マーク・スレボダ:CIA長官がモスクワに飛んだ件など
https://www.youtube.com/watch?v=D_-kJy7C7hI&t=1s
CIA長官がモスクワ入り、ウクライナ軍がドンバスで崩壊中
ガーランド・ニクソン
ガーランド・ニクソンや、どうも。木曜日の正午やな、いつも通りマーク・スレボダと一緒におるで。
もちろん、スレボダ界隈のみんなは「マーク・スレボダの全部を知りたいわ、どないしたらええねん、彼のシニカルで哲学的な基盤についていけんねん」思うとる人らようけおるやろ。
そら簡単や。教えたるわ。boosty.to/therealpolitiqueってとこ行ったらええねん。後で見せたるし、詳しく話すで。みんな息切らして待っとるん分かっとるし、チャットのみんなも「いや、ガーランド、早よ本題行けや」て怒っとるやろけど、もうすぐや。始めなあかんな。マーク、でっかいことが遂に起こったで。CIAのやつがロシア来て、そらもうプロパガンダ始まって「ウラジーミル・プーチンに最後通牒突きつけるんちゃうか」思うたら、いやいやプーチンがしがないCIAのやつなんかと会うわけないやろ、国際的な儀礼分かっとらんのかって思うたわ。ラブロフがルビオと会うんならまだしも、彼はほんまにクレムリンまで乗り込んで「プーチンよ、言うこと聞かなあかんぞ」て言うたんかいな。「さもなくば全部終わりや」みたいな。まあ何やわしにも分からんけど、あんたの考え聞かしてくれや。行ったって、脅した脅した言うても、こっちはミサイルも何も入っとらん空っぽの弾薬庫抱えて、イランにさえ負けたばっかりでロシア脅しとんのかいな。とにかく、マーク・スレボダに聞くで。
そうやな、ダニエル、いやジョン・ラトクリフや、トランプ政権のCIA長官がモスクワに来よったんや。これがCIA長官がモスクワに来るん、2021年11月以来初めてなんやで。まあほぼ特別軍事作戦の前夜みたいなタイミングやったな。で、その前回の訪問の時は当時のCIA長官バーンズがプーチンに特別軍事作戦始めるなて警告しよったんやろな、まあ脅しやわ。今回ラトクリフやけど、一つ言うとかなあかんのはバーンズはキャリア組のCIA、プロやったってことや。ロシア人らは彼のこと好きやなかったやろけど、それなりの敬意は払っとったんやろな。ロシア人はプロフェッショナリズムを尊重すんねん。逆に嫌うんは政治任命のアマチュアや。ロシアの外務大臣ラブロフみたいに、外務省で人生ずっと働いてきた人間と、大統領選から降りて党の中から現大統領支持して、その見返りに政治ポスト貰うたような人間とは全然違うんや。そういうポジションではよくある違いやけど、ダニエル・ラトクリフはプロからは程遠いわな。もう両国関係考えても、ロシア側のラトクリフへの敬意の欠如考えても、今回の訪問は事前告知なしやったんや。ニュースもまずアメリカ側のメディアからしか出てへんかった、しかもアメリカ空軍の輸送機がモスクワに到着したんが目撃されてからやっとや。それから西側メディアで話が出て、そのあとやっとロシアメディアでも出てきよった。ロシアはこういうことに関してはアメリカの報道が先に出るまで黙っとるんが普通やねん。ロシア側の説明はまず第一に、ラトクリフはプーチンとは会うてへんで。2021年はバーンズはプーチンと会うたと思うわ、まあ確信ないけど、たぶん会うたはずや。バーンズは元米国大使やったからプーチンも知っとったやろな、これは彼が「外交官・大使」やった当時の役割についてもいろいろ物語っとるけどな、当時はキャリアCIAやなかったんやろ、分かるわ。とにかくラトクリフはプーチンとは会わへんで、彼のカウンターパートであるナルイシキン、ロシア対外情報庁長官と会うたんや。しかもこの対外情報庁長官は以前から、アメリカが望むならカウンターパートと会う用意あるて言うとったんや。ラトクリフが数年前にこのポジションに任命された時から言うとったんやけど、今まで実現せんかったってことやな。ロシア側は一貫してアメリカと話す気ないなんて言うたことないんやで。トランプの縁故連中ウィトコフとクシュナー、あの汚らしい不動産仲間とその優男の義理の息子送るみたいな話出とるけど、明らかにトランプ政権はこの2人しか外交官おらんのかいな。ロシアはイラン同様、こいつらにはもうウンザリしとるんやけど、それでも「来たいんやったら来たらええやん」ってスタンスや。まあ何か重要な話持ってきてくれへんかったら意味ないけどな、それでも話は聞くで、っちゅうのがロシアのスタンスなんや。もうアメリカとの外交には何も期待してへんけど、それを拒否もせえへんのがロシアなんや。ロシアは常に誰とでも話す、特に敵とはな。
で、ラトクリフが来て、ロシア側の公式見解はほぼ間違いなくお決まりの定型文で、基本的にはCIA長官とロシア対外情報庁長官のレベルでの諜報機能について話し合うたってことになっとる。アメリカメディアの方はもっとあけすけで対決的な言い方しとるわ。ラトクリフはロシアに何かについて警告しに来たんやろ、たぶんいろんなことについてやろな、ウクライナ紛争とイラン戦争両方についてやろし、他にもあるかもしれんな。イラン戦争についてやけど、トランプ政権はロシアがイランに対して情報・軍事支援しとるレベルにえらい腹立てとるんは分かっとるわ。直接的な支援やないにしても、衛星データの標的情報についての報告や、ドローン技術、爆発物とか、イランが必要とするようなもんについて色々な報告があるわ。ロシアがイランとの取引やめるわけないやろ。財務長官ベサントはもう大規模な二次制裁脅しとるけど、正直イランに対してはもう制裁するもんほとんど残ってへんのや。以前のロシアと同じで、彼らの狙いは世界中を制裁してイランとの取引やめさせようとしとるんやけど、それは以前ロシアに対して試みて失敗したんと同じことなんや。イランは世界的な資源供給国やけど、ロシアと同じ経済レベルでも地政学的レベルでもないわな。それでもホルムズ海峡とバブ・エル・マンデブ海峡を、同盟勢力アンサール・アッラーを通じて掌握しとることで、自分らがどれだけ重要かを世界に示しとるんや。トランプ政権はほぼ間違いなくロシアに対してイラン支援、軍事支援、衛星支援、経済支援について何かしらの警告届けよったやろな。ロシアはたぶんニッコリ微笑んで中指立てたんちゃうかな。「そらないわ」って言うたやろ。ロシアも中国もすでに「イランとは何もやってへん」って言うとるしな。
そらそうやろ、アメリカもウクライナとは何もやってへんて言い続けとるしな、この間ずっと。分かっとるやん。公には認めへんやろ、それが世の常や、ゲームのルールやからな。
そうやな、公式には否定するけど非公式には間違いなくやっとるやろな。そういう報告は信憑性あると思うわ、西側メディアだけやのうてな。ウクライナ紛争についても言うとくと、西側メディアはまだ崩れかけの、もう何ヶ月も続いとる馬鹿げたナラティブの終盤にしがみついとるけど、潮目は変わりつつあるんや。「ウクライナが勝っとる」とか「戦線が膠着しとる」とか「ウクライナがドローン戦争で勝っとる」とか、こういう現実の逆転をやってのけなあかんのは、西側諸国からこの代理政権を支えるための公的資金の流れを保つためやねん。せやけど実際は全然違うんや。彼らが間違いなくえらい心配しとることの一つは、ロシアがここ5、6週間で黒海・アゾフ海でのロシア民間船舶への攻撃、キーウとアメリカによる攻撃への対抗措置としてやな、CIA、ラトクリフが全部指揮しとるってニューヨーク・タイムズの一面で自慢げに書いとるんやから、そらもう疑いようもないわ。ロシアのタンカー標的にしとんのもうちら、シャドウフリート標的にしとんのもうちら、ロシアの製油所の特定コンポーネント標的にしとんのもうちら、って自慢しとるんやからな。とにかくこのロシアの長距離攻撃キャンペーンは、実質的にオデッサと他のキーウ政権の黒海港湾、チョルノモルスク、ミコライウ、ユジュヌイ、それに今やドナウ川沿いのレニとイズマイルまで封鎖しとるんや。もう何も出入りできへん状態や。全ての商船活動が数週間前から完全に止まっとる、入ろうとするもんが全部やられとるからな。どんだけ金積んでも誰も自分の船あそこに入れようとせえへんわ。NATOの軍事貨物船が軍需物資運び込もうとしても、それが実は一番手っ取り早くて効果的な軍需支援の方法やのに、それすらも全部やられとる。当然これはキーウ政権の経済を脅かしとるわけや。輸出の8割が港湾経由やったのに、今は何も出えへん。穀物も農産物も全部や。ウクライナは世界5位の穀物供給国やったんやで、ちなみにロシアが1位やけどな。それに鉄鋼、鉄鉱石、ひまわり油、ひまわりとか、結構な量の輸出資源があったんやけど、今はもう出えへん。鉄道や貨物トラックに転用できるんはほんの一部だけで、ロシアはそっちも狙い撃ちしとるんや。機関車狩りのキャンペーンやっとるし、ウクライナの道路上の貨物トラック全部狙っとる、キーウ政権が民間貨物トラック使うてロシアへのドローン攻撃仕掛けとるからな。だからもう今や正当な標的っちゅうだけやのうて、狙わなあかん必要性まで出てきとるんや。キーウ政権はほんまに経済的に追い詰められとる。経済は事実上止まりかけとるわ。EUはすでに年間約450億ユーロ相当をキーウ政権に注ぎ込んどるんやけど、経済の穴埋めのためにさらに500億ユーロも出せるんかいな。それに武器やドローンの流れを維持する大問題もあるわな、今までみたいにはいかんくなって、全部陸路、ポーランド経由でせなあかんくなっとる。ルーマニアからの川舟による輸送も今えらいやられとるし、猛暑で水位の問題まで抱えとる。ほんまに深刻な問題やわ。メディアでは、トルコのエルドアンから来たみたいに見せかけて、ロシアに提案されとったって聞いたんやけど、実際はゼレンスキーとトランプから、というかラトクリフみたいなロシア担当のトランプ政権の連中から来とったんやろな。黒海での停戦を求めとったんや。これはこの紛争のいつものパターンやな。キーウ政権とNATOが何かしらの挑発、エネルギー資源への攻撃とか、今回みたいに民間船舶への攻撃をやって、それにロシアが同じ手段で応じる、今までやってへんかったことをエスカレートさせて反撃するんやけど、それが10倍の規模と効果でやってくるっちゅう、しっぺ返しがしっぺより遥かにでかいんや。ほんで彼らは泣き言言うんや、「ああ、ロシアがうちらの倉庫やっとる、キーウの店の棚が空っぽや」って。ワイルドベリーズのタチアナ・キムがよろしく言うとったで。自分らが始めたんやろが。ロシアはただそれをもっとでかく、効果的に、力強くやっとるだけなんや。せやからこれは基本的に黒海での白旗、降参のサインで、以前ロシアが戦争初期に合意して西側が結局約束を果たさへんかった、ある種の穀物合意への復帰を求めてきたんやろな。しかもそれが破棄されたあとも、キーウ政権とNATO、それにCIAがロシア民間船舶を攻撃し始めるまでは、ロシアはオデッサへの船舶輸送を攻撃せえへんかったんやで。今はもう何でもありや、何も出入りできへん。これは大問題や、軍需物資も入らへん、輸出向けの経済も出て行かへん、何もあらへん。ほんでラトクリフのメッセージの一部はほぼ間違いなく、「黒海で停戦せえ、さもなくば」やったやろな、アメリカはそういうメッセージでしかコミュニケーションせえへんからな。まあその「さもなくば」が効果的な脅しか、十分でかい脅しなんかは、わしはえらい疑わしいと思うわ。ロシアはアメリカに対して何の譲歩もしてへんし、これからもせえへん、彼らの脅しのほとんどを無力か効果なしと見做しとる、消耗戦の規模から言えばな。せやからそこの返事も間違いなく「ノー」やったやろな。前線での停戦も求めとったやろけど、それも実現せえへんやろ。せやけどロシア側からの他の、まあエスカレーションについての報告もようけあるんや。ロシアが近々チェルニヒウ方面での新しい攻勢戦線を開こうとしとるって話もあるで。ウクライナとロシアの国境沿い、クルスクってあるやろ、キーウ政権が数年前に侵攻したとこや、その向こう側にスムイ地方があるんや。せんでちょっと西行くと、スムイのちょい西側がキーウ政権のオブラスチやねん。
ちょっと待って、どこや、それオデッサの近くか?
いやいや違う違う、ずっと北の方や。ロシア側やで。うんうん、クルスクあるやろ、そのちょい行ったとこや。
うん、スムイあってな、そのちょい西行ったらチェルニヒウあるで。
あ、これのことか?
うーん、正確には分からんけど。いや、それ違うな。
うん違う、もうちょい北西や、たぶんこの辺やと思うで。
あ、ここか?これのことか?あ、そうそう、これや、チェルニヒウ。おお、これは確かにずっと北やな。
ずっと北や、ベラルーシとも国境接しとるとこやで。
そうそう、そしてそのままキーウまで一直線に繋がっとるやろ。
そうやな、ウクライナ側からしたらほんまに恐ろしいことやろな。
戦争最初の一撃で、ロシアはまさにそれをやったんや。スムイ経由とチェルニヒウ経由、2方向からキーウに攻め込んだんや。せやからキーウ政権はそれを警戒しとるんやろな。まあロシアが今回、最終的にキーウまで攻め込むつもりの大攻勢を仕掛けるかっちゅうたら、それはなさそうやけど、たぶんスムイでやっとるみたいなことをやるやろな、つまり国境押し戻して、キーウ政権のすでに完全に伸び切って崩れかけとる兵力をさらに引き伸ばして、新しい前線を守らせるっちゅうことや。加えて緩衝地帯を作る狙いもあるやろな、サンクトペテルブルクに向かうかもしれんキーウ政権のドローンやミサイル攻撃の多くがチェルニヒウから発射されとるからな。せやから、その長距離攻撃をどんどん後ろに押し戻すことで、ロシアの防空とエレクトロニクスがそれをちゃんと識別して標的計画立てる時間を稼げるっちゅう狙いなんや。スムイやハルキウでやっとるみたいに、緩衝地帯作ってじわじわとその地域を押し潰していくんやろな。まあ来年の終わり頃には、それがキーウへの本格的な攻勢に転じる可能性もあるけどな、いつでもその可能性はあるけど、今それが目的やとは思わんわ。せやからアメリカ、ラトクリフはロシアに「それやめとけ」て警告しとるんかもしれんけど、ロシアは「はぁ、それがどうした」ってなるやろな、それが返事になるやろ。あと他にも、ロシアが何か新しい攻撃システム、おそらくミサイルシステムのテスト準備しとるって話もあるで。以前プーチンが、アラシュニク以外にもロシアには他の高度で強力なミサイルシステムが開発段階にあるってほのめかしとったからな。ロシアが何か新しい兵器か、アラシュニクの改良版をテストする準備しとる可能性もあるわ。これに関してはキーウ政権のテレグラムの軍事アナリストらの間でようけ話題になっとって、ロシアが特定の空域を閉鎖しとるとか、そういう兆候について話しとるんや、何か重要な新型ミサイルシステムを発射する準備してるんちゃうかってな。せやからそれもラトクリフが来た理由の一つかもしれんな。まあわしの予想では、非常に中立的なロシアの公式発表とは裏腹に、ラトクリフはようけの小さな脅しの棒持ってきたんやろな。「それやめとけ、これもやめとけ」ってな。ほんでロシアはその小さな半分の箸みたいな脅しを見て、「悪いけど、それが現実や、あんたらが始めたんやろ、うちらは終わらせるで」って言うとるんやろな。「でもまあ、来てくれてありがとうな」って感じで。
そうやな、いつでも歓迎やで、寄ってコーヒーでも飲んでいきーな。
そうそう、プーチンの顔プリントされたコーヒーマグでも土産に持って帰ってもらおうかな、みたいなノリやろな。せやから、そういうことになるやろと予想しとるわ。あと他の可能性としては、いつでもある捕虜交換の話やな、スパイとか他の両国に拘束されとる人らのやつな。いつでも何人かはおるからな。それはある種のギブアンドテイクでできることやし、関係がここまで冷え切っとる状況やから、これ以上は下がりようがないってことでな。核戦争で完全に殺し合いたいわけやないんやでっていう、ちょっとした信号、ジェスチャーみたいなもんやな。両国がまだ直接戦争状態にはなってへんっていう、ちょっとした柔軟性や余裕を生むためのもんやろな。せやからそれも一つの可能性としてあり得るで。もしダニエル・ラトクリフがそういう提案してたとしたら、ロシア側は「そうか分かった、プーチンに伝えるわ、それから返事をあんたらに伝えるで、そんでまた向こうがトランプに伝えるやろ」ってなるやろな。もしそれが実現したら、数週間、いや1ヶ月後くらいに知ることになるかもしれんし、もしくは永遠に知らんままかもしれんな。
まあ、そういうことも起こり得るやろな。
せやな、たとえばCIAの人間とか米軍か特殊部隊の誰かが敵陣の後ろで捕まって、彼らを取り戻すために取引するとかもあるやろな。そういうことは絶対起こっとると思うで。覚えとるやろ、AOF・スタール事件とか、他にもNATOの指導者が拉致されたって噂されたケースがいくつかあって、結局それについて何も聞かへんかったやろ。誰も否定も肯定もせえへんかったけど、どっかで何らかの交換や取引があったんちゃうかっていう感じはあったやろ。
そうやな、それも確かに一つの可能性やわ。もしそれが起こって公表されたら、後で振り返って「ああ、あれは可能性としてあったな」って言えるやろし、もし何も起こらへんかったら、それは全く話し合われへんかったか、話し合われたけどどっちかの側に拒否されたかのどっちかで、結局何も分からんままになるやろな、まあいつものことやわ、そういうことの性質やねんな。
じゃあ、ペルシャ湾での彼らのちょっとした苦境からロシアに助けてもらおうとしとる、っていう話についてはどう思う?
そうそう、それがわしが最初に言うたことやんな。ロシアのイランへの軍事・経済支援のレベルにアメリカは不満持っとるってな。ラトクリフはほぼ間違いなくそのことを持ち出したやろし、ロシアはほぼ間違いなく「あんたらウクライナ支援しとるんは何やねん、今さら」って言うたやろな。そういう方向にしか話は進まへんのや。「もしウクライナ支援やめたら、あんたらもイラン支援やめるんか?」なんて質問すら出てこーへんやろ、アメリカが絶対ウクライナ支援やめへんからな。せやから「もしそうなったらロシアもイラン支援やめるか」なんて問いすら成立せえへんのや、どっちの側もそんなこと合意せえへんやろからな。実際、西側メディアで最近報道出たばっかりやけど、ロシアは軍事的にも経済的にも政治的にもイラン支援やめる気全くないって言うとるしな。それは絶対変わらへんやろ。イランに対する二次制裁についても、ロシアはすでに人類史上最も制裁受けとる国やで、10倍もな。もうすでにデカップリングしとるし、ドル経済の外に完全に出とるし、SWIFTからも切り離されとる。「おーい、水は気持ちええで、入ってこいや」って感じやわ。生きていく道はあるんやで。ラブロフの発言見とったら分かるけど、彼は外交政策の相当な部分を代表しとる人間や、モスクワの権力層にはかなり大きな集団がおって、制裁がなくなるのを望んでへんっていうのがあるんちゃうかな。
そうそう、まさにその通りやわ。まず、この制裁でものすごい恩恵受けたロシア企業がようけあるんや。
わし現地行った時の写真いっぱいあるわ。スターバックスは今スターズ・コーヒーになっとるし、マクドナルドは何やったかな忘れたけど、KFCは、グロズヌイ行った時、「これがみんな一番好きなやつや」言うとったけど、クリスピーチキンとかそんな名前やったわ。アメリカのもんぜんぶ乗っ取ったんやな。コカコーラもまだ買えるけど、似たようなコーラもあるしな。
そうやな、アメリカ系のもんの多くは、そうやってロシア版に置き換わったんやろな。
そうそう、買い物しとった人らはもうロシア製のもんに慣れとるやろし、何でわざわざ自分とこの会社潰してまで戻す必要あるねんって話やわ。
もうすでにアナログ的な代替があったとこもあるしな。スターバックスにしたって、ロシアには元々よう似たコーヒー・ランチスタイルのチェーン店、シャコラーダとか色々あって、それが市場シェアをそのまま奪ったんや。マクドナルドみたいに西側企業の中には非公式に、自社の物件を買い取らせてもろて、似たような会社を作らせて、裏で紳士協定みたいなんが結ばれたケースもあったな。「これが全部終わったら市場に買い戻して戻ってくるで」みたいな感じの約束や。まあ2022年当時は誰もこれがこんな長引くとは思うてへんかったやろし、これが終わった時、いや終わるとしたらの話やけど、西側企業が金積んでロシア市場に戻ってこようとする可能性は低いやろな。もう「普通に戻る」なんてことはあらへんのや、それはもう起こらへん。せやからロシアには明示的・暗黙的なアナログ企業か、単に空いた市場シェアを埋めた国内企業がようけあるんや。それでえらい怒るであろう企業もようけあるやろな。もちろん西側との関係修復から恩恵を受ける企業も一部あるやろけど、そういうのは少数派になりがちやし、ここ数年でほとんど消えて力を失うてしもうたわ。西側が定期的、日常的に自分らの経済、グローバル金融アーキテクチャの支配、ドル、制裁、二次制裁を武器化するんやったら、そのリスクにまたわざわざ晒される必要なんかあらへんやろ、一回そこから抜け出して、しかも実際いくつかの重要な点で恩恵まで受けとるんやったらな。ロシアの製造業、産業、農業のかなりの部分は実際に恩恵受けとるんや。彼らは絶対戻りたないやろな。もっとずっとまともでビジネスライクなパートナーがアジア中にようけおるしな、アフリカや南米にもある程度おるし。もうロシアは西も東も両方見る国やなくなって、東を見て西に肩越しにパンチする国になっとるんや。
そうやな、まさにそう見えるわ。
うんうん、まあこれもよう話題になることの一つやんな、どの町、どの市が陥落したとか、どのベルクが陥落してへんとか。みんなそういう話するし、あと1年後にはここまで進んどるとか2年後にはあそこまでとか、な。イスタンブールでの会談の一つで思い出したんやけど、ウクライナとロシアがまだ話し合いしとった頃、ロシア側の誰かがウクライナ側に、ロシアが26年間続けた戦争の話持ち出して、「まあ、よろしいやん」みたいなことを言うたんや。
そうそう、大北方戦争のことやな。
そうそう、「うちらは26年でも構わへんで、あんたらもうちらと同じくらい戦う覚悟あるんか?なかったら、この戦争から手え引くこと考えた方がええで」みたいな感じやったんや。わしが言いたいのはこういうことや、確かにロシアは長期戦覚悟しとるけど、この港湾封鎖、川まで広がっとるこのアナコンダ的な締め付けを見とったら、決着つく決め手は戦場そのものやなくて、社会そのものの崩壊、大規模な難民危機になるかもしれんな。国際貿易に経済のほぼ全てを依存して構築した国は、港なしでは存在できへんやろ。彼らがどうやって半年、3ヶ月、6ヶ月持ちこたえられんねん?どうやって生き延びるんや?
まあ今も生き延びとるんと同じで、欧州の納税者らがさらに金出さなあかんくなるんやろな。
でも船で入ってくるものはどうすんねん?会社経営しとって何か売ったり作ったりしとったら、船で入ってくる物資が要るやろ。会社潰れたら、仕事もなくなる。トラック運転手やったら、倉庫作業員やったら、その仕事もなくなる。わしが言いたいのは、港湾と国際貿易のシステムで築かれたインフラ全体が崩壊して、国そのものが崩壊するってことや。
内陸国は世界にあるやろ、ベラルーシもその一つやんな。内陸国は生き延びられる、ただ経済への大きなショックを乗り越える必要があるってだけや。ちゃんと鉄道等に全面転換するには何十年もかかるようなことやし、しかもそのインフラも紛争のさなかに攻撃されとる状況やから、回復できるかどうかは……。ただわしはあんたの意見に完全に賛成やわ、これはロシアがここ5年でやったことの中で最も重要なことで、紛争を短縮させる可能性が最も高いもんやと思う。この黒海港湾閉鎖、これが単一で最も効果的なことやわ。代替メディアには善意のチアリーダーがようけおって、ウクライナ軍の大崩壊、いわゆる「ビッグC崩壊」の話を4年間、2ヶ月おきに繰り返しとるけど、わしは最初からずっと「ビッグC崩壊」は起こらへんて言い続けてきたんや。長く辛くて血なまぐさい消耗戦になる、何年もかかるって言うてきた。局地的な崩れは信じとるけど、大規模な一括崩壊は信じてへんかった。ただこれについては、崩壊が起こるとしたら「スモールC崩壊」やと呼んどるんやけど、それはキーウでの政治的か経済的な崩壊が先に来て、そこから軍事的・体制的な完全崩壊に繋がる方が、逆よりも可能性高いと言うてきたんや。今回のこれは確かにその可能性があるで。まあ即座には起こらへんやろけどな、たとえヨーロッパがすぐに数百億の追加ユーロを工面できへんかったとしても、彼らはあと1、2年は持ちこたえられるやろと思うわ。トランプが何言おうと、彼のディープステートの操り師たちが、彼がキーウ政権にまた巨額の金をつぎ込むことに同意したら褒美のアメちゃんあげる、みたいなことをせえへんとも限らんしな。その可能性は常にあるわけや。せやから、これが6ヶ月でキーウ政権崩壊を意味するとは絶対言わへんけど、これはロシアがこの紛争を通じてやってきたことの中で、紛争を最も短縮させる可能性のある最重要な行動やって言うとくで。
わしも同意やわ、わしの予想ではこれが劇的に紛争を短縮させて、国がバラバラになっていくと思うわ。ケロッグ将軍はその素晴らしさの中で、まあ好きにならざるを得んわあの人は、計画持っとるみたいやで。
いやいや、あかんやろ。「プーチンに対するウクライナの戦いは女性が本当に何ができるかを示しとる」やて。見てみいこれ、女らがおって腕組んどるやろ。すっごい演出臭いわこれ、前列に決意の表情浮かべた女らがおって腕組んどって、後ろの女は手をポケットに突っ込んどる、みんな同じような顔しとるわな。決意、勝つで、戦えて嬉しい、覚悟決まっとる、みたいな顔や。でも彼女らはズタズタにされてまうで。
まあモデルなんかもしれんけど、たぶん違うやろな、でも実際の女性らは砲撃でズタズタにされてまうやろ、男らと同じでな。これは人道に対する罪やで。ああいう見せ方は……
ロシアからしたら「そら人道に対する罪やろな、せやけどこいつらにわしの国を破壊させるわけにはいかへん」ってなるやろな。せやから起こらなあかんことは起こるんや。もう何も残らへんやろな。西側メディア全体で本格的な攻勢キャンペーンがこの問題について展開されとるで。アメリカ軍のプロパガンダ紙、星条旗新聞ですら、ウクライナでの女性活躍の機会について書いた記事出しとって、ピンクの髪してカモフラージュ着たキーウ軍の若い女性が写っとった。あれ見て思い出したんは、あの昔の「タンク・ガール」っちゅう、良い意味でひどい映画やったわ。せやけど彼らは女性が志願して戦うことについて話しとるんちゃうんや、まあそれ自体は前からあったことやけど、ウクライナ女性向けの宣伝や優遇措置のキャンペーンもあったし、ウクライナ女性は実際戦っとるで、志願入隊しとるしな。ウクライナ軍の約10%は女性やけど、男らと違って、フェミニズムやガールパワーを証明するために徴兵事務所に列を作って並んどる女性の大群なんかあらへんのや。今ウクライナには男だけで150万人の徴兵逃れがおるんやで。ウクライナの男らはこの体制のために戦って死ぬんを望んでへんのや。今の時点で脱走兵・無許可離隊者が約30万人おるんやで。せやから彼らは、この地獄のような最前線に女性を大量に強制連行するっちゅうアイデアを提示しようとしとるんや。わし冷笑的な人間やけど、これはもう次元が違うわ。これは大文字の「悪」やで。ケロッグの言葉を借りるなら、女性の大量強制徴兵、押し込み部隊を美化しようとし、あからさまに奨励しようとしとる。しかも彼らが絶対この手の記事で聞かへん、扱わへん質問が一つあるんや。「ウクライナの男らは一体どこにおるねん?」ってな。
もう200万人くらい徴兵してへんかったっけ?リンジー・グラハムとチェスでもしとるんかいな。
ゼレンスキーは過去6年間の紛争でウクライナの死者は5万人だけやって言うとる。しかも彼の数字はどんどん下がっとるんや、6ヶ月前は5万5千人やったのに。
つまり5千人生き返らせたんかい、わしらの政府によると。それはイラン人が1週間の抗議デモで殺した民間人と同じ数字やん。
そうそう、それや。1週間の抗議デモで、しかも警察のほとんどが武装してへんかったのに5万人殺せるんかいな。塹壕で殴り殺したんかいな、あんな感じで。まあFAB-3000があちこちで爆発しとる中で、4、5年でたった5万人しか失ってへんっちゅうのはな。
なんで今この話を再度持ち出しとるかっていうと、キーウ政権が男の兵力をこれだけ失って、強制徴兵、無理やり連行する押し込み部隊、家に押し入って司祭まで連れ去って戦わせるようなことをしても、まだ足りひんからなんや。もうキーウ政権が実施するって発表されとるんや、まさにそれや、星条旗新聞のあれや。彼女の後ろに何かピンクのもんあるけど、何かは分からんけど対戦車ランチャーかミサイルランチャーみたいなんに見えるわ。
まあ何であれ、トルネードにでも当たったらグシャグシャの金属くずになるやろな。
そうやな、ほんまに悪辣で冷笑的やわ。彼らはこの紛争を戦い抜く能力を最初からずっと持っとったし、実際一部の人らはそうしてきた、まあ極少数やけどな。それでもウクライナ女性の大量強制徴兵を美化して、正当化しようとまでしとるんや、この5年間男らがやってきたのと同じくらいの数、このロシアへの代理戦争のために死なせようとしとるんや。もしまだ西側の道徳的破綻、西側メディアの、西側政府の道徳的破綻について何か疑問残っとる人がおったら、これでもうその疑問には決着つくと思うわ、もし誰かがまだ疑いを持っとったとしたらな。
そうやな、まさにそうやわ。リンジー・グラハムのことをふと思い出すんや。「必要なもんちゃんと与えたら、彼らは最後のウクライナ人まで戦うやろ」みたいなこと言うてたやろ。あれ聞いて思うんは、あれは全然自信に満ちた感じちゃうな。「あんたらの味方や」みたいな感じでもない。むしろ「あんたらが空っぽの国になるまで、あんたらの国民が絶滅するまで戦うのを手伝うで」みたいな感じや。しかも彼らはすでに死者数が出生数の4倍っちゅう人口動態の死のスパイラルに入っとるんや。統計はもうほんまに厳しい状況になっとるで。
ウクライナは国として二度と元には戻らへんやろな。何百万人ものウクライナ人が西か東に去ってしもうて、もう戻ってこーへんやろし、それに加えてこの紛争の犠牲者もおる。ウクライナがソ連からいわゆる「独立」を果たした1991、92年当時、ウクライナの人口は5200万人やったんや。今の信頼できるウクライナの人口推計は約2500万人や。つまり30年足らずで文字通り人口の半分を失うたってことになる。今日の世界のどの国見てもこんなことはあらへんで。これは国の死そのものや。しかも彼らはもともと人口動態的に苦しんどった、悪い経済不況と90年代からずっと寡頭制支配下にあったことのせいでな。そこから一度も抜け出せてへんかったんや。それが常に出生率を下げる要因になるんやし、多くの先進国が女性の労働参加増加で低出生率に直面しとるのと同じ標準的な現象や、これはもう何十年も起こっとることやしな。アメリカや他の欧州諸国はそれを大量移民で補っとるんや。日本みたいな国は大量移民を拒否して、増え続ける高齢者人口をロボットで賄う計画立ててるんや。それは冗談ちゃうで、文字通りそれを計画しとるんや。ロシアは旧ソ連圏からの帰還者が多いことでなんとか頭を水面に保ってきたし、ここ数十年の親NATO政策も効果あったんや。まあ今も上がり下がりの苦しい戦いやけどな、ただこの5年間の紛争でウクライナ人を代理としてロシアに対抗させて使い倒したことには、何も匹敵するもんはあらへんわ、もう死刑宣告や、これがもう最後の釘や。ウクライナっちゅう国家と国民の理念自体には何も間違いはなかったんや、でもそれが捻じ曲げられて、このバンデラ派ファシスト的な反ロシアプロジェクトに変わってしもうた。そうなったらロシアにとっては大国としての生存の問題になってしもうて、反ロシアの脅威に直面したわけや。不幸なことに、ウクライナとウクライナ人、まあ全員が望んでこうなったわけやない、半分以下やろけど、それでも人口の一定割合は2014年以降ずっとこれに乗ってきたんや、悲劇やわ。これはたぶん現代における最大の欧州の悲劇の一つやろな。何も良いことなんてあらへん、ひどい話や。ロシアの勝利について語れるとしても、それは他の選択肢よりマシっちゅうだけの話で、それでもひどいもんやわ。
これは国の武器化そのものや、そして一つの民族の犠牲や、しかも皮肉なことに、逆説的やけど、それを利用しようとする者らの支配からその国が解放されることでもあるんや。何年もかけて研ぎ澄まされてきた、ロシアの腹に突き刺すためのナイフとして使われようとしたもんが、逆にロシアがそのナイフを折ってしまうことになるんや。そして残った人々、特に新しいロシア地域に住む人々は、まず自分らが好きな宗教を信仰できて、好きなことができるようになるやろな。それはある意味良いことやわ。自分らが生まれた言葉を話せて、教会に通うことを禁じられたり、聞きたい歌を聞くことを禁じられたりせんようになるし、西側の世界覇権のためにどこかで強制的に徴兵されて戦って死なされることもなくなるやろな。
そうやな、狂気の沙汰やわ。よし、じゃあ大事な話に移ろか。マーク・スレボダはザ・リアルポリティークにおるで。boosty.to/therealpolitiqueに行ってな。マーク、行く前にみんなにboosty.to/therealpolitiqueで何が見れるか教えたって。
そうやな、わしはロシア国籍やねん、ロシアに住んどるからな、つまり西側政府の制裁対象のほとんどがわしにも当てはまるんや。YouTube、パトレオン、サブスタック、Buy Me a Coffeeとか、代替メディアの通常の手段は全部わしには使えへんのや。せやけどBoostyは制裁対策済みなんや。みんなにとってもわしにとってもええことやわ。実質パトレオンのクローンやな、あそこに店構えたんや。誰でも無料でフォローできて、わしが他の人とやったインタビュー全部投稿しとる、ガーランドとか、レイチェルとか、クロストークのディベートとか、そういうのは全部見れるで。せやけどわしは毎週何時間も、めちゃくちゃ排他的なコンテンツにも時間かけとる、インフォーカスビデオとか、みんなとの週次Q&Aとか、週末レビューとか、プライベートDiscordチャンネルとか、飲みながらのチャットとか、支援したい気持ちがあって余裕がある人のためのおまけ特典もいっぱいあるで。せやから、わしのシニシズムとリアリズムにもっと興味あるんやったら、そういうMなんやったらそこがオススメの場所やわ。
そうそう、パトロンになれるし、メンバーになれるで。あとええとこはやな、マークが全エピソード投稿しとるから、そこには美しいレイチェルと、わしの不細工な顔も時々写っとるで。みんな見に行ってな。
そこは訂正させてもらうで、知的なレイチェルや。
そうやな、それもそうやわ、それが大事なとこやな。
そうそう、輝いてて美しい、そして知的なレイチェルやな。とにかく、みんなおおきに。これSNS全部でシェアしてな。忘れんとboosty.to/therealpolitiqueに行ってな、余裕あったら是非。登録して、この道化も支援したってな。
おお、みんなありがとうな。下に流れとる全部見えるやろ、Buy Me a Coffeeとかも全部な。あとわし、できるだけ早くロシアに戻ろうとしとるんや。せやからわしのPOボックスもあるで、もしその活動に貢献してもろたらほんまにありがたいわ。これSNS全部でシェアしてな。
みんなあの帽子だけでもチップ払うべきやと思うで。
ほんまそう思うわ、あの帽子だけでもチップに値するで。これSNS全部でシェアしてな、ほな終わりや。

