スコット・リッター:欧州がジャック・ボーを恐れるわけ
https://www.youtube.com/watch?v=si-ABBWGwD8
Scott Ritter Files
チャプター 1: ジャック・ボーって何者や?
アメリカ合衆国の建国の父らが集まって、憲法を書いたんや。……まあ、それはわしの紹介やな。いや、ほんまはな、あの人に一時間十五分くらいインタビューしたんやで。せや、それがわしの「民間人としての仕事」になったんや。ほな、ジャック・ボーの紹介や。
これは二部構成のインタビューの第一部や。まずな、ジャックはほんまにええ人やねん。ほんまに素晴らしい人間や。知識と情報の泉みたいな人でな。
わしはな、腕のええ情報将校や。わしが得意なことなんてそんなに多くないで? せやけど、これは得意なことの一つや。結構うまいこと出来るんや。実績もある。ほんでな、わしが腕のええ情報将校でおれる理由の一つがな、世の中には「わしは情報将校や」ってゆう人がぎょうさんおるけど、経歴見たら、えらい狭い範囲しかやってへんのよ。情報ってゆうのはごっつ専門的な分野やからな。こっちの分野が得意な人、あっちの分野が得意な人、そっちが得意な人、っていろいろおるわけや。そやのに「情報将校」ってゆう言葉を聞いたら、みんな「おお、何でも知っとるんやろ」ってなる。ちゃうねん。実際はな、情報将校のほとんどは、自分のちっちゃい持ち場のことしか知らんのや。
わしは運がよかったんや。ソ連での軍備管理の仕事でも、その後のイラクでも、湾岸戦争の時でも、狭い持ち場に閉じ込められんで済んだ。わしはずっと全体を見る立場やった。つまりな、情報収集計画の全体も、それにひもづく作戦も、そのフィードバックも、わしが全部管理しとったんや。わし自身が「情報サイクル」そのものやったわけや。それをごっつ高いレベルでやらせてもろた。そやからわしは、まあまあ優秀な情報将校になれたんやと思う。国連でゼロから情報組織を立ち上げたんやで。これは大きな功績やと思とる。わしが作ったその情報組織が、イラクの大量破壊兵器についちゃ世界一の情報機関になったんや。ほな、ようやったな、スコット、ってわけや。
なんでこんな話をするかゆうとな、同じ技能を持っとる人間、いや、もしかしたらわし以上の人間を見たら、わしにはそれが分かるからや。それがジャック・ボーや、みなさん。この人は狭い持ち場に閉じ込められとる情報将校とはちゃう。
チャプター 2: 専門家としての仕事
この人はほんまもんや。全部をやってきた人間や。話しとる間、わしはずっと「ちょっと待ってくれ」ってなっとった。ほら、わしは正直に言うで。正直すぎるかもしれん。あんまり正直すぎたらアカンのやろけど、まあええやろ。わしも人間やからな。人間やねん。ほんでな、ウクライナ戦争が始まった時、わしはジャック・ボーのこと知らんかったんや。ただ、みんなが「ジャック・ボーの話を聞かなアカン」ってゆうてるのだけ知っとった。わしは「なんで聞かなアカンねん。わしの話を聞けや。わしが情報将校や。わしは自分が何を言うとるか分かっとる。わしの話を聞け」って思とった。口には出さんかったけどな、腹の中ではそう思とったんや。「ジャック・ボーの話は聞くな、わしの話を聞け」ってな。ほんで彼がそこにおったわけや。せやから、実のところ、わしにとってはちょっと目障りな存在やった。「ジャック・ボーの話を聞かなアカン」って、またそれかい、ってな。「ジャックの話なんか聞きたないわ」ってなもんや。まあ、ちょっと大げさにゆうてるけどな。ただ、彼が何者か知らんかったし、聞こえてきたのは「スイスの情報関係者や」ってことだけやった。ほんなら、スイスの情報将校がウクライナとロシアの何を知っとるっちゅうねん、って思ったわけや。「スイス人やろ」ってな。連中は世界のゲームに参加せえへん。世界のゲームには出てこんのや。スイス人やからな。山の上でヨーデル歌うて、ハイジを追いかけて走り回って、羊を追い回して、チーズ食うとる。ええなあ、スイス、ってなもんや。ほんなら、そんな人間にロシアやらこの手の話の何が分かるっちゅうねん。ほんで実際に話してみたら、この人はほんまにそれについて全部知っとるんや。せやけど、それ以上に彼を危険にしとるのは、彼の徹底した客観性や。
非常に意見が割れる問題について、わしが会うた中で、いちばん客観的な人間や。わしより客観的やで。わしも客観的であろうとはしとる。せやけど、わしは立場を取っとる。はっきり立場を取ったんや。わしにとってこれは、正しいか間違いかの戦いで、ロシアが正しくてウクライナが間違いや。そやからロシアの見方を信じるって、堂々とゆうても、わしは何も困らへん。ところがジャックは、国連で訓練を受けた中立の観察者なんや。わしはイラクの大量破壊兵器の仕事を自慢するけどな、ジャックもスーダンで、よう似たことをやったんや。しかも政治的にごっつ複雑な状況でな。
わしが言いたいのは、ジャックはほんまもんやってことや。ほんまに、ほんまもんなんや。ほんでな、彼と話しながら、わしはこのインタビューのために準備したんや。ジャックにも分かってもろてたらええんやけど。わしはかなりしっかり準備しとった。ええ質問も用意しとった。メモを見に行く必要もなかった。彼の経歴は頭に入っとったし、準備万端やった。質問する準備もできとったし、答えを予想して、その次の質問も用意しとった。せやけど質問しながら、わしは「いや、これは思とったんとちゃうな」ってなったんや。「よし、ここに座って学ばせてもらおう」ってな。そうやって、この人のことを学んどったんや。
チャプター 3: ジャック・ボーが制裁されたわけ
そやから、この最初のインタビューは、ジャック・ボーの紹介なんや。ジャックに何が起こったんか、彼にかけられた制裁を理解する前にな、というのも、彼はロシアのプロパガンダ屋やと非難されとるし、偏っとるとかなんとか言われとるやろ。まあ、まず第一に、彼は偏ってなかったし、今も偏ってへん。けど、それは本題やない。彼を危険にしたんは、偏りやのうて、でっち上げられた「偏りがあるっちゅう印象」のほうでもないんや。彼があまりにも優秀やから危険やったんや。ジャック・ボーはな、NATOやヨーロッパやウクライナのデータを使うて、連中に不利な評価を出せたんや。ロシアに行ってロシアの見方を取ってくる必要もなかったし、ロシアの見方を取りに行く気もなかった。ジャック・ボーはそこに座って、物語をバラバラに解体したんや。
彼はな、ボーリング空軍基地にある国防情報局のカレッジで訓練を受けたんや。イギリスの情報学校でも訓練されとる。スイスの参謀将校で、NATOとつながっとる。スイスとNATOのつながりな。スイスは中立? ちゃうちゃうちゃう。そんなもん、一回もあったことない。ずっとNATOと結婚しとったようなもんで、ロシアやワルシャワ条約機構を敵と見てきたんや。まあ、それが現実や。ほんでジャックはその体制の一部やった。ロシアを敵と見て、脅威と見る体制の一部やったんや。そやから、この問題へのアプローチは、「ロシアの見方を取ったろ」とか「ロシアの見方にも重みを持たせたろ」とかゆうんやなかった。ロシアの見方なんか鼻から相手にせん、っちゅう姿勢やった。「ロシアの見方なんか聞きたない。こっちの見方だけ取る」ってな。ほんで、掘り下げていったら、「わしらが間違うとる」ってなったんや。ロシア側の情報に頼る必要もなかった。ロシアのテレビに出たことは一回もないんや。彼を危険にしたもんは、そしてこの真実は表に出てきたんやけど、NATOとヨーロッパがロシアとウクライナについて言うてた嘘を解体して、彼がたどり着いた真実が、ロシアの見方とほとんどそっくり同じやった、ってことなんや。
そやから、視聴者のみなさんに言いたいのはな、ロシア人は真実を、すべての真実を、真実だけを語っとるってことや。そら、あっち寄りに曲げたりこっち寄りに曲げたりすることもあるやろ。ロシア人は情報戦がいちばん上手いわけでもないし、説明のしかたがまずいこともある。せやけど戦略的に見て、大づかみにゆうたらな、ジャックが西側の情報源だけを使うて、ウクライナがついた嘘を解体してたどり着いた真実、この中立で客観的な真実が、ロシアの物語なんや。ただし、ロシア側の情報源を通らんと、別の道でそこにたどり着いたんや。そこが彼を危険にしとるんや。ほんでこれが表に出てきたんは、彼にかけられた制裁が、あまりにも明らかにデタラメやからや。ロシアのテレビには出てへんし、ロシア側の情報源も使うてへん。連中には、彼に対して何も持ってへんのや。何も。ただ、次のことを除いてな。連中は、今ではそれを彼の弁護士らに認めとるんや。弁護士らが「あんたらには何もない、言うてることは全部嘘や」とつっこんだ後でも、制裁を更新したんや。ほんで「せや、ジャック・ボーへの制裁は解除できへん」ってゆうたんやで。
これが連中が弁護士に言うたことで、ジャックがこのインタビューで話しとる。いや、たぶん第二部で話しとると思うけどな。「ジャック・ボーをしゃべらせるわけにはいかん。中立すぎるし、客観的すぎる。もし縛りを解いたら、みんなが彼のところに来て彼の話を聞くことになる。ほんで、彼の出す分析はロシアの立場を補強して、こっちの立場を損なう」ってな。真実は欧州連合の敵なんや。ほんで、ここで起きとるのはそういうことや。この男に制裁をかけとるんや。
ただな、これを理解するには、第二部でごっつ詳しく扱うけど、客観的な真実とは何かを理解するには、まずジャック・ボーが何者かを知らなアカンのや。
チャプター 4: 人権面へのインパクト
ジャック・ボーが何者か、彼がどんな人生を歩んで、どんな仕事をしてきたか、それを知る必要があるんや。そやから、わしは一時間以上かけて、彼とそれを一通り話したんや。ほんでな、これを見てくれる人らには、「ほう、おもろい話やな」で終わらんと、わしがここで言うてることをよう考えてほしいんや。この人はな、その客観性が欧州連合にとって危険な男なんや。そやから連中は、文字通り彼を殺すように設計されたやり方で制裁をかけたんや。
これもな、わしらがでっち上げとるんやないで。ドイツの国会議員が、EUの制裁について聞かれた時に、法的に誰も彼にパン一切れも渡せへんことについて、「あなたは彼に死刑を宣告したんですね。彼にパンをやるのは犯罪なんですか?」と聞かれて、その政治家は「はい、彼にパンをやるのは犯罪です」と答えたんや。
そやからジャック・ボーの話には、人道的な側面があるんや。この人は、ええ人や。ほんまにええ人なんや。こんなことが起きてええはずがない。彼は七十一歳やで。七十一歳になったら、特に世界のために尽くしてきた人やったら、ほんまはゆっくりしとってええはずなんや。それがまた、人が分かっとかなアカンごっつ大事なことなんや。この人は、胸にいっぱい勲章を付けてもらってええ人なんや。スイスだけやない。スイスは彼に大きな感謝の借りがあるけどな、ヨーロッパ、NATO、世界からもや。この人が生涯かけて世界のためにやってきたことは、驚くべきもんや。ほんまに驚くべきもんや。この男は世界的な英雄や。それがこんな扱いを受けとるなんて、ほんまにもう、あほらしいにも程があるんや。
ほんでな、わしはアメリカ人の感覚にも訴えたいんや。わしらの国は、言論の自由の原則の上に建てられた国や。ほんで、わしらは「ヨーロッパ人はわしらと価値観を共有しとる」ってよう言う。みなさん、連中はわしらと価値観なんか全然共有しとらん。ジャック・ボーに起きとることを見てみい。アメリカで言論の自由を守るってなったら、裁判所はまず、それは絶対的な憲法上の権利やと言うんや。政府が与えてくれたもんやのうて、わしらが自分で持っとったもんや。神から授かった権利や。ほんでわしらは政府に、「ここには触るな、これはわしらのもんや」と言うたんや。ほんでな、アメリカの裁判所の制度を通すとき、判事がいつも知りたがるんは、その法律の立法趣旨は何やったか、ってことや。立法者が何を考えとったか、ってことや。なぜかゆうたら、わしらは民主主義で、アメリカ人が立法者を選んで、その立法者が集まって法律を書くからや。ほんで立法趣旨は何やったかを見て、その趣旨が憲法に適うとるかを見る。その記録は調べなアカンのや。ところがジャック・ボーの場合、立法趣旨なんてもんはない。彼は犯罪を犯してへん。法律にも違反してへん。「ああ、あんたは第一〇三四一号の法律に違反したやろ」みたいなもんは、何もないんや。犯罪も犯してへん、法律にも違反してへん。
何が起きたかゆうたらな、彼の分析が、マクロンに近い人間の気に障ったんや。ほんでその男がフランスの外務大臣に電話して、その大臣が閣僚理事会に言うたんや。「あいつを黙らせなアカン」ってな。ほんなら「オリガルヒに対する制裁を準備しとるとこやから、その中に名前を放り込んだらええやん」ってなったんや。それだけや。恣意的な政治的決定で放り込んだんや。ほんで今、彼は板挟み、キャッチ22の状態や。どうやって抜け出すっちゅうねん。法的な救済手段がないんや。普通は裁判所に行ったら、「あなたはこれこれの法律に違反しました」ってゆわれて、ほな先例を見ましょう、法律そのものを見ましょう、ってなって、そこから自分を弁護できるやんか。ところが彼の場合は裁判所に行ったら、「わしは法律に違反してへん」ってなって、裁判所は「ほな我々には、あなたに対する管轄権はありません。これは純粋に政治の問題です」ってなるんや。ほんで、「でも、わしは死ぬで」っちゅう話になるけど、いや、人道上の例外はいくつか認められとる、と。せやけど要するに、彼は恐ろしいキャッチ22の中におるんや。しかもこれは政治問題やから、あるのは政治的な解決だけや。ほんでその政治的な解決は、世界中の人間が……
チャプター 5: 政治的解決なんて期待できるか
……欧州連合に手紙を書き始めることや。世界中がスイス政府に手紙を書き始めることや。ジャック・ボーがこんな扱いを受けとるのに、手をこまねいて何もせえへんスイス政府を、恥じ入らせることや。
ジャック・ボーは、逃げようとはしとらんのや。「連れ出したらええやん」って書いてきた人がぎょうさんおったし、わしも考えたんや。「車を借りて、わしがスイスまで運転したるで」ってな。わしがちょっと変装させて、ここを出たらええ。パスポートなんか調べへんで。わしが運転したる。あんたは車の中におったらええ。わしが飯を買うたる。夜は、こっそりトイレに連れて行ったる。一日、五、六時間もあったら、あんたは家に着くで、ってな。ほんなら彼は「それは要らん」とゆうたんや。「わしはブリュッセルに住んどる。そこがわしの家や。NATOで働いとったし、友達もそこにおる。それにな、逃げたら、罪を認めたみたいになるやろ。安全な場所に逃げたくはない。わしは潔白の証明がほしい。この馬鹿げたことを終わらせたいんや」ってな。
そやから、欧州連合に圧力をかけなアカンのや。方法はいくつかある。草の根から始めるんや。ドイツ人、フランス人、ベルギー人、オランダ人、集められるだけ集めて、自分の代表や政府に書かせるんや。これは閣僚理事会の問題やからな。つまりな、これらの国のどれかの外務大臣が「もうやめや」と言うてくれたら、解決に向けて助けになるんや。そやから、自分の国を通して動く。閣僚理事会に直接訴える。ほんでな、ここが大物や。アメリカに、ジャック・ボーの件は支援に値する言論の自由の事案や、と納得させることや。共有された価値観や。共有された価値観やで。彼はアメリカ市民やない。共有された価値観や。彼は真実を語っとる男なんや。ほんでJ・D・ヴァンスはヨーロッパに来て、そう言うたし、マルコ・ルビオも同じことを言うた。「文明として生き残りたいなら、わしらの価値観を共有せなアカン」ってな。ほんで、共有せなアカン最も根本的な価値観の一つが、言論の自由や。ヨーロッパがXとイーロン・マスクを潰そうとした時、わしらは立ち上がった。「そんなことはさせへん。やったらお前らを叩き潰す」と言うた。ほんで連中はちょっと引いたんや。ジャック・ボーについても、同じ主張をすべきなんや。ヨーロッパ人にこう言うたらええ。「ジャック・ボーに制裁をかけ続けとる限り、お前らはわしらと価値観を共有してへんだけやない、わしらの価値観の敵になる。お前らはアメリカ合衆国の敵や。ジャック・ボーを自由にするまで、アメリカ合衆国の敵として扱う」ってな。ジャック・ボーは象徴にならなアカン。ジャック・ボーより大きな何かの象徴にな。
チャプター 6: 中立が脅威
もっとも、この男と話した後では、彼は「歴史の力」そのものやと思うで。ほんまにそうや。ええ男や。そやけど、彼はわしらがどうあるべきかの象徴でもあるんや。想像してみてほしい。あんたの立場の強さが、あんたが示す誠実さから生まれる世界をな。議論を組み立てる時の、客観性、絶対的な客観性や。偏りのないアプローチ、中立のアプローチや。それが、ジャック・ボーをごっつ危険にしとるもんなんや。この人の頭は、わしの頭とは働き方がちゃうんや。わしは腕のええ情報将校やけど、さっきも言うたとおり、わしは立場を取る。わしは道徳の十字軍や、あんた。正しいか間違いか、そう思たらわしは行くんや。せやけどジャック・ボーは、道徳的な羅針盤を持ってへんとは言わんで。もちろん持っとる。ただ、ジャック・ボーは訓練されとるんや。学校で訓練を受けたスイスの情報将校であることの利点の一つは、少なくとも建前としては、中立であるように訓練されとることや。ほんで彼のアプローチは全部、それを前提にしとる。わしのアプローチは正しいか間違いか。彼のアプローチは中立の客観性や。ほんで、それが彼の分析をほんまに危険にしとるんや。というのもな、わしの場合は、事実の上では正しかったとしても、「いや、あんたは親ロシアすぎるやろ」ってゆう人がおるんや。それは、わしに対して成り立つ正当な主張やと思う。ようよう分かるで。けど、わしは気にせえへん。このケースで親ロシアであることに、何の問題もないと思とる。ところがジャックは違う。ジャックは親ロシアやない。ジャックは、客観性を重んじとるだけなんや。そこが、彼をごっつ危険にしとるんや。
そやから、第一部を見てもらう目的はな、客観的な真実を受け入れへん連中にとって、この男がどれほど危険かを、理解してもらうことや。ほんで、それが分かったら、第二部に進んだときに、この男を黙らせようとして起きとる絶対的な恐怖が分かるはずや。彼の唯一の罪は、客観的な真実を語ることなんやから。
(司会)せやな。ほんまにええ指摘やで、スコット。今日はほんまにありがとう。
最後にひとつだけ、ええかな? ああ、どうぞどうぞ。
チャプター 7: 支援と弁護費用
動画についてやけどな、みんな「どうやったらジャックを助けられるんや? どうやったらジャックを助けられるんや?」ってゆうてくるんや。ほな、ジャックを助けられへん方法を先に教えたるわ。ジャックのところへ行って、ユーロの札束を手渡したらアカン。それは違法や。ほんで、そんなことはしたないやろ。彼の暮らしをややこしくしたないやろ。ジャックは自分で整理しとる。ジャックは法の支配にごっつきっちりした人間やからな。
彼らは、ジャックの弁護費用を助けるために、基金を二つ作ったんや。費用はかなりのもんやで。これは長く引き延ばされる争いやし、弁護士らがぎょうさんフルタイムで動いとるからな。そやから動画には、リンクが二つ出てくる。一つはペイパルのアカウントで、もう一つはスイスの別の口座や。これらは弁護士らが作った法的防衛基金で、そこに入れたお金は全部ジャックの弁護費用に回る。ほんでEUの制裁の下でも、完全に合法なんや。そやから、これでお金のことで違反することにはならへん。ジャックを助けたいなら、ジャックを生かし続けるために動いとる人間が、そこらじゅうにぎょうさんおる。ええか? 彼の暮らしが楽やとは言わんで。ただ、ジャックを生かそうと助けとる人の大軍が、そこらじゅうにおる、とゆうてるんや。
ジャックが何より助けを必要としとるんは、この法的な戦いや。彼は自分の名前を潔白にせなアカン。それをやるには、この戦いを戦い抜かなアカンのや。ほんでこれは長い戦いになる。そやから助けが要るんや。動画にはリンクが二つあるから、ジャック・ボーを助けたいなら、それがいちばんええ方法や。
それからな、立ち上がってくれたみんなにも礼を言いたい。ヨーロッパに行くっちゅうんは、最近は安いことやないからな、特に物価やらなんやらで。せやけど、寄付してくれた人らがおる。わしは呼びかけを出したんや。「ジャックを自由に」作戦、ってな。ほんなら人が立ち上がって、お金を持ってきてくれた。ほんで、わしらの任務は大成功やったと言えるんや。みんなの寛大さのおかげで成功したんや。そやから、立ち上がってくれたみなさん、ほんまにありがとう。
ほんでな、「それでもまだ助けたい」とゆうてくれる人らには、せんといてくれ。わしは自分の仕事を続けるために寄付が要るんや。そやから、「スコット・リッターに寄付すな」とは言うてへん。せやけど、ジャック・ボーに寄付したいなら、スコット・リッターには寄付せんといてくれ、ってことや。ええか、わしの任務はもう終わったんや。そこに入るお金は、もう関係ないんや。もしまた行かなアカンようになったら、その時に呼びかけるけど、今はわしの任務は終わった。ジャック・ボーのためのお金は、もうわしには要らん。ジャック・ボーに要るんや。そやから、ジャックのために寄付したいと思うんやったら、この二つのリンクに行って、そこにお金を入れてくれ。それが彼の弁護基金に行くんや。彼が今、いちばん資源を必要としとるとこや。
(司会)スコット、あんたのやっとることに、ほんまにありがとう。ごっつ大事なことや。ほんまにすごいことや。わしらにはあんたが必要なんや。ありがとう、ありがとう。
(わし)おおきに、おおきに。ほんまに、めっちゃ楽しかったで。さっきも言うたけど、仕事は仕事やねん。せやけど、たまには、ただ楽しいだけの仕事に当たることもあるんや。ジャック・ボーと会うて、一緒に時間を過ごせたしな。あの人の支援者の一人の家に、えらい素敵なご婦人のとこやったけど、みんなでおったんや。ほんでそこで、みんながあの人に対して持っとる愛情が見える。ほんで、あの人本人と会うて、すぐそばで直接見られる。人はただ観察するだけで、ぎょうさん学べるもんや。その後は、みんなで晩飯を食いに行った。またお前らのお金で、わしがあの人に晩飯をおごったで。わしは前もってみんなに言うとったんや。「ジャック・ボーに晩飯をおごるのを手伝うてくれ」ってな。ほんで、そうしたんや。ステーキの晩飯やったで、ちなみに。「ジャックにステーキをおごるのを手伝うてくれ」ってゆうたら、ほんまにステーキを食わせたったんや。ほな、任務成功や。まあ、これは、わしがこれまでに機会をもらえた中でも、いちばん気持ちのええことの一つやったな……

