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By Michael 2026年10月10日(土)
マイケル・ハドソン:トランプはAI億万長者の救済を計画しとる|AIバブルを解説、2026年10月5日
ラディカ・デサイ: みなさんこんにちは、「地政経済アワー」へようこそ。社会主義的で反帝国主義的な視点から、急速に動いとる現代の政治経済と地政経済を照らし出す番組や。司会は地政経済学者のラディカ・デサイ、わてやで。始める前にお願いやけど、この番組が気に入ってくれたら、高評価、チャンネル登録、シェア、それとできたら寄付もよろしゅう頼むわ。
さっそく始めよか。今日はマイケル・ハドソンとの定例の回で、人工知能について話したいと思うとる。それと、なんでトランプ大統領はこれを「超知能」と呼びたがるんか、いうこともや。最近AIをめぐってはほんまにいろいろ起きとって、ますます話題を独占して、世界のほかの話題の酸素を片っ端から吸い取っとるような状態やな。
AIを規制するか、せえへんかで綱引きが続いとる。AI開発企業に対する訴訟もぎょうさん起こされとるんや。その企業のエージェントが、公共や民間のデータシステムにハッキングを仕掛けとったいうてな。教皇レオも、AIは人類とその発展を助けるために使うべきで、邪魔するために使うたらあかん、いう回勅を出したくらいや。
一方でアメリカ国内では、あっちの地域でもこっちの都市でも、住民が声を上げとる。AIに必要になるデータファームに猛反発しとるんや。電気代がもう上がっとるのは誰の目にも明らかやし、それはAIの膨大なエネルギー需要のせいや。水道代も上がると予想するのは当然やろし、このまま行ったら電気も水も足らんようになるで。
そうこうしとるうちに、左も右も政治家が、AIはとんでもないドル箱やから、その利益には国民も与るべきや、と要求しとる。けどそもそも、利益が出るんかどうかいう別の問題があるんよ。AI株のバブルはあったけど、チップメーカーのほうに流れて引いていったみたいやからな。理由は単純で、AIが儲かろうが儲からまいが、この向こう見ずな投資ラッシュが続く限り、チップメーカーだけは確実にえらい利益を上げるからや。
それにや、トランプ大統領が「世界を支配せなあかん、中国のAIに勝たなあかん」と言うとる西側のAIの取り組みやけど、実際に起きとるのは、中国のAIがもう勝ちつつあるいうことなんや。企業も政府も、機関という機関が、高くてクローズドなアメリカのモデルより、オープンアクセスでずっと安い中国のAIモデルを選んどるんやで。マイケル、あんたこれについて言いたいことがぎょうさんあるやろ思うわ。話すことが山ほどあるから、どこからでも始めてんか。
マイケル・ハドソン: そうやな、この問題の枠組みとしては、AIは技術の問題だけやのうて、金融の問題やいうことを見なあかんと思うんや。今の新自由主義の時代では、新しい技術を開発する研究開発の資金をどうやって出すんか、いう点が肝心やのに、みんなそれをすっかり忘れてしもとる。
1970年代、経済学者は関わってへんかったけど、未来学者らが議論しとった。ハーマン・カーン、アルビン・トフラー、わしもそうや。あとからブレジンスキーみたいな連中も加わって、技術支配とか「テクノトロニック社会」とかを語っとったんや。…
ラディカ・デサイ: 「テクノクラティック社会」のことやろ。
マイケル・ハドソン: そうそう、その通りや。こういう技術の研究開発については、全員の意見が一致しとった。ロシアの宇宙技術のことを考えとったんやな。特に人工衛星とか、月面着陸とかやな。ロシアが技術で先行したように見えたんや。まだ産業支配を維持できそうに見えとったアメリカは、どうやって技術でリードを取るんや、いう話になった。
その結果、国家が大きな役割を果たさなあかんようになった。米ソの経済は収斂していきよるんちゃうか、いう議論まであったんやで。新しい技術を導入するには大量の研究開発が要るけど、それは企業の仕事やない。長期の問題やからな。企業の経営者、財務担当者の時間軸は、3か月、長くても1年や。
株価をどうやって上げるか。利益のほとんどを自社株買いと配当に回して株価を支えるんや。研究開発なんかする余裕はない。そんなことしたら株価が下がるからな。もしそんなことをやろうもんなら、企業乗っ取り屋がやってきて、会社を買い取ってこう言うんや。「見てみい、研究開発を切ってしまえば、もっと手っ取り早く利益が出せるやんか」ってな。
ほな誰が資金を出すんや。1970年代には、新しい階級、経営者階級についてあれこれ議論があった。今で言う専門職・管理職階級の初期バージョンやな。考え方はこうや。産業資本主義のもとで、研究開発に資金を出すのは企業産業の仕事やない。政府がやらなあかん。政府が金を全部使って技術を商業化できるとこまで準備して、そのあと産業界、つまり政治家への献金者らに引き渡す。そしたら連中は大儲けする、いや実際には、利益いうより独占レントのことを言うとったんやけどな。
そうやって、政府支出が増えて、シンクタンクや政府の政策機関、研究所がどっと増えそうに見えた。アメリカ政府も研究をぎょうさん始めたんや。ところがそこへ、マーガレット・サッチャーとレーガン革命がやってきた。連中はこう言うた。「あかん、国家を解体したい。国家のやることはみんな無駄や。全部民間企業に任せたらええ」とな。
、この新自由主義革命の行き着いた先が、今のこの状況や。国家はAIの研究開発を引き受けへん。株式市場を支配しとる例の7社に任せることになったんや。その7社はこれまでに最大3兆ドルを借りたか、少なくともその契約を結んだ、と報じられとる。これで研究開発とAIの導入に資金を出しとるわけやけど、大して利益は上げてへんのや。
アマゾンみたいな会社は、利益なしで株式市場で巨額の値上がりを手にできた。ベゾスの下で独占を築いとったからや。アメリカの計画はこうや。情報技術に合わせて、人工知能で巨大な独占を作る。そして、先頭を走っとる中国との貿易、投資、経済的なつながりを他国に断たせて、これを独占できたら、国際経済の巨大な関所を握れて、そこから経済レントを抜き取れる。それが計画や。あんたとわしで、これについては長いこと話してきたな。この計画、どないなると思う?
ラディカ・デサイ: そうやなあ、いろんな点を挙げてくれはったから、まずわてのほうで、あんたの言うたことをいくつか整理させてもらうわ。まず、あんたの言う通りや。第二次世界大戦後の時代には、政府が技術の研究開発やイノベーションに投資することが、かなり重視されとった。当時の一般的な考え方では、政府が投資するんやったら、社会から受け取っとるもんを社会に返す義務と責任を、企業にも課さなあかん、いうことやった。政府が投資せなあかんかった理由は、企業にはそれだけの投資をする力がなかったからや。
それが今、この二つの点、つまり政府の投資と、企業に社会的な規制を守らせることの両方で、大きな逆転が起きとる。一方では、ほぼ20年にわたる金融緩和のおかげで、ものすごい量の金が溢れかえっとって、民間企業が何兆ドルも集めて投資するのが、少なくとも試せる状況になっとる。民間のイニシアチブ、IPO、借り入れを通じてな。連中がやろうとしとるのはそれや。
ただな、連中がそれをやっとる間に、すでにあるお金への需要にとんでもない圧力をかけとることは忘れたらあかん。あんたの方がわてよりよう知っとるけど、わてらは借金漬けの世界に生きとる。政府も、企業も、家計も、どの経済でも三大セクターがみんな、銀行や貸し手にがんじがらめや。政府なんかもう、利払いのためだけに借りなあかん状態や。、人工知能企業が出しとる莫大な資金需要は、政府の借り入れにもさらに圧力をかけることになるやろ。それが一つ目や。
二つ目は、政府が投資しとった時代には、大勢の科学者を雇うとって、その中には公共の目的に打ち込む科学者もおったいうことや。開発されるもんが社会の役に立つように、必ずしも儲かるだけやのうて、何かしら人間の暮らしを良くするように確かめとったんや。民間任せになった今、AIをどう開発するかの決定は、人間の暮らしを損ねる方向に働いとる。
今の20代の若者らは、AIがもたらす脅威が心配で心配でしゃあない。一方では、仕事のない未来を見とるわけや。仕事がなくなるかどうかは、またあとで戻ってくるけど、若い人にとっては仕事がない未来よりもっとひどいことになりそうや。それと同時に、親世代は、AIがあるせいで子どもが学ばんようになるのを心配しとる。これは絶対に欠かせんことなんや。ある世代がまるごと学ぶのをやめたら、…学びがなければ、世代から世代へ何かを受け渡すこともできへんやろ。学ぶことは生きることの中心や。、AIは、人間はもう学ばんでもええ、機械が代わりにやってくれるさかい、いう、まったくの人工的な人参をぶら下げとるんや。
あんたが最初に言うた企業の責任いう点に戻って、もう一つだけ言わせてんか。公と民の関わり合いは、昔は少なくとも、民間の利益と公共の利益の間に、いくらかのバランスがあった。それが今は、民間の利益が、無謀にAIを開発しとる。有害なAI、大きな破壊をやってのけるAI、いま戦争で民間人を標的にするのに使われとるAIをや。
こういうAIが開発されとって、クラッシュが来たとき、…来るのはあんたもわても分かっとることやけど、そのとき「公共の目的」やの、「中国と競争するだけでも政府がAIを支援せなあかん」やのいう話はみんな、納税者と一般の市民が、2008年の危機よりもっと重いツケを払う、ゆうことになるんや。このAIの暴落の後始末をな。せやから、ある意味で、政府はもう全体を規制する役やない。投機の乱痴気パーティーのあとに掃除にやってくる、金で雇われた用務員にすぎんのや。
マイケル・ハドソン: あんたは主に社会問題の話をしとるけど、それはもちろん、みんなが一番気にしとることや。AIの影響はもうどうなっとるんか。わしは、利益がどこから出てくるのかに焦点を当てたいんや。AIは何に使われるんか。要するにゴミを入れたらゴミが出てくる、いうことや。たとえば、何が起きとるんか、説明してくれ、と質問したら、AIはインターネット全体をスキャンして、ネット上のあらゆる意見を要約できる。ところが、ネット上のもんがみんな真実やないのは、わしらみんな知っとる。そういう意見の加重平均や。何でも幻想をでっち上げよるし、それはもう実際に見つかっとる。
AIへの大きな需要の一つは政府から来るはずや。特に市民に対するスパイウェアで、何が起きとるかを探るわけやな。それは社会的な影響やけど、同時に、政府はこの全部の支出に何を払うんかいう問題でもある。AIは一種の中央計画や。この種の中央計画については、わしの友人のアルビン・トフラーが、1970年代にもう本の中で語っとった。現代の企業経営の結果の一つは、流通の実際の仕事を消費者に押しつけることや、と彼は言うた。消費者がやらなあかん、あの頃からセルフレジの仕事をな。
今は消費者が仕事をせなあかんのや。会社に問題があって、話したいとか、医療機関に連絡したいとかで電話をかけると、昔やったら、ちゃんと分かる人が出てきて、どうしたらええか、誰に回したらええかを知っとった。今はAIの、長ったらしくて拷問みたいなたらい回しや。特にアマゾンみたいな会社は悪名高いで。「ご質問は何についてでしょうか? A、B、C、Dのどれですか?」ってな。そういうのを全部待たされるんや。
企業のほうは、AIは従業員の仕事を速めて、できれば従業員を全員なくすはずやったのに、実際には仕事がだいぶ増えとる、いうことに気づいとる。AIが気を散らしとることは言うまでもあらへん。
せやから、AIが利益にどう貢献しとるんかは見つけにくいし、テクノロジーレントなんかなおさらや。その利益やレントがなかったら、この借金の全部をどうやって払うんや。キャピタルゲインはどこから出てくるんや。
それに問題の中には、あんたが指摘した、AIを入れることへの地元のデモ全部があるな。AIは電気で動くし、水もぎょうさん使うからや。電力の生産は、許可を取って建設するのに5年かかる。この数週間のうちに、あんたとわしでこの話もしたと思うで。、それまでの間、AIは電気の値段を押し上げるんやろか。それとも、地元住民が反乱を起こさんくらい電気料金を低く保つために、AI企業に法外な金額を課すんやろか。
当然、水もぎょうさん使う。AIを西部に置こうとしとるところが多いけど、あそこには、コンピューターチップを使うた電気で動くAIを冷やすだけの水は、あらへんのや。そのチップで勝っとるのは、あんたが指摘したように、今のところエヌビディアとかやな。
これはな、1997年のドットコムバブルや19世紀の鉄道バブルに答えが出せへんかったのと同じで、誰にも答えられへん難問なんや。どの国にも鉄道バブルがあった。オーストリア、ドイツ、フランス、アメリカ、株式市場の暴落はみんな鉄道バブルやったんやで。みんな、これは独占や、儲かるぞ、と思うた。費用はなんぼで、見返りはなんぼか、なんて誰もちゃんと計算してへんかった。そしたら政府が乗り出してきて、鉄道運賃を規制して、そういう空想のレントが生まれんようにした。、あれこれ暴落したんや。
ここでは何が起きるんやろな。もうドナルド・トランプが、シリコンバレーの献金者たちに約束しとるやんか。「心配すな、お前らを規制せえへん。好きなだけ料金を取ってええ。お前らがこの研究全部の資金を出さなあかんのは分かっとる、政府やのうてな」と。せやから、この研究は全部、わしやあんたや世間にとっては、ブラックボックスなんや。何が中に入っとるんか分からん。どの会社も、そういう意図でブラックボックスを作っとるんや。どうやってアクセスを支配するか。AIへの質問でちょっとした答えを買う人みんなから、金を取れる関所をどうやって作るか、いうことをな。
もうぎょうさんの会社で、突然スタッフにAIを使わせて自分らの仕事を助けさせて、そのAIの単位ごとの請求書を受け取っとる。ほたら「なんてこった、使うのやめなあかん、使用を配給制にせなあかん」と言い出す。企業がもうそう言うとるのが見えとるやろ。AIが超利益を上げるとして、それはAIを使わなあかん、わしらみたいな会社全部を破産させたり、利益を減らしたりしよるんちゃうか、いうことや。何かが折れなあかんのや。
ラディカ・デサイ: その通りや。政府がどうAIを使うか、いう点に話を戻すで。スパイウェアを挙げはったけど、二つ目の例のほうがずっと大事になると思う。そう、スパイウェアいうても、古い意味のスパイ、つまり外国政府を探ることやない、いうことやな。そっちは、わてらの政府はすっかり無能になってもうて、ほかの政府が何をやっとるかについて、まともな情報なんか集められへんと思うわ。そこはもう触れんとこ。連中が使おうとしとるのは監視や。自国の市民への監視、自国の市民のデータへの監視やな。絶対に起きるし、ものすごくディストピアな未来につながるで。
、あんたのもう一つの点や。有能で責任のある人間が電話に出とったのを、本質的にチャットボットに置き換えようとしとる。そのチャットボットは、置き換える人間と同じくらい、いやもっと優秀やとされとる。けど実際には無能で、ずっとひどいもんで、大企業や役所に電話するたびに、わてもあんたも髪をかきむしることになるで。そういうチャットボットとやりとりして、二度と出られへん無限ループに入れられて、問題は放ったらかしのままや。それはつまり、政府や企業が、自分らが提供する言うとる商品やサービスを提供する能力がなくなる、いうことや。もう存在せえへんようになる。ものすごう衰えるんや。
でも、もう一歩進めさせてんか。あんたはこのAIがどう開発されとるかと、利益がどこから出るんか、いうことを聞いとったな。、わてがこの幻想の全体を考えるとき、…幻想いうても、わては「phantasy」とPHで綴るんや、ファンタジーの「F」のほうやなくて、幻影の「ファントム」のほうな。この幻影は、現実の概念からまったく切り離されとる。説明するわな。
資本家の雇い主にとって、人間を肉体労働から置き換えることは、何世紀も見てきた夢なんや。たしかにぎょうさん機械を作ったし、人間の労働量は減った。けど、肉体労働からでさえ、人間の労働をなくすことはできてへん。新自由主義の時代、この50年ほど新自由主義の政策が幅を利かせて、企業がやりたい放題できる時代に、実際に何が起きたか。企業がやりたい放題できたら、イノベーションを起こして、もっとええ機械を作って、人間の労働をなくして、全員が完全自動化された豪華な共産主義みたいな社会に暮らせる、いう考え方やった。そんなこと、何一つ起きてへん。
起きたのは、資本家は肉体労働をなくせへんかった、いうことや。肉体労働が必要な生産を賃金の安いところに移したか、そのために特別に連れてきた移民で構成される労働市場の層に押しつけただけや。資本主義が肉体労働でさえ人間の労働をなくせてへんのに、頭脳労働でどうやってなくすねん、ちゅう話やで。
でもそれが連中の幻想なんや。せやから今、専門職・管理職階級の人らが集まる社会的なイベントに行ったら、みんな心配しとる。自分らがクビになるから心配しとるんやけど、資本主義が自分らの有能な代わりを開発できたからクビになるんとちゃうで。逆や。資本主義がそれをやれたいう口実のもとでクビになるんや。けど、この主張が試されたとき、この口実が試されたとき、足らんことが分かるやろ。これがその状況や。
もう一つ指摘せなあかんのが、ここで中国を持ち出さなあかんことや。中国もアメリカもAIの分野で競い合うとる。たいていの人は、両国の開発者がだいたい同じことを目指しとると思うとる。そう思うとるんやったら、これ以上の見当違いはないで。
アメリカでは、何十億ドルもの巨額の資金を引きつけたいがために、イーロン・マスクとか、ほかの誰とか、マーク・ザッカーバーグ、サム・アルトマンとか、そういう連中が、基本的に、人間の知能よりもっとすごい知能を作る、と約束しとる。あのな、50年代にそういうことを書いた人らがおって、それは無理や言うとった。結局プログラムしとるのは人間やし、人間の知能は進化するもんやからな。まあ、ほかにも理由は山ほどあるわ。大きなAIマシンの中でさえ、できるつながりの数は、普通の人間の脳のつながりの数に比べたら、何千倍も小さいいう統計もある。考えてもみいや。
でも言いたいのは、この金を引きつけるため、政府の支援を引きつけるため、政府の補助金を引きつけるため、こういう企業がやりたいようにできる規制緩和を引きつけるために、連中は達成できることをとんでもなく誇張しとる、いうことや。これがアメリカでの話や。ここで、このSFモデルが出てくる。前にも話したな。ディープシークが出てきたとき、わては論文を書いて、ディープシークがシリコンバレーの「サイファイ・アンド・ファイ」モデルをひっくり返した、と書いたんや。つまりこれは大量のSFと、大量の金融フィクションの上に成り立っとる。せやから「sci-fi-n-fi」や。
これが西側のモデルで、長い系譜があるんよ。ドットコムバブルまで遡るし、スターウォーズ計画にまで遡る。あのとき、ミサイル1発で別のミサイルを撃ち落とす、いう幻想を作り上げたんや。これはずっと難しいことで、イスラエルが今それを思い知っとるわな。
まあとにかく、中国に話を戻すわ。中国はまったく違う戦略を追求しとる。有限の課題を設定しとるんや。人工知能いう言葉そのものがよろしくない。ほんまは「超知能」と呼ぶべきやから、いうわけやなくて、それは拡大された計算能力、量子計算の能力にすぎんからや。それでええ。せやから、計算能力の飛躍的向上には限界があることを、連中は分かっとる。、有限の問題を解くようにコンピューターをプログラムする。この問題を解くことが、人間がもっとええ医者、もっとええ保険数理士、ほかに膨大な計算を必要とする何かになるのをどう助けられるか、いうことや。中国がやっとるのはそれで、せやから二つのアプローチはまったく違うんや。わては長いこと喋ってもうたから、あんたに譲るわ。ほかにも言いたいことがいくつかあるけど、それはあとでな。
マイケル・ハドソン: わしらには言いたいことがぎょうさんあるな。そやな、あんたがいま言うたことで、自動知能は知能そのものを、人間の判断力をなくすもんや、と考えてもええんちゃうか。
ラディカ・デサイ: マイケル、ちょっとだけ割り込ませてもらうで。わてが一番好きな人工知能のジョークがあるんや。専門職の一人がもう一人に言う。「人工知能の台頭は心配ですか?」ってな。その人がこう答える。「いいえ、でも、自然知能の衰退のほうが心配です」。
マイケル・ハドソン: そうそう、その通りや。、中国の自動知能がどれだけ違うかを持ち出したのは、あんたの言う通りや。中国の工場が、ロボットで車を最初から最後まで丸ごと作っとる写真を、みんな見てきたやろ。
ラディカ・デサイ: ダークファクトリーやな。
マイケル・ハドソン: あんたがいま言うた、限られた、有限の問題いうのがこれや。サーボ機構みたいなもんやと思うたらええ。18世紀にもう、決まった歌を歌う鳥とか、人間みたいに見える人造のロボットがあった。まあ、ロボットは今は前にはできんかった、自動車を作るようなことをようけできる。けど、全体の文脈をどう組み立てるかいう判断はせんでええんや。
本物の知能いうのは、文脈を考えて、物事を見通して、最初は関係なさそうに見えるもんを関連づけることや。
けど自動知能は視野が狭いんや。本物の人間は…
ラディカ・デサイ: ちょっとだけ口を挟んで、あんたと聴いてくれてる人らに思い出してもらうで。西側で開発されたこのAIは、人に自殺を勧めたこともあるんやで。
マイケル・ハドソン: そうやな。つまり、どこか自動的で、指示に従うだけなんや。ほんまに、会社に電話して質問したら、そこで1、2週間働いただけの人が出てきて、「こう答えてください」いう台本を読み上げるだけで、どう答えたらええか全然分かってへんいう経験、わしらの何人がしたことか。「上司と話せますか?」と聞きたなる。いつも、問題を解決できる上司に行き着きたいもんやろ。長い台本を読み上げられるだけで、「いや、わしが言うとるのはそういうことやない」と言うてもな。まあ、AIは、ここでほんまに大事なんは何を話すことか、を決めるところに問題がある。それが問題なんや。そこが判断力の出番や。何ちゅうたかな、メタ知能か、ただの人間の知能、判断力や。
ラディカ・デサイ: ええ、その通りや。判断力はそう簡単には育たへんからな。
マイケル・ハドソン: 中国は、わしの知る限り、それをやろうとはしとらん。中国の政策を決めるのは人間やし、連中の方針は、自分らの自動知能のバージョン、オープンソースを、世界のほかの国々に売り込んで広めることのようや。独占利益を狙うてへん。専用のキルスイッチを持つシステムを作ろうともしてへん。そのキルスイッチいうのは、たとえばイランのウラン遠心分離機を動かす自動知能があったとして、突然ボタンを押したら、遠心分離機が高速回転して爆発する、みたいなもんや。
クローズドな独占ソースやなくて、オープンソースの知能なら、自分で身を守れる。いったん人工知能を独占してしまったら、それがやるかもしれん、わしらが何をしとるか知らんかもしれん、何をするか分からんようなことから、身を守るすべがのうなる。
ラディカ・デサイ: その通りやで、マイケル。、ちょっと別の方向に話を持っていきたいんや。特に、AIをめぐるトランプのほんまに驚くような方向転換について話したい。これははっきりしとったな。昔、トランプが選挙に出とったときは、AIに反対しとったやろ。当選した途端、AIの大物たちがみんな、彼に献金することに同意して、就任式にも寄付することに同意して、それ以来、トランプは基本的に、規制のないAIの成長を支持し続けとる。自分でも投資しとるしな。
そういう面で、トランプの方向転換はものすごく重要やし、アメリカは基本的に、儲かるアイデアの底をさらっとるように見える。、その最善のアイデアがAIやけど、AIの宣伝が始まって1年かそこらで、もう利益が出るかどうかは怪しい、いうことが見えとる。せやから「マグニフィセント・セブン」の株は上がっとらんし、ほかの株が上がっとるし、そういうことや。これはもういろんな面で、崩れかけとるんよ。
今起きとるのは、わてには、こういう企業が暴落したときの最終的な救済の地ならしが、今行われとるように見えるんや。クラッシュは目前やと見えるからな。それどういう意味や言うたらな、イーロン・マスクとかサム・アルトマンとか、自分らは超天才や言うとったこいつらが、この世のアインシュタインや、いや超アインシュタインやと思うとったこいつらが、なんで今になって規制を求めとるんや、いうことや。
規制を求めとる理由は、今が国家を巻き込むときになったからや。前は、このゲームをもっと長く続けられると思うとったから、国家を巻き込みたくなかったんや。金は入り続けるし、人は投資し続けて株価は上がり続けるし、ええ思いができる、と思うとった。今は株価が下がっとる。せやから今になって規制を持ち出しとるんで、その理由をいくつか思いつくで。
一つ目。規制いうことは、国家を巻き込むことや。クラッシュが来たとき、国家が、少なくともドナルド・トランプみたいな政治家が、こう言えるようになる。「見てみい、これはみんなにとって重要や。人類にとって重要や。アメリカの中国との戦いにとって重要や。こいつらを救済せなあかん」。そうなるわけや。
二つ目。規制ができると、一部の企業がほかの企業に対して独占的な地位に居座れるような、インセンティブの構造ができる。、これがまさに、あんたの言うとった関所を作る方法で、その関所で、ジェフ・ベゾスみたいに、もう一つの独占企業になるために必要な通行料を取れるんや。せやから規制が必要なんよ。
もちろん、連中が規制を持ち出しとるもう一つの理由は、IPOを先延ばしにする手になるからや。「ああ、みんな止まらなあかん」ってな。、連中が規制を求めたやり方を思い出してみい。自分らが作るAIがあまりに強力になって、人類を滅ぼしかねん、いう可能性を持ち出して、規制を求めたんや。つまりこれは、連中が作り出した危険や。「規制が要る」と言う。けど、連中が本当に防ごうとしとる危険は、自分らの株価、IPOが成功せえへん、いう危険なんよ。せやからIPOを延期しとるし、追加の借り入れの要求も延期しとる。まあそんなこんなが、規制が必要やと言うてる、いろんな理由や。
それから、最後にもう一点や。この戦争では、おかしなことに、ドナルド・トランプがマグニフィセント・セブン、AI開発者らと袂を分かった、と言う人らがおる。大手CEOの中で唯一の友だちは、エヌビディアのジェンスン・フアンや。ジェンスンは今この瞬間、儲けられる立場にある。チップを飛ぶように売っとるから、怖がってへんのや。それが一つ。
、それに関連して言いたいのは、西側の主流メディアでは、トランプと習近平主席が同じ箱に入れられとる、いうことや。どっちもAI規制を望んどらん、と言われとる。でもそれは事実やない。中国はもうAIを規制しとる。中国はもう、AI開発者に責任を持て、人類の利益になるようにAIを開発せえ、人類を破壊するような方法で開発したらあかん、と求めとるんや。ありとあらゆる抑制と均衡の仕組みが、システムの中に組み込まれとる。アメリカのシステムにはそれがない。
習主席が規制を望んどらん理由は、規制の鍵をアメリカ人に渡したくないからで、中国にはもう規制がぎょうさんあるんや。ドナルド・トランプが規制を望んどらん理由は、AIが勝手に…まあええわ、AIが何かを生み出す、いう神話をまだ信じとるからや。今はジェンスン・フアンと仲良しやから、それに合わせとるんや。
マイケル・ハドソン: そうやな、「人類を滅ぼす」いうのを言うたけど、わしはそれを考えとったんや。人々がそれがどうやって起こるか論じるとき、何の話をしとるのか。実際には一種のスキャム、詐欺の話をしとるんや。AIは何をやるか。あらゆるサイトのコンピュータープログラムを調べて、弱点はどこか、攻撃ポイントはどこかを見つけられる。つまり、人はAIを使うて、他人のサイトを乗っ取る方法を見つけられる、いうことや。電力会社のサイトを乗っ取って、街全体の電力を止めることもできるし、それでどんな危機が起きるかは誰にも分からん。
病院の記録の乗っ取りは、もう起きとる。AIが病院のシステムの侵入口を見つけるんや。それが得意で、何十万ものコマンドを調べて裏口を探す個人よりずっと上手や。、CIAや政府が、みんなが使うほとんどすべてのプログラムに、自分らの目的のための裏口を仕込んどることは、わしらも知っとる。AIはそういう裏口を見つけられて、人は金融機関、銀行、病院から記録を人質に取って身代金を取れる。
それが、連中の言うとることやと思うわ。事実として、今あるインターネットとかそういうもんからの侵入に対して、ものすごい脆弱性の感覚がある。AIは、そんなに丁寧に作られとらんそういう障壁を全部突き破って侵入できるんや。毎週毎週わしらが報道で読んどる通りやし、FBIが毎年ランサムウェアの統計を出して、経済からなんぼ取られたかを示しとる通りや。多くの国のGDPにはランサムウェアは含まれてへんけど、出どころがどこであれ、今の時代の大きな財産の源の一つなのは間違いない。せやから、問題のほんの一つやと思うわ。
でも結局は、人類を滅ぼさんとしても、企業の収益性を破壊するんか、企業がどう動くかを破壊するんか、いうところに戻ってくる。失業につながるんか。19世紀にもこういう議論が全部あった。綿紡ぎや織物の機械が失業を引き起こすんちゃうか、いうてな。答えは、手織り職人や手織り機を作る人らの代わりに、織機を設計する人らが出てくる、いうことやった。まあ、ラッダイトが考えとったような危機は何もなかったんや。
けど今回は何か違うんや。すでにやられとる種類の労働を置き換えとるんやない。新しい種類の問題を作っとるんや。あんたとわしがずっと言うてきたように、関所をな。AIはレント追求、レント抽出やから、なんぼ稼げるか、いうことで、オープンソースとして提供して、世界中に「百花斉放」させるんやなしに。これが、関所と独占的な依存のシステムを作ったときに起きることや。
ラディカ・デサイ: そうやな。、いま提案されとるこの新しい計画についても一言言わせてもらうで。バーニー・サンダースみたいな、もっと分かってはるはずの人がそこに引き込まれとるのは残念なんやけど、その考えいうのは、AIがものすごい利益を生む存在になるんやから、公衆がその分け前に与るべきや、というもんや。けどこれは、いずれ来る最終的な救済の地ならしをしとるだけなんや。公衆がそれに利害を持つと言うた途端に、公衆はそれを救済する責任を負うことになるからな。これは、ほんまにほんまに、えらいことになるで。
そんなんは間違いや、と考える人らもおる。利益は第三世界の国々を犠牲にして上げられるもんやから、これは一種の新しい帝国主義や、いうて。いや、そうやない。そもそも利益が出るかどうか自体が、ものすごく怪しいんや。アメリカ流のAI開発に、連中が力と成功を帰しすぎとるんやからな。
マイケル・ハドソン: まあ、ここにあるポピュリズムを見てみい。それがこの話の肝心なとこや。人々にぎょうさん金を配る、いう約束や。けど、配るべき利益やレントが出てくる前に、期限が来とる借金全部をどうやって払うんや。会社が潰れて競売にかけられんようにな。それが全体の話になると思うで。
さてやな、サンダースの法案は、およそ7兆ドルの法案を想定しとる。、政府がこの保証を全部出すんやったら、会社の半分をもらうべきや、と言うとる。、7兆ドルに対して年5%の配当があるとして、アメリカ人全員が1000ドルの小切手をもらえる、とかな。
悪いな、声を張り上げると喉をやられるんや。これは「青空思考」と呼ばれるもんや。おそらく、サンダースはこう言いたいんや。「民主党全国委員会にいるあんたらが、わしら社会主義者や社会民主主義者を孤立させようとしとるのは知っとる。でも見てみい、あんたらの一番大きな会社のために、わしらに何ができるか。これをあんたらにやったら、わしら社会主義者を支持してくれて、社会化された医療を実現させてくれるんちゃうか」と、彼が望むほかのこともみんなや。ここには取引があって、バーニーはそれをやろうとしとるんやと思う。
、AIが稼ぐ金を、アメリカ経済の中だけやのうて、とりわけ国際的に稼ぐんやったら、それはわしらの番組がいつも話しとる、地政学的な側面が出てくる。アメリカがヨーロッパにかけとる圧力を見てみい。自分らのAIをまったく開発するな、アメリカ企業のライバルになるようなことは何もするな、ヨーロッパで提案されとる規制措置や税金を課すな、ってな。トランプはヨーロッパに対してものすごく対決的や。「あかん、これはうちの独占や、お前らのやない」。せやからトランプは、利益のぎょうさんを外国で、確実にヨーロッパで上げることを思い描いとって、さらに言えば、中国が誰にでもタダで提供しとるオープンソースを使わんと納得させられる、あらゆる国でな。
あんた、これについて考えがあるのが見えるで。
ラディカ・デサイ: いやいや、わては「そんなことは起きへん」と言うたんや。トランプは、アメリカのAIを使え、中国のAIを使うな、と声が枯れるまで叫ぶかもしれんけど、そんなことは起きへんで。
マイケル・ハドソン: そうやな。あんたとわしは、こういうことのニュースを全部読んできて、これは間違いなく大きな問題の一つになるやろな。AIは2021年までに年6兆ドル稼がなあかん、と予測されとった。まあ、今のAIと関連の情報技術は、なんぼやったかな、GDPの7%か9%や。アメリカ人が食べ物に払う額と同じだけ、AIに払うとるんや。これが16%まで上がったら、レント抽出型の経済になりつつある中で、最大級の部門の一つになるし、その経済はAIに支配されることになる。ちょうど石油産業が関所であるように、ほかの経済の中の関所全部がそうであるようにな。
ほかの選択肢が手に入るのに、ほかの国々をこの技術に縛りつけとくのは、ほんまにどうするんや。そこがまさに、中国のやり方とアメリカのやり方の違いが出るところや。、ヨーロッパだけやのうて、アフリカはどないするんや。まあ、中国はアフリカにえらい勢いで食い込んどるようや。アフリカには年に1兆ドルとか、なんぼかかるか知らんけど、そんな金は出せん。勝負にもならんのや。
それにな、AIは作るのに原材料が要る。その原材料を生産しとるのは中国や。電気も要る。中国は、西部の省で太陽光発電の巨大なデータファームを作った。あっちは日照が豊富で、競合もそんなにないからや。、トランプは風力発電を嫌うのと同じくらい太陽光発電も嫌っとる。全部石油を使うことになるわけや。石油で動くトランプ版のAIはどうなるんや。今わしらが抱えとるイラン戦争の石油問題が全部ついてくるんやで。
つまり、自動知能が考慮に入れへんことは何か、どうやって成功するんか、いうことや。こういういろんな側面を、自動のゴミ入れゴミ出し知能やのうて、人間の知能を使うて関連づけようとしたとき、どんな問題にぶつかるか、見てみい。
ラディカ・デサイ: その通りや。そろそろこの会話を締めなあかんから、わてのほうから三つ言わせてもろて、そのあとあんたに最後のコメントを頼むわ。その前に前置きしとくと、あんたがずっと人工知能を「自動知能」と呼んどるのは、ほんまに面白いなあ。それもなかなか面白い言い方やと思うで。せやから、あんたの言い間違いは、面白い言い間違いかもしれんな。
とにかく、わてが言いたい三つの点や。世界が気候変動の影響に苦しんどる、夏には山火事が起きて、史上最高の暑さの夏が続いとる、言うとくと、来年はもっとひどなるで、まさにそんなときに、西側は気候変動への対処を語るのをやめてもうた。その理由は、わてが理解しとるところでは、中国企業が今や最前線におるからや。中国は今、気候変動と闘う技術を開発しとる。せやから西側は、気候変動との闘いを語るのをやめたんや。
けどもっとひどいのは、AIの巨大なエネルギー需要で、問題がずっと悪化することや。アメリカ政府は、こういう企業に、基本的に自家用の発電所を与えたがっとる。当然、そういう自家用発電所は、規制緩和の新しい環境の中で建てられるし、原子力にもなるやろ。このデータファームのための発電能力で、どんな悪夢が作られるか、想像できるやろ。せやから、エネルギーと気候変動の側面は絶対に決定的や。人類がもうすぐ地獄行きにならんようにするなら、アメリカ流のAIのやり方を何とかせなあかん。中国のやり方は、そこまでエネルギーを食わへんからな。
二つ目は、もちろん水の問題で、これも同じく環境問題や。こういうデータファームが使う水の量はほんまにぞっとするほどで、ここでもエネルギーと同じ理由で、注意を払わなあかん。
最後の点も、えらい面白いんや。こういうハッキングが起きとるさかい、AI開発者に対する訴訟がぎょうさん起きとる。、法的な重要論点の一つは、誰が責任を負うんや、いうことらしい。AIを開発して、そのAIが車を運転しとって、事故が起きて誰かが死んだり怪我をしたりしたとするで。誰の責任や。車の持ち主か、それともAIを開発した会社か。わては、企業はなんとかして法律をAI製品の持ち主を責める方向に持っていこうとするやろ、と思うで。けど実際には、法律をAIを開発した人らを責める方向に向けるのが、公共の利益になるんや。これは非常に重要な論点になるやろな。
マイケル・ハドソン: そうやな、あんたは政治の問題と環境の問題を、ズバッと突いたな。地政学の問題もある。アメリカは、こういう問題をこう解決しようとした。AIをアメリカに置くんやのうて、エネルギーがあるところに置こう、とな。首長国連邦とサウジアラビアに置こう、と。イランに最初に爆撃されたのは何や。アマゾンやほかの会社の、首長国連邦とサウジアラビアにあるデータセンターやったんやで。
ラディカ・デサイ:あそこは冷却コストも、とんでもないことになるやろな、マイケル。
マイケル・ハドソン: そうや。
ラディカ・デサイ: まあとにかく、マイケル、ほんまにすばらしい会話やったわ。この分野で新しい展開があったら、何度でもこの話題に戻ってくることになるやろな。みなさん、この会話が面白かったらええなと思うで。見てくれてありがとう、マイケル、参加してこの話をしてくれてありがとう。また次回まで、さいなら。
一言だけ添えとくで。「AIは2021年までに年6兆ドル稼がなあかん」の「2021年」は、原文のまま訳しといた。