2026年10月26日月曜日

X:@Sprinter_Press イランが自国への攻撃があった場合の標的リストを公表したんや。

https://x.com/Sprinter_Press/status/2114626454839230499

イランが自国への攻撃があった場合の標的リストを公表したんや。

このリストには、中東地域の橋、鉄道網、空港、港湾、ペルシャ湾の海底ケーブル、石油化学プラント、発電所、海水淡水化プラント、IT企業、AI(人工知能)関連の会社、さらにはホテルやショッピングセンターまで入っとるんやで。

このシナリオによれば、もしイランのインフラが攻撃された場合、この地域にあるアメリカ軍基地みたいな最初の標的に加えて、輸送、エネルギー、給水、通信、商業取引なんかに大混乱が生じる可能性が高いって話やな。


中東の発電所

クウェート

1: スビヤ発電所

2: アズ・ジュール・サウス発電所

3: ドーハ発電所

4: シュアイバ発電所

ヨルダン

1: アンマン・イースト発電所

1: アル・カトラナ発電所

イスラエル

1: オロット・ラビン発電所

2: ルーテンバーグ発電所

3: ハギット発電所

4: エシュコル発電所

5: ハルビット発電所

バーレーン

1: アル・ヒッド発電所

2: アル・ドゥール発電所

カタール

1: ラス・カルタス発電所

2: ウム・アル・ホール発電所

3: メサイード発電所

サウジアラビア

1: シュアイバ発電所

2: アル・クライヤ発電所

3: ジャザン製油所発電所

4: リヤド第9発電所

5: ラス・アル・ハイル発電所

アラブ首長国連邦(UAE)

1: ジェベル・アリ電力・淡水化複合施設

2: バラカ原子力発電所

3: タウィーラ発電所

4: フジャイラ F1&F2 発電所


アラブ諸国とイスラエルの石油化学プラント
イスラエル
1: バザン・グループ
2: カーメル・オレフィンズ
3: ガディブ・ペトロケミカル・インダストリーズ
4: ハイファ・グループ
ヨルダン
1: アラブ・ポタシュ・カンパニー(APC)
クウェート
1: ペトロケミカル・インダストリーズ・カンパニー(PIC)
2: イクエート・ペトロケミカル・カンパニー
3: クウェート・アロマティクス・カンパニー
バーレーン
1: ガルフ・ペトロケミカル・インダストリーズ・カンパニー(GPIC)
カタール
1: カタール・ペトロケミカル・カンパニー(QAPCO)
2: カタールエナジー
3: カタール・ケミカル・カンパニー(Q-Chem)
4: カタール・ファーティライザー・カンパニー(QAFCO)
5: カタール・フューエル・アディティヴス・カンパニー(QAFAC)
サウジアラビア
1: サダフ(SADAF)
2: サウジ・カヤン・ペトロケミカル・カンパニー
3: サウジ・メタノール・カンパニー(アルラジ / Ar-Razi)
4: ペトロ・ラービグ
5: イースタン・ペトロケミカル・カンパニー(SHARQ)
6: SABIC(サウジ基礎産業公社)
アラブ首長国連邦(UAE)
1: ボルーシュ(Borouge)
2: アブダビ国立石油会社(ADNOC)
3: ファーティグローブ(Fertiglobe)


アラブ諸国とイスラエルの国際空港
ヨルダン
1: キング・フセイン国際空港(アカバ)
2: クィーン・アリア国際空港(アンマン)
イスラエル
1: ベン・グリオン国際空港
2: ハイファ国際空港
3: ラモン国際空港
バーレーン
1: バーレーン国際空港
クウェート
1: クウェート国際空港
カタール
1: ハマド国際空港(ドーハ)
サウジアラビア
1: キング・アブドゥルアズィーズ国際空港(ジッダ)
2: キング・ハーリド国際空港(リヤド)
3: キング・ファハド国際空港(ダンマーム)



中東の海水淡水化プラント
イスラエルの海水淡水化プラント
1: ソレク   年間1億5000万立方メートル
2: ハデラ 年間1億2700万?1億4500万立方メートル
3: アシュケロン  年間1億1800万?1億2000万立方メートル
4: アシュドッド  年間1億立方メートル
5: パルマヒム  年間9000万立方メートル
クウェートの海水淡水化プラント
1: ドーハ海水淡水化プラント
2: アル・ジュール海水淡水化プラント
3: アル・シュアイバ海水淡水化プラント
バーレーンの海水淡水化プラント
1: シトラ海水淡水化プラント
2: アル・ドゥール海水淡水化プラント
3: アル・ヒッド海水淡水化プラント
カタールの海水淡水化プラント
1: ラス・アブ・フォンタス海水淡水化プラント
2: ウム・アル・ホール海水淡水化プラント
サウジアラビアの海水淡水化プラント
1: シュアイバ・アル・カフジ海水淡水化プラント
2: 世界最大の海水淡水化プラント
3: アル・カフジ海水淡水化プラント
4: ラス・アル・ハイル海水淡水化プラント
5: シュアイバ海水淡水化プラント
6: ラービグ海水淡水化プラント
アラブ首長国連邦(UAE)の海水淡水化プラント
1: タウィーラ海水淡水化プラント(アブダビ)
2: ジェベル・アリ海水淡水化複合施設(ドバイ)



ストラテジック・カルチャー3題:ウクライナの和平 楽な道か、しんどい道か他

https://strategic-culture.su/news/2026/10/23/peace-in-ukraine-the-easy-way-or-the-hard-way/

ウクライナの和平:楽な道か、しんどい道か(2026年10月23日)

外交に本気で取り組めば、和平への楽な道はある。けど西側が拒むんやったら、ロシアが軍事的な完全勝利で「しんどい道」の和平を実現するだけや。

外交が進まんのは、特にヨーロッパの政治家が自分らのイデオロギーとプロパガンダに縛られとるからや。NATOの代理戦争はロシアを「戦略的に敗北」させるはずやったのに、逆にNATO側が歴史的敗北に直面しとる。

トランプ政権が特使ウィットコフをロシアに送って、プーチンがサンクトペテルブルクで丁重に迎えた。プーチンは交渉の扉は開いとると繰り返した。

ジェフリー・サックス教授の案として、四つの柱を挙げとる。①全員にとって不可分の安全保障、②ウクライナの恒久中立、③一時的な停戦やのうて現在の戦線に基づく休戦、④NATOの東方拡大停止の宣言や。これはロシアの立場に近い。

根拠として、1975年のヘルシンキ最終議定書、1991年のウクライナ憲法の中立宣言、2008年のブカレスト宣言、1989年にソ連へ交わされたとされる東方不拡大の約束。メキシコにロシアや中国の軍が入ったらアメリカは認めるんか。

領土については、モスクワはドニエプル川の東と南(スムイ、ハリコフ、ヘルソン、オデッサ)に歴史的権利がある。ウクライナが2022年以降の失地を全部取り戻すんは非現実的や。1991年以降のウクライナの国境は人工的や。

2025年8月のアンカレッジ会談でトランプは「根本原因」へのロシアの見方を受け入れたように見えたのに、その後動かんかった。原因は、ヨーロッパとキーウ政権が邪魔して、一時停戦とNATO平和維持部隊に固執したからや。

今はイランとの戦争で燃料価格が高騰して、中間選挙も数週間後や。せやからトランプも乗りやすうなっとる。トランプは2週間前にプーチンとディーゼル供給の取引をして、その前提としてウクライナにロシアの製油所への攻撃をやめさせたい。ところがゼレンスキーが反抗的な態度を取っとるから、トランプが彼を和平の障害と見て、新しい大統領を求めるようになった。

ゼレンスキーは腐敗した傀儡や。ヨーロッパの支援だけで権力にしがみついとる。ヨーロッパのエリートは反ロシアのイデオロギーに取り憑かれて、外交ができん、生活費高騰で社会が革命寸前や。

トランプにも欠点はあるけど、ロシアを対等に扱って話を聞く姿勢はある。サックスは、トランプが「不可分の安全保障、ウクライナ中立、NATO拡大停止」を宣言したら戦争はすぐ終わると言うとる。

ただし中間選挙で弱ってもうたら、トランプにはその宣言が政治的に無理かもしれん。そうなっても、ロシアは軍事目標を達成し続けて、ヨーロッパとキーウ政権は自分らの内部崩壊という高い代償を払うことになる。

https://strategic-culture.su/news/2026/10/25/is-tallinn-closing-off-the-baltic-sea-the-height-of-absurdity/

タリンはバルト海を封鎖するんか? 不条理の極みや

ロレンツォ・マリア・パチーニ/2026年10月25日

エストニアのツァフクナ外相が10月7日にタイムズ紙で、数時間で5万人の経験豊富な兵を集めて、ロシアのバルト海への出入りを封鎖できると語った。不条理や。

外相は、バルト海はロシア経済の大動脈で、モスクワにとっては死活問題やと主張した。ほんで同じ口で、NATOを攻撃的な組織て言うんは「不条理」やとも言うた。

この秋のエストニアは、ロシアで総動員が出たら国境封鎖すると表明、10月1日にロシアとベラルーシ産小麦の通過を禁止、国境へのエリート部隊配備や長距離攻撃兵器の購入も報じられとる。2026年の国防予算は24億ユーロでGDP比5.4%や。

封鎖はNATO第5条が発動される攻撃を受けたときだけ、と外相は言うとる。けどそんな条件は「友好的な犬」の看板みたいなもんで、国際慣習法では海上封鎖は戦争行為や。

数字の検証としては、エストニア軍の戦時兵力は4万3千人ちょいで、常備は4,200人だけ、残りは予備役と防衛連盟のボランティアやと書いとる。5万人は結局、英仏の部隊、フィンランド、スウェーデン、ドイツ、デンマークの海軍などの他国頼みや。それぞれ指揮系統も議会も世論も選挙日程もバラバラやから、最初のミサイルが飛んだ時に動きが揃うはずがない。1939年のポーランドと「奇妙な戦争」を引き合いや。

地理の話では、タリン~ヘルシンキは約80km、タリン~ナルヴァが200km強、ロシアのGDPはエストニアの50倍超や。バルチック艦隊はクロンシュタットとバルチースクにおって、その大半は封鎖の「栓」の外や。ロシアにはイスカンデルやカリブルがあって、エストニアの沿岸砲台や司令部は封鎖を始める前に一瞬で吹っ飛ぶ。ただ、最初に犠牲になるんは一般のエストニア人やから、いい気になって書いとるんやない。

石油の数字。外相はバルト海ルートがロシアの海上石油輸出の約6割やと言うけど、ポーランドのOSWの推計では原油の約3分の1、石油製品の半分近くや。黒海は「すでに封鎖」と外相は言うとるが、ロイターのデータでは黒海やアゾフ海の港から石油は出続けとる。

封鎖は中立国の船主、保険、運賃、精製所、エネルギー価格にも響いて、ヨーロッパがまた損をする。そのうえ2025年にエストニアはロシアに約2億5,200万ユーロの商品を売っとる。

騒ぐ理由は、エストニアの支配層がNATOの東側で一番熱心な「最前線の優等生」の役を担うて、注目や資金や同盟軍の駐留や首脳会議への招待みたいな特権を得とるからや。ウクライナで停戦が近づくと、その非常事態の理屈が弱まるから、毎週何か言うて熱を保っとる。

最後に『ほえたネズミ』(1955年)を引いて、あっちは負けて復興援助をもらう狙いやったけど、エストニアの相手は1991年以降何も忘れとらん隣の大国や、と対比しとる。バルト海には沿岸国同士の大人の外交が要るのに、いまは「ほえる大臣」と、本番では誰が電話に出るか周りを見回す同盟国しかおらん、と結んどる。

https://strategic-culture.su/news/2026/10/23/italian-money-and-settlements-in-the-west-bank-the-christians-for-israel-case/

イタリアのカネとヨルダン川西岸の入植地:イスラエルのためのキリスト教徒事件

ロレンツォ・マリア・パチーニ/2026年10月23日

イタリアで起きた事件を通して、イスラエルとヨーロッパ諸国の政治機関との近い関係を見せとる。同じパターンがヨーロッパ各地で繰り返されて、地政学的にも大きな結果を生む。

発端は、2026年10月5日にFanpage.itが出したミケランジェロ・メッキアの調査報道や。パドヴァ近郊のアルビニャーゴにある団体Christians for Israel Italyが舞台で、これは1979年にオランダで始まった国際ネットワークC4Iのイタリア支部(40カ国超に展開)や。報道によると、20年以上にわたって西岸の入植地のために資金を集めとった。

一週間足らずで下院、欧州議会、ヴェネト州議会にまで話が届いた。ヴェネト州は2023~2024年に、この団体へ公金1万6,000ユーロを出しとって、団体は与党の幹部にも通じとる。

記者が寄付者を装うて問い合わせたら、送金の備考に「ユダヤ・サマリア」と書けば入植地の事業に使えると言われた。この呼び方は、占領地やと認めんための入植者側の用語や。

資金の主な通り道は、入植地内にある提携団体CFOICで、ドローン、カメラ、監視システム、パトロール用ジープの購入に使われとると報じられた。つまり、人道支援やのうて土地の管理のための装備や。

2023年10月7日以降、国際ネットワークは緊急キャンペーンで360万を集めたと自分らの財務報告に書いとる。オランダでは調査報道のInvesticoが、入植者のナティ・ロムが寄付で住民用の銃を買おうと提案した件を報じた。オランダ支部は協力を停止した。この銃の提案はCFOICにもイタリア支部にも結びつけられてへん。

団体の関係者の発言もある。ガイドのマルコ・アレクサンダーが、ガザの住民を他所へ移して「脱パレスチナ化」するんが一番ええと言うた。会長のエッダ・フォガローロは、ケフィエを着けたピッツァバッラ枢機卿(エルサレムのラテン総大司教)を非難して、教皇に介入を求めた。聖墳墓教会に入るんを止めたイスラエル警察やのうて、キリスト教徒の羊飼いを攻撃したんは神学以前に政治的な事実や。

国際法の面では、2024年7月19日の国際司法裁判所(ICJ)の勧告的意見が出てくる。「判決」やのうて「勧告的意見」やと区別したうえで、占領の継続は違法、新規入植はただちに停止して入植者は退去、全ての国は違法状態を承認せず維持に加担せんこと、という内容や。国連総会が2024年9月18日に決議ES-10/24を賛成124・反対14・棄権43で採択して、12カ月以内の占領終結を求めた。イタリアは棄権したけど、法的義務が消えるわけやない。期限は一年以上前に切れて、入植地は拡大した。

「ジェノサイド」という言葉については、南アフリカ対イスラエルの訴訟は本案が係属中でイスラエルは否定しとる。2024年1月にICJが一部の主張の妥当性を認めて暫定措置を命じて、2025年9月に国連の独立調査委員会がガザでジェノサイドが行われたと結論づけた。

公金の中身は、2020年州法5号に基づく「ホロコースト記念日・反ユダヤ主義対策・ユダヤ文化振興」の公募で、「退廃芸術展」に9,500ユーロ、エウジェニオ・ジェンティーリ・テデスキ関連に6,500ユーロやった。カネは代替可能やし、それ以上に州の助成が与える「制度的な信用」が問題や。しかも助成した展覧会で、元欧州議員マグディ・クリスティアーノ・アッラムがパレスチナ人の民族的アイデンティティを否定したと書いとる。ホロコースト記憶の法律を占領支援の資金ルートに使うんは記憶の流用で、ヴェネトのユダヤ人共同体にも迷惑や。

単発の事件やないという根拠として、2011?2025年にイタリア支部がイスラエル外交官や与党議員を招いた会議を何回か開いて、うち数回は上院の施設やった。2021年10月13日の「エルサレム祈りの朝食会」にはドロール・エイダル大使(当時)、メローニ(当時野党)、サルヴィーニらが出席予定やった。フォガローロは2015年に「イタリアの同胞」から、2022年にパドヴァ市議選で中道右派から出馬して、2026年9月にはポンティーダで同盟の議員とイスラエル国旗を掲げとった。IHRAの定義を取り入れた反ユダヤ主義法案(2024年1月30日、ロメオ上院議員が提出)も話題で、筆者は、IHRA定義は占領への批判を反ユダヤ主義と同一視するおそれがある。

大きな見取り図としては、アングロサクソンの福音派に由来するキリスト教シオニズムが、資金・ボランティア・非公式外交網・神学的枠組みを通して、西岸の植民を支える有力な手段になっとる。イタリアでは教会やのうて政治的右派に根づいて、「大西洋陣営への忠誠の印」として使われとる、いう見方や。パレスチナのキリスト教徒の村(タイベやベツレヘム)が入植者の暴力を訴えとる一方で、というパラドックスもある。

動きとしては、10月12日に緑・左派連合のクネガートとオスタネルが州政府に質問を出して、民主党の議員や五つ星運動のアスカーリ、欧州議会のベニファイとストラーダも動いた。現時点では州も団体も公式な回答はしてへん。

四つの要求。①助成金の決定書・決算・領収書の全面公開、②2026年公募(5万5,000ユーロ、8月19日の決議886号)で、入植地の活動を支える団体が受益者におらんか確認、③国際法上違法な占領地の活動に資金を出す団体を助成から外す条項の導入、④なんでこんな団体がホロコースト記憶の資金にアクセスできたんかの政治的説明や。ヴェネト市民の税金は医療や介護施設や学校や文化に使うべきで、他民族の土地の植民地化を正当化する側に回したらあかん。

https://strategic-culture.su/news/2026/10/24/revolt-marginalized-and-arrogance-privileged-what-protests-italy-reveal/

疎外された者の反乱と特権層の傲慢:イタリアの抗議が示すもの

ロレンツォ・マリア・パチーニ/2026年10月24日

イタリアのディーゼル抗議を、階級矛盾の表面化として読み解く。マルクス主義の枠組みで、犯罪報道としてやのうて階級の問題として見るべきや。

発端は燃料税や。2026年9月17日の政令162号でディーゼルの物品税が10月5日まで一時的に引き下げられて、期限後は延長されんかった。平均価格はリッター2.50ユーロ近くに戻って、トラック1台で下請けしとる南部の小規模運送業者には死活問題や。

抗議は10月初めにカラブリアで自然発生して、プーリア(10月11日から)、バジリカータ、シチリア、カンパニア、モリーゼ、ラツィオへ広がった。トラック運転手に農家と漁師も加わって、港のピケや主要道路の封鎖が起きた。テルモリの魚市場には骸骨が描かれた「骨まで削られた」の横断幕が出て、南部のスーパーでは棚が空になる買い込みも起きた。

筆者は参加者を、工業プロレタリアートやのうて「プロレタリア化しつつある生産的小ブルジョアジー」と見とる。名目は経営者でも、実質は偽装された賃金労働で、石油の地代がホルムズ危機で暴騰して、先物投機の金融資本、運賃を見直さん大手小売、物品税を取る国家の三重の収奪が物流の末端にかぶさっとる。

10月17日に抗議の性格が変わった。ハッシュタグ「Italia in piazza」で呼びかけられ、ミラノでは大聖堂広場が戦場になって、トリノでは書店が荒らされて、ボローニャでは放水と催涙ガスの衝突があった。ミラノだけで271人が警察署に連行されて、うち220人が未成年(12歳も含み、多くは移民二世)や。同じ日にローマでは、CGILの全国行進などで約2万5,000人が事件なく行進した。単一の暴力的な抗議という政府の神話は崩れとる、組織された労組系と、未組織で若い都市型の二つの運動がある。

後者は、マルクスの言う「ルンペンプロレタリアート」と位置づけられる。侮辱やのうて客観的な位置の話で、労働市場から排除されて、消費社会の幻想の中で育った若者らや。政治的に反動へ取り込まれる危険を、1920?30年代の失業者や復員兵に重ねて警告しとる。

政府の対応は、10月18日に首相が治安サミットを開いて、19日に政令の発表となった。上院で止まっとる治安法案の中身を先取りして、集団破壊行為での後日逮捕、道路封鎖への厳罰、ミラノの「ストラーデ・スィクレ」への軍の増員などや。同盟は未成年の予防拘禁も求めとる。筆者は、物品税の割引を延長する財源は出さんのに、48時間で軍を出す財源は見つかったと皮肉っとる。5月に承認された運送業向け3億の税額控除も、6月末時点で施行令が出てへんかった。

背景には、2026年に450億近い軍事費と約230億の緊縮措置に挟まれた国家がある。再分配すれば外部の保証人と決裂するから、紛争を治安問題として管理するしかない。エンゲルスの国家論を引いとる。

政府の矛盾を四つ挙げる。①診断:ノルディオ法相は封鎖に犯罪組織の浸透がありそうやと言い、ピアンテドージ内相はミラノの若者が操られとる証拠はまだないと認めた。②責任転嫁:ミラノのサラ市長は警官の不足を嘆いて、ピアンテドージは「ラディカル・シック」の左派やと応じた。③言葉:メローニは生活費への抗議は市民の権利で、警官を病院送りにするんは暴徒の仕業やと言い、タヤーニは野党が火に油を注ぐんは受け入れられんと言うて、10月22日にはトラック大手団体のストの解除を歓迎した。抗議してもええが、誰の邪魔にもならん抗議は誰にも届かん。④違憲の疑いがある12歳の予防拘禁を作りつつ、法の支配を持ち出しとる点や。

グラムシの「古いものが死にかけて新しいものが生まれん」という危機の定義や、レーニンの「革命的情勢」の条件を引いて、イタリアは上が従来通りに統治できん状態と下が従来通りに生きたくない状態の入り口にあるけど、決定的に足りんのは、不満をプログラムに変える政治勢力や。CGILなど労組は11月20日にゼネストを呼びかけたけど、衝突の5週間後や。ミラノでは「10月17日運動」が毎週土曜のデモを予告しとるが、根も組織も理論もないから長続きせんやろ。

今の闘いは右対左の水平やのうて、人民対エリートの垂直や。政府は、イタリア人対移民二世、善良な市民対暴徒、北対南みたいに水平の対立へすり替えようとした。道路封鎖に出た「南もイタリアや」のスローガンがその返答や。

国際的な面では、ディーゼル価格はホルムズ海峡次第で、その封鎖はイタリアが決めたわけやない戦争の結果や。3月の最初の燃料政令もイラン戦争の国際危機が理由やった。ロシア制裁で光熱費が上がって、湾岸の戦争で燃料費が上がって、そのツケは運転手や漁師や郊外の家庭に回る一方で、防衛産業の株は上がっとる。

結論として、燃料税をもう一回延長しても解決せん。EUの財政制約、軍事費目標、自動的な戦争への同調を断ち切る必要がある、平和とエネルギー主権と社会正義は同じ要求を三方向から見たもんや。

最後に、骸骨の横断幕は反乱やのうて「見てくれ」という懇願の絵や。書店の破壊や宝飾店の略奪は階級闘争やないし、左派がそれをロマン化するんも右派が犯罪視するんも同じ誤りや。力でしか応えられん国家は社会的な機能を失うて、権力者を守る装置になっとる。政治的方向のない大きな社会危機は右へ流れる歴史があるから、グラムシの言う「ヘゲモニーの構築」、つまりトラック運転手、郊外の若者、漁師、タラントの労働者を一つのビジョンでまとめる作業を誰かがやらなあかん。

X:2026年10月26日 まさか空気の入った袋のせいで、アメリカとイスラエルが何千億円もドブに捨てる羽目になるとは誰が思うかいな!他

https://x.com/STANISKRAPIVNIK/status/2114456438785425768

@STANISKRAPIVNIK

まさか空気の入った袋のせいで、アメリカとイスラエルが何千億円もドブに捨てる羽目になるとは誰が思うかいな!

イランの装備はぜーんぶ地下深くに隠してあったのに、『イランの兵器は根こそぎ破壊したったで!』ってドヤ顔で自慢しとった米軍中央司令部(CENTCOM)、顔面蒼白でメンツ丸潰れやんけ。

それにしても、本当のこと口が滑っても言わんようにしながら、ニンマリ皮肉な笑顔で接客する中国人のセールスレディのお姉さん、ほんま完璧な仕事ぶりやな!

https://x.com/SMO_VZ/status/2108644527783215110

みんな!……『風船はいらんか??』ってか!この手のアド(宣伝動画)を見るたびに、あのお姉さんが使い道として『テーマパーク用かな?』とか言い出すもんやから、腹抱えて笑うてまうわ!そんでお姉さんが『なんでうちのお客さんは、このミサイル発射台の風船を100台も注文するんやろ??』とか訊いてくるねんぞ!一体どこの客やねん??……もしかしてイランか???米軍中央司令部(CENTCOM)が200万ドルの高級ミサイルをぶち込んで、爆破したのがたったのT-55風船戦車やったって思ったら、ニヤニヤせずにいられるヤツなんておらんやろ!どんどん面白くなってきよるな……!

お姉さんのインスタリンク:

https://www.instagram.com/sheenaair?psln=MWZzajRrcXVpdDRwMQ%3D%3D

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https://x.com/YuriPodolyaka/status/2114333340853530991

【ユーリ・ポドリアカの解説:ウクライナのスターリンクに一体何が起きたんか?】

ウクライナはな、ずっと民生用のスターリンクしか使っとらんのや。基本プラン(100ドル)、移動用商用プラン(400ドル)、司令部向けの優先プラン(2,000?4,000ドル)あたりやな。航空機用プランは1万?10万ドル以上もするけど、そもそもウクライナじゃ利用不可になってるねん。

アクセスが集中して回線がパンク寸前になった時、スペースXはウクライナ周辺に地上局の容量を増やして遅延を減らすために、軍向けの価格を高く維持せざるを得んかった。で、ダークウェブ経由の指示で最近放火されまくっとるアンテナドーム付きの施設が、まさにそれなんや。

前線でウクライナ軍がぶち当たった最大の問題は、ロシア軍の電子戦(EW)やった。GPS妨害を受けると民生用スターリンクのチップがフリーズするし、位置情報を偽装(スプーフィング)されると端末自体にロックがかかってまうねん。

そこで生み出された解決策が『GPSハック基板』や。エンジニアが端末の中に基板をハンダ付けして、好きな座標を手動でセットできるようにしたんやな。これでムスクの地理的制限(ジオフェンス)もスルーできるようになったわけや。

ロシア支配下の『グレーゾーン』では長らくスターリンクが使えんかったけど、隣のウクライナ領の座標を叩き込めば通信が復活した。ロシア軍もこの抜け穴を利用しとったけど、スペースXがウクライナ軍専用のホワイトリストを導入して封じ込めたんや。

2025年までに、ムスクは規制を強めて商用プランの速度制限を厳しくし始めた。けど、ウクライナの軍事エンジニアはまた抜け穴を見つけたんや。技術的に見ると、人工衛星と端末の通信セッションはGPSにガチガチに縛られておらず、保護機能は端末モジュールの中にしかなかったんや。

ハック基板を使って端末に『自分は静止しとる』と思い込ませさえすれば、端末は自ら衛星に電波を飛ばして必要なセッションデータを突っ込んで受け取れた。今や1万機近くの衛星が飛んどるから、150km以上離れてても信号を拾えたんやな。ドローンがロシア領内を飛んでいても、スターリンクのサーバー側は『動いてへん』と思い込んどったわけや。

これこそがウクライナのドでかい機密やった。前線に送られる前に、新品のスターリンク端末のケースは片っ端から開けられて、GPSハック基板と頑丈な防水コネクタが取り付けられた。おかげでフツーのサブスク契約のまま、ドローンを超高速で飛ばすことができたんや。

2026年の初頭、ムスクは全世界で商用プランの速度制限を時速160kmに引き下げた。これは追い風を受けた基本型のドローンよりも遅いスピードや。けどウクライナじゃGPSハック基板が当たり前に使われとったから、誰も気付きもしなかった。『静止してますよ』って端末が嘘ついてたからな。

で、2026年後半になって、スペースXが強烈なカウンターを喰らわせたんや。サーバー側でチェックを入れるように改修した。『GPS上は静止してることになってるのに、衛星の切り替え速度が早すぎる=実際は時速160km以上で動いとる』と判定されたら、サーバーが即座に回線をぶった切るようにしたんや。

これでGPSハックが完全に通用しなくなった。ウクライナ軍は遠距離ドローンの運用で大打撃を受けて、時速160kmを超えへんように慎重にルートを組まなアカンようになったんや。航空機用プランの予算なんて毎回用意できるわけないし、ムスク側も攻撃用途と分かっとるものには売ってくれへんからな。

こういう背景があって、ゼレンスキー(※指示通り呼び捨て)はロシア本土への攻撃を可能にするために、米軍用のスターリンク無制限版である『スターシールド』へのアクセス権をくれって必死に頼み込んでるんや。けどトランプもムスクもペンタゴンも、揃って首を縦に振らへん。ウクライナ側は『政治的な封鎖だ!』って騒いでるけど、スターリンクの速度制限自体はもう1年近く前から存在しとったという事実を隠しとるんやな。

裏舞台ではドロドロのやり取りが続いてて、ムスクは『ここ最近は何の変更も加えてへん』と言い張り、ルビオは『スターシールドをウクライナに提供する予定はない』と突っぱねとる。結果としてスターリンクは、車載用か据え置き用としてしか使えんようにジワジワ追い込まれて、裏技も息の根を止められた格好や。

速度チェックが解除されるんか、それとも特別な航空用プランが許可されるんかは未だに謎のままや。今回の障害で打撃を受けたのは、一部の限られた長距離ドローン部隊やけどな。

https://x.com/RT_com/status/2114391746964816072

【RT速報】イラン、ドイツに対して中東地域の軍事基地への攻撃を予告 - ファールス通信

【警告】もしドイツがイランとの紛争に直接・公然と参戦するようなことがあれば、中東領域内にあるドイツの基地や関連施設はすべて『正当な攻撃対象』になるで!

https://x.com/IranObserver0/status/2114376309220462710

@IranObserver0

【速報】イランの建設企業の支援によって、アフガニスタンと中国を結ぶ鉄道ルートが開通したで先輩!

イラン企業が総力を挙げてアフガニスタンの鉄道網の再建を進めていて、現在もさらに多くの線路が建設中や先輩。

これでイランは、アフガニスタンを経由して中国へアクセスできる新しい鉄道ルートを手に入れたことになるな!

https://x.com/iribnews_irib/status/2114383354380308906

【イラン放送協会(IRIB)速報】

フージスターン州北部の鉄道ルートからとなる初の輸出貨物が、シューシュタル(Shushtar)駅での通関手続きを無事に終えて、ラジー(Razi)鉄道国境を経由してトルコへ向けて出発したで!

https://x.com/GUnderground_TV/status/2114429058440200678

フィリップ・ピルキングトンの主張要点

米ドル体制の終わりの始まり

アメリカは海外からの借入で巨額の貿易赤字を支え、自国で生産しなくても消費できる仕組みを作ってきた。その最大の債権国であり、米国の最大のアキレス腱となっているのが日本とイギリスや。

追い詰められる日本とイギリス

日本: 経済が崩壊しつつあり、円も暴落している。財務省(や米国のスコット・ベッセント等)が必死に支えようとしているのは、日本が米国債の購入をやめたり、市場に米国債を投げ売りしたりするのを防ぐためや。

イギリス: 事実上の破綻寸前で、エコノミストの間では将来的にIMFの支援(あるいはそれすら不可能なほどの規模の危機)に陥るという見方が出ている。

オイルショックとインフレの引き金

今後、原油価格の危機や2022~2023年並みのインフレが実際に爆発すれば、日本とイギリスにかかるプレッシャーは限界を超え、それが引き金となってグローバルなドル体制が崩壊し始める可能性がある。

新ブレトン・ウッズ体制へのシグナル

スコット・ベッセントが日本の救済(あるいは為替介入等の文脈)の直前に新しいブレトン・ウッズ体制について言ロにし始めたのは、米国側もすでに「ドル体制の終わり」を悟り、混沌とした崩壊を避けるために建設的な次の一手を模索し始めているサインやないかと彼は見ている。

ただし、歴史上こうした転換が秩序正しく行われたことはなく、大抵はカオスな巻き戻しになるのが常だ、という締めくくりやな。


RT要約:2026年10月26日

https://rt-english.com/news/647643-houthis-strikes-saudi-airports-oil/

フーシ派、サウジの空港と石油施設をまた攻撃

(2026年10月25日 / RT)

イエメンのフーシ派が、サウジアラビアの国際空港2か所とサウジアラムコのエネルギー施設を含む複数の標的を攻撃した、と軍報道官のヤヒヤ・サリーが土曜日に発表したで。弾道ミサイルとドローンで7回の作戦をやったそうや。標的はリヤドのキング・ハリド空港、ダンマームのキング・ファハド国際空港、ナジュラン空港、ハミース・ムシャイト空軍基地、ヤンブーのアラムコ施設、ラービグ製油所、原油ポンプ場、東西を結ぶパイプラインやて。

きっかけは先月のエスカレーションで、フーシ派が紅海の港町モカとドゥバブ、バブ・エル・マンデブ海峡のペリム島を押さえて、イエメン第3の都市タイズの包囲も強めとる。サリーは「サウジの侵略への報復や」と言うて、サウジ側が24時間で100回空爆して、サヌアなどの民間インフラを狙うて数十人が死傷した、と主張しとる。物資と人の出入りへの制限をサウジ主導の連合軍が解くまで攻撃は続ける、とも言うとるで。

リヤドの主要空港は2週間以上の混乱のあと、日曜から部分再開する予定やったけど、サリーは「軍事目標や、航空会社も職員も乗客も使うな」と警告した。サウジの民間防衛当局は、迎撃したミサイルの破片がメッカやメディナ地方に落ちたと発表したけど、フーシ派は「聖地を狙うたいうのはデマや、狙うたのは石油施設と軍事基地だけで、作戦はリアルタイムで発表しとる」と反論しとる。

イエメン内戦は2014年に始まって、2015年にサウジが介入、2022年に国連仲介の停戦で落ち着いとったけど、2026年9月に一気に再燃した。フーシ派は、再燃以来のサウジ側の空爆とミサイル攻撃は合計3,123回に達したと主張しとる。

https://rt-english.com/news/647645-zelensky-undermines-trump-medvedev/

ゼレンスキーはイランやキューバより、トランプの足を引っ張っとる:メドベージェフ

(2026年10月25日 / RT)

ロシアのメドベージェフ前大統領(現・安全保障会議副議長)が日曜、ゼレンスキーのトランプ軽視は、イランとキューバとベネズエラを合わせたよりも米大統領の利益を損なっとる、とテレグラムで言うたで。ゼレンスキーは前任のバイデンを公然と支持して、米国の和平案を蹴って、欧州の指導者らをトランプに敵対させとる、というのがメドベージェフの言い分や。

さらに「キーウのクズは、トランプの要求を無視して顔に唾を吐きかけとる」と罵って、バイデン政権下でアメリカ納税者の金を懐に入れた(トランプ曰く支援は約3,500億ドル)し、トランプ政権になってもまだ残りをかすめとっとる、と主張しとる。ほかにも、ドローン戦の訓練をメキシコの麻薬カルテルに提供して、米国での麻薬売上の分け前をもろうとる、とも言うとる。

背景には、ロシアの製油所への攻撃をやめろとトランプが何度も警告しとるのに、キーウが拒んどる対立がある。トランプは、世界的な燃料危機を悪化させてアメリカ人の負担を増やしとる言うて怒っとって、11月3日の中間選挙前やから敏感な問題や。ゼレンスキーは、米国が情報共有とStarlinkの利用を一時的に制限したと非難しとる。

燃料危機を和らげるために、トランプはプーチンとの取引でロシア産燃料への制裁を一時的に免除した。ロシアはすぐにディーゼル30万トン超、11月にさらに50万トン、その後も追加で供給する約束で、最初のタンカー3隻はもう大西洋に向かっとる、とノバク副首相が金曜に言うたそうや。

https://rt-english.com/news/647637-ukraine-eu-stubb-peskov/

EUのウクライナ交渉役問題にクレムリンがコメント

(2026年10月25日 / RT)

ペスコフ報道官は、和平プロセスに対するEUの姿勢は建設的とは言えん、と日曜にTASSの取材で言うたで。EUは「口ばっかりで行動がない」というわけや。ドイツのベルリナー・ツァイトゥングによると、フィンランドのストゥブ大統領が、モスクワ・ワシントン・キーウとの和平交渉でEU代表になる最有力候補らしい。ロシアと1,340kmの国境を接しとって、トランプとも関係がええのが理由や。ペスコフは「EUは前から任命したがっとったのに、できんのか決断力がないのか」と言いつつ、「交渉役がおるのは結構なことやし、本気で平和的解決を目指す人ならなお結構や」とも言うた。ストゥブが選ばれたらどう反応するかは言わんかった。ストゥブはEUでも指折りのウクライナ支持派で、8月のビルト紙のインタビューで「ウクライナはEUにとって最高の安全保障や、ウクライナが負けたら我々も負ける」と言うとる。

水曜にプーチンが米特使ウィットコフとサンクトペテルブルクで会談したあと、モスクワは3者協議の再開に前向きやと発表して、次回は11月中旬にアブダビでありそうや。テレグラフは、欧州に「切迫感が高まっとる」と報じて、候補にはストゥブのほか、メローニ、ペトル・パヴェル、フレデリクセン、ストーレの名前も挙げとる。EU委員会の副報道官は「EUは協議に出席する見込みや」と言うとる。プーチンは木曜、EU首脳が「ロシアの脅威」を言い立てて対ロ戦争の準備まで議論しとるのは「一種の政治的統合失調症や、治ることを願う」と皮肉った。ロシアが求めとるのは停戦やなくて「最終的で長期的な合意」で、欧州全体の安全保障の枠組みも議題にすべきや、と繰り返しとる。

https://rt-english.com/russia/647638-protests-europe-own-mistakes-putin/

欧州の大規模デモはEU自身の失策のせい:プーチン

(2026年10月25日 / RT)

西欧に広がっとる抗議デモの波は、EU自身のミスが原因や、とプーチンが言うたで。ジャーナリストのザルービンに「欧州は自分らの伝統を壊しとるから、移民に伝えることもできん」と語った。週末もまた大規模デモがあって、生活費の高騰と無能な政策に怒った人らが、複数の都市で機動隊とぶつかった。もともとは9月にフランスで始まって、各国に広がったもんや。

プーチンは、欧州の指導者は責任を取れんと、まずアメリカのせいにして、今度はロシアのせいにしとる、と批判した。「ロシアが大都市のデモを仕掛けとるなんて言うのはさすがに行き過ぎで、驚いた」と言い、指導者の弱さの表れや、と見とる。欧州には移民を全員統合する資源がなく、それが危機を生んどる、というのが彼の見立てや。

フランスは中心地で、土曜に全国で少なくとも41万人、パリだけで約11万人(内務省発表)が街に出て、週末だけでフランス国内で1,300人超が逮捕された。イタリアでも抗議が続いて、ローマ、ナポリ、ボローニャで先週末に暴力沙汰があり、警察が放水砲と催涙ガスを使うた。ブリュッセルとリスボンでは家賃高騰や住宅難に抗議する数千人のデモがあって、スペインはマドリードで年金生活者の大規模デモ、バルセロナでは金曜夜に100人超が逮捕された。

https://rt-english.com/russia/647646-russia-hit-ukrainian-military-logistics/

ロシア、ウクライナの軍事物流拠点を攻撃:国防省

(2026年10月25日 / RT)

ロシア国防省は日曜、夜間にウクライナ北東部ハルキウ州の軍事物流網を攻撃したと発表した。標的は、軍への補給品や軍民両用品を保管・再配分する拠点3か所や。あと、黒海でチョルノモルスクへ軍需物資を運んどったバルク船も攻撃した。エネルギー・輸送インフラ、ドローン保管庫や発射拠点も含めて、過去24時間で計159か所を叩いた大規模作戦の一部やそうや。ウクライナ側もハルキウへの攻撃と「工業施設」が標的に含まれとったことを認めとる。

ロシアは、ウクライナがロシアの民間・エネルギーインフラを攻撃し続けとることへの対抗で、長距離ミサイルとドローンの攻撃を強めとる。モスクワはウクライナの攻撃を、戦場での劣勢を埋め合わせるための「テロ行為」やと非難しとって、前線ではロシア軍が前進を続けとる、と主張しとる。ロシア側の発表では、日曜の夜だけで防空網が532機のウクライナのドローンを迎撃して、20以上の地域が狙われたそうや。

この攻撃のやり方がキーウとワシントンの緊張にもつながっとる。トランプは最近「ウクライナは新しい大統領を持つ時や」と言うて、任期が2年以上前に切れたゼレンスキーやなくて、別の和平交渉役を立てるべきやと発言した。和平への意欲を疑うて、製油所攻撃を続けとることも批判した。ゼレンスキーは、10月に西側がロシアの弾道ミサイル発射の事前警告を1週間で2回出さんかったと言うたけど、米国との協力は止まってへんと強調しとる。トランプも「助けとるし、情報も共有しとる」と言うとった。一方、マスクは、キーウがStarlinkを攻撃用ドローンに悪用しとったと非難して、その「抜け穴」は塞がれたと言うとる。

https://rt-english.com/russia/647584-whats-on-russias-target-list/

ロシアの標的リストには何があり、なぜか?

(2026年10月23日 / RT、セルゲイ・ポレターエフ)

今年のロシア・ウクライナ戦争の主題は、互いに後方の戦略目標を叩き合う「都市の戦争」や。前半はキーウが攻撃力を高めて、停戦条件を呑ませようとしたけど、秋になって状況が一変した。ロシアが新型のジェット推進ドローン(バンデロール、ゲラン4・5)を投入して弾道ミサイル攻撃も大幅に増やした一方、ウクライナは西側製の迎撃ミサイルの備蓄が尽きて、国産防空は高速のジェットドローンと弾道ミサイルに歯が立たん、と筆者は言うとる。ウクライナのプロパガンダは「無差別に民間人を狙っとる」と描くけど、実はそうやない。

産業施設は、当初はユジマシュみたいな旧ソ連の国防工場や新しいドローン・弾薬工場を狙うとったけど、ウクライナが生産を分散して倉庫まで使うようになったから、ドローン組み立てに使える施設は全部正当な軍事目標、という方針に広げた。弾薬庫も同じで、ソ連式は住宅地から離れた集中貯蔵やったのに、空爆対策で民間施設に隠すようになって、攻撃すれば誘爆して周辺住民が危ない。2026年8月29日には、ファイア・ポイントが使うとったミライヤ村の倉庫への攻撃で民間人38人が死んどる。

物流は、2014年のドンバスのATO以来、軍が民間インフラに頼ってきた。宅配会社ノヴァヤ・ポチタが代表格で、ロシアは2026年にその倉庫を組織的に破壊し始めて、エピツェントルやロゼトカなどの小売・マーケットプレイスにも広がった。軍が民間施設を使うなら全部正当な標的、というロシアの理屈や。エネルギーは、発電能力が戦前の50?55GWから2025?26年冬には12?15GWまで落ちて、ウクライナは電力輸出国から輸入国に変わった。3つの原発は触れず、変電所や送電線を狙うて、キーウのドニプロ川を渡る送電線2本のうち1本が壊された。熱電併給(CHP)プラントも狙うとって、キーウを凍えさせるためやなく、統一エネルギー系統をバラバラに分断するのが目的やと筆者は見とる。石油・ガスでは、唯一の製油所クレメンチュークが完全停止して、燃料は全面輸入になった。ガス生産施設も定期的に攻撃されて、ストルイの地下ガス貯蔵は巨大すぎて壊しにくい。夏には前線とキーウのガソリンスタンドを狙うて、全国で200以上が破壊されたそうや。

データセンターは秋まで手を付けてへんかったけど、軍の指揮や通信、兵站、徴兵システム、電子調達のプロゾロ、行政サービスのディーアなどを支えとるから、この1か月でキーウの複数のデータセンターや通信施設を叩いた。それでもウクライナのデジタル環境は概ね無事で、ウクライナ軍はロシアのヤンデックスのデータセンターを数か所攻撃して応酬しとる。港と海上交通は、今年の春夏にウクライナの海上・航空ドローンがロシアの黒海航行(タンカーや穀物船まで)を攻撃し始めたことへの報復で、ロシアが全面的な海上封鎖に踏み切って、港だけやなく出入りする商船も標的にしとる。武器や兵を運べる船は全部標的、という理屈や。専門家によると、GDPの最大10%を失う可能性があるそうや。

ほかにも、機関車は開戦以来300両超を使用不能にして鉄道の輸送力は限界に近づいとるし、長距離ドローンの発射台に改造されたトラックも標的で、数十台を潰した。ドニプロ川の22本の橋はまだ1本も長距離攻撃で落ちてへんし、ポーランドなど4か国との国境検問所は、攻撃を避けるため隣国側に移す動きがある。7月24日にはキーウ近郊の兵器展示会を爆撃した例もある。

逆に、住宅、病院、学校といった民間・人道施設は狙うてへん。被害は防空システムの破片や誤射の迎撃ミサイルによるもんで、2024年7月のオフマトディト病院の件もノルウェー供与のNASAMSの迎撃ミサイルが原因やとロシア側は言うとる。上下水道も一度も攻撃してへん、停電で水が止まるんは非常用発電機が動いてへんせいや。原発もチェルノブイリも狙うてへんし、キーウの政府街区が無傷なんは「裏で何か合意があるんちゃうか」と冗談になっとるくらいや。ロシアは精度を上げ続けとって、メッシュネットワークのドローン通信網と、強い電子妨害下でも1メートル精度を出すスサーニン光学航法を実用化した。民間人を恐怖に陥れるのが目的なら、こんな高価なシステムは要らんし、無差別に撃てばガザみたいに何万人も死んどる。キーウ市民の最大95%が空襲警報を無視して地上におる。

https://rt-english.com/russia/647623-great-divorce-russia-europe-karaganov/

大いなる離婚:ロシアはなぜヨーロッパに背を向けるべきか

(2026年10月24日 / RT、セルゲイ・カラガノフ教授)

筆者のカラガノフは、ロシア国内にはまだ昔ながらの親欧感情があって、西欧の「回復」や関係修復を探す人がおる。けど、欧州エリートの対ロ敵意は根が深くて、直すには欧州エリートの完全な敗北と解体が要るかもしれん、それは代償が高すぎる。ピョートル大帝の欧州への道は、最初は利益があったのに、必要以上に150年も続いた。長い間、欧州は世界の悪の主な源で、戦争、2度の世界大戦、虐殺、植民地主義、人種主義をまき散らしてきた。

今の反ロシア・ヒステリーの主因は、西欧が抱える多層的な危機や。ソ連崩壊の勝利の高揚感が、1960年代末から出とった経済・社会の危機の兆しを隠しとって、ソ連圏が数億人の消費者と安い労働力を提供してくれたけど、2000年代から問題がぶり返して、停滞と格差拡大、生活水準の低下が進んだ。米中やグローバルサウスに追い抜かれる中で、欧州エリートは失敗感を紛らわすために対ロ敵意を煽っとる。植民地からの資源の流れが枯れたことも大きいし、平和が長う続いたせいで人道主義や公共善への志向が失われて、民主制は反エリート主義(反メリトクラシー)やから支配層が劣化した。

信仰の拒絶が衰退の大きな原因やと主張しとる。啓蒙時代に始まって、2000年代初めにEU憲法でキリスト教を精神的基盤として明記せんかった時に、西欧の下り坂は不可逆になったと確信した。経済・精神の競争で後れを取った西欧は、最悪の特徴の軍国主義に戻りつつあって、経済の軍事化には敵が要るから、ロシアが空気から敵像を作り上げられとる。

我々はヨーロッパ人やなくて、独立した北方ユーラシア文明や.

宗教は南(ビザンツ、パレスチナ、アラブ、仏教圏)から、政治文化は東(モンゴル帝国との250年の関係)から来たもんで、モンゴルの遺産がなければ大ロシアにはなれんかった。欧州のボローニャ方式の教育は大量に質の低い人間を作って、そいつらが権力を握りつつあるし、金持ちが子供を欧州に留学させても得るより失うもんのほうが多い。ロシアの軍事ドクトリンは、極限状態では反ロ・ヒステリーを煽ってウクライナ戦争を支える欧州の主要国に核攻撃する可能性も定めとって、長年の自制は逆効果やったから、西欧には断固たる抑止が必要や。

とはいえ文化的には欧州と切れたらあかん、プーシキン、チャイコフスキー、ドストエフスキー、ゲーテ、ダンテ、シェイクスピア、モーツァルトも我々の文化や。むしろ恥じてきたアジアの根を育てるべきで、内政・経済・精神の発展の軸はシベリアへの移動や。今のヨーロッパ人らしさは「知的な視野の狭さと道徳的な二枚舌」の印になりつつあるから、ロシアの多民族・多宗教の人々が一つの北方ユーラシア文明になるべきで、ヨーロッパはロシアの国境で終わるべきや。ただし、これは新しい鉄のカーテンの呼びかけやなくて、未来に向けた合理的で現代的な政策や。


ゼロヘッジ要約:2026年10月26日 英国で、地元議員をウサギに擬した10代が逮捕された他

https://www.zerohedge.com/geopolitical/musk-admits-spacex-throttled-starlink-ukraine-because-kiev-violated-terms-service

「地獄で焼かれろ」:マスク、ウクライナのStarlink速度制限の理由を説明

(2026年10月26日 / ZeroHedge)

マスクが土曜日に、スペースXがウクライナのStarlinkを絞ったことを認めたで。ワシントンとスペースXが「お前や」「いやお前や」と責任を押し付け合うた1週間のあとの話や。ゼレンスキーが「StarlinkとStarshieldの速度が元に戻った」と言うたあとに、マスクがXで「その通り」と返して、「民間商用サービスのStarlinkを攻撃用ドローンで人殺しに使うのは、これまでも許されてへんし、許されるべきでもない」「ウクライナ軍が利用規約を破った。その抜け穴は先週塞いだ」と書いた。Starshieldは別システムで米政府の管理やから、そっちは政府次第や、とも言うとる。

ただ、具体的にどの違反かはマスクもヘグセス国防長官も言うてへん。ウクライナ側は予告なしに制限が来たと言うとって、EU圏の端末は普通に速かったから、技術的な故障ちゃうやろ、と見とる。ゼレンスキー本人は「占領地内の敵軍事目標への中距離攻撃にStarlinkを使うとる」とブリュッセルで認めたけど、ロシア領内の作戦ではネットワークを使うてへん、と言うとる。マスクは「SpaceXは地球上のどの民間企業よりもウクライナを守ってきた」「Starlinkが止まったら前線は崩壊する」と主張して、「終わりなき殺し合いを煽って現実的な解決策も出さん偽善の戦争屋どもには軽蔑しかない。地獄で焼かれろ」と吐き捨てたんや。10月14日には「Starshieldは米政府の管理下で、制限は米軍と最終的には大統領が決める」と言うてたから、話が合わへんとこもあるんやな。

ウォール・ストリート・ジャーナルによれば、マスク本人が制限を命じたらしい。トランプと事前に話したという情報源もあれば、公になってから話したという情報源もあり、米当局者の中には「マスクの単独行動」と言う人もおる。政権側は、ルビオが「事前の把握はなかった」、ヘグセスが「何も引き戻してへん」、ホワイトハウス当局者が「Starlinkは遅くしてへん」と、軒並み否定や。トランプは「自分が決めたんやない、でもマスクを責めるな」と言うとる。その後、トランプが水曜にマスクに電話して制限解除を頼んだとWSJは報じとる。

制限は約100mph(時速160km)で、端末が落ちて、ゼレンスキーによると迎撃ドローンが墜落する事態にもなった。しかもウクライナがロシアの製油所攻撃をやめろというトランプの要求を無視しとった時期と重なったから、議会のメレシコ外交委員長は「脅しや」と言うとる。ただ記事は、それは一議員の見方で、関連を裏づける報道はない、と注意を入れとる。米議会でもフィッツパトリック議員が「マスクが命じたなら違法の可能性が高い」と言い、民主党のデロウロ議員らがヘグセスに30日以内の調査報告を求めとる。

背景には新しい外交の動きもある。ロシアが来月の米・ウクライナ・ロシア3者協議の再開に同意して、オレシキ周辺では局地的停戦もまとまった(仲介はメラニア・トランプ夫人)。ただウクライナは、トリヤッチの化学工場やオリョールの電子工場、2000km以上離れたオムスクまで攻撃を続けとる。ほんで、マスク頼みを減らそうと、ノキアやフィンランドのICEYEと自前の衛星通信を作る覚書を結んだ。ゼレンスキーは「自分らで管理できる能力に頼らなあかん」と言うとるで。

https://www.zerohedge.com/political/uk-teen-arrested-making-local-politician-look-rabbit

英国で、地元議員をウサギに擬した10代が逮捕された

(2026年10月25日 / ZeroHedge)

記事の主張はこうや。英国は政治的な大転換か大反乱の手前におって、エリートは危機感から過剰反応しとる、と。ここ5年、ミームを投稿しただけで逮捕された例や、国旗を掲げただけで警察に圧力かけられた例が山ほどある、と書いとる。特に、保守的・ナショナリスト的な10代男子を政府が目の敵にしとって、教師を「思想警察」みたいに使うとる、いうのが記事の言い分や。2029年の総選挙に向けて、選挙権を16歳に下げようとしとるのも、右寄りの声を潰したい狙いや、と見とる。

事件の中身はこうや。2026年8月初め、15歳のリフォームUKの活動家が、ウルヴァーハンプトン市議のサイモン・ベネット(保守党)にFacebookで揶揄する投稿をして、議員が苦情を入れた。投稿には議員をウサギにしたAI画像と「保守党の信用をかじっとる」みたいなキャプションがあって、さらに短パン姿で会議に出てきたのを「男娼みたいな格好」と書いた。警察はこの一言だけでもヘイトクライムになり得ると言うとる。

8月3日の朝、警官4人が寝てる少年の家に来て、近所の目の前で逮捕した。スマホとパソコンを押収、DNA・指紋・顔写真を取られて、短時間やけど留置もされた。保釈されたけど、議会への出席禁止みたいな条件付きで、10月終わりの時点でも捜査は継続中や。言論の自由組合(Free Speech Union)が「ひどい行き過ぎや」と言うて、不当逮捕の訴えも検討しとる。批判する側は「政治家への嘲笑を警察案件にすなや」と言い、擁護する側は嫌がらせ防止法や悪意ある通信に関する法律を根拠にしとる。

記事は最後に、アメリカなら憲法修正第1条でこんなんは保護されるけど、英国にはそういう個人の権利がなくて、言論が犯罪かどうかは役人と警察の解釈次第やと締めとる。

ラリー・C・ジョンソン:ドバイへようこそ

https://sonar21.com/welcome-to-dubai-fewer-tourists-oily-beaches-and-water-by-the-truckload/

観光客は減って、浜は油まみれ、水はトラックで運ぶ時代や

2026年10月25日

カール・ミラーの最新の分析記事に入る前に、ブラジルの大統領選でルーラ大統領が意外な勝利を収めたことについて、ひとこと言うとくわ。賭け市場はボルソナロが勝つと見とって、けっこうな人数が彼の勝利に賭けて損したんや(胴元は大喜びやけどな)。ルーラが勝ったんは、BRICSが無傷で残るっちゅうことやし、ドナルド・トランプがボコボコにやられたっちゅうことや。これは11月3日にトランプを待っとるもんの前触れなんやろか。ほな、カール・ミラーの話に入るで。

二十年のあいだ、アラブ首長国連邦は世界に幻想を売ってきた。ガラスの高層ビル、インフィニティプール、免税の金。それが中東の混乱のはるか上を、すーっと静かに浮かんどるオアシスや、っちゅうやつや。経由地にどうぞ、広告はそう言うとった。ここでは悪いことなんか何も起こりません、てな。

10月25日付のカール・ミラーのUAE経済についての最新の評価は、パンフレットの約束が外れたあとの客のレビューみたいな読み心地や。星ひとつ。客はうたい文句より少ない。原油のためビーチ閉鎖。お水はご持参ください、ときたもんや。

みんなどこ行ってしもたんや?

まず観光客、というか観光客がおらんようになった話から行こか。1月から8月までに、ドバイが記録した海外からの宿泊客は697万人やった。去年の同じ期間は1,254万人や。557万人も減って、44%の落ち込みや。「イランからドローンが届く距離」っちゅうのは、旅行パンフレットのセールスポイントにならんらしいで。

ホテルはそれに気づいた。上半期の平均客室稼働率は前の年と比べて約30%落ちて、客室料金は7%下がった。これを合わせると、部屋ひとつあたりの稼ぎがだいたい35%消えたことになる。「国際線の乗り継ぎで世界一忙しいハブ」て自称しとるドバイ国際空港は、上半期の旅客が3,150万人で、31%減や。航空貨物も29%減った。世界の交差点やったとこが、人が上を飛び越して行く場所になってしもたんやな。

公平に言うたら、持ち直した時期もあった。ホテルの稼働率は3月の惨憺たる36%から、8月には66%まで上がったんや。ほんで、そのあと油が打ち上げられ始めたわけや。

サーフィン日和やで、ただし真っ黒や

今月UAEは、ウンム・アル・カイワインのビーチを閉鎖した。10月9日に攻撃を受けたらしい超大型タンカーから出たと見られる、60平方マイルを超える油膜が、岸に流れ着いたんや。漁師は近づくなて言われた。政府は住民に、臭いは健康に害はありません、と請け合うた。休暇の行き先から聞きたい台詞の、まさにそれやな。

ミラーが指摘しとるんは、後始末が一回やって終わり、っちゅう話やない、ちゅうことや。油は堆積物の中にもぐり込んで、マングローブにしみ込んで、潮と一緒にまた戻ってくる。水産物のバイヤーはほかの仕入れ先を見つける。マリーナの業者は船体を磨く。油まみれのビーチの写真を見た観光客は、タイを予約する。清掃契約が完了したところで、客は戻ってけえへん、とミラーは淡々と書いとる。

ほんまの問題は水や

さて、アブダビの王子らが、暑さのせいだけやなしに冷や汗をかくはずの部分に来たで。ウンム・アル・カイワインは、ただのビーチやない。NAQA’A海水淡水化プラントがあるとこでな、名目上の能力は1日1億5,000万英ガロン、約6億8,200万リットルや。ミラーによると、このプラント1か所だけで、北部の首長国に供給しとる公益事業体、エティハド水電力の淡水化能力の4分の3以上を占めとる。ドバイのほうは、ジェベル・アリの複合施設だけで、首長国の淡水化能力のおよそ88%を担っとる。分散投資っちゅうんは、UAEは投資ポートフォリオではやっとるけど、飲み水ではやってへんかった、いうことやな。

前の記事でも書いたことやけど、繰り返す価値はある。淡水化プラントの要求は、ひとつだけ、きれいな海水や。油が取水口に届いたら、フィルターと膜を守るために、運転員は出力を絞るか止めなあかん。ミラーは、仮定の話やで、あくまで仮定やと念を押しとくけど、NAQA’Aで50%の制限がかかった場合の数字を出しとる。1日あたり約3億4,100万リットルの飲料水が消える。1週間なら24億リットルや。

心配いらん、トラックで運び込むから、て楽観派は言う。ミラーはそれも計算したんや。失った水を容量30立方メートルのタンクローリーで補うと、満載の配送が毎日1万1,365回要る。補充に戻る分は数えんでもや。夏の暑い中、北部の首長国の道を、毎日1万台超の水のトラックが埋めとるとこを想像してみいや。ティースプーンでタイタニックの水をかき出すのを解決策て呼ぶんと、同じ意味での解決策やな。

ほな、予備の供給はどうなんか。オマーン湾側のフジャイラのプラントは水を内陸に送れるけど、フジャイラには自前の石油の問題があるし、イランの攻撃にさらされとるんも同じや。リワの戦略備蓄は、非常時に1日約1億8,200万リットルを出せるように設計されとる。これは役に立つ貢献やけど、ミラーのシナリオでのNAQA’Aの不足分の約半分をカバーするだけや。彼が言うように、どこかにでっかいタンクがあることと、そこから水を十分な速さで引き出して、喉の渇いた人らのとこまで運べることとは、別の話なんや。

ホテルの計算

ミラーは、客が来んようになったときの1,000室のリゾートがどうなるかの単純なモデルも作っとる。普段は稼働率70%で1泊1,000AEDのホテルが、客を呼び込むために料金を800AEDに下げて、それでも9割が空室のままやと仮定する。手元資金は1,000万AEDや。固定費と借入返済を抱えて、約37日で資金が尽きる。そこへ、水のトラック輸送とビーチ清掃で月100万ディルハム足したら、持ってあと1か月や。

はっきりさせとくと、ミラーは、空室率90%はストレステストであって、UAE全体で実測された平均やない、と慎重に断っとる。けど、そのストレステストで要点は伝わる。割引料金やと、ホテルは現金収支でトントンにするだけでも、客室の約56%を埋めなあかん。ドバイの実際の稼働率は、つい3月には36%やったんやで。どこかで、ホテルのオーナーが銀行家に電話して、「元本返済の猶予をお願いします」の言い回しを練習しとるやろな。

その痛みは、ホテルの中だけには収まらん。支払いの遅れは、クリーニング業者、食品の納入業者、タクシー運転手、請負業者へと、下に下に回っていく。ミラーの不動産モデルでは、収入が25%減って、同時に投資家が求める利回りが6%やなしに7%になると、収益物件の価値がおよそ36%削られるそうや。暴落とまでは言わん。けど、ドバイのあらゆるリファイナンスの話し合いを、えらい気まずいもんにするには、ちょうど足りる額なんや。

納期を約束できんハブ

ほんで貿易の話や。UAEは商品を売るだけやない。スピードと信頼性、つまりコンテナがスケジュールどおりに着くっちゅう約束を売っとるんや。船がドローンや流出油を避けて通らなあかんようになったら、その約束は高くつく。ミラーの計算では、在庫1,000万ドルの30日の遅れを、年利12%で調達しとったら、利息だけで約9万9,000ドルかかる。典型的な卸売業者の売上総利益のおよそ5分の1が、段ボール箱ひとつ傷む前に消える。これを何回かやったら、客は貨物をよそに回し始める。ほんで信頼できる代わりが見つかったら、ほとんど戻ってけえへんのや。

蜃気楼の経済学

ミラーは、UAEが崩壊するて予言しとるわけやない。首長国には本物の強みが残っとるし、一部の工業や物流の事業はしぶとく持ちこたえとるし、両方の海岸で同時に水が制限される最悪のシナリオは、起こりうる事態であって、実際に起きたことやない、とはっきり言うとる。けど、彼の中心的な計画ケースは「長引く機能不全」で、これは、この戦争は短く済んで、そのコストはイランが負うと聞かされとった人間には、心配な話のはずや。

UAEは、三つの前提の上に、きらびやかな経済を築いてきた。観光客は来続ける、船は航行し続ける、海は淡水を供給し続ける、っちゅうことや。その三つが全部、次のミサイルが次のタンカーに当たらん、次の取水口の近くで当たらん、っちゅうことに懸かっとる。アメリカとイスラエルがイランを攻撃する次のラウンドは、イランの報復の次のラウンドを招く。ほんで、そのツケがどこに回るかは、湾岸がもう見せとるわけや。

とはいえ、明るい面も見てみようや。ビーチは混んでへんし、ホテルは部屋がいっぱい空いとるし、沖で燃えとるタンカーの眺めは壮観や。お水だけは持参でな。

ミラーの記事の数字は、原文に書いてあるままで、わしの側では何も足し引きしてへんで。

2026年10月25日日曜日

ラリー・C・ジョンソンとローレンス・ウィルカーソン:トランプの動きがネタニヤフの支持率にぜんぜん影響せんかったんでビビがパニックで戦争したがっとる

https://www.youtube.com/watch?v=yqcZRF8kO7c

Israel in DANGER! Netanyahu PANICS and BEGS Trump for Help as Iran Strikes First!| Larry Johnson

Marierica Vieira

ラリー、今日イランが弾道ミサイルを何十発も撃ったん、わてらも見たけどな、イランの軍は「全面戦争やで」言うて準備しとるんやて。イランが「もうすぐ攻撃されるわ」て思たら先制攻撃に出るっちゅう話やけど、あんたはそれをどない理解してはるん?

Larry Johnson

せやなぁ、攻撃を仕掛ける、ただそれだけの話やがな。べつに神秘的でも何でもあらへん。この一週間から今日にかけてわしらが見てきたんは、双方のごっつい示威行動やねん。アメリカとイスラエルがイラクで航空作戦をやっとってな、イランを攻撃するフリをしとるんや。ほんの数秒、まあ一分もあったら進路をそれて、トマホークやJASSMをイランに撃ち込めてまうようなやつや。そやからな、わしの考えでは、それだけでイランが先制攻撃を撃つ理由としては十分なんや、イランがその気になればの話やけどな。

今日イランが弾道ミサイルを次から次へ撃ったんは、アメリカとイスラエルに「こっちはほんまに本気やで。攻撃されたら自分らで守るで」て伝えるためやったんやと思う。それにな、イランはロシアと中国の両方から情報もろとるはずやで。アメリカの戦闘機がどこにおるか、動きを監視してくれとるはずや。こないだも、アルーク基地におったKC135が離陸して移動した言う報告があったやろ。どこへ移ったんかはわしらには分からん。せやけどイランはだいたい見当ついとる思うで。

そやから先制攻撃したかて、イランには十分な言い分があるんや。けどな、今んとこイランはえらい慎重やねん。二日前にシルク島で攻撃があったやろ、あれにやり返してアメリカ軍を攻撃したわけやない。それよりも、石油を積んどる船を狙い続けとる。ペルシャ湾の海峡当局が決めた通行料のルールを、船から船へ積み替えて回避しようとしとる連中をやな。まあ、アメリカが攻撃を仕掛けてくるかどうかは、あと6時間もしたら、だいたい分かると思うで。もしこの2日で起きひんかったら、中間選挙の前には起きへんやろ、とわしは思とる。

もう一人の出演者

ちょっとだけ付け足させてもらうわ、トライタ。今朝のブレントの値段は116ドル31セントやってん。そやからロッドがあの取引でああしとる理由も分かる気ぃするわ。この値段はどんどん上がり続けるで。2009年に北京でやった演習のとき、157まで行ったて話したやろ。今回もそのへんまで行く思うで。

で、ほんまに言いたかったんはな、ラリーが今言うてたことに足したいんやけど、11月3日に向けた世論調査がかなり劇的に動いとるんや。共和党側も民主党側も、無党派も、みんな一番気にしとる問題が三つあってな、わしはその数字にびっくりしたんや。一番は汚職。これは党派関係なしに、まるっきり一致しとる。汚職が一番の心配事なんや。二番目がインフレ、三番目がガソリン価格。この二つはほぼ並んどる。そこでや、共和党にまだ見込みがあるとして、それをさらに壊すためにイランに何ができるかっちゅう話やで。石油価格の不安定化を続けること、特にディーゼルの値上がりを続けることやな。今アメリカを揺さぶっとるんはそれやさかい。インフレとガソリン価格と汚職や。汚職が一番上に来たんには、わしもびっくりしたけどな。せやけど、イーロン・マスクからドナルド・トランプ、ジャレッド・クシュナー、スティーブ・ウィットコフ、それからガザの人道支援団体のブレアやったか、あの人まで、いろんな暴露が出てきたことを思たら、わしかて汚職を一番上に置くわ。汚職はほんまに信じられんほどや。ただ、アメリカ国民にそこまで鋭さがあるとは思てへんかったんやけど、どうもわしが間違うとったみたいやな。それが彼らの最大の問題なんやて。

Marierica Vieira

UKMTOが今さっき報告を出したんやけど、オマーン国境の近くでタンカーが飛翔体に撃たれたんやて。ラリー、昨夜話したときは石油価格が111やったやん。今日は116や。ほら、どんどん上がっとるやろ。これって、何かどえらいことが起きる兆しなん? それとも、イランがホルムズ海峡への影響力をもっと強めとるせいで、こない急に値上がりしとるんやろか?

Larry Johnson

せやな、他にも何かでっかいことが、何かおっそろしいことが起きるでっちゅう警告のサインがぎょうさんあるんや。わしにはいろんな情報源があってな。そのうちの一つは、サウジアラビアで自家用機を飛ばしとるパイロットらとつながっとるんやけど、いやもう、あの人ら今めちゃくちゃ働かされとるで。サウジの王族やら有力者やらが、今まさにサウジを逃げ出しとるんや。あの国から脱出しとるわけや。それからUAEにおる友達から聞いたんやけど、その人は英国の特殊空挺部隊(SAS)とつながっとってな。SASには警戒命令が出とって、いつでも中東へ展開できるよう準備しとるそうや。おそらく地上作戦のためやろな。

ロシアは昨日、貨物機をブシェール近くに飛ばしたとも言われとる。そうなると二つに一つや。防空を持ち込んで強化しとるか、でなければ「何か起きる」と見てロシア人要員を避難させとるかや。

それからアメリカの非必須要員の退避もあるやろ。ウィルカーソン大佐とも昨日ダニー・ヒョンの番組で話したんやけど、これもまた、国務省が「何かしらの武力衝突があって、みんなが危険にさらされる」とほんまに信じとる証拠やねん。しかもサウジだけやない。クウェート、バーレーン、UAEからも引き揚げとるんや。そやから衝突に向かってまっしぐらやで。昨日の別の報告では、ピート・ヘグセスがBB(ネタニヤフ)に会いに行って、帰ってきたら「今すぐやるしかない」て、えらい張り切っとるんやて。トランプもそれにサインしたらしい。まあ、どうなるか見とこ。トランプはこれまでも「TACO」しとるさかいな。わしはいつも「今回もTACOしてくれるやろ」て期待しとるんや。トランプはいつもビビって引っ込めるんやけど、今回はどうも大惨事に向かっとるように見えるわ。で、結局は石油価格に戻ってくるんや。

サウジの石油インフラの破壊は、特にここ4週間のフーシ派の攻撃もあって、もうかなり深刻やろ。フーシ派はサウド家をつぶす気やで。サウジ政府も、たぶん3ヶ月したら、もう存在せえへんかもしれん。そうなったら湾岸に与える影響はごっつい。しかもな、サウジが石油収入を稼ぐ力は、すでに少なくとも40%減っとるんや。攻撃を受ける日が増えるたびに、その数字は下がり続けとる。UAEも同じで、生産が少なくとも40%減っとる。

そやからトランプが何を言おうが、世界市場に出回る石油の量は劇的に落ちとるんや。2月28日より前は、イランがペルシャ湾から出る石油の10%を占めとった。ペルシャ湾は世界の石油供給の約20%やったわけやけど、今はせいぜいその40%出せたらええほうや。ちゅうことは、世界の石油供給のおよそ12%がのうなってもうたわけで、それは短期では埋め合わされへんのや。

もう一人の出演者

英国のSASに、王立海兵隊も加わって動いとるのは、そのせいかもしれんな。海兵隊は英国の主力の非戦闘員退避作戦部隊やさかい。もし英国が地域全体から自国民を引き揚げさせる気ぃなら、動いとる理由の一つはそれやろ、とわしは思うわ。

別の出演者

せやな。もう一つ、今回の件に響いとる思うのは、わしの聞いた話がシェブロンの報告で合っとるなら、ベネズエラについての結論はこうなんや。ベネズエラから何かまともな量が出てくるまでには、3年から7年はかかる。たとえ出てきて、それがアメリカに入ってきたとしてもな。ルビオとか政権の他の連中が言うとる「ベネズエラはもうこっちのポケットの中や、心配いらん」ちゅう考えは、まるっきりの――

(笑)

――ほんまやで、あそこからは何も出てけえへんのや。しかもそれを言うとるんが多国籍企業なんやで。そやからラリーの言う通りや。わしらは今、イランがある意味で手を握っとる、とんでもなく大事な商品をめぐる、決定的な局面におるんや。最終的にイランはそれを使って、この件に決着をつけるんやろ。ドナルド・トランプと取り巻きは、それが気に入らんやろな。ほんで、TAの言うとる通り、これが今や復讐心とイラン国民への純粋な憎しみやとしたら、どないなるんやろな。イランの人らに負かされた、それもコテンパンに負かされたて、はっきり分かったとき、あの男はどうなるんやろか?

もう一人の出演者

せやな。それにな、あんたは口にせんかったけど、言外に「トランプは究極の兵器に手ぇ出すかもしれん」ちゅう含みがあったで。

Marierica Vieira

大佐、ラリー、わてが思うんはな、あの人らはイラン国民やイラン政府に向けて、イスラエルの思惑に合うようなレトリックを作りたいんやないかな、ちゅうことやねん。もしそれが「文明同士の戦争」で、「西洋文明」対「イランっちゅう対極の文明」やっちゅう話がこのレトリックに合うんなら、そこを持ち出してくるやろ。マルコ・ルビオが「ギリシャ対イラン」て言うて、野蛮人が西洋文明を攻撃して壊そうとしとる、て語っとったんを見たやろ。

けどな、大佐、わてがトランプ政権に対して抱えとる問題は、あの人らがそない複雑やないっちゅうことや。そない複雑やないんよ。主な狙いはとにかく金やで。どうやってもっと稼ぐか、どうやってもっとテコを効かせるか。それって何か理論的な構想とは合わんわな。それでも、ベンヤミンのために最善を尽くそうとするんやろ。理由が何であれ、ネタ――

もう一人の出演者

いやいや、今あんたが説明したんは、それこそ戦略的な大馬鹿や。あんた、イランの後ろにあるもんを見落としとるで。それがこの件の、結局のところの核心やと思うんや。トランプがそれについて何か知っとろうが知るまいが、どうでもええんや。ラリー・エリソンは知っとるし、ロバート・マーサーも知っとる。チャールズ・コークみたいな連中もたくさん知っとるわ。つまり、中国が「世界を乗っ取って新しい世界の覇権国になろう」としとる、その止めようのない動きを止めようっちゅう試みなんや。イランの背後にあるんはそれやで。これを方程式から外したらあかん。今や習近平は腹を決めたと思うんや。その決断を考えるとき、状況を見たら、アメリカの公式な戦略が見えてくる。政治目標はな、疑う余地なく「何を犠牲にしてもアメリカの覇権を維持する」や。これが政治目標で、政策なんや。その下にある戦略は、ウクライナを代理にしてロシアを追い込み、「こっちにつくんか、敵につくんか」の決断をさせる、つまり中国側につかせるっちゅうことで、その二つ目として、最終的には、ここはミアシャイマーが正しいんやけど、中国との戦争や。この連中は、中国との戦争は最終的に避けられへんと信じとって、それに備えたいんや。言うとくけど、中国はもう勝っとるで。連中がやっとんのは、その勝利が圧倒的なもんにならんようにする、殿(しんがり)の戦いだけや。

もしその殿の戦いに、帝国の核兵器の使用が含まれるとしたら、わしは最終的には含まれる思うとるんやけど、そうなったらわしら全員がえらいことになるで。行き着く先はそれやさかい。それが、わしらが見とる全体像なんや。トランプはそんなことこれっぽっちも分かってへん。ヘグセスも分かっとらん思うし、ケインも分かっとらんやろ。これを仕切っとるんは、昔のロスチャイルドみたいな連中やからな。

そういう連中がこれを実現させとるんや。それにイランはこの方程式全体のなかでは、実は大した意味はないんや。ただ、イランは今や、ロシアと中国と同盟を組んだ、かなりの強敵になっとるっちゅう点だけは別やけどな。そやから世界の三分の二を、連中は自分らの敵に回してもうたわけや。

別の出演者

せやな。それに付け足すとな、ここ数日で中国とロシアが、中国へ液化天然ガスを送る大きなパイプラインを作る契約にサインしたんや。これで中国の需要の10%を賄うことになるんで、とんでもない量やで。けど、もっと大事なんは、ロシアがこれで、永続的で長続きする、頼れる顧客を手に入れたことや。しかも支払いは全部ルーブルと人民元でやる。つまり、ロシアと中国の通貨や。国際市場でドルの需要は発生せえへんし、アメリカが握っとる金融の仕組みの需要もゼロや。これでロシアと中国のペトロダラー体制からの独立がさらに進むわけで、アメリカが世界の金融市場を支配しようとしとる試みにとっては、また一本、棺桶に釘が打たれたようなもんやな。支配力はあっという間に滑り落ちとるで。中国についてもな、あの関係を揺るがせるもんも、壊せるもんも何もあらへん。そやからアメリカは今、ハリケーンに向かって小便しとるようなもんやな。

Larry Johnson

まさにそれを象徴しとるわ、(笑)

もう一人の出演者

象徴しとると言えばな、今朝聞いた話があるんや。聞いたときは信じられんかったけど、話してくれた人はこの件にかなり近いとこにおる人やねん。イーロン・マスクがスターリンクで何をしようとしとるか見てみ。携帯電話の普通の使い方そのものをなくそうとしとるんやで。つまり、基地局の塔をなくして、世界中に張り巡らされとる携帯電話の接続網をまるごとなくす。スターリンクをその用途に使えるようにして、既存の網を時代遅れにしてしまうんや。ほな、マスクが何をできるか考えてみ。ウクライナに対して何をしたか見てみ。それが実現したら、や。これも、一番の大金持ちの一人が、この止められへん中国の動きを妨げようとしとる試みの一つやねん。海底ケーブルも含めて、世界の通信をほとんど全部コントロールして、それを自分の好きなときにオンオフできるとしたらやで、うわ、とんでもない力やないか。わしはあの男が失敗する思うとる。失敗してほしいわ。あの個人には、そんな力をほんの少しでも持ってほしないんや。もうすでに力を持ちすぎとるさかいな。せやけど、これも今の世界で起きとることに対処しようっちゅう試み全体の、縦糸と横糸の一部やと思うで。

Marierica Vieira

ラリー、もしトランプ政権がイランを攻撃するて決めたとして、その攻撃の余波は、共和党にとってどない響くんやろ? ベンヤミン・ネタニヤフとドナルド・トランプ、二人ともに同じような跳ね返りが来るんやろか? それとも二人には別々の結果になるんやろか?

Larry Johnson

せやなぁ、あんた、昨日ロバート・バーンズとこの話をちょっとしとったやろ。ロバートは、こっちの政治の動きにはいつもよう通じとるさかいな。まず第一にやな、トランプがBBに支持表明をしたとき、あれがイスラエルの選挙の流れを変える決定打になるはずや、て期待されとったんや。ところがフタ開けてみたら、「ドナルド・トランプはごっつい人気やから、ものすごい違いが出るで」て思われとったのに、何の効き目もなかったんや。それが、BBがイランへの軍事行動、イランの体制転換を押しとる流れにつながったんやな。BBははっきりそう言うとるで。これは核開発を止めるための話やない、体制転換のための話なんや。

そやからヘグセスは月曜にイスラエルへ行って、気合い入れて帰ってきたんや。「よっしゃ、やらなあかん」てな。ほんで、そこからトランプの口ぶりが変わったんや。前は「中間選挙が終わるまでは何もせえへん」て固く言うとったのに、今は宙ぶらりんになっとる。そやから、もし起きるんやったら、あと6時間ほどのうちに、せいぜい6時間から8時間のうちに始まるか、さもなくば明日や、とわしは思とるんや。金曜か土曜に起きひんかったら、日曜に始めるとは思えへんな。月曜の市場が開く直前になるさかい。市場もすでにこれが悪影響を出すて織り込みはじめとる。そやから金曜にやりたいはずで、日曜までには片付けられるて、愚かにもまだ信じとるんやろな。

イランのほうはな、「モザイク防衛」っちゅうやつを敷いとるんや。いわば死に手(デッドマンズハンド)みたいなもんで、IRGCの地域司令官31人に権限を与えとるんや。イランが攻撃を受けて、中央司令部との通信が途絶えた場合には、各自が好きに標的を選んで発射してええ、とな。2月28日にやったんと似とる。あの攻撃から数時間以内に、あっちは撃ち始めたんや。2025年6月13日のときとは、えらい違いやで。そやから、わしらは対決に向かっとると思うし、政治的にはトランプと共和党をさらに沈めるやろな。共和党はもう負ける方向に進んどる。前はトランプに投票しとった人らが、今は投票せえへんのや。ネマ、あんたも昨日そういう動画を見せとったやろ。共和党はピンチやし、その事実がじわじわ浸透してきとるんや。それがドナルド・トランプの日に日にいらいらを増しとる様子にも出とるで。

Marierica Vieira

カール、ドナルド・トランプがついさっき言うたんがこれやで。「もう今はそんなに何もできへんやろ。やろうと思たら、石油を全部取ったらええんや。国まるごと取れる。石油を全部取れる。それにハーモンは完全にこっちのもんや」て。

もう一人の出演者

あの男は嘘しか言えんのや。もし本気でそう信じとるんなら、ほんまにほんまにアホな男やで。ただの嘘やったら、いつものドナルド・トランプやな。それにな、あの男は今、みんなに「何をする気やろ」て思わせとくんを楽しんどる思うわ。そのゾクゾク感は、男の尻やふくらはぎに対する興奮にほとんど匹敵するんやろ。「攻撃するで。いや、せえへん。攻撃するで。いや、せえへん」てやって、それで個人的な力の実感を得とるんや。それがあの男の人格の一部やな。そやから、ここに座って一日中「これや」「あれや」て予想しても、結局は気まぐれなんや。ほんまに気まぐれや。ただ、ティトが言うた通り、今はそれが純粋な復讐心に導かれた気まぐれやな。イランが崩壊せえへんし、本来そうすべきやったのに、バラバラにならんかったことに、ほんまに怒っとるんや。

あとな、トランプのとこには「イラン経済は崩壊しかけとる」ちゅう何らかの情報が入っとるんちゃうかな。そやから、イランへの経済的圧力についても、あの男はなんとなく期待しとるんや。わしはイランの中央銀行総裁へのインタビューを見たとこやけど、「イランの外貨準備は満杯や」て言うとったで。戦争の準備はまったくできとる、と。そんなに影響はないし、トランプ政権があと2年半で必要とする以上の備えはある、トランプ政権よりも長く持ちこたえる、ちゅう話やった。ただな、スコット・ベッセントが言うとることは、わしが思うに、ドナルド・トランプはそれを受け取っとるんやろな。主な情報源やったピート・ヘグセスは2日前にイスラエルへ行って、ベンヤミン・ネタニヤフから新しい情報を持って帰ってきたはずや。ほんでスコット・ベッセントもトランプにその手の情報を吹き込んどる。「イラン経済はもうすぐ崩壊する」てな。あの人はXに投稿するたびに、要点はそれや。「イランは崩壊しとる、イランはもうすぐ崩壊する」ちゅう話やで。

ラリー、続けてや。ドナルド・トランプがイラン経済とイランの抵抗をどない思とるか、あんたの見立てを聞かせて。イランが受けとる圧力に対してのことや。

Larry Johnson

あの連中は、タイムカプセルの中で生きとるんや。イランとその経済は2018年のまんまやて信じとるんやな。2018年っちゅうたら、JCPOAが署名された後で、トランプが離脱しても、イランは守り続けとったし、中国もロシアもそうやった。その中国とロシアが、イランに制裁をかけるつもりでおったんや。せやからイランにはあのころ、後ろ盾になってくれる二つの巨大経済がおらんかったんや。しかも、今も課されとる制限を全部食らっとったわけや。それが今日のイランは、ロシアや中国と貿易関係も、経済協定も、政治協定も結んどる。

それにな、ベッセントがやろうとした、中国の物資をパキスタン経由でイランに流れさすのを止める努力も、失敗しとる。パキスタン人が基本的に「アホ言いなや、そんなんせえへんで」て言うたんや。2か所の国境は2、3日閉まっとったけど、今は全開や。商取引はまた自由に動いとる。そやのに、あの連中は「イランを箱に閉じ込めたった」てまだ思とるわけや。ほんでここに、究極の矛盾というか、自滅的なやり方があるんやで。あの連中は石油価格を下げたいんや。価格を下げる一つの方法は、石油の供給を増やすことや。ところが供給を増やすどころか、イランの供給を止めようとしとる。イランはペルシャ湾から出る石油の10%を占めとったんや。これは相当な量やで。そやから連中は、お互い矛盾したことをやっとるんや。トランプ政権は石油価格を下げたいのに、その政策がまさに逆の方向へ押しとるんや。

Marierica Vieira

カール、ドナルド・トランプの結末の話をするけどな、あの人は頭の中で、中間選挙で誰が勝つかを気にしとるんやろか? それとも、主な目的はイスラエルに一番尽くすことなん?

もう一人の出演者

国内の顧問が、国家安全保障の顧問と同じくらいひどく嘘をついとるんやなかったら、気にしとらんわけないと思うけどな。あの男は遊説にも出とるやろ。ヤジも飛んどるし、以前ほど人々が応じてくれへんのも見とる。MAGAの人らからでさえ、ブーイングやら野次やらを、あちこちの遊説先で浴びとるんや。わしが聞いたところでは、本人も「特定の重要な地域では自分は毒やった、たとえばオハイオなんかではそうや」みたいな発言をしとるんやて。「そやからもう行かへん」とまで言うたそうや。「俺は人を傷つけとる」て分かっとるんやな。そやから、たとえ国内の顧問に間違った助言をされとったとしても、共和党に被害を与えとることは分かっとるはずや。あの男はそこまで政治的にアホやない、とわしは思うで。両院とも負けそうなんは分かっとる。でも、気にしとらんと思うんや。気にしとらんのやろ。「俺はもう選挙に勝った。もう勝っとる。出馬せえへんし、投票用紙にも載っとらん。そやから心配してへん」て言うとったけど、あれは本気やったと思う。ちょっとは虚勢と厚かましさもあるかもしれんが、ほんまのことやと思う。ほんまに気にしとらんのや。

ただな、もし実際に、統一的な動きが起きて、共和党が加勢して、弾劾に動くようなことになったら、それは気にするようになるやろな。「この状況を無視せんと、もっと賢かったら、どないなっとったか」と「今どないなるか」の違いが、そこで分かるはずや。わしはどうなるか知らんけど、起こりうることやで。マッシーみたいなんが十分おったらな。マッシーはもちろん辞めることになるけど、デラウェアにその後を継ぐ人がおるんや。本人がもう「継ぐ」て言うとる。デラウェア州のたった一つの下院議席を取るやろうし、今は大差でリードしとるさかい、おそらく取るやろ。共和党員やけど、自分の州にトランプを入れへんし、RNC(共和党全国委員会)からも金はもらわへん。そやから、もう一人のマッシーみたいな議員になるんやな。本人の意図は、マッシーが復帰するとき、まあ28年にはまず間違いなく戻ってくるんやけど、そこでマッシーと合流することや。ほんで、トランプみたいな連中や、ほらあの、ヴァンスみたいな連中に反対する中核を共和党内に作ろうとしとるんや。わしの聞いた話では、ヴァンスもこの党内の動きをかなり真剣に見とるそうや。そら見るべきやで。将来、共和党内で政治的に成功するチャンスを、自分で閉ざしとるわけやさかい。

つまり、トランプは気にしとらんようなんや。これだけのことが起きとるのに、気にしとらんように見える。ジョンソンは怒り狂うとる。自分の下院議長の席が目の前で消えかけとるのが分かっとって、何とかして止めたくて必死なんや。ただ、あの曲がったやり方で、人を議席に座らせへんようにしとるやろ。民主党が勝っても、ジョンソンがまた同じことをして、いろんな理由をつけて議員の着席を拒んだらどないなる? 選挙の後に、ほんまの大混乱が起きるかもしれんで。でも、そうならんかったら、そしてわしの思う通りに事が運んだら、共和党は少なくとも20年は終わりやな。

Marierica Vieira

ラリー、ブルームバーグが報じたんやけどな、英国のアンディ・バーナム首相が今日トランプと話す予定なんやて。英国当局は、アメリカがイランへの新たな攻勢を準備しとるんやないかて心配しとる。そんなことになったらエネルギーが混乱して、さらにインフレが進むかもしれんし、外交的な解決のほうがええて考えとるんや。あれが初めての会談で、ロシア・アメリカのディーゼル取引の発表以来、初めてトランプと話すんやで。今日の報道やと、最初のタンカーがアメリカに向かっとるそうや。ロシアから出たタンカーで、11月7日までにアメリカに着くて言われとる。ディーゼルを4万メートルトン積んどるんやて。

もう一人の出演者

独立系のトラック運転手を端から端まで走らせるのに、ちょっと足りるくらいやな。(笑)それくらいのもんや。

別の出演者

その4万メートルトンは、たしか39万バレルくらいやろ。そのへんや。

もう一人の出演者

焼け石に水やな。

Marierica Vieira

いやいや、聞いて。トランプはもうバーナムと話したんや。それで本人のコメントによると、バーナムとの話は、英国が北海での掘削を拡大することについてやったんやて。

Larry Johnson

ほな、ウィルカーソン大佐が話しとったことに戻りたいんやけどな。ええか、一方ではトランプも、自分らが政治的にピンチなんは分かっとるんや。そやから連日連日、集会に出向いとるんやで。しかも行かなあかんのが、カンザスとかアイオワとかアーカンソーみたいなとこやで。2024年に二桁の大差で勝った場所なんや。そこの共和党の議席が、今は失う危険にさらされとるんや。ロバート・バーンズはこれを説明するんがえらい上手いと思うし、彼が頼りにしとるんはリッチ・バリスが取っとる世論調査やねん。リッチは、わしに言わせたら、今の最高峰の世論調査屋や。金のために寝返って、聞きたいことだけ言うような連中とは違うんや。ただ困ったことに、彼は人が聞きたがらんことをぎょうさん言うとる。でも、その意味では信頼できる情報源やで。

もし共和党が上院を失ったら、ドナルド・トランプの大統領職は終わりや。トランプとイデオロギー的に一致した人間の指名は、ひとつも通らんようになる。そもそも、それがもう何を意味するんかもよう分からんけどな。トランプのイデオロギーは、あっちこっちに飛びまくっとって、何についても一貫した立場を持ったことないんやから。まあ、こう言うとこか、トランプの忠臣は、一人も上院で承認されへん。そんなもん、絶対起きひん。調査のほうも、もう準備が進んどるで。今週、アトランティックやったかニューヨーカーやったか、マシュー・コールの本の先行公開が出たやろ。ジャレッド・クシュナーがペルシャ湾岸から数十億ドルを引き出しとって、それが仕組まれとって、金の流れを隠そうとしとった、ちゅう話や。ほんで、これがオランダの情報機関のおかげで出てきたんやで。偶然やと思う? ヨーロッパ人は、トランプを狙う機会を待ちきれんのやで。しかも、ロマンチックな意味やないで。どっちか言うたら、刑務所の……そういう感じや。トランプはヨーロッパ人や、あっちの情報機関に好かれる努力をまったくしてへん。あの男の死体が燃えとったら、あの連中は新しいガソリンのカップを取りに走って、それをぶっかけるだけやで。それくらいひどいんや。

それと、ウィルカーソン大佐の言う「20年間は荒野をさまよう」ちゅうのには、わしは賛成できるかどうか分からん。可能性はあるけどな。でも、英国で起きたことみたいな流れになるかもしれん、とわしは思う。保守党、トーリーが全部ふいにしてもうて、有権者の反応が出たやろ。あれは労働党への投票というより、トーリーへの反対票やったんや。労働党は得をしたけど、「これは自分らへの支持や、みんなわしらのイカれた政策が大好きなんや」て解釈してもうた。そんで、そのイカれた政策を進めて、今や大腸内視鏡より人気がないんや。ほんで、第三の政党が台頭しとる。わしらの国でも、実行可能な第三政党が出てくる可能性は十分にあるで。民主党が勝って、過激な政策を推し進めたらな。予算をちゃんと管理する、ちゅうとこに集中するんなら話は別やけど、そのためには支出を削らなあかん。国防総省の支出は削るべきやけど、そしたら「国を売っとる」みたいな非難が出るやろ。そやから、避けられへん財政の課題があって、危機的な状況になるんや。そやから、民主党がずっと野党で気楽にやっとられる、ちゅう状況にはならんのや。結局わしが言いたいんはな、アメリカはほんまに暗い将来に向かっとる、少なくとも今後2、3年はな、ちゅうことや。

Marierica Vieira

カール、ほな、英国首相がブルームバーグのその記事で触れとった懸念の話に行こか。エネルギーとヨーロッパのインフレを心配しとるわけやろ。ヨーロッパが今入手しとるエネルギーの一部は、東から西へ、紅海へ抜ける東西パイプライン、サウジのパイプラインから来とるやんか。この40日間の戦争で、イランとアメリカが戦うんを見てきたけど、そこにはアンサール(フーシ派)は入っとらんかったんや。今日は状況が変わった。バブ・エル・マンデブが見える。ホルムズ海峡も見える。もし両方の側がこのバブ・エル・マンデブの海峡を閉ざしたら、ヨーロッパには巨大な圧力がかかるやろ。そのあたりをどない理解してはる? それと、ドナルド・トランプがイランを攻撃するて決めたら、攻撃する前にヨーロッパを説得せなあかんのか、それとも説得はいらんのか?

もう一人の出演者

いやぁ、あんたの話、あちこち飛んどるなぁ。(笑)

Marierica Vieira

そうなん。わてが言いたい主なポイントは、ホルムズ海峡とバブ・エル・マンデブが一緒になって圧力をかけとる、ちゅうことやねん。

もう一人の出演者

分かった。わしは、わしらの政治の面で思うんやけど、それに、ラリーがわしに反論したんは正しかったと思うで、民主党が勝利するて言いたかったわけやないんや。わしが言いたかったんは、共和党が埋められる、ちゅうことや。

Larry Johnson

せやせや。わしもそれには全面的に賛成や。埋められた共和党の代わりに、民主党に対抗できる実行可能な敵手として何が出てくるんかは分からんけどな。わしは民主党にも期待してへんのや。今の顔ぶれは、とにかくあかん。そやからわしの見立ては暗いで。三、四年だけやなくて、先の長い間ずっと暗いと思うわ。わしの目に見える限り、わしの生きとる間はな。物理的にも、それ以外の面でもな。ほんま、わしらは深いクソの中におるんやさかい。

けどあんたの話に戻ると、わしらを深みに追い込んどる一つは、間違いなくイランとの戦争に踏み切ったあのアホな決定や。けどそれが、わしらの一部が、ムバラクが倒れて、バーレーンも倒れそうに見えたとき、応援しとったことを動かし始めてもうたんやな。南西アジア全体に広がる大きな変化が起きるやろう、と。そういう専制がひとつずつ崩れる、と。その後に何が取って代わるんか、誰もちゃんと考えてへんかったんや。そこがあんたの質問の答えにつながる。もうあの連中は終わりやと思う。もう終わったんや。あとは押して倒すだけや、出ていってもらうだけや、まあ何でもええけど。ただ、何が取って代わるんか、やな。

あんたの言うとるフーシ派が、紅海のもう一方の端であんなに強力な存在になっとること、ペルシャ湾の反対側ではイランが強敵に育っとること、そのあいだにあるもの全部、動乱と変化、そして最終的にはヨルダン、おそらくイラクもまた巻き込まれるやろ。イラクはそうならんように願うけど、あそこは地域の安定の砦になれる国やで、特にあれだけ石油があるんやから。それからエジプト。これ全部、崩れていくやろな。ほな、これがイスラエルにとって何を意味するんか。イスラエルの主な敵とされとる国々が崩れはじめる。イランも含めてな、少なくとも一時期は。イランが立て直すには時間がかかるやろし、勝利者になったとしても、イスラエルを破壊せんかったら、の話やけどな。こういうんは、まだ全部決まっとらんことや。けど、南西アジアはもう、これまでのようには見えへんくなる、とわしは思う。主にこの戦争のせいでな。フーシ派が立ち上がって、イランが力を示して、昔みたいにはならへんのや。ほんで、それに対処するアメリカの能力は、おそらくわしらの完全な撤退で示されることになる。航行の自由作戦のための海軍の艦艇すら出すかどうか、びっくりするで。わしらはもうあの地域におらんようになる。それがわしの見立てや。一部はフーシ派のせいで、一部はこの戦争のアホさ加減のせいで、とかなんとかやな。

その中でイスラエルがどうなるか言うたらな、イスラエルはもう終わりや、とわしは思う。ユダヤ国家としては、もうそない長くは続かへんやろ。もしあの国が、地域のなかで、どんな欠陥があってもええから民主主義として存続する方法を見つけられたら話は別や。一国解決案、わしらが取り組んどるやつ、イスラエル・パレスチナ連邦、それ以外にも、いま塹壕の中で必死に別の案を練っとる人らがおる。今そこにあるもんを置き換える方法を探っとるんや。なぜか言うたら、今そこにあるもんが続けられへんことは、みんな分かっとるからや、ネマ。続けられへんのや。世界が目ぇ覚まして、あの体制をとことん最後まで訴追する日が来るで。国際法廷では訴訟がまだ進んどる。続いとるんやで。フランチェスカ・アルバネーゼらが、事実とデータを持って、そこを粘り強く追及しとるし、あの人らは去らへん。後継者もちゃんとおる。そやからイスラエルはもう終わりや、ユダヤ国家としては。それに、わけの分からんやり方で、それに影響を与えとるんが、トランプの始めたこの戦争と、それに対する地域の大国の反応なんや。

もう一人の出演者

せやな。ちょっと付け加えさしてもらうとな、ほんの8か月前に、わしが「AIPACはもう候補者を公に支持せえへんことになった。しかも政治的な支持表明から自分らの名前を取り下げるように徹底しとる」て言うたら、想像できたか?

BORZZIKMAN:ウクライナ兵とNATO兵の遺体に世界が震撼

https://www.youtube.com/watch?v=ABjRxbC-gYU

ロシア、ハリコフで衝撃の発見

キーウ政権の連中と、その裏におる西側の飼い主らにとっては気の毒な話やけど、ウクライナ軍の状況は主要な方面ぜんぶでどんどん悪うなってきとる。この事実は、西側のシンクタンクもウクライナ軍系のテレグラムチャンネルも認めとる。実際、ロシア軍はゆっくりやけど、ほぼ全方面で着実に前へ進んどる。その裏で、ウクライナ全土、西部まで含めて、ロシアのミサイルによる大規模な複合攻撃がずっと続いとる。

真実探究者のみなさん、この件でな、ロシアの権威ある政治学者で歴史家のセルゲイ・カラガノフが出した、おもろい発言に注目してほしい。数日前、記者の質問に答えて、ここ2か月でロシアはようやく本気で戦争を始めた、とはっきり言うたんやて。それと、何年ものあいだモスクワはウクライナに厳しい手を打つのを避けてきた、とも言うとる。せやけど、ほぼ5年たって、クレムリンもやっと「ウクライナを哀れんだらあかん、ロシア軍に自由にやらせる時が来た」と悟ったんやと。カラガノフに言わせたら、モスクワはもうすぐウクライナ全土から軍事組織をひとつ残らず一掃して、ロシアの国家安全保障への脅威を完全に取り除くそうや。

さらにカラガノフはこうも言うとる。もしヨーロッパがウクライナを道具にしてロシアへの攻撃的な態度を取り続けるんなら、遅かれ早かれロシアの航空宇宙軍とミサイル部隊が、EU諸国とイギリスに対してピンポイントのミサイル攻撃を始めなあかんようになる、てな。

ほんで、ザポリージャ方面でもロシア軍がまたひとつ成果を上げたんや。10月25日の朝、ロシア国防省が正式に発表したんやけどな、「ドニエプル」軍集団の部隊が、プリモルスコエ村で失っとった陣地を取り戻して、マロカテリノフカとユリエフカの集落を完全に解放したそうや。この成果のおかげで、ロシア軍はステプノゴルスク周辺の状況を完全に安定させられたし、この比較的大きな都市型集落でウクライナ側がロシア陣地に反撃する余地もなくしたんや。

とはいえ、ウクライナ軍は戦略的に重要な都市オリヒフの南東で、あいかわらず激しい抵抗を続けとる。それどころか、最近ロシア軍が完全に掌握したマラヤ・トクマチカ集落にまで攻撃を仕掛けようとしとるんや。従軍記者の話では、ウクライナ部隊はこの集落の北部に入り込むことにまで成功したらしい。10月25日の時点で、この集落ではまだ反撃の戦闘が続いとる。

オリヒフについては、市の領域の80%がロシア軍の支配下にある。けどな、状況を見る限り、ウクライナ側は残りの部分を自分から手放す気はさらさらなくて、必死に抵抗し続けとるし、反撃までやろうとしとるんや。たとえばこの24時間で、オリヒフの南の郊外とされるノヴォダニロフカ村で、ウクライナ側がロシア陣地に何回も攻撃かけたのが確認されとる。でもな、こういうウクライナ軍の動きは、避けられん結末を先延ばしにしとるだけや。西側の軍事専門家ですら、オリヒフ陥落は時間の問題やと認めとるんやで。彼らによると、ロシア軍が幹線道路T0408を遮断した時点で、オリヒフにおるウクライナ部隊の兵站は完全に潰れて、この戦略的に重要な都市の残りもロシアの支配下に入るそうや。

ドネツク方面に行こか。ロシア軍はベロゼルスコエ市への攻勢を続けとって、そこではウクライナ国家親衛隊の第1軍団の部隊が、ロシアの「中央」軍集団を食い止めようと、がちがちの守りに切り替えとる。ロシア側の司令部にとっては残念なことに、ベロゼルスコエ周辺は思うほど早うは進んでへん。それでも、ロシア軍は市の東部に足場を築くことには成功した。その結果、ロシアのFPVドローンがウクライナ兵と重装備を狩り始めたんや。これで、ウクライナの部隊は守りに回らざるを得んようになって、反撃は完全にあきらめたわけや。同時に、ロシア軍はヴェシェロエ・ポーレ集落を完全に掌握して、勢いのままペルヴォマイスコエ村にも入った。この成果で、ロシア部隊はベロゼルスコエ市に対して、また別の方向、つまり北東からも攻め込めるようになったんや。

せやけど、ドネツク方面でのロシア軍の成功はこれで終わりやない。数時間前に分かったんやけど、ロシア軍はクラマトルスクとスラビャンスクっちゅう戦略的に重要な都市の東側で、前線を完全にそろえたんや。その結果、ロシア部隊はスラビャンスク=クラマトルスク都市圏を広い正面から攻撃できるようになった。これを受けて、ウクライナ司令部は部隊に、スラビャンスクとクラマトルスクの両方で市街戦の準備を始めるよう命じたんやて。ウクライナの軍・政治の最高指導部も、ロシア軍がクラマトルスクとスラビャンスクに入るのは時間の問題やと、よう分かっとるのは明らかやな。そんなわけで、ウクライナ司令部とNATOの軍事顧問らは、この両都市で対戦車壕や対ドローンネットなんかの防御陣地を築き始めとる。これを見たら分かるけど、ウクライナも、いわゆるNATOの同盟国らも、ロシア軍がここまで前に進んで、ドネツク州西部の大きな都市にまで届くとは思うてへんかったっちゅうことやな。

一方、ハリコフ州の北東部では、「ハリコフの包囲網」が壊滅した後も、ロシア軍が解放した30の集落、450平方キロ超の地域で掃討を続けとる。この掃討作戦では、森の帯状林から一軒一軒の家の地下室まで、ぜんぶ調べとるそうや。

ほんで、10月25日の朝に分かったんやけど、この掃討作戦のなかで、ロシア部隊が衝撃的なもんを見つけたんや。広い地域にあちこち散らばった、何千もの遺体の話やで。しかもロシア側の主張では、そのウクライナ兵の多くは、ロシア軍に投降しようとしとるところを、ウクライナの民族主義者と外国人傭兵に殺されたんやと。さらに、多くの家の地下室で、ロシアの海兵隊が敵兵の遺体を何十体も見つけたそうや。報告では、これらの遺体は焼かれとって、手足や頭が無くなっとったらしい。ロシア海兵隊によると、こんな衝撃的な発見は、解放した集落のほぼどこでも毎回出てくるんやて。

ウクライナ司令部が戦死した兵士の頭や手足を切り落とすよう命じとるんは、理由があってのことやと報じられとる。ウクライナ軍と一緒に戦闘に参加したNATO兵の遺体を、ロシア側が身元特定でけんようにするためや、と言われとるんや。

わしの大事な真実探究者のみなさん、見ての通り、特別軍事作戦の地域でNATOの兵士や将校が死んだっちゅう情報は、ずっと定期的に出てきとるんや。思い出してほしいんやけど、今年10月の初めには、ロシアのウラジーミル・ポポフ少将が、クラマトルスクやスラビャンスクみたいな都市でNATO将校の一団を殲滅したと報告しとる。そのとき少将は、ロシアの情報機関がこの両都市の地下壕を突き止めて破壊するのに成功した、と確認したんや。その地下壕から、NATOの将校らがドネツク方面の軍事作戦を指揮しとったんやて。そして、このNATO将校らは主にイギリス、ドイツ、フランスの国民やった、と伝えられとるんや。

ラリー・C・ジョンソン :安心しいや、ただの「ステロイド打ったエクソン・バルディーズ」やで

2026年10月24日

ペルシャ湾からええ知らせや。戦争があんまり順調に進んどるもんやから、海そのものが戦いに加わってきよったで。ワシントンの専門家らがミサイルの数やら石油の値段(金曜のブレントが115ドルあたりや、ホワイトハウスに今でもチェックしとる人がおったらの話やけどな)で議論しとる間に、実際にペルシャ湾の現地におるカール・ミラーが、今週わしにメモを送ってきたんや。ブリーフィングルームの連中は誰も読んでへんようなメモやで。世界の原油タンカー船団の被害を甘く見たらあかん、ほんで、今ペルシャ湾全体とオマーンの海岸沿いに広がっとる汚染も甘く見たらあかん、て彼は書いとった。「ステロイド入りのエクソン・バルディーズや」て彼はわしに言うた。「これは、それ自体で大惨事や」てな。

けど、まあ大丈夫やろ。おもろ半分で、数字を見てみよか。

配達トラックを撃ちまくっとる

英国海事貿易作戦センター(UKMTO)の集計では、今年、被害を報告した船舶はもう119隻、死傷した船員は77人にのぼっとる。10月は記録的な月になりそうや。ブルームバーグの集計では、最初の2週間だけで、ホルムズ海峡かその近くで少なくとも23件の船舶への攻撃があって、そのうち少なくとも5件は機関室への攻撃や。海事業界で言うたら、膝を撃たれるようなもんやな。先週は2隻が沈んだ。9月には、タンカーのカイロとリエスコの2隻がもう沈んどる。「航行の自由」て言うたら、航行できる海底がある、ちゅうことくらいしか思い当たらんわ。

10月9日には、誰かが、UAE沖のウンム・アル・カイワイン付近で、30万2783トンの超大型原油タンカー(VLCC)、ジェム・ナンバー2に穴を開けよった。10月22日には、イランが、船から船への積み替えをやっとった船にさらに4回命中させた、と主張した。テヘランの新しい「ペルシャ湾海峡庁」は、名前だけ聞いたら港湾委員会みたいやけど、やっとることは銃殺隊や。その庁が言うには、「違反」船のリストに122隻載っとるそうや。ある石油ブローカーはブルームバーグに「VLCCが1隻やられるたびに、重大な影響が出る」と言うた。そらそうやろな。

1隻に8つのバルディーズ

ペンタゴンの皆さんに、ちょっとした算数や。エクソン・バルディーズは、1989年にプリンス・ウィリアム湾に約25万7000バレルの石油を流した。ほんで、アメリカ人は今でもその話をしとる。VLCC1隻は、およそ200万バレルを積んどる。ちゅうことは、ペルシャ湾にいる超大型タンカー1隻1隻が、ドローンを待っとる、おおよそ8つ分のエクソン・バルディーズやっちゅうことや。しかも、ペルシャ湾は、浅くて、ほぼ閉じとって、水の循環がひどく悪い風呂桶みたいなもんや。入ったもんは、入りっぱなしになる。ステロイド入り、とは、よう言うたもんやで。

もう予告編は始まっとる。今週、UAEはウンム・アル・カイワインのビーチを閉鎖した。長さ22マイル超、面積60平方マイル超の油膜が、ホール・アル・ベイダ半島に打ち上げられたんや。UAEは、見事な控えめさで、その石油は「月初めに攻撃されたVLCCから出た可能性が高い」と言うた。漁師らには、魚に近づかんようにとの注意が出とる。

海岸を下ったオマーンでは、タンカーのキャロライン・ベゼンギが居座っとる。約80万バレルを積んどって、6月8日に正体不明の爆発を起こして、乗組員に見捨てられて、漂流した末に、よりによってキブリヤ島近くの海洋自然保護区に座礁したんや。ザトウクジラとソコトラウの生息地やで。6月の終わりに漏れ始めて、8月までに、油膜は何百平方マイルにも広がった。クジラらには相談もなかったわけや。海の向こうでは、イランも、ケシュム島沖で自分とこの原油流出を片づけとる。みんな、お土産をもらえるっちゅうこっちゃ。

飲み水なんか、いらんのかいな?

ここからがおもろいとこで、戦争の計画担当者らが飛ばしとったみたいな話や。アラブの湾岸諸国は、海から石油をくみ上げるだけとちゃうで。海そのものを飲んどるんや。CSISとアトランティック・カウンシルがまとめた数字によると、海水淡水化が、カタールの飲み水の約99%、バーレーンの90%超、クウェートの約90%、オマーンの86%、サウジアラビアの70%、UAEの42%を賄っとる。湾岸6か国は、約3400の淡水化プラントを動かしとって、これは世界の能力の3分の1や。ほんで、湾岸の淡水化水の90%超は、たった56のプラントから来とる。何が起きるっちゅうんや、なあ?

淡水化プラントには、ちょっとした設計上のクセがあってな。きれいな海水が要るんや。油膜が取水口に届いたら、プラントは止めるか、膜やフィルターをダメにする覚悟をせなあかん。この実験は、前にもやっとる。1991年に、サダム・フセインが北部ペルシャ湾に石油を流して、クウェートの淡水化能力をぶっ壊したんやけど、クウェート人らは、水道水が週に4日しか出んで、残りはトラックで運ばれとった。2008年から2009年にかけての、ありふれた藻類の大発生でさえ、オマーンとUAEのプラントを最長2か月止めたんや。8つ分のエクソン・バルディーズが何をやらかすか、想像してみい。

ほんで、バックアップの計画は? UAE自身の水の安全保障計画では、通常の需要で、貯蔵してある供給量は約2日分や。2日やで。淡水化にいちばん頼っとる国々、バーレーン、クウェート、カタールには、アナリストらが丁寧に言うところの「貯蔵不足」がある。プラントは、もう直接やられとる。3月のバーレーンへの攻撃では、最大30の村への水の供給が止まった。クウェートとUAEも、被害を報告しとる。つまり、戦略はこうらしいんや。淡水化プラントの取水口だらけの浅い海で、タンカーを撃ち続けて、風がええ方向に吹いてくれるのを祈る、と。湾岸の夏に、水のない都市は、経済的な不便どころとちゃう。避難や。

超大型タンカー:今や宇宙旅行並みのお値段

そうこうしとる間に、世界は、船がないと石油は実際には運べん、ちゅうことに気づいたんや。そんなん誰が知っとったんやろな。1月の初めには、中東から極東への基準航路でVLCCをチャーターするのに、1日あたり約3万ドルやった。10月の初めには、ポテンによると、1日130万ドルや。43倍っちゅう、ささやかな上昇やな。10月8日には、1日140万ドルっちゅう記録を打ち立てた。今月の数日間は、ブルームバーグが指摘したとおり、超大型タンカーを借りるほうが、ロケットを宇宙に打ち上げるより高かったんや。運賃だけで、今や1バレルの届け値に約33ドルが乗っとる。1月は1.73ドルやった。

なんでかて? ひとつは、もともと予備の余裕が全然なかった船団から、船がどんどん沈められて、焼かれて、修理ドック送りになっとるからや。ひとつは、ホルムズが制限されとるせいで、タンカーがオマーン湾で、船から船へ石油を移し替えながら行ったり来たりしとって、ヴィトールのトップが「えらい効率が悪い」と言うて、そのあとに「船が、全部に行き渡るだけは、ほんまにないんや」と述べたような状況やからや。ほんで、ひとつは、船主らが、イランが標的リストを持っとる海域に、1億ドルの船に200万バレルの原油を積んで入っていくことに、不合理なためらいを持ち始めたからや。腰抜けどもやで、全員な。

ほんで、勝者は……

さあ、オチや。ミラーからの贈り物やで。煙が晴れた時に、海の上でいちばんええ位置におるのは、ロシアになる。何年も、ワシントンとブリュッセルがロシア産原油に制裁をかけるのに忙しかった間に、モスクワとその友人らは、静かにタンカーを買い集めとったんや。ほとんどが古い中型船で、いわゆる「影の船団」を作ったわけやな。ウクライナ政府は、2月の時点で1337隻を数えとった。西側の首都は、それを制裁逃れのネットワークと呼んどった。突然タンカーが足りへんようになった世界では、それは「船団」って呼ばれるんや。

ほんで、西側は、もう這いつくばって頼みに来とる。3月には、米財務省が、「世界のエネルギー市場の安定のため」に、拘束されたタンカーに載っとるロシア産原油の販売制限を、一時的に解除した。今月は、アメリカ合衆国の大統領が、自らロシア産ディーゼルを買う取引を交渉した。4年間の制裁のあとに、プーチンに燃料をお願いしとるんやで。お見事や。

公平を期して言うとくと、影の船団にも、それなりの魅力はある。オマーンの自然保護区に漏れまくっとるタンカー、キャロライン・ベゼンギは、ロシアの船のひとつやと思われとる。古くて、所有者が不透明で、大方の話では、誰かのいとこが保険を引き受けとるらしい。ちゅうことは、影の船団は、ロシアの切り札であると同時に、誰も責任を取らん、海に浮かんだ環境の時限爆弾でもあるわけや。当然、そのツケは、モスクワやなくて、オマーンとUAEの浜辺に回ってくる。

ほな、振り返ってみよか。わしらは、世界の超大型タンカー船団を撃ちまくった。ペルシャ湾とオマーンの海岸を、油まみれの風呂桶にした。何千万もの人の飲み水を、風と、数本の海水取水口のなすがままにした。ほんで、ワシントンが4年かけて消してしまおうとしとった、まさにその1国に、予備のタンカーの最大のストックを渡してもうたんや。ミラーは、世界のそれ以外の国々にとっての結末を、ファミリー向けの出版物には載せられへん一言でまとめた。言い換えるとこうや。この件が落ち着いたら、ロシアが一番上に立っとって、わしら残りは、どっぷり深いキムチ漬けや。任務完了、ちゅうわけやな。

ペペ・エスコバル:イランの「ディモナ・オプション」

https://www.youtube.com/watch?v=wEOIGGC6D6Q&t=514s

「イスラエルが核を使うたら、イランはディモナ攻撃を承認済み」

トランジション・プロトコル

相互に結びついた大事なことがようさん起きとるんや。わしらは、そのほとんどについて、内部情報をようさん持っとる。いちばん大事やったんは、テヘランでの、最高指導者ムジタバ・ハメネイと、国会議長のガリバフの会談や。この会談は、2人の対面で、部屋におったんはせいぜいあと3、4人で、そのうちの1人がわしらの情報源のひとりやった。

基本的にやな、最高指導者がガリバフに言うたことは、モフセン・レザイ本人が、ここ数日言うてること全部の中で、すでにずっとほのめかしてきたことなんや。ガリバフは、国会議長として、戦時体制に移る権限も与えられた。しかも、わしらが話しとるんは、革命防衛隊(IRGC)だけとちゃう、文民の政治指導部のことやで。イラン政府の最上層部で、政治の側と軍の側の合意が完全やっちゅうことの証明や。

ガリバフに、最高指導者が「よし、戦時体制に入ってええぞ」と言うたんは、結局のところ、わしらがアメリカの、いわゆる対案を全部はねつけたからや。あれは対案とちゃう。イランに降伏せえっちゅう、また別の言い回しの示唆やった。ほんで当然、細部には入らへんけど、あれはイラン国内のどの情報源にも確認されてへんのやけど、あるシンガーが、トランプ政権からテヘランの指導部に届けたかもしれん伝言があってな。それが、「核計画を止めへんのやったら、今度はピックアックス・マウンテンを爆撃するぞ」っちゅうもんやったらしい。これはアメリカ側の脚色や。イランでは誰もこんな言い方で話してへん。彼らは、アメリカが対案として出してきたもんの話をしとる。それは、またしても、ほとんど隠せてへん降伏文書やった。ほんで当然、イランのモフセン・レザイが、公式の発言として、2日ほど前にもう一遍言うた。7項目や。わしはそれについてコラムを書いて、昨日ロシアでもう出とる。その7項目に従うたら、また交渉を始められる。7項目は、わしらの大事な友人の、セリリー・ダッド・キャット覚書、14項目あったやつの短縮版や。これがイラン側の短いバージョンやな。7項目には、わしらがもう暗記しとることが全部入っとる。レバノンとガザも含めた、すべての戦争の終結。うちらの金を返せ。制裁解除。それから、ホルムズ海峡を話し合う。ホルムズの話はそのあとや。最後に話し合うんが、核計画や。

核計画について、モフセン・レザイは、今週のはじめに、もう一遍、これ以上ないくらいはっきり言うた。イランの核の塵ひとつ、イランの外には出ていかへん、ちゅうてな。せやから、イラン国内にある濃縮ウランは、ひとかけらも、全部イランに残るんや。それからまた、これもロシア側本人らには確認されてへんのやけど、ロシア側は「ノーコメント」て言うたんや、文字通りな。ロシア側が、イランの物をロシアに持ってきたらええ、ロシアが数か月間面倒みる、ほんでイランはIAEAの査察を受け入れる、みたいな提案をした、っちゅう話があったんや。そんなんは何も確認されてへん。イラン側は基本的に、濃縮ウランは守られて、ここに残る、て言うた。これはモフセン・レザイ本人の口からや。せやから当然、完全な膠着状態やな。

ここ数日のエスカレーションの階段が、着実に上がり続けとるんや。もう一遍言うと、政治も軍も含めた指導部の全体が、もう戦時体制に入っとる。これから5分後に始まって、11月の終わりまで、その間に何が起きても、それに備えとるっちゅうことや。せやから、イランは完全な戦時体制に入っとるし、それは起きるて分かっとる。ほんで

第2章:イスラエルが核を使う? エスコバルの情報筋によるイランの「ディモナ・オプション」――それが核爆弾とちゃう理由

もう一遍言うと、実際の攻撃の兆しを察知したら、先制攻撃に出るで、ごっつい規模でな。

理論上は、この戦時体制の裏には、イランの中に、まだこういう立場が残っとる。「うちらは交渉を絶対に放棄せえへん」っちゅうやつや。アラーギから、ほぼ毎日、文字通り聞ける話や。交渉を捨ててへんのはほんまや。問題は、アメリカ側が交渉を望んでへんことや。アメリカが望んどるんは降伏や。ほとんど隠せてへん時もあるし、ごっつ露骨な時もある。せやから、今の状況では、外交交渉の可能性は何もない。

イランが予想しとるんは、攻撃、それもたぶんアメリカとイスラエルの共同攻撃や。指導部は、そう見とる。イランはもう、電報で送るか、ファックスか、メールかで、まあ何かしらで、返答は全方位で完全に壊滅的なもんになる、て伝えとる。400を超える膨大な標的リストを持っとるんやで。ペルシャ湾岸の君主国の施設だけとちゃう。南インド洋の海軍の資産に至るまで、世界中のあらゆる場所にあるアメリカの資産も入っとる。

ムジタバは、このガリバフとの会談で、ほんでもちろん、その前のモフセン・レザイとの会談でもやな、結局、モフセン・レザイが彼のナンバー2やからな、イスラエルが核攻撃をする可能性への備えとして、不測事態計画をもう承認しとる。もう、ごっつい深刻なことや。つまり、もしイスラエルが核攻撃に出たら、その反撃は、ディモナの破壊、ディモナの完全な破壊を意味するっちゅうこっちゃ。極超音速ミサイルを使えば、イランはそれを、ほんまに一瞬でやれる。もう一遍言うけど、これはほんまにほんまに大事なことや。こういう計画があるからて、イランがもう核兵器、あるいは小型の核装置を何個か持っとる、っちゅう意味にはならへん。ごっつ大事なとこや。

第3章:ロシアの飛行機14機:ラブロフがテヘランを去った後に飛んできたもんについて、エスコバルの情報筋が語ること

もし核攻撃があったら、イランは極超音速ミサイルで対応して、イスラエル国内に、核爆発に匹敵するくらいの破壊を起こせる。せやから、核の問題は、また別の話や。

ええと、ロシアと中国やけど、そうや、覚えとるやろ、前回話した時、わしは、ラブロフとアラーギのテヘランでの大事な会談のことを、みんなに説明したんや。あれは、ムニール、イランの指導部がテヘランに来る前のことやった。ラブロフは全員と会うた。ガリバフとも会うて、ペゼシュキアン大統領とも会うて、モフセン・レザイとも会うた、とかな。けど、その前にラブロフが町に来て、アラーギと会うた時や。覚えとるやろけど、外交政策のトップ4の議題は、パレスチナ、イラン、つまりイランに対する戦争、イエメン、ほんでウクライナやった。せやから、いろんな戦場で続いとる終わらん戦争について話し合うて、軍事のことも話した。イランとロシアの戦略的関係の一部やからな。外務省レベルでも、首脳レベルでも、国防相レベルでも、会うたらいつでも、軍事協力の話を必ずしとるんや。

ラブロフが去ってから24時間後に、ロシアからイランに、14機の貨物機が飛んだ。あのでっかいイリューシンの貨物機や、ガジェットとかおもちゃがいっぱい詰まっとるやつやな。あの14機のイリューシン貨物機に、どんな兵器が積まれとったんか、想像はつくやろ。これは完全には確認されてへんことで、ロシアは、ロシア国防省は絶対に、こういうことを公には認めへん。わしはあいつらのやり方を知っとるからな。けど、わしらの情報源によると、ミサイル、あるいはミサイル関連の物資が入っとった。14機のイリューシンの中身は、検証されてへんけど、ごっつ重要な軍事ハードウェアがようさん入っとったことだけは、絶対に間違いない。

ロシアがもう戦争の再開に入っとる、っちゅう意味なんか?

第4章:湾岸の「みかじめ料」? アブダビから3回の連絡、ほんでテーブルの上の金

そこは違うで。最初から、ロシアは、中国と同じように、外側からイランを支援してきた。まったく同じことや。しかも常に「もっともらしい否認」付きでな。けど、ロシアと中国がイランの後ろ盾になっとるのは、2月からずっと、当たり前になっとる。それは変わらへん。それは彼らの戦略的関係の一部やからな。ロシア、中国、イランが、相互に絡み合う戦略的関係を持っとることを忘れたらあかん。全員が、他の全員と戦略的パートナーシップで絡み合うとって、そこには軍事交流も含まれとる。

ほんで中国は、同時に、イランの北斗へのアクセスを強化しとる。北斗の衛星能力、航法、誘導、強靭性を高めとるんや。基本的に、測位と計時を支援しとる。つまり、敵の領土の中を、より深く監視できて、より見えるようになる、ちゅうことや。その領土というのは、アメリカの基地がある場所で、戦争が再開したらイランに向けて何かが発射されるかもしれん基地がある場所や。それはまた別の話やけどな。けど、要点は、中国人らはもう、イランに必要なもんを供給しとる、ちゅうことや。イランが使う時、いや、イランが使う必要がある時に使えるように、な。

エミレーツや。ああ、また来たか。これが、ほんまに、ごっつおもろいんや。ここ数日、まあ1日か2日、いや、今週のはじめに3回の接触があったんや。MBZの顧問と、UAEの外相が関わって、イランの文民の指導部と接触しとる。せやから、少なくとも話はしとるんや。ごっつええ兆候や。金も絡んどる。なんぼかは分からんけど、金が動くことになる。みかじめ料かもしれん。「金は払うさかい、うちらを爆撃せんといてや」みたいなもんやな。何でもありや。デエスカレーションに関することは全部そうや。けど、イランは何もエスカレートさせてへん。誰がエスカレートさせとるかは、みんな知っとる。アメリカとイスラエルや。けど、MBZとUAEは、カイロのスークからベイルートの市場まで、あらゆるところのアラブの大衆なら誰でも知っとる、アラブ・シオニストやからな。

他に何があったかな。ああ、これはごっつ大事なんや。モフセン・レザイは、アブダビの特使とUAEの外相が絡んだこれらの会話に、同席してへんかった。せやから、これは文民のトラック上の話や。実際、最も大事な人物が入ってへんのや。彼は、テヘランの政府構造全体のナンバー2やからな。

パキスタンや。パキスタンの動ける余地は、ごっつ複雑やで、これもまた、今は別の取引が出てきとるからや。もうみなさんの多くは、「バドル」のことを知っとるやろ。バドルは、パキスタン、カタール、インドネシア、トルコや。バドルは、メッカ防衛同盟のちっちゃい従兄弟みたいなもんやと言うとこか。どうやら、これも防衛協力の構想らしいけど、全部、ごっつぼんやりしとるやろ。

つまり、パキスタンが今、並行する2つのトラックで動いとる、ちゅうことや。ひとつは、サウジアラビアが入っとるゲームで、サウジは、パキスタンとトルコを、自分らの、もうすでに存在しとる対イエメン戦争に引きずり込みたがっとる。ちなみに、あの戦争は、サウジはもう負けとるんやけどな。パキスタンは今、このバドルのトラックにも入っとる。わしに言わせたら、メッカ防衛同盟の、もうちょっと礼儀正しいバージョンみたいなもんやな。

[ため息とあえぎ]

同時に、アシム、文字通りどこにでも行く男のアシム・ムニールが、MBSに直接メッセージを運んどる。せやから、今度の土曜日に、アシム・ムニールはリヤドにおるやろな。わしらがこうして話しとる今ごろ、もうパキスタンを出とるかもしれへん。土曜の朝には、リヤドでアシムがMBSと向かい合うて、ごっつ大事なメッセージを伝えとる、と考えてええやろ。「座って、アンサール・アッラーと話せ」ちゅうメッセージや。

アシム・ムニールが、それをリヤドに伝えられるように、メッセージを彼に渡したんは誰か。イランや。言うまでもなくな。今週のはじめに、彼はテヘランにおって、また全員と話した。イラン人らは言うたんや。「ええか、MBS、サウジアラビアが自分らの問題を解決したいんやったら、アンサール・アッラーの指導部、アンサール・アッラーの政治評議会と座って、決めなあかん。彼らは自分らで決めるんやから。うちらは、彼らの決定に影響を与えてへん。彼ら自身の国家安全保障に関わることは何でもな。それは彼らの決定なんや」てな。アホらしいと思えるくらいやけど、MBSは、世界がどう動いとるか、自分の地域がどう動いとるかさえ、いまだに分かってへんみたいや。自分のまわりにおるアドバイザーが完全なアホやから、イランが電話を取って、うちらにあれこれ指図しとる、と思てるんや。そんなふうには動いてへんで。[笑い]Zさんが笑とるのは分かっとるけど、あまりにアホらしいから、笑うしかないんや。けど、わしらは現実を相手にしとるわけで、「二聖モスクの守護者」とやらは、こういうふうに現実を見とるんや。せやから、イラン人らは、現実の分量をちょっと足して、アシムに言うた。「このアホに、どう動くか説明したってくれへんか。あいつが戦争をまた始めたんやから、座って彼らと話し合わなあかん。それだけや。うちらはこの話とは何の関係もない」てな。イランは、実際……ええと、まとめに入るとな、いや、ようさんの、ごっつおもろい、相互に結びついた動きがあるんや。

日本という切り口もあるんや。この件全体にな。イランと日本が、どうやら、長期的な経済協力について、非公開の了解に達したらしい。ごっついことやで。覚えとるやろ、数か月前に、韓国が特使をイランに送ったんや。ペトロ……何かの取引をまとめたかったからや。ソウルの立場からしたら、喉から手が出るほど必要なエネルギーを輸入するためやな。日本人は、そのあいだ、何にも、まったくなんもせえへんかった。イランと話すとか、外交とか、そういう点でな。それが今、急に、突然、経済協力の話をしとるんや。ごっつ興味深い。まだ詳細は分かってへん、誰も持ってへんからな。日本国内でさえ、この詳細はまだ誰も持ってへんのや。けど、イランが新しく手に入れたソフトパワーを、アメリカの植民地、つまり日本のケースやけど、そこにも行使し始めた、っちゅう意味で、何かの始まりになるかもしれへん。ごっついことや。いずれ、たぶん韓国も、同じことをやるやろな。

これが大体、起きとることや。この忙しない外交活動の動いとる部分を全部見ると、この新しい同盟、たとえばバドルみたいなもんな、ほんまにバドルのことは、数日前まで誰も口にしてへんかったやろ。西アジア中で、ユーラシアの他の地域ともつながりながら、もう未来を見据えた、大人の外交の動きが起きとるんが分かるやろ。

相手側からは何が出とるか。特にこの1週間は、イスラエルがいつイランを攻撃するか、その予測が、ヒステリックなレベルに達しとった。正確な日付はいつか。今回はアメリカも参加するんか、せえへんのか。トランプは、また、あの死のカルトの指導者にすっかり誘惑されてもうたんか、とかな。これが、向こう側から聞こえてくる唯一のことや。せやから、外交の可能性と、「混沌の帝国」の内なる論理、つまり終わらん戦争の内なる論理、海賊行為、二次制裁、ほんで当然、あの死のカルトそのものとの、対比がまたしても残酷なんや。

Zさん、「ブラック・スコーピオン」の時間や。[笑い]いやいや、わしはもう自分のちょっとしたまとめは終わったから、あとは発言権はあんたにあるで。

ありがとう。わしは白い鳩をあげなあかんな。あんたのまとめは、ほんまに素晴らしい。ほんまに素晴らしいんや。部屋の中におる人らからわしらに届いとるもんや。リスナーの中には、その価値が分かってへんように見える人もおるけど、わしらは、そこを強調しとるんや。他の誰にもこのアクセスはないし、他の誰も、わしらみたいに、あんたみたいに、ごっつ明確に、事実に基づいた形で届けてへんからな。これの中で、ひとつごっつ大事なことで、言うとかなあかんと思うんは、パキスタンの6本の回廊が、またしても全面的に開いとる、ちゅうことや。

そうや、けどZさん、すまんな、まだあちこちで、「開いてへん」て言うとるだらだらした話がようさんあるんや。わしは、実際にそこにおって、その人らを管理しとる人らから、聞いとるんや。少なくとも国境の渡河地点のいくつか、全部のな。わしは、ラワルピンディの、最上層の人らと話しとる。イスラマバードとちゃうで、軍の司令部があるラワルピンディや。その人らから、実際にその回廊を物理的に管理しとる人らとも話しとる。せやから、あの他の人らが何を言うとるんか、わしには見当もつかへん。存在せえへんもんの話をしとるんや。わしは、はっきり断言するで。わしは知っとるし、あの人らが何を言うとるんか、全然分からへんからな。ええか、基本的に、あんたが言うとるんは、6本の回廊が、両側とも完全に開いとる、ちゅうことやな。イランから輸入されとるもんと、中国とパキスタンからイランに輸出されとるもんの、両方の話や。

その通りや。ただ、交通量が増えるには、ちょっと時間がかかる。ほんの1日半ほど前に起きたばっかりやからな。滞留しとる分があるんや。ごっつい滞留や。

そうやな。それは全部、そのうち片付く。国を動かしとる人らから、直接聞いとる話や。つまり、頭が半分でもある人なら、その意味は分かるやろ。せやから、それとは反対のことを言うとる人の話には、わしは何の信用も置いてへんで。ごっつ大事なことや。

なんでごっつ大事かというと、わしらが取ってきた立場を裏付けるからや。パキスタンは、イランの側に立つ決断をした、アメリカの側には立たん、ちゅうことをな。ごっつ大事なんや。それは、イラン、パキスタン、ほんで中国とロシアが後ろ盾につく、あの地域を支配する、新興の権力の中心におけるパキスタンの役割を決めるんや、悪い意味やなくてな。バドルをどう読むか。

ごっつ、ごっつ素晴らしいで。なんでかというと、メッカ合意にできへんかったことを、やることになるからや。サウジの介入と、トルコとパキスタンが傭兵部隊になれ、ちゅう要求の結果、メッカ合意にはできへんかったんや。トルコは頭から拒否した。パキスタンも、今や、それを拒否した。ごっつ重要なことや。

ええと、ああ、それから、この日本の件は、まだ詳細があんまり分かってへんのやけど、わしには内部情報がある。その情報はな、イランの文民指導部を動かしとる人らと日本の指導部のあいだで、ようさんようさんようさんの会話が行われて、長期的な合意に入る、っちゅう決定が共同でなされた、ちゅうことや。短期とちゃうで、長期の合意で、お互いの経済、お互いの、ええと、未来への成長の、多くの側面をカバーする。はっきり言うと、アメリカが何を望むか望まへんかには、あんまり注意を払わへんもんになる。

つまり、米国の利益から離れていくっちゅうことやな。日本に輸出するエネルギーの全面的な動員を意味する。それは、日本に向かうすべての石油タンカーに、ホルムズ海峡の自由な通航を意味することになるな。

その通りや。それが今後数週間で現実になっても、わしは驚かへん。それは、全世界にとって、ごっつごっつ大きな、ごっつ重要な動きになるし、当然、アメリカの影響力の大幅な低下にもなるわな。

ええ、他に何かあるか? Zさん、もう十分やと思わへんか? [笑い]もうごっつ十分や、って分かっとるで。

もちろん、あと3時間、憶測をしゃべり続けることもできるけど、確たる事実の話としては、わしらはたった今、30分間の超ハードな事実を届けたんやからな。締めに入ろか。最後の言葉は?

最後の言葉は、みんな、バドル合意が、近いうちにこの地域の支配的な合意になるのに注目しとき、ちゅうことや。なんでかというと、トルコとパキスタンに傭兵部隊になれ、ちゅうサウジのアホな話に足を引っ張られへんからな。ほんまの協力の合意になる。イランがその加盟国になるんを、近いうちに期待しとき。それが実現したら、ごっつごっつ重要な合意になる。地域の超大国の連合体が絡むもんで、ものすごい大きな力になる。それが、これまで覇権国やったアメリカの棺桶の、最後の釘になるやろな。ここ東南アジアの、わしらの隣人らにも広がる。そうや、そうや。インドネシア。インドネシアや。

あんたもわしも、アメリカが不名誉な形で去っていくんは、望んでへんやろ。わしは、言うまでもなく、アメリカ人やから、そうなってほしないんや。けど、トランプの精神異常の政権が、わしらを連れてきたんは、こういう立場なんや。残念ながら、その必然の結末や。イスラエルの精神病質の政権の、必然の結末も、言うまでもなくな。せやから、ごっつごっつ大きな動きがようさん起きとる。その多くは、ごっつポジティブや。ネガティブとはちゃうと言うとくわ。ごっつポジティブや。なんでかというと、決意を示しとるし、力を示しとるし、同時に、抑制も示しとるからや。せやから、わしらは見続けるし、何かが起きた時には、それを全部お届けする。これが、ここにおる理由や。今日は、いつもの報道の日とちゃうのにな、タイから、真夜中を過ぎて、お届けしとる。実際、ブラジルで起きとることを見とるから、寝てへん人からな。

また別の権力の領域や。わしは寝いひんで。そうや、まさにそうや。次が決定的になるやろ。

ほんま、ありがとう。心から感謝しとる。あんたがやってくれとること全部に感謝しとるし、日曜日に戻ってきて、2日後の週間予定の話をする時に、もっとアップデートを届けるのを楽しみにしとる。

ほんまにありがとう。みなさん、また。日曜日にな。

2026年10月24日土曜日

BORZZIKMAN:ロシア、新型ミサイル「フィーリン」で初めてキエフを攻撃

https://www.youtube.com/watch?v=9cppETwwBok

「核爆発なみの威力や」

ウクライナ軍の戦場での状況が悪なっとる中でや、キエフ政権の連中がまたモスクワとロシアの他の地域に大規模なドローン攻撃を仕掛けてきよった。

ほんの数時間前、ロシアの首都の市長、セルゲイ・ソビャーニンが公式に発表したんやけど、昨夜、敵はモスクワ州に向けて630機のドローンを飛ばしてきたそうや。ただ、そのドローンの多くは、遠距離のラインとウクライナの領空で撃ち落とされたとも言うとる。それでも、ウクライナの自爆ドローン163機がモスクワ州までたどり着いたんやけど、ロシアの防空システムが首尾よく破壊した。ところがや、防空システムがロシアの首都へのドローン攻撃を退けたにもかかわらず、モスクワ当局は首都の空港の全便の欠航を命じなあかんかった。旅客機を危険にさらさんための安全上の措置やで。

これと同時に、ヴォロネジ、トゥーラ、クルスク、ブリャンスク、リペツク、オリョールの各州でも、ウクライナのドローン攻撃が確認された。この攻撃では、ウクライナのドローンがリペツクの町で数十棟の集合住宅と子ども向けの診療所にまで当たったんやけど、民間人に死傷者は出ずに済んだ。ここで注目したいのは、この敵の攻撃に対するロシアの返答が、すぐ来たっちゅうことや。10月23日の夜、ロシアは「キエフ」とウクライナの他の都市に、大規模なミサイル攻撃を仕掛けたんや。ちなみに専門家らは、このロシアのミサイル攻撃を、ここ3か月で最強クラスやて認めとる。たとえばキエフだけでも、独立した監視サービスが、強力な爆発をおよそ50回記録した。確かな情報としては、ウクライナの首都への攻撃で、ロシアは各種ミサイルを約40発、自爆ドローンを100機以上使うたことが分かっとる。多くの目撃者の話では、爆発の大半はキエフの「ドニプロフスキー」地区で記録された。ほんで分かったんやけど、ロシアのミサイルとドローンは、ウクライナ最大の火力発電所、TPP-5に降り注いだんや。その結果、キエフ州のほぼ全部の大きな都市や町で停電が始まった。

それと並行して、ロシアのミサイル数発と自爆ドローン数十機が、「アントノフ」航空機工場を直撃した。同時に、この攻撃の最中、ウクライナと西側の防空システムは、ロシアのミサイルやドローンを撃ち落とそうともせんかったと伝えられとる。これは大きな部分、アメリカのパトリオット防空システム用のPAC-3ミサイルの在庫が完全に尽きとるからや。この攻撃の間にウクライナ側がやろうとしたことは、対空砲でロシアの自爆ドローンを撃ち落とそうとすることだけやった。けど、そういう設備はロシアのドローンに対して完全に役立たずやったんや。ドローンの多くが、キエフの狙われた目標のすべてに命中した。その中には、ウクライナの首都の南部にある「ユジヌイ」橋も入っとる。これと同時に、ロシアのミサイルは、ウクライナの企業「エピツェントル」の倉庫を完全に破壊して、市の中心部にあるショッピングモール「リテール・パーク」も叩いた。

しかもや、ウクライナの情報機関が認めとるんやけど、このキエフ攻撃で、ロシア軍は初めて最新の巡航ミサイル「フィーリン」を使うたそうや。この最新のロシアのミサイルの主な性能は機密になっとるけど、ウクライナの情報機関によると、速度は時速800キロまで出せて、1200キロ先の目標まで攻撃できるらしい。この巡航ミサイルは長さがほぼ4メートル、翼幅は約3メートルや。ウクライナの情報機関の主張では、この最新のロシアのミサイルには2つの型があって、弾頭の重さが50キロのと100キロのがあるそうや。同時に、報道によると、このミサイルの最大の強みは、超低空を飛べることや。その結果、最新鋭のレーダーでさえ、この最新のロシアの巡航ミサイルを探知できへんのやて。

ちなみにや、このキエフへのミサイル攻撃についてコメントしたロシアの専門家らは、攻撃の結果にえらい感銘を受けたて認めとる。ロシアの専門家らによると、昨夜、ウクライナの首都の破壊の度合いはものすごい高さに達して、キエフで核爆発が起きたような印象を受けたそうや。同時に、彼らはロシア当局に、こういう強力なミサイル攻撃を毎日、ウクライナの首都に続けて撃ち込むよう呼びかけた。専門家らは、ロシアのこういう厳しい行動だけが、キエフを降伏させて、モスクワの条件を全部のませることができると確信しとる。

わしの親愛なる真実を求める皆さん、こういう背景の中で、オデーサ州へのロシアのミサイル攻撃にも触れとく価値があるで。数時間前、ロシア国防省は公式に、「テプロダール」の集落にある物流センター「ブルーム」の破壊を確認した。公式声明によると、この物流センターの敷地内には、NATO諸国が送り込んだ西側の兵器システムをウクライナ司令部が保管しとった施設があったそうや。

ドニプロペトロウシク州では、ロシアのミサイルが「プリドニプロフスカ」火力発電所に降り注いだ。この攻撃の結果、「ドニプロ」、「パヴログラード」、「シネリニコヴォ」、「ターノヴカ」みたいな大きな都市で停電が始まった。「リヴィウ」市の西部でも、たくさんの爆発が記録されとる。ほんで分かったんやけど、ロシアのミサイルとドローンは、ウクライナ軍のために働いとった地元の企業に命中したんや。「ザポリージャ」市の中心部では、ロシアがまた斜張橋を攻撃した。報道によると、攻撃の結果、この戦略的な施設は深刻な損傷を受けたそうや。これは10月の初めからで、この橋へのロシアの攻撃は3回目になる。明らかに、キエフ、ザポリージャ、ドニプロの橋へのこういうロシアのミサイル・ドローン攻撃は、全部「火力偵察」やで。ロシアが決定的な一撃を撃ち込む前に、これらの橋とそれを守るシステムの弱点を割り出そうとしとるのは、はっきりしとる。

さて、わしの親愛なる友人らよ、見ての通り、ウクライナへのロシアのミサイル攻撃は、より統合されたもんになってきた。こういうミサイル攻撃の間に、いちばんやられとるのは、ウクライナの産業、石油・ガス部門、エネルギー施設、海港、ほんで物流や。簡単に言うたら、ロシアはウクライナを、あらゆる手段で潰さなあかん本物の敵として扱い始めたっちゅうこっちゃ。

そうこうしとる間に、ロシア軍は特別軍事作戦の地域でまた1つ成功をおさめた。ほんの数時間前、ロシア国防省は公式に、ロシア軍部隊が前線のザポリージャ方面にある「ミロフカ」の集落を完全に解放したて発表した。公式声明によると、この集落を解放したんは、部隊群「ヴォストーク」のロシア部隊や。注目に値するのは、「ミロフカ」をめぐる戦闘で、ウクライナ軍の第225独立強襲連隊が、ロシア軍によって完全に壊滅させられたことやで。友らよ、「ミロフカ」の奪取は、ザポリージャ方面でロシア軍がウクライナの防衛の奥深くへさらに進むための、大事な一歩になった。この24時間で、ハルキウ方面でも、戦略的に重要な都市「クピャンスク」の地域で、ロシア軍の成功が記録された。ロシア軍が「クピャンスク」の北部に完全な支配を確立したあと、「モスコフカ」の集落で激しい戦闘が始まった。わしの親愛なる真実を求める皆さん、「モスコフカ」には、ウクライナ司令部が「クピャンスク」近くの部隊群に補給しとった唯一の鉄道があるんや。ロシア軍が「モスコフカ」をこの先に奪取したら、ウクライナ軍は、「クピャンスク」そのものと周辺にあるロシア軍の陣地を攻撃する手段を失うことになる。2026年10月24日の時点で、クピャンスクの領域の70%はロシアの支配下にあって、ウクライナ軍は市の南東部と南西部を押さえとる。


ラリー・C・ジョンソン:UAEの「奇跡の回復」

記録的な原油、空っぽのタンク
2026年10月24日
みなさん、ええ知らせやで。戦争は終わったんや。少なくともアラブ首長国連邦(UAE)ではな。今月の見出しだけ見たら、そう結論するしかないわ。10月14日、ブルームバーグが国際エネルギー機関(IEA)の推計を報じたんやけど、UAEの9月の原油供給は日量530万バレルっちゅう過去最高に達したそうや。ホルムズ海峡の心配をせんで済むように首長国が作ったフジャイラ港は、日量262万バレルの積み出しで、これも過去最高。巨大なルワイス製油所も、8月末にフル稼働復帰が宣言された。ほな、(ノンアルの)シャンパンでも開けよか。
ところがや、カール・ミラーが10月22日付のUAE石油・ガス・システムの評価をわしに送ってきて、このパーティーに水を差してくれたんや。たしかに首長国は原油輸出を回復させた。せやけど、それ以外は何も回復してへん。ガス事業はまだよろよろしとるし、石化プラントは原料不足で干上がっとるし、次の攻撃を耐え抜くためのはずの燃料備蓄は、開戦前の3分の1くらいまで吸い上げられてしもた。UAEは、ガソリン警告灯を点けたまま生産記録を叩き出しとるっちゅうわけや。
安全な避難先なんかやなかった
長年、UAEは自分らのことを「湾岸のスイス」て売り込んできたやろ。安定してて、多角化してて、地域の混乱とは無縁で、ヘッジファンドも石油メジャーも枕を高くして寝られる場所やて。ところが2026年が来た。米国エネルギー情報局(EIA)によると、UAEの原油・コンデンセートの生産は、年初の日量およそ400万バレルから、3月から5月の平均で240万バレルまで落ち込んだ。4割の崩壊や。スイスやと思とったら、イランのドローンの射程圏内やったっちゅうこっちゃ。
被害のリストは、まるでエミレーツ産業の観光ツアーやで。ルワイスの製油コンプレックスは3月10日に火災を起こして止まった。日量12億8000万立方フィートを処理する設計やったシャーの高硫黄ガスプラントは、3月16日に燃えた。UAEのガス網の心臓部やったハブシャン・ガス・コンプレックスは4月3日にやられて、念のために言うとくと、4月8日にもまたやられた。ボルージュの石化プラントは4月5日に損傷。エミレーツ・グローバル・アルミニウムの製錬所は3月28日に明かりが消えた。5月17日には、ドローンがバラカ原子力発電所を支える電気設備に当たった。アブダビの誰も、国連安保理の議事録では絶対に読みたなかった一文やろな。
ほんでフジャイラや。迂回港やで。ホルムズで何があってもUAEの石油を流し続けるためだけに作られた港や。ロイターの集計では、戦争が始まってから少なくとも19回攻撃されとる。3月16日の週には、積み出しが日量44万バレルまで落ちた。5月4日の攻撃のあとは、石油製品の輸出がほぼ丸1か月止まって、その日から6月1日までの間に出港した製品タンカーはたった1隻。1隻やで、1隻。保険のはずが、その保険にも保険がいるっちゅう話になってしもたんや。
「使える」けど「動いてへん」
原油は戻った。ガスは戻ってへん。ADNOCガスの第2四半期の数字を前年同期と比べてみ。国内ガス生産は32.5%減、LPGやナフサみたいな輸出向け液体製品は54.5%減、自社分のLNGは63%減や。輸出液体製品の販売は252兆英国熱量単位(BTU)から117兆BTUに落ちた。LNGの販売はおよそ71%減。売上は39%減、EBITDAは47%減、純利益は52%減。たった1社、たった1四半期で、23億ドルの売上が蒸発したんやで。
せやけど、ミラーの資料の中でわしがいちばん気に入っとる数字はこれや。ADNOCガスは、第2四半期の設備稼働可能率が99.9%で、前年より良かったて胸を張って発表したんや。ところが実際の設備利用率は、80%から54%に落ちとる。プラントはやる気満々で、いつでも動ける状態やった。そやのに動かせんかった。原料も、貯蔵も、輸出ルートも、全部叩き潰されてたからや。「うちの車は完璧なコンディションです」て発表しながら、その車はタイヤ外されてブロックの上に乗っとる、っちゅう会社版やな。
それ以降の回復は、ほんまもんやけど部分的や。ハブシャンのガス供給は、8月10日の時点で85%まで戻った。ボルージュは6月末までにプラントを直したんやけど、そこで初めて「入れるもんがない」ことに気ぃついて、稼働率60%で回しとる。アルミ製錬所は、8月下旬までに電解槽の4分の1を再稼働させて、全部終わるのは2027年の早い時期になる見込みや。修理のほうが回復よりも早いっちゅうこっちゃな。
燃料切れ寸前で走っとる
欧州のエネルギー大臣の週末を台無しにするはずの数字がこれや。10月19日時点で、フジャイラの石油製品在庫は725万バレル。開戦前はおよそ2070万バレルあった。65%の減少や。ガソリンとナフサの在庫は87%減。燃料油は53%減。ディーゼルとジェット燃料は23%減で、しかも今月に入って1週間だけで18%も減っとる。冬を目前にしてな。
フジャイラは、そこらの町のガソリンスタンドとちゃうで。世界有数の船舶給油・石油製品取引のハブで、船が燃料を入れて、トレーダーがアジアと欧州の間で貨物を一時的に置いとく場所や。通常の3分の1しか在庫がないっちゅうことは、ショックを吸収する力も通常の3分の1ほどしかないっちゅうことや。ミラーの計算は容赦ないで。輸出の出口が日量100万バレル分ふさがって、使える貯蔵容量が1000万バレルしかなかったら、油田を閉めなあかんようになるまで約10日。10日やで。そんなもん戦略備蓄とちゃう。ただの連休や。
3分の1しか運べへんバイパス
ホルムズ海峡が閉まった時のUAEの答えは、ハブシャンからフジャイラまでのADCOPパイプラインや。設計上の輸送能力は日量150万バレル、うまいこといって180万バレルってとこや。ところがADNOCは、生産能力が日量485万バレルあると言うとる。ちゅうことは、非常口に乗れるのは乗客の3分の1ほどや。2本目のパイプラインは2027年に予定されとるそうやけど、2028年にこの戦争をやろうと思とる人には、さぞ心強い話やろな。
ほんで、あの9月の記録はどうなんや? 一部は、ほんまに修理が進んだ分や。一部は、UAEがOPECを抜けたことによるもんで、5月に生産枠が都合よく消えたからや。ほんでIEA自身の説明によると、一部は、すでに過去最低やった在庫を取り崩して出した分や。貯金を切り崩して売るのは、月間の過去最高収入を出すにはええ方法やけど、ビジネスモデルとは言わへんで。そのあいだに、地域全体で見ると、9月の石油製品の出荷は日量190万バレルで、開戦前の470万バレルと比べてこの程度。LPGの出荷は日量67万バレルで、開戦前は150万バレルやった。回復がほんまなんは原油タンカーだけや。それ以外は、プレスリリースの中だけの話やな。
もう1ラウンド、いこか?
公平を期して言うとくとな、ミラーはそこをきっちり言うてくれとるんやけど、UAEのエネルギー・システムの3割から4割がまだ壊れたままやて証明できる人は誰もおらん。被害と修理の完全な公開台帳はないからな。ルワイスや原油生産での回復は、彼もちゃんと評価しとる。せやけど、問題の形ははっきりしとる。UAEは原油を出荷する力は立て直した。けど、ガス事業も、石化の原料も、なによりも燃料備蓄も、まだ深刻なほど減ったままや。
そこへ来て、ワシントンの最新の名案が、イランへの再攻撃やで。イランは、フジャイラだけでも少なくとも19回、UAEの輸出システムに手ぇが届くことを見せつけてきた。前回、首長国が一撃を食らった時は、フジャイラに2000万バレルの石油製品があって、衝撃を和らげてくれた。次はそれが700万バレルほどや。記録的な生産と空っぽのタンクは、レジリエンスとは言わん。崖っぷちに立っとる国が、景色の感想をSNSに投稿しとるだけや。

2026年10月23日金曜日

X:2026年10月23日 日本のTerra Drone(テラドローン)社のドローンが前線で使われてる他

https://x.com/Glenn_Diesen/status/2113309883483533581

グレン・ディーセン(Glenn Diesen)教授のツイート

ノルウェーで、わいの教授職と評判を堂々と「公開処刑」する動きが相変わらず続いてるわ。今日のメディアの記事も、わいに関して紛らわしいかウソ八百な主張を3つもかましてくれとる。

1) 記事は、わいの研究が「犯罪者扱い」されてるっちゅう主張をハナから突っぱねとる。ジャーナリストどもは大学側のニベもないコメントを引用しとるだけで、まともな反論なんか一切書いてへん。

もう研究者が相手国の安全保障上の懸念を分析してポリシーを語るなんて無理な時代やな。そんなことしたら政府も、政府系NGOも、メディアも一斉に「敵を正当化しとる」「相手のプロパガンダを支援しとる」ってレッスン張って叩いてくるんやから。

今の防衛大臣なんか、わいを名指しで批判して、「危険な『ロシアのプロパガンダ』を広めとる」とか言いがかりをつけてきたわ。わいと対話したポッドキャスター2人まで批判される始末や(わいはすでにノルウェーのメディアから干されてるのにな)。

で、その防衛大臣の言いがかりに何の根拠があるんや? わいが「NATOの拡大がウクライナ戦争を引き起こした」と主張したからってだけで、その汚い侮辱に何の証拠も出せへんくせに叩いてくるんや。

わいは山ほどの証拠を出せるし、アメリカや欧州の政治指導者、大使、情報機関のトップらの発言だって引用して持論を展開できる。せやけど、奴らの目的は議論やなくて、誹謗中傷、検閲、そしてキャンセル(追放)することなんや。公式な「正義」に異議を唱える一人の研究者を標的にすることで、政府は「真実の独占権」を手に入れた気になってるんやろな。

研究者の主張っちゅうのは精査されて批判されるべきもんやけど、これは政府からの陰湿な個人攻撃であって、反論の機会すら与えられてへん。これが研究の「犯罪者扱い」やなくて何なんや?

ノルウェー国内じゃ、わいが登壇するイベントはことごとく潰されるから喋ることもできへん。最後に登壇を承諾したイベントは、元CIAのジョン・キリアクと一緒のステージやった。ある新聞社が会場の教会に圧力をかけてキャンセルさせ、別のバックアップ会場が折れへんかったら、そのジャーナリストは新聞に「イベントは中止になりました」ってウソ記事を書いて、人が来うへんように仕向けたんやで。これ普通か?

わいは自分が参加するカンファレンスに行くために、わざわざ有給休暇を使わなあかんのや。わいが出るイベントは全部「物議を醸す」と仕立て上げられて、NGOやジャーナリストが大学の評判をガタガタにしようと攻撃してくるからな。これが普通なんか?

どの新聞記事も、わいの主張の中身や意味には一切触れんと、ただ「物議を醸す人物」とか「親ロ派」ってラベルだけ貼って片付けてきおる。

わいは、元CIA長官のバーンズなんかが言うてたのと同じように、「もし西側がウクライナをNATO陣営に引き込もうとしたら、戦争が起きてウクライナは滅びる」って主張してきただけや。それがなぜか「親ロ派の主張」にされる。さらに「戦争を終わらせるために交渉を望む多くのウクライナ人の意思を尊重すべきだ」と言うのも「親ロ派」で、逆に外交をボイコットして、ウクライナ難民を強制送還して、ウクライナの女性まで徴兵しようと叫ぶのが「親ウクライナ」なんやと。

2) わいの主張と正面から向き合うのを避けるために、ジャーナリストどもは個人攻撃を鵜呑みにして引用し、「ノルウェー・ヘルシンキ委員会からプロパガンダ提供者と呼ばれている」なんて書いてるわ。

この委員会、名目上は「非政府組織(NGO)」やけど、実態は政府と、1983年にレーガンとCIA長官が他国の市民社会を裏で操るために作った「全米民主主義基金(NED)」から資金が出とる団体やからな。

このノルウェー・ヘルシンキ委員会は、SNSでしつこく誹謗中傷してわいを解雇させようとしたり、メディアに嫌がらせ記事を書いたり、講演を中止させようと圧力をかけたり、大学に抗議文を送ったり、果てはわいの家の写真をSNSに晒したりまでしてきたんや。人権配慮を口実にして戦争を煽る、これが政府系の「人権団体」の正体や。

3) 最後に、わいの本当の主張から目を逸らさせるため、奴らは去年の討論会でわいが言った主張が、ファクトチェックによって「全面的あるいは部分的に論破された」という事実だけを引き合いに出してくる。

国営放送(NRK)が、国営の軍事防衛研究所(FFI)を引っ張ってきて、わいの3つの主張をファクトチェック(笑)させたんや。で、奴らは一体何を「論破」した気になってるんや?

主張1: 「1991年から2014年2月の政変までの間、NATO加盟を望んでいたウクライナ人はわずか20%だった」

→ ファクトチェッカーの言い分: 「2014年半ば(ロシアがクリミアを併合した後)にはその数字が上がった」。

わいの主張はそれ以前の時代の話をしてるのに、完全に焦点をぼかすための意味不明なイチャモンやな。

主張2: 「ゼレンスキーは2022年3月のエコノミスト誌のインタビューで、『たとえウクライナが破壊されようとも、戦略的ライバル(ロシア)を弱体化させるために長期戦を望む西側諸国がある』と語っていた」

→ ファクトチェッカーの言い分: 「すべての西側諸国が長期戦を望んでいたわけではなく、公式な方針でもなかった」。

わいは「公式方針だ」なんて一言も言うてへん。主にアメリカとイギリスが長期戦を押し進めてたと言いたいだけや。

主張3: 「2022年4月のイスタンブール平和協定を米英が邪魔した」

→ ファクトチェッカーの言い分: 「これは不正確で、アラハミア(ウクライナの与党幹部)のたった一つの発言に基づいているに過ぎない」。

仲介者だった2人、つまりトルコの外相とイスラエルの元首相の両方が「ロシアとウクライナは合意寸前だったが、米英がウクライナを使ってロシアを弱体化させるチャンスと見た」と証言したことには一切触れへん。ゼレンスキーの元側近アレストビッチも認めてるし、交渉に参加したウクライナのチャリー大使だって「プーチンは戦争を終わらせるためなら何でもする覚悟だった」と認めてる。ドイツ軍の元トップもボリス・ジョンソンが邪魔したと証言してるし、当のボリス・ジョンソン本人だって「悪い平和」に警告を発して「戦略的忍耐」を主張する記事を書いてるやんけ。

わいは単なる「戦争プロパガンダの犬」どもにファクトチェックされてるだけや。

残念ながら、ノルウェーにはまともな議論も中身への関心もないから、わいの主張がどれだけ正論であっても意味をなさへん。都合の悪い真実から戦争のストーリーを守らなあかんから、現実はもうどうでもええんやろな。

昔のわいはナイーブやったから、こういう果てしない嫌がらせも「わいの説明不足による誤解」やと思ってたわ。せやけど、ラベルを貼って叩き続ける記事の山は、全部意図的に仕組まれたウソとペテンやったんやな。

https://x.com/NecaForce/status/2113391086320115979

最高指導者軍事顧問、ラヒーム・サファヴィ:

「イランはアメリカとイスラエルからの新しい攻撃に対して、いつだって受けて立つ準備ができとるで。今度やり返す時は、ネットも通信回線も丸ごとぶっ潰したるからな。米軍を支えとって世界経済にとっても戦略的にめちゃくちゃ大事な、主要なサーバーやらデータセンターを壊滅させてやるわ。

イランの核施設に攻撃してくるっちゅうんなら、こっちも敵の核施設に打ち込んでやるまでや。

もしイランの指導者の命を狙おうもんなら、アメリカ国内の政治的な標的にもバシッと叩き込んでやるからな。

イランは事態を泥沼化させるための手を、今までやったこともないようなやり方でバンバン打っていくで。

ハッタリなんか一度もかましたことないし、今さらそんな真似するつもりもサラサラないわ。

自分らを殺せばすべての問題が解決するなんてイスラエルが思っとるなら、それは大間違いもええとこやぞ。

自分らは殉教者になる覚悟はあるし、軍は与えられた任務をきっちりやり遂げるだけや。

どんなシナリオが来ようが、こっちは準備万端やで。」

https://x.com/HormuzReport/status/2113348986061169078

速報:ジャレッド・クシュナーのハッキングされたiPhoneから、衝撃の事実が発覚したで。『Princes and Thieves』のヴァニティ・フェア誌による抜粋によると、クシュナーはMBS(サウジ皇太子)とMBZ(UAE大統領)に対して、「秘密の資金」に参加してくれるならトランプに二人の要求(アジェンダ)をゴリ押ししたる、と約束しとったんやと。両首脳は最初100億ドル(約1.5兆円)以上の出資を話し合っとったけど、最終的には少なくとも20億ドル(約3,000億円)をクシュナーの口座に流し込んだらしいわ。

この暴露が出たタイミングがまたヤバくて、クシュナーが今まさにイラン戦争の外交にガッツリ首突っ込んどる最中なんや。しかもイラン側からはこれとは別に、「クシュナーとスティーブ・ウィトコフが市場操作で90億ドル(約1.3兆円)も懐にナイナイした」って告発されてるタイミングでもあるんや。

https://x.com/RealPepeEscobar/status/2113206326977552479

ペペ・エスコバル:

フランスの赤字と債務の借換費用を合わせた毎年の返済負担額(赤字分の資金調達と債務の借り換え)は、なんと7,000億ユーロ(約110兆円)や。

借入金利はどこまでも爆上がりしとる。

増税と社会サービスの削減なんてやったかて通用せえへん。そんなことしたらデモが歯止め効かんくらい大爆発するだけや。

マクロン主義(マクロン政権)の下で、教育予算はすでに20%も削られた。公教育は今やズタズタのスカスカ状態や。

審判の時(最期の鐘)が鳴った時に何が起きるかで、EUの未来が決まるんや。

もしフランスが返済できんくなったら、EUに救済(ベイルアウト)を求めて頼み込むことになる。

もしEUが「ええよ」って言ったら、たった1年で7,000億ユーロの負担が、あっさり1兆ユーロ以上に膨れ上がることになる。

そうなったら、フランスには容赦ない超スパルタなドド級の緊縮財政が押し付けられるんや。

もしそれをEU主導でやった場合、その巨額の借金はEU全加盟国の負債として重くのしかかってくることになる。

逆にブリュッセル(EU本部)が「嫌や、払わん」って断ったら、その時点でユーロは完全終了(崩壊)や。

フランスは「デカすぎて潰せない(Too big to fail)」存在かもしれん。

せやけど、EUはそうやない(潰れる時はあっさり潰れる)で。

https://x.com/MaxBlumenthal/status/2113362922105954580

マックス・ブルーメンソール:

マイアミ生まれの億万長者でアメリカの傀儡(かいらい)大統領、ダニエル・ノボアが、ルイサ・ゴンサレスの逮捕を命じたで。彼に閉じ込められた政敵のリストに、また一人新たな名前が加わったっちゅうわけや。

2024年の討論会で、ゴンサレスはノボアに薬物検査を受けるよう要求したんやが(ノボアは拒否)、その場でノボアがエクアドルを「麻薬国家」へ変貌させるのに個人的に一役買っとる実態を暴き立てたんや。

ゴンサレスが全国放送の番組で視聴者に説明した通り、欧州の当局は、エクアドルから出荷された「ボニータ・バナナ」のコンテナに何トンものコカインが詰め込まれてるのを日常茶飯事で見つけとる。

このダニエル・ノボアっちゅう男は、ノボア・コーポレーションの海運ディレクターを務めてた奴なんや。そしてゴンサレスが主張した通り、彼の政治キャリアは麻薬マネーで資金まかなわれてるんやな。

ノボアは、前回の選挙でトランプ&ルビオの支援を受けて選挙を盗んだ(不正勝利した)ように見えるわ。投票に明らかな不正があったにもかかわらず、彼らは早々にノボアを勝者として承認しに走ったからな。

そして今、ワシントンの後ろ建てを得たノボアは、最も脅威となるライバルたちの口を封じようと動き出しとるんや。

https://x.com/rinalu_/status/2113239008482598929

@rinalu_

ハンガリーは、ヒトラーがソ連を壊滅させるのを手伝うために20万人の兵士を送り込んだんや。せやけど1943年1月、ドン川の戦いで赤軍(ソ連軍)はその軍隊をわずか数週間でボコボコに叩き潰したったんやで。

ハンガリーはドイツが侵攻した5日後の1941年6月27日にソ連へ宣戦布告した。その第2軍はヴォロネジの南側でドン川のラインを守っとったんや。1943年1月12日にソ連の猛攻撃が始まると、ハンガリーの防衛線は数日で崩壊。約12万人のハンガリー兵が死ぬか、ケガするか、捕虜になったんや。

1月24日には、自分とこの司令官だったグスターフ・ヤーニ上級大将が命令書に「第2軍はその栄誉を失った」って書き残す始末。生き残った残党は前線から引き揚げられて、後方の雑用係に回されたんやな。

ハンガリーはほんの一例に過ぎへん。ルーマニア、イタリア、フィンランド、スロバキア、クロアチア、そしてスペインの青師団(青い悪魔)も、国防軍と一緒に東へ兵を送り込んだんや。

西側メディアは歴史を「ドイツ対その他全員の戦い」みたいに語りたがる。せやけど東部戦線の実態は、「ヨーロッパの半分対ソ連」 の戦いやったんやで。

そしてな……それらの国は今、一国残らず全部NATOに加盟しとるんや。

https://x.com/YuriPodolyaka/status/2113235278949224673

ユーリ・ポドリアカ:

10月22日夜、ロシアがウクライナ全土へ大規模な複合攻撃を敢行

10月22日の夜間、ロシア連邦軍はウクライナの軍事産業、エネルギー、交通、そして港湾インフラに対して大規模な複合攻撃を繰り出したで。攻撃のメインターゲットはキエフで、弾道ミサイルや攻撃ドローンが惜しみなく投入されたんや。標的になったのは、巡航ミサイルや中・長距離ドローンの製造・保管に関わる企業、それにウクライナ軍の軍需物流(ロジスティクス)を支える施設やな。

ロシア国防省も、ウクライナの軍需工場、キエフの交通インフラ、オデッサ州の港湾施設、さらにはウクライナ軍の支援に使われてた船舶への攻撃を認めてるわ。

【キエフ】

標的の中にはCHP-5とCHP-4(火力発電所・地域暖房供給施設)が含まれとった。サウスブリッジ(南部大橋)の交通インフラが被害を受けたっちゅう情報も入っとる。橋を渡る地下鉄ラインのインフラ一部が壊れて、通行規制がかかったらしいで。

さらに、キエフ市内にある大手ホームセンターチェーン「エピツェントル」の大型物流センターも直撃を受けた。夜間攻撃で建物がかなり食らった模様や。

【オデッサ州】

オデッサ州にはかなりの数のドローンが飛来した。主な狙いは港湾インフラで、州南部のドナウ川沿いの港も含まれとる。特にイズマイルでは爆発音が連発したみたいやな。

ロシア国防省は、ウクライナ軍の補給に使われてた港湾施設や船を叩いたと発表しとる。

【ハリコフ州】

ハリコフ市内と周辺地域へも激しい攻撃が叩き込まれた。州都だけやなくて、ズミエフ、チュグエフ、ロゾヴァヤ近郊の施設もドローンに襲われたで。中でもズミエフ火力発電所がピンポイントで狙われたことが確認されとる。

【キロヴォグラード州】

キロヴォグラードとズナメンカの施設が標的になった。現地からの情報によると、ゲラン(Geran)ドローンの攻撃を受けた後、キロヴォグラード郊外の倉庫街で大火災が発生して、広大な倉庫群の大半が焼き尽くされたらしいわ。

【ドニプロペトロフスク州】

ドニプロペトロフスク、クリヴォイログ、パヴログラード、シネルニコヴォで爆発が相次いだ。ドローンと空対地ミサイル等の航空兵器が容赦なく使われたようや。

【ザポロジエ州&ドンバス】

ザポロジエ市やヴォルニャンスクなど、ザポロジエ州の集落が狙われた。ロシア空軍は滑空・誘導キット(UMPK)付きの精密爆弾(FAB)を投下した模様や。

この滑空爆弾による攻撃は、ドンバス地方、スームィ州、ハリコフ州でも引き続き猛威を振るっとる。

【チェルカースィ州&スームィ州】

チェルカースィ州のウーマニとその周辺が攻撃された。スームィ州では、ショストカ、スームィ市、フティルカ地区で爆発が報告されとる。

【ウクライナ西部】

西部のリヴネ、ヴォルィーニ、リヴィウ、フメルニツキー、テルノーポリ各州の施設にもドローンが押し寄せた。

リヴネ市内やコストポリ、サルヌィ、ヴァラシュ、オストロフ、ラキトノエなどの周辺地域で無数の爆発が発生。ヴォルィーニ州ではコーヴェルなどで着弾が報告されてる。

リヴィウ州ではリヴィウ市、ストルイ、ホドロフで爆発。フメルニツキー州ではスラヴタ、イジャスラフ、ドゥナイフツィ、スモトリチ周辺が攻撃され、テルノーポリ州ではチョルトキフ近郊の施設にドローンが突っ込んだ。

【その他の地域】

ヴィンニツァ州ではラディジンやモギレフ・ポドルスキーで爆発音。ジトーミル州ではジトーミル市、コロステン、ズヴィアヘル、オレヴスクで爆発が報告された。

さらにチェルニヒウ州やその周辺、ニコラエフ州(ヴォズネセンスク近郊含む)でも攻撃が確認されとるで。

https://x.com/Ibrahim___Yemen/status/2113388939935658364

イブラヒム・ナージ(@Ibrahim___Yemen)

わいは、世界がうちのことを「フーシ派」なんて呼ばんと、本当の名前である「イエメン」か「アンサール・アッラー」と呼んでくれることを願っとるんや。

「フーシ」ちゅう言葉は、イエメン革命の指導者であるサイイド・アブドゥルマリク・バドル・エディン・アル・フーシの苗字に過ぎんのであって、実際にはイエメン民衆全体が2015年9月21日の祝福された革命に参加したんやで。

うちのことを「フーシ派」とラベル貼りするのは、国家、民衆、軍隊、政府、そして革命としての地位を貶めようとする敵の策謀なんや。

連中はうちをただの集団やら派閥やら政党に見せかけようとしとるけど、それは間違いや。うちは国家であり、民衆であり、軍隊であり、政府であり、革命そのもの、つまりイエメンなんや。

うちをフーシ派と呼ぶのは、イラン人をコメイニ派と呼んだり、インド人をガンディー派と呼ぶようなもんで、お門違いもええとこやで。

https://x.com/STANISKRAPIVNIK/status/2113448987780915210

Rodrigo Ernesto Viegas de Oliveira 氏の投稿

ロシアが電子戦システム「Volna Kupol Garant」の本格的な量産に入ったで。これによって西洋の軍事技術はノックアウトされて、スターリンクの致命的な弱点が曝露されたんや。   地上の端末を妨害するみたいな防御策をとる代わりに、ロシアは軌道上の人工衛星を直接狙い撃ちにしとるんや。6台の移動式トレーラーユニットに12基の追跡アンテナを載せて、スターリンクの14.0?14.5GHz Kuバンドの上り(アップリンク)信号に高出力の電波をドンピシャで浴びせるんやな。全8つのサブチャンネルを同時に攻撃することで、衛星の受信機を完全に機能不全(目くらまし)にするわけや。   その結果どうなるか言うたら、完全な通信障害(ブラックアウト)や。最前線全域で地上の端末が一瞬で接続を失うてまう。衛星そのものが元から無効化されとるから、西洋のソフトウェア修正(パッチ)なんぞじゃどうにも対応できん。ドローン作戦や砲撃の目標選定も一瞬でストップしてしまうんや。   さらに西洋側の戦略にとって困ったことに、イランも国内での不法なスターリンクネットワークを潰すためにこの技術を導入しようとしとる。「絶対に崩れない西洋の軍事技術」という幻想は、これで正式に終わりを迎えたと言ってええな。 

https://x.com/RusEmbassyJ/status/2113488261503169021

M.V.ザハロワのブリーフィングから:

今年10月14日に発表された日本のTerra Drone(テラドローン)社のプレスリリースに目が留まったんや。同社はウクライナへドローンの群れを供給して、前線の戦闘状況下でそれらが使われてるって発表した。

https://x.com/VanityFair/status/2113342518943179172

VANITY FAIRマシュー・コールが書いた本『Princes and Thieves: Jared Kushner and Mohamed bin Zayed’s Secret Plot to Remake the Middle East』の抜粋や。

ざっくり内容:

オランダ政府のハッキング:2020年春の終わり頃、著者(マシュー・コール)の信頼できる情報源から「オランダ政府がジャレッド・クシュナーの携帯電話をハッキングし、ドバイの銀行口座にアクセスしているところを監視していた」というタレコミがあったんや。

謎の巨額資金:その口座にはアゼルバイジャンの銀行から何億ドルもの大金が流れ込んでいて、さらにクシュナーがそのドバイの口座から、「戦争指導者(ウォーロード)」「傭兵」「元ヒットマン(殺し屋)」といったヤバい面々に多額の送金を行っていた形跡があったっていう話や。当時は「荒唐無稽すぎて信じられへん」と思ったらしいけど、半年後に別の人物にUAEの傭兵利用について聞いてる最中にダメ元でこの件を振ったら、相手が急にまじになって「ああ、知ってるよ」と肯定したと。

当事者の否定:ちなみにクシュナーの弁護士はこの銀行口座の存在自体を否定しとるで。

https://x.com/michaeldweiss/status/2113364598435025341

マイケル・ワイスの投稿

ざっくり翻訳:

GRU(ロシア軍情報総局)とオランダ軍情報保安局(MIVD)の二重スパイ劇:なんと、ロシアのGRUがジャレッド・クシュナーのiPhoneをハッキングしたんや。さらにそれを知ったオランダ軍情報(MIVD)が、そのGRUのスパイを逆にリクルート(買収・取り込み)して、ハッキングされたクシュナーのスマホへのアクセス権をごっそり手に入れたっていう、スパイ映画顔負けの展開や。

サウジ&UAEの首脳からの巨額資金:オランダ情報機関がそこで突き止めたのが、クシュナーが管理・アクセスしていた2つの銀行口座(1つはアゼルバイジャン、もう1つはイスラエル)の存在や。そこには、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子(MBS)や、UAEのムハンマド・ビン・ザイード首長(MBZ)から巨額の資金が振り込まれていたという話や。

https://x.com/Cosmos_politic/status/2113381626474594585

CosmoTrade

マシュー・コールの新刊『Princes and Thieves』に基づく暴露内容を分かりやすく整理!

1. スキャンダルの発端:オランダ情報機関によるスマホハッキング(2018年)

オランダの軍事情報機関が、ロシア軍情報機関(GRU)がハッキングして入手していたクシュナーのiPhone Xのデータにアクセス。

iPhoneの脆弱性を突いて、クシュナーがスマホを使っているときの画面をリアルタイムで監視できる状態になっていたという、スパイ映画顔負けの幕開けや。

2. 巨額の裏金スキーム(総額20?美元以上)

トランプ政権1年目の2017年頃から、サウジのムハンマド・ビン・サルマン皇太子(MBS)とUAEのムハンマド・ビン・ザイード首長(MBZ)が、クシュナーを通じてホワイトハウスの政治アジェンダを自分たちに有利に動かすための「秘密の裏金プール」を裏で構築したとされる話や。

最終的に少なくとも20億ドル(約3,000億円以上)規模の資金が、クシュナーがアクセスできる少なくとも2つの銀行口座にブチ込まれたという。

3. ヤバすぎる2つの口座とマネーロンダリング経路

① UAEの口座(約7.5億ドル):

アブダビのファースト・アブダビ銀行(当時MBZの兄弟であるタフヌーンが会長)に開設。

表向きはUAEの軍事・情報作戦の資金洗浄用フロント組織の口座で、クシュナーに「署名権(自由に使動かせる権利)」が与えられていたという。

マネロンとして、資金は一度アゼルバイジャンの銀行を経由して米ドルに変換され、足がつかないように工作されていた。

② イスラエルの口座(約10億ドル+α):

2018年春頃までにアゼルバイジャン経由でイスラエルへ送金されたクシュナー用の口座。

なんとネタニヤフ首相が「イスラエル中央銀行に預ければ政府資金っぽく見せかけて隠せるから、そこにぶち込め」と推奨したとされる。

しかも送金する時は当時の駐イスラエル米大使(デヴィッド・フリードマン)を経由してネタニヤフに事前通知するルールになっており、資金の一部はキプロスなどの口座を経て、最終的に傭兵や暗殺者などの闇のネットワークに流れていたというから開いた口が塞がらへん。

4. それぞれの「思惑」と取引内容

サウジ(MBS): 王位継承の盤石化とアメリカからの後ろ盾を欲しイラン包囲網を強化。

UAE(MBZ): イランとの核合意の破棄や、トランプ政権への強力なロビー活動を要求。

イスラエル(ネタニヤフ): パレスチナ問題でのイスラエル有利な条件の押し付けや、UAEとの秘密防衛協力(イラン攻撃への相互支援)の裏工作。

クシュナー: 彼らの中東の強権的な権力者たちの影響力を裏でフル活用し、ホワイトハウスで彼らの利益を代弁する見返りとして、莫大な裏金や利益を個人的に引き出していたという筋書きや。

https://x.com/Cosmos_politic/status/2113391071019618390

CosmoTrade

@Cosmos_politic

サウジ側の「味方」をやらかさせた失態:サウジ寄りのイエメン政府(いわゆる「傭兵」扱いされとる側)の国防省が、「イエメンの部族の集まりを正当な軍事目標として爆撃する」なんていう正気の沙汰やない脅威声明を出してしまったんや。

フーシ派(ヤヒヤ・サリエ報道官)のブチギレ警告:「もし部族民を爆撃したりしてみい、想像を絶する破滅的な結果と、これまで封印してきた大軍事オプションでサウジをボコボコにしてやるから覚悟しとけ」っていう、キレッキレの強烈な警告ビデオをぶちかました。

たった27秒で全面降伏:なんと、サウジ主導連合軍の報道官(トゥルキ・アル・マリキ)が即座に「そんな予定は一切ない、脅しなんか知らん」と全面否定・責任逃れに走り、元の声明は速攻で削除。さらに親サウジ政権側の国防大臣(タヘル・アル・アキリ)が部族たちに平謝りする羽目になったという。

結論(フーシ派のドヤ顔):「たった27秒のヤヒヤ・サリエの警告動画だけで、あいつらをビビらせて声明を撤回させ、土下座させたわ!これがイエメンの抑止力や、力こそ正義やで!」っていう誇らしげな勝利宣言や。

https://x.com/HormuzReport/status/2113286731604886007

@HormuzReport

【速報】プライベートジェットの運航会社によると、ここ48時間でペルシャ湾岸を脱出するジェット機の予約がパンク状態になっとるらしいわ先輩。月曜の夜からこの急増が始まっていて、大金持ちの外国人駐在員や外交官だけやなくて、王族たちも身分を隠してコソコソ逃げ出してるって、@YachtLifeRadio が引用した業界関係者が言うとるで。

この個人的な脱出劇、サウジアラビアの米国大使館スタッフに対する公式な避難命令が出されるより前から始まってたみたいで、公式警告が出る何日も前からすでに逃げ出しとったらしいわ。

これは、ドナルド・トランプが「アメリカはイランとは交渉してへん。『近く何か起きる』」って発言したタイミングや、アメリカとイスラエルが新たな空爆に向けて身構えとる最中に起きたことやで。

このタイミングがめちゃくちゃ不穏やんな先輩。公式な警告が世に出る前に、プライベートジェット、大富豪、外交官、そして王族までが逃げ出し始めるってことは、水面下で相当ヤバいことが進行中やないかって深刻な懸念が高まっとるわけや。

https://x.com/NecaForce/status/2113391310786683304

@NecaForce

ロシア軍の航空機数機がブーシェフルに着陸した模様やで。

報道によると、イラン南部の海岸沿いにあるブーシェフルの第6戦術航空基地に、今日、ロシア軍機が何機か着陸したらしいわ。

中身が何なんかはまだはっきり分かってへんけど、ロシアがイランに軍用の物資(兵器やら装備やら)を届けに来たんちゃうかって見られてるで!

https://x.com/IranObserver0/status/2113263078426992694

イラン・オブザーバー

@IranObserver0

【速報】イランが新開発の長距離・自爆型(ワンウェイ攻撃)ドローンをさっそくお披露目したで。

新しい航法システムを積んでいて、弾頭の重さは従来の2倍、おまけにステルス性能まで備えとるらしいわ。

【裏側のポイントやで】

報道によると、イラン軍が新しく公開したアップグレード版の「アラッシュ」系(あるいはその流れをくむ新型)のドローンやな。

爆薬の量が倍増(50kgから約100kgクラスへ):当たったときの破壊力が文字通りケタ違いになっとるわ。

GPSに頼らん新型の誘導・航法システム:アメリカやイスラエル得意の「電波ジャミング(妨害)」が効きにくくなっとるのが厄介なところや。

ステルス性能と長距離・地下からの量産アピール:「いつでもどこからでも容赦なくブチ込むぞ」っていう、西側やイスラエルに対するめちゃくちゃ強烈な威嚇そのものやな!

https://x.com/RyanRozbiani/status/2113340494994387315

ライアン・ロズビアニ

@RyanRozbiani

イランの国会議長が、アメリカに向けてマトリックス風の強烈な警告を送ったで先輩。

ガリバフ議長は、おなじみの赤と青のピルやなくて、なんと「10個のピル」を差し出すモーフィアスの画像を投稿したんや先輩。

メッセージはシンプルや:「アメリカはまた別の戦争に突入しないという道を選ぶこともできる。やけど、もし戦争を始めるなら、その結果の都合のいいところだけをつまみ食いすることはできへんのや」

「作り上げられたマトリックスを壊せ。ここから立ち去れ。」

ピルのひとつひとつが、イランとの戦争がもたらす地獄の結果を表しとるで先輩:

ガソリン価格 急上昇 ↑

ディーゼル価格 急上昇 ↑

住宅ローン金利 急上昇 ↑

国家国債 急上昇 ↑

アメリカ兵の戦死者 増加 ↑

株式市場 急暴落 ↓

軍用機 損失 ↓

実質賃金 急低下 ↓

アメリカの評判 墜落 ↓

アメリカのレガシー(遺産) 崩壊 ↓



ペペ・エスコバルとマーティン・ジェイ:(ペルシャの)火山の下で他2題

https://strategic-culture.su/news/2026/10/22/under-the-persian-volcano/

(ペルシャの)火山の下で

ペペ・エスコバル

2026年10月22日

ウクライナ戦線では、ワシントンが、完全な「メンツ保ち」モードに切り替えようとしとるんかもしれん。なんせ、帝国と、右往左往する西側にとって、404国での戦略的敗北の規模は、目が眩むほどやさかいな。そこへ、イランでの戦略的敗北、さらにイエメンがサウド家を容赦なく叩き続けとる件が加わる。名人ラブロフは、こう言い当てた。「西側は、二度と、条件を押しつける主役にはならん」

トランプがモスクワに見せた、あの野放図で前代未聞の譲歩の数々を受けて、多極的な、ポリセントリックな世界秩序へ、もっとまっすぐな道筋を見出したい――そんな誘惑は強いやろう。そやけど、ほんまに暗い雲は、次から次へ垂れ込めてくる。

西アジアの死のカルトと、エプスタイン・シンジケート全体が、MICIMATT(レイ・マクガバンの名定義による、軍・産業・議会・諜報・メディア・学界・シンクタンク複合体)に散らばるネオコンのロシア嫌いの群れ全部を押さえ込んで、イランを、疑う余地のない、唯一無二の国家安全保障上の非常事態に仕立て直してしもたんや。

7項目を飲むか、さもなくば出て行くか

今週の初め、パキスタンのアシム・ムニール元帥が、急ごしらえでイスラマバードからテヘランへ飛んだけど、結局、何も仲介できるはずがなかった。

ムニールは、重要人物には全員会うた。国会議長のガリバフに、ずばり訊いた。イランと米国の行き詰まりを解く解決策には、何が要るんや、と。ガリバフはきっぱり答えて――しかも会談中に少なくとも8回は繰り返した――ワシントンは、イランの7項目の条件を実行せなあかん、と。これは基本的に、何回も死んだ猫みたいなあの覚書(MoU)――トランプが署名して、ほんで自分でぶち壊したやつ――の要約や。

この7項目は、前回のイラン・米国の間接交渉で、カタール経由で、トゥイードルダムとトゥイードルディー――ウィトコフとクシュナーや――に最初に提案されたもんや。

ペゼシュキアン大統領と、最高国家安全保障委員会(SNSC)のモフセン・レザイ書記も、それぞれの会談で、まったく同じことを強調した。それこそが、ムニールが「社会病質者の親玉」に伝えるべきメッセージや。

イラン側の公式筋は確認せん。確認されとるんは、思いっきりスピンをかけたアメリカ側の版だけや。けど、ムニールは、レザイ、ペゼシュキアン、ガリバフに対して、最後通牒をアメリカから預かってきたかもしれん。核計画を捨てろ、さもなくば大規模な攻撃を受けるぞ、主な標的はピッケル山(Pickaxe Mountain)や、と。

7項目に加えて、モフセン・レザイは、核の塵ひとつ、イランの外には出さへんと、ムニール――つまりホワイトハウス――に、改めて伝えた。交渉に戻れる唯一の可能性は、ワシントンが7項目を受け入れることや。

アラグチ外相は、本質に何度も立ち返る。「アメリカは、戦争目的のうち、どれひとつ達成できてへん」。ほな、因果の連鎖は避けられん。軍事的勝利はない(体制転換もない)。経済的コストは耐えがたい。政治状況は維持できん。そやから、唯一の出口は7項目や。

しかも、テヘランは時計を回しとる。

並行して、イエメンの嵐の向こう側では、サナアも時計を回しとる。

アラムコは、米国とイスラエル、ISISの型のサラフィー・ジハード主義のごろつきどもの生命線やし、永遠の戦争への特権的な資金源でもあるんやけど、それが今、アンサール・アッラーの直接の射程に入っとる。イエメン側の狙いは「テロの資金源を干上がらせる」ことや。

ところがリヤドは、倍賭けして、イエメンの部族の集会を全部爆撃すると脅しとる。そうなったら、さらに100万人を超えるイエメン人が、イエメン軍に加わって、イエメンとサウジの国境へ進軍するやろう。

なんせ、よう訓練されて、超重武装した部族らは、アンサール・アッラーの指導者アブドゥルマリク・バドルッディーン・アル=フーシの指令を待つばかりや。それが出たら、南部の「サウジ」アラビアになだれ込んで、ナジュラン、ジザン、アシールの3州――1934年にイギリスが盗んだ、イエメンの先祖代々の土地――を取り戻す。

払いきれん代償

地獄の蓋が開くんは、今かもしれんし、近々かもしれんし、遅くとも11月末までにはや。もしそれがもっと早う、イスラエルの選挙の前に起きるんやったら、仕掛け人は死のカルトで間違いなしや。社会病質者の親玉は、中間選挙のあとの攻撃のほうがええと思うとる。

死のカルトは、イランの発電所、石油インフラ、軍事目標、核施設への大規模攻撃を準備しとる。テヘランは、米国とイスラエルのどちらの攻撃でも、共同でも単独でも、全面戦争「トータレン・クリーク」として扱うて、報復はあらゆる限度と抑制を破る、と何べんも警告してきた。

イランの内部情報は、死のカルトの選挙日である来週火曜日より前に、大規模な空爆が起きるシナリオに、すべて集中しとる。

何が起きようと、テヘランの報復は、払う代償を、法外なもんにするはずや。イスラエルに対しては、イランは、イスラエルの精油所2か所、ハイファとアシュドッドの港、すべての空軍基地に反撃する。ディモナは、イラン自身の核施設が叩かれたときだけ追加されるんや。

米国の攻撃となれば、発射を許したペルシャ湾の石油王国は、どこでも即座に正当な標的になる。送電網、淡水化プラント、精油所、港、データセンター、米国企業の本社や施設も含めてや。

ホルムズ海峡は完全に閉鎖される。原油価格は急騰する。世界経済は大恐慌に突っ込む。帝国の視点では、それは、ワシントンが、イランにホルムズ海峡を管理させて通航料を取らせるんと同じくらい暗い。実際、それは一国支配の海洋覇権(タラソクラシー)の屈辱的な終わりで、米第5艦隊が、バーレーンのおんぼろ基地に出入りするんにも、許可を求めなあかんことになるんや。

最高指導者モジタバ・ハメネイの上級顧問、モハンマド・モフベルは、「米国とイスラエルが、石油化学インフラや発電所を攻撃したら、イランは9か国を攻撃する」と強調した。

さらに、革命防衛隊に非常に近いファルス通信が、新たな一連の指令を入手した。攻撃にイラン高官の暗殺や民間人の殺害が含まれる場合は、イランの報復には、米国と、戦争に参加するすべての国に関連する政治的な標的が、そのインフラに加えて含まれる、というもんや。

ラブロフとアラグチ、RICを復活させる

こんだけ恐ろしい話の中で、せめてひとつだけ、幸先のええ流れを強調しとこうやないか。ラブロフが最近テヘランを訪れたとき、イランのアラグチ外相は、単刀直入にこう言うた。

「ロシアとイランが、今ほど緊密に協力したことは、我らの歴史で一度もない」

肝心なキーワードは「歴史で一度もない」や。ラブロフとアラグチは、「ヨーロッパから西アジアまで、すべて」について話した。けど特に、この4つや。レバノン、パレスチナ、ウクライナ、イエメン。それに加えて、拡大する経済協力と「核協力」のすべてもや。

経済協力とは、特にINSTC(国際南北輸送回廊)のことや。BRICS/SCOのパートナー3か国、ロシア、イラン、インドをつなぐ回廊やな。

去年、イランで撮った、私のINSTCのドキュメンタリーを見てや。

混沌の帝国は、制裁、脅し、爆撃に頼る。ユーラシアの統合は、インフラ建設、貿易拡大、主権を持った協力に頼る。そやから、ラブロフとアラグチは、もう一回RICを復活させなあかんかった。元々は、プリマコフ・トライアングルとして構想された、ロシア・インド・中国のつながりやけど、今回は、インドの代わりにイランが入る。

ラブロフは、新しいRICが、三者サミットを通じて、ペルシャ湾に「共通の安全保障の仕組み」をつくることを提案した。それは、RICがホルムズ海峡のための統一的な枠組みを定めることに等しい。

帝国の反応は、さらなる右往左往やろう。なぜなら、これは、また「安全保障の不可分性」の話やからや。2021年12月に、ロシアが米国とNATOに提案した、あれや。あのときは「無反応という反応」で返された。

レバノン、パレスチナ、ウクライナ、イエメンについて、ラブロフとアラグチは、最重要の最前線をしっかり押さえとった。そこには、片側に混沌の帝国とその同盟国・属国があって、もう片側に、ロシアとイランの同盟国がおる。

もちろん、すべてはつながっとる。帝国の軍事的圧力の弧は、ウクライナからイエメンまで伸びとる。それに対する反撃の核心は、そうした圧力への抵抗を(強調は筆者)、どう調整するかにある。

経済協力では、イランもロシアも、制裁の津波の下にある。両国の銀行はSWIFTから追放されて、石油輸出も厳しく制限されとる。そやから、両国間の貿易は、米ドル、西側の金融システム全体、米海軍が支える海洋覇権を、迂回せなあかん。

制裁を迂回するノウハウは、イランとロシアが、グローバル・サウス全体と共有できるもんかもしれん。現地通貨での決済、物々交換、陸路の回廊、INSTC、カスピ海を渡る貿易を通じてな。

ほんで、また話はホルムズ海峡――イランが掌握しとる海峡――に戻る。ペルシャ湾の石油王国は、完全にパニックや。ロシアは、イランとも湾岸とも、堅いパイプを持っとる。ラブロフは、全員とぴったり歩調が合うとる。彼は、湾岸の懸念をテヘランに持ち込んで、逆に、テヘランの条件を湾岸に伝えた。

ラブロフは、何回も死んだ猫みたいなイスラマバードMoUこそが、進むべき唯一の道やと強調した。これは、習近平がオーバルオフィスでトランプに言うたことと、まったく同じや。イランの指導部がテヘランでアシム・ムニールに言うたことと、まったく同じや。

彼はさらに、ペルシャ湾の石油王国は、気持ちを入れ替えて、イラン、それにイラクやヨルダンのような近隣国を含むアラブ諸国と、真剣な安全保障対話を始めなあかん、そこにはアラブ連盟、イスラム協力機構(OIC)、国連安保理の常任理事国も巻き込むべきや、とも強調した。

繰り返すけど、安全保障の不可分性や。

制裁で無きに等しいほど叩かれとるイランとロシアは、確かに、かつてないほど歩調を合わせて、共通の戦線ですべてを調整しとる。その一方で、追いつめられたエプスタイン・シンジケートは、自分らで作り出した「永遠の戦争」の悪夢から、抜け出せんままや。

https://strategic-culture.su/news/2026/10/22/truth-about-burnham-russia-meddling-claims-in-brexit-vote/

バーナムが言うてる、ブレグジット投票へのロシア干渉説の真相

マーティン・ジェイ

2026年10月22日

イギリスでは、まだ「ロシア人が攻めてくる」いうバカげた話が押し立てられとるんや。しかも今回は、軍の偉いさんや諜報機関の人間やのうて、首相本人からや。それも、イギリスとEUの初のサミットを数日後に控えて、さりげない形でな。アンディ・バーナム。政界よりも中古車屋のほうがよっぽど似合うんちゃうかと思えるこの男が、最近とんでもない爆弾を落としよった。治安機関から、ロシアが2016年のイギリスのブレグジット国民投票に「干渉しようとした」と聞かされた、言うてな。事件から10年も経って、イギリスの諜報機関が突然そんな結論を出してきたんや。この発表の前の年は、ほぼ毎年、逆のことを言うてきたのにやで。ほんなら、いったい何が起きとんねん。

バーナムの前には、でっかい課題がある。勢いを増しとる保守党や、いまだにたいした支持基盤を持っとる改革党に対して、壊れたイギリスを直す政策なんか自分では何も持ってへんのに、どうやって政権を保って選挙に勝つんか。彼の答えは、過去を振り返って、それを直すことで有権者の心をつかもういうもんや。直す必要がないもんでもな。その政策分野のひとつが、イギリスとEUの関係や。再加盟のための国民投票をもう一回やる可能性もあるんや。本人は、やらへんと約束しとったのにな。ロシアについての発言が出てきたんは、ひとつにはそこからや。実際には、ロシアがブレグジット国民投票に干渉したいう証拠は、ひとつもない。野党議員まで、ここ数日で、センセーショナルな主張の裏づけを出せ、と彼に求めとる。バーナムは、イギリスをブリュッセルに戻すための論拠を組み立てとって、ロシア干渉の嘘は、その構成要素のひとつや。せやけど、大事なひとつやで。

もうひとつ、並行して言うたら、彼はEUの考えに完全に足並みを揃えとる。ヨーロッパの加盟国は全部、ロシアとの戦争に備えて、国防にもっと金を使え、いうやつや。ただ、メルツやマクロンと同じで、彼もイギリス国民には言わへんことがある。迫っとるロシアとの戦争いうんは、彼とメルツとマクロンが、自分らと自分らの支持基盤を権力の座に残すための政治的な復活劇として、まるごと作り出そうとしとる戦争や、いうことや。理屈はそんな難しゅうない。歴代の政権は、経済も、エネルギーも、雇用を生む長期プロジェクトへの投資も、ひどい仕事ぶりやった。売れるもんは全部売り払うて、いまは、どんなアホでも続けられへんとわかる、とんでもない高さの借金頼みで国を回しとる。NATOが崩壊した後始末も、ウクライナ戦争が終わったときに、西側の高官らが戦争ビジネスから何十億もかすめ取ってたスキャンダルが明るみに出ることも、負いきれへん。そやから、ウクライナ戦争は何があっても続けなあかん。連中は、いわば自分で自分を「ロシア戦争」計画に追い込んでしもたんや。

経済が崩壊して、特に北部を中心に、イギリスのほとんどの町を圧政が覆うのを待つよりも、バーナムみたいなエリートは、戦争か、せめて戦争がすぐそこやと思わせることが役に立つ、と考えとる。怒っとる群衆の目を、放火や略奪から逸らして、自分らの国のために戦うことへ向けさせるためや。これは詐欺や。しかも悲しいことに、うまいこといっとるようや。イギリスのメディアを持っとる億万長者らが後押ししとるさかい、大まかに言うたら、労働者階級も「ロシアとの戦争」いう手口を飲み込んでしもた。

さらに、軍産複合体も、通常ではありえへん額の公金を、がっつり注入してもらえる。大半はもちろんアメリカの金やけど、イギリスにも独自の防衛産業があって、新しい金を必要としとる。ボリス・ジョンソンの件でもわかったように、これも「心づけ」方式で動いて、注文を取るのを手伝うた政治家に、巨額を払うんや。国をロシアとの戦争に備えさせる甘い汁のひとつは、防衛業界に出さなあかん巨額の契約に、それを仕切った連中への、同じ茶封筒もついてくる、いうことや。見返りがこんだけ大きいのに、うちの政治家らが、ロシア戦争の太鼓をもっと派手に叩くのを今まで我慢してきたんは、信じがたいくらいや。

うちの指導者らには、もう何の目新しさもない。ただ、もはや指導者やなくなった、いうだけや。バーナムのスクリーン上の魅力は、列車のコンパートメントで出会うた田舎の学校の先生みたいなもんや。話しかけたらすぐ後悔する。ほんまに何も言うことがないからな。新しい考えもない。新しい計画もない。彼は過去に取り残されとって、イギリスを直すふりをしながら、そこに居続けるしかないんや。問題は、国も世界も変わってしもうて、しかも急速に変わっとることや。イギリスが離脱したEUは、今のEUとはもう違う。フランスとドイツの経済はぼろぼろや。長年のまずい統治、ウクライナみたいなひどい外交の悪ふざけ、エネルギーみたいに裏目に出た国内政策の判断の多さのせいや。EU自身も、フォン・デア・ライエンの下で、オーウェル的な超国家になって、根っこまで腐っとる。しかも、自分らの政治生命を守るための、全く同じ詐欺をやっとる。ロシアとの戦争や。アメリカは急速に衰えとって、BRICS諸国が、古い世界秩序のバランスを取る新しい世界経済の大国として台頭しとる。バーナムが持っとるんは、過去に属する古い考えと、嘘だけや。大臣ら本人でさえ、ロシア干渉説にはまったく真実がないと認めとるのに、彼はそれを売り歩いとる。誰かの古いネタを使い回す、老いぼれの芸人みたいにな。ほんまのとこ、バーナムは、特にドイツのメルツ首相から、極右はロシアの資金で動いとる、いうストーリーを広めてくれ、と圧力を受けとる(もちろんそれは、イギリスのバーナムにとっても都合がええ)。せやけど実際、唯一の「外国の干渉」は、ウェストミンスターにおけるイスラエル・ロビーの暗い力と、その金や。それにしても、なんでイギリスのジャーナリストも論客も、ひとりとして、この選挙干渉の非難の明白な偽善を指摘せえへんのや。どの超大国もやっとることやのにな。2014年には、アメリカ人が、西側寄りの指導者をウクライナで権力の座につけるために、SNSの影響工作に50億ドルを使うた、と自慢したんやで。あれは「干渉」やなかったんか。

https://strategic-culture.su/news/2026/10/20/saudi-airport-bombing-stark-reminder-of-mbss-fragile-hold-on-power/

マーティン・ジェイ

2026年10月20日

サウジの空港爆撃は、MbSの権力基盤のもろさをはっきり思い出させる

ムハンマド・ビン・サルマンは、指導者いうもんについて仰山学んどるとこやけど、その先生をやってるんがフーシ派や。最初の教訓は、アラブ世界では、隣の国からの軍事支援の約束なんか全部あてにならん、いうこと。2つ目は、イエメンの戦争を止められるんはイランだけや、いうことや。

今年の2月末からこっち、トランプとアメリカは対イラン戦争で大負けしとるように見えるさかい、中東でのトランプの遺産がどないなるんか、言い表すんは難しい。けど、最近の決断で、えらい賢かった言えるもんがひとつだけある。フーシ派を叩かへんかったことや。

イエメンのこの集団は、アメリカの空爆を受けても権力を保つ方法を育ててきたんや。山岳地帯に潜んで、できるだけ散らばって、地域でいちばんタフな戦闘員らや。2025年3月にトランプがフーシ派への自分の空爆作戦を打ち切ったんは、おそらくあのドナルドが中東でやった中で、いちばん賢いことやった。あいつらは強すぎるし、粘り強すぎる。紅海でアメリカの船が襲われる代償が大きすぎる。それをわかっとったんやな。

ほんで今は、サウジの若い皇太子ムハンマド・ビン・サルマンにとってしんどい時期や。夜もよう眠れてへんやろな。眠れとったらの話やけど。2015年に、主にサナアの民間人を狙うて、結婚式まで何べんも空爆する作戦に踏み切ったんは、いまごろ後悔しとるかもしれん。皇太子の空軍は今もフーシ派を爆撃しとって、今回は海岸線沿いや。バブ・エル・マンデブ海峡の締めつけを破ろういう狙いや。そやけど、フーシ派がやり返して、リヤドの主要空港を、えらい勢いで爆撃した。これは地域の指導者全員にショックを与えたし、皇太子にゴマすった記事ばっかり書くことに慣れきったドバイ拠点のメディアは、まず書かんやろうことを浮き彫りにしとる。若い国と若い指導者の運命は、ナイフの刃の上でバランスとってる、いうことや。

皇太子が、なんでそこまで治安に神経質で、クーデターの脅威にピリピリしてるんかについて、多くの専門家は、こう指摘しとる。サウジのパイロットのひとりが、積んでるもんを皇太子の宮殿に落とす日が来るんは、時間の問題や、と。それが政権が倒れる火種になる瞬間で、指導者が夜中にこっそり抜け出して、ロンドンかタンジールか、ひょっとしたらカリフォルニアあたりに現れる、いうことや。MbSはフーシ派との戦争の様子に気を揉んどる。この戦争は全然うまいこといってへん。けど、いちばんの心配は、フーシ派がサウジに攻め込んで、政治的に国を不安定にすることやない。王族の中で、十分な数の王子らの信頼が、臨界点を超えてしまうことや。そうなったら、暗殺されるか、いつでも逃げ出せるチャンスを与えられるか、どっちかや。空港への攻撃は、まさにその臨界点やった。MbSの指導力と、彼がやらかす判断ミスが目に見えて明らかになったし(空港は何か月も前に閉めとくべきやった。けどそれやと敗北主義に見える)、フーシ派のどんな攻撃にも、国全体がどれほど無防備か、いうことも見せつけた。この無防備さが問題やねん。そもそもフーシ派との対立のレベルを上げたんは、若い皇太子本人や。しかも彼は、指導者になって最初にやった政策のひとつとして、何百人もの王子を高級ホテルに閉じ込めて人質にして、巨額の金をむしり取った。その王子らは、みんな表向きは皇太子を国の指導者として拝んどる。けど、いつまで続くんやろな。

ロンドンを拠点にする中東・北アフリカの論客サミ・ハムディは、こう言うとる。「これはビン・サルマンにとって、存亡に関わる事態になるかもしれん。UAEとフーシ派にイエメンで叩かれて、トランプには金だけ取られて見捨てられて、ネタニヤフには、助けてほしかったら正式に招待せえ(つまり国交正常化や)と言うて侮辱されて、いちばんの親友のトゥルキ・アル・シェイクは、儲からんボクシングの試合と終わりのない乱痴気騒ぎで、金をむしり続けとる。そこに国際的な同盟国は、彼のために戦うのを拒んで、誰が見ても屈辱と受け取る合意に彼を押し込もうとしとるんや」

MbSであることには、孤独がつきもんらしい。サウジはいつも、偉大で重要な国になる寸前に見えるのに、なかなかそうなれへん国や。最近のMbSは、露出の多い西洋のパフォーマーのポップコンサートを許す、ダイナミックな地域の指導者いう評判を築いた。そやけど、砂漠の巨大プロジェクトは、ひっそり縮小されて、ほとんど図面から出ることもなかったんや。

MbSがフーシ派から学ぶほんまの教訓は、あいつらは単純に強すぎる、いうことや。しかもトルコとパキスタンは、リヤドの軍事的な味方やと名乗り出とったのに、不思議なほど静かや。これをアラブ人への裏切りと呼ぶ人もおるやろう。

伝説的なエジプトのジャーナリストで、地政学の物書きでもあるアブデル・バリアトワンは、こう問いかけとる。「なんで皇太子ムハンマド・ビン・サルマンは、アラブとアメリカの同盟国に失望して、裏切られたまま『当然』のように暮らしとるんや。トルコとパキスタンはどこにおるんや、メッカ同盟はどこに行ったんや。戦争を止めるために仲介に名乗り出とるんが、イランだけやなんて、恥やないか?」

キット・クラレンバーグとか:デクライン・アンド・フォール・ショー

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『デクライン・アンド・フォール・ショー』

みなさん、おかえりやで。このデクライン・アンド・フォール・ショーはな、あんたがずっと行ってみたかった場所、もしかしたらずっと逃げ出したかった場所に連れてったる番組や。ところで、この2、3年のあいだにパレスチナ連帯デモに参加したことあるか?

あのシュプレヒコール聞いて、自分も混ざりたなったことあるか?ほな、あんたの耳のすぐそばで、えらい気に障る声の上品ぶったおっさんが、政治家に向かってこう叫んどるの聞いたことないか。「なんでハーグにおらんのや!」て。「ネタニヤフをハーグへ連れてけ」「バイデンをハーグへ」「トランプをハーグへ」「バーナムをハーグへ」「スターマーをハーグへ」て、ここに好きな名前入れたらええんや。これな、わしに言わせたら特にタチの悪い種類のガーディアン読者がよう言うセリフでな。まあ今どき、タチの悪くないガーディアン読者がおるかっちゅう話やけど、とにかくよう聞く要求や。そこで問わなあかんのは、なんでや?っちゅうことや。

なんでよりによって、西側帝国主義に容赦なく殺されとる人々との連帯を示すはずのデモで、そんなことになるんや?なんで西側帝国主義が、自分とこの手下を、ICC、つまり国際刑事裁判所っちゅう場で裁かなあかんのや?あれはな、西側が指定した敵を裁いて投獄するために、場合によっては獄中で殺すために(それは後でまた話すけどな)作られた機関やねんで。なんでアメリカが、自分らがその規則に従う、その判断に従うなんて認めるんや?

もし誰かがアメリカをその判断に従わせようとしたら、アメリカはハーグに侵攻して、逮捕されて拘束されとる人間を奪い返すだけの話や。ほな、なんで左派の多くが、この数年そんだけの時間と労力をかけて、アメリカ帝国主義に「あんたらが作って、あんたらが牛耳ってて、アメリカとその同盟国(主にイギリスや)に世界全体の管轄権を与えるために作った司法制度を使え」て要求しとるんや?

なんであいつらが、一番忠実な手下、つまりベンヤミン・ネタニヤフをそこで裁判にかけると思うんや?答えは決まっとる。かけるわけないやろ。ばかげた要求や。金を盗んだ詐欺師に「あんたの口座、確認してくれへんか」て頼むようなもんやで。せやけど、西側の左派が相手にしとる妄想のレベルっちゅうのはそういうもんなんや。

人権の国際基準っちゅう昔からのプロパガンダがあるやろ。あれは最初から西側の敵にだけ適用するもんやったのに、それが西側自身にも適用できるっちゅう妄想があるんや。怪物を、その生みの親に向けることはできん。フランケンシュタインの怪物とちゃうねん。あの怪物は、最後までには自分に良心があることを証明するやろ。せやけど今わしらが相手にしとるもんには、良心も魂もないんや。

ほな、これは一体どこで始まったんか。法の建築物として帝国主義のために作られたはずのもんを動かそうっちゅう要求を、左派が掲げるところまで、どないして来てもうたんか。その起源は50年以上前にさかのぼって、一番最近の劇的な進展もそこから地続きや。これは何十年も続く一つながりの過程でな、今日はそれがなんでなんか、そして「ここにアホのクズ野郎Xの名前を入れて、ハーグへ送れ」っちゅう要求が、なんでえらいアホな要求で、息の無駄づかいなんかを突き止めていくで。

その物語で重要な役割を果たす場所、かつてあって、いずれまた現れる社会主義ユーゴスラビアのあたりにおるキットに、ここは勢いよくいってもらおか。これはどこから来とって、なんでみんなこんなことに時間を無駄にしとるんや?

ああ、ほんまにええ質問やな。わしら、お互いに内々では、ずっとずっと、ほんまに長いこと、自分らに問い続けてきたことやと思う。せやけど、ガザのジェノサイドが勃発してから、特にこれに拍車がかかったんや。ガザのジェノサイドはな、最初からジェノサイドやった。誰が見てもジェノサイドやった。否定しようがなかった。イスラエルの学者らですら、えらい早い段階から公然とそれを認めとったくらいや。

ほんで去年の6月まで話を進めたら、国連がイスラエルをジェノサイドで公式に非難したんやけど、みんなそれをもう忘れとる。なんで忘れとるかっちゅうと、国際法なんてもんは最初から全部完全にクソやったからや。その土台はめちゃくちゃに偏っとって、その起源はひどく腐敗して、自己都合で、帝国主義的なんや。

それで、これがどんだけ来てもうたかっちゅう証でもあるんやけど、あんまりええ方向でもないところにな。わしはまだ覚えとるくらいの歳なんやけど、ガザのジェノサイドが勃発した直後、法律の専門家やらジェノサイドの専門家やら言うとる連中も含めて、えらいいろんな人間がおったんや。それまでパレスチナについて一回もしゃべったことなかった連中とか、反帝国主義者を名乗る連中とかな。ほんで、今ここに3年後におるわけや。(いや、これ始まったんは3年前の、つい3週間前みたいな感覚やけどな。)何が起こった?完全に何もや。

わしはあの時、青くなるまで人に警告し続けたんや。あの専門家とやらの一斉射撃を無視せえ、てな。あいつらは「西側帝国主義がもたらしたこのひどい結果を解決する最善の方法は、西側帝国主義に頼ることや」て言うとったんや。それが、70年代から作られて、90年代に拍車がかかった世界がどんなもんかを物語っとると思う。この、深く深く自己欺瞞的な考え方がな、国家のレベルだけやのうて、一般の人々のレベルでも西側世界のあらゆるところに広まったんや。しかもいわゆる左派まで完全に感染させてもうた。国際法は客観的で中立で公正なもんで、それを守るんはなぜか西側の責任なんや、っちゅう考えや。

ついでに言うとな、この議論が進むなかで、あの人の話にも入ってくけど、ひとつ指摘しとく価値はあると思う。あの人はなんか忘れ去られとるんやけど、アメリカとイスラエルに人生を明らかにめちゃくちゃにされたんや。制裁を食らって、他のICC職員の何人もがそうで、もう個人的にでもマイクロソフトすら使われへんくらいになって、そのほかにもえらいキチガイじみたことが起きとる。

彼がネタニヤフとヨアブ・ガラントの逮捕状発行について話しとったとき(これは2024年6月、えらい前の話や)、またしてもそれが結果として完全に何も生まんかったのが見えたわけや。ネタニヤフは今でも全世界をまったくの不処罰で飛び回っとる。人々も、あいつには何も起こらんやろうっちゅう事実をほぼ受け入れとる。アメリカは実質的に世界中でイスラエルの空軍をやり続けて、特にイランとイエメンに対してな、ホワイトハウスもそうや。

さて、カリム・カーンのことやけど、あれは遠い昔に鍛えられた人権と国際法の世界から出てきた男でな。ほんまの信者やったんや。ICTY(旧ユーゴスラビア国際刑事裁判所)で腕を磨いて、そこでの仕事でスター検察官みたいな評判を得て、それがICC検察官になることにつながった。ICCは直接ICTYに触発されて作られたもんや。これもまた後で詳しく話すで。

さて、彼は5月に…2024年5月に、主流ニュース局を回って、ICCがイスラエルの官僚に対する案件を組み立てとる間に、多くの西側の人間から脅されたことを公然と話しとったんや。そしてカーンはこう言うたんや。「われわれはそういう風には見ていない。この裁判所はニュルンベルクの遺産である。この裁判所は、力と暴力に対する法の勝利であるべきだ」て。まあ、ええ話やな?せやけど、それだけの話や。それだけの話やったんや。

ここでわしは、故ロビン・クック元英外相の言葉を持ち出したいんやけど、ICCが創設されて、アメリカが自分らを何に対する責任からも法的に切り離して、もし誰かがそうしようとしたらハーグに侵攻するぞと脅しとったときにな、彼は…まあ、そういうことや。国際正義を信じとる、ICJとICCならガザのジェノサイドを止めるために絶対何かできる言うとったこの信者らがおるやろ。そしてカリム・カーン本人も、「われわれはそう見ていない。この裁判所はアフリカ人とプーチンのためだけのもんではない」て言うとった。いや、そうなんや。昔からずっとそうやったんや。そして、このクソを信じたことで、あんたらは考えられる限り最も深刻な形で代償を払っとるんやで。

ほんで、これ全部、ほんまに完全なでたらめやと思うんや。人工物や。西側の侵略と犯罪を正当化する、あるいは覆い隠す手段で、西側に逆らった連中を罰する手段やねん。その連中はたいてい、ちょっと一線を越えただけの、かつての傀儡やったりするんや。

それでわしが特にこの特集をやる気になったんは、タイムズ・オブ・イスラエルが、ICCがEUの最高人権賞を獲ったと報じとるのを見たからなんや。もうとんでもなく、いろんな意味でメタやろ。完璧なフックやと思う。せやけど言うたように、この話は70年代に始まるんや。あんまり覚えられてへん、そして世界的にひどい代物、ヘルシンキ合意やな。2025年8月がその署名から50周年やったんや。それなりに画期的な日付やったのに、メディアの論評も認知もほとんどなく過ぎてもうた。ありがたいことに、アレックスがここにおって、あの金婚式で欠けとったソ連の視点の分析を提供してくれるで。ほな、アレックス。

そうやな。さて、そこに入る前に、1919年のボリシェヴィキ党綱領から、国際連盟創設についてのコメントを一つ読ませてもらいたいんや。というのも、これから話すことは、1975年までにソ連共産党がどんだけ堕落してもうたかを示すことになるからな。1919年のこれや。

「これらすべては必然的に、個々の国家内での内戦と、自衛するプロレタリア国家による革命戦争、および帝国主義列強の軛に対する被抑圧民族の革命戦争との組み合わせにつながる。こうした状況では、平和主義、資本主義下での国際軍縮、仲裁裁判所などのスローガンは、反動的なユートピアにとどまらず、搾取者の武装解除という課題からプロレタリアートの目をそらし、武装解除させるための、勤労者への露骨な欺瞞である」

これが1919年のボリシェヴィキ党の綱領で、こういった様々な機関を作ろうとした最初の試みにコメントしとるわけや。キットがそこで話しとった仲裁裁判所とか国際法とか、そういうもんをな。レーニンの言葉で言うたら、反動的なユートピアなんや。

ほな、レーニンがそう書いてから56年後に、ブレジネフとソ連の他の指導者らが、レーニンが正しく糾弾したことの全部、それどころかもっとひどいことをやるヘルシンキ合意に、喜んで、いや、狂喜して署名したんはなんでや?答えはソ連の軌跡にあるんや。

第二次大戦後、規模も力も増していく一派がおってな、ソ連国内でより親資本主義的な改革を求めて、貿易を通じてソ連を帝国主義の西側とつなげようとしとったんや。この傾向は、フルシチョフ指導部でしばしば矛盾を抱えながら、ジグザグを繰り返して現れた。それが、ソ連のコーカサス地域、アゼルバイジャンなんかで、巨大な石油・ガスの鉱床が発見された後でまた強まったんや。ソ連の指導者らの狙いは、これを西欧に、ひいては最終的にアメリカにも売ることやった。

ほんで、同時期に動きがあった。ソ連は両方に秋波を送り始めたんや。有名なニクソンの中国訪問のことやな。あれが、中国の親資本主義改革につながる時期の幕を開けた。せやけど同時に、ソ連との関係を開く動きもあったんや。ヘルシンキ合意はこの一部で、ニクソン、それから後継のジェラルド・フォード、ジミー・カーターらがやろうとしとったことの一部は、ソ連をアメリカ主導の世界システムの中に埋め込むことやった。特に西欧への石油・ガスの供給を通じてな。

アメリカ議会の内部でも、これをめぐって政治的な争いがようけあった。反動的な議員らが、ソ連とそれ以上の貿易関係を結ぶな言うて、法案をいくつも通したり提出したりしたんや。ヘルシンキはこの駆け引きの一部で、ソ連の指導部は、革命を放棄して、世界革命への信念なんかとっくの昔に捨てとって。実際、50年代のフルシチョフの駆け引きの全体は、西側の指導者らに、自国の共産党が本質的に無害で無力なもんで、モスクワから路線をもらっとるけど、全然革命的ちゃうんやと見せつけることでもあったんや。

もう一度言うけど、この狙いは、主にソ連の天然資源の顧客基盤を西側に確保することやった。その代償は、ソ連が増え続ける人権の教義を受け入れなあかんことやった。ヘルシンキはその一部や。ヘルシンキは最初の頭金、言うたらええかな、ソ連指導部が西側市場へのアクセスと、ゆっくりとした統合のために払った頭金や。自分らだけやのうて、かつて「人民民主主義」と呼んどった東欧諸国も、ゆっくりアメリカ主導の秩序に統合されていくことになる。

ちなみに脇道やけど、キットはよう知っとると思うけど、すでにIMFの融資が、チトーのユーゴスラビアにえげつない条件で出とったんや。後に80年代にアメリカによって全面的に強制された。ポーランドにもえげつない条件で出て、それが70年代のあらゆる災厄を引き起こす一因になった。ハンガリーにもな。こうして、かつて「社会主義圏」と呼ばれた国々は、西側支配の金融システムにゆっくり統合されていって、さらにその方向に進もうとしとったんや。

せやからヘルシンキっちゅうのは、そのときのフォード政権が、ソ連とは一切関係を持つなと要求する超反動的な議会の連中をなだめて、ソ連の側が、アメリカとその急増しとったNGOの群れに、ソ連の内政に介入する権利を実質的に与える方法やったんや。「ああ、反体制派の人権を確保したいんや、言論の自由を確保したいんや」っちゅう言葉で飾ってな。その一方で、アメリカはもちろん、ラジオ・フリー・ヨーロッパやあらゆる心理作戦を強化して、より多くの反体制派を募って、それらの国に戻して、最終的には内側から切り崩すネットワークを立ち上げさせとったんや。ヘルシンキはそのうちの一つにすぎん。

こうした全部の最終的な狙いは、弱体化したソ連を支えの一部として取り込むことやった。ほんで、その請求書はどんどん膨らんでいったんや。ブレジネフはある程度そっちに動いたんやけど、アメリカの要求は絶え間なかった。人権についてのあらゆるくだらん話の裏にある本当の要求は、言論の自由とか結社の自由とか、ブルジョワ民主主義の大事な仕組みとか、そんなんとは何の関係もなかったからや。そんなもんは全部でたらめや。ソ連の指導者らにかけられたあらゆる圧力の本当の狙いは、計画経済を廃止して、国家による外国貿易の独占を廃止して、国有財産を廃止して、…を実行することやった。ソ連への敵意の本当の土台はそれやったんや。半世紀以上も、西側が締め出されてきた違う原理で経済を築いた世界の一角があったからな。それが全てやった。

ほんでいざそうなると、ゴルバチョフ時代っちゅうのはまさにそれやったんや。ソ連経済をアメリカ主導の秩序に、従属的な一部、原料の供給者として組み込むことやった。ほんでアメリカからの最終要求は、計画経済そのものを廃止せえ、そしたら商売したる、っちゅうもんやった。ゴルバチョフは忠実に全部やめてもうた。東欧から全面撤退して、ルーマニアのニコラエ・チャウシェスクに対するクーデターに関与して、その画策も手伝った。あれは実際には西側の作戦というより、むしろソ連の作戦やったと言えるくらいや。そして最終的にゴルバチョフとその一派は崩壊して、バラバラになった。ソ連は最後の反革命に見舞われた。そしてエリツィンが出てくる。

せやけど、ICTYやICCなんかを作ったその建築物はな、ソ連に加えられた政治的圧力の上に築かれとったんや。ソ連内部の反対派を支援して、ソ連の体制を国際的に正統性のないもんにして、内部の親資本主義の潮流を支援するための圧力や。それがアメリカに与えたんは、ソ連の政治に介入する権利やった。逆方向には同じことは適用されんかった。一回もな。ヘルシンキ合意には、社会権なんかについてのあらゆることが入っとったけど、アメリカが自国での人権侵害に対するソ連の監視を受け入れたことが一回でもあるか?まったくあらへん。一方通行やったんや。

ほんで、ソ連の指導者らがそれを受け入れたことは、1975年までにソ連指導部がいかに腐りきっとったかを示しとって、ゴルバチョフがどこからともなく現れたんやないことも示しとる。彼はソ連修正主義の肥沃な土壌から出てきたんや。それはアメリカ主導の秩序の中に自分の居場所を作ろうとしたもんやった。それが最終的に行われたことで、その代償を最後に払ったんはソ連の人々自身やった。ほな、ここでキットに投げ返すで。これを引き取って、もっと先まで走ってくれ。

ああ、もちろんや。うちのコメント欄で、えらいお世辞を込めて「ほんまに理解するには放送を2回聞かなあかん」て言うてくれとる人らがおるんやけど、アレックスが言うたことはじっくり吟味する価値が大いにあると思う。ここにはいろんな筋が絡んどるからな。ほんで、ヘルシンキ合意のせいであらゆる意味でいまだに揺さぶられとる地域の、長年の住人としてな、これはほんまに重大な転換点やったと思う。人権っちゅう概念が、それを破っとるとされる国々を非難する正当化の根拠になった。ほんでそれが、制裁にせよ不安定化工作にせよ、帝国主義の残虐行為を正当化するんや。

一番の遺産は、階級や経済、物質的な条件についての議論を、人権の定義から恒久的に、取り返しのつかんほど切り離してもうたことやと思う。これは一番大事なことの一つやと思う。ソ連では、疑問の余地がないもの、国家の基本機能として当たり前とされとったもんがあったんや。無償教育、住宅へのアクセス、保障された休暇、保障された仕事、そのほか、ソ連末期、ほんで同じようにユーゴスラビアでも、政治家は誰一人としてほぼ全期間にわたって疑問にすら思わんかった基本的な保護がな。むしろそういう保護を改善して、権利を拡大することに焦点があったんや。せやけど、ヘルシンキ合意が定義した人権には、そういうもんが、具体的に、完全に欠けとるんや。

ほんでこの話には、苦い皮肉があってな。ヘルシンキ合意は、ワルシャワ条約機構内で結成された、こうした分離主義の反共産主義グループ全部の実質的な決起の号令であり、宣言文やったんや。ポーランドの連帯とか、チェコスロバキアの憲章77とかな。彼らは明確に、ヘルシンキ合意の実施、ほんでソ連がそれを守っとるかどうかの監視を掲げて活動しとった。このグループは、全米民主主義基金(NED)やCIAから莫大な資金をもらって、ヘルシンキの人権議定書のコピーを世界中、特にワルシャワ条約機構圏の人々に配って回ったんや。

ほんで、えらい苦い皮肉なんやけど、憲章77は1980年代に西側を巡業して、ソ連の全体主義との闘いを語っとったんや。実は、彼らが言うとったことの多くは、共産主義に非常に好意的、というか強く支持するような内容やった。代表者らは、共産主義のあらゆる…を維持したいんやとはっきり言うとった。アイルランドで、確か前にあったと思うんやけど、憲章77のメンバーがあるイベントで講演して、えらい反ソ連の内容として宣伝されとったのに、実際は大半の時間、チェコスロバキアの階級制度が根絶されて、金持ちの家に生まれたというだけで優位や優先権を持つ人間がおらん社会が作られたのを、自分らの目でどう見たかについて話しとった記録が残っとるんや。

ほんで、中・東欧の実に多くの人々が、ああ神様、その素朴さを祝福してやってほしいけど、1980年代に信じとったんがそれやと思う。「ええもんは全部維持して、それに加えて政治的自由とかなんとかを手に入れるんや」てな。これは今でも東ドイツで非常にそうや。ええもんは全部維持して、政治的自由も手に入れるんや、て。それが売り込み文句やったことも、結果として起こることやったことも、一回もなかったんや。

さて、ヒューマン・ライツ・ウォッチのことを言うたけど、この組織とそこで働く全員に対するわしの軽蔑は底なしや。さて、ヒューマン・ライツ・ウォッチの現ディレクターのケン・ロスな。カリム・カーンがICCから追い出されそうな雰囲気になったとき、ケン・ロスはツイッターに張りついて、カーンは間違うた男やとか、国際正義を守らなあかんとか、そんなことを投稿しとったんや。カーンを排除する目的全体が、ICCが二度と何もせんようにすることなんや。何も、やけど特に、西側の指導者やその代理人、傀儡が何かやったことで裁かれる可能性すら、持ち出さんようにするためや。

ほんで、まあ、ひょっとしたら、傀儡のICCを許して、トランプのブランドでも付けて改名して、よろよろ生き延びさせるかもしれんけどな。でもケン・ロスがICCの弔いの鐘を鳴らしとるのは特に皮肉なんや。というのも、わしが書いたもんで、わしのサイトで読めるんやけど、実はわしの一番人気のエッセイの一つで、それは嬉しいし誇りに思うとるんやけど、ヒューマン・ライツ・ウォッチが、先に言うたICTYの創設にいかに決定的な役割を果たしたかを記録したんや。

ユーゴスラビアについては、ICTYにも触れた2回シリーズの特集を丸ごとやったから、ぜひ見てほしい。あの放送で言うたことは全部、今でも支持するで。アレックスも同じやと思うけどな。せやけど、ICTYは、いろんな理由で深刻な欠陥があった。その点を細かく掘り下げるんは今はやめとく。ただ、要点はな、ICTYの創設は、元ユーゴスラビアで犯されとると言われとった、そして実際に絶対に犯されとった残虐行為を理由に、ヒューマン・ライツ・ウォッチが特に後押ししたもんやった、ということや。

彼らが言わんのは、ヒューマン・ライツ・ウォッチがユーゴスラビアの破壊に絶対的に根本的な役割を果たしたことや。彼らの役割は、ユーゴスラビアが粉々にされることをアメリカが支持するための世論の合意を作り出すことやった。というのも、公式には、西側諸国、ヨーロッパもイギリスもアメリカも、ユーゴスラビアを維持することにコミットしとったのに、実際には、それを解体しようと力の限りを尽くしとったからや。

80年代後半から90年代の初めにかけて、ヒューマン・ライツ・ウォッチは、アメリカにユーゴスラビアを解体せえと、直接的に、あるいはほぼ直接的に求める一連の報告書を出した。しかも、多くの人が、ごく当然のことやけど、ユーゴスラビアの解体は、いろんな側の人々が混じって暮らしとることなんかのせいで、とんでもなくむごたらしい紛争を引き起こすやろうと信じとることを、積極的に認めとったんや。

その十字軍を率いた女性が、ヒューマン・ライツ・ウォッチ、というかヘルシンキ・ウォッチの創設者、ジェリ・ラバーやった。彼女は1990年の末に、ニューヨーク・タイムズに「なぜユーゴスラビアを一つの国に保つのか」っちゅう論説を堂々と書いたんや。そこではあらゆる場所で行われとるひどい人権侵害について語って、それを防ぐためにアメリカはユーゴスラビアを粉砕せなあかん、と述べとった。

ほんで2002年12月まで時間を進めると、ジェリ・ラバーは、スロボダン・ミロシェヴィッチのICTY裁判に専門家証人として出廷した。ミロシェヴィッチに反対尋問されて、彼女はユーゴスラビアの文化、歴史、法制度、政治制度についての、驚くべき無知をさらけ出したんや。チトーがクロアチア人やったことすら知らんかった。ええか、ユーゴスラビア破壊のための世論の合意作りに決定的な役割を果たした専門家が、チトーがかなり有名なクロアチア人やったことすら知らんのやで。

彼女の証言で深く恥ずかしかった点はそれだけやない。ユーゴスラビアの首相に何人もクロアチア人がおったことも、クロアチア戦争が勃発したとき、実はユーゴスラビアの国防省がクロアチア人に牛耳られとったことも、まったく知らんかった。これは面白い詳細で、ヒューマン・ライツ・ウォッチやICTYが、あの戦争がなんで起きたか、そこで何が起きたかについて言うとることの多くを、かなり損なうもんなんや。

ただ、要点はな、これらの点についてのラバーの無知は、実のところ別に例外的でも特筆すべきことでもないんや。むしろこれこそ、こういう組織が働いてきた、そしてそれ以来ずっと働き続けとるやり方の見本やと思う。つまり、極めて無知な西洋人が外国に行って、現地の人間から「残虐行為があった」とされる話を聞かされる。それを書き上げて、メディアに載る。ほんで人々が「なんとひどい」と思う。そしてそれが西側の介入のための太鼓を叩くことになるんや。そう、それがずっとやり方やったんや。

さて、スパイらや。これが連中の仕事やからな。西側の諜報機関は、ICTYを、望む筋書きを何でも押し進めて、一見中立な人間らにお墨付きを出させる、絶好の機会と見たんや。連れてこられた証人にも、完全にゴミみたいなんがようけおった。たとえば、残虐行為を自分の目で見たと主張しとったけど、反対尋問で自分の子どもの名前すら思い出せんと認めた男もおった。冗談ちゃうで。あるいは、セルビアのプロパガンダの専門家やのに、セルビア語もほかのバルカンの言語も話せへん男もおった。ICTYの創設に注ぎ込まれた専門性のレベルがこれや。

ほんで、ICTYの「成功」とされるもんが、ICCの創設につながったんや。ほな、これでICCがどういうもんやったか、今どういうもんか、わかるやろ。そう、諜報屋のための情報の集積所みたいなもんや。いつもの通りMI6が主導して、ほかの西側諜報機関も、という広い枠組みの中にはまっとる。

そうなんや。これはOPCW(化学兵器禁止機関)への浸透で、シリアの汚い戦争のあいだ、でっち上げの化学兵器攻撃にお墨付きを与えるために使われて、悪用されたんや。こういう一見中立で客観的な仕組みがあることで、特定の証拠は隠せて、特定の証拠、汚染されたもんであれ、完全にでっち上げたもんであれ、何らかの形で歪められたもんであれ、提出できるようになる。仕込まれた証人とか、完全に捏造されたもんとか、そういうのをな。

これは連中にとって絶好なんや。たとえばイラク戦争みたいに、イラクにありもせん化学・生物兵器があるとMI6が堂々と嘘をついてバレた例とは違って、そういう黒いプロパガンダの責任は、代わりにOPCWに押しつけて汚れ仕事をやらせられるからや。

ほんで、フランク・キットソンのことを思い出させられるな。まだ見てへん人は、うちのアイルランド特集もぜひ見てくれ。彼は、反乱鎮圧戦では、法を単なる武器の一つとして使うべきで、望まれん市民の処分のためのプロパガンダの隠れ蓑にせえ、と言うたんや。心理の領域で、かなりの対反乱戦が戦われてきたんや。その最前線にあるのがICCや。

ほんで、冒頭で言うたように、諜報機関を含む、巨大な国際的な星座、巨大な国際産業があるんや。ほんで、多くの人間がそれに関わっとって、実際にICCも、民間の、いわゆる「独立した」形でそれをやっとる。

そうなんや。ほんで、このクソを信じ込んで、帝国の暴走を防ぐために帝国の暴走に訴えとったことに気づけんかった、数えきれん人々がおるわけや。しかもその帝国の暴走が、ガザのジェノサイドっちゅう形で現れとるのにな。それで、知っとくべきことは全部わかると思う。

それとな、わしが見る限り、ウクライナ代理戦争の最初の頃は、西側のエリートらに、プーチンを裁きにかけたい、それができると本気で信じて望む気持ちがあったんやと思う。そんなことは起こらん。ほんで実際、これらの国が…できへんかったことは。

ほんで、最後にこれだけ言わせてもらうけど、わしはジャーナリストとして、法律の専門家やないし、それが全然問題やとは思わへん。だって全部完全なでたらめやからな。せやけど、NGOとか、あるいは国々の調査結果に基づいた記事をいくつか書いたことはある。イスラエルが、これとこれとこれについて有罪やと示すことには、ある程度の価値はあると思う。それらは以前に訴追されて、有罪判決につながったもんやからな。せやけど、それがほぼ終わりや。

ほんで、わしが見る限り、まだ何人かおるんや。少なくとも彼らの発言から受け取るメッセージはそうなんやけど、プーチンはウクライナで犯された戦争犯罪、まあ戦争犯罪とされるもんに責任を取らされるべきやと考えとって、そして実際に、ネタニヤフも、純粋な重力かなんかで、いつかは被告席に着くと信じとる。そんなことは起こらん。起こらんのは、そうなるはずのもんやないからや。ICCにはそれをすることが許されとらんのや。

そうやな。まあ、これもまた、戦艦に自分自身に向けて砲撃せえと頼むようなもんやな、本質的には。せやけど、これは、そういう人間の多くが、ほんまにどれだけ驚くほど素朴かを示しとる。多くの人間、特に1990年代に成人した連中は、国際的な法的基準があった時代があったっちゅう信念から抜け出されへんのや。もちろん、そんなもんは一回もなかった。あったんは、アメリカ帝国主義が指定した敵に対する勝者の正義だけや。ほんでアメリカ帝国主義の一極時代は、だいたい1991年から、まあ、だいたい今までやけど、あんたが説明してきたまさにその過程で特徴づけられとったんや。

ちなみに、アムネスティ・インターナショナルはな、実はえらい怪しい組織で、初期には、第二次大戦中にイギリスの暗号解読者やった男、ピーター・ベネンソンによって創設されたんや。初期にはイギリス外務省がスポンサーやった。その組織がどういう性格かが、それでわかるやろ。しかもベネンソンは狂信的な反共主義者で、アムネスティは一度、ネルソン・マンデラを「良心の囚人」リストから外したんや。南アフリカ共産党に関わっとったからや。ほら見てみ。どうやら良心っちゅうもんは、自由主義までしか届かんらしい。それ以上は届かんのや。

ほな、過去30年以上、今で35年になる、構築されてきた法秩序の話に戻るで。これがやったことは、国際正義の名の下に(それを他のいろんな「国際統治」の形にも結びつけられるけどな)、世界銀行、世界貿易機関、国際通貨基金、そのほか似たようなもんが、ほんまに国際的で、ほんまにグローバルで、アメリカとイギリスと西欧の帝国主義列強の狭い利益以外の何かを代表しとるっちゅう考えのことや。これは1990年代の妄想や。

まあ確かに、今どきIMFや世界銀行やWTOについて妄想を抱いとる人間はもうほとんどおらんけどな。最後のやつについては、中国政府はまだ妄想を持っとるかもしれんけど。ただ、90年代に作ろうとした国際法秩序は、まだちゃんとそこにあるんや。ほんで、それがもたらしたんは、人々が期待したような、戦争犯罪や弾圧の犯罪を犯した全員を裁く中立的な機関やなかった。そんなゲームになるはずは最初からなかったんや。

もたらしたんは、アメリカがICTYみたいなもんを支持する立場から、ICCについては、確実に設立させて、しかも自分らには絶対に、絶対に、絶対に適用されんようにする立場に移ったことやった。元英外相のロビン・クックですら認めとったように、ジョン・マケインやジョン・ボルトンらがはっきり明確にしたようにな。これはわしらのためのもんやない、あんたらのためのもんや。わしらがあんたらを裁く。つまり、わしらの標的になる者らをな。あんたらがわしらを裁くことは絶対にない。ボルトンやマケインの言い方は、少なくとももう少し正直やったで。

ただ、根本的にそれがもたらしたんは、アメリカが、アングロ帝国世界秩序の二つの中心の一つとしての役割の結果として(もう一つはもちろんロンドンや)、中立的な国際法やなしに、アメリカの管轄権が世界のどこにでも及ぶっちゅう主張に基づいた、国際的な法的枠組みやった。というのも、この90年代の動きは最終的にそこへ行き着くからや。つまり、アメリカ本土とその直接の領土のために作られた法律を、どこでも執行できると主張するんや。

外国の元首を、たとえば麻薬密売で訴追できるとな。マドゥロにやったことがそれや。「太陽のカルテル」っちゅうでっち上げの組織を使ってな。もう一回言うけど、でっち上げの組織で、存在せえへんで、起訴状からも外された。せやけど、そんなことができること自体が、長年アメリカが目指して進んできたことの産物なんや。制裁体制に関して、国際法的管轄権を主張した。イランと商売をした会社に、ちょっとでも変な目を向けただけの人間に対して、二次制裁を実行する権利を主張した。

ほんで、SWIFTシステムとか、国際銀行システムとか、ニューヨークとロンドンを経由する国際決済システムを一元的に支配しとるから、この国際秩序の中心、一極世界の中心にある二つの帝国主義国に、前例のない法的・金融的な力が与えられて、人々に罰を課せるようになったんや。

たとえば、ジャック・ボーみたいな人間がなんでEUに制裁されとるか、っちゅうのを見たら、国境を越えて働く国際法についてのあらゆる話が、最終的に行き着くんはここなんや。強い国家が、その時々で気に入らん相手に誰彼かまわず罰を与える権利や。

ほんで、これはアメリカが外国の元首を自国の法廷で裁判にかけるところで終わる。その行動は全部、アメリカ自身も認めとるように、ベネズエラ国内で行われたもんやのにな。アメリカが主張する怪しい理屈は、「ああ、あいつは麻薬密売人で、その麻薬の一部がアメリカに行き着いた」っちゅうもんや。全部でたらめや。ほんで、これは1980年代後半のパナマ侵攻の言い訳にも遡るんや。もう一人の元CIA月間最優秀職員、マヌエル・ノリエガを排除するためのな。彼は麻薬密売人と呼ばれた。実際、確かに麻薬密売人やったんやけど、麻薬密売のほとんどは、CIAの職員やった頃にやったことなんや。そういうこともあるんやな。

せやけど、これが帝国主義の力が行き着くところや。ほんで、1880年代、イギリスが首都の近くまで川を砲艦で遡って、数時間砲撃して、ほんで物を盗んどった時代とは違って、近代では、ニュルンベルク裁判やその他の国際法の前例を作った事件の後やから、すべてを人権の言葉、平等の言葉、合法性の言葉で飾らなあかんようになった。せやけど現実には、アメリカが尊重する唯一の合法性は、自国の法律だけやし、その法律ですら、自国のエリートには絶対に適用されんようにするんや。

ほんで、もっと先に進む前に、ニュルンベルクの例について最後に一言な。ニュルンベルク裁判が行われたんは、第二次大戦で勝者側におったソ連が、それを強く主張したからなんや。イギリスの軍と政治の上層部では、ナチの将軍らを大勢裁判にかけることに対して、深い反対があった。なんでか?イギリスとアメリカの将校団は、こいつらに一種の親近感を持っとったからや。結局、「命令に従っただけや」っちゅうナチの弁明は、イギリスやアメリカやフランスの将校ら自身も使うことになる弁明やったからな。

しかもナチの将軍らが犯した犯罪は、フランス、イギリス、アメリカがそれぞれいろんなレベルで自分らも手を染めた犯罪やった。ニュルンベルクが進んだんは、ソ連が、東欧のソ連の人民に対して巨大な犯罪を犯した男らに対する、何かしら国際的に認められた裁判がなければあかんと主張したからや。せやけど、あらゆる段階でイギリスの軍と諜報の連中に反対された。当時政権の外におったチャーチルにも反対された。

しかも西ドイツでは、アメリカとイギリスが可能な限り早く切り上げて、諜報や軍の機構で働いとった、とんでもなく有罪な男らの大半を雇い入れることができるようにしたんや。せやから、こういうリベラルの連中が漏らすほど大騒ぎする、その前例そのものが、あいつらみんなが嫌っとるソ連が最初に主張したからこそ実現したんやで。イギリス人とアメリカ人に任せとったら、せいぜいゲーリング、ヒムラーの死体、ルドルフ・ヘス、あと何人か、ユリウス・シュトライヒャーとアルフレート・ローゼンベルクあたりを裁判にかけるくらいで済ませとったやろ。残りの機構は、おとがめなしで逃げおおせとったはずや。実際、連中が望んどったのはそういうことなんや。

せやから、次にリベラルがニュルンベルク裁判を恍惚と語り出したら、思い出させたり。ニュルンベルク裁判は、スターリンがあいつらにもたらしたもんやて。

ああ、それは隠された歴史っちゅうやつやな。それとな、ついでに左派をもうちょっと蹴っとくと、この歴史が隠されとる理由はな、「西側がええモンや」っちゅうロマンチックな物語に水を差すからやと思う。ほんまに単純で、子供っぽくて、二項対立で、白か黒かの話や。せやけど、MI6やCIAを動かしとるキチガイらは、ある程度は、ほんまにこれを信じとるんやと思う。特にMI6はな。ほんまに信じとると思う。ジェイコブ・リース=モッグが、タッカー・カールソンとの対談で、まさにその論法を堂々と使っとるのを、わしら見たところやしな。これはほんまに蔓延しとって、最終的にそれに引っかかる人間が大勢おるんや。

シリアは、多くの点で、非常に、非常に捉えどころがなくて、興味深くて、あんなに露骨であからさまな、また一つの政権転覆工作に、いったいどないして、あんなに多くの人間が引っかかったんかについて、真剣な検証があんまりされてへん。国際正義・説明責任委員会(CIJA)は、CIAやMI6の人間が運営しとって、シリア戦争が始まる前に、シリアの官僚を…連れていくために設立されたんや。せやから、戦争が実際に始まる前に設立されたんは、なんとも都合ええ偶然やな。

せやけど、こいつらはまたICTYで腕を磨いた連中で、シリア危機が勃発する何カ月も前から準備しとったんや。わしは、シリアにおったイギリス諜報機関の隠れ蓑を、いくつも取材して報じてきた。その複数が、シリア人にビデオ制作を訓練して偽旗攻撃を演出させることに加えて、国際人道法についても明確に訓練しとったことに言及しとる。特に、少数派や女性に、国際人権法の下での権利を教えることに焦点が置かれとった。せやから、ようけの事件を、…できるようになるんや。

しかもそれに加えて、証人への指導が、またも膨大にあった。メディアにどう話すか、人権団体にどう話すか。ほんで、その訓練をしとった連中は、これらの残虐行為を引き起こす手助けをしとった、同じ連中やったんや。関わっとった人間らは、そのことを認識しとらんと思う。そんな自己認識はないと思うんや。あいつらはそれほど自己陶酔的で、サイコパスで、ほんまに見えてへんのやと思う。

つまり、シリア人に国際法の大切さとか、政府の責任をどう追及するかを教えると同時に、ISISに資金を出しとるんや。この残虐行為を犯しとる武装勢力に武器を与えて訓練しとって、国家による残虐行為とされるもんが起きとる戦争そのものを作り出しとるんやで。せやけど、それはまたしても、意図的に、完全に抜け落ちとるんや。

アムネスティの件やけど、わしは調査を書いたんや。ぜひ見てほしい。この調査は、わしが望んだり思ったりしとったほどの影響は与えられへんかったけど、あの時点でシリアはもうだいぶ忘れ去られとったからやと思う。アムネスティ・インターナショナルは、シリアの汚い戦争の最前線におった、数多くの個人や組織と、深くて一貫したつながりがあるんや。インコストラットっちゅう会社があって、リーク・ファイルの中で、アムネスティ・インターナショナルのソーシャルメディア戦略を手伝っとったと言及しとる。イギリス諜報機関の隠れ蓑が絡んどるのを考えたら、これはかなり気味が悪い話やで。

つまり、現地でこの西側の代理人らによって、ものすごい数の人々が最も恐ろしい状況で殺された、極めて残虐な汚い戦争のために、効果的なPR活動を全部やると同時に、アムネスティ・インターナショナルとの関係も維持して、ブランディングを手伝っとるんや。ほら、この手のもんがどんだけ閉じた輪っかになっとるか、ってことや。

しかも、アムネスティの神聖な地位のせいで、たまにはええ仕事もするんやけど、たいてい最近は跡形もなく沈んでまう、という点にはまだ触れてもおらん。いつも通り、彼らが取り上げるあらゆることで、西側の役割には触れへん。これはよう見落とされる特徴や。1970年代、アムネスティ・インターナショナルは、非の打ちどころのない客観的な情報源という評判を得とったから、イスラエルは、アムネスティを、反ユダヤ主義についての偽りの話を広める、そしてパレスチナの抵抗を…するための、絶好の手段と見たんや。

アムネスティ・インターナショナルは、必ずしもその用語を使うてへんくても、いや多分、何度も使うたと思うんやけど、「テロリスト」とされる人間が裁かれることについて語っとったし、非国家主体を専用の法廷でどう責任追及できるかについての解説を出しとった。そういう全部な。彼らはこの全体の中で、非常に重要な結節点なんや。しかもそれを非常に自覚的にやっとる、とも付け加えとくで。

しかも、この組織が何で、そこで働いとる人間がどんな連中で、この組織が果たしとる役割がどんなもんか、オープンソースから分かっとる全てにもかかわらず、その不思議なほど揺るがん評判の証拠として言うとくと、わしはアムネスティ・インターナショナルをめぐって、左派の人間から膨大な反発を食らったんや。過去にええことをしたことがあるからっちゅうてな。ほんで、いや、A、ほんまにそんなにええことやったんか?ほんまにそんなに大したもんやったんか?B、そこが狙いなんや。こういう組織を作ることで、出すもん全部がアジプロやクソみたいな政権転覆プロパガンダやない、っちゅう状態にするんやけど、肝心な時には、そうなるんや。

わしの調査でも書いたけど、シリア危機のあいだ、アムネスティ・インターナショナルの役員が、ティーン・ヴォーグに、シリア空爆を求める論説を書いとったんやで。冗談ちゃうで。ほんまに起きたことや。ほんでそれは、ほかの人権団体なんかもそうやけど、諜報機関のプロパガンダの、絶対に理想的な導管で、文化への感染装置なんや。

それで、これが多くの人間が、無意識のレベルでこのゴミに引き寄せられる理由やと思うんやけど、ヒューマン・ライツ・ウォッチの語り口とその成果物、アムネスティも同じやけど、その中にはな、「西側はええモンで、文明化された、啓蒙された人間や」っちゅう考え方が含まれとるんや。犯罪を犯しとるんは、汚くて、臭くて、いやらしい外国人らで、あいつらは後進的なんや、て。それが非常に中心的な含意や。たとえば、HRWやアムネスティの中国報道を読んだら、それは相当はっきり感じられると思う。

しかも彼らの中国報道の多くは、共産主義的なもんを指さして、共産主義やからダメや、と言う、あのでたらめな反共のルートをたどるんや。ほんで、反革命勢力やファシスト勢力に対する世界的な闘いの文脈では、それを心に留めておくことが非常に重要なんや。

ほんまにそうやな。ほんで、ここが議論を締めるのにええ場所やと思う。というのも、聖なる牛を、一頭や二頭やなく、少なくとも三頭、内側も外側も屠るところまで来たからな。『デクライン・アンド・フォール』の一回としては、なかなかええ調子やと思う。

それと言うとくべきなんは、PSYOPに引っかからんようになりたかったら、さっきキットが使った言葉で言うたら「ええ仕事もする」組織を、捨てる覚悟が要る、っちゅうことや。それが要点や。あからさまに人種差別的なプロパガンダチャンネルを持つこと自体は、もちろんイギリス政府がやっとることや。あいつらは年中あからさまに人種差別的なもんを流しとる。それがGBニュースの目的なんや。せやから放送を許されとるんや。

せやけどそれには、リベラルな感性のため、左寄りの人間のための、付随物が必要で、それが西洋優越主義とネオコロニアリズムへの支持の感覚を植えつけ続けるんや。それがアムネスティ・インターナショナルみたいな組織の仕事や。左翼を名乗りながら、狂信的に反共で、狂信的に介入賛成の、いろんな組織の仕事や。しかも、その中には自分らを革命的組織と名乗るもんまである。

せやけど、ジョン・ル・カレのセリフに戻るとな、ジョージ・スマイリーが、ロイ・ブランドと話しとる場面や。ブランドは東欧が専門の左翼の学者で、ずっと前に「サーカス」(MI6)にスカウトされた男や。つまり、彼の仕事は、MI6の予算がなかったら誰も聞いたこともないような小さな左翼組織を運営することやったんや。そういうのはようけあって、大きいのもあれば小さいのもあるけど、多くは、森にいるわしらの古い友達にまでたどれるんや。

『メディア・ツワッツ』では、これからまだまだあるで。諜報とメディアを結ぶ、いわば「ツワッツ連合」の特別編が出るかもしれん。そのバナーの下には、ようけの個人の名前が挙げられるやろ。それに、もうすぐ、さらにワクワクする番組が来るで。せやから、チャンネルはそのままで。サブスタックの登録もよろしく。経済的に支援できる人は、ほんまにありがたいし、この最高評価の、というか、高品質で啓発的としか言いようのない番組をもっと届けるのに役立つんや。あんたの「アンチ・サイオプ」チャンネルやと思ってくれたらええ。PSYOPに引っかからんようになりたいんやったら、『デクライン・アンド・フォール・ショー』が一番最初に来るべき場所で、実際、あんたが来なあかん唯一の場所や。

ほな、今週の「ひと言」は、ホジャ(ホッジャ)の地下壕におる同志の共同ホスト、キットに渡すで。

ああ、これは速報やねんけど、この回が放送される頃にも状況はあんまり変わっとらんと思う。ポール・メイソンが、共産主義の世界史を語るとか言うとる、あの見るに堪えん著書『レッズ』の一章を宣伝しようとしたことを、みんなに知らせとくわ。昨日の朝にシェアしたんやけど、「いいね」が一個ついただけやで。

せやから、そのことで、紳士淑女のみなさん、ぜひ「いいね」して、シェアして、登録してな。メイソンやアムネスティ・インターナショナルやヒューマン・ライツ・ウォッチ、そのほかわしらの敵対者とは違うて、わしらには政府がついとらんからな。ご視聴ほんまにありがとう。情報空間がでたらめと、全然意味も重要性もないニュースで汚染されとるからこそや。そしてそれがなんでなんかを説明するために、わしらはここにおるんや。ICCと国際正義、そのほか多くの間違うた連中について、この放送でそれができたことを願っとる。ご視聴ありがとう。もう一度、「いいね」、シェア、登録をお願いするで。友達にも、近所の人にも伝えたってな。ほな、またすぐ会おうな。闘いを続けるんやで。