、保険をかけられへん荷物を動かすことはできん。船員は国際海事法の下で、宣言された紛争地域への配属を拒否する法的権利を持ってて、その権利を行使しとる。

伝えられるところによれば、一部の船長には通過を試みるために一日50万ドルの報酬が提示されてるらしい。それはもう機能してる航路やない。弾頭がくっついた宝くじや。

そして、ワシントンが直視したくない事実はこれや。たとえ明日、イランの海軍資産がすべて破壊されたとしても、あの回廊を通じたグローバルな海運を可能にしてる商用インフラは、すでに崩壊しとる。保険の枠組み、乗組員の契約、港の賠償責任構造。航路への商業的な信頼を再建するには、船を一隻造り直すよりはるかに長い時間がかかる。イランのパトロール艇を沈めるのは一昼夜でできる。けど、ロイズの保険引き受けの食欲を1ヶ月で再建することはできんのや。

世界の1日の石油供給の20%が、あそこを通る。世界のLNGの20%もや。北海ブレント原油は戦争前の1バレル約65ドルから、ピーク時には126ドルまで跳ね上がった。カタール・エナジーは3月4日、すべてのLNG出荷に対して不可抗力(フォース・マジュール)を宣言した。マースク、ハパックロイド、MSC、CMA CGM、地球上の最大手コンテナ運送業者はすべて、海峡通過の業務を停止した。

そしてダメージはエネルギー市場以外にも広がった。尿素肥料の価格は1トンあたり約80ドル跳ね上がった。アメリカの農家がトウモロコシや大豆の春の種まきシーズンに入る、まさにそのタイミングでや。世界の肥料取引の3分の1がホルムズを通る。その価格の高騰は抽象的な話やない。アメリカの農業生産者にとって、年間カレンダーの中で最悪の瞬間に降りかかってきた、直接的なコスト増なんや。

そしてイランはある動きを見せた。それが戦略的に何を意味するかを理解してほしい。単なる封鎖よりはるかに洗練されとる。3月5日、テヘランは「選別的通行ポリシー」を発表した。海峡はアメリカ、イスラエル、そして西側同盟国の船には閉ざされる。けど、トルコの船はクリアされた。インド旗を掲げた運搬船は通り抜けた。インドへ向かうサウジのタンカーも許可された。

ホルムズ経由で石油の45%を受け取ってる中国は、安全な通過の保証を求めてテヘランと直接交渉を始めた。中東産原油の70%をあそこから得てる日本は、即座に戦略石油備蓄の放出に動いた。

イランは軍事封鎖を「地政学的な楽器」に変えたんや。チョークポイント(急所)を、アメリカの同盟をバラバラにし、非同盟を報奨するためのメカニズムに変えた。ワシントンの側に立つのを拒む国は、エネルギー供給を維持できる。ワシントンの側に立つ国は、給油所や港でその代償を払わされる。

それはブルート・フォース(蛮力)やない。ワシントンが長年「地域の厄介者」として片付けてきた国による、「戦略的なエレガンス(優雅さ)」や。

そして、これらすべてに対するアメリカの反応は、正確なインテリジェンス用語を使えば「支離滅裂(インコヒーレント)」や。クリス・ライトエネルギー長官は3月13日、「海軍にはタンカーを護衛する準備ができていない」と言った。数時間後、ベサント財務長官はスカイニュースに「軍事的に可能になり次第、海軍は護衛を開始する」と言った。ヘグセス国防長官はそれを完全に聞き流した。トランプは同盟国に軍艦を送るよう求めた。

日本、オーストラリア、韓国、イギリス、ドイツ、ギリシャ、すべてが断った。ドイツははっきりと「この戦争が続く限り、参加はない」と述べた。イギリスは「より広い戦争に引き込まれることはない」と言った。同盟国の中で、ただの一隻も船を出した国はおらん。

同盟国の軍事機構と一緒に働いてきた経験から言わせてもらうけど、このレベルの集団的な拒絶は偶然には起きん。

これは調整されたシグナルや。アメリカのパートナーらはワシントンに対して、戦略的な用語で唯一通じる言葉でこう言っとるんや。「この戦争は間違いやった。うちらはその代償を払わへんで」と。

わし自身そこにいて、作戦の前提が間違ってたときに、どれほど早く軍事キャンペーンの内部ロジックが崩壊するかを見てきた。だから、今わしが何を見てるか正確にわかる。

プランAは、制空権を確保し、テヘランの政権を内部崩壊させるのに十分な圧力をかけ、アメリカの条件で停戦交渉に持ち込むことやった。

政権は崩壊せえへんかった。攻撃から24時間以内に新しいIRGC司令官が任命された。1週間以内に新しい最高指導者が指名された。停戦は公に、そして明確に拒否された。イランの外相はアメリカのテレビに出て、「イランは一度も停戦を求めていない」と断言した。ホルムズの再開を助けることに同意した同盟国は一国もなかった。国務省自身のテロ対策のトップは、攻撃が始まる前から「イランは何の差し迫った脅威ももたらしていない」と述べて辞任した。

プランBなんてない。機能してる同盟もない。権力のある立場にいる誰も、明確に説明できる定義されたゴールもない。

そしてコストは、この企て全体の根幹にある戦略的誤算をさらけ出す形で跳ね上がっとる。

たった一つのパトリオット迎撃ミサイルは300万ドルから400万ドルする。それが撃ち落としてるシャヘド・ドローンは、イランにとって1機2万ドルから5万ドルや。ヨーロッパの真面目な安全保障研究所のアナリストらがこの算数をやって、ある不都合な結論に達した。「湾岸諸国は、イランがドローンの生産能力を使い果たす前に、迎撃ミサイルの在庫を使い果たす可能性がある」と。

イランの発射ペースは初日に比べればかなり落ちとる。けど、テヘランは撃つのを止めてへん。今は意図的に、一度に1機か2機ずつ、商業・民間インフラをターゲットにして撃っとる。そうすることで、地域のすべての防空部隊を24時間稼働させ続け、一斉射撃のたびに入れ替えのきかん弾薬を消費させとるんや。

これは消耗戦に負けてる軍隊の姿やない。敵のコスト構造を正確に特定し、それを組織的に突きまくってる軍隊の姿や。

現実はこうや。イランはアメリカを軍事的に倒す必要なんてない。そんな必要、最初からなかった。この戦争を続けることを、終わらせるよりも高くつかせればええだけや。

そして今、基地は空になり、大使館は閉鎖され、同盟国は去り、海峡は閉ざされ、石油は倍になり、定義も結論も出せん紛争についてホワイトハウスが矛盾した声明を繰り返してる。その計算は、まさにテヘランが設計した通りに実を結んどる。

わしがこれから言うことは、このビデオが終わった後もずっとあんたの中に残るはずや。アメリカ国民の前の問題は、自分たちの軍隊が撤退してるかどうかやない。その証拠はもう決着がついとる。サテライト映像に記録され、死傷者報告で確認され、もう自分の話の筋をまとめられんようになった役人らのボディランゲージに現れとる。

本当の問題は、政府が言い換えのボキャブラリーを使い果たしたときに何が起きるかや。「態勢の変化」や「予防的避難」や「戦略的移転」という言葉を全部使い果たして、次の部隊が家に帰り、次の基地の火が消え、次の同盟国が呼び出しを拒否したときに。

いつか、言葉は尽きる。そして、スピン(情報操作)があったはずの静寂の中に残るのは、責任ある立場の真面目な連中が、それを口にすれば何かが変わったかもしれない時に、口にするのを拒んだ「真実」だけや。

その瞬間が、近づいとる。

マイケル・ハドソン:イランの経済的反撃とその真相

https://michael-hudson.com/2026/03/irans-economic-counterattack-explained/

Iran’s Economic Counterattack Explained

By Michael  Wednesday, March 25, 2026

2026年3月25日 水曜日

レナ・ペトロワ:

皆さん、ようこそ。お集まりいただきおおきに。レナ・ペトロワです。「World Affairs in Context」の最新エピソードをお届けします。今日は、高名な経済学者であり、特別研究教授、そして著者でもあるマイケル・ハドソン教授を再びお迎えできて光栄です。

ちなみに、私は今マイケルの著書『超帝国主義:アメリカ帝国の経済戦略』を読んでる最中なんです。実はちょうどここに持ってるんですけど、もう私のお気に入りの一冊になりました。この本はホンマに面白くて、今の世界情勢を深く理解したいと思ってる人には、これこそ読むべき本やと言わせてもらいます。強くお勧めします。動画の説明欄にリンクを貼っておくので、マイケルのPatreonやウェブサイトもぜひフォローしてくださいね。

ハドソン教授、番組にお戻りいただきありがとうございます。またお会いできて嬉しいです。

マイケル・ハドソン:

いやあ、世界でこれだけいろんなことが起きてる時期に、またここに来られて良かったわ。

レナ・ペトロワ:

ええ、お迎えできて光栄です。さて、もう大分多くの人が同意してると思うんですけど、イランはホルムズ海峡を、アメリカやイスラエルの侵略に対する切り札として見事に使いこなしてますよね。ここ数日、イランがアメリカやイスラエルと関係ない船舶に対して、安全通行料として200万ドル(約3億円)を請求してるとの報道があります。さらに、イランが他の数カ国と、原油の売買を中国の人民元で決済する交渉をしてるっていう話も出てきました。これは面白い展開やなと思ったんです。果たして米ドルはイラン戦争を生き延びて、世界の基軸通貨であり続けられるんでしょうか? イランが軍事面だけやなくて、経済面でもこれほど強力に報復してることについて、教授はどう解釈してはりますか?

マイケル・ハドソン:

せやな、ホルムズ海峡の封鎖っていうのは、1970年代からずっとイランにとって「最初の一手」で、最も明白な対抗策やと認識されてきた。わしらも当時そんな話をしとったわ。

まず、ホルムズ海峡はずっと開放されたままや。「再開させるために軍隊が必要だ」っていうトランプの脅しは全部的外れなんや。なぜなら、あんたが今指摘した通り、イランはインドや日本、その他の国の船は通しとるからな。「解放」する必要なんてどこにもない。

今まさに起きようとしとるイラン攻撃の狙いは、そこやない。海峡を開けるためでもなけりゃ、イランが過去数十年間一度も目指してへん原爆を持つのを止めるためでもない。ミサイルを廃棄させるためですらないんや。

これは、アメリカがずっと前から計画しとった戦略なんや。2003年にウェスリー・クラーク将軍が「アメリカは7年で5カ国を占領し、最後はイランや」と正式に発表しとった通りやな。アメリカが中東を利用して主要な石油輸出源を支配しようとする狙いの中心は、イランという存在、少なくともシャー(国王)を追い出したナショナリストな指導部を排除することにある。イランさえ片付けば、今やってるみたいにアラブのOPEC諸国を支配するんはお手易い御用やからな。

だから、今週末(東部時間の金曜夜からアメリカ時間の土曜朝)に起きる戦闘が、海峡の島を占領するためやとか、海峡を無理やり開けさせるためのもんや、なんていうのは全部目くらましや。

ただ、イランがこれまでにやってきたことは、あんたが言う通り、非常に単純で強力な戦略やな。まず、OPECのアラブ諸国の船に200万ドルを請求することで、アメリカやイスラエルがイランに与えた損害に対する「賠償金の前払い」をさせてるわけや。イランはその金を使って国を再建する。つまり、これがイラン流の賠償金請求の地ならしやな。

第二に、これでトランプが武力行使をチラつかせるのを防いどる。船が行ったり来たりしとるんやから、海峡は「封鎖」されてへん。イランの敵に対してだけ閉まっとるだけや。トランプは「うちのOPEC企業に、一銭も払わせずに輸出させろ」と言いたいわけやな。アメリカは、OPEC諸国がドル経済圏の一部として好き勝手できるように、金を独占させたいんや。

第三に、原油価格を人民元建てにすることで、アメリカの喉元に刀を突きつけた。アメリカは世界の石油取引を支配することでドルを支えてきたけど、これからは石油取引が非ドル通貨で行われるようになる。これはアメリカのドル化政策にとって「悪夢」や。

第四に、石油の供給遮断をチラつかせて他国に制裁を課すという、アメリカ政府のお家芸を逆手に取った。アメリカはこれまで「言うこと聞かん国にはエネルギーを止めるぞ」と言ってOPECを武器にしてきたけど、今度はイランがアメリカの同盟国に対して「アメリカとつるんで中東の石油支配を助けるんなら、商売はさせへんで」と制裁を課しとる。これが今起きてるデカい問題や。イランのこの戦略があるからこそ、アメリカは必死に脅しをかけとるんやな。

ホルムズ海峡の話は、トランプが今週末に発表するであろうアクションの単なる口実の一つに過ぎん。

レナ・ペトロワ:

トランプは数日前、イランのエネルギー・インフラを破壊すると脅して、48時間の猶予を与えましたよね。でも月曜日になった途端、攻撃を5日間延期しました。今日の早朝には、トランプはイランとの協議に進展があったとまで言って、「我々はすでに戦争に勝った」と豪語しました。もちろん、イラン側はそんな協議も交渉も一切してへんと否定し続けてますけど。

興味深いのは、イランを混乱させて気をそらすような一連の動きの裏で、トランプが延期した「5日間」っていうのが、数千人の米海兵隊が現地に到着するのに必要な時間とぴったり一致することなんです。トランプは単に時間を稼いで、原油価格を抑え込み、株式市場を操作しようとしてるだけなんでしょうか? それとも、教授が仰るように、今週末のさらなるエスカレーションに向けた舞台装置を整えてるんでしょうか?

マイケル・ハドソン:

それについては、面白い解説がいっぱい出とるな。昨日の「Naked Capitalism」の記事には、トランプのタコス(※駆け引きの意か)は市場を操るための設計図やと書いてあったし、マット・ストーラーも、この茶番劇がどう仕組まれたかを説明しとる。

まず先週の金曜日に「世界経済をカオスにしてやる」と脅して、市場を暴落させ、原油価格を吊り上げ、株価を叩き落とした。そして月曜の朝、ニューヨークの金融市場が開く数分前に「攻撃する必要はなくなった。イランが平和的関係に同意した。合意間近やから市場が混乱する理由はない」と言い出した。

その結果どうなったか。ニューヨーク証券取引所のダウ平均株価は一時1100ポイントも跳ね上がった。他の指標もそれに続いたわ。で、結局のところ、トランプの側近たちがインサイダー取引をしとったことがバレとる。彼らはトランプが何をやるか正確に知っとったんや。まるでトランプが脅しを演出して、月曜の朝にそれを自分で解決することで、仲間たちが5億ドル(約750億円)もの買いポジションでボロ儲けできるように仕組んだみたいやな。株価が上がって原油が下がったところで、自分らの懐を肥やすための「金融操作」やったわけや。

これはアメリカ史上、最も露骨で、目に見えて、それでいて誇らしげなほど腐敗した政権やな。全国規模でこれやから。昔のニューヨークのタマニー・ホール(汚職政治組織)がデカくなって全国展開したようなもんや。

今週末については、市場も「またトランプが市場操作を仕掛けてくるんちゃうか」と身構えとるな。「イランを攻撃する」と言っといて、また月曜の朝に突然「解決した、イランが謝ってきたからもう大丈夫や」と言って、株価をもう一回吊り上げる……。

でもな、わしは今回はそんな計画やないと思う。メインの計画は、イランに対して持てる力すべてをぶつけることや。わしが見とる(おそらくあんたの視聴者も見とるであろう)軍事解説者たちはみんな、これはアメリカにとって「自滅行為」やと言うとる。

けど、これはアメリカが20年以上かけて準備してきた計画なんや。どうやってイランを軍事的に打ち負かすか。2003年以来、軍事技術の変化やイランの軍備増強に合わせて、何度も何度も練り直してきた。去年の夏のアメリカとイスラエルによるイラン攻撃の経験から、彼らはイランの防衛パターンを把握したと思っとる。でもな、わしはイランがまだ手の内を全部見せたとは思わん。

だから今週末、トランプは引かへんと思う。もしアメリカの攻撃が惨惨な結果になったら引こうとするかもしれんけど、これはアメリカにとって、ずっと諦めてへん「イラン攻撃計画」を完遂する最後のチャンスなんや。

株式市場の連中に関して言えば、土曜朝(ニューヨーク時間)に攻撃が始まったら、多くの投資家は「一度目はあんたの勝ち(騙されたわしがアホやった)、二度目はわしの負け(騙したあんたが悪い)」と言うて、もう乗らへんやろう。市場操作どころやなくて、本物の軍事作戦になるからな。

今週末、もしアメリカがトランプの言う通り「5日間の猶予」の後に実行に移せば、市場がパニックになる本当の理由が出てくる。つまり、「他の国々の反応を見よう」と言ってたのが、「これは自分らの戦争やない、うちらは傍観させてもらうわ」と他国に見捨てられる結果になるんや。

レナ・ペトロワ:

この戦争は、いろんな意味で目から鱗が落ちるような展開ですね。アメリカ政府が、外国の利害関係者であるイスラエルの利益にほとんど屈従してることを証明しただけやなくて、ワシントンの無能さ、純粋な無能さを強調してますよね。実際、ワシントンはハイレベルな交渉の最中にイランを二度も攻撃して、自分たちの信頼性を自らぶち壊しました。今回だけは違うなんて考えるのは、あまりに世間知らずですよね。

国家の信頼性や誠実さは、本来非常に価値のある資産であるはずです。アメリカはその両方を失ったと言ってもええでしょう。世界最大の不安定化要因であることを自ら証明してしまった。多くの人が、この戦争を「アメリカ帝国の崩壊」の第一幕やと見てますけど、教授もその見方に同意されますか?

マイケル・ハドソン:

ここ数週間のアメリカの外交に「無能」なんて事実はなかったんや。あれは全部「偽物」やった。アメリカがイランに突きつけたのは、到底受け入れられへん要求やったやろ。

2月28日に至るまでの経緯を思い出してほしい。アメリカはイランに「濃縮ウランを全部引き渡せ」と迫った。原爆を作れへんことを証明させるためやと。まるでそれが交渉のすべてであるかのように振る舞ったけど、事実は違った。イランはアメリカの他の要求の多くに同意したんや。ウランを手放し、他国に送ることを認め、ミサイルの監視も受け入れると言った。

そうなると、アメリカが掲げた「戦争の口実」がなくなってまうやろ。仲介役のオマーンも「これで和平の基盤ができた」と発表した。これがアメリカをパニックにさせたんや。イランにブラフ(はったり)を逆手に取られたからな。

イランは「戦争しても勝てる自信はある。けど、勝ってもアメリカとイスラエルの空爆で石油インフラも国民もボロボロになる。その代償を払うくらいなら、屈辱的な条件でも飲んで戦争を避けるわ」と回答した。

これに慌てたアメリカは、「戦争の必要はない」なんてイランに言わせんように、即座に攻撃せなあかんようになった。最初から、この交渉は攻撃を正当化するためのパブリック・リレーションズ(広報活動)の演習に過ぎんかったんや。イランがそれを阻止しようとしたから、それが攻撃のトリガーになったんや。

このことはわしが「Democracy Collaborative」の記事や自分のサイトにも詳しく書いたわ。「ブラフ」は交渉やない。アメリカは、イランから本当は何が欲しいのかを一度もはっきり言わんかった。そら言えへんわな。欲しいのは、イランだけやなくて中東全体の石油取引を支配することやから。世界の原油輸出の「急所」を握りしめて、貿易政策や金融政策を「武器化」するための切り札を持ち続けたいだけなんや。イランはそれを非常に巧みにかわしたんや。

レナ・ペトロワ:

アメリカは、エネルギーの自給自足や食料の安全保障、そしてもちろん情報技術で自立しようとする国ならどこでも攻撃しますよね。AIは今や軍事やあらゆる分野で大きな意味を持ってます。私たちが今見てるのは、権力を維持し生き残るために他者を破壊しなければならないという、凋落する帝国の末期症状なんでしょうか?

マイケル・ハドソン:

そうやな、国際法を攻撃することで他者を破壊しとるわ。アメリカがやっとることは、戦争のルールも国連憲章も全部無視しとる。

これは単なるイラン一国との戦争やない。アメリカは、イランと戦うことで今年いっぱいはOPECの石油取引が止まってしまうことを百も承知でやっとる。来年まで響くやろうな。これは、アメリカが依然として世界経済の「一極支配(ユニポーラ)」を維持し、あんたが言う通り、他国が国家主権を行使するのを阻止できるかどうかを決める長期戦の始まりなんや。

「国家主権」という考え方は、あらゆる国際法の基礎や。だから、世界中の国々がこの動きによって脅かされとる。これこそが、イラン戦争と去る2月28日が「第三次世界大戦」の正式な開幕やと言われる理由や。

世界中がエネルギーを必要としとる。石油、ガス、肥料の輸出が減り、それらに依存するあらゆる生産活動が影響を受けるから「世界大戦」なんや。イランによってカタールのヘリウム工場が破壊されたせいで、医療用のスキャン装置(MRIとか)に必要なヘリウムが不足し始めとる。ヘリウムは半導体チップの製造にも不可欠や。極低温の液体ヘリウムがないと、超紫外線(EUV)露光装置でチップを精密に刻むことができへん。

自由な石油輸出という相互依存の上に成り立ってた世界経済の連鎖が、今やカオスに叩き落とされとる。肥料が止まれば農業の収穫も減る。その被害を一番食らうのはグローバル・サウス(発展途上国)の国々やろうな。

でもな、革命の終わりには必ずカオスが来るわけやない。アメリカにとっての「カオス」とは、自分たちが石油も食料も自給自足できとるから、アジアやグローバル・サウスの国々よりも優位に立てる、という計算に基づいたもんや。第二次世界大戦後と同じように、経済力を武器に世界外交をコントロールしようとしとる。

これは、他国への攻撃であると同時に、文明が守るべきだとされてきた「主権」や「宣戦布告なき戦争の禁止」、「民間人や病院、インフラへの攻撃禁止」といった原則そのものへの攻撃や。あらゆる戦争のルールと国際法がアメリカによって破られた。

他の国々は今、認知不和に陥って呆然としとるわ。自分たちを守るために何をすべきか信じられんのやろう。これから一年かけてカオスが広がる中で、唯一の防御策は、国連に代わる全く新しい国際外交システムを作り、IMFや世界銀行、そしてアメリカが支配の手段として構築してきたあらゆる機関を作り直すことしかない。トランプの関税みたいな、アメリカ市場へのアクセスを勝手に操作するような仕組みからも脱却せなあかん。

世界はアメリカから独立せなあかんのや。その結果、アメリカが「敵」と呼ぶ国々を孤立させるんやなくて、アメリカ自身が世界から孤立することになるやろう。これはまさに、第二次世界大戦以上の「文明の戦い」やな。

レナ・ペトロワ:

確かにそうですね。マイケル、あなたは以前から、アメリカの侵略の核心には「エネルギーを支配して他国をコントロールしたい」という欲求があると言ってこられました。湾岸協力会議(GCC)のインフラや、イランのインフラへのダメージは甚大です。需要を満たすレベルまで再建するには何年もかかるでしょう。

興味深いことに、アメリカのメディアですら、これから「スタグフレーション」が来るという兆候を認め始めています。私たちはスタグフレーションに向かってるんでしょうか? それとも、世界恐慌のような、もっと最悪な事態なんでしょうか?

マイケル・ハドソン:

ああ、これは「恐慌(デプレッション)」やな。

恐慌っていうのは、本来インフレやなくてデフレなんや。メディアは「石油価格が上がるから物価が上がって、金融資産や債券の価値が下がる」なんて言っとるけど、そんなのは自由市場リバタリアンのイデオロギーに過ぎん。

石油、ガス、ヘリウム、肥料の価格が上がれば、産業全体が立ち行かなくなって閉鎖される。そうなれば労働者は職を失う。恐慌っていうのは、インフレとは正反対の「経済の冷え込み」なんや。

株式市場の連中は、お金や物価が経済全体にどう影響するか、全く分かってへん。国際収支がどうなるかの分析もない。彼らにあるのは「トレンドは友達や」という考えだけや。みんなが株を買ってれば飛び乗り、下がり始めたら全部売って空売りする。それしか見えてへん「トンネル視界」や。物価、富、資産価値、賃金、そして購買力がどう進化していくかという全体像を理解してへんのや。

レナ・ペトロワ:

イランは数十年間も制裁下にありながら、地域の大国として踏ん張ってきました。そのイランが、核武装したイスラエルと手を組む超大国アメリカに立ち向かっています。戦争を支えるには経済力が必要ですけど、40年近く西側の制裁を受けながら、これほど強力なライバルであり続けているイランは驚異的です。今や、イランが「運転席」に座って切り札を握ってるように見えます。トランプに48時間の最後通牒を撤回させたことは、一定の抑止力を確立したと言えるかもしれません。

このイラン戦争は、イランのような中堅国家や、さらには中国やロシアのような大国と戦うアメリカの軍事的・経済的な実力について、何を明らかにしたんでしょうか?

マイケル・ハドソン:

その答えは、今週末に分かるやろうな。アメリカがそこに展開してる戦艦……失礼、空母や軍隊をどう動かすつもりか、何らかの計画はあるはずや。

アメリカが爆弾を送り込めるのは分かっとる。でも、爆撃機を送り込めるかどうかは分からんで。イランは強力な防空システムを持っとるからな。

あんたはイスラエル軍の話を出したけど、イスラエルはこの戦争には直接関わらへんやろう。「最後のアメリカ兵が死ぬまで戦う」つもりやろうけど、イスラエル軍は今、レバノンを切り取るのに忙しいからな。自分たちの国が爆撃されて防衛力が尽きた後の「逃げ場所」を確保せなあかんのや。彼らの「アイアンドーム(黄金のドーム)」なんてのは作り話で、中身はガラクタやった。アメリカから供与された兵器も、実際に戦うためのもんやなくて、パレード用の、高級なメルセデス・ベンツみたいなもんや。イランの兵器に対しては全くの無力や。

結局、アメリカには実際に海兵隊を上陸させて「最後の海兵隊員まで戦わせる」以外に、まともな軍事的手段はない。

わしが読んでるあらゆるサイトの軍事解説者たちは、海兵隊がホルムズ海峡やペルシャ湾、あるいはイラン南部やバローチスターン、アゼルバイジャンから上陸しようが、どこへ行っても「食い尽くされる」と言うとる。将軍たちもそれに気づいとるはずや。イランがどれほど徹底的に防衛の準備をしてきたか、彼らはまるで見当もついてへんのやから。

いや、本当のところは誰にも分からん。それは「秘密」やからな。これから目撃することになるやろうけど、アメリカの考えはこうや。「アラモを忘れるな(Remember the Alamo)」や。かつてアラモの戦いで大敗したことを利用して愛国心を煽ったみたいに、「イランにやられた復讐をしろ!」と国民を動員しようとしとる。

でもな、アメリカにもヨーロッパにも、そんな「アラモ」みたいな愛国的な熱狂は起きへんと思うで。ヨーロッパはすでに「これはうちらの戦争やない。相談も受けてへんし、何しとるんかさっぱり分からん」と言うとるし。アメリカ国民も戦争には反対や。

それどころか、アメリカ国民はこのカオスと、ガソリン代や食料品やエネルギーを使うあらゆる製品の値上げが自分の財布を直撃するのを見て、「これはトランプの戦争や」「ネオコンの戦争や」と言うやろう。「イスラエルの戦争や」と言う奴もおるやろうな。誰も支持せえへん。これはトランプにとっても共和党にとっても、そして共和党と同じくらい好戦的な民主党にとっても、最悪のシナリオや。議会がこの戦争を止めようとせえへんのを見れば、どっちもどっちやと分かるやろ。

レナ・ペトロワ:

マイケル、これが最後のリクエストです。11月の中間選挙が近づいてますけど、共和党はパニック状態やないかと想像します。最新の世論調査では、ドナルド・トランプの支持率はあらゆる項目で水面下(不支持が上回る)です。有権者は物価高、経済の不安定、そして拡大するイラン戦争の結果に直面してます。歴史が示す通り、こういう状況で現職の政権与党が有利になることは滅多にありません。ワシントンには、ガソリンや食料という国民が最も敏感な分野で物価が上がり続ける中で、この「自ら選んだ戦争」を続ける政治的な意志や食欲がどれくらい残ってると思われますか?

マイケル・ハドソン:

ワシントン? ワシントンって誰のことや?

レナ・ペトロワ:

外交政策の主流派(エスタブリッシュメント)のことです。

マイケル・ハドソン:

今のワシントンはトランプの一人舞台や。彼は自分に忠実な奴らだけで内閣を固めた。南部のアラバマ州の議員が牛耳る共和党支配の参議院も、みんなこの「自殺的な行進」に賛成しとる。まるでレミングやな。誰も抗議せえへん。トランプに逆らうのを恐れとるんや。

もちろん共和党内にも「孤立主義」の一派はおるけど、完全に少数派や。今の議員たちが気にしてるのは自分の「給料」だけや。戦争に誰が勝つかなんてどうでもええ、金が欲しいだけや。それが、今の参議院と共和党の徹底した腐敗の姿や。

最高裁判所が「個人の献金に制限はない」という判決を出したせいで、アメリカの選挙プロセスは事実上「私物化」され「金融化」された。最も多くの献金を集めた政治家が勝つ仕組みやから、選挙は最高額の入札者に競り落とされるオークションみたいなもんや。

そして議会は、アメリカとイスラエルの間で「資金の循環」を作り上げとる。アメリカがイスラエルに巨額の援助を与え、イスラエルはその一部をロビイストを通じて、自分たちに有利な投票をした議員たちに還流させる。

戦争に賛成し、イスラエルを「アメリカの外国軍団」として、あるいはISISやアルカイダを「第二の外国軍団」として支援することで、議員たちは自分たちが金持ちになるための「自己資金調達」の仕組みを回しとるんや。先週末のトランプの茶番劇でボロ儲けしたインサイダーたちと同じようにな。

レナ・ペトロワ:

全うに、今は非常に「興味深い」時代ですね。マイケル・ハドソン教授、今日は本当にありがとうございました。あなたの視点を共有してくださって感謝します。また新しいエピソードでお会いできるのを、視聴者の皆さんと一緒に楽しみにしてます。

マイケル・ハドソン:

ああ、呼んでくれてありがとう。ええ議論やった。今週末、何が起きるか見てみようやないか。