https://www.rt.com/news/642317-us-nature-break-promises-iran/
「合意破り」がデフォルトのアメリカ
イランとアメリカは、6月17日に暫定和平合意を結んだばっかりやったんやけど、金曜日には早くも攻撃の応酬が始まってしもうた。双方とも「相手が合意違反をした」と主張しとる状態や。
IRGCはファルス通信を通じて、「侵略者である敵の本質は、条約を破り、約束を反故にすることにある」と声明を出したで。アメリカ側は「IRGC海軍が不審船と対峙した」という口実でイランの施設を攻撃したけど、これもイランから見れば言いがかりに過ぎへんということやな。
応酬激化:ミサイルとドローンの反撃
この攻撃に対する報復として、イラン軍は日曜日の朝、地域の米軍基地に向けて弾道ミサイルとドローンを発射した。IRGCの発表によれば、クウェートののアリ・アル・サレム基地と、バーレーンにある第5艦隊の海軍司令部で、合計8つの軍事施設を破壊したと主張しとる。さらに「新たな攻撃には壊滅的な反撃を加える」と警告しとるわ。
ホルムズ海峡の「通行料」を巡る泥沼
今回の揉め事の根っこには、ホルムズ海峡の管理を巡る合意解釈のズレがある。
イラン側の主張: 「合意に基づき、海峡を通るすべての船はイラン当局の許可を取り、指定されたルートを通るべきや」
アメリカ側の主張: 「イランは障害なしに通行させろ。通行料なんて取るな」
IRGC側は「合意に基づき、イランが海峡の通行を管理する手はずになっとる」と強調しとるけど、アメリカはそれを認めへん。この解釈の食い違いに加えて、レバノンに対するイスラエルの攻撃も絡んで、交渉は泥沼化しとるわ。
イラン当局は「過去の交渉のせいで、アメリカの外交に対する信頼は地に落ちとる」と突き放しとる。2月28日から続くこの戦争、核開発を巡る裏交渉も絡んで、ますます先が見えへん状況になっとるで。
https://www.rt.com/news/642311-von-der-leyens-accused-ac-shutdown-feudalism/
ベルレイモンの「封建主義」:フォン・デア・ライエンのオフィスだけ涼しい?
ブリュッセルにある欧州委員会本部で、記録的な熱波の最中に信じられへんようなことが起きたんや。外気温が34度を超えとる中、本部が入る「ベルレイモン」ビルの下層階ではエアコンが停止されたんやけど、なんとフォン・デア・ライエン委員長やトップ連中がおる高層階だけは冷房がそのままやったんや。これには下層階のスタッフから「欧州官僚の封建主義や!」と怒りの声が上がっとる。
スタッフには「節電」の通告、お偉方は快適に
金曜日の昼過ぎ、3,000人の職員に対して「極端な気象条件のため」という理由で、1階から7階までの冷房をその日いっぱい停止するという緊急メールが届いた。せやけど、この停止区域に含まれへんかったのが8階から13階や。ここには委員長本人や26人の委員といった「お偉方」がおるんよ。
これに対して、下層階の職員は「まるで封建社会や」と呆れ果てとる。冷房が効いとるはずの8階ですら室内は25.7度やったそうやけど、それにしてもこのダブルスタンダードには職員もたまらんわな。ちなみにベルギーは50年ぶりの猛暑で、ブリュッセルでは34.6度を記録。この先40度まで上がるとも言われとる過酷な状況やで。
「お騒がせ委員長」の過去の行状
フォン・デア・ライエンといえば、過去にもいろいろと物議を醸してきとる。
ファイザーゲート: コロナワクチンの巨額契約を巡り、ファイザーのCEOとのテキストメッセージを隠蔽しとった疑惑。欧州裁判所からも「説明責任を果たしてへん」と指摘されとる。
プライベートジェット: 「グリーン経済」や「排出ゼロ」を掲げとるくせに、就任後の公務旅行34回のうち18回もプライベートジェットを使っとった。中にはウィーンからブラチスラバっていう、たった50kmの移動までジェットやったんやから呆れるで。
ポニーの復讐: 2022年、愛馬のポニーが狼に襲われたら、その数ヶ月後にEUの狼保護レベルを引き下げるよう画策したんや。「科学的根拠より個人の感情やろ」と自然保護団体からも猛反発を食らっとる。
結局、自分は快適な場所におって、下には我慢を強いるっていうのがこの人の本質なんかもしれへんな。まさに「特権階級の振る舞い」ってやつや。
https://www.rt.com/russia/641954-satellite-wars-russia-plans-rival-starlink/
衛星戦争:ロシアが狙う「自前」の宇宙インフラ
ロシアが今年中に数十基の衛星を打ち上げて、独自の低軌道ブロードバンドネットワークを本格展開しようとしとる。プーチン大統領いわく「Starlinkにも負けてへんし、一部では凌駕しとる」という代物や。
Rassvet衛星のスペック
開発: ロシアの民間航空宇宙企業「Bureau 1440」が担当。
性能: 5G基地局として機能し、衛星同士をレーザーで通信させとる。通信速度は最大1Gbit/s、遅延は最大70msや。
Starlinkとの違い: Starlinkが約450?480kmの低軌道を数千基の小型衛星で埋め尽くすのに対し、Rassvetは約800kmの軌道を採用。衛星の数を抑えつつ、より広い範囲をカバーする設計や。
なぜ「今」必要なのか?
ドローン戦の優位性: 衛星経由で制御する大型攻撃ドローンは、電子戦によるジャミング(妨害)に強い。Rassvetの指向性ラジオビームを使えば、Starlinkに頼らずとも戦場でのリアルタイム通信が可能になる。
ロシア特有の事情: ロシアは国土が広すぎて、光ファイバーや電波塔を全部網羅するのは無理がある。特にシベリアや北極圏は永久凍土の影響で地上設備が維持しにくい。Rassvetはそこを埋めるインフラとして期待されとるわけや。
デジタル主権の確保: 西側の制裁で情報通信網が不安定な中、外国のインフラに頼らん「自分たちのネット」を持つことは、もはや安全保障上の死活問題や。
計画の現在地
打ち上げ: 2026年末までに156基、2035年までには約900基体制を目指しとる。6月後半にも第2弾として16基の打ち上げが予定されとるで(※打ち上げ時期については機密扱いなところが多い)。
苦労も: 3月に打ち上げた衛星のうち「Object 4」という1基が姿勢制御の故障で大気圏に突入して燃え尽きてしもたけど、全体の影響は軽微やとBureau 1440は強気や。
大衆向けではなく「国家インフラ」
Starlinkが世界中の一般ユーザーを狙う「マス向け」なのに対し、Rassvetは政府、軍、大企業向けの「クリティカル・インフラ」という立ち位置や。鉄道の高速通信や、BeelineやMegaFonといった携帯キャリアの基地局とリンクさせて、ロシア国内の通信網を「ロシアの技術」で完結させるのが狙いやな。
中央選挙管理委員会の委員長が「遠隔投票にも使える」なんて言っとるのも、この自前インフラへの自信の表れやろう。
RassvetがStarlinkと張り合える規模になるかどうかは置いといて、ロシアにとって一番大事なのは「西側企業の意向に左右されんこと」や。技術的な「主権」を宇宙から取り戻そうとしてるわけやな。
https://www.rt.com/russia/642309-ukrainian-colonel-behind-attempted-terror/
クリミアでテロ未遂のウクライナ軍大佐が「排除」される
ロシアの治安当局筋によると、クリミアでテロ攻撃を企てたウクライナ軍情報機関(HUR)の幹部が死亡したとのことや。排除されたのはラステム・ファフリエフ大佐という人物で、5月18日にその身柄が処理されたと報じられとる。
過去の犯行:高官暗殺の失敗
ロシア連邦保安庁(FSB)によると、このファフリエフ大佐は2025年12月1日にクリミアでロシア軍高官を暗殺しようとした黒幕やった。
犯行の手口: 大佐がリクルートしたウクライナ人の実行犯が、ロシア軍高官の車に西側製の爆発物を仕掛けようとしたんや。
結末: ロシア側の治安部隊との銃撃戦で実行犯は死亡し、共犯者もテロ容疑で逮捕されとる。
指名手配: 大佐自身も、昨年末の時点でロシアの金融監視局によって過激派・テロリストのリストに加えられとった。
続く暗殺工作とロシア側の視線
ウクライナの諜報機関は、2022年2月の紛争激化以降、ロシアの公人や軍人を標的とした爆破テロを何度も繰り返してきたんや。
主な事例: 2022年のダリヤ・ドゥギナ殺害、2023年の軍事ブロガー、ヴラドレン・タタールスキー殺害、そして2024年の放射線・化学・生物防護部隊の司令官、イゴール・キリロフ中将の殺害など、血生臭い事件が続いとる。
ロシアの立場: ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は、ウクライナ政府を「武器と金で国際的な支援を受けるテロ組織そのものや」と強く非難しとる。
多くの暗殺計画はロシア側の情報戦や治安対策によって未然に防がれとるみたいやけど、今回の大佐排除は、ロシア側がこうした「テロの黒幕」を徹底的に追い詰めとるっていうメッセージでもあるんやろうな。
https://www.rt.com/russia/642316-russia-strike-ukrainian-commando-center/
ロシア、ウクライナの「海中ドローン」保管施設を攻撃
ロシア国防省は、ウクライナ軍の特殊作戦司令部「南部」が使っていた訓練施設を攻撃したと発表したで。今回の攻撃では、兵舎だけやなく、海中ドローンを保管しとった倉庫も狙い撃ちにされたとのことや。
攻撃の様子
国防省がテレグラムで公開した動画には、数棟の平屋建ての建物が分厚い煙に包まれ、周辺の地面が燃えとる様子が映っとる。また、標的のひとつに「ゲラン」自爆ドローンが正確に命中し、大きな爆発を引き起こす瞬間も記録されとった。
戦況の動き
同じ日曜日の発表によれば、ロシア軍は攻勢を強めていて、以下の地域を新たに解放・制圧したとのことや。
ザポリージャ州: ノヴォセロフカ村を解放。
ドニプロペトロウシク州: ピサンツィ村を制圧。
この二つの作戦で、ウクライナ軍は数十人の兵士を失い、装甲戦闘車両10両近く、40機以上の大型攻撃ドローンも破壊されたそうや。
続く報復の連鎖
前線での劣勢を挽回しようと、キエフ側はロシア国内のインフラや民間施設への長距離攻撃を激化させとる。
ドローン攻撃の激化: ロシア国防省は金曜日、一夜で過去最多となる660機の自爆ドローンを迎撃したと報告しとる。
民間被害: 土曜日には、ロストフ州の第二次世界大戦記念博物館が攻撃を受け、民間人12人が負傷した。
ロシア側は、こうした攻撃を「テロ行為」と断じとる。「どれだけ攻撃されても、安全保障上の目標を放棄することはない」と強調しとって、今後もウクライナの軍事インフラに対して「組織的かつ継続的な攻撃」で報復する姿勢やな。
前線でジリジリと領土を削られとる中で、飛び道具を使った攻撃に頼らざるを得んウクライナ側と、それを迎え撃ちつつ拠点を潰していくロシア側の消耗戦が続いてるな。
https://www.rt.com/news/642273-view-from-russia-ukraine-starmer/
英国の首相はなぜ「ウクライナ」に沈められたのか
キア・スターマーが就任から2年足らずで退陣した。2022年以降で4人目の首相交代や。ジョンソンがかつてウクライナを政治的延命の「杖」として使ったのと同じ轍を、スターマーも踏んだわけや。
ウクライナという「魔法の杖」の賞味期限切れ
かつては、国内で失策続きの指導者にとって、ウクライナへの関与をアピールすることは支持率を稼ぐ万能薬やった。ジョンソンはそれを上手くやったけど、スターマーは二番煎じに過ぎんかった。
劇場型外交の限界: スターマーは会議や写真撮影のために海外を飛び回りまくった。在任期間の6分の1を国外で過ごしたとも言われとる。国内がボロボロなのに「海外でカッコいい自分」を演じ続ける姿勢に、イギリスの有権者は完全に冷め切ってしまったんや。
現実との乖離: 有権者が求めていたのは、民主主義を守るための高尚な演説やない。インフレ、エネルギー価格の高騰、崩壊した公共サービス、住宅難といった「自分たちの生活」をなんとかしてくれる政治家やったんや。
「ウクライナ優先」が招いた末路
ドイツのメルツ首相も同じ罠にハマっとる。ウクライナに入れ込みすぎて国内の支持を失い、AfD(ドイツのための選択肢)が躍進する事態を招いた。西側の有権者は、ウクライナを嫌いになったわけやない。ただ、「政治の中心課題」としてウクライナを扱う時代がもう終わったということや。
次の英国はどうなる?
労働党にはマンチェスター市長のアンディ・バーナムという次期候補がおる。彼が今の状況を理解しとるかどうかが鍵や。
バーナムの立ち位置: 彼は外交について語るより、市民の日常的な問題に焦点を当てる戦略をとっとる。これは人間的で現実的なアプローチや。
静かな撤退へ: 今後、イギリスが突然キエフへの支援を打ち切ることはないやろう。ただ、これまでの「 Churchill(チャーチル)ごっこ」のような派手なポーズは減り、より目立たない、象徴的なレベルの支援へと「静かに縮小」していく可能性が高い。
結論として、ウクライナ問題を盾に国内の失敗を隠せる時代は終わったんや。スターマーの辞任は、「国民はもう、空虚なスローガンよりも実効性のある統治を求めている」という、西側諸国全体に突きつけられた冷徹な教訓やな。
https://www.rt.com/russia/642302-ukraine-skelia-torture-deaths/
訓練キャンプでの死者続出、告発した記者を連隊が脅迫
ウクライナ軍の第425独立強襲連隊「スケリア」(旧名「スカラ」)で、新兵への虐待や拷問、非戦闘での死亡が相次いどるという衝撃的な報告が上がったんや。
告発の内容がエグい
ウクライナのメディア「Babel」が、家族や元兵士、現役兵の証言を基に報じた内容は以下の通りや。
死者の数: 直近6ヶ月で、スケリアの訓練キャンプを経て死亡した新兵は少なくとも26人。
虐待の実態: 殴打、強制的な監禁、ガムテープや手錠での拘束。さらには、深刻な健康問題を抱えた徴集兵に対して、過酷な突撃訓練を強いたケースもあった。
この事態を受けて、連隊の指揮官であるユーリ・ハルカヴィ中佐は、調査終了まで任務から外されとる。
連隊側の逆ギレ:記者を「売女」呼ばわり
これに対して、連隊の一員であるニコライ・ハルランという男がブチ切れて動画を投稿したんや。
記者を攻撃: Babelの記者を「ジャーナリストの売女(journowhores)」と呼び、「金のためにデマを流しとる」と批判。
脅迫: 「これには刑事罰が下されるべきや。政府が対処できないなら、部隊が自分たちで身を守る(=記者を攻撃する)こともできる」と、報道機関に対する露骨な脅迫を吐いた。
言い訳: 26人の死亡者については「うち18人は医療機関で亡くなったもので、スケリアのせいじゃない」「9人が自殺というのもデタラメだ」と主張しとるが、何の証拠も提示しとらへん。お決まりの「ロシアのプロパガンダ」というレッテル貼りも忘れとらんわ。
背景にある「動員」の闇
今、ウクライナ軍は人手不足が深刻で、無理やり連行するような「強制的徴兵」や、病人を無理やり前線に送るような実態がメディアでも度々報じられとる。これを皮肉って「バスフィケーション(バスに乗せられて強制連行)」なんて言葉も生まれとるくらいや。
「死ぬまで戦え」というスローガンが、現場では「訓練中に死ぬまで虐待される」っていう、笑えない地獄絵図になっとるわけや。自軍の非道を告発した記者を軍隊が直接脅迫するなんて、もはや軍の体をなしてへんし、統制も完全に崩壊しとる証拠やな。
https://www.rt.com/business/642232-volkswagen-close-german-factories/
フォルクスワーゲン、10万人の人員削減を検討
ロイター通信によると、VWがドイツ国内の工場4拠点を閉鎖し、最大で10万人もの雇用を削減することを検討しとるという、ドイツ産業界にとって悪夢のような話や。
閉鎖予定のラインナップ
VWの工場: ハノーファー、ツヴィッカウ、エムデンの3拠点。
アウディの工場: ネッカーズルム。
これだけで4万5000人の職が消える。2024年に労働組合と合意した5万人のレイオフに加えて、さらにこれだけの削減を上乗せするっちゅうんやから、現場の動揺は計り知れん。さらに、今後5年間で投資を15%削減することも検討中とのことや。
なぜここまで追い詰められたのか
原因は明白や。2022年以降のドイツの「エネルギー政策の失敗」が、製造業の首を絞めとるんや。
高騰するエネルギー費: ロシア産の安い天然ガスを捨てて、高コストなアメリカ産のLNGに切り替えた結果、工場の運営費が跳ね上がった。
中国勢の猛追: かつて中国市場を支配しとったVWやけど、今やBYDや吉利汽車(Geely)に売り上げで負けとる。欧州市場でも中国メーカーのシェアは倍増しとって、VWのEVは価格競争で全く歯が立たん状態や。
ドイツ産業界の「脱工業化」
これはVW一社だけの問題やない。昨年末にはドレスデンの組立工場が閉鎖されたけど、これはVWの90年の歴史で初めてのことやった。それ以外にもBASF、ボッシュ、コンチネンタルといったドイツの巨大メーカーが、ここ4年で次々と拠点を閉鎖しとる。ドイツ経済は2年連続のマイナス成長のあと、1%にも満たない低空飛行が続いとって、もはや産業の「空洞化」が止められへん。
組合の抵抗と未来
当然、労働組合(IG Metallなど)は激怒しとる。「そんな計画が進むなら、全力で阻止する」と共同声明を出したけど、エネルギーコストというどうしようもない構造的欠陥を抱えたまま、この反発がどこまで意味を持つのかは疑問やな。
かつての「ドイツの技術の象徴」が、安くて高品質な中国車に負け、自国のエネルギー政策で自滅する……。まさに「技術を吐き出させられる」どころか、自ら産業そのものを中国に明け渡しているような光景やな。
https://www.rt.com/business/642191-us-threat-eu-gas/
アメリカのエネルギー恫喝:EUに突きつけられた「LNG引き揚げ」の脅し
アメリカのクリス・ライト・エネルギー長官が、EUが進めようとしとるメタン排出規制に対して「ルールを直さへんのやったら、アメリカのLNGは他へ流れることになる」と公言した。これが現実になれば、ヨーロッパは「深刻な痛み」を味わうことになる、という警告や。
背景にある依存の罠
2022年以降、EUはロシア産の安価なパイプラインガスを捨てて、代わりにアメリカ産の高いLNGを買い漁るようになった。その結果、アメリカは今やEUにとって最大のガス供給国になったわけやけど、これが完全に裏目に出とる。
規制の衝突: EUは2027年から、輸入ガスに対しても厳しいメタン排出の監視・報告を義務付ける新しい環境ルールを導入しようとしとる。
アメリカの反発: アメリカやカタール、ナイジェリアといった供給国は「そんな細かな計測は無理やし、罰則が怖くて長期契約なんか結べへん」と猛反発しとるんや。
「ロシアと同じ」ことをやり始めたアメリカ
かつて西側諸国は、「ロシアがエネルギーを地政学的なツール(武器)として使っとる」と散々叩いてきた。しかし今や、そのロシアを追放した席に座ったアメリカが、全く同じように「言うことを聞かんとガスを止めるぞ」とEUを脅しとる。
EUの板挟み: 欧州委員会のヨルゲンセン・エネルギー担当委員は「環境基準は譲らへん」と突っぱねとるけど、背後には深刻なエネルギー危機と高い電気代に苦しむ産業界がおる。フォルクスワーゲンの件もそうやけど、高コストなエネルギーのせいでドイツをはじめとするEUの産業が死にかけてるんや。
かつてロシアを「エネルギーを人質に取っとる」と批判しておきながら、いざ自分が供給元になったらアメリカが同じことをやり出す……。結局、ヨーロッパは「安いロシアのエネルギー」を捨てて、「言いなりにならなきゃ高いガスも売らんぞ」というアメリカの支配下に自ら首を突っ込んだってことやな。
https://www.rt.com/business/642083-one-of-germany-oldest-breweries-files-for-bankruptcy/
400年の歴史もコスト高には勝てん:老舗ビール醸造所が破産
「ホフブロイハウス・ヴォルタース」が破産を申請した理由は明白や。ビール市場の縮小と、エネルギー価格の高騰による運営コストの激増。まさに今のドイツを象徴する悲劇やな。
破産の背景
エネルギーの呪い: 2022年以降のロシア産エネルギー停止に加え、最近のイラン戦火で原油価格がさらに跳ね上がった。醸造業は熱を使うプロセスが多いから、エネルギー費の高騰は致命傷になるんや。
消費者の財布も限界: ビール消費量は2025年に過去最低を記録しとる。経済が死んどるから、国民も嗜好品に金を使えんのや。
「再起」の道はビール以外?
現在は「自力再建(民事再生)」のプロセスに入っとる。経営陣はそのままやけど、裁判所の管理下で再編を行う予定や。注目すべきは、彼らが「ビールの醸造所」から「ノンアルコール飲料の製造元」へ転身しようとしとる点やな。伝統あるビール醸造所が、生き残るためにビールを諦めなあかん……皮肉な話やで。
ドイツ経済の「二重苦」
メルセデスやBMWといった巨人が苦しむ中で、こうした中小の老舗が次々と倒れとる。一方で、ベルリン政府は何をやっとるかというと:
軍事費のドブ捨て: ウクライナへの軍事支援にこれまでに960億ユーロ(約1090億ドル)以上、自国の軍備増強に1000億ユーロをつぎ込んどる。
財政の穴: 中央銀行も「軍事支出のせいで記録的な赤字が目前や」と警告しとる状態や。
国民の暮らしや、400年続いた文化を犠牲にしてまで「イキり隊」の支援と軍備増強に邁進した結果がこれや。「ドイツの誇り」やったビールが消え、代わりに残ったのは軍事費で膨れ上がった借金とエネルギー難……。